JP3047081B2 - 事前に記録されたデジタル音楽カセットを得る装置 - Google Patents

事前に記録されたデジタル音楽カセットを得る装置

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JP3047081B2 JP3128366A JP12836691A JP3047081B2 JP 3047081 B2 JP3047081 B2 JP 3047081B2 JP 3128366 A JP3128366 A JP 3128366A JP 12836691 A JP12836691 A JP 12836691A JP 3047081 B2 JP3047081 B2 JP 3047081B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、事前に記録されたデ
ジタル音楽カセットを得る装置に関する。
【0002】更に詳述すると、本発明は第1の過程にお
いて第1のビット速度でマスター媒体からデジタルオー
ディオ信号を読み取ると共に該信号をデジタル記憶媒体
に記憶し、第2の過程において第2のビット速度で前記
デジタルオーディオ信号を前記デジタル記憶媒体から繰
り返し読み取ると共に該信号を記録媒体上に記録するこ
とにより、各々に特定の音楽プログラムを表す前記デジ
タルオーディオ信号が記録された事前に記録された記録
担体を得る装置であって、前記デジタルオーディオ信号
を前記マスター媒体から読み取る読取手段と、デジタル
記憶媒体と、前記デジタルオーディオ信号を前記記録媒
体に記録する記録手段と、前記マスター媒体から読み取
られた前記デジタルオーディオ信号を処理し且つこの処
理されたデジタルオーディオ信号を前記デジタル記憶媒
体に供給する第1の回路手段と、前記デジタル記憶媒体
から読み取られるデジタル情報を処理して前記デジタル
オーディオ信号に略対応するデジタル信号を得る第2の
回路手段と、を有する装置に関する。
【0003】また、本発明は第1のビット速度でマスタ
ー媒体からデジタルオーディオ信号を読み取り且つ該信
号をデジタル記憶媒体に記憶する装置にも関する。更
に、本発明は第2のビット速度でデジタルオーディオ信
号をデジタル記憶媒体から繰り返し読み取り且つ該信号
を記録担体上に記録する装置にも関する。
【0004】
【従来の技術】本明細書の冒頭に述べた形式の装置は米
国特許第4410917 号に記載されている。上記のような装
置は、デジタルコンパクトカセットとも呼ばれるような
事前に記録されたデジタル磁気テープカセットを製造す
るための複写装置として使用される。この装置において
は、ある音楽プログラムに対応するデジタル情報を記憶
するデジタル記憶媒体が繰り返し読み取られ、記録媒体
上に記録される。その場合、複写中の(第2の)ビット
速度は、該デジタル情報をデジタル記憶媒体に記憶する
間の(第1の)ビット速度よりも通常高い。
【0005】
【発明の目的及び概要】本発明の目的とするところは、
上記デジタル記憶媒体をより効果的に利用する装置を提
供することにある。
【0006】この目的を達成するため、本発明による装
置は、前記デジタル記憶媒体が第1の音楽プログラムを
表すデジタル情報信号と第2の音楽プログラムを表すデ
ジタル情報信号とを記憶するように構成され、当該装置
が第3の過程において前記第2の音楽プログラムを表す
デジタル情報信号を前記デジタル記憶媒体に読み込むよ
うに構成され、この第3の過程が、時間的に見た場合
に、前記第1の音楽プログラムを表す前記デジタル情報
信号を繰り返し読み出す前記第2の過程の少なくとも一
部と共に少なくとも部分的に発生する、ことを特徴とし
ている。
【0007】本発明は、前記デジタル記憶媒体は、該デ
ジタル記憶媒体から第1の音楽プログラムに対応するデ
ジタル情報が繰り返し読み取られる前記第2の過程の間
に、更に、第2の音楽プログラムに対応するデジタル情
報を前記デジタル記憶媒体の他の部分に読み込むことが
できるような形で、使用することができるという事実の
認識に基づくものである。
【0008】上記によれば時間を節約することが可能と
なる。これは前記第2の音楽プログラムのロードをそれ
に対応する第2の過程の期間が経過するまで遅らせる必
要がないからである。
【0009】この場合、前記記憶媒体には音楽プログラ
ムが次から次へとしか記憶することができず、且つ当該
記憶媒体からは次から次へとしか読み取ることしかでき
ないが、第1の音楽プログラムが繰り返し読み出されて
いる間に第2の音楽プログラムを読み込むことを可能に
するような装置を使用することが可能になる。その場合
には、もし第2及び第3の過程が共に第1の過程の直後
に実行され且つ第2の過程が第3の過程よりも長い時間
が掛かると仮定すると、第3の過程は第2の過程により
占められる期間内に全て位置することになるであろう。
【0010】この装置における第2の音楽プログラムの
繰り返し読み出しは第2の過程が完了する迄は可能では
ない。しかしながら、もし当該装置が2つの音楽プログ
ラムの情報を同時に繰り返し読むことが可能であれば、
第2の音楽プログラムの繰り返し読み出しは第3の過程
の直後に開始してもよい。
【0011】第3の音楽プログラムの読み込みが第1及
び第2の音楽プログラムの繰り返し読み出しが完了する
迄は開始することができないのは明らかである。この場
合、前記デジタル記憶媒体は最大で2つの音楽プログラ
ムを記憶することができると仮定する。
【0012】従来例の装置におけるデジタル記録媒体
が、事前に記録されるカセットにおける記録担体上に記
録することができる最大長の音楽プログラムを表すデジ
タル情報信号を記憶するに要するだけの記憶容量を持た
なければならないことは、明らかである。
【0013】したがって、本発明による装置に使用され
且つ2つの音楽プログラムを記憶することが可能でなけ
ればならない前記デジタル記憶媒体は、事実2倍大きく
なければならない。しかしながら、上記装置は、前記デ
ジタル記憶媒体が事前に記録される記録担体上に記録す
ることができる最大の長さの音楽プログラムを表すデジ
タル情報信号の記憶のために必要とされる記憶容量の2
倍よりも少ない記憶容量を有していることを特徴とする
ようにしてもよい。
【0014】このためには、事前に記録されるカセット
内の記録担体上に記録された音楽プログラムが、通常、
最大再生時間よりも短いという事実を利用する。
【0015】ここでは、前記デジタル音楽カセットが90
分の最大再生時間を有していると仮定する。これによれ
ば、2つの音楽プログラムを記憶するには180 分の音楽
の記憶容量を必要とする。しかしながら、ポピュラー音
楽プログラムは、通常、長くても50分の長さしか有さな
い。このように、前記デジタル記憶媒体は2倍大きな容
量の代わりに、例えば、100 分のオーディオ情報という
より少ない記憶容量を有するだけで充分である。
【0016】前記デジタル記憶媒体に2つの音楽プログ
ラムを記憶する方法として2つの方法が提案される。
【0017】この目的のため、本発明による装置の第1
の実施例は、前記デジタル記憶媒体における全ての記憶
位置をアドレスするために、前記アドレス手段が、前記
デジタル記憶媒体における最初の記憶位置を示す最初の
アドレスで始まり、次いで当該デジタル記憶媒体におけ
る連続した記憶位置を示す後続の連続アドレスとなり、
そして当該デジタル記憶媒体における最後の記憶位置を
示す最終アドレスで終わるような各アドレスを発生する
ように構成され、前記第1の音楽プログラムを表す前記
デジタル情報信号を前記デジタル記憶媒体に記憶するた
めに、前記アドレス手段が前記最初のアドレスから始ま
ると共に前記最終アドレス方向に連続したアドレスが後
