JP3212564B2 - ペット用首輪装置 - Google Patents

ペット用首輪装置

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JP3212564B2 JP35507098A JP35507098A JP3212564B2 JP 3212564 B2 JP3212564 B2 JP 3212564B2 JP 35507098 A JP35507098 A JP 35507098A JP 35507098 A JP35507098 A JP 35507098A JP 3212564 B2 JP3212564 B2 JP 3212564B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、犬等のペットの散
歩時等に使用されるペット用首輪装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、犬を散歩させる時には、引紐
(リードともいう。)は犬の首部に装着された首輪に直
接取り付けられる。そのため、散歩中に、犬が前方へ行
きたがり主人の持っている引紐を強く牽引すると、主人
が歩調を速めなければ犬自身の首部が圧迫されるように
なる。
【0003】しかし、犬はその状態でも前へ進もうとし
て、引紐を更に引っ張るため、主人は犬に合わせて歩調
を速めたり、それを抑制するために引紐を引っ張り続け
なければならず、非常に疲れる。そこで、犬が引紐を強
く引っ張るのを防止させるしつけ機能付きの首輪装置と
して、米国特許第4964369号公報に記載のものが
ある。
【0004】この公報に記載の首輪装置40は、図11
及び図12に示すように、犬の首部に装着可能な首輪4
1と、引紐(図示省略)を引っ張ると犬の脇下付近を圧
迫させるしつけ用紐材42とを備えている。このしつけ
用紐材42の中央部には、引紐と結合させるための結合
環43が設けられ、しつけ用紐材42の各端部には、首
輪41に連結させるための連結フック44が設けられて
いる。
【0005】首輪41には、前記各連結フック44が挿
通される挿通環45と、前記各連結フック44を連結さ
せる連結環46とが上下部にそれぞれ一対ずつ設けられ
ている。このしつけ用紐材42を首輪41に装着するに
は、図12に示すように、一方の連結フック44を首部
の上部に位置する挿通環45に挿通させたあと、しつけ
用紐材42を犬の一方の前足の脇の下を通し、連結フッ
ク44を首部の下部に位置する連結環46に結合させ
る。
【0006】そして、他方の連結フック44も同様に挿
通環45に挿通させて他方の前足の脇の下を通し、連結
フック44を他方の連結環46に結合させて、犬のそれ
ぞれの前足にしつけ用紐材42が巻き付けられた状態と
させる。その後、引紐と結合環43とを連結させる。上
記従来の首輪装置40によれば、犬が引紐を強く引っ張
ると、両前足の基部に巻き付けられたしつけ用紐材42
が両前足の脇の下を圧迫するとともに、両前足を持ち上
げるように作用するため、犬は引紐を強く引っ張れなく
なり主人の歩調に合わせて歩行せざるを得なくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の首輪装置4
0では、しつけ用紐材42を犬の両前足に対して巻き付
けて装着するようにしているので、しつけ用紐材42の
巻き付け作業を必ず2回行わなければならず、当該首輪
装置40の装着作業に手間がかかるという欠点がある。
【0008】また、しつけ用紐材42の両端に設けた各
連結フック44を犬の首部の下方(顎下)付近において
連結環46とを連結するようにしているので、その連結
の際に犬が暴れて嫌がることがあり、この点でも首輪装
置40の装着作業に手間がかかるものであった。本発明
は、このような実情に鑑みてなされたものであって、し
つけ用紐材をペットの胴体部に巻き付けるようにして、
ペットに対する装着をより簡単に行うことができるしつ
け機能付きのペット用首輪装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を解
