JP3808165B2 - ペット用バッグ付き胴輪及びそのバッグ - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、犬等のペットの胴部に取り付けて使用するバッグ付き胴輪及びそのバッグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ペット用のバッグ付きの胴輪というものは存在していなかったが、単なるペット用胴輪としては次のようなものがある。
特許第2506285号公報及び実公平2−46280号公報に記載の胴輪が挙げられるが、これらの一例を図6に示す。図6(A)がその全体斜視図、図6(B)がその一部拡大説明図である。
ここに示された胴輪50は、前方の胴部帯状体51と後方の胴部帯状体52を有し、これら前後の胴部帯状体51、52の各端部が連結部材53によって連結されている。この連結部材53のそれぞれから上方に向かって引き紐用連結帯状体54が延設され、これらの引き紐用連結帯状体54、54の先端には、引き紐を連結するための連結具としての連結環55、55が設けられている。また、引き紐用連結帯状体54の根本部には、引き紐用連結帯状体54相互を連結するための係止具56が設けられ、この係止具56は着脱自在のものである。更に、前後の胴部帯状体51、52の下方部には、前後の胴部帯状体51、52の間隔を規制するための間隔規制帯状体57が設けられている。また、胴部帯状体51、52には、その長さを長短自在に調節できる長さ調節具58、58が設けられている。
【0003】
図6(B)は、係止具56の部分を拡大して図示しているが、係止具56は、それぞれの引き紐用連結帯状体54の根本部の内側に設けられており、一方の引き紐用連結帯状体54に設けられた嵌合突起61と、他方の引き紐用連結帯状体54に設けられた嵌合受部62とからなるものであり、嵌合突起61を嵌合受部62に嵌合させることによって両者が係止され、且つ嵌合突起61を両側から押圧することによって、両者の係合が解除され、分離されうるものである。
また、前後の胴部帯状体51、52の各端部を連結する連結部材53は、それぞれ金属製の板状体から成り、この連結部材53の上方に横長の孔部63を形成して、この孔部63に引き紐用連結帯状体54の一方端を取り付け、この孔部63の下方部に逆ハ状の長孔64、64を穿設し、この長孔64、64に前後の胴部帯状体51、52の端部を取り付けている。
【0004】
この連結部材53に形成された、逆ハ状の長孔64、64によって、前後の胴部帯状体51、52が前後の斜め方向に振り分けられ、犬等のペットの胴部に相応しくフィットすることになるのである。
前後の胴部帯状体51、52の下方部を連結する間隔規制帯状体57は、前後の胴部帯状体51、52が必要以上にその間隔が広がってしまうことを防止するものである。
この胴輪を犬に取り付ける場合には、先ず係止具56を外し、前後の胴部帯状体51、52と、間隔規制帯状体57とによって形成される2つの輪状部分内に犬の前足を挿通させ、前方の胴部帯状体51を前足の前方の胴部に配置させ、後方の胴部帯状体52を前足の後方の胴部に配置させて、犬の胴部に装着することができる。その後、上方の係止具56を係止してこの胴輪を犬の胴部に取り付けることができる。更に、引き紐用連結帯状体54、54の上端の連結環55、55に、引き紐の一端を連結して使用することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のペット用胴輪は、引き紐を連結して散歩に連れて行くため等に使用され、首輪に代わる物であった。しかも、首輪と比較すれば、ペットの首部に取り付けるのでなく、前足の前後の胴部に取り付けられるため、ペット自身が楽であるというメリットがあった。
しかしながら、ペットの散歩等に際しては、ペット用品等、例えば、ペットフードや、ペットの糞を処理するためのビニール袋等を飼い主自身が所持しなければならなかった。
そこで、本願発明は、ペットの散歩等に際して、飼い主が身軽に出掛けられるように、各種のペット用品を内部に収納することのできるバッグをペット用胴輪に取り付けたものを提供することを課題としている。
更に、バッグが胴輪により確実に取り付けられることも本願発明の課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本願発明の第1のものは、前後の胴部帯状体10、20と、これら胴部帯状体10、20の上方部分で、これら前後の胴部帯状体10、20を相互に連結する連結部材15と、この連結部材15から上方に延設され、且つ先端に引き紐と連結されうる連結具17を有する引き紐用連結帯状体16とを少なくとも備え、犬等のペットの胴部に着脱自在に取り付けられうる胴輪1と、少なくとも1つの開閉自在の開口部3aを有し、且つ内部に物品を収納できる収納部3を有し、前記胴輪1に着脱自在に取り付けられうるバッグ2とから成り、バッグ2の背面部5の適宜位置には、胴輪の引き紐用連結帯状体16、及び/又は、前後の胴部帯状体10,20に取り付けられうる挿通部6等の取付部材を設け、この取付部材の上方には、引き紐用連結帯状体16の先端に設けられた連結具17に係止できるナス環7等の連結係止具を設けたことを特徴とするペット用バッグ付き胴輪である。
【0007】
ここでいう帯状体というのは、帯状のものばかりでなく、紐状のものをも含む概念であり、以下同様である。
この発明においては、バッグ2は、上方の連結係止具と下方の取付部材とによって、胴輪の引き紐用連結帯状体の先端の連結具と引き紐用連結帯状体の上下の2箇所で、或いは、これら2箇所と前後の胴部帯状体との3箇所で、或いは、胴輪の連結具と前後の胴部帯状体との上下の2箇所で取り付けられることとなる。このように、バッグが胴輪に取り付けられているため、バッグは胴輪に安定的に且つ確実に取り付けられ、各種ペット用品をバッグの収納部内に収納しておくことができる。
【0008】
本願発明の第2のものは、少なくとも1つの開閉自在の開口部3aを有し、且つ内部に物品を収納できる収納部3を有するバッグ2であって、バッグ2の背面部5の適宜位置には、胴輪の引き紐用連結帯状体、及び/又は、前後の胴部帯状体に取り付けられうる挿通部6等の取付部材を設け、この取付部材の上方には、引き紐用連結帯状体の先端に設けられた連結具に係止できるナス環7等の連結係止具を設け、これにより胴輪に着脱自在に取り付けられうることを特徴とするペット用胴輪のバッグである。
このバッグは、前後の胴部帯状体と、引き紐用連結帯状体及びその先端の連結具を有する各種の胴輪に着脱自在に取り付けて使用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面と共に本願発明の実施の形態について説明する。図1乃至図5が本願発明の実施形態を図示している。
図1は、本願発明に係るペット用バッグ付き胴輪の実施形態を示す全体斜視図であって、胴輪1とバッグ2を分離した状態を示している。
先ず胴輪1においては、前方の輪状の胴部帯状体10の両端部が、その上方に位置する係止具11によって連結及び分離自在に形成されている。同様に、後方の胴部帯状体20の両端部も、その上方に位置する係止具21によって連結及び分離自在に形成されている。