続するような連続したアドレスを発生するように構成さ
れ、前記第2の音楽プログラムを表すデジタル情報信号
を前記デジタル記憶媒体に記憶するために、前記アドレ
ス手段が前記最終アドレスで始まると共に前記最初のア
ドレス方向に連続する先行アドレスが後続するような一
連のアドレスを発生するように構成されている、ことを
特徴としている。
【0018】上記第1の方法によれば、前記アドレス手
段がデジタル記憶媒体中の記憶位置のアドレスを開始す
る固定のアドレスが2個ある。その一方のアドレス(前
記の最初のアドレス)は上記記憶媒体の例えば一番目の
アドレスに対応し、その場合他方のアドレス(前記最終
アドレス)は該記憶媒体の最後のアドレスに対応する。
【0019】上記の場合、他の(第3の)音楽プログラ
ムは記憶媒体中に前記最初のアドレスから最終アドレス
に向かって上から下へと記憶されるか、又は前記最終ア
ドレスから最初のアドレスに向かって下から上へと記憶
される。これは、第2の過程と第4の過程のどちらが最
初に完了するかによる。
【0020】第2の音楽プログラムの記憶中に前記アド
レス手段は第1の音楽プログラムの記憶中におけるアド
レスの順序とは逆の順序でアドレスを発生する。
【0021】本発明の第2の実施例は、前記デジタル記
憶媒体の全ての記憶位置をアドレスするために、前記ア
ドレス手段が前記デジタル記憶媒体における最初の記憶
位置を示す最初のアドレスで始まり、次いで連続した記
憶位置を示す後続の連続したアドレスとなり、且つ当該
デジタル記憶媒体の最後の記憶位置を示す第1の最終ア
ドレスで終わるような各アドレスを発生するように構成
され、前記第1の音楽プログラムを表す前記デジタル情
報信号を前記デジタル記憶媒体に記憶するために、前記
アドレス手段が前記最初のアドレスで始まり、前記第1
の最終アドレスの方向に第2の最終アドレスを含むアド
レス迄の後続する連続アドレスとなるような連続したア
ドレスを発生するように構成され、前記デジタル記憶媒
体に前記第2の音楽プログラムを表す前記デジタル情報
信号を記憶するために、前記アドレス手段が前記第2の
最終アドレスに続くアドレスから始まり、前記第1の最
終アドレスの方向に第3の最終アドレスを含むアドレス
迄の後続する連続アドレスとなるような連続したアドレ
スを発生するように構成され、前記デジタル記憶媒体に
前記第3の音楽プログラムを表す前記デジタル情報信号
を記憶するために、前記アドレス手段が前記第3の最終
アドレスに続くアドレスから始まり、前記第1の最終ア
ドレスの方向に後続する連続アドレスとなるような連続
したアドレスを発生するように構成されている、ことを
特徴としている。
【0022】この第2の方法においては、新しい音楽プ
ログラムを前記記憶媒体に記憶すべき場合、前記アドレ
ス手段がこのデジタル記憶媒体のアドレスを開始するよ
うな固定のアドレスは存在しない。この場合、新しい音
楽プログラムはデジタル記憶媒体の先行する音楽プログ
ラムの直後に記憶される。
【0023】また、上記第2の実施例においては上記デ
ジタル記憶媒体は循環的に結合されているので、実際
に、終わりがない。上記のことは、前記アドレス手段が
記憶媒体の最後の記憶位置をアドレスした後、次いで当
該記憶媒体の最初の記憶位置をアドレスすることにより
達成される。
【0024】このようにして、デジタル記憶媒体への第
3の音楽プログラムの記憶は、第1の音楽プログラムの
間に渡って部分的に実施される。かくして上記各音楽プ
ログラムの記憶の間、アドレス手段は各アドレスを常に
同一の順序で発生する。
【0025】
【実施例】図1は、事前に記録されたデジタルオーディ
オカセットを作製する全体の過程を示している。先ず、
マスタリング過程を図1の(a)を参照して説明する。
オーディオ信号はアナログ又はデジタルの形で用意され
る。このことが、符号1のブロックにより示されてい
る。信号源(ソース)1は、例えば、スタジオ又はコン
サートホール等の前段階でそれを用いて記録がなされる
ようなプロ用のオーディオ記録器である。上記の(アナ
ログ又は既にデジタル化された)オーディオ信号は、デ
ータ変換器2に供給される。この図1に示す過程が、例
えば事前に記録されたSDATカセットを作製するための過
程であるとすると、入力端子3に供給される信号はこの
データ変換器2において上記のSDATフォーマットに適合
したデジタル信号に変換される。なお、上記のSDATフォ
ーマットに関しては、例えば、フォーカルプレス1988年
のジョン・ワトキンソン(John Watkinson)による「デジ
タルオーディオ技術(The Art of Digital Audio)」なる
本の特に第9章、更に詳細にはその第9.20節等に明解に
記載されているので、該文献を参照されたい。
【0026】上記変換器2により変換された信号は、出
力端子4を介してプロ用記録器6の入力端子5に供給さ
れる。SDAT信号の本例においては、上記プロ用記録器6
はSDAT記録器である。このようにして、マスターカセッ
ト7に収容されたマスターテープが得られる。かくし
て、マスターテープには各種の記録が行なわれる。な
お、上記SDAT規格でない他のオーディオ規格に準拠した
事前に記録されたデジタルオーディオカセットを作製す
ることもできることは明らかである。
【0027】上記オーディオ信号は、例えばオランダ特
許出願第9000039 号に記載されているような僅かに異な
る方法により処理することもできる。図1に示すデータ
変換器2により実行することができるこの異なる信号処
理は、以下のようにしてなされる。
【0028】モノラル又はステレオのオーディオ信号を
変換器2の入力端子3に供給することができる。この変
換器2は、オランダ特許出願第8802769 号及びオランダ
特許出願第8901032 号又はヨーロッパ特許出願第289080
号のいずれかに記載されているような副バンド符号器を
有していてもよい。
【0029】上記のような副バンド符号器においては、
オーディオ信号はもし未だなされていないならデジタル
化され且つサンプルされ、次いで多数の副バンドフィル
タにおいてサンプル周波数の低減を伴なう複数の副バン
ド信号に分割される。これらの副バンド信号は、例え
ば、8/10変換器に供給される。このような8/10変換器
は、例えば、ヨーロッパ特許出願第150082号に記載され
ている。この変換器においては、8ビットのデータ語が
10ビットのデータ語に変換される。この場合、インター
リーブを付与してもよい。上記の全てが、再生された情
報に対して後に誤り訂正を実施することを可能にする。
【0030】上記情報はマスターテープ上の当該記録担
体の長さ方向に延びる複数のトラックに記録される。こ
のことは、記録器6が、このために、上記の符号化され
た情報をトラックの数と同数の出力に分割し且つこれら
の分割されると共に符号化された情報を上記と同数の出
力端子に供給するように構成されていることを意味す
る。これらの出力端子は同数の書込ヘッドに結合されて
いる。これらの書込ヘッドにより上記情報は前記記録担
体の各トラック上に記録される。
【0031】図2は、前記マスターカセット7に収容さ
れ且つデジタル情報が記録される記録担体20を概念的
に示している。該記録担体20はサイドAにn+1本の
トラック、即ちTa.1ないしTa.n+1、を有し、
またサイドBにn+1のトラック、即ちTb.1ないし
Tb.n+1、を有している。トラックTa.n+1及
びTb.n+1は補助トラックであり、それらトラック
には補助信号が上述したオランダ特許出願第9000039 号
に記載されているように記録される。また、デジタル化
され且つ符号化されたオーディオ情報はトラックTa.
