JP3047866B2 - 再生装置及び再生制御方法 - Google Patents

再生装置及び再生制御方法

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JP3047866B2
JP3047866B2 JP9258590A JP25859097A JP3047866B2 JP 3047866 B2 JP3047866 B2 JP 3047866B2 JP 9258590 A JP9258590 A JP 9258590A JP 25859097 A JP25859097 A JP 25859097A JP 3047866 B2 JP3047866 B2 JP 3047866B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オーディオ情報
の他に画像情報等が記録されるCD−Iディスクの再生
に適用可能な再生装置及び再生制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)にオーディ
オデータの他、画像データ(自然画、アニメーション、
コンピュータグラフィックス等)、テキストデータ、プ
ログラムデータ等を記録し、対話型に操作を行えるCD
−I(CD Interactive)システムが提案されている。
このようなCD−Iシステムは、文字、画像、音声、コ
ンピュータデータ等の再生機能を持つことから、オーデ
ィオ・ビデオを中心とするAV民生機器、文字を中心と
する電子出版、情報ファイルを中心とするデータベース
サービス、対話応答を中心とする教育・娯楽等用いるこ
とができ、新しい形のメディアとして期待されている。
【0003】CD−Iシステムでは、互換性を保ち、家
庭用として広く普及できるようにするために、種々の仕
様が定められている。すなわち、CD−Iシステムで
は、CPUとして68000系(モトローラ社が開発し
た16ビットマイクロプロセッサ)のものを用い、各種
ファイルを取り扱うリアルタイムオペレーティングシス
テムとして、広く普及しているOS9を基本としたもの
が用いられる。そして、入力装置としては、2つのトリ
ガーボタンとX−Yデバイスが用いられ、出力系として
は、オーディオとビデオの2系統が用意される。また、
CD−Iプレーヤは、通常の音楽用のコンパクトディス
クが再生できるように定められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、CD−I
プレーヤでは、CD−Iディスクの他に、通常の音楽用
のコンパクトディスク(CD−DAディスク)が再生で
きる。ところが、CD−Iでは、入力装置として2つの
トリガーボタンとX−Yデバイスとを用いることが定め
られ、最低限これら2つのトリガーボタンとX−Yデバ
イスとで全ての操作を行えるようにしなければならな
い。このため、従来のCD−Iプレーヤでは、CD−D
Aディスクの再生を行う場合にも、2つのトリガーボタ
ンとX−Yデバイスとで操作を行わなければならない。
このため、操作性が良くない。また、プレーヤに対し
て、CD−DAディスクの再生時に使用する操作キー群
を設けることは、プレーヤの小型化を妨げることにな
る。
【0005】したがって、この発明の目的は、操作部を
表示し、この操作部によって再生動作を制御することが
可能な再生装置及び再生制御方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、装填
された記録媒体の再生を行う再生手段と、装填された記
録媒体の種類を判別する判別手段と、判別手段からの判
別結果に基づいて再生手段の再生動作を制御するための
少なくとも一つの操作部を表示するための表示制御信号
を出力する制御手段と、 表示制御信号に基づいて表示さ
れた操作部を操作するための入力手段を備えていること
を特徴とする記録媒体の再生装置である。
【0007】請求項の発明は、装填された記録媒体を
判別し、判別結果に基づいて装填された記録媒体が音楽
信号を含む情報信号が記録された記録媒体であったとき
には、装填された記録媒体を再生する再生手段の再生動
作を制御するための少なくともひとつの操作部を表示す
るための表示制御信号を出力し、表示制御信号に基づい