決するために、次の技術的手段を講じた。すなわち、本
発明は、ペットの首部に巻き付け可能な首輪と、この首
輪をペットに装着したときに前記首部の背面側に位置す
るように当該首輪に連結された挿通環と、前記ペットの
両前足の後側に位置する胴体部に巻き付いた状態で前記
挿通環に移動自在に挿通されたしつけ用紐材と、このし
つけ用紐材を引紐に連結すべく同紐材における前記挿通
環から後方に突出する部分に設けられた連結部材と、を
備えたものである。
【0010】この場合、しつけ用紐材が両前足の後ろ側
に位置する胴体部に巻き付けた状態で挿通環に移動自在
に挿通され、このしつけ用紐材の連結部材と引紐とを連
結するようにしているため、ペットが引紐を引っ張る
と、ペットの胴体部に巻き付けたしつけ用紐材が引紐の
動きに合わせて上方に移動して、ペットの胴体部を圧迫
してペットを締め付けるとともに、ペットの胴体部を持
ち上げるように作用する。従って、ペットは引紐を引っ
張れなくなって主人の歩調に合わせて歩かざるを得なく
なり、主人は簡単にペットの動きをコントロールでき
る。
【0011】そして、本発明では、しつけ用紐材をペッ
トの両前足の後側に位置する胴体部に巻き付けるように
しているので、従来のようにしつけ用紐材をペットの各
前足に2回巻き付ける必要がなく、このため首輪装置の
装着が短時間でかつ簡単になる。上記の本発明におい
て、前記しつけ用紐材は挿通環から着脱自在とされてい
るとともに、前記挿通環は引紐に対する連結部材として
の機能を兼ねていることが好ましい。
【0012】このようにすると、例えば、家庭や公園等
において犬を単に係留しておく場合等のように、犬にし
つけをする必要のない場合は、このしつけ用紐材を首輪
から外し、挿通環に引紐を直接連結することによって当
該首輪装置を通常の係留首輪としても兼用できるように
なる。また、上記の本発明において、ペットの胴体回り
の寸法に合わせてしつけ用紐材の巻き付け長さを調整す
るための調整部材が同しつけ用部材に設けられているこ
とが好ましい。
【0013】この場合、ペットの胴体回りの大きさに応
じて、しつけ用紐材の巻き付き長さを調整でき、種々の
大きさのペットに適用できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図5は、本発明に係る犬等
のペット用首輪装置1の第一実施形態を示している。こ
の第一実施形態のペット用首輪装置1は、ペットPの首
部に巻き付け可能な首輪2と、この首輪2に移動自在に
連結されたペットPをしつけるためのしつけ用紐材3
と、を備えており、このしつけ用紐材3に引紐4を連結
して使用されるものである。
【0015】図1に示すように、前記首輪2は、首部帯
状体5と、この首部帯状体5をリング状に形成させるた
めの相互連結具6と、ペットPの首部回りに合わせて首
部帯状体5の長さを調整するための調整部材7と、前記
しつけ用紐材3が移動自在に挿通される挿通環8と、を
備えている。このうち、首部帯状体5は、天然皮革、合
成皮革、樹脂帯材等の帯形一体材料や、綿、化学繊維等
の繊維材を単独又は複合的に織成したり編成したりして
帯形にしたもの、或いは金属製又は樹脂製の鎖構造とし
て帯形にしたものとして形成することができる。
【0016】なお、ここで言う帯形には、いわゆる平ベ
ルト形状だけでなく、ある程度の太さを有した紐形体を
も含むものとする。相互連結具6は差込具6aと受具6
bとからなり、差込具6aはバックル9を有している。
このバックル9には首部帯状体5の一端部が折り返し状
に挿通された状態で連結されていて、このバックル9に
対する折り返し端は自由端とされている。
【0017】他方、受具6bには首部帯状体5の他端部
が縫着されている。この相互連結具6は、差込具6aに
設けられた弾性爪10の拡縮方向への弾性変形を伴わせ
ながら、差込具6aと受具6bとの間において係合・離
脱がワンタッチで行えるようになっており、簡単に犬等
のペットPの首部に装着できる。首部帯状体5の長さ調
整部材7は、バックル11と通し輪12とから構成され
