JP3049860U - 化粧品等の運搬・陳列用容器 - Google Patents
化粧品等の運搬・陳列用容器Info
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- JP3049860U JP3049860U JP1997010302U JP1030297U JP3049860U JP 3049860 U JP3049860 U JP 3049860U JP 1997010302 U JP1997010302 U JP 1997010302U JP 1030297 U JP1030297 U JP 1030297U JP 3049860 U JP3049860 U JP 3049860U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】化粧品や文具等を輸送し或いは陳列するための
容器に関する。 【解決手段】長方形の開口部を有し、この開口部の短辺
の上縁に内側に折り曲がるフィンを備えた外箱と、前記
開口部の長辺に沿う一対の立片とこの立片の下縁を結ぶ
底部を有し、この開口部の短辺に対しては立片を有さな
い内箱を外箱の開口部内に収納した容器にかかり、前記
内箱は一対の立片の上縁に同一位置にスリットが形成さ
れ、このスリット内に仕切りプレ−トを嵌め込んで多数
の収納スペ−スを区画し、更にこの立片の左右端には上
縁より縦長の切り欠き部を形成したものであって、当該
切り欠き部に外箱のフィンが折り曲げられて嵌合した化
粧品等の運搬・陳列用容器。20‥内箱、21、22‥
立片、210 、220 ‥平坦部、211 、222 ‥先端
部、22a 、22b ‥切り欠き部、23‥底面、24、
25‥スリット、26‥仕切りプレ−ト。
容器に関する。 【解決手段】長方形の開口部を有し、この開口部の短辺
の上縁に内側に折り曲がるフィンを備えた外箱と、前記
開口部の長辺に沿う一対の立片とこの立片の下縁を結ぶ
底部を有し、この開口部の短辺に対しては立片を有さな
い内箱を外箱の開口部内に収納した容器にかかり、前記
内箱は一対の立片の上縁に同一位置にスリットが形成さ
れ、このスリット内に仕切りプレ−トを嵌め込んで多数
の収納スペ−スを区画し、更にこの立片の左右端には上
縁より縦長の切り欠き部を形成したものであって、当該
切り欠き部に外箱のフィンが折り曲げられて嵌合した化
粧品等の運搬・陳列用容器。20‥内箱、21、22‥
立片、210 、220 ‥平坦部、211 、222 ‥先端
部、22a 、22b ‥切り欠き部、23‥底面、24、
25‥スリット、26‥仕切りプレ−ト。
Description
【0001】
本考案は化粧品や文具等を輸送し或いは陳列するための容器に関する。
【0002】
化粧品や文具等の輸送用容器は一般にはダンボ−ル等の紙製容器が用いられて いるが、これはそのまま陳列用の容器としては見栄えが悪く、通常は運搬用容器 より取り出し、陳列用容器に並べ換えて売られている。 図6はかかる運搬用容器の具体例であり、ダンボ−ル製の容器1とこの容器内 を商品の大きさに対応して適当な大きさに区切る仕切り板2とからなっている。 そしてこの容器1は、図示はしないが一般には折り畳み式となっていて仕切り板 2も縦横の仕切り板21 、22 を組み合せたものが用いられている。
【0003】 通常はこの仕切り板21 、22 は図7に示すように夫々の仕切り板21 、22 に形成した切り込み211、221を嵌め合わせたものであるため、商品がそのスぺ −ス内に入っている場合はよいが、これが取り出された場合には図の点線で示す ように仕切り板21 がその位置を変えてしまうことが多くて安定感がなく、しか も見栄えがよくない。
【0004】 そして何よりも容器自体がダンボ−ル等で構成されているため、例えば化粧品 等の陳列容器としてこれを使用することはできず、別に準備した例えば透明なそ して肉厚のアクリル樹脂板をもって構成された陳列容器に移し代える必要があっ た。
【0005】
本考案は主として、化粧品等の運搬や陳列用の容器として使用される新たな容 器を提供するものである。
【0006】
本考案は以上の課題を解決するためになされたものであって、その要旨は、長 方形の開口部を有し、この開口部の短辺の上縁に内側に折り曲がるフィンを備え た外箱と、前記開口部の長辺に沿う一対の立片とこの立片の下縁を結ぶ底部を有 し、この開口部の短辺に対しては立片を有さない内箱を外箱の開口部内に収納し た容器にかかり、前記内箱は一対の立片の上縁に同一位置にスリットが形成され 、このスリット内に仕切りプレ−トを嵌め込んで多数の収納スペ−スを区画し、 更にこの立片の左右端には上縁より縦長の切り欠き部を形成したものであって、 、当該切り欠き部に外箱のフィンが折り曲げられて嵌合したことを特徴とする化 粧品等の運搬・陳列用容器にかかるものである。