て表示された操作部のいずれかが操作されたことにより
再生手段の再生動作を制御することを特徴とする記録媒
体の再生制御方法である。
【0008】ディスクが装着されると、TOCデータか
らディスクの種類が判断される。そして、CD−DAデ
ィスクが装着された場合には、PLAY、STOP、A
MS等の操作キーが映出され、CD−Iディスクが装着
された場合には、これらのキー操作が消される。このた
め、CD−DAディスクが装着された場合にオーディオ
再生が簡単に行える。また、CD−Iディスクが装着さ
れた時に無駄な表示が映出されてユーザーが混乱するこ
とが未然に防げる。
【0009】また、CD−I/CD−DAディスクが装
着された場合には、PLAY、STOP、AMS等の操
作キーが映出され、これらのキー操作により、オーディ
オ再生だけを行うことができる。さらに、DC−DAデ
ィスクのための操作キー群をハードウエアとして設ける
ことを不要とでき、プレーヤを小型化できる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態ついて、以
下の順序で説明する。
【0011】a.一実施形態の構成 b.CD−Iフォーマットについて b1.データ構造 b2.オーディオの書込み b3.ビデオの書込み b4.ディスク b5.ハードウェア c.一実施形態の内部構造 d.一実施形態の動作説明 e.ディスプレイが不要な時の動作 a.一実施形態の構成 図1及び図2は、この発明が適用されたCD−Iプレー
ヤの全体構成を示す斜視図である。図1及び図2におい
て、1はこの発明が適用されたCD−Iプレーヤを全体
として示すものである。この発明が適用されたCD−I
プレーヤ1は、手軽に外部に携帯できるようにするため
に、LCDディスプレイ13が一体化されていると共
に、集積回路化やチップ部品の使用等により、小型、軽
量化が図られている。このCD−Iプレーヤ1の全体の
大きさは、例えば幅140mm、長さ170mm、高さ60
mmとされる。
【0012】CD−Iプレーヤ1のプレーヤ本体部2の
筐体内には、装着されたディスク15を回転駆動するデ
ィスク駆動部や、ディスクの径方向に光学ヘッドを移動
させるヘッド駆動部や、光学ヘッドからの再生信号を信
号処理するための回路基板が収められる。更に、680
00系のCPUからなるコンピュータが収められてい
る。
【0013】このプレーヤ本体部2の前側面2Aに、ヘ
ッドホンジャック3、音量調整ダイアル4、電源オン/
オフスイッチ5が配設される。また、プレーヤ本体部2
の前側上縁には、オープンボタン6が配設される。
【0014】CD−Iプレーヤ1のプレーヤ本体部2上
に、中蓋7が回動自在に配設される。オープンボタン6
を押すと、図2に示すように、中蓋7が開かれる。中蓋
7を開くと、ディスク15の装着/取り出しを行うこと
ができる。中蓋7には、窓部8が設けられる。この窓部
8には、透明部材が配設される。この窓部8を介して、
装着されたディスク15の回転状態を確認することがで
きる。
【0015】また、この中蓋7の前縁には、トリガーボ
タン10A及びトリガーボタン10Bと、X−Yデバイ
ス11が配設される。X−Yデバイス11は、その中心
から上下、左右夫々偏倚した部分を押すと、X方向及び
Y方向の位置を指定できるようにされている。
【0016】なお、このようなX−Yデバイス11とし
ては、トラックボールやマウス、ジョイスティック等の
ポインティングデバイスを用いることができる。中蓋7
の更に上に、外蓋12が回動自在に配設される。この外
蓋12は、手でもって開くことができる。この外蓋12
は、90度以上の開閉角度まで開くことができ、所定の
開閉角度θで固定できるようにされている。この外蓋1
2の裏面12Aには、例えば4インチの大きさのLCD
ディスプレイ13が配設される。外蓋12と開くと、図
示のように、LCDディスプレイ13が露呈され、LC
Dディスプレイ13の画面が見られる状態となる。ま
た、外蓋12の裏面12Aには、LCD駆動スイッチ1
4が配設される。このLCD駆動スイッチ14の操作に
より、LCDディスプレイ13のオン/オフを制御でき
る。
【0017】b.CD−Iのフォーマットについて この発明が適用されたCD−Iプレーヤでは、ディスク
15としてCD−Iディスク、CD−I/CD−DAデ