係止具11、21が上方に設けられていることによって、この胴輪をペットに取り着ける際に、ペットの背中部でこの胴輪を取り付けることができ、便利となる。
【0010】
係止具11、21の両側で左右対称位置に、前後の胴部帯状体10、20を連結する連結部材としての連結帯状体15、15を1本ずつ設ける。これら連結帯状体15、15の略中央部から上方に延長する引き紐用連結帯状体16、16を設ける。これら引き紐用連結帯状体16、16の上方先端部には、連結環17、17を取り着ける。これらの連結環17、17が引き紐と連結される連結具となり、引き紐の一端を連結することができる。
連結帯状体15、15の更に下方の両側の左右対称位置に、前後の胴部帯状体10、20を連結し、前後の胴部帯状体10、20が周方向に移動しないようにするためのずれ防止用帯状体18、18を形成する。このずれ防止用帯状体18、18が犬等の前足の付け根に当たって、それ以上周方向に胴部帯状体10、20が移動してしまうことを防止することができる。
【0011】
更に、この胴輪においては、前後の胴部帯状体10、20の中間部で、前記ずれ防止用帯状体18、18のすぐ下の位置に、それぞれ2個ずつの接続リング30、30を配置し、それぞれの胴部帯状体10、20を分割した状態で、これら接続リング30、30によって連結している。
この接続リング30によって、接続リング30、30が設けられた位置から下方の胴部帯状体10、20は、この接続リング30、30を中心として前後に回動しうる状態となる。これにより、胴部帯状体10、20は、接続リング30、30の下方部分が、前後に開いたり、或いは、両方の胴部帯状体10、20が共に前後に移動したりすることが可能となり、ペットの歩行、走行、或いは各種動作に追従して、動くことが可能となるのである。
【0012】
前後の胴部帯状体10、20の下方部には、従来の胴輪と同様に、前後の胴部帯状体10、20の間隔が必要以上に広く成りすぎることを防止するために、間隔規制帯状体31を、前後の胴部帯状体10、20の下方部を相互に連結するように形成されている。この間隔規制帯状体31の両端部は、前後の胴部帯状体10、20に固定されていてもよく、また周方向に自由に移動するように取り付けられていてもよい。
また、それぞれの胴部帯状体10、20には、その長さが長短調節できるように、長さ調節具32が設けられている。
【0013】
次に、上記の胴輪1に着脱自在に取り付けられるバッグ2は、内部に各種のペット用品を収納できる袋状の収納部3と、この収納部3の上方の開口部3aを開閉するために、収納部3の背面部5から上方に延設された蓋部4とから成るものである。
このバッグ3の背面部5の上方部分には、胴輪1の引き紐用連結帯状体16を挿通させることができる挿通部6、6が形成されている。この挿通部6が引き紐用連結帯状体16に取り付けられる取付部材となる。
この挿通部6は、布製の細長い帯状体のものから成り、その両端部分をバッグ3の背面部5に縫着して、その中央部分と背面部5との間に挿通孔6aが形成されたものである。この挿通孔6aに胴輪1の引き紐用連結帯状体16を、その先端部に設けられた連結環17の部分から挿通させることができる。
【0014】
挿通部16は、最低1つ設けられていればよいが、引き紐用連結帯状体16の長さの長いものもあるため、図1においては、2つ形成したものを示した。引き紐用連結帯状体16が長い場合には、これら2つの挿通部16の両方に引き紐用連結帯状体16を挿通させる。従って、挿通部16は、少なくとも1つ設けられていればよく、その他必要に応じて適宜複数設ければよい。
この取付部材としての挿通部6によって、バッグ2は、胴輪1に完全に取り付けられ、使用中外れ落ちてしまうということがなくなる。或いは、バッグは胴輪と一体的となり、使用中の振動によってもバッグは胴輪と離れることがない。
【0015】
挿通部6の上方のバッグ2の上端部分には、連結係止具としてのナス環7を取り付けておく。このナス環7が、胴輪1の引き紐用連結帯状体16の先端に設けられた連結環17に連結係止される。これによりバッグ2は、胴輪1から下方にずれ落ちることがない。この連結係止具としてのナス環7は、バッグ2の背面部5の上方部、又は、バッグ2の上端部分の適宜位置に設けることができる。
以上により、バッグ2は、その背面部5に形成された挿通部6の挿通孔6aに、胴輪1の引き紐用連結帯状体16を、その先端の連結環17から挿通させ、挿通後、バッグ2の上端部分に形成されたナス環7を引き紐用連結帯状体16の先端の連結環17に連結し、係止することによって、バッグ2が胴輪1に簡単に取り付けられる。バッグ2を胴輪1から取り外す時は、この逆の手順でやはり簡単に取り外すことができる。
【0016】
更に本願発明のバッグ2には、その背面部5の下方部分に、胴輪1の前後の胴部帯状体10、20に取り付けることのできる取付部材としての取付テープ8を設けている。
この取付テープ8は、やはり細長い布製の帯状体のものからなり、この帯状体の中央部分8aのみをバッグ2の背面部5に縫着し、その両側の端部8b,8bを中央部側に折り返して、中央部分8aに面ファスナーによって着脱可能に接合することができるように構成している。
即ち、縫着された中央部分8aの表面に面ファスナーの雌部を設け、他方両側の端部8b,8bの裏面に面ファスナーの雄部を設けて、両者を相互に接合、及び離脱させることができ、両者を接合したときに、中央部分8aと端部8bとの間に挿通孔8cが形成される。この挿通孔8c、8c内に、胴輪1の前後の胴部帯状体10、20が挿通されることとなる。
【0017】
この取付テープ8を胴輪1に取り付けるには、その両側の端部8b、8bを中央部分8aから離脱させ、中央部分8aと一方の端部8bとの間に、前方の胴部帯状体10を配置し、中央部分8aと他方の端部8bとの間に、後方の胴部帯状体20を配置させて、両端部8b,8bを中央部材8aに接合することによって行うことができる。
この取付テープ8によって、バッグ2は、上方のナス環7と挿通部6と共に、3箇所で取り付けられることとなり、より安定した状態で確実に胴輪1に取り付けられることとなる。
尚、バッグ2を胴輪1に着脱自在に取り付けるためには、上記の連結係止具7と挿通部6のみ、或いは、連結係止具7と取付テープ8のみが設けられたものであってもよく、更には、上記実施形態のように連結係止具7と挿通部6と取付テープ8の三者を全て設けたものとして実施してもよい。
【0018】
図2は、上記実施形態における胴輪1で使用されている係止具11の部分の拡大説明図である。後方の胴部帯状体20に設けられている係止具21の構成も係止具11と同一である。
係止具11は、胴部帯状体10の上方に位置する両端部に設けられ、一方の端部には、係止突起11a,11aが設けられ、これらの係止突起11a,11aと係合する係止受部11bを胴部帯状体10の他方端部に設けている。11cは、係止突起11aを係止受部11b内に導入するための案内杆である。この案内杆11cを係止受部11bの内部に形成された突条部11dに適合させて、係止突起11a,11aを係止受部11b内部に案内し、両者を係止することができる。
