JP3049391U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3049391U
JP3049391U JP1997010794U JP1079497U JP3049391U JP 3049391 U JP3049391 U JP 3049391U JP 1997010794 U JP1997010794 U JP 1997010794U JP 1079497 U JP1079497 U JP 1079497U JP 3049391 U JP3049391 U JP 3049391U
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清 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気的接触抵抗値が安定で電気的特性に優れ、
製造工程が簡単で材料ロスが少なく経済的で、しかも基
盤への取り付けも容易に行えるコネクタコネクタの提供
にある。 【解決手段】線材からなる中心コンタクト、該中心コン
タクトが圧入される段付きの貫通孔を有してなる1ピー
スの絶縁体及び、中心コンタクトと絶縁体の結合体が挿
入される円筒状のシェルからなるコネクタであって、該
中心コンタクトは一端側の細軸部、他端側の外部端子挟
持部、及び軸中央部から構成されてなり、該外部端子挟
持部の中心には有底穴が、この有底穴の外径には複数の
割り溝が長手方向に設けられており、また、該軸中央部
は抜け止め加工及び/又は廻り止め加工されてなること
を特徴とするコネクタとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はコネクタ、所謂F型コネクタに関し、その目的は電気的接触抵抗値が 安定で電気的特性に優れ、製造工程が簡単で材料ロスが少なく経済的で、しかも 基盤への取り付けも容易に行えるコネクタを提供することにある。
【0002】
【従来の技術】
一般に、テレビやビデオ等の電気機械器具と電線との接続、ケ−ブル、コード 、絶縁電線などの電線の接続には所謂F型コネクタ等のコネクタが用いられてい る。 従来より用いられているコネクタとしては例えば図12に示すような形状のも のがある。この図12に示すコネクタ(A)は、中心コンタクト(B)、雄雌形 状の2ピース(C−1,C−2)から構成されてなる絶縁体(C)、及びシェル (D)からなる。この図12に示すコネクタ(A)において用いられている従来 の中心コンタクト(B)は、板材をプレス機で打ち抜いた後、図13及び図14 に示す形状になるように折り曲げられて製造され、図13中矢印で示す部分によ り外部端子を挟持するものである。また、この外部端子を挟持しやすいように、 図中矢印で示す部分を含めた中心コンタクト(B)の一端にはスプリング性が付 与されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のコネクタ(A)には以下のような問題点が存在 する。 従来のコネクタ(A)に用いられる中心コンタクト(B)は上述した如く、板 材をプレス機で打ち抜いた後、外部端子を掴む部分を折り曲げることにより製造 される。従って、板を折り曲げた際に板の形状が揃わない場合があったり、また 、中心コンタクト(B)が平板状であるため、外部端子との接続部が2点接触と なり、要求されるインピーダンス値等の電気特性を得ることが難しいなど、安定 した品質を得ることが困難であった。また、板材をプレス機で打ち抜いて製造す るため、板材の約40%を捨てることになり不経済であった。 更に、中心コンタクト(B)が平板状であるため、シェル(D)との組み付け の際に方向を確認する必要があり、しかも絶縁体(C)が2ピースで作られてい るため、中心コンタクト(B)との組付けの際の工程が増え、結果としてコネク タの製造工程が複雑になってしまうという問題点も存在した。 また、コネクタ(A)を基盤に取り付ける際には中心コンタクト(B)のシェ ル(D)の外側部分をシェル(D)の長手方向に対して90°曲げて取り付ける が、中心コンタクト(B)が平板状であるため、曲げ方向や取り付け方向を確認 する必要があるという問題点もあった。 そこで、電気的特性に優れ、製造工程が簡単で材料ロスが少なく経済的で、し かも基盤への取り付けも容易に行えるコネクタの創出が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記問題点を解決するためになされたものであって、請求項1に係 る考案は、線材からなる中心コンタクト、該中心コンタクトが圧入される段付き の貫通孔を有してなる1ピースの絶縁体及び、中心コンタクトと絶縁体の結合体 が挿入される円筒状のシェルからなるコネクタであって、該中心コンタクトは一 端側の細軸部、他端側の外部端子挟持部、及び軸中央部から構成されてなり、該 外部端子挟持部の中心には有底穴が、この有底穴の外径には複数の割り溝が長手 方向に設けられており、また、該軸中央部は抜け止め加工及び/又は廻り止め加 工されてなることを特徴とするコネクタに関する。