ィスク(CD−IディスクとCD−DAディスクとの混
在したディスク)、CD−DAディスク(通常の音楽再
生用のコンパクトディスク)の再生を行うことができ
る。ここで、CD−Iのデータフォーマットについて説
明する。
【0018】b1.データ構造 CD−Iは、CD−ROMを基本とした形態でデータを
記録するものである。データの記録単位は、CD−RO
Mと同様に、ブロックである。1ブロックは98フレー
ムに対応する。1ブロックの容量は、 6(オーディオデータ数)×2(ステレオ2チャンネ
ル)×2(バイト単位変換)×98(フレーム数)=2
352バイト である。CD−Iディスク全体の記録容量は、直径12
cmのディスクの場合、約640Mバイトになる。
【0019】CD−Iのデータ構造には、フォーム1と
フォーム2の2種類がある。これはCD−ROMのモー
ド1とモード2とに夫々対応している。
【0020】なお、CD−ROMにおけるモード1は、
1ブロックのデータにエラー検出コード及びエラー訂正
コードを付加し、強力なエラー訂正を行えるようにした
ものである。また、CD−ROMにおけるモード2は、
エラー検出コード及びエラー訂正コードを付加せず、ユ
ーザーデータの量を大きくできるようにしたものであ
る。
【0021】CD−Iでは、フォーム1とフォーム2と
をブロック毎に指定でき、また、フォーム1とフォーム
2とをひとつのディスクで混在させることができる。
【0022】CD−IフォーマットがCD−ROMフォ
ーマットと異なる点は、ユーザーデータの先頭に8バイ
ト分のサブヘッダーを設ける点である。このサブヘッダ
ーには、音響、画像、データを記録した各ブロックがブ
ロック単位で時分割多重化される。そして、これらをリ
アルタイムで処理するために、必要なデータが2重書き
されて収納される。このサブヘッダーは、ファイルナン
バー、チャネルナンバー、サブモード、データタイプの
4項目からなっている。
【0023】つまり、図3Aはフォーム1の構造を示し
ている。フォーム1では、先頭にシンク(12バイト)
が設けられ、これに続いてヘッダー(4バイト)が設け
られ、更にサブヘッダー(8バイト)が設けられる。こ
の後に、ユーザデータ(2048バイト)が設けられ、
これにエラー検出コードEDC(4バイト)、エラー訂
正用のPパリティ(172バイト)、Qパリティ(10
4バイト)が付加される。フォーム1では、エラー訂正
能力が上がっており、フォーム1は、キャラクタデータ
やプログラムデータ等のエラーの補間ができないデータ
を取り扱う場合に好適である。
【0024】図3Bは、フォーム2の構造を示す。フォ
ーム2では、先頭にシンク(12バイト)が設けられ、
これに続いてヘッダー(4バイト)が設けられ、更にサ
ブヘッダー(8バイト)が設けられる。この後に、ユー
ザデータ(2324バイト)が設けられ、リザーブエリ
ア(4バイト)が設けられる。このフォーム2は、オー
ディオデータやビデオデータ等、補間可能なデータを取
り扱う場合に好適である。
【0025】ユーザーデータの先頭に付加されるサブヘ
ッダーは、図4に示すように、ファイルナンバー(2バ
イト)と、チャンネルナンバー(2バイト)と、サブモ
ード(2バイト)と、データタイプ(2バイト)から構
成される。
【0026】b2.オーディオの書込み CD−Iのオーディオデータの書込みには4つのモード
が決められている。
【0027】1つのモードは、サンプリング周波数4
4.1kHz、量子化ビット数16ビットで、現行のCD
−DAと同じ記録方式である。このモードは、超ハイフ
ァイ再生を目的とするものである。
【0028】他の1つのモードでは、記録方式としてA
DPCMが用いられる。サンプリング周波数は37.8
kHz、量子化ビット数4ビットである。このモードで
は、FM放送並の音質が再生できる。再生時間はステレ
オで4時間、モノラルで8時間である。このモードは、
長時間のハイファイ再生を目的とするものである。
【0029】他の1つのモードでは、記録方式としてA
DPCM(適応型差分PCM)が用いられる。サンプリ
ング周波数は37.8kHz、量子化ビット数は8ビット
である。このモードでは、LPレコード程度の音質が再
生できる。再生時間はステレオで2時間、モノラルで4