係止を解除する際は、係止突起11a,11aを両側から中央部に向けて押圧することによって、係止突起11aの係止が解けて、係止突起11aを係止受部11bから分離させることができる。この形式の係止具は、既に公知のものである。
【0019】
図3は、上記実施形態に係るペット用バッグ付き胴輪を犬に取り付けた状態の概略透視説明図である。
先ず、バッグ2は胴輪1に予じめ取り付けておく。
犬の大きさに合わせて、前後の胴部帯状体10、20の長さを、長さ調節具32によって調節する。
上方に設けられた係止具11、21を分離する。
係止具11、21を分離した後、前後の胴部帯状体10、20と間隔規制帯状体31とによって囲まれた輪状部分に犬の前足をそれぞれ挿入する。
犬の背部に位置する2つの係止具11、21を係止することによって、このバッグ付き胴輪が犬の前足の前後の胴部に装着される。
こうして、引き紐用連結帯状体16、16の先端部に設けられた連結環17、17の両方に、引き紐40の端部に設けられたナス環41を連結する。
【0020】
本願発明に係るバッグ付き胴輪においては、この図3からよく解る通り、犬の前足の前後の動きに合わせて、前後の胴部帯状体10、20の両側方部に介在する接続リング30、30の下方部が前後に動くことができ、しかも、この動きは、左右それぞれの側で独立に動作する。
更に、ずれ防止帯状体18、18の存在によって、このずれ防止帯状体18がそれぞれの前足の付け根に当たって、それ以上胴輪が周方向に移動してしまうことも防止できる。
そして、バッグ2は、胴輪1の引き紐用連結帯状体16と、前後の胴部帯状体10、20と、連結環17との3箇所に安定的に取り付けられるのである(図3においてバッグと胴輪との取付部分の図示は、煩雑化を避けるため省略している)。
【0021】
図4は、本願発明に係るバッグ2の更に他の実施形態を示す分離状態の斜視図であって、胴輪1は前記図1に図示のものと同じものである。
このバッグ2の全体形状は、ほぼ前記実施形態と同じであり、このバッグ2の上方端部分にナス環7が設けられている点も、前記図1に示した実施形態と同様である。しかし、この実施形態においては、取付部材が前記実施形態と相違する。
即ち、この取付部材は、2本の布製の帯状のものからなる挿通部6、6から形成されているが、この帯状の挿通部6の両端部がそれぞれバッグ2の背面部5の縁取部5aの部分で縫い付けられている。つまり、挿通部6の挿通孔6aが横に長く形成されることとなる。
これらの挿通部6、6は、横長の挿通孔6aを有しているために、胴輪1の前後の胴部帯状体10、20の両方を共に、その挿通孔6a内に挿通させて、胴輪1に取り付けることができるものである。
【0022】
このバッグ2を胴輪1に取り付ける手順は、胴輪1の係止具11、21を相互に分離して、前後の胴部帯状体10、20を左右の両側に分離する。図中左側の引き紐用連結帯状体16の先端の連結環17、及び、前後の胴部帯状体10、20の分離された係止具11、21を、バッグ2の背面部5に設けられた下方の挿通部6の挿通孔6aに挿通させ、更にそのまま上方の挿通部6の挿通孔6aに挿通させる。引き続きこれらをを上方に引き上げて、挿通部6の挿通孔6a内に前後の胴部帯状体10、20を共に挿通させることができる。最後に、バッグ2の上方端部分に設けられたナス環7を、胴輪1の引き紐用連結帯状体16の先端の連結環17に連結、係止して、バッグ2を胴輪1に取り付けることができる。
この状態で、バッグ付き胴輪を犬等のペットの胴部に取り付ければよいのである。
尚、上記挿通部6は、2本でなく、3本でも4本でも必要に応じて設けることができる。また挿通部6を設ける位置も自由に設定することができる。
このように、この実施形態においては、バッグ2の挿通部6、6は、胴輪1の前後の胴部帯状体10、20に取り付けられるものである。
更に、このバッグ2は、図6に図示した従来の胴輪50に取り付けることもできる。この場合には、胴輪50の前後の胴部帯状体51、52に、或いは、これらと引き紐用連結帯状体54に取り付けられることとなる。
【0023】
図5は、本願発明に係るバッグの他の実施形態を示す斜視図であって、その(A)が前面部側からみたもの、その(B)が背面部側からみたものである。
バッグ2は、上方に開口部3aが設けられ、各種ペット用品等を収納できる袋形状の収納部3と、収納部3の背面部5から上方に延設された蓋部4とから形成されている。
蓋部4の裏面には、面ファスナー4aを設け、この面ファスナー4aと対応する収納部3の前面部9の位置にも面ファスナー9aを設け、両者が相互に着脱自在に係着できるように構成している。これにより、収納部3の開口部3aが蓋部4によって開閉されうる。この蓋部4の構成は、前記図1に示したバッグ2の形態と同じである。
蓋部4の開閉は、このような面ファスナーばかりでなく、止めホックや、スライドファスナー等によっても可能である。
【0024】
収納部3の背面部5は、前記図1に示したバッグの構成とは異なっており、挿通部6は、帯状体のものを縫着するのではなく、背面部5に切込6aを複数設け、上下の切込6aに挟まれた部分が挿通部6となる。図示した挿通部6は、切込6aが4本設けられているため、挿通部6は3つ形成されていることになる。
この挿通部6の下方の任意の切込6aから上方の任意の切込6aに、胴輪の引き紐用連結帯状体を挿通させることができる。胴輪の引き紐用連結帯状体を挿入する切込6aと取り出す切込6aは、その長さに応じて決定することができる。
また切込6aは、最低2本設けて、挿通部6を1つだけ設けるようにしてもよいが、実際には、引き紐用連結帯状体の長さを考慮して、予じめ複数設けておくことが望ましい。
この切込6aを設けたタイプのものにおいては、背面部5の内側に裏布地を設けて、二重構造にしておくことが望ましいが、裏布地を設けなくとも実施可能である。
【0025】
挿通部6の上方のバッグ2の上端部には、前記図1に示した実施形態と同様に、連結係止具としてのナス環7が設けられている。
また、挿通部6の下方には、取付部材としての取付テープ8、8が設けられている。この取付テープ8は、胴輪の前後の胴部帯状体に取り付けられるものであるが、図1に示した実施形態と異なり、前後の胴部帯状体のそれぞれに係止される独立別個のものとして形成されている。
それぞれの取付テープ8は、布製の細長い帯状体のものから成り、一方の端部8aの部分を背面部5に縫着し、他方の自由端部8bを折り返して前記端部8aに重ね合わせ、面ファスナー等により接合できるように構成している。この自由端部8bを前記端部8aに接合する際に、挿通孔8cが形成されることになる。この挿通孔8cのそれぞれに胴輪の前後の胴部帯状体が挿通されることとなる。
この実施形態において、取付テープ8は、胴輪の前後の胴部帯状体に対応させて2つ形成しているが、前後の何れかの胴部帯状体に取り付けられるように、いずれか一方のみ設けたものとして実施することも可能である。
【0026】
