JP3047725U - ハンガー又はパイプの接続構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる管径のパイプを簡単かつ安価に接続で
きる接続構造を提供することにある。 【解決手段】 管束及び管座を含み、管束に内及び外環
囲を具え、且つ内環囲に切溝を具え、並びに複数の弁を
形成する。管座はその内壁面に斜切環囲を具え、管束の
内環囲が管座の斜切環囲に適合して内環囲が内向きに束
合され、管体をきつく締めてパイプを接続する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はハンガー又はパイプの接続構造に関し、特に一種の異なる管径に適合 する管束内環囲内径を具えたハンガー又はパイプの接続構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

按ずるに従来の管類の接続座は、図１〜３に示すように、管座Ａ及び管束Ｂを 含み、該管座Ａに内螺旋溝ＡＯを設け、管束Ｂに複数の切溝ＢＯを設けて複数個 の弁Ｂ１を形成し、そして管束Ｂは又外螺旋溝Ｂ２を具えている。斯くしてパイ プＣを管座Ａの上方又は管束Ｂ下方に入れ、管座と管束間相互の螺合を利用し、 且つきつく締めれば締める程、管束Ｂの弁Ｂ１を利用してパイプＣを束合し、パ イプを接続する効用を達する。しかし、管束の内径ｄはパイプの外径に適合して 製成されており、それ故、異なる外径の管体に適合する必要がある時は、該管束 の内部に管外径の補助管束Ｆを套設して始めて比較的小さい外径のパイプＣ０を きつく締めることができる。

【０００３】 このような従来型のパイプ接続装置は使用上のトラブル及び不便をもたらすも のであり、且つ製造コストも相対的にアップするものであった。

【０００４】 この為、本案の考案者は目前従来型の欠点に対して研究し、本案を創作したの が本考案の動機である。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の目的は、異なる管径に適合することのできる斬新的かつ実用的で製造 コストの低いハンガー又はパイプの接続構造を提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本考案によるハンガー又はパイプの接続構造は管束及び管座を含む。該管束は 内及び外環囲で組み合わされ、その中、内及び外環囲は頂辺で連結され、且つ外 環囲に内螺旋溝を設け、内環囲は複数の切り溝で複数弁より構成され、内環囲が 適当に弾性的に束合する様にしている。及び管座を具え、該管座は若干の外螺旋 溝部を具え、その内壁面に斜切環囲及び直壁面を設ける。これにより管体が管束 の内環囲より環囲貫通穴に伸入し、且つ管束と管座を螺合し、該管束内環囲は管 座内壁面の斜切環囲に適合し、各弁を内向けに束合し、管体をきつく締め、管類 接続の効用に達する。

【０００７】

【考案の実施の形態】

【実施例１】 本考案の実施例によるハンガー又はパイプの接続構造は、図４〜７及び図９に 示すように、管束１及び管座２を含む。管束１は内及び外環囲１０及び１１で組 合わされ、且つ該内環囲は複数の切溝１００を具え、複数弁１０１を形成し、内 環囲は頂辺と外環囲で連接し、外環囲１１は内螺旋溝１１０を具え、且つ内及び 外環囲を適当にｄを仕切り、内環囲に貫通穴１２を具える。

【０００８】 また管座２は若干の外螺旋溝２０を具え、且つ斜切環囲２１、及び直壁面２２ を具える。かくして、管束と管座の内及び外螺旋溝１１０及び２０を相互に螺合 し、且つパイプを貫通穴１２より伸入し、管束と管座間の相互螺合を利用し、且 つきつく締めれば締める程、内環囲１０の各弁１０１は斜切環囲２１に適合して 各弁は切溝１００に適合して内向きに束合し、管体を束合する。図６に明示する ように、パイプＣの接続の効用に達する。異なる外径のパイプＣ０に適合させる 必要がある時は、ただ管束のモールト中にモールト若干の部品を変えるだけで内 環囲貫通穴の穴径Ｄを変えることができ、実用の効果に達する。

【０００９】

【実施例２】 次に、本考案の別の実施例によるハンガー又はパイプの接続構造は、図８に示 すように、前記実施例と異なり管束１の内環囲１０を整環状に製成して如何なる 切溝も具えず、ただ該管束の成型プラスチック材料に若干軟性を具えるか、又は 内環囲を比較的薄くすることで又管座と適合でき、パイプをきつく締めることに よりパイプの接続効用に達し、本案の組合せができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来の管類の接続構造を示す断面分解図であ
る。

【図２】従来型の接続構造の管体束合の例を示す図であ
る。

【図３】従来型の接続構造の管体束合の別の例を示す図
である。

【図４】本考案による実施例の上面図である。

【図５】本考案の実施例の断面分解図である。

【図６】本考案の実施例の動作例を示す断面図である。

【図７】本考案の実施例の別の動作例を示す断面図であ
る。

【図８】本考案の別の実施例を示す断面分解図である。

【図９】本考案の実施例におけるハンガーを示す図であ
る。

【符号の説明】

１ 管束 ２ 管座 １０ 内環囲 １１ 外環囲 １００ 切溝 １０１ 弁 １２ 貫通穴 ２０ 外螺旋溝 ２１ 斜切環囲 ２２ 直壁面 １１０ 内螺旋溝

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【手続補正書】

【提出日】平成９年１０月６日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図５

【補正方法】変更

【補正内容】

【図５】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 管束及び管座を含み、前記管束は内及び
   外環囲より組合わされ、前記内及び外環囲は頂辺で連結
   され、前記外環囲には内螺旋溝を設けられ、前記内環囲
   は複数の切溝で複数弁より構成されて適当な弾性束合を
   具え、前記管座は若干の外螺旋溝部を具え、その内壁面
   に斜切環囲及び直壁面を設け、これにより、管体が管束
   の内環囲貫通穴より伸入し、且つ管束と管座を螺合し、
   該管束の内管囲は管座の内壁面の斜切環囲に適合して各
   弁を内向きに束合することにより管体をきつく栓め、管
   類を接続することを特徴とするハンガー又はパイプの接
   続構造。
2. 【請求項２】 前記管束の内環囲は如何なる切溝も設け
   なくても良いことを特徴とする請求項１記載のハンガー
   又はパイプの接続構造。