時間である。このモードは、ハイファイ再生を目的とす
るものである。
【0030】他の1つのモードでは、記録方式としてA
DPCMが用いられる。サンプリング周波数は18.9
kHz、量子化ビット数は4ビットである。再生時間はス
テレオで8時間、モノラルで16時間である。このモー
ドは、スピーチ再生を目的とするものである。
【0031】b3.ビデオの書込み 画像データは、画像データのタイプに応じて、以下のよ
うに処理される。
【0032】自然画の場合には、輝度信号Yのサンプリ
ング周波数が7.6MHzとされ、色差信号U、Vのサン
プリング周波数が3.8MHzとされ、4:2:2の割合
でサンプリングされる。そして、各ビットが4ビットに
圧縮されて記録され、再生時に8ビットとされる。
【0033】グラフィックスの場合には、CLUT(カ
ラールックアップテーブル)が用いられる。CLUTグ
ラフィックスは、256色(8ビット)、128色(7
ビット)、16色(4ビット)の3つのモードがあり、
1600万色の中から必要な色を選んで使うことができ
る。
【0034】アニメーションの場合には、ランレングス
コードが用いられる。これは、色情報と、その画素間の
長さを用いて画像データを圧縮するものである。このよ
うなコードを用いて、フルスクリーンでのアニメーショ
ンが実現できる。
【0035】b4.ディスク CD−Iディスクでは、外径寸法、中心孔寸法、厚さ等
の機械的寸法、屈折率、反射率等の光学パラメータ、デ
ィスク回転方向、記録線速度、トラック形状、トラック
ピッチ等の記録パラメータ、使用環境状況等が全て音楽
用の通常コンパクトディスク(CD−DA)と同様とさ
れる。
【0036】そして、CD−Iディスクであるかどうか
を、ディスクのリードインエリアのTOC(Table Of Co
ntents)の内容から分かるようにされている。つまり、
CD−Iディスク又はCD−I/CD−DAディスクで
は、(POINT=A0)の時のPSECが10とされ
ている。これに対して、他のディスクでは(POINT
=A0)の時のPSECは00とされている。したがっ
て、(POINT=A0)の時のPSECから、CD−
Iディスク又はCD−I/CD−DAディスクか他のデ
ィスクかが判断できる。そして、CD−Iディスクの
(POINT=A0、A1、A2)のコントロールフィ
ールドは、(01×0)とされる。CD−I/CD−D
Aディスクの(POINT=A0)のコントロールフィ
ールドは、常に(01×0)とされ、他のコントロール
フィールドでは(00×0)とされる。したがって、コ
ントロールフィールドから、CD−IディスクかCD−
I/CD−DAディスクかが判別できる。
【0037】b5.ハードウェア CD−Iでは、オーディオータを含み、リアルタイムで
高速処理が必要とされるため、機械語による処理が行わ
れる。そのためのCPUとしては、モトローラ社が開発
した16ビットCPUである68000系が指定され
る。また、各種のファイルを取り扱うCD−RTOS
(リアルタイム オペレーティング システム)は、O
S9を基本としており、そのプログラムは、ROMでシ
ステムに組み込まれる。入力装置としては、最低限2つ
のトリガーボタンとX−Yデバイスが用意される。ま
た、出力は、オーディオとビデオの2系統が用意され
る。そして、CD−Iプレーヤは、音楽用のCD−DA
が再生できるようにされている。
【0038】c.一実施形態の内部構成 図5は、この発明が適用されたCD−Iプレーヤ1の内
部構成を示すものである。図5において、ディスク15
は、スピンドルモータ21によりCLV(線速度一定)
で以て回転される。スピンドルモータ21の回転は、ス
ピンドルサーボ回路22により、CD再生回路28で再
生されるクロックに基づいて制御される。また、スピン
ドルサーボ回路22には、システムコントローラ20の
出力が供給される。
【0039】ディスク15の記録信号が光学ヘッド23
で再生される。光学ヘッド23は、2軸デバイスにより
支持される。この2軸デバイスには、フォーカス・トラ
ッキングサーボ回路25の出力が供給される。フォーカ
ス・トラッキングサーボ回路25には、システムコント
ローラ20の出力が供給される。フォーカス・トラッキ
ングサーボ回路25で、フォトディテクタの出力に基づ