1ないしTa.n及びトラックTb.1ないしTb.n
に記録される。上記のデジタル化され且つ符号化された
オーディオ情報の記録過程は後に説明する。
【0032】オランダ特許出願第9000039 号に記載され
た副バンド符号化システムにおいては、音声信号の帯域
は、それらの帯域幅が各周波数領域における人の耳の臨
界帯域の帯域幅に略対応するような副バンドに分割する
ことができる。この点に関しては、1980年4月9-11の
「Proc. IEEE ICAS 80」第1巻 327-331頁のM. E. Kras
ner による「臨界的帯域符号器−聴覚系の知覚要件に基
づく音声信号のデジタル符号化」なる記事、特にその図
2を参照されたい。上記のような分割は以下の理由によ
り選択された。即ち、音響心理学的な実験によれば、も
し量子化が人の耳の雑音マスク曲線を考慮に入れれば上
記のような副バンドにおける量子化雑音は当該副バンド
における信号により最適な程度にまでマスクされること
が予測されるからである。なお、上記曲線は、上記Kras
ner による記事の図3に示されるように、臨界帯域の中
心における単音により当該臨界対域における雑音マスク
に関するしきい値を示す。
【0033】コンパクトディスク規格に準拠する場合に
1/T = 44.1 kHzなるサンプル速度において信号サンプル
当たり16ビットで表されるような高品質デジタル音楽信
号の場合は、各副バンドに対して適切に選択された対域
幅及び適切に選択された量子化でもってこの既知の副バ
ンド符号化システムを用いると、略全ての種類の音楽信
号の略全ての節において音楽信号の複製の品質が元の音
楽信号のものと相違しないまま、信号サンプル当たり約
2.5 の平均ビット数で表すことができるような量子化さ
れた符号器出力信号を得ることができることが判った。
かくして、副バンド符号化により大幅なデータの低減が
達成されることは明らかである。
【0034】上記副バンドは人の耳の臨界バンドの対域
幅には必ずしも対応する必要はない。各副バンドが異な
る対域幅を、例えば、マスキングのしきい値の決定に際
してこれを考慮するならば全ての副バンドが同一の対域
幅を、持つようにすることもできる。
【0035】図3の(a)はトラックTa.1ないしT
a.n及びトラックTb.1ないしTb.nの内の一つ
の内容を示している。トラック中の情報はフレーム間キ
ャップIFG により分断されたフレーム…、Fj-1
j 、Fj+1 、…からなっている。上記フレーム間ギャ
ップについてはオランダ特許出願第9000635 号に明解に
記載されている。フレーム間ギャップについてのこれ以
上の説明に関しては上記出願を参照されたい。上記フレ
ームは、各々、複数の情報ブロックSm-1 、Sm 、S
m+1 、…を有している。本実施例においては各フレーム
は32個の情報ブロックを有している。
【0036】図3の(b)は上記ブロックSm のような
一つのブロックの内容を示している。各ブロックは第1
のブロック部分(ヘッダ)と第2のブロック部分(本
体)とを有している。上記第1のブロック部分は同期語
(sync)25を有し、該同期語は10ビット語(記録に先立
つ8/10変調を考慮)である。上記ヘッダは、更に、これ
も10ビット語のアドレス語26を有している。8/10変調前
はこの10ビット語は結果として8ビット語であり、その
内の3ビットはフレーム番号FNに対応し、残りの5ビッ
トは当該フレームにおけるブロック番号に対応してい
る。次いで、該ヘッダは、これも10ビット語の形をとる
パリティーバイト27を有している。
【0037】上述したように、同期語25は10ビット語で
あってよい。これの一例は、「0100111110」なる10ビッ
トデジタル語又は「0000111110」なる10ビット語であ
る。直列のデータの流れにおけるデジタル総和値に応じ
て、上記の一方の同期語か又は上記の他方の同期語が採
用される。尚、上記同期語の8ビットに復調されたもの
は必要ないということに注意されたい。
【0038】前記フレーム番号FNは、全ての連続するフ
レームにおいて2進順序に従って増加する番号である。
また、ブロック番号BNはフレーム内の一連のブロックに
おけるブロックSの位置を示している。フレーム内の最
初のブロックは「0」なる番号を有し、次のブロックは
「1」なる番号を有し、以下、16進で「1F」(10進では
「31」) なる番号を有するフレーム内の最後のブロック
迄同様である。前記パリティーバイト27はアドレス語26
に誤り検出を適用することを可能にする。パリティーバ
イト27は、例えば、アドレス語26と等しくすることがで
きる。ブロックSm の第2ブロック部分(本体)はD0
からD47まで番号が振られた48個のデータバイトを有し
ている。この場合、各データバイトは10ビットの2進語
の形をとっている。
【0039】上記第2ブロック部分(本体)の内容は元
のオーディオ信号を表すデジタル情報とパリティー情報
(パリティーバイト)との両方を含み、上記パリティー
情報は第2ブロック部におけるデジタル情報に誤り訂正
を適用することを可能にする。結果として、一つのブロ
ックは合計で51バイト (510 チャンネルビット) を有し
ている。
【0040】オランダ特許出願第9000039 号からは、前
記補助トラックAux 内のフレームがデータトラック内の
フレームと同一の長さを有していることがわかる。ま
た、補助トラック内の各ブロックの情報内容はデータト
ラック内の各ブロックのそれと同一である、即ち51バイ
トである、ことがわかる。
【0041】また、上記オランダ特許出願第9000039 号
からは、補助トラックのフレーム内のブロックの数(即
ち「4」)はデータトラックの内の一つにおけるフレー
ム内のブロックの数(即ち「32」) よりも少ないことが
わかる。これは、補助情報が補助トラックTa.n+1
及びTb.n+1に各々書き込まれるビット速度が、他
の情報がトラックTa.1ないしTa.n及びトラック
Tb.1ないしTb.nに各々書き込まれるビット速度
よりも8倍低いからである。
【0042】次に、複写過程を図1の(b)を参照して
説明する。
【0043】記録担体20を有するマスターカセット7が
ダウンローダ(downloader) 8に装填される。このダウ
ンローダ8は上記記録担体20上のトラックから情報を読
み取る再生装置である。この場合、先ず一方の側(サイ
ドA)のトラックTa.1ないしTa.n+1から情報
を読み取り、次いで他方の側(サイドB)のトラックT
b.1ないしTb.n+1から情報を読み取ることが可
能である。
【0044】この場合、トラックTa.1ないしTa.