【0005】 また、請求項2に係る考案は、線材からなる中心コンタクト、該中心コンタク トが圧入される段付きの貫通孔を有してなる1ピースの絶縁体及び、中心コンタ クトと絶縁体の結合体が挿入される円筒状のシェルからなるコネクタであって、 該中心コンタクトは一端側の細軸部、他端側の外部端子挟持部、及び軸中央部か ら構成されてなり、該外部端子挟持部の中心には有底穴が、この有底穴の外径に は複数の割り溝が長手方向に設けられており、また、該軸中央部は片鋸刃状で且 つセレーション加工されてなることを特徴とするコネクタに関し、請求項3に係 る考案は、線材からなる中心コンタクト、該中心コンタクトが圧入される段付き の貫通孔を有してなる1ピースの絶縁体及び、中心コンタクトと絶縁体の結合体 が挿入される円筒状のシェルからなるコネクタであって、該中心コンタクトは一 端側の細軸部、他端側の外部端子挟持部、及び片鋸刃状の軸中央部から構成され てなり、該外部端子挟持部の中心には有底穴が、この有底穴の外径には複数の割 り溝が長手方向に設けられていることを特徴とするコネクタに関する。
【0006】 更に、請求項4に係る考案は、線材からなる中心コンタクト、該中心コンタク トが圧入される段付きの貫通孔を有してなる1ピースの絶縁体及び、中心コンタ クトと絶縁体の結合体が挿入される円筒状のシェルからなるコネクタであって、 該中心コンタクトは一端側の細軸部、他端側の外部端子挟持部、及び軸中央部か ら構成されてなり、該外部端子挟持部の中心には有底穴が、この有底穴の外径に は複数の割り溝が長手方向に設けられており、また、該軸中央部はセレーション 加工されてなることを特徴とするコネクタに関し、請求項5に係る考案は、線材 からなる中心コンタクト、該中心コンタクトが圧入される段付きの貫通孔を有し てなる1ピースの絶縁体及び、中心コンタクトと絶縁体の結合体が挿入される円 筒状のシェルからなるコネクタであって、該中心コンタクトは一端側の細軸部、 他端側の外部端子挟持部、及び軸中央部から構成されてなり、該外部端子挟持部 の中心には有底穴が、この有底穴の外径には複数の割り溝が長手方向に設けられ ており、また、該軸中央部は潰し加工されてなることを特徴とするコネクタに関 し、請求項6に係る考案は、冷間圧造加工法により製造されることを特徴とする 請求項1乃至5記載のコネクタに関する。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るコネクタの実施形態について、図面に基づいて説明する。 図1は本考案に係るコネクタの一部縦断正面図、図2は本考案に係るコネクタ 使用時の正面図、図3は第一実施例に係る中心コンタクトの外部端子挟持部を窄 める前の状態を示す正面図、図4は第一実施例に係る中心コンタクトの外部端子 挟持部を窄める前の状態を示す右側面図、図5は第一実施例に係る中心コンタク トの外部端子挟持部を窄めた後の状態を示す正面図、図6は第一実施例に係る中 心コンタクトの外部端子挟持部を窄めた後の状態を示す右側面図である。
【0008】 本考案に係るコネクタ(1)は、図1に示すように中心コンタクト(2)、絶 縁体(3)、シェル(4)の3つの部品からなり、中心コンタクト(2)と絶縁 体(3)との結合体をシェル(4)に入れて3つの部品を一体化することにより 得られる。
【0009】 中心コンタクト(2)は銅合金、鉄合金等の線材からなり、図3に示すように 、細軸部(21)、外部端子挟持部(22)、及び軸中央部(23)から構成さ れる。 細軸部(21)は基盤等に取り付ける部分で、取り付ける際には図2に示すよ うにこの細軸部(21)をシェル(4)の長手方向に対して90°曲げて取り付 けるため、曲げやすいように軸を細くし、更に取り付けやすいように、図示の如 く先端を球面状に加工しておくのが望ましい。 尚、中心コンタクト(2)は線材からなり、その外形形状が中心軸に対して3 60度対称であるので、細軸部(21)をシェル(4)の長手方向に対して90 °曲げる際の曲げ方向や、基盤等に取り付ける際の取り付け方向が全く限定され ず、取り付けを容易に行うことができる。
【0010】 外部端子挟持部(22)は外部端子(図示せず)が挿入される部分で、図3に 示すように、細軸部(21)の反対側に形成される。 外部端子挟持部(22)の先端は、外部端子が中心コンタクト(2)に入りや すいように、面取り(図3中矢印Aで示す)が施されている。また、中心には長 手方向に外部端子が挿入される有底穴(22a)が、この有底穴(22a)の外 径には複数の割り溝(22b)が設けられている。 尚、図4は有底穴(22a)の外径に4つの割り溝(22b)が設けられた外 部端子挟持部(22)を窄める前の中心コンタクト(2)の右側面図である。