いて、光学ヘッド25に対して、フォーカス方向とトラ
ッキング方向の2軸にサーボがかけられる。
【0040】また、光学ヘッド23は、例えばリニアモ
ータを利用したスライド送り機構24により、ディスク
15の径方向に移動可能とされる。このスライド送り機
構24は、スレッドサーボ回路26により制御される。
スレッドサーボ回路26には、システムコントローラ2
0の出力が供給される。このスライド送り機構24によ
り、光学ヘッド23を所望のトラックの位置にアクセス
させることができる。
【0041】光学ヘッド23の出力がRFアンプ27を
介して、CD再生回路28に供給される。CD再生回路
28は、ビットクロックの再生回路、EFM復調回路、
CIRCエラー訂正回路等から構成される。CD再生回
路28で、光学ヘッド23の出力がEFM復調され、エ
ラー訂正処理される。このCD再生回路28は、システ
ムコントローラ29により制御される。
【0042】CD再生回路28の出力がCD−ROM再
生回路29に供給される。CD−ROM再生回路29
は、シンク検出回路、デスクランブル回路、エラー訂正
回路等から構成される。CD再生回路28でシンクが検
出され、スクランブラが解かれる。そして、ヘッダーア
ドレスがチェックされ、目的のブロックがアクセスされ
る。そして、フォーム1の場合には、更に、エラー訂正
処理が行われる。このCD−ROM再生回路29は、シ
ステムコントローラ29により制御される。
【0043】システムコントローラ20には、入力装置
30から入力が与えられる。入力装置30は、2つのト
リガーボタン10A、10BとX−Yデバイス11から
なる。31はCD−Iシステムの制御を行うためのCP
Uである。CPU31としては、68000系のものが
用いられる。CPU31には、マスターコントローラ3
2が接続される。また、CPU31とシステムコントロ
ーラ20とは、双方向に接続される。CPU31からは
バス33が導出される。なお、CPU31とマスターコ
ントローラ31とが1チップ化されたものを用いても良
い。
【0044】CD−ROM再生回路29で再生されたデ
ータは、バス33に送られる。バス33には、ビデオコ
ントローラ34A及び34Bを夫々介してRAM35A
及び35Bが接続される。また、バス33には、システ
ムROM36、バックアップ用の不揮発性RAM37が
双方向に接続される。また、バス33には、オーディオ
デコーダ38が接続される。
【0045】CD−ROM再生回路29で再生されたデ
ータのうちの画像データは、CPU31の制御の基に、
ビデオコントローラ34A及び34Bに供給される。ビ
デオコントローラ34A及び34Bで、この画像データ
に基づくビデオ信号が形成される。このビデオ信号がビ
デオシンセサイザー39に供給される。ビデオシンセサ
イザー39で、ビデオコントローラ34Aからのビデオ
信号とビデオコントローラ34Bからのビデオ信号とが
合成される。このビデオシンセサイザー39の出力がL
CD駆動回路40を介して、LCDディスプレイ13に
供給される。LCDディスプレイ13の駆動は、LCD
駆動スイッチ14によりオン/オフできる。
【0046】CD−ROM再生回路29で再生されたデ
ータのうちのオーディオデータは、CPU31の制御の
基に、オーディオデコーダ38に供給される。オーディ
オデータがADPCMの場合には、オーディオデコーダ
38でADPCMのデコードが行われる。デコードされ
たオーディオデータは、D/Aコンバータ41に供給さ
れ、アナログ信号に変換される。そして、ローパスフィ
ルタ42、アンプ43を介してヘッドホン出力端子3か
ら出力される。ヘッドホン出力端子3から出力されるオ
ーディオ信号レベルは、音量調整ダイアル4により設定
できる。
【0047】d.一実施形態の動作説明 この発明の一実施例の動作について説明する。図6は、
LCDディスプレイ13をオンしている時の動作を示す
ものである。図6において、電源オン/オフスイッチ5
(図1及び図2)により電源をオンすると、カレンダー
及び内部時計が設定されるかどうかが判断される(ステ
ップ51)。
【0048】カレンダー及び内部時計が設定する場合に
は、X−Yデバイス11及びトリガーボタン10A及び
10Bを用いて、カレンダー及び内部時計がセットされ