n+1は、マスターカセット7内の記録担体20が図2の
トラックにおいて各矢印方向の、即ち右から左への、移
送方向を有している間に読み取られる。サイドAが読み
取られた後、移送方向は反転され、サイドBのトラック
Tb.1ないしTb.n+1が読み取られる。
【0045】しかしながら、他の例として両サイドを
(即ちサイドA及びサイドBを)同時に読み取るように
してもよい。このことは、2つのサイドの内の一方(例
えばサイドB)に関しては、当該サイドの通常の読み取
り中の方向とは逆の方向で情報が読み取られることを意
味する。この場合、トラックTb.1ないしTb.n+
1は記録担体の移送方向が矢印21の如く、即ちサイドB
の通常の読み取りの間の移送方向とは逆、である間に読
み取られる。トラックから読み取られた情報はフレーム
の直列なデータの流れを形成するよに結合され、信号処
理ユニット9に供給される。図4は上記ユニット9を詳
細に示している。この信号処理ユニット9においては、
上記のデータの流れは先ず復調され、当該データの流れ
の中の10ビットチャンネル語が10/8変換器15により8ビ
ットの情報語に変換される。この10/8変換は20%のデー
タの減少をもたらす。
【0046】もし望むならば、上記の復調信号には誤り
訂正器16により誤り訂正もなされる。かくして、前記マ
スターテープ7を作製する間及び当該マスターテープの
再生を行なう間に発生する誤りは、前記フレームの第2
ブロック部分のパリティーバイトを使用することによ
り、取り除くことができる。更に、10/8変換の間には前
記の同期語も取り除かれる。これは、先にも述べた通
り、復調された形においてはこれら同期語の8ビット表
現は無いからである。結果として、上記10/8変換は、復
調された信号にはいかなる同期情報も含まれない故に、
より一層のデータの低減をもたらす。しかしながら、た
とえ同期語に8ビットの復調された形のものがあったと
しても、復調器9における10/8変換は同期情報内容も20
%減少させる点でデータの減少をもたらす。
【0047】次いで、更に一層のデータの低減が信号処
理ユニット9において達成される。例えば、フレーム間
ギャップIFG は除去することができ、また、もし望むな
らばアドレス語26用のパリティー27及びアドレス語26自
体さえも不要にすることができる。上記アドレス語26は
フレームの第2ブロック部分における情報を誤り訂正メ
モリ65又は65' (図7に関する説明参照)内の正しい記
憶位置に記憶するために用いられる。
【0048】アドレス語26とアドレスパリティー語27と
が同一でないことが分かった場合には (例えば、マスタ
ーテープ20を読み取る間の誤りの結果として) 、該アド
レス語は誤り訂正メモリ65又は65' への情報の記憶のた
めには使用されない。その場合には、当該フレームの第
2ブロック部分(本体)内の情報が先行する及び後続す
るフレームの第2ブロック部分内の情報に対して正しい
順序を有すると仮定される。しかして、この場合第2ブ
ロック部分の情報は誤り訂正メモリ65又は65'内に記憶
された先行するフレームの第2ブロック部分の情報の直
後に自動的に記憶される。アドレスパリティー語27の除
去は変換器15における10/8変換の後、例えばデータスト
リッパ17において実行することができる。
【0049】同様にして、情報の記憶のために使用した
後、アドレス語は誤り訂正メモリ65又は65' において第
2ブロック部分から除去することができる。フレーム間
ギャップも10/8変換器15により除去することができる。
これは、各フレームが一定数のシンボルを有しているか
らである。結果として、信号処理ユニット9は何時フレ
ームが終了したかが分かる。次いで、信号処理ユニット
9は次のフレームの同期語25が検出されるのを待ち、該
フレームの内容はこの同期語が検出されると取り込まれ
且つ処理される。
【0050】結果として得られた情報信号は、もし必要
ならば誤り訂正器において誤り訂正をした後、デジタル
記憶装置10の入力端子13に供給され、当該記憶装置10内
の例えばランダムアクセスメモリ(RAM)の形の揮発
性メモリであるデジタル記憶媒体に記憶される。
【0051】上記記憶媒体の記憶容量は、データ低減の
後の少なくとも一つのマスターテープ7の情報を当該デ
ジタル記憶媒体に記憶することができる程度に大きくな
ければならないことは明らかである。
【0052】上記情報がデジタル記憶媒体に如何にして
読み込まれるかは後に説明する。
【0053】ここで上記デジタル記憶装置内のデジタル
記憶媒体は周期的に繰り返して読み取られる。読み取ら
れた情報は信号処理ユニット11に供給される。図5はこ
の信号処理ユニット11を詳細に示している。読み取られ
た情報は8/10変換器36に供給される。この8/10変換器36
においては、当該変換器36に供給されるデータの流れの
中の8ビットの情報語が10ビットのチャンネル語に変換
され、その後この変換器36の出力端子に供給される。前
記信号処理ユニット9が信号から同期語、アドレス(パ
リティー)語及びフレーム間ギャップも除去していた場
合は、これらは上記ユニット11において再挿入されなけ
ればならない。この目的のため、信号処理ユニット11は
データ加算器35を有してもよい。このデータ加算器35は
情報の流れに8ビット(表示)のアドレスパリティー語
及び、適用可能なら、アドレス語を挿入する。更に、当
該ユニット11は同期語/フレーム間ギャップ加算器37を
有してもよい。この加算器37においては、同期語が情報
の流れに再挿入される。情報の流れへの同期情報の付加
は当業者にとっては周知であるので、これ以上は説明し
ない。
【0054】情報の流れへのフレーム間ギャップの追加
は前記オランダ特許出願第9000635号に明解に説明され
ている。
【0055】このようにして得れた情報信号は記録装置
12に供給される。この記録装置においては、一方のサイ
ド(サイドA又はサイドB)からの情報信号が再びn個
の書込ヘッドに割り当てられ、記録担体20' 上のn個の
トラックTa.1ないしTa.nに記録される(図2参
照)。該記録装置12においては、両サイドA及びBが記
録担体20' 上に同時に記録される。このことは、記録担
体20' 上への記録が図2において矢印21で示すような方
向で成される場合は、サイドBは通常の記録及び再生中
の方向とは逆の方向に記録される。このことは、サイド
Bの情報信号に関する情報の流れは記録装置12に対して
逆の順序で供給されねばならないことを意味している。
【0056】更に、記録担体20' 上への記録は、一般
に、前記記録担体20が通常読み取られ又は書き込まれる
速度よりも高い速度でなされる。
【0057】最終的には、この結果としてスレーブ媒体
20' を有するリールが得られる。この媒体上には一つの
マスターテープの内容が繰り返して連続的に記録されて
いる。次いで、これらのリールは、事前に記録された
(prerecorded)カセットを得るために、既存のカセット
ローダで使用することができる。これが、図1の(c) に
更に詳細に示されている。
【0058】このローディング過程においては、事前記
録された記録担体20' を伴う当該リールがカセットロー
ダ21に装填される。このローダ21には所謂D0 カセット
と呼ばれる多数の空のカセットも装填される。上記D0
カセットには未だ磁気テープが収容されておらず、ただ
そのカセット内の2つのリールに両端が取り付けられた
短い先導/終端テープのみが収容されている。この短い
先導/終端テープはローダ21内で前記カセットから繰り