【0011】 前記割り溝(22b)が設けられた部分を図5に示すように窄めることにより 外部端子との接点部(22c)が設けられ、この接点部(22c)により外部端 子が挟持される。尚、割り溝(22b)が設けられていることにより、外部端子 挟持部(22)にはスプリング性が付与されるので、接点部(22c)で外部端 子をしっかりと挟持することができる。 割り溝(22b)の数は特に限定されないが、多く設けると外部端子との接触 点が増えるため、電気的接触抵抗値を安定させることができ好ましい。具体的に は、3〜4個設けるのが最も好ましい。 尚、図6は割り溝(22b)が設けられた部分を窄めた後の中心コンタクト( 2)の右側面図である。
【0012】 軸中央部(23)は、抜け止め加工及び/又は廻り止め加工され、これにより 、中心コンタクト(2)が絶縁体(3)から抜け出たり、絶縁体(3)内で回転 するのを防ぐことができる。軸中央部(23)の形状は特に限定されず、中心コ ンタクト(2)が絶縁体(3)から抜け出たり、絶縁体(3)内で回転するのを 防ぐことができる形状であればよい。 例えば、第一実施例においては、図3示の如く、中心コンタクト(2)が絶縁 体(3)から抜け出るのを防ぐために片鋸刃状とされ、更に、中心コンタクト( 2)が絶縁体(3)内で回転するのを防ぐようにセレーション加工が施されてい る。
【0013】 尚、上記図3示の例においては抜け止め加工と廻り止め加工の両方が施されて いるが、図7に示すように、片鋸刃状とすることにより抜け止め加工のみが施さ れた形状でも、また図9に示すように、セレーション加工により廻り止め加工の みが施された形状でもよい。 また、図10に示すように、抜け止めと廻り止めの両方の役割を果たす潰し加 工を施すことも可能である。 更に、後述する絶縁体の形状等に応じて鋸刃の数や潰しの数等を適宜変更する ことも可能である。尚、軸中央部(23)を片鋸刃状とする場合の片鋸刃の方向 は、中心コンタクト(2)を絶縁体(3)に圧入する際の圧入方向により決定す ることができる。例えば図1に示す例は、図面上中心コンタクト(2)を絶縁体 (3)の左側から圧入する場合の例で、図8に示す例は、図面上中心コンタクト (2)を絶縁体(3)の右側から圧入する場合の例である。
【0014】 以上説明したような形状を有する中心コンタクト(2)は、線材からなり、外 形形状が中心軸に対して360度対称であるから、絶縁体(3)に圧入する際や 、この絶縁体(3)をシェル(4)に挿入する際の方向が限定されず、コネクタ の製造工程を簡易なものとすることができる。また、細軸部(21)をシェル( 4)の長手方向に対して90°曲げる際の曲げ方向や、基盤等に取り付ける際の 取り付け方向も全く限定されないので、取り付けを簡易に行うことができる。 しかも、線材からなるため材料ロスが殆ど発生せず経済的である。 更に、外部端子との接触面積を大きくすることができるため、電気的接触抵抗 値が安定し、電気的特性が向上するという利点も有している。
【0015】 本考案において用いられる上記中心コンタクト(2)の加工方法は特に限定さ れないが、例えば冷間圧造法、切削法等を挙げることができる。以下に、冷間圧 造法による中心コンタクト(2)の製造工程例について、図3及び図5に基づい て説明する。 まず、銅合金等の線材を一定の長さに切断し、一端を金型で絞ることにより細 軸部(21)を形成する。 次に他方の端部を面取りした後、有底穴(22a)及び割り溝(22b)を設 けて外部端子挟持部(22)を形成する。 次いで、軸の略中心に抜け止め加工及び/又は廻り止め加工を施して軸中央部 (23)を形成する。 最後に、図5に示すように、割り溝(22b)が設けられた部分を窄めること により、本考案において用いられる中心コンタクト(2)が得られる。
【0016】 尚、製造工程は、上記例に限定されず、上述した如く、切削法により中心コン タクト(2)を製造することも勿論可能であるが、切削法による製造は大量生産 が難しいため、材料のロスがなく経済的な冷間圧造法が最も好ましく用いられる 。
【0017】 絶縁体(3)は中心コンタクト(2)とシェル(4)とを絶縁するためのもの で、通常合成樹脂等からなる。 本考案において用いられる絶縁体(3)は、図11に示すように、中心に貫通 孔(31)が設けられており、ここに中心コンタクト(2)が圧入される。この 貫通孔(31)は段付きとされ、これにより、一方の孔径が他方の孔径よりも大 きくなるように設定され、中心コンタクト(2)が絶縁体(3)から抜け出るの を防ぐようにされている。