このバッグ2は、図6に図示した従来の胴輪に取り付けることができる。即ち、胴輪50の引き紐用連結用帯状体54を、その先端の連結環55から、挿通部6の上下の切込6aに挿通させ、連結環55にバッグ2のナス環7を連結、係止し、その後、バッグ2の取付テープ8の一方の自由端部8bを他方の端部8aから離脱させて、その間に胴部帯状体51、52をそれぞれ配置させ、これらの胴部帯状体51、52に巻き付けるようにして、自由端部8bを他方の端部8aに係着することによって、バッグ2のそれぞれの取付テープ8が、胴輪の前後のそれぞれの胴部帯状体に取り付くのである。
この実施形態において、バッグの取付テープ8、8は、胴輪の前後の胴部帯状体の形態に合わせて、逆ハ字形状に配置されている。このように取付テープ8のバッグ2への取り付けは、種々必要に応じて変更することができる。
このバッグ2においても、胴輪に着脱自在に取り付けるためには、連結係止具7と挿通部6のみ、或いは、連結係止具7と取付テープ8のみが形成されたものであってもよく、更には、上記実施形態の通り、連結係止具7、挿通部6及び取付テープ8の全てを設けたものであってもよい。
【0027】
以上、実施の形態について説明したが、本願発明においては以下の通り種々その形態を変更することができる。
上記実施形態においては、胴輪の各帯状体及びバッグは布製で、胴輪の連結環17及び接続リング30とバッグのナス環は金属製、胴輪の係止具11、21は合成樹脂製であるが、その材質、大きさ等は自由に設計変更することができる。
バッグ2の挿通部6の下方に設けた取付部材としての取付テープ8は、特に設けなくとも実施可能で、少なくとも上端の連結係止具とその下方の挿通部6の両者があれば、バッグ2は胴輪に取り付けることができる。
【0028】
取付部材としての挿通部6は、図5(B)に図示した下方の取付テープ8と同様の構成を持つ帯状体によって、即ち、一方の端部を収納部3の背面部5に縫着し、他方の自由端部を折り返して、前記端部に面ファスナー等により着脱自在に接合できるようなものとして形成することもできる。
図1に示した挿通部6及び取付テープ8は、収納部3の背面部5に縫い付けるのでなく、接着剤によって接着してもよい。
更には、バッグ2の取付部材を全て面ファスナーによって形成し、これに接合する面ファスナーを胴輪の対応する位置にも設けて、両者を着脱自在に係着するようにして、バッグ2を胴輪1に取り付けるようにすることもできる。
【0029】
先端に連結環17を有する引き紐用連結帯状体16が設けられる連結部材としては、上記実施形態においては、連結帯状体15によって形成したが、図6に示した従来の金属製の連結部材であってもよく、これを使用し、この従来例のような連結部材から引き紐用連結帯状体を上方に延設し、その根本部に係止具を設けた胴輪にバッグ2を取り付けることもできる。
係止具11、21は、着脱可能に係合しうるものであれば、どのような形式のものでもよい。
前後の胴部帯状体に設けた接続リング30の形状は、上記実施形態では、上方部が水平で、下方部が円形の略D字型のリングを用いたが、その形状も自由に設計変更することができる。
この接続リングによって、それぞれの胴部帯状体の下方部が、この接続回動部材の部位を中心として前後に回動しうることとなる。
【0030】
何れにしても、本願発明においては、胴輪に取り付けられるバッグにその特徴があり、各種の形式の胴輪にこれを取り付けて使用することができるものである。
バッグ2の大きさ、形状等も自由に設計することができる。
その上方端に設けたナス環7も他の形式のものを使用することができ、その取付位置も、バッグ2の上端部、或いはバッグ2の背面部の上方の適宜位置に設ければよく、胴輪1の引き紐用連結帯状体16の先端に設けた連結具と連結係止できるものであればよい。
バッグ2の開口部3aの位置も自由であって、上方以外の任意の位置に設けることも出来る。
蓋部4はなくともよく、スライドファスナーにより開口部3aが開閉出来るものであってもよい。
【0031】
【発明の効果】
本願の第1の発明に係るペット用バッグ付き胴輪においては、胴輪にバッグが取り付けられているため、このバッグ内に各種のペット用品を収納することができ、便利なものとなり、犬等のペットの散歩に際しても、飼い主自身は、身軽に出掛けることができることとなる。
バッグの上方の連結係止具が、胴輪の引き紐用連結帯状体の先端の連結具と連結係止されるため、バッグが下方にずれ落ちる恐れが無くなる。
引き紐用連結帯状体に取り付けられる取付部材として挿通部が設けられたものにあっては、引き紐用連結帯状体がこの挿通部に挿通されるため、バッグが胴輪から分離される恐れがなくなる。即ち、使用中振動が付加されてもバッグが胴輪から離れず、胴輪と一体的なままの状態を保つことができる。
胴輪の引き紐用連結帯状体と前後の胴部帯状体との両者に取り付けられる取付部材がバッグに設けられたものにあっては、バッグがより安定的に且つ確実に胴輪に取り付けられうる。
【0032】
本願の第2の発明に係るペット用胴輪のバッグにおいては、上記バッグ付き胴輪のバッグと同様の効果を有し、前後の胴部帯状体と、引き紐用連結帯状体と、その先端の連結具を備えた各種の胴輪に、このバッグを簡単に取り付けて使用することができる。
これにより、各種のペット用品をバッグ内に収納することができ、便利なものとなり、犬等のペットの散歩に際しても、飼い主自身は、身軽に出掛けることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るペット用バッグ付き胴輪の斜視図であって、胴輪とバッグを分離した状態を示す。
【図2】図1に示した胴輪の係止具を示す斜視図である。
【図3】本願発明に係るペット用バッグ付き胴輪の使用状態を示す概略説明図である。
【図4】本願発明の他の実施形態に係るバッグを用いたペット用バッグ付き胴輪の斜視図であって、胴輪とバッグを分離した状態を示す。
【図5】本願発明に係るペット用胴輪に取り付けるバッグの他の実施形態を示し、その(A)が前面部側から見た斜視図、その(B)が背面部側から見た斜視図である。
【図6】従来のペット用胴輪を示し、その(A)が全体斜視図、その(B)が係止具の部分の斜視図である。
【符号の説明】
1…胴輪、2…バッグ、3…収納部、3a…開口部、4…蓋部、5…背面部、6…挿通部、7…ナス環、8…取付テープ、9…前面部、10、20…胴部帯状体、11、21…係止具、15…連結帯状体、16…引き紐用連結帯状体、17…連結環
【発明の属する技術分野】
本願発明は、犬等のペットの胴部に取り付けて使用するバッグ付き胴輪及びそのバッグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ペット用のバッグ付きの胴輪というものは存在していなかったが、単なるペット用胴輪としては次のようなものがある。
特許第2506285号公報及び実公平2−46280号公報に記載の胴輪が挙げられるが、これらの一例を図6に示す。図6(A)がその全体斜視図、図6(B)がその一部拡大説明図である。