出され、該テープの略半分だけ供給される。次いで、該
ローダはスレーブ媒体(記録担体)20' の内の前記マス
ターカセット7内の記録担体からの記録情報を含むと共
に該記録情報の長さ分を有する部分を供給する。この長
さ部分のテープの一端は前記先導/終端テープの一方の
自由端に接続され、他端は当該先導/終端テープの他方
の自由端に接続される。次いで、上記テープはカセット
に繰り込まれ、かくして事前に記録されたカセット14は
使用に供することができる。
【0059】次に、上記記憶装置10内のデジタル記憶媒
体への情報の記憶を以下に更に詳細に説明する。記録担
体のサイドA及びサイドBの情報はデジタル記憶媒体に
記憶され、サイドA及びサイドBは再生装置8により同
時に再生される。図6はサイドAの一つのトラックT
a.iとサイドBの一つのトラックTb.jとを示して
いる。トラックTa.i内の各フレームが図において左
から右方向に増加するフレーム番号jを有することは明
らかである。また、トラックTb.j内の各フレームは
右から左方向に増加するフレーム番号kを有する。ま
た、図6はトラックTa.iとトラックTb.j内のフ
レームにおける一つのブロックSm の内容も各々示して
いる。これらは符号60及び61を付したブロックにより示
されている。
【0060】ブロック60の内容とブロック61の内容とは
互いに逆の順序を有している。ブロック60は左から右方
向に満たされ、ブロック61は右から左方向に満たされて
いる。したがって、装置8における記録担体の両サイド
A及びBの同時読み出しは、2つのデータの流れが得ら
れ、それらの内の一方のデータの流れが他方のデータの
流れに対して逆の順序で供給されることを意味する。
【0061】前記10/8変換器(復調器)15においては、
サイドAのデータの流れは通常の方法により復調され
る。この場合、10ビットのチャンネル語D0 、D1 、…
47は次から次へと復調器15に供給される。該復調器15
における復調ユニット84 (図8参照)は、復調すべき上
記各10ビットチャンネル語のビットが正しい順序となる
ようにする。このことは、例えば、最上位ビットが最初
に来、最下位ビットが最後に来ることを意味する。この
操作は、最上位ビットが最初に来、最下位ビットが最後
に来るような10ビットのチャンネル語を後ろからシフト
インすることができるような10ビットのシフトレジスタ
を用いて達成することができる。
【0062】かくして、上記10ビットチャンネル語の順
序は正しくなる。ルックアップテーブル(変換テーブル
とも呼ばれる)においては、どの8ビット情報語が10ビ
ットチャンネル語に対応するかをつきとめることができ
る。次いで、この8ビット情報語が出力され、誤り訂正
器16内のメモリに供給される。図7(a)においては、
このメモリが符号65により概念的に示されている。当該
メモリの容量は、少なくとも1フレーム、即ち48 x 32
語、内の全ての8ビット情報語が該メモリ65 (RAM ペー
ジとしても参照される)に記憶される程大きい。このこ
とは、誤り訂正器16における誤り訂正過程で同期語25、
アドレス語26、パリティー語27及びフレーム間ギャップ
IFG がデータの流れから取り除かれたことを意味する。
【0063】上記メモリ65は、あるフレームの最初の8
ビット語がその最初の記憶位置に記憶され、2番目の8
ビット語が2番目の記憶位置に記憶され、以下同様にし
て最後の8ビット語が当該メモリ65の最後の記憶位置に
記憶されるようにして、満たされる。当該メモリ65が一
旦完全に満たされると、このメモリ中の情報には誤り訂
正処理が施される。このことが、図7に符号66により概
念的に示されている。上記の誤り訂正処理がどのように
してなされるかは、ヨーロッパ特許出願第90200128.8に
記載されている。
【0064】この後、当該メモリの内容は読み出され
る。この動作は、図7にブロック67で示されている。こ
の場合、前記の最初の記憶位置の8ビットデータが最初
に読み出され、次いで2番目の記憶位置の8ビット語が
読み出され、以下同様にして当該メモリの最後の記憶位
置の8ビット語が読み出されるまで続く。
【0065】次いで、8ビットのアドレス語26' が正し
い位置に再挿入される(これらアドレス語は記憶装置10
に記憶されているとする)。この点に関しては、サイド
Aからの信号を処理するのに必要とされる誤り訂正ユニ
ット81の全体の記憶容量が実際に48 x 32 個の記憶位置
の3倍であることに注意されたい(この場合、一つの記
憶位置とは1個の8ビット情報語を記憶するに必要とさ
れる記憶容量であると理解されたい)。これは、特定の
フレーム内の48 x 32 個の情報語が誤り訂正ユニット81
に読み込まれる (図7に符号65で示し、そのためには48
x 32 個の記憶位置が必要である) と同時に、先行した
フレームの48 x 32 個の情報語 (図7に符号66で示し、
48 x 32 個の記憶位置を要する) に対して誤り訂正処理
が施され、且つ、この最後に述べたフレームに更に先行
したフレームの訂正された48 x 32 個の情報語 (これら
の訂正された情報語も48 x 32 個の記憶位置に記憶さ
れ、図7に符号67で示す) が読み取られるからである。
【0066】このようにして得られた情報の流れは、該
情報が前記マスターテープ7から読み取られた順序と同
一の順序で記憶装置10に供給される。
【0067】図9は、このようにして得られた情報の流
れがどのようにしてデジタル記憶媒体90に記憶されるか
を示している。記憶媒体90の部分90A はサイドAからの
情報の記憶を意図している。メモリ90A は構成的に行及
び列に分割されている。ここで、列はトラックに対応し
ている。トラックTa.1からの情報は一番左の列に記
憶される。また、トラックTa.2からの情報はその隣
の列に記憶され、以下同様に記憶される。また、一番右
の列はトラックTa.nからの情報を含む。
【0068】ここで、以下においてはトラックTa.1
ないしTa.n及びトラックTb.1ないしTb.nの
情報に対してなされる信号処理及び該情報の記憶のみを
説明することに注意されたい。なお、トラックTa.n
+1及びトラックTb.n+1の情報に対してなされる
信号処理及び該情報の記憶については説明しない。これ
は、これらのトラックにおける補助信号の構成が他のト
ラックにおける信号の構成と略同一であり、その差は前
述した通りビット速度が8倍遅く、したがって1フレー
ムに収容することができるブロックの数は8倍少ない、
ということだけであるからである。この件に関しては、
前述したオランダ特許出願第9000039 号を参照された
い。
【0069】トラックTa.1ないしTa.nの最初の
フレームF0 の情報はメモリ90A の最初の行に記憶され
る。また、トラックTa.1ないしTa.nの2番目の
フレームF1 の情報はメモリ90A の2番目の行に記憶さ
れる。最後に、トラックTa.1ないしTa.nの最終
フレームFr1の情報がメモリ90A のr1 番目の行に記憶
される。図9の(b)はメモリ90A における陰影をつけ
た四角部の内容を表している。この四角部は一つのトラ
ックの正確に1フレーム分の情報内容のために必要とさ
れる記憶容量を概念的に表している。あるフレームにお
けるブロックS'0 ないしS'31が示され、各ブロックはア
ドレス語(8ビット長)と、誤り訂正器16により訂正さ
れ且つ符号D'0 ないしD'47が付された8ビットの情報語
とを有している。上記符号D'0 ないしD'47は前記の10ビ
ットチャンネル語Di と8ビットの情報語D'i との違い