【0018】 本考案においては、絶縁体(3)が1ピースであるので、中心コンタクト(2 )を絶縁体(3)に圧入する際の圧入方向は限定されない。従って、この圧入方 向や中心コンタクト(2)の形状に応じて段(32a、32b)の位置や数、貫 通孔(31)の孔径を適宜設定すればよい。 例えば、図1及び図11に示す例のように絶縁体(3)の左側から中心コンタ クト(2)を圧入する場合には、貫通孔(31)の右側端部に段(32a)を設 けることにより中心コンタクト(2)が絶縁体(3)から抜け出るのを防ぐよう にし、また図8に示す例のように絶縁体(3)の右側から中心コンタクト(2) を圧入する場合には、貫通孔(31)の略中央部に段(32a)を設けることに より中心コンタクト(2)が絶縁体(3)から抜け出るのを防ぐようにすればよ い。 また、図1及び図11に示す例のように軸中央部(23)がセレーション加工 されている場合には、セレーション加工が施されている部分にも段(32b)を 設ければよい。
【0019】 上述した如く、本考案においては、図1、図8及び図11に示すような1ピー スの絶縁体(3)が用いられ、しかも中心コンタクト(2)を圧入する際の方向 が限定されないため、製造工程を簡易にすることができる。
【0020】 上記方法により形成された、図11に示す、中心コンタクト(2)と絶縁体( 3)の結合体を円筒状のシェル(4)に入れて3つの部品を一体化することによ り、図1に示すような、本考案に係るコネクタ(1)を得ることができる。 得られたコネクタ(1)は中心コンタクト(2)、絶縁体(3)、シェル(4 )の3つの部品全ての外形形状が中心軸に対して360度対称であるので、基盤 等に取り付ける際の、中心コンタクト(2)の細軸部(21)の曲げ方向や基盤 への取り付け方向が全く限定されず、取り付けを容易に行うことができる。 シェル(4)の形状は全く限定されないが、例えば図1に示すように、内径に 段(41)を設け、更に絶縁体(3)の外形を段付きとすると、一端から挿入さ れた中心コンタクト(2)と絶縁体(3)の結合体はシェル(4)の段(41) の位置で進行が止まるため好ましい。更に、挿入後にシェル(4)の端部(42 )をかしめることにより、中心コンタクト(2)と絶縁体(3)の結合体の動き を完全に固定することができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、線材からなる中心コンタクト、該中心コンタ クトが圧入される段付きの貫通孔を有してなる1ピースの絶縁体及び、中心コン タクトと絶縁体の結合体が挿入される円筒状のシェルからなるコネクタであって 、該中心コンタクトは一端側の細軸部、他端側の外部端子挟持部、及び軸中央部 から構成されてなり、該外部端子挟持部の中心には有底穴が、この有底穴の外径 には複数の割り溝が長手方向に設けられており、また、該軸中央部は抜け止め加 工及び/又は廻り止め加工されてなることを特徴とするコネクタに関するもので あるから、以下のような効果を奏する。
【0022】 即ち、中心コンタクトが線材からなるため材料ロスが殆ど発生せず、経済的で 、しかもその外形形状は中心軸に対して360度対称となるので、絶縁体に圧入 する際や、この絶縁体をシェルに挿入する際に方向性を全く気にする必要がなく 、コネクタの製造工程を簡易なものとすることができる。 また、この中心コンタクトの軸中央部には抜け止め加工及び/又は廻り止め加 工が施されているため中心コンタクトが絶縁体から抜け出たり、絶縁体内で回転 したりするのを防ぐことができる。 更に、中心コンタクトの外部端子挟持部の中心には有底穴が、この有底穴の外 径には複数の割り溝が長手方向に設けられていることにより、外部端子との接触 面積を大きくすることができるため、電気的接触抵抗値が安定し、電気的特性が 向上するというという効果を奏する。
【0023】 また、絶縁体が1ピースであるため製造工程をより簡易にすることができる。 更に、中心コンタクト、絶縁体、シェルの3つの部品全ての外形形状が中心軸 に対して360度対称であるので、コネクタを基盤等に取り付ける際の、中心コ ンタクトの細軸部の曲げ方向や基盤への取り付け方向も全く限定されないず、取 り付けを容易に行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコネクタの一部縦断正面図であ
る。
【図2】本考案に係るコネクタ使用時の正面図である。
【図3】第一実施例に係る中心コンタクトの外部端子挟
持部を窄める前の状態を示す正面図である。
【図4】第一実施例に係る中心コンタクトの外部端子挟
持部を窄める前の状態を示す右側面図である。
【図5】第一実施例に係る中心コンタクトの外部端子挟
持部を窄めた後の状態を示す正面図である。
【図6】第一実施例に係る中心コンタクトの外部端子挟
持部を窄めた後の状態を示す右側面図である。
【図7】中心コンタクトの他の実施例を示す図である。
【図8】本考案に係るコネクタの他の実施例を示す一部
