JP3049312U - 靴 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 履いたり脱いだりするときに、靴紐を結び又
は解く面倒のない斬新な靴を提供する。 【解決手段】 コイル状で伸縮自在な靴紐２を靴本体１
に装着したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は靴、特に靴紐付きの靴に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の靴紐付きの靴、例えばスニーカーなどは、靴紐がストレートであり、履 いてから靴紐を結び、脱ぐときは靴紐を解く必要があるので面倒であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、履いたり脱いだりするときに、靴紐を結び又は解く面倒のない斬新 な靴の提供を課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するために、本考案の靴は、コイル状で伸縮自在な靴紐２を靴 本体１に装着したことを特徴とする、という構成を採るものである。

【０００５】

【作用】

靴を履いてから靴紐２の両端を繋ぐ場合に、靴紐２がコイル状なので、従来品 のように靴紐の両端を結び止めする必要がなく、両端のコイル部を互いに絡ませ て引っ掛けるだけで接続することができる。また、靴を脱ぐ場合は、靴紐２が伸 縮自在なので、その靴紐２を引っ張って伸ばすことにより靴本体１の足挿入口７ を拡大して靴紐２を解くことなく足を抜き取ることができる。再び履く場合も靴 紐２を解く必要はなく、靴紐２を引っ張って伸ばすことにより靴本体１の足挿入 口７を拡大して足を挿入することができる。

【０００６】

【実施例】

図１は本考案の実施例であるスニーカーを示したものである。符号１が靴本体 であり、甲の部分に靴紐の通し穴３を設けている。靴紐２は通し穴３に挿通され て靴本体１に対し一体的に装着されている。

【０００７】 靴紐２は、図２に示すように、全体的にコイル状を呈して伸縮自在である。こ の靴紐２は、図３の断面に示すように、ゴム４入りの被覆生地５によって繊維製 の芯６を包んだ構造になっていて弾力性を備えている。

【０００８】 靴紐２は、図４に示すように、両端のコイル部を互いに絡ませて引っ掛けるこ とによって容易に繋ぎ止めることができる。

【０００９】

【考案の効果】

本考案の靴は上記のように靴紐２がコイル状を呈して伸縮自在なので、靴紐２ の両端を繋ぐ場合は、コイル部を絡ませて引っ掛けるだけでよく、従来品のよう に結び止めする面倒がない。また、履いたり脱いだりする場合は、靴紐２を引っ 張って伸ばすことにより靴本体１の足挿入口７を拡大して足を挿入し又は抜き取 ることができるので、従来品のように靴紐２を解く面倒がない。したがって、本 考案の靴は履いたり脱いだりする場合に大変便利である。また、履いている状態 で足の動きに合せて靴紐２が伸縮するので、足を過度に締め付けたり緩むことが なく、フィット感が向上して履き心地が良いという利点もある。

【図面の簡単な説明】

【図１】靴の側面図である。

【図２】靴紐の斜視図である。

【図３】靴紐の一部断面図である。

【図４】靴紐の両端を繋いだ状態を示す平面図である。

【符号の説明】

１ 靴本体 ２ 靴紐 ３ 通し穴 ４ ゴム ５ 被覆生地 ６ 芯 ７ 足挿入口

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 コイル状で伸縮自在な靴紐２を靴本体１
   に装着したことを特徴とする靴。