【0007】 そして、好ましくは、前記立片が開口部の上縁にて外向きに折り曲げられ、更 にその先端が下向きに折り曲げられたものであり、見栄えの点から言えば、外箱 、内箱、仕切りプレ−トが夫々透明体であるのがよい。
【0008】
本考案は外箱とこの中に収納される内箱と、この内箱に嵌め込まれるプレ−ト からなる化粧品等の運搬・陳列用容器であって、最大の特徴は外箱内で内箱が本 来の形状を保ち、常に見栄えの良好な容器を提供するものである。
【0009】 即ち、商品の収納スペ−スを区画するプレ−トは一対の立片間に跨がって嵌め 込まれると共に、立片自体はその左右に形成された縦長の切り欠き部内に外箱の フィンを嵌め込むものであって、このフィンが開こうとする弾発力によって常に 内側に押される状態となるために、更には、フィンの先端が立片の左右端に形成 された縦長の切り欠き部を押えることによって内箱の抜けが防止され、結果的に 内箱は外箱内にて常に一定の形状に保形されることとなる。
【0010】 本考案を構成する外箱、内箱、プレ−ト等は不透明な樹脂や紙等であってもよ いが、好ましくは(半)透明の樹脂よりなるものが好ましく、運搬容器とされる と共にこれがそのまま陳列容器とすることが可能である。又、外箱、内箱等は簡 単な組立式のものであれば更に取扱やすいものとなる。
【0011】
以下、本考案の容器を実施例をもって更に詳細に説明する。 図1は組立前の外箱の斜視図であり、図2は同じく内箱の斜視図である。 図1において、外箱10は長方形の開口部11を有しており、短辺12、13 には開口部11の縁にフィン14、15を備えている。又、この例では長辺16 には蓋18が一体に備えられている。尚、この外箱10は一枚のプレ−トを折り 曲げて組み立られるのが好ましいが、この組立方は特に限定はなくここでは説明 しない。
【0012】 一方、内箱20も一枚のプレ−トより構成されるものであって、外箱10の開 口部11の長辺16、17に対応した立片21、22とこの下縁を連結した底面 23を有するものであって、特に外箱10の短辺12、13に対しては立片を形 成せず開放された構造とされている。そしてこの例では立片21、22は上縁に 平坦部210 、220 を形成した後その先端片211 、221 が下向きに折り曲 げられるようになっている。尚、平坦部210 、220 の有無は任意である。
【0013】 立片21、22にあっては対向する位置にスリット24、25が形成されてお り、ここに仕切りプレ−ト26が嵌め込まれるものである。このスリット24、 25は上縁の平坦部210 、220 にも形成されるものであり、この例では先端 片211 、221 には形成されていない。
【0014】 又、立片21、22の左右端には上縁より縦長に切り欠き部21a 、21b 、 22a 、22b を形成したものであり、これは後述するようにフィン14、15 と嵌合して内箱20が外箱10内に保持されることになる。
【0015】 図3は本考案の容器を示す斜視図であり、図4はa−a線での断面図、図5は b−b線での断面図である。 内箱20は立片21の先端片211 、221 が折り曲げられて外箱10内に収 納されるものであり、先端片211 、221 が外側に開こうとする弾発力によっ て保持されることになる。そして、特徴的には外箱10のフィン14、15が内 側に折り曲げられ、内箱20の立片21、22の両端の切り欠き部21a 、22 a 及び21b 22b に嵌合させるものであって、これ又、フィン14、15が外 側に開こうとする弾発力によって、更には、フィンの先端が立片の左右端に形成 された縦長の切り欠き部を押えることによって、内箱20が外箱10内に確実に 保持されることになったものである。
【0016】
本考案の容器の好ましい形態にあっては、内箱及び外箱は共に一枚のプレ−ト よりこれを折り曲げて得られるものであり、そして内箱は外箱内に確実に保持さ れることとなり、例えば薄手のプラスチックプレ−トにて容器が形成された際に も十分な強度と形状の保持がなされ、運搬時は勿論のことこれを陳列容器に使用 しても内箱が確実に保持され、かつ、化粧品等を収容するスペ−スが確実に保持 されるものであって、運搬用にも商品の陳列用にも使用可能である。