縦断正面図である。
【図9】中心コンタクトの他の実施例を示す図である。
【図10】中心コンタクトの他の実施例を示す図であ
る。
【図11】絶縁体に中心コンタクトが圧入された状態を
示す図である。
【図12】従来のコネクタの一部縦断正面図である。
【図13】従来のコネクタに用いられる中心コンタクト
の正面図である。
【図14】従来のコネクタに用いられる中心コンタクト
の上面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 中心コンタクト 21 細軸部 22 外部端子挟持部 22a 有底穴 22b 割り溝 23 軸中央部 3 絶縁体 31 貫通孔 32 段 4 シェル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材からなる中心コンタクト、該中心コ
    ンタクトが圧入される段付きの貫通孔を有してなる1ピ
    ースの絶縁体及び、中心コンタクトと絶縁体の結合体が
    挿入される円筒状のシェルからなるコネクタであって、
    該中心コンタクトは一端側の細軸部、他端側の外部端子
    挟持部、及び軸中央部から構成されてなり、該外部端子
    挟持部の中心には有底穴が、この有底穴の外径には複数
    の割り溝が長手方向に設けられており、また、該軸中央
    部は抜け止め加工及び/又は廻り止め加工されてなるこ
    とを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 線材からなる中心コンタクト、該中心コ
    ンタクトが圧入される段付きの貫通孔を有してなる1ピ
    ースの絶縁体及び、中心コンタクトと絶縁体の結合体が
    挿入される円筒状のシェルからなるコネクタであって、
    該中心コンタクトは一端側の細軸部、他端側の外部端子
    挟持部、及び軸中央部から構成されてなり、該外部端子
    挟持部の中心には有底穴が、この有底穴の外径には複数
    の割り溝が長手方向に設けられており、また、該軸中央
    部は片鋸刃状で且つセレーション加工されてなることを
    特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 線材からなる中心コンタクト、該中心コ
    ンタクトが圧入される段付きの貫通孔を有してなる1ピ
    ースの絶縁体及び、中心コンタクトと絶縁体の結合体が
    挿入される円筒状のシェルからなるコネクタであって、
    該中心コンタクトは一端側の細軸部、他端側の外部端子
    挟持部、及び片鋸刃状の軸中央部から構成されてなり、
    該外部端子挟持部の中心には有底穴が、この有底穴の外
    径には複数の割り溝が長手方向に設けられていることを
    特徴とするコネクタ。
  4. 【請求項4】 線材からなる中心コンタクト、該中心コ
    ンタクトが圧入される段付きの貫通孔を有してなる1ピ
    ースの絶縁体及び、中心コンタクトと絶縁体の結合体が
    挿入される円筒状のシェルからなるコネクタであって、
    該中心コンタクトは一端側の細軸部、他端側の外部端子
    挟持部、及び軸中央部から構成されてなり、該外部端子
    挟持部の中心には有底穴が、この有底穴の外径には複数
    の割り溝が長手方向に設けられており、また、該軸中央
    部はセレーション加工されてなることを特徴とするコネ
    クタ。
  5. 【請求項5】 線材からなる中心コンタクト、該中心コ
    ンタクトが圧入される段付きの貫通孔を有してなる1ピ
    ースの絶縁体及び、中心コンタクトと絶縁体の結合体が
    挿入される円筒状のシェルからなるコネクタであって、
    該中心コンタクトは一端側の細軸部、他端側の外部端子
    挟持部、及び軸中央部から構成されてなり、該外部端子
    挟持部の中心には有底穴が、この有底穴の外径には複数
    の割り溝が長手方向に設けられており、また、該軸中央
    部は潰し加工されてなることを特徴とするコネクタ。
  6. 【請求項6】 冷間圧造加工法により製造されることを
    特徴とする請求項1乃至5記載のコネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013520764A (ja) * 2010-02-22 2013-06-06 タイコ エレクトロニクス アンプ イタリア エッセ エッルレ エッレ 電気設備用の分岐コネクタユニット
CN108666787A (zh) * 2018-06-07 2018-10-16 中山立杰精密器材有限公司 一种用于有线电视网络系统的连接器及其制造方法

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