ている。バックル11は折り返し片13を有しており、
この折り返し片13に差込具6aのバックル9で折り返
された首部帯状体5の端部が縫着されている。
【0018】バックル11及び通し輪12は、自由端と
された首部帯状体5の端部の重ね合わせ領域に挿通され
ている。このため、バックル11と通し輪12とからな
る長さ調整手段7及び差込具6aを移動させることによ
り、ペットPの首部回りに合うように首部帯状体5の長
さを調整することができる。前記挿通環8は、相互連結
具6を設けた首部帯状体5の両端部に設けられている。
この挿通環8は、しつけ用紐材3を移動自在に挿通でき
るものであればよく、本実施形態ではD環又は丸環等の
リング体を用いているが、その構造、形状及び材質は何
ら限定されるものでない。
【0019】なお、この挿通環8は、散歩時に使用する
引紐4や家庭で係留しておくための引紐4と直接連結す
ることができる連結部材としての機能も兼ね備えてい
る。前記首輪2をペットPの首部に装着するには、ま
ず、首部帯状体5を長さ調整部材7によりペットPの首
部回りに合った長さに調整し、挿通環8をペットPの首
部の背面側に位置するように配置させ、相互連結具6の
差込具6aと受具6bとを連結する。
【0020】なお、この首輪2は、前記しつけ用紐材3
を装着するときのみ使用されるものでなく、しつけ用紐
材3を装着しない場合でも、一般の首輪として使用でき
るものである。しつけ用紐材3は、ペットPの胴体部に
巻き付けるためのものであり、天然皮革、合成皮革、樹
脂帯材等の紐形一体材料や、綿、化学繊維等の繊維材を
単独又は複合的に織成したり編成したりして紐形にした
もの、或いは金属製又は樹脂製の鎖構造として紐形にし
たものとして形成することができる。
【0021】なお、本実施形態では、ひつけ用紐材3を
紐形としたが、帯状形のものであってもよく、断面形状
は特に限定されるものでない。図1に示すように、前記
しつけ用紐材3は、同紐材3を引紐4に連結するための
連結部材15と、ペットPの胴体部回りの寸法に合わせ
てしつけ用紐材3の巻き付け長さを調整するための調整
部材16と、を備えている。
【0022】前記連結部材15は、前記挿通環8に挿通
可能な丸環又はD環等の連結環17からなり、しつけ用
紐材3の両端部に縫着され設けられている。前記しつけ
用紐材3の長さ調整部材16は、挿通環8に挿通可能な
相互連結具18からなり、この相互連結具18は差込具
18aと受具18bとからなる。各差込具18a及び受
具18bは、しつけ用紐材3の両端部に摺動自在に挿通
されて設けられ、それぞれの端部方向には動きにくい構
造になっている。相互連結具18は、差込具18aに設
けられた弾性片19の拡縮方向への弾性変形を伴わせな
がら、差込具18aと受具18bとの間において係合・
離脱がワンタッチで行えるようになっている。
【0023】前記しつけ用紐材3は、連結部材15及び
調整部材16が挿通環8に挿通可能なことから、挿通環
8から着脱自在とされている。引紐4は、犬を散歩する
時や係留する際に当該首輪装置1に連結されるものであ
り、前記連結部材15又は挿通環8に連結することがで
きる連結フック20を先端に備えている。
【0024】前記しつけ用紐材3をペットPに装着する
のは、ペットPを散歩に連れていく場合や、家でつない
でいる際、暴れてしかたのないとき等のしつけを必要と
する場合に用いる。図2〜図4に示すように、しつけ用
紐材3を首輪2を装着したペットPに装着させるには、
まず、しつけ用紐材3をペットPの両前足の後側に位置
する胴体部のあばら付近に巻き付け、しつけ用紐材3の
両端部に設けられた各連結環17をペットPの首部の背
面側に位置する各挿通環8にそれぞれ挿通させる。
【0025】その後、しつけ用紐材3をペットPの胴体
部のあばら付近に巻き付けた状態で各連結環17を挿通
環8から後方に突出させた状態とし、その各連結環17
を一緒に引紐4の連結フック20と連結させる。そし
て、しつけ用紐材3の長さ調整部材16の差込具18a
と受具18bとを連結し、その連結させた長さ調整部材
16をペットPの胴体部回りの寸法に適した長さになる