を示すためにダッシュを付されている。
【0070】アドレス発生器80 (図8参照)はメモリ90
A に対し、誤り訂正ユニット81により供給された情報が
メモリ90A における前述した位置に記憶されるように、
アドレスを供給する。
【0071】サイドAが音楽情報によって完全には満た
されない場合がある。このことは、サイドAの最後の部
分が最早音楽情報を含まないということを意味する。こ
のことは、また、メモリ90A 中の行r2 を含むこの行迄
の記憶位置が音楽情報に関する情報により満たされ、行
1 を含むこの行迄の残りの記憶位置が「無音」(即ち
「0」信号)のみを含むことを意味する。
【0072】次に、サイドBの情報に対してなされる信
号の処理及びこの情報のメモリ90への記憶について説明
する。既に述べたように、情報はトラックTb.1ない
しTb.nから逆方向に読み取られる。
【0073】前記復調器9、即ち図8における復調ユニ
ット83、における10/8復調に関しては、当該復調ユニッ
ト83が復調すべき10ビットチャンネル語の各ビットが正
しい順序であることを保証しなければならない。このこ
とは、例えば最上位ビットが最初に現れ、最下位ビット
が最後に現れねばならないことを意味する。この操作
は、例えば、最終(かつ最下位)ビットが最初に来るよ
うな10ビットのチャンネル語を前からロードすることが
できるような10ビットのシフトレジスタを用いて達成す
ることができる。
【0074】かくして、上記10ビットチャンネル語は正
しい順序となり、10/8復調が前述した変換テーブルを用
いて実行することが可能になる。次いで、8ビット情報
語が前記誤り訂正器16におけるメモリ、即ちメモリ65'
(図7の(b)参照)に供給される。このメモリ65' も
1フレーム内の全ての8ビット情報語を記憶するに充分
な大きさの記憶容量、即ち48 x 32 語、を有していなけ
ればならない。
【0075】フレーム内の8ビット情報語は上記10/8復
調器からは逆の順序で出力される。このことは、フレー
ム内の最後のブロックの最後の情報語が最初に出力さ
れ、次いで最後のブロックの最後から2番目の情報語が
出力され、次いで最後から2番目のブロックの最後の情
報語が出力され、以下同様にして、最初のブロックの最
初の情報語が最後に現れるまで続く。
【0076】1つのフレーム内の情報に誤り訂正を施す
ために、この情報はメモリ65' 中に後ろから前へと記憶
されねばならない。実際に、このことは最初のブロック
の最初の情報語がメモリ65' の最初の記憶位置に記憶さ
れ、最初のブロックの2番目の情報語が2番目の記憶位
置に記憶され、以下同様にして記憶される。この場合、
最後の記憶位置は当該フレーム中の最後のブロックの最
後の情報語を含むことになる。このことは、事実、メモ
リ65' に記憶されたサイドBのトラックの1フレームの
情報は、サイドAのトラックのフレームの情報がメモリ
65に記憶されるのと全く同一の方法で記憶されることを
意味している。又このことは、メモリ65' の内容に対し
ては図7の(a)のメモリ65の内容に関して図示したの
と同様の方法によって誤り訂正処理を行なうことができ
ることを意味している。図7の(b)においては、この
ことが符号66により概念的に表されている。また、誤り
訂正後のメモリからの読み出し処理は図7の(b)に符
号67で表されている。このことは、当該メモリが図7の
(a)のメモリ65と同様にして読み出されることを意味
している。結果として、メモリ65' の最初の記憶位置か
ら最初の8ビット語が最初に読み出され、その後それに
後続する記憶位置から8ビット語が読み出され、最後に
最後の記憶位置から8ビット語が読み出される。次い
で、8ビットのアドレス語26' が当該情報の流れの正し
い位置に再挿入される。
【0077】このようにして得られた情報の流れはデジ
タル記憶装置10に供給される。
【0078】図9は、サイドBからのこの情報の流れが
前記デジタル記憶媒体90、特にその部分90B に、どのよ
うに記憶されるかを示している。上記メモリ部分90B も
概念的に行及び列に分割されている。この場合、列がト
ラックに対応している。一番左側の列にはトラックT
b.1からの情報が記憶され、その隣の列にはトラック
Tb.2からの情報が記憶され、以下同様にして記憶が
行なわれ、一番右側の列にはトラックTb.nからの情
報が記憶される。
【0079】メモリ部分90B に記憶される最初のフレー
ムはサイドBのトラックから読み取られた最初のフレー
ムである。このフレームは最後のフレーム、即ちサイド
B上に記録されたトラックの各々における情報のフレー
ムF'm である。サイドB上の情報の最後は通常サイドA
上の情報の始まりとは正確には同一の位置には位置しな
いので、サイドBのこれらの最後のフレームは通常無音
(即ち「0」)信号を含み、メモリ90B の最初の各行に
そのように記憶されるであろう。音楽情報を含む最初の
方の各フレームはメモリ90B の行r5 以下に記憶され、
この音楽情報はサイドBの音楽プログラムの終わりの部
分に対応する情報である。この動作は、サイドBのトラ
ックの最初のフレームF0 が当該メモリ90B の行r1
最終的に記憶されるまで続く。
【0080】サイドBのフレームがメモリ90B に記憶さ
れる順序は、サイドA及びサイドBの両方が同時に読み
取られる場合は、記録担体のサイドBのトラックからフ
レームが読み取られる順序と同じである。しかし、メモ
リ90B に記憶されるフレーム内のデータバイトD'i の順
序は、マスターテープからフレーム内のデータバイトD
i が読み取られる順序とは異なる。この順序は図9の
(c)に示すように逆となっている。先にも述べたよう
に、この順序はフレームを前記誤り訂正処理において図
7の(b)に示すように処理することにより得られるも
のである。
【0081】メモリ90の行及び列を番地指定するための
アドレスはアドレス発生器80により発生される(図8参
照)。原理的には、2つのメモリ90A 及び90B の行及び
列を番地指定するには一つのアドレス発生器で充分であ
る。マスターテープのサイドA 及びB 上の情報は必ずし
も同一の移送速度で記録される必要がなかったから、こ
れら両サイド上のフレームの物理的な長さは必ずしも互
いに等しくなる必要はない。このことは、装置8におけ
るサイドA及びサイドBの同時読み出しの間に、サイド
Aから読み出される情報とサイドBから読み出される情
報との間に時間差が発生する(であろう)ことを意味す
る。このことは、情報がメモリ90A 及び90B にロードさ
れる場合、これらメモリ90A 及び90B 内の記憶位置を別
個にアドレスするために2つのアドレス発生器80が必要
とされることを意味する。その代わりとしては、1個の
アドレス発生器のみが必要とされるように、これら両サ
イドの内の一方の信号にタイムベース補正を行なう必要
がある。
【0082】次に、メモリ90A 及び90B 内に記憶された
情報の読み出しを図8及び図9を参照して詳細に説明す
る。メモリ90A 及び90B は同時に読み出されるので、記
録担体20' にはサイドA及びサイドBを同時に記録する
ことができる(図1の(b)参照)。
【0083】この場合、メモリ90A は通常のように読み
取られる。全てのトラックTa.1ないしTa.nに関
して連続的に、先ず最初のフレームF0 が読み取られ、
次いで次のフレームF1 が読み取られ、以下同様にし
て、最後のフレームが読み取られるまで続く。この順序
で、各フレームは図5のデータ加算器35の一部を構成す