る(ステップ52)。そして、カレンダー及び内部時計
がセットされたら、ディスクが装着されているかが判断
される(ステップ53)。
【0049】ステップ51でカレンダー及び内部時計が
設定されない場合には、ステップ53に行き、ディスク
が装着されているかが判断される。
【0050】ディスクが未装着の場合には、ディスク未
装着の時の表示がLCDディスプレイ13になされる
(ステップ54)。すなわち、ディスク未装着の時に
は、図7Aに示すように、LCDディスプレイ13の表
示領域45にディスク未装着を示す表示がなされると共
に、表示領域46にカレンダー及び時刻の表示がなされ
る。そして、ディスクが装着されるかどうかの判断が続
けられる(ステップ55) ステップ53又はステップ55でディスクが装着されて
いることが検出されたら、ディスクの最内周のTOCが
アクセスされる。(ステップ56)。そして、TOCの
データから、先ず、CD−I/CD−DAディスク又は
CD−Iディスクか、CD−DAディスクかが判断され
る(ステップ57)。つまり、CD−Iディスク又はC
D−I/CD−DAディスクでは、(POINT=A
0)の時のPSECが10とされ、他のディスクでは、
(POINT=A0)の時のPSECは00とされてい
るので、(POINT=A0)の時のPSECから、C
D−Iディスク又はCD−I/CD−DAディスクか、
CD−DAディスクかが判断される。
【0051】CD−DAディスクであると判断された場
合には、CD−DAディスクが装着されている時の表示
がLCDディスプレイ13になされる(ステップ5
8)。すなわち、CD−DAディスクが装着されている
時には、図7Bに示すように、LCDディスプレイ13
の表示領域45にディスク装着を示す表示がなされ、表
示領域46にCD−DAを操作するためのPLAY、A
MS、STOP等の操作キーの表示がなされる。
【0052】そして、表示領域46に表示される操作キ
ーをX−Yデバイス11及びトリガーボタン10A及び
10Bを使って操作すると、この操作に従ってCD−D
Aディスクの再生が行われる(ステップ59)。
【0053】ステップ57でCD−DAディスクではな
いかと判断された時には、CD−IディスクかCD−I
/CD−DAディスクかが判断される(ステップ6
0)。つまり、CD−Iディスクの(POINT=A
0、A1、A2)のコントロールフィールドは(01×
1)とされ、CD−I/CD−DAディスクの(POI
NT=A0)のコントロールフィールドは常に(01×
0)とされ、他のコントロールフィールドは(00×
0)とされているので、このコントロールフィールドか
らCD−IディスクかCD−I/CD−DAディスクか
が判断される。
【0054】装着されたディスクがCD−Iディスクで
あると判断された場合には、CD−Iディスクが装着さ
れている時の表示がLCDディスプレイ13になされる
(ステップ61)。すなわち、CD−Iディスクが装着
されているときには、図8Aに示すように、LCDディ
スプレイ13の表示領域45にディスク装着を示す表示
がなされ、表示領域47にアプリケーションソフトウェ
アのタイトル等が表示される。
【0055】そして、アプリケーションソフトウェアの
指示に従ってX−Yデバイス11及びトリガーボタン1
0A及び10Bを使って操作すると、この操作に応じて
CD−Iディスクの再生が行われる(ステップ62)。
【0056】装着されたディスクがCD−I/CD−D
Aディスクであると判断された場合には、CD−I/C
D−DAディスクが装着されている時の表示がLCDデ
ィスプレイ13になされる(ステップ64)。すなわ
ち、CD−I/CD−DAディスクが装着されている時
には、図8Bに示すように、LCDディスプレイ13の
表示領域45にディスク装着を示す表示がなされ、表示
領域46にCD−DAを操作するためのPLAY、AM
S、STOP等の操作キーの表示がなされ、表示領域4
7にアプリケーションソフトウェアのタイトル等が表示
される。
【0057】そして、CD−I/CD−DAディスクの
場合には、CD−DAだけを再生するかどうかが判断さ
れる(ステップ65)。表示領域46に表示される操作
キーをX−Yデバイス11及びトリガーボタン10A及
び10Bを使って操作すると、この操作に従ってCD−