ように移動させることにより、しつけ機能を有する首輪
装置1の装着が完了する。
【0026】このように、本実施形態の首輪装置1によ
れば、しつけ用紐材3を首輪2に装着するに当たり、し
つけ用紐材3をペットPの両前足の後側に位置するあば
ら付近の胴体部に巻き付けるようにしているので、しつ
け用紐材3をペットPの左右の各前足の脇の下に通して
首輪2に装着させる場合に比べて巻き付け作業が半減す
ることになり、しつけ用紐材3の装着作業を大幅に簡略
化できる。
【0027】なお、しつけ用紐材3を首輪2から取り外
すには、引紐4の連結フック20から連結環17を外
し、この各連結環17を各挿通環8から抜き取るだけで
簡単に外すことができる。また、ペットPに装着された
首輪装置1は、図2及び図5に示すように、しつけ用紐
材3があばら付近に巻き付けた状態で挿通環8に移動自
在に挿通され、このしつけ用紐材3の両端部に設けられ
た各連結環17と引紐4の連結フック21とを連結させ
るようにしているため、ペットPが引紐4を引っ張る
と、ペットPのあばら付近に巻き付けたしつけ用紐材3
が引紐4の動きに合わせて上方に移動してペットPのあ
ばら付近を圧迫し、胴体部を持ち上げるように作用する
ため、ペットPは引紐4を強く引っ張れなくなる。
【0028】なお、犬等のペットPは脇の下よりもあば
ら付近のほうが敏感であり、脇の下を圧迫されることよ
りもあばら付近を圧迫されるほうが嫌がり、しつけ効果
がより向上する。このため、散歩中にペットPが急に走
り出して引紐4を引っ張れば引っ張るほど、しつけ用紐
材3がペットPのあばら付近を圧迫し、ペットP自身が
苦しくなるので、ペットPは急に走り出す等の勝手な動
きができなく、主人の歩調に合わせて歩かざるえなくな
り、主人は簡単にそして確実にペットPの動きをコント
ロールできるようになる。
【0029】なお、どのような力の強い大型犬Pであっ
ても、力が強ければ強いほど、しつけ用紐材3が犬P自
身のあばら付近を強く圧迫するので、本実施形態の首輪
装置1は大型犬Pであっても有効である。図6〜図8
は、本発明に係る首輪装置1の第二実施形態を示してい
る。この第二実施形態において、第一実施形態と異なる
ところは、連結部材15及びしつけ用紐材長さ調整部材
16の構造であり、その他は第一実施形態と同一である
から、共通する部分については同符号を付して詳細説明
を省略する。
【0030】本実施形態の連結部材15は、図6に示す
ように、しつけ用紐材3をリング状に形成させるための
連結フック21及び連結環22と、しつけ用紐材3を引
紐4と連結させるための引紐用連結環23とからなる。
前記連結フック21は、しつけ用紐材3の端部に縫着さ
れている。前記連結環22は、挿通環8に挿通可能な丸
環又はD環等であり、しつけ用紐材3の他端部に縫着さ
れている。この連結環22はしつけ用紐材3の反対側の
端部に設けられた連結フック21と連結されるものであ
り、連結フック21と連結環22を連結させると、しつ
け用紐材3をリング状に形成することができる。
【0031】前記引紐用連結環23は、挿通環8に挿通
不能な丸環又はD環等であり、しつけ用紐材3に挿通さ
れ設けられている。この引紐用連結環23は、引紐4の
連結フック20と連結されるものである。また、しつけ
用紐材3は、図8に示すように、図6に示すしつけ用紐
材3の連結フック21と連結環22とを入れ換えるよう
にしてもよく、この場合は、連結フック21は挿通環8
に挿通可能なものにする。
【0032】なお、引紐用連結環23は挿通環8に挿通
可能なものであってもよく、引紐用連結環23が挿通環
8に挿通可能な場合、図6に示すしつけ用紐材3の連結
フック21を挿通環8に挿通可能なものとすると、しつ
け用紐材3は挿通環8からどちらの端部側からでも着脱
自在にすることができる。また、図8に示すしつけ用紐
材3の連結環22を挿通環8に挿通可能なものとする
と、しつけ用紐材3は挿通環8からどちらの端部側から
でも着脱自在にすることができる。
【0033】前記しつけ用紐材3の長さ調整部材16
は、図6に示すように、連結フック21を設けた端部側