ここに示された胴輪50は、前方の胴部帯状体51と後方の胴部帯状体52を有し、これら前後の胴部帯状体51、52の各端部が連結部材53によって連結されている。この連結部材53のそれぞれから上方に向かって引き紐用連結帯状体54が延設され、これらの引き紐用連結帯状体54、54の先端には、引き紐を連結するための連結具としての連結環55、55が設けられている。また、引き紐用連結帯状体54の根本部には、引き紐用連結帯状体54相互を連結するための係止具56が設けられ、この係止具56は着脱自在のものである。更に、前後の胴部帯状体51、52の下方部には、前後の胴部帯状体51、52の間隔を規制するための間隔規制帯状体57が設けられている。また、胴部帯状体51、52には、その長さを長短自在に調節できる長さ調節具58、58が設けられている。
【0003】
図6(B)は、係止具56の部分を拡大して図示しているが、係止具56は、それぞれの引き紐用連結帯状体54の根本部の内側に設けられており、一方の引き紐用連結帯状体54に設けられた嵌合突起61と、他方の引き紐用連結帯状体54に設けられた嵌合受部62とからなるものであり、嵌合突起61を嵌合受部62に嵌合させることによって両者が係止され、且つ嵌合突起61を両側から押圧することによって、両者の係合が解除され、分離されうるものである。
また、前後の胴部帯状体51、52の各端部を連結する連結部材53は、それぞれ金属製の板状体から成り、この連結部材53の上方に横長の孔部63を形成して、この孔部63に引き紐用連結帯状体54の一方端を取り付け、この孔部63の下方部に逆ハ状の長孔64、64を穿設し、この長孔64、64に前後の胴部帯状体51、52の端部を取り付けている。
【0004】
この連結部材53に形成された、逆ハ状の長孔64、64によって、前後の胴部帯状体51、52が前後の斜め方向に振り分けられ、犬等のペットの胴部に相応しくフィットすることになるのである。
前後の胴部帯状体51、52の下方部を連結する間隔規制帯状体57は、前後の胴部帯状体51、52が必要以上にその間隔が広がってしまうことを防止するものである。
この胴輪を犬に取り付ける場合には、先ず係止具56を外し、前後の胴部帯状体51、52と、間隔規制帯状体57とによって形成される2つの輪状部分内に犬の前足を挿通させ、前方の胴部帯状体51を前足の前方の胴部に配置させ、後方の胴部帯状体52を前足の後方の胴部に配置させて、犬の胴部に装着することができる。その後、上方の係止具56を係止してこの胴輪を犬の胴部に取り付けることができる。更に、引き紐用連結帯状体54、54の上端の連結環55、55に、引き紐の一端を連結して使用することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のペット用胴輪は、引き紐を連結して散歩に連れて行くため等に使用され、首輪に代わる物であった。しかも、首輪と比較すれば、ペットの首部に取り付けるのでなく、前足の前後の胴部に取り付けられるため、ペット自身が楽であるというメリットがあった。
しかしながら、ペットの散歩等に際しては、ペット用品等、例えば、ペットフードや、ペットの糞を処理するためのビニール袋等を飼い主自身が所持しなければならなかった。
そこで、本願発明は、ペットの散歩等に際して、飼い主が身軽に出掛けられるように、各種のペット用品を内部に収納することのできるバッグをペット用胴輪に取り付けたものを提供することを課題としている。
更に、バッグが胴輪により確実に取り付けられることも本願発明の課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本願発明の第1のものは、前後の胴部帯状体10、20と、これら胴部帯状体10、20の上方部分で、これら前後の胴部帯状体10、20を相互に連結する連結部材15と、この連結部材15から上方に延設され、且つ先端に引き紐と連結されうる連結具17を有する引き紐用連結帯状体16とを少なくとも備え、犬等のペットの胴部に着脱自在に取り付けられうる胴輪1と、少なくとも1つの開閉自在の開口部3aを有し、且つ内部に物品を収納できる収納部3を有し、前記胴輪1に着脱自在に取り付けられうるバッグ2とから成り、バッグ2の背面部5の適宜位置には、胴輪の引き紐用連結帯状体16、及び/又は、前後の胴部帯状体10,20に取り付けられうる挿通部6等の取付部材を設け、この取付部材の上方には、引き紐用連結帯状体16の先端に設けられた連結具17に係止できるナス環7等の連結係止具を設けたことを特徴とするペット用バッグ付き胴輪である。
【0007】
ここでいう帯状体というのは、帯状のものばかりでなく、紐状のものをも含む概念であり、以下同様である。
この発明においては、バッグ2は、上方の連結係止具と下方の取付部材とによって、胴輪の引き紐用連結帯状体の先端の連結具と引き紐用連結帯状体の上下の2箇所で、或いは、これら2箇所と前後の胴部帯状体との3箇所で、或いは、胴輪の連結具と前後の胴部帯状体との上下の2箇所で取り付けられることとなる。このように、バッグが胴輪に取り付けられているため、バッグは胴輪に安定的に且つ確実に取り付けられ、各種ペット用品をバッグの収納部内に収納しておくことができる。
【0008】
本願発明の第2のものは、少なくとも1つの開閉自在の開口部3aを有し、且つ内部に物品を収納できる収納部3を有するバッグ2であって、バッグ2の背面部5の適宜位置には、胴輪の引き紐用連結帯状体、及び/又は、前後の胴部帯状体に取り付けられうる挿通部6等の取付部材を設け、この取付部材の上方には、引き紐用連結帯状体の先端に設けられた連結具に係止できるナス環7等の連結係止具を設け、これにより胴輪に着脱自在に取り付けられうることを特徴とするペット用胴輪のバッグである。
このバッグは、前後の胴部帯状体と、引き紐用連結帯状体及びその先端の連結具を有する各種の胴輪に着脱自在に取り付けて使用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面と共に本願発明の実施の形態について説明する。図1乃至図5が本願発明の実施形態を図示している。
図1は、本願発明に係るペット用バッグ付き胴輪の実施形態を示す全体斜視図であって、胴輪1とバッグ2を分離した状態を示している。
先ず胴輪1においては、前方の輪状の胴部帯状体10の両端部が、その上方に位置する係止具11によって連結及び分離自在に形成されている。同様に、後方の胴部帯状体20の両端部も、その上方に位置する係止具21によって連結及び分離自在に形成されている。
係止具11、21が上方に設けられていることによって、この胴輪をペットに取り着ける際に、ペットの背中部でこの胴輪を取り付けることができ、便利となる。
【0010】
係止具11、21の両側で左右対称位置に、前後の胴部帯状体10、20を連結する連結部材としての連結帯状体15、15を1本ずつ設ける。これら連結帯状体15、15の略中央部から上方に延長する引き紐用連結帯状体16、16を設ける。これら引き紐用連結帯状体16、16の上方先端部には、連結環17、17を取り着ける。これらの連結環17、17が引き紐と連結される連結具となり、引き紐の一端を連結することができる。
連結帯状体15、15の更に下方の両側の左右対称位置に、前後の胴部帯状体10、20を連結し、前後の胴部帯状体10、20が周方向に移動しないようにするためのずれ防止用帯状体18、18を形成する。このずれ防止用帯状体18、18が犬等の前足の付け根に当たって、それ以上周方向に胴部帯状体10、20が移動してしまうことを防止することができる。
