JPS5943216Y2 - ピユアパツクの付属容器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、上部が入母屋形状をしたピュアパンクの２パ
ンク間に、他種食品や景品類等を備付けるための付属容
器に関するものである。

この種の包装容器はピュアパンクの各隣接斜面がなす谷
間上に糊付は等で接着固定してしまえば確り取付けるこ
とはできるが、工場内での装着時または購入者側での取
外し時に夫々手間が掛らないようにするためにはワンタ
ンチで着脱ができれば望ましい。

本考案は、ピュアパンクの入母屋型上部で夫々左右に位
置する窪みを利用することにより、フンタンチでしかも
確り取付は可能なピュアパンクの付属容器を提供するこ
と、を目的とする。

即ち、本考案に係る付属容器においては、容器本体をピ
ュアパンクの各隣接斜面の谷間内に嵌込み載置可能な形
状に形成し、その底部の左右斜辺に夫々舌片を一体成形
し、それら各舌片を入母屋上部の左右窪み内に折込み挿
置することにより、容器本体を２パンクのピュアパンク
間に着脱自在に取付は得るように構成されている。

以下、これを図示実施例に基づいて説明すれば、次の通
りである。

図示容器は、容器本体１と、その略Ｖ字状をなす底部の
左右斜辺に一体成形した舌辺２，３，４゜５とから構成
されている。

容器本体の底部１０゜１１はピュアパンクＡ、Ｂの各斜
面と略同−面積を持つものであり、それら２面でピュア
バックＡ。

Ｂの各隣接斜面のなす谷間内に嵌込み可能な略Ｖの字を
形成するようにされている。

一方容器本体の上部は図示実施例では水平に形成されて
いるが、これをドーム形又はその他の形状に形成するこ
とも可能である。

各舌片２，３，４．５は、ピュアパンクＡ、Ｂの谷間底
隅Ｃより夫々対角線上を谷折りして左右斜辺の裏面形状
に相応した三角形状が形成可能な略四辺形状となってい
て、その折曲斜辺２ａ、３ａ、４ａ、５ａは、各ピュア
バックＡ、Ｂの左右窪みり、Ｅ内に各舌片を折込み挿置
する際、各窪みり、Ｅの奥手側に位置し、前記三角形状
の舌片が斜面を左右から抱え込むよう配置される。

尚この四辺形に型抜き形成した舌片に変え、夫々、前記
折返し片を斜辺とした三角形状のみであって、該三角形
状の舌片で斜面を左右から抱え込むように形成すること
もできる。

この容器は紙、プラスチックを適宜形状に型抜き成形し
、その抜き型を折り曲げるようにして組立てることがで
きる。

図示の如く、容器本体を逆台形状に形成する場合には、
展開状態内面を示す第２図の抜き型を破線に沿って内側
へ折り立て、また二点鎖線に沿って外側へ折り返すよう
にすればよい、この容器では、左右の側面１２，１３ａ
。

１３ ｂ カ各ピュアパンクＡ、Ｂの立上り封緘部Ｆ。

Ｇと高さが一致し、上面１４がその間で水平状に位置す
るよう形成されている。

左右いずれかの片側面を形成する型抜き部１３ａ、１３
ｂは容器本体を筒体に固定するよう糊付けされ、前後の
側面１５．１６は単に筒体の開口を塞ぐよう折り込む。

また、これら前後側面１５，１６の一方には突片を設け
て（図示せず）、容器の蓋開閉の際の摘みにすることが
できる。

図中１５ａ、１６ａは前記側面１５．１６の各辺に連設
する差し込み舌片である。

このように構成する付属容器では、ピュアパンクの収容
物に応じた他種の食品、例えば牛乳パンクではシュガー
やビンチャータイプのミルク等を、またジュースパンク
では栄養添加剤等を収容することができる。

或は亦、玩具や文房具等の景品を付ける容器としても用
いることができる。

そして適宜の付属品を収容した容器本体１は、ピュアパ
ックＡ、Ｂを２パンク並べた状態で、各片斜面が形成す
る谷間内に底部を嵌込むようにして載置する。

次に、各舌片２，３，４，５は斜辺２ａｔ３ａｔ４ａ
、５ａを夫々谷折りし、ピュアパンクＡ、Ｂの各窪みり
、Ｅ内に折り込み挿置する。

その状態では、屋根斜面の裏面と窪み内斜面との二面に
斜辺２ａｙ３ａｓ４ａｓ５ａを介して舌片が突張り・接
触するため、容器本体の支持を確実にできる。

また、各斜辺２ａ、３ａ、４ａ、５ａは、窪みり。

Ｅの奥手挟間内に差込み挾持されて、ピュアパンクＡ、
Ｂの斜面を左右より確り抱込むようになる。

水平状態を呈する上面１４は他のピュアパンクを載置す
る台座とすることができ、運搬、陳列等の際に数個線に
載せて整然と積重ね得るものである。

以上の如く、本考案に係る付属容器に依れば、２パンク
のピュアパンク間にあってもワンタッチで着脱できると
共に、確りとした容器本体の取付けを可能化することが
できる。

更に２パンクのピュアパンクを連結する連結具の役目も
果たし、その取り扱いが至便であって、本考案の実用的
価値は多大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係る付属容器の組立体斜視図、第２図
は同容器の展開平面図、第３図は同容器のピュアバック
間の取付状態説明図である。 １・・・・・・容器本体、２，３，４，５・・・・・・
舌片、Ａ。 Ｂ・・・・・・ピュアパンク。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. １．上部が略入母屋形状をしたピュアパンクの２パンク
   間に、他種食品や景品類等の付属品を備付けるための包
   装容器であって、その容器本体を入母屋上部の各隣接斜
   面がなす谷間内に嵌込み載置可能な形状に形成すると共
   に、略Ｖ字状を呈する底部の左右斜辺に、夫々少なくと
   も裏面形状に相応した三角形状部を有する舌片を、該本
   体側へ折曲可能に設け、斜面を左右から抱え込むように
   して該舌片を入母屋上部の左右窪み内に折込み挿置する
   ことにより、容器本体２パンクのピュアパンク間に着脱
   自在に取付けるよう構成したことを特徴とするピュアパ
   ンクの付属容器。 ２、前記各舌片が、略四辺形の型抜き片を谷間の底隅位
   置より対角線上で谷折りして形成されているところの実
   用新案登録請求の範囲第１項記載のピュアパンクの付属
   容器。