JP3048744U - 塗装用ローラ収納ケース - Google Patents
塗装用ローラ収納ケースInfo
- Publication number
- JP3048744U JP3048744U JP1997010415U JP1041597U JP3048744U JP 3048744 U JP3048744 U JP 3048744U JP 1997010415 U JP1997010415 U JP 1997010415U JP 1041597 U JP1041597 U JP 1041597U JP 3048744 U JP3048744 U JP 3048744U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- storage case
- storage
- coating
- roller storage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用済のローラをローラ収納袋に入れる場合
にあっては、ハンドル部分を手に持ってローラのみを収
納袋に入れることとなるが、該収納袋の挿入口が狭いた
めローラが作業者の手に触れてしまい、塗料が付着して
しまうといった問題があった。 【解決手段】 ヒンジ部11を介して開閉可能に形成さ
れた一対のローラ収納板に、塗装用ローラ21を収容す
るローラ収納部12a,13aを形成すると共に、該ロ
ーラ収納部の軸方向の一端に塗装用ローラ収納時に塗装
用ローラのハンドル部22の軸が挿入される軸挿入孔1
2c,13cを形成した塗装用ローラ収納ケースであ
る。
にあっては、ハンドル部分を手に持ってローラのみを収
納袋に入れることとなるが、該収納袋の挿入口が狭いた
めローラが作業者の手に触れてしまい、塗料が付着して
しまうといった問題があった。 【解決手段】 ヒンジ部11を介して開閉可能に形成さ
れた一対のローラ収納板に、塗装用ローラ21を収容す
るローラ収納部12a,13aを形成すると共に、該ロ
ーラ収納部の軸方向の一端に塗装用ローラ収納時に塗装
用ローラのハンドル部22の軸が挿入される軸挿入孔1
2c,13cを形成した塗装用ローラ収納ケースであ
る。
Description
【0001】
本考案は、家屋の壁面等を塗装するための塗装用ローラを収納するためのケー スであって、特に、塗装用ローラと、該塗装用ローラを支持するハンドル部が着 脱自在に形成されている塗装用ローラ収納ケースに関する。
【0002】
一般に、塗装用ローラは、ローラ部分と、該ローラ部分を回転自在に軸支し、 かつ、作業者が手に持つハンドル部分とより構成されている。そして、ローラ部 分に塗料を含浸させた状態で壁面等に塗料の塗布を行うものであるが、塗布を終 了した時点で水洗い等によって洗浄しておかないと、塗料がこびりついてとれな くなり、起毛部分が塗布の目的を果たせなくなる。
【0003】 また、塗料がこびりついた場合以外においても長期間使用していれば、起毛部 分が摩耗してしまい、使用に耐えなくなる。このような場合、従来においては、 ローラ部分とハンドル部分の全体を廃棄せざるを得ず、大変無駄であった。
【0004】 そこで、本願出願人はハンドル部分とローラ部分とを別個独立に製作し、ロー ラ部分の起毛部分が塗布の目的を果たせなくなった場合には、ローラ部分のみを 新しいローラと取り替えることにより、何度も使用できるハンドル部分を再利用 して無駄の防止を図る技術を提案した(実公昭55−32125号公報)。
【0005】
ところで、前記したローラ部分の販売形態は、該ローラが入る大きさの合成樹 脂製のローラ収納袋に収納して販売されているものであり、使用済み後のローラ はローラ収納袋に入れて廃棄するのが一般的であった。
【0006】 しかし、前記ローラをローラ収納袋に入れる場合、ハンドル部分を手に持って ローラのみを収納袋に入れることとなるが、該収納袋の挿入口が狭いためローラ が作業者の手に触れてしまい、塗料が付着してしまうといった問題があった。
【0007】 本考案は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、 ローラを破棄する際に、ローラが作業者の手に触れて塗料が付着するのを防止で きる塗装用ローラ収納ケースを提供せんとするにある。
【0008】
本考案の塗装用ローラ収納ケースは前記した目的を達成せんとするもので、そ の手段は、ヒンジ部を介して開閉可能に形成された一対のローラ収納板に、塗装 用ローラを収納するローラ収納部を形成すると共に、該ローラ収納部の軸方向の 一端に塗装用ローラ収納時に塗装用ローラのハンドル部の軸が挿入される軸挿入 孔を形成したものである。
【0009】 また、前記ローラ収納部の一方の周囲に凸状嵌合部を、他方の周囲に凹状嵌合 部を形成し、一対のローラ収納板を前記嵌合部で嵌合固定することが望ましい。
【0010】
以下、本考案に係る塗装用ローラ収納ケースの実施形態を図1ないし図8と共 に説明する。
【0011】 1は本考案に係る塗装用ローラ収納ケースであり、この塗装用ローラ収納ケー ス1は、ヒンジ部11を介して開閉可能に形成された一対のローラ収納板12, 13のそれぞれにローラ収納部12a,13aが形成されている。なお、実施の 形態にあっては、ローラ収納板12,13の長手方向にヒンジ部11が形成され たものを示したが、該ヒンジ部11は短手方向に形成してもよい。
【0012】 前記ローラ収納部12aの周囲には、凹状嵌合部12bが形成されると共に、 該凹状嵌合部12bの長手方向の先端中央に塗装用ローラ2のローラ部21に対 して着脱自在に取付けられるハンドル部22が挿入される軸挿入孔12cが形成 されている。また、ローラ収納部13aの周囲には、前記凹状嵌合部12bに嵌 合される凸状嵌合部13bが形成されると共に、前記軸挿入孔12cと対向する 位置に同じく軸挿入孔13cが形成されている。
【0013】 次に、このように構成された本考案にかかる塗装用ローラ収納ケースを使用す る場合を以下に説明する。 塗装用ローラ2のローラ21は、収納ケース1のローラ収納部12a,13a に収納された状態で販売されている。そして、このローラ21を使用するには収 納ケース1をヒンジ部11で開放して取り出し、塗装用ローラ2のハンドル部2 2をローラ21の孔に差し込み使用し、あるいは、収納ケース1にローラ21を 収納した状態で、塗装用ローラ2のハンドル部22をローラ21の孔に差し込ん だ後、ローラ21を収納ケース1より取り出して使用する。