【0011】
更に、この胴輪においては、前後の胴部帯状体10、20の中間部で、前記ずれ防止用帯状体18、18のすぐ下の位置に、それぞれ2個ずつの接続リング30、30を配置し、それぞれの胴部帯状体10、20を分割した状態で、これら接続リング30、30によって連結している。
この接続リング30によって、接続リング30、30が設けられた位置から下方の胴部帯状体10、20は、この接続リング30、30を中心として前後に回動しうる状態となる。これにより、胴部帯状体10、20は、接続リング30、30の下方部分が、前後に開いたり、或いは、両方の胴部帯状体10、20が共に前後に移動したりすることが可能となり、ペットの歩行、走行、或いは各種動作に追従して、動くことが可能となるのである。
【0012】
前後の胴部帯状体10、20の下方部には、従来の胴輪と同様に、前後の胴部帯状体10、20の間隔が必要以上に広く成りすぎることを防止するために、間隔規制帯状体31を、前後の胴部帯状体10、20の下方部を相互に連結するように形成されている。この間隔規制帯状体31の両端部は、前後の胴部帯状体10、20に固定されていてもよく、また周方向に自由に移動するように取り付けられていてもよい。
また、それぞれの胴部帯状体10、20には、その長さが長短調節できるように、長さ調節具32が設けられている。
【0013】
次に、上記の胴輪1に着脱自在に取り付けられるバッグ2は、内部に各種のペット用品を収納できる袋状の収納部3と、この収納部3の上方の開口部3aを開閉するために、収納部3の背面部5から上方に延設された蓋部4とから成るものである。
このバッグ3の背面部5の上方部分には、胴輪1の引き紐用連結帯状体16を挿通させることができる挿通部6、6が形成されている。この挿通部6が引き紐用連結帯状体16に取り付けられる取付部材となる。
この挿通部6は、布製の細長い帯状体のものから成り、その両端部分をバッグ3の背面部5に縫着して、その中央部分と背面部5との間に挿通孔6aが形成されたものである。この挿通孔6aに胴輪1の引き紐用連結帯状体16を、その先端部に設けられた連結環17の部分から挿通させることができる。
【0014】
挿通部16は、最低1つ設けられていればよいが、引き紐用連結帯状体16の長さの長いものもあるため、図1においては、2つ形成したものを示した。引き紐用連結帯状体16が長い場合には、これら2つの挿通部16の両方に引き紐用連結帯状体16を挿通させる。従って、挿通部16は、少なくとも1つ設けられていればよく、その他必要に応じて適宜複数設ければよい。
この取付部材としての挿通部6によって、バッグ2は、胴輪1に完全に取り付けられ、使用中外れ落ちてしまうということがなくなる。或いは、バッグは胴輪と一体的となり、使用中の振動によってもバッグは胴輪と離れることがない。
【0015】
挿通部6の上方のバッグ2の上端部分には、連結係止具としてのナス環7を取り付けておく。このナス環7が、胴輪1の引き紐用連結帯状体16の先端に設けられた連結環17に連結係止される。これによりバッグ2は、胴輪1から下方にずれ落ちることがない。この連結係止具としてのナス環7は、バッグ2の背面部5の上方部、又は、バッグ2の上端部分の適宜位置に設けることができる。
以上により、バッグ2は、その背面部5に形成された挿通部6の挿通孔6aに、胴輪1の引き紐用連結帯状体16を、その先端の連結環17から挿通させ、挿通後、バッグ2の上端部分に形成されたナス環7を引き紐用連結帯状体16の先端の連結環17に連結し、係止することによって、バッグ2が胴輪1に簡単に取り付けられる。バッグ2を胴輪1から取り外す時は、この逆の手順でやはり簡単に取り外すことができる。
【0016】
更に本願発明のバッグ2には、その背面部5の下方部分に、胴輪1の前後の胴部帯状体10、20に取り付けることのできる取付部材としての取付テープ8を設けている。
この取付テープ8は、やはり細長い布製の帯状体のものからなり、この帯状体の中央部分8aのみをバッグ2の背面部5に縫着し、その両側の端部8b,8bを中央部側に折り返して、中央部分8aに面ファスナーによって着脱可能に接合することができるように構成している。
即ち、縫着された中央部分8aの表面に面ファスナーの雌部を設け、他方両側の端部8b,8bの裏面に面ファスナーの雄部を設けて、両者を相互に接合、及び離脱させることができ、両者を接合したときに、中央部分8aと端部8bとの間に挿通孔8cが形成される。この挿通孔8c、8c内に、胴輪1の前後の胴部帯状体10、20が挿通されることとなる。
【0017】
この取付テープ8を胴輪1に取り付けるには、その両側の端部8b、8bを中央部分8aから離脱させ、中央部分8aと一方の端部8bとの間に、前方の胴部帯状体10を配置し、中央部分8aと他方の端部8bとの間に、後方の胴部帯状体20を配置させて、両端部8b,8bを中央部材8aに接合することによって行うことができる。
この取付テープ8によって、バッグ2は、上方のナス環7と挿通部6と共に、3箇所で取り付けられることとなり、より安定した状態で確実に胴輪1に取り付けられることとなる。
尚、バッグ2を胴輪1に着脱自在に取り付けるためには、上記の連結係止具7と挿通部6のみ、或いは、連結係止具7と取付テープ8のみが設けられたものであってもよく、更には、上記実施形態のように連結係止具7と挿通部6と取付テープ8の三者を全て設けたものとして実施してもよい。
【0018】
図2は、上記実施形態における胴輪1で使用されている係止具11の部分の拡大説明図である。後方の胴部帯状体20に設けられている係止具21の構成も係止具11と同一である。
係止具11は、胴部帯状体10の上方に位置する両端部に設けられ、一方の端部には、係止突起11a,11aが設けられ、これらの係止突起11a,11aと係合する係止受部11bを胴部帯状体10の他方端部に設けている。11cは、係止突起11aを係止受部11b内に導入するための案内杆である。この案内杆11cを係止受部11bの内部に形成された突条部11dに適合させて、係止突起11a,11aを係止受部11b内部に案内し、両者を係止することができる。
係止を解除する際は、係止突起11a,11aを両側から中央部に向けて押圧することによって、係止突起11aの係止が解けて、係止突起11aを係止受部11bから分離させることができる。この形式の係止具は、既に公知のものである。
【0019】
図3は、上記実施形態に係るペット用バッグ付き胴輪を犬に取り付けた状態の概略透視説明図である。
先ず、バッグ2は胴輪1に予じめ取り付けておく。
犬の大きさに合わせて、前後の胴部帯状体10、20の長さを、長さ調節具32によって調節する。
上方に設けられた係止具11、21を分離する。
係止具11、21を分離した後、前後の胴部帯状体10、20と間隔規制帯状体31とによって囲まれた輪状部分に犬の前足をそれぞれ挿入する。
犬の背部に位置する2つの係止具11、21を係止することによって、このバッグ付き胴輪が犬の前足の前後の胴部に装着される。
こうして、引き紐用連結帯状体16、16の先端部に設けられた連結環17、17の両方に、引き紐40の端部に設けられたナス環41を連結する。