【図1】図1は組立前の外箱の斜視図である。
【図2】図2は組立前の内箱の斜視図である。
【図3】図3は本考案の容器を示す斜視図である。
【図4】図4はa−a線での断面図である。
【図5】図5はb−b線での断面図である。
【図6】図6は従来の運搬用容器の斜視図である。
【図7】図7は図6の容器の仕切り板のみを取り出した
斜視図である。
斜視図である。
10‥‥外箱、 11‥‥外箱の開口部、 12、13‥‥開口部の短辺、 14、15‥‥開口部の短辺に備えたフィン、 16、17‥‥開口部の長辺、 18‥‥長辺に備えた蓋、 20‥‥内箱、 21、22‥‥外箱の長辺に対応した立片、 210 、220 ‥‥立片の平坦部、 211 、222 ‥‥立片の先端部、 22a 、22b ‥‥立片の左右端に形成された縦長の切
り欠き部、 23‥‥底面、 24、25‥‥立片に形成されたスリット、 26‥‥スリット内に嵌め込まれる仕切りプレ−ト。
り欠き部、 23‥‥底面、 24、25‥‥立片に形成されたスリット、 26‥‥スリット内に嵌め込まれる仕切りプレ−ト。
Claims (3)
- 【請求項1】 長方形の開口部を有し、この開口部の短
辺の上縁に内側に折り曲がるフィンを備えた外箱と、前
記開口部の長辺に沿う一対の立片とこの立片の下縁を結
ぶ底部を有し、この開口部の短辺に対しては立片を有さ
ない内箱を外箱の開口部内に収納した容器にかかり、前
記内箱は一対の立片の上縁に同一位置にスリットが形成
され、このスリット内に仕切りプレ−トを嵌め込んで多
数の収納スペ−スを区画し、更にこの立片の左右端には
上縁より縦長の切り欠き部を形成したものであって、、
当該切り欠き部に外箱のフィンが折り曲げられて嵌合し
たことを特徴とする化粧品等の運搬・陳列用容器。 - 【請求項2】 立片が開口部の上縁にて折り曲げられ、
更にその先端が下向きに折り曲げられた請求項第1項記
載の化粧品等の運搬・陳列用容器。 - 【請求項3】 外箱、内箱、仕切りプレ−トが夫々透明
体である請求項第1項記載の化粧品等の運搬・陳列用容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010302U JP3049860U (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 化粧品等の運搬・陳列用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010302U JP3049860U (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 化粧品等の運搬・陳列用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3049860U true JP3049860U (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=43184089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997010302U Expired - Lifetime JP3049860U (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 化粧品等の運搬・陳列用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3049860U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017503728A (ja) * | 2014-01-08 | 2017-02-02 | シャネル パルファン ボーテChanel Parfums Beaute | 化粧品の容器および包装を含む品物 |
-
1997
- 1997-11-04 JP JP1997010302U patent/JP3049860U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017503728A (ja) * | 2014-01-08 | 2017-02-02 | シャネル パルファン ボーテChanel Parfums Beaute | 化粧品の容器および包装を含む品物 |
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