のしつけ用紐材3が引紐用連結環23に対して折り返さ
れ、その折り返しによる重ね合わせ領域に挿通される通
し輪24からなる。この通し輪24及び引紐用連結環2
3を移動させ、ペットPの胴部回りの寸法に合わせて調
整する。
【0034】なお、この通し輪24は、何個設けるよう
にしてもよいが、図6に示すように2個又は、図8に示
すように1個設けるようにするのが適当である。この図
6に示す第二実施形態におけるしつけ用紐材3を首輪2
を装着したペットPに装着させるには、まず、連結環2
2を一方の挿通環8に挿通させた後、ペットPの前足と
後足の間にしつけ用紐材3を通し、前足の後側に位置す
るあばら付近の胴体部にしつけ用紐材3を配置させる。
【0035】そして、連結環22を他方の挿通環8に挿
通し、しつけ用紐材3の他端部付近に設けられた連結フ
ック21と連結させる。そこで、引紐用連結環23及び
連結フック21と連結環22が連結されたものからなる
連結部材15が挿通環8から後方に突出した状態にさせ
るとともに、ペットPの胴体部回りに巻き付けられた状
態とする。
【0036】そして、引紐用連結環23と引紐4の連結
フック20とを連結させる。その後、通し輪24及び引
紐用連結環23を移動させ、しつけ用紐材3の長さをそ
のペットPの胴体部の寸法にあった長さに調整すればよ
い。なお、図8に示すしつけ用紐材3を首輪2を装着し
たペットPに装着させる方法は、上記の図6に示す第二
実施形態に記載の連結環22を連結フック21に、連結
フック21を連結環22に変えたものであり、実質同一
の方法である。
【0037】図9は、本発明に係る首輪装置の第三実施
形態を示している。この第三実施形態において、第一実
施形態と異なるところは、連結部材15が異なるところ
であり、その他は、第一実施形態と同一であり、共通す
る部分については同符号を付し詳細説明を省略する。前
記連結部材15は、図9に示すように、しつけ用紐材3
をリング状に形成させると共に、しつけ用紐材3を引紐
と連結させるための連結フック21と連結環25とから
なる。
【0038】前記連結フック21は、しつけ用紐材3の
端部に縫着されており、挿通環8に挿通できるものであ
る。前記連結環25は、挿通環8に挿通不能な丸環又は
D環等よりなり、しつけ用紐材3の他端部に縫着されて
いる。この連結環25は、しつけ用紐材3の他端部に設
けられた連結フック21及び引紐4の連結フック20と
連結されるものであり、連結フック21と連結環25と
を連結させると、しつけ用紐材3をリング状に形成させ
ることができる。
【0039】なお、連結環25が挿通環8に挿通可能で
あり、連結フック21が挿通不能なものであってもよ
く、また連結環25及び連結フックが両方とも挿通可能
なものであってもよい。ここで、図9に示すしつけ用紐
材3を首輪2を装着したペットPに装着させるには、ま
ず、連結フック21を一方の挿通環8に挿通させ、ペッ
トPの前足と後足の間にしつけ用紐材3を通し、前足の
後側に位置するあばら付近の胴体部にしつけ用紐材3を
配置させる。
【0040】そして、連結フック21を他方の挿通環8
に通し、しつけ用紐材3の他端部に設けられた連結環2
5と連結させる。そこで、連結フック21と連結環25
とが連結されたものからなる連結部材15を挿通環8か
ら後方に突出した状態にさせるとともに、ペットPの胴
体部回りにしつけ用紐材3が巻き付けられた状態とな
る。
【0041】そして、連結環25に引紐4の連結フック
20を連結させる。あとは、しつけ用紐材長さ調整部材
16により、そのペットPの胴体部の寸法にあった長さ
に調整する。図10は、本発明に係る首輪装置の第四実
施形態を示している。この第四実施形態が第一実施形態
と異なるところは、しつけ用紐材3が一対の分割紐3
a,3bに分割され、この分割紐3a,3bの接続端同
士をバックル接続部材30で着脱自在に連結するように
した点にあり、その他の構成は第一実施形態の場合と同
一である。
【0042】上記分割紐3a,3bの接続部材30は、
前記相互連結具6の場合と同じ構造の差込具30aと受
具30bよりなり、これらの差込具6aと受具6bとの