DAエリアの部分だけの再生が行われる(ステップ6
6)。アプリケーションソフトウェアの指示に従ってX
−Yデバイス11及びトリガーボタン10A及び10B
を使って操作すると、この操作に応じてCD−I/CD
−DAの再生が行われる。(ステップ67)。
【0058】このように、この発明の一実施形態では、
CD−I/CD−DAディスクの場合には、CD−DA
エリアだけの再生を行うことができる。これにより、ア
プリケーションソフトウェアの音だけを楽しむことがで
きる。
【0059】e.ディスプレイが不要なときの動作 ところで、CD−DAディスクの再生を行う場合には、
オーディオ再生だけが行われるので、LCDディスプレ
イ13に表示を行う必要はない。また、CD−I/CD
−DAディスクでオーディオ再生だけを行う場合にも、
LCDディスプレイ13の表示は不要である。このよう
に画面表示の必要がない時場合にLCDディスプレイ1
3を駆動させておくと、消費電力が無駄になる。そこ
で、この発明の一実施例では、LCD駆動スイッチ14
により、LCDディスプレイ13をオフできるようにし
て、消費電力の低減を図るようにしている。
【0060】ところが、LCDディスプレイ13をオフ
させると、LCDディスプレイ13の表示を見ながらの
操作が行えない。トリガーボタン10A及びトリガーボ
タン10B、X−Yデバイス11の他に、オーディオ再
生のための専用キーを配設しても良いが、このようにす
ると、キーの数が増え、機器の大型化につながる。そこ
で、この発明の一実施形態では、装着されたディスクが
CD−DAディスクでLCDディスプレイ13の駆動が
オフされている時、又は、装着されたディスクがCD−
DAディスクでオーディオ再生だけが行ない、且つLC
Dディスプレイ13の駆動がオフされている時には、ト
リガーボタン10A及びトリガーボタン10B、X−Y
デバイス11をオーディオ再生のための専用キーとして
機能させるようにしている。すなわち、例えば、トリガ
ーボタン10Aが「PLAY/PAUSEキー」、トリ
ガーボタン10Bが「STOPキー」、X−Yデバイス
11の左方向及び右方向が「AMSキー」として機能さ
れる。これにより、LCDディスプレイ13の駆動を停
止させた時でも、種々のオーディオ再生操作を自在に行
える。
【0061】なお、CD−DAディスクでは、ビデオ再
生は行われないので、CD−DAディスクが装着された
ら、LCDディスプレイ13のオン/オフに限らず、ト
リガーボタン10A及びトリガーボタン10B、X−Y
デバイス11をオーディオ再生のための専用キーとして
機能させるようにしても良い。また、ディスクの種類に
限らず、LCDディスプレイ13がオフされていたら、
トリガーボタン10A及びトリガーボタン10B、X−
Yデバイス11をオーディオ再生のための専用キーとし
て機能させるようにしても良い。
【0062】
【発明の効果】請求項1に係る発明では、装置に装填さ
れた記録媒体の種類を判別手段によって判別し、その判
別結果に基づいて出力手段より再生手段の再生動作を制
御するための少なくともひとつの操作部を表示する表示
制御信号を出力するようにしている。その結果、請求項
1に係る記録媒体の再生装置では、表示制御信号によっ
て表示される操作部を操作する入力手段を設けるだけで
よいので、通常、記録媒体の再生動作を制御するために
設けられている複数の操作部を装置本体に設ける必要が
無く、再生装置の小型化を実現することができる。
た、請求項6に係る発明では、装填された記録媒体を判
別した結果に基づいて装填された記録媒体が音楽信号を
含む情報信号が記録されている記録媒体であったときに
は、装填された記録媒体を再生する再生手段の再生動作
を制御する少なくともひとつの操作部を表示するための
表示制御信号を出力し、この表示制御信号に基づいて表
示された操作部の何れかが操作されたことにより再生手
段の再生動作を制御するようにしている。その結果、請
求項6に係る記録媒体の再生装置では、装置に装填され
る記録媒体の再生手段による再生動作を制御するために
装置本体に設けられる操作部の数を減らすことができ、
再生装置の小型化を図ることができる。複数の種類の記
録媒体を再生できる再生装置では、通常、装置に装填さ
れる記録媒体の再生動作を制御するのに必要な数だけ操