るデータ加算器35A (図8)に供給される。このデータ
加算器35A においては、8ビットのアドレスパリティー
語27' が追加される。次いで、8ビットの情報語を有す
るこのデータの流れが図5の8/10変換器36の一部を構成
する8/10変調器36A に供給され、該変調器においては8
ビットの情報語が10ビットのチャンネル語に変換され
る。その後、10ビットの同期語及びフレーム間ギャップ
がブロック37A において再び挿入され、この結果の情報
が記録担体20' のサイドA上に記録される。
【0084】メモリ90B は以下のようにして読み出され
る。記憶位置の各行が図9の(a) において上から下へと
読み出される。これらフレームは図5におけるデータ加
算器35の一部を構成するデータ加算器35B (図8)に供
給される。このデータ加算器においては、8ビットのア
ドレスパリティー語27' が追加される。次いで、8 ビッ
トの情報語を有するこのデータの流れが図5における8/
10変換器36の一部を構成する8/10変調器36B に供給さ
れ、該変調器においては8ビットの情報語が10ビットの
チャンネル語に変換される。次いで、10ビットの同期語
及びフレーム間ギャップがブロック37B において再挿入
される。
【0085】しかしながら、フレーム内のこれらの10ビ
ットのチャンネル語は記録担体に記録するには未だ正し
い順序ではない。したがって、フレーム内の情報は後入
先出(LIFO)レジスタ85に記憶される (図8参照)。
【0086】このように、図3の(b)に示されたフレ
ームは上記レジスタ85に前から後ろへとロードされ、
この場合最初のブロックS’が最初にロードされ、ブ
ロックS’31が最後にロードされ、その後フレーム間
ギャップが読み込まれる。次いで、該LIFOレジスタ
85は後ろから前へと読み出され、この場合上記フレー
ム間ギャップが最初に読み出され、最初のブロックS’
の同期語が最後に読み出される。この動作はより小さ
い連続番号の各後続フレームに関して繰り返される。か
くして、このレジスタ85により供給される情報の流れ
は、ブロック内の内容も含めて、記録担体のサイドBに
記録するにとって正しい順序を有している。
【0087】図10は上記レジスタ85の一例を示してい
る。このレジスタはフレーム内の31個のブロック及びフ
レーム間ギャップを記憶するための記憶位置を有してい
る。アドレス発生器88は記憶位置を番地指定するための
アドレスを発生する。フレームを読み込む第1のサイク
ルにおいては、連続した記憶位置1、2、3、…が番地
指定される。このフレームが読み出される次のサイクル
においては、上記各記憶位置が逆の順番で番地指定され
る。前記第1ののサイクルにおいて前記フレームが読み
込まれる場合、発生器89は信号線95を介して当該レジス
タ85に書込制御信号を供給する。上記第2のサイクルに
おいてこのフレームを逆の順序で読み出す間は、上記発
生器89は前記アドレス発生器88の各位置において信号線
95を介してレジスタ85に読出制御信号を供給するので、
各記憶位置に記憶された10ビットのチャンネル語が読み
出される。この直後に発生器89は、アドレス発生器88の
同じ位置に関して信号線95上に書込制御信号を発生す
る。かくして、次のフレームの10ビットのチャンネル語
がこの記憶位置に読み込まれる。即ち、第1のサイクル
においてレジスタ85に記録されたフレームを第2のサイ
クルにおいて読み出す間には、次のフレームが同時に読
み込まれる。第1のサイクルにおいて記憶されたフレー
ムが上記レジスタに上から下に記憶された場合、次のフ
レームは第2のサイクルの最後においてレジスタ85に下
から上に記憶される。次の第3のサイクルにおいては、
アドレス発生器85は各記憶位置を再び上から下へとアド
レスする。第2のフレームの10ビットチャンネル語はこ
のサイクルにおいてはレジスタ85の上から下へと読み出
され、これと同時に次の(第3の)フレームの10ビット
チャンネル語が再び当該レジスタ85に上から下へと記憶
される。上述したサイクルはその都度繰り返される。
【0088】前記メモリ90A 及び90B は、明らかに、最
終的なカセット14内における記録担体の両サイドの情報
を複写過程の間にこれらメモリ90A 及び90B 内に記憶す
ることができるだけの記憶容量を有していなければなら
ない。
【0089】カセット14が合計で90分の音楽を収容する
ことができると仮定すると、メモリ90の容量は、これら
の90分の音楽に対応する情報を当該メモリに記憶するこ
とができるようなものでなければならない。このこと
は、各メモリ90A 及び90B が各々45分の音楽に対応する
情報を記憶するだけの容量のものでなければならないこ
とを意味している。
【0090】ポピュラー音楽のカセットは平均して約50
分の音楽を、即ち各サイドに約25分の音楽を、収容して
いる。もしメモリ90をより徹底して活用したいと欲する
ならば、この事実を利用することができる。
【0091】メモリ90のデジタル形式のものによれば、
音楽プログラムが複写されている間(即ち、記録担体20'
を得るためにメモリ90が周期的に繰り返して読み取ら
れる間) に次のオーダーの他のマスターテープの内容を
当該メモリ90の空きの部分に記憶することが可能であ
る。上記のことがカセットに複写すべき全ての音楽プロ
グラムについて、即ち各々が90分の長さの2つの音楽プ
ログラムについても、所望されるならば、上記メモリ90
は該メモリに3時間に相当する情報を記憶することが可
能になるように2倍の容量を持たねばならない。
【0092】しかしながら、既に言及したように音楽カ
セット上の音楽の全量はしばしば1時間より少ないか
ら、メモリ90の容量は2倍大きくする必要はない。原理
的には、90分の初期記憶容量を持つメモリ90で充分であ
ろう。その場合には、例えば、50分の音楽プログラムを
複写し且つこれと同時に40分の第2の音楽プログラムを
メモリ90にロードすることが可能である。しかしなが
ら、この場合は上記のようにして処理される2つの音楽
プログラムの選択に制限があることになる。メモリ90の
記憶容量を例えば100 分又は120 分の音楽に相当する記
憶容量を持つように僅かに大きくすれば、大きな自由度
が得られる。このことは、各サイドにつき25分の音楽を
含む2個の音楽カセットの音楽に相当する情報を記憶す
るに充分な記憶容量があることを意味する。
【0093】上記利点は、記憶容量が倍にされる場合に
比べてメモリ90に要求される記憶容量がかなり小さくて
よいということである。
【0094】2個の音楽カセットの音楽内容に相当する
情報の(所望に応じて)拡張されたメモリ90' における
記憶が図11に示されている。
【0095】この場合、A1及びB1は第1のマスターテー
プから各々メモリ90A'及び90B'にロードされた1個の音
楽カセットの音楽に対応する情報を示している。この記
憶は図9に示した記憶に正に対応している。このこと
は、サイドAの最初のフレームF0 が最初のメモリ行に
記憶され、2番目のフレームF1 が2番目のメモリ行に
記憶され、以下同様にして記憶されることを意味し、こ
こで特定の行及び特定の列に対応する記憶位置に記憶さ
れたフレームの内容は先の図9の(b)に示されてい
る。サイドBの情報はフレームに関して逆の順序で記憶
され、ここで特定の行及び特定の列に対応する記憶位置
に記憶されたフレームの内容は先の図9の(c)に示さ
れている。
【0096】A2及びB2は第2のマスターテープ7からメ
モリ90A'及び90B'にロードされた第2の音楽カセットの