【0020】
本願発明に係るバッグ付き胴輪においては、この図3からよく解る通り、犬の前足の前後の動きに合わせて、前後の胴部帯状体10、20の両側方部に介在する接続リング30、30の下方部が前後に動くことができ、しかも、この動きは、左右それぞれの側で独立に動作する。
更に、ずれ防止帯状体18、18の存在によって、このずれ防止帯状体18がそれぞれの前足の付け根に当たって、それ以上胴輪が周方向に移動してしまうことも防止できる。
そして、バッグ2は、胴輪1の引き紐用連結帯状体16と、前後の胴部帯状体10、20と、連結環17との3箇所に安定的に取り付けられるのである(図3においてバッグと胴輪との取付部分の図示は、煩雑化を避けるため省略している)。
【0021】
図4は、本願発明に係るバッグ2の更に他の実施形態を示す分離状態の斜視図であって、胴輪1は前記図1に図示のものと同じものである。
このバッグ2の全体形状は、ほぼ前記実施形態と同じであり、このバッグ2の上方端部分にナス環7が設けられている点も、前記図1に示した実施形態と同様である。しかし、この実施形態においては、取付部材が前記実施形態と相違する。
即ち、この取付部材は、2本の布製の帯状のものからなる挿通部6、6から形成されているが、この帯状の挿通部6の両端部がそれぞれバッグ2の背面部5の縁取部5aの部分で縫い付けられている。つまり、挿通部6の挿通孔6aが横に長く形成されることとなる。
これらの挿通部6、6は、横長の挿通孔6aを有しているために、胴輪1の前後の胴部帯状体10、20の両方を共に、その挿通孔6a内に挿通させて、胴輪1に取り付けることができるものである。
【0022】
このバッグ2を胴輪1に取り付ける手順は、胴輪1の係止具11、21を相互に分離して、前後の胴部帯状体10、20を左右の両側に分離する。図中左側の引き紐用連結帯状体16の先端の連結環17、及び、前後の胴部帯状体10、20の分離された係止具11、21を、バッグ2の背面部5に設けられた下方の挿通部6の挿通孔6aに挿通させ、更にそのまま上方の挿通部6の挿通孔6aに挿通させる。引き続きこれらをを上方に引き上げて、挿通部6の挿通孔6a内に前後の胴部帯状体10、20を共に挿通させることができる。最後に、バッグ2の上方端部分に設けられたナス環7を、胴輪1の引き紐用連結帯状体16の先端の連結環17に連結、係止して、バッグ2を胴輪1に取り付けることができる。
この状態で、バッグ付き胴輪を犬等のペットの胴部に取り付ければよいのである。
尚、上記挿通部6は、2本でなく、3本でも4本でも必要に応じて設けることができる。また挿通部6を設ける位置も自由に設定することができる。
このように、この実施形態においては、バッグ2の挿通部6、6は、胴輪1の前後の胴部帯状体10、20に取り付けられるものである。
更に、このバッグ2は、図6に図示した従来の胴輪50に取り付けることもできる。この場合には、胴輪50の前後の胴部帯状体51、52に、或いは、これらと引き紐用連結帯状体54に取り付けられることとなる。
【0023】
図5は、本願発明に係るバッグの他の実施形態を示す斜視図であって、その(A)が前面部側からみたもの、その(B)が背面部側からみたものである。
バッグ2は、上方に開口部3aが設けられ、各種ペット用品等を収納できる袋形状の収納部3と、収納部3の背面部5から上方に延設された蓋部4とから形成されている。
蓋部4の裏面には、面ファスナー4aを設け、この面ファスナー4aと対応する収納部3の前面部9の位置にも面ファスナー9aを設け、両者が相互に着脱自在に係着できるように構成している。これにより、収納部3の開口部3aが蓋部4によって開閉されうる。この蓋部4の構成は、前記図1に示したバッグ2の形態と同じである。
蓋部4の開閉は、このような面ファスナーばかりでなく、止めホックや、スライドファスナー等によっても可能である。
【0024】
収納部3の背面部5は、前記図1に示したバッグの構成とは異なっており、挿通部6は、帯状体のものを縫着するのではなく、背面部5に切込6aを複数設け、上下の切込6aに挟まれた部分が挿通部6となる。図示した挿通部6は、切込6aが4本設けられているため、挿通部6は3つ形成されていることになる。
この挿通部6の下方の任意の切込6aから上方の任意の切込6aに、胴輪の引き紐用連結帯状体を挿通させることができる。胴輪の引き紐用連結帯状体を挿入する切込6aと取り出す切込6aは、その長さに応じて決定することができる。
また切込6aは、最低2本設けて、挿通部6を1つだけ設けるようにしてもよいが、実際には、引き紐用連結帯状体の長さを考慮して、予じめ複数設けておくことが望ましい。
この切込6aを設けたタイプのものにおいては、背面部5の内側に裏布地を設けて、二重構造にしておくことが望ましいが、裏布地を設けなくとも実施可能である。
【0025】
挿通部6の上方のバッグ2の上端部には、前記図1に示した実施形態と同様に、連結係止具としてのナス環7が設けられている。
また、挿通部6の下方には、取付部材としての取付テープ8、8が設けられている。この取付テープ8は、胴輪の前後の胴部帯状体に取り付けられるものであるが、図1に示した実施形態と異なり、前後の胴部帯状体のそれぞれに係止される独立別個のものとして形成されている。
それぞれの取付テープ8は、布製の細長い帯状体のものから成り、一方の端部8aの部分を背面部5に縫着し、他方の自由端部8bを折り返して前記端部8aに重ね合わせ、面ファスナー等により接合できるように構成している。この自由端部8bを前記端部8aに接合する際に、挿通孔8cが形成されることになる。この挿通孔8cのそれぞれに胴輪の前後の胴部帯状体が挿通されることとなる。
この実施形態において、取付テープ8は、胴輪の前後の胴部帯状体に対応させて2つ形成しているが、前後の何れかの胴部帯状体に取り付けられるように、いずれか一方のみ設けたものとして実施することも可能である。
【0026】
このバッグ2は、図6に図示した従来の胴輪に取り付けることができる。即ち、胴輪50の引き紐用連結用帯状体54を、その先端の連結環55から、挿通部6の上下の切込6aに挿通させ、連結環55にバッグ2のナス環7を連結、係止し、その後、バッグ2の取付テープ8の一方の自由端部8bを他方の端部8aから離脱させて、その間に胴部帯状体51、52をそれぞれ配置させ、これらの胴部帯状体51、52に巻き付けるようにして、自由端部8bを他方の端部8aに係着することによって、バッグ2のそれぞれの取付テープ8が、胴輪の前後のそれぞれの胴部帯状体に取り付くのである。
この実施形態において、バッグの取付テープ8、8は、胴輪の前後の胴部帯状体の形態に合わせて、逆ハ字形状に配置されている。このように取付テープ8のバッグ2への取り付けは、種々必要に応じて変更することができる。
このバッグ2においても、胴輪に着脱自在に取り付けるためには、連結係止具7と挿通部6のみ、或いは、連結係止具7と取付テープ8のみが形成されたものであってもよく、更には、上記実施形態の通り、連結係止具7、挿通部6及び取付テープ8の全てを設けたものであってもよい。
【0027】
以上、実施の形態について説明したが、本願発明においては以下の通り種々その形態を変更することができる。