作部を設ける必要があるため、操作部を設けるスペース
を確保するために装置全体の大きさが大きくなってしま
っていたが、請求項6に係る発明では、このような問題
点を生じることが無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の全体構成を示す斜視図
である。
【図2】この発明の一実施形態の全体構成を示す斜視図
である。
【図3】CD−Iの仕様の説明に用いる略線図である。
【図4】CD−Iの仕様の説明に用いる略線図である。
【図5】この発明の一実施形態の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】この発明の一実施形態の動作説明に用いるフロ
ーチャートである。
【図7】この発明の一実施形態におけるディスプレイの
表示の説明に用いる略線図である。
【図8】この発明の一実施形態におけるディスプレイの
表示の説明に用いる略線図である。
【符号の説明】
1・・・CD−Iプレーヤ,2・・・プレーヤ本体,7
・・・中蓋,10A,10B・・・トリガーボタン,1
1・・・X−Yデバイス,12・・・外蓋,13・・・
LCDディスプレイ,31・・・CPU

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装填された記録媒体の再生を行う再生手
    段と、 上記装填された記録媒体の種類を判別する判別手段と、 上記判別手段からの判別結果に基づいて上記再生手段の
    再生動作を制御するための少なくとも一つの操作部を表
    示するための表示制御信号を出力する制御手段と、 上記表示制御信号に基づいて表示された操作部を操作す
    るための入力手段 を備えていることを特徴とする記録媒
    体の再生装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、更に上記再生手段によ
    って再生されている記録媒体の再生経過時間情報を表示
    するための時間表示制御信号を出力することを特徴とす
    る請求項1に記載の記録媒体の再生装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、更に上記判別手段から
    の判別結果に基づいて上記再生手段の再生信号に基づく
    表示を切り換える切り換え信号を出力することを備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体の再生
    装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記表示制御信号に基
    づいて表示された操作部が操作されたことにより上記再
    生手段の再生動作を制御することを特徴とする請求項1
    に記載の記録媒体の再生装置。
  5. 【請求項5】 上記装置は、更に上記制御手段からの制
    御信号に基づいて表示動作が切り換えられる表示手段を
    備えていることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体
    の再生装置。
  6. 【請求項6】 装填された記録媒体を判別し、 上記判別結果に基づいて装填された記録媒体が音楽信号
    を含む情報信号が記録された記録媒体であったときに
    は、装填された記録媒体を再生する再生手段の再生動作
    を制御するための少なくともひとつの操作部を表示する
    ための表示制御信号を出力し、 上記表示制御信号に基づいて表示された操作部のいずれ
    かが操作されたことにより上記再生手段の再生動作を制
    御することを特徴とする記録媒体の再生制御方法。
  7. 【請求項7】 上記方法は、上記判別結果に基づいて上
    記再生手段の再生処理を切り換えることを特徴とする請
    求項に記載の記録媒体の再生制御方法。
  8. 【請求項8】 上記方法は、記録媒体が装填されていな
    いときにはその旨を表示するための更なる表示制御信号
    を出力することを特徴とする請求項に記載の記録媒体
    の再生制御方法。
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