【0014】 次いで、起毛部分が塗布の目的を果たさなくなった等した塗装用ローラ2の使 用済みローラ21を廃棄する場合には、収納ケース1をヒンジ部11によって開 き、ローラ収納部12a,13aに収納する。そして、ヒンジ部11によってロ ーラ収納板12,13を閉じることによって、塗装用ローラ2を収納ケース1内 に収納できる。
【0015】 なお、ローラ収納部12a,13aの軸方向の一端には軸挿入孔12c,13 cが形成されているため、この軸挿入孔12c,13cに塗装用ローラ2のハン ドル部22を入れることにより、塗装用ローラ2を何ら支障なく収納ケース1内 に収納することができる。
【0016】 そして、ローラ収納部12aの凹状嵌合部12bとローラ収納部13aの凸状 嵌合部13cからなる嵌合部とを嵌合することにより、ヒンジ部11より開閉し ないように固定することができる。この状態において、ローラ21よりハンドル 部22を引き抜くことで、ローラ21は収納ケース1内に収納されるので、作業 者は手を汚すことなく使用済みローラ21を廃棄できる。
【0017】 なお、前記嵌合部を有しない収納ケース1の場合には、粘着テープやホッチキ ス等で開放側を閉じることにより、塗装用ローラ2の収納時にヒンジ部11によ り収納ケース1が開放されて、使用済みローラ21が飛び出るようなことを防止 することができる。
【0018】
本考案にかかる塗装用ローラ収納ケースは、以上のような構成を採用すること により、作業者が、ローラの起毛部分が目的を果たさなくなったローラ、あるい は使用途中の洗浄後のローラに手を触れることなく、ローラのみを塗装用ローラ 収納ケースに収納し、廃棄し、あるいは保管することができるので、作業者が手 を汚すことがない。
【0019】 また、ローラ収納部の一方に凹状嵌合部を、他方に凸状嵌合部を形成し、この 嵌合部を閉じることにより収納されているローラが出ないようしたので、収納ケ ースの扱いが簡単に行える等の効果を有するものである。
【図1】本考案にかかる塗装用ローラ収納ケースに塗装
用ローラを収納した状態の正面図である。
用ローラを収納した状態の正面図である。
【図2】本考案にかかる塗装用ローラ収納ケースの部分
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本考案にかかる塗装用ローラ収納ケースの開口
状態を示す部分斜視図である。
状態を示す部分斜視図である。
【図4】本考案にかかる塗装用ローラ収納ケースの開口
状態を示す側面図である。
状態を示す側面図である。
【図5】図2のA−A断面図である。
【図6】図2のB−B断面図である。
【図7】図2のC−C断面図である。
【図8】本考案にかかる塗装用ローラ収納ケースの展開
図である。
図である。
1 塗装用ローラ収納ケース 11 ヒンジ部 12,13 ローラ収納板 12a,13a ローラ収納部 12b 凹状嵌合部 13b 凸状嵌合部 12c,13c 軸挿入孔 2 塗装用ローラ 21 ローラ 22 ハンドル部
Claims (3)
- 【請求項1】 ヒンジ部を介して開閉可能に形成された
一対のローラ収納板に、塗装用ローラを収納するローラ
収納部を形成すると共に、該ローラ収納部の軸方向の一
端に塗装用ローラ収納時に塗装用ローラのハンドル部の
軸が挿入される軸挿入孔を形成したことを特徴とする塗
装用ローラ収納ケース。 - 【請求項2】 前記ローラ収納部の一方の周囲に凸状嵌
合部を、他方の周囲に凹状嵌合部を形成し、一対のロー
ラ収納板を前記嵌合部で嵌合固定するようにしたことを
特徴とする請求項1記載の塗装用ローラ収納ケース。 - 【請求項3】 前記ヒンジ部をローラ収納板の長手方向
に形成したことを特徴とする請求項1記載の塗装用ロー
ラ収納ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010415U JP3048744U (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 塗装用ローラ収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010415U JP3048744U (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 塗装用ローラ収納ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3048744U true JP3048744U (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=43183014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997010415U Expired - Lifetime JP3048744U (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 塗装用ローラ収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3048744U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014237068A (ja) * | 2013-06-05 | 2014-12-18 | 株式会社インダストリーコーワ | 塗装ローラ用支持軸の軸受構造 |
-
1997
- 1997-11-07 JP JP1997010415U patent/JP3048744U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014237068A (ja) * | 2013-06-05 | 2014-12-18 | 株式会社インダストリーコーワ | 塗装ローラ用支持軸の軸受構造 |
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