間において係合・離脱がワンタッチで行えるようになっ
ている。このしつけ用紐材3によれば、一対の分割紐3
a,3bをバックル接続部材30によって着脱するよう
にしているので、各分割紐3a,3bを先に挿通環8に
挿通しておいた状態でペットPの胸部においてバックル
接続部材30を接続して分割紐3a,3bを一本化する
ことにより、しつけ用紐材3をペットPの胴体部に巻き
付けることができ、しつけ用紐材3の装着作業をより簡
単にすることができる。
【0043】本発明は上記実施形態に限定されるもので
なく、適宜設計変更できる。例えば、上記実施形態で
は、挿通環8を首部帯状体5の両端部に設けるようにし
ているが、ペットPの首に首輪2を装着した状態で近接
してペットPの首部の背面側に位置するようにすればよ
く、首部帯状体の一端部又は中央部に近接させて2個設
けるようにしてもよい。
【0044】また、挿通環を1個だけ設けるようにして
もよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
しつけ用紐材をペットの胴体部に巻き付けた状態で首輪
に装着するようにしたので、しつけ用紐材をペットの左
右の前足に巻き付けて首輪に装着する場合に比べて、そ
の装着作業をより簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るペット用首輪装置の第一実施形態
を示す展開平面図である。
【図2】第一実施形態を使用時のリング状にした状態を
示す側面図である。
【図3】同ペットにしつけ用紐材を装着する状態を示す
側面図である。
【図4】第一実施形態の使用状態を示す側面図である。
【図5】図2の一部(上部の連結部分)を示す拡大正面
図である。
【図6】本発明に係るペット用首輪装置の第二実施形態
を示す展開平面図である。
【図7】第二実施形態を使用時のリング状にした状態を
示す側面図である。
【図8】同しつけ用紐材の一部を変更した平面図であ
る。
【図9】本発明に係るペット用首輪装置の第三実施形態
におけるしつけ用紐材を示す平面図である。
【図10】本発明に係るペット用首輪装置の第四実施形
態を示す展開平面図である。
【図11】従来のしつけ機能付きの首輪装置を示す斜視
図である。
【図12】従来例の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 首輪装置 2 首輪 3 しつけ用紐材 4 引紐 8 挿通環 15 連結部材 16 長さ調整部材 P ペット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペット(P)の首部に巻き付け可能な首
    輪(2)と、 この首輪(2)をペット(P)に装着したときに前記首
    部の背面側に位置するように当該首輪(2)に連結され
    た挿通環(8)と、 前記ペット(P)の両前足の後側に位置する胴体部に巻
    き付いた状態で前記挿通環(8)に移動自在に挿通され
    たしつけ用紐材(3)と、 このしつけ用紐材(3)を引紐(4)に連結すべく同紐
    材(3)における前記挿通環(8)から後方に突出する
    部分に設けられた連結部材(15)と、 を備えていることを特徴とするペット用首輪装置。
  2. 【請求項2】 前記しつけ用紐材(8)は挿通環(8)
    から着脱自在とされているとともに、前記挿通環(8)
    は引紐(4)に対する連結部材としての機能を兼ねてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のペット用首輪装
    置。
  3. 【請求項3】 ペット(P)の胴体回りの寸法に合わせ
    てしつけ用紐材(3)の巻き付け長さを調整するための
    調整部材(16)が同しつけ用部材(3)に設けられて
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載のペット用
    首輪装置。
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