上記実施形態においては、胴輪の各帯状体及びバッグは布製で、胴輪の連結環17及び接続リング30とバッグのナス環は金属製、胴輪の係止具11、21は合成樹脂製であるが、その材質、大きさ等は自由に設計変更することができる。
バッグ2の挿通部6の下方に設けた取付部材としての取付テープ8は、特に設けなくとも実施可能で、少なくとも上端の連結係止具とその下方の挿通部6の両者があれば、バッグ2は胴輪に取り付けることができる。
【0028】
取付部材としての挿通部6は、図5(B)に図示した下方の取付テープ8と同様の構成を持つ帯状体によって、即ち、一方の端部を収納部3の背面部5に縫着し、他方の自由端部を折り返して、前記端部に面ファスナー等により着脱自在に接合できるようなものとして形成することもできる。
図1に示した挿通部6及び取付テープ8は、収納部3の背面部5に縫い付けるのでなく、接着剤によって接着してもよい。
更には、バッグ2の取付部材を全て面ファスナーによって形成し、これに接合する面ファスナーを胴輪の対応する位置にも設けて、両者を着脱自在に係着するようにして、バッグ2を胴輪1に取り付けるようにすることもできる。
【0029】
先端に連結環17を有する引き紐用連結帯状体16が設けられる連結部材としては、上記実施形態においては、連結帯状体15によって形成したが、図6に示した従来の金属製の連結部材であってもよく、これを使用し、この従来例のような連結部材から引き紐用連結帯状体を上方に延設し、その根本部に係止具を設けた胴輪にバッグ2を取り付けることもできる。
係止具11、21は、着脱可能に係合しうるものであれば、どのような形式のものでもよい。
前後の胴部帯状体に設けた接続リング30の形状は、上記実施形態では、上方部が水平で、下方部が円形の略D字型のリングを用いたが、その形状も自由に設計変更することができる。
この接続リングによって、それぞれの胴部帯状体の下方部が、この接続回動部材の部位を中心として前後に回動しうることとなる。
【0030】
何れにしても、本願発明においては、胴輪に取り付けられるバッグにその特徴があり、各種の形式の胴輪にこれを取り付けて使用することができるものである。
バッグ2の大きさ、形状等も自由に設計することができる。
その上方端に設けたナス環7も他の形式のものを使用することができ、その取付位置も、バッグ2の上端部、或いはバッグ2の背面部の上方の適宜位置に設ければよく、胴輪1の引き紐用連結帯状体16の先端に設けた連結具と連結係止できるものであればよい。
バッグ2の開口部3aの位置も自由であって、上方以外の任意の位置に設けることも出来る。
蓋部4はなくともよく、スライドファスナーにより開口部3aが開閉出来るものであってもよい。
【0031】
【発明の効果】
本願の第1の発明に係るペット用バッグ付き胴輪においては、胴輪にバッグが取り付けられているため、このバッグ内に各種のペット用品を収納することができ、便利なものとなり、犬等のペットの散歩に際しても、飼い主自身は、身軽に出掛けることができることとなる。
バッグの上方の連結係止具が、胴輪の引き紐用連結帯状体の先端の連結具と連結係止されるため、バッグが下方にずれ落ちる恐れが無くなる。
引き紐用連結帯状体に取り付けられる取付部材として挿通部が設けられたものにあっては、引き紐用連結帯状体がこの挿通部に挿通されるため、バッグが胴輪から分離される恐れがなくなる。即ち、使用中振動が付加されてもバッグが胴輪から離れず、胴輪と一体的なままの状態を保つことができる。
胴輪の引き紐用連結帯状体と前後の胴部帯状体との両者に取り付けられる取付部材がバッグに設けられたものにあっては、バッグがより安定的に且つ確実に胴輪に取り付けられうる。
【0032】
本願の第2の発明に係るペット用胴輪のバッグにおいては、上記バッグ付き胴輪のバッグと同様の効果を有し、前後の胴部帯状体と、引き紐用連結帯状体と、その先端の連結具を備えた各種の胴輪に、このバッグを簡単に取り付けて使用することができる。
これにより、各種のペット用品をバッグ内に収納することができ、便利なものとなり、犬等のペットの散歩に際しても、飼い主自身は、身軽に出掛けることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るペット用バッグ付き胴輪の斜視図であって、胴輪とバッグを分離した状態を示す。
【図2】図1に示した胴輪の係止具を示す斜視図である。
【図3】本願発明に係るペット用バッグ付き胴輪の使用状態を示す概略説明図である。
【図4】本願発明の他の実施形態に係るバッグを用いたペット用バッグ付き胴輪の斜視図であって、胴輪とバッグを分離した状態を示す。
【図5】本願発明に係るペット用胴輪に取り付けるバッグの他の実施形態を示し、その(A)が前面部側から見た斜視図、その(B)が背面部側から見た斜視図である。
【図6】従来のペット用胴輪を示し、その(A)が全体斜視図、その(B)が係止具の部分の斜視図である。
【符号の説明】
1…胴輪、2…バッグ、3…収納部、3a…開口部、4…蓋部、5…背面部、6…挿通部、7…ナス環、8…取付テープ、9…前面部、10、20…胴部帯状体、11、21…係止具、15…連結帯状体、16…引き紐用連結帯状体、17…連結環
Claims (2)
- 前後の胴部帯状体(10)(20)と、これら胴部帯状体(10)(20)の上方部分で、これら前後の胴部帯状体(10)(20)を相互に連結する連結部材(15)と、この連結部材(15)から上方に延設され、且つ先端に引き紐と連結されうる連結具(17)を有する引き紐用連結帯状体(16)とを少なくとも備え、犬等のペットの胴部に着脱自在に取り付けられうる胴輪(1) と、
少なくとも1つの開閉自在の開口部(3a)を有し、且つ内部に物品を収納できる収納部(3) を有し、前記胴輪(1) に着脱自在に取り付けられうるバッグ(2) とから成り、
バッグ(2) の背面部(5) の適宜位置には、胴輪の引き紐用連結帯状体(16)、及び/又は、前後の胴部帯状体(10)(20)に取り付けられうる挿通部(6) 等の取付部材を設け、
この取付部材の上方には、引き紐用連結帯状体(16)の先端に設けられた連結具(17)に係止できるナス環(7) 等の連結係止具を設けたことを特徴とするペット用バッグ付き胴輪。 - 少なくとも1つの開閉自在の開口部(3a)を有し、且つ内部に物品を収納できる収納部(3) を有するバッグ(2) であって、
バッグ(2) の背面部(5) の適宜位置には、胴輪の引き紐用連結帯状体、及び/又は、前後の胴部帯状体に取り付けられうる挿通部(6) 等の取付部材を設け、
この取付部材の上方には、引き紐用連結帯状体の先端に設けられた連結具に係止できるナス環(7) 等の連結係止具を設け、
これにより胴輪に着脱自在に取り付けられうることを特徴とするペット用胴輪のバッグ。
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JPH10290641A JPH10290641A (ja) | 1998-11-04 |
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