JP3048281U - 鋼製床パネル - Google Patents

鋼製床パネル

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JP3048281U
JP3048281U JP1997009362U JP936297U JP3048281U JP 3048281 U JP3048281 U JP 3048281U JP 1997009362 U JP1997009362 U JP 1997009362U JP 936297 U JP936297 U JP 936297U JP 3048281 U JP3048281 U JP 3048281U
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floor panel
back plate
steel floor
steel
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武利 畑中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面板と裏面板とを強固に接合する。 【解決手段】 鋼製の表面板と裏面板とを重ね合わせて
接合してなる鋼製床パネルに関する。裏面板22に予め
形成された孔22aに表面板21の一部を打ち込んで裏
面板22の裏側に突き出し部21aを形成する。この突
き出し部21aの表側の凹部21bを上型ピン31によ
り支持しながら、突き出し部21aのほぼ中央部を下型
ピン33の凸部33aによって打撃することにより、か
しめ部21cを形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、計算機室、事務室等に使用される二重床用の鋼製床パネルに関し、 特に、鋼製の表面板と裏面板との接合構造(かしめ構造)に特徴を有する鋼製床 パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鋼製床パネルにおける表面板と裏面板との接合構造として、従来より、図3〜 図5に示す構造が知られている。 まず、図3は床パネルを構成する鋼製の表面板11と裏面板12とをスポット Pにおいてスポット溶接するもの、図4はプレスによるバーリング加工、図5は 同じくプレスによる共かしめ構造である。なお、図4において13は孔、図5に おいて14は凹部である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した各種の接合構造は広く用いられているものであるが、何れも表面板と 裏面板との単純な面接触であるため接合力の点で十分とは言い難く、外力に対し て更に強靱な接合力を有する床パネルの提供が望まれていた。
【0004】 そこで本考案は、強靱な接合力を有し、しかも製造時の作業性に優れた鋼製床 パネルを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の考案は、鋼製の表面板と裏面板とを 重ね合わせて接合してなる鋼製床パネルにおいて、 裏面板に予め形成された孔に表面板の一部を打ち込んで裏面板の裏側に突き出 し部を形成し、前記突き出し部を表面板の表側から支持しながら前記突き出し部 を裏面板の裏側から打撃することにより、裏面板の口縁を圧接するかしめ部を形 成したものである。
【0006】 請求項2記載の考案は、請求項1記載の鋼製床パネルにおいて、 前記突き出し部を形成する表面板の凹部を上型ピンにより支持しながら、前記 突き出し部のほぼ中央部を下型ピンの凸部によって打撃することによりかしめ部 を形成したものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図に沿って本考案の実施形態を説明する。図1は、実施形態における製 造工程を順に示したものである。 まず、(イ)に示すように、平面から見て円形の孔22aを接合位置に予め設 けた裏面板22と、表面板21とを重ね合わせる。
【0008】 次に、孔22aの上方に位置する表面板21の一部に後述する上型ピンを打ち 込み、表面板21の一部を裏面板22の孔22aから裏側へ突出させて突き出し 部21aを形成する。なお、21bは上型ピンにより形成された凹部である。
【0009】 その後、上型ピンを固定したまま、後述する下型ピンを裏面板22の裏側から 突き上げるように打ち込み、突き出し部21aをつぶしてかしめ部21cを形成 する。このかしめ部21cは、その周辺部が裏面板22の口縁に圧接した状態に なるため、表面板21と裏面板22とは堅牢強固に接合されることになる。
【0010】 図2は、上記製造工程のうち(ロ),(ハ)の工程を更に詳しく説明したもの である。 すなわち、(ロ)’に示すように、表面板21の凹部21bに断面ほぼ逆凸形 の上型ピン31を当接して固定した状態で、突き出し部21aよりも大径の孔3 2aを有する下型32を裏面板22の裏側に当てがい、表面中央部に凸部33a を有する下型ピン33を孔32a内で下方から上方へ突き上げる。
【0011】 これにより、(ハ)’に示すように、突き出し部21aの中央部が凸部33a により押しつぶされて周辺部に拡がり、裏面板22の口縁に圧接した状態のかし め部21cが形成される。
【0012】 以上のようにこの実施形態では、表面板21及び裏面板22が最終的に図1( ハ)の状態で接合されるため、表面板21のかしめ部21cが裏面板22の口縁 を表裏から圧接することとなり、表面板21及び裏面板22が一体的かつ強固に 接合されるものである。
【0013】 なお、本考案の接合構造は、鋼製の表面板及び裏面板を重ね合わせて接合する 金属製品であれば、床パネル以外の金属製品にも適用可能であり、本考案はこれ らの金属製品も均等の範囲に含む。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、裏面板の裏側に形成されるかしめ部が裏面板の 口縁に強固に圧接した状態で表面板、裏面板が接合されるので、従来のように単 なる面接触状態の種々の接合構造に比べて、外力に対し一層、堅牢強固な接合構 造を得ることができる。このため、製品の歩留まりが向上する。 また、製造工程も比較的単純であるから、作業性に優れ、製造コストの低減も 期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態における製造工程の説明図で
ある。
【図2】本考案の実施形態における主要製造工程の説明
図である。
【図3】従来技術を示す断面図である。
【図4】従来技術を示す断面図である。
【図5】従来技術を示す断面図である。
【符号の説明】
11 表面板 12 裏面板 13 孔 14 凹部 21 表面板 21a 突き出し部 21b 凹部 21c かしめ部 22 裏面板 22a 孔 31 上型ピン 32 下型 32a 孔 33 下型ピン 33a 凸部 S スポット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼製の表面板と裏面板とを重ね合わせて
    接合してなる鋼製床パネルにおいて、 裏面板に予め形成された孔に表面板の一部を打ち込んで
    裏面板の裏側に突き出し部を形成し、前記突き出し部を
    表面板の表側から支持しながら前記突き出し部を裏面板
    の裏側から打撃することにより、裏面板の口縁を圧接す
    るかしめ部を形成したことを特徴とする鋼製床パネル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の鋼製床パネルにおいて、 前記突き出し部を形成する表面板の凹部を上型ピンによ
    り支持しながら、前記突き出し部のほぼ中央部を下型ピ
    ンの凸部によって打撃することによりかしめ部を形成し
    たことを特徴とする鋼製床パネル。
JP1997009362U 1997-10-22 1997-10-22 鋼製床パネル Expired - Lifetime JP3048281U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011129033A1 (ja) * 2010-04-12 2011-10-20 シロキ工業株式会社 結合構造及びウインドレギュレータ

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