音楽に対応する情報を示している。
【0097】図から明らかなように、この場合はサイド
Aの最初のフレームF0 は当該メモリの最後の行に記憶
され、2番目のフレームF1 は最後から2番目の行に記
憶され、以下同様にして記憶され、最後のフレームFp
は行rc に記憶される。図11の(b) はある行及びある列
に対応する記憶位置の内容を示している。1個のフレー
ムに正確に対応するこの内容の順序が図9の(b)に示
した内容のそれと比較すると正確に逆となっていること
が明らかである。
【0098】サイドBは後ろから読み取られるので、該
サイドBの各フレームはメモリ90B'の部分B2にサイドA
の各フレームのそれとは正確に逆の順序で記憶される。
上記部分B2におけるある行及びある列に対応する一つの
記憶位置の内容が図11の(c)に詳細に示されている。明
らかに、フレーム内の各語の順序は図9の(c)に示し
た順序とは正確に逆となっている。上述した記憶方法の
利点を以下に述べる。
【0099】特定の音楽プログラムが事前に記録される
多数のカセットの第1のオーダーに関しては、このプロ
グラムの情報はメモリ90' がロードされる(部分A1及び
B1参照) 。更に、特定の第2の音楽プログラムが事前に
記録される多数のカセットの第2のオーダーがあるとす
る。上記(第1の)音楽プログラムが部分A1及びB1に記
憶される第1の過程の後、メモリ90' のこれら部分A1及
びB1に記憶された前記情報は後続する第1の複写過程に
おいて繰り返し読み出すことができ、これにより前記第
1のオーダーについての(各)記録担体20' を得る。こ
れと同時に、前記第2の音楽プログラムの情報をメモリ
90' に記憶することができる。この情報は当該メモリ9
0' の部分A2及びB2に記憶される。
【0100】前記第1の複写過程においては、前記第2
の音楽プログラムがメモリ90' における部分A2及びB2の
情報として記憶される間に読出/書込パルス発生器91が
読出パルス及び書込パルスを交互に発生し、これらパル
スはメモリ90' に供給される。読出パルスの間にはアド
レス発生器92が部分A1及びB1内のあるアドレスを発生す
るので、このアドレスに対応する記憶位置に記憶されて
いる情報が当該メモリから読み出される。書込パルスの
間には、上記アドレス発生器92は部分A2及びB2内のある
アドレスを発生するから、前記ユニット9からメモリ9
0' に供給される情報をこのアドレスを持つ記憶位置に
記憶することができる。
【0101】第2の音楽プログラムがメモリ90' の部分
A2及びB2に記憶された後、これら部分A2及びB2は後続す
る第2の複写過程で繰り返し読み取ることができ、これ
により前記第2のオーダーについての(各)記録担体2
0' を得る。
【0102】当該複写装置が単一の信号処理ユニット11
及び単一の記録装置12しか有していない場合は(図1参
照)、前記第2の音楽プログラムの複写は第1の音楽プ
ログラム即ち第1の複写過程、が完了する迄待たなけれ
ばならない。しかしながら、当該複写装置が前記デジタ
ル記憶装置10に対して信号処理ユニット11及び記録装置
12と並列に結合される第2の信号処理ユニット11' (図
示略) 及び第2の記録装置12' (図示略) を有する場合
は、前記第1の複写過程が完了していないとしても両複
写過程を同時に実行することができる。この場合、デジ
タル記憶装置10は、2つの音楽プログラムの情報を第1
及び第2の信号処理ユニット11及び11'に対して時分割
的に各々供給しなければならない。この場合、パルス発
生器91は読出パルスのみを発生する。各偶数番目の読出
パルスの間は、アドレス発生器92は部分A1及びB1内のア
ドレスを発生するから、このアドレスに対応する記憶位
置に記憶された情報を当該メモリから読み出すことがで
き、スイッチ (図示略) を介して信号処理ユニット11へ
供給することができる。この場合、上記スイッチは記憶
装置10の出力端子が信号処理ユニット11の入力端子に結
合されているような位置にある。各奇数番目の読出パル
スの間は、アドレス発生器92は部分A2及びB2内のアドレ
スを発生するから、このアドレスに対応する記憶位置に
記憶されている情報を当該メモリから読み出すことがで
き、上記スイッチを介して信号処理ユニット11' へ供給
することができる。この場合、該スイッチは記憶装置10
の出力端子が信号処理ユニット11' の入力端子に結合さ
れているような位置にある。
【0103】デジタル記憶装置10の記憶側にも上記と同
様な手段が有効であることは明らかである。当該装置が
単一のダウンローダ8と単一の信号処理ユニット9しか
有さない場合は、第2の音楽プログラムは第1の音楽プ
ログラムが記憶装置10に記憶されてしまう迄当該記憶装
置に記憶することはできない。
【0104】第2のダウンローダ8' (図示略) 及び第2
の信号処理ユニット9' (図示略) がある場合は (これら
は図示せぬスイッチを介して記憶装置10の入力端子13に
並列に結合される) 、上記2つの音楽プログラムを時間
的に並列に記憶することができる。その場合、パルス発
生器91は書込パルスのみを発生する。各偶数番目の書込
パルスの間は、アドレス発生器92は第1の音楽プログラ
ムに対応し且つ信号処理ユニット9により供給される情
報が上記スイッチを介してメモリ90' の部分A1及びB1内
の記憶位置に記憶することができるようなアドレスを発
生し、この場合上記スイッチは信号処理ユニット9の出
力端子が記憶装置10の入力端子に結合されているような
位置にある。各奇数番目の書込パルスの間は、アドレス
発生器92は第2の音楽プログラムに対応し且つ信号処理
ユニット9'により供給される情報が上記スイッチを介し
てメモリ90' の部分A2及びB2内の記憶位置に記憶するこ
とができるようなアドレスを発生し、この場合上記スイ
ッチは信号処理ユニット9'の出力端子が記憶装置10の入
力端子に結合されているような位置にある。
【0105】次に、第3の音楽プログラムで事前に記録
されたカセットの第3のオーダーがあると仮定する。も
し、当該装置が2つのダウンローダ8及び8'と、2つの
信号処理ユニット9及び9'とを有するならば、上述した
2つの複写過程の内の一つが完了した後に、メモリ90'
の内の複写過程が正に完了した音楽プログラムの記憶位
置に対して第3の音楽プログラムを各ダウンローダ及び
信号処理ユニットの内その時点で使用されていない方を
介してロードすることが可能である。
【0106】次に、当該装置が単一のダウンローダ8と
単一の信号処理ユニット9とを有する場合の方法につい
て説明する。その場合には、第3の音楽プログラムは第
2の音楽プログラムがメモリ90' の部分A2及びB2にロー
ドされてしまう迄該メモリ90' には記憶することはでき
ない。さらに、このことは前述した2つの複写過程の内
の一方が完了するまで可能ではない。今、第1の複写過
程が完了したと仮定する。この場合、この第3の音楽プ
ログラムに対応する情報は、メモリ90' 内の前記第1の
音楽プログラムの記憶位置に記憶されるであろう。この
ことは、部分A1及びB1に記憶された情報が第3の音楽プ
ログラムに対応する新情報により上書きされることを意
味する。このようにして、第3の音楽プログラムの各フ
レームは第1の音楽プログラムの各フレームの順序と同
一の順序で記憶される。このことは、各トラックにおけ
る最初のフレームは最初の行に記憶され、2番目のフレ
ームは2番目の行に記憶され、以下同様にして記憶され
ることを意味する。
【0107】第3の音楽プログラムが第1の音楽プログ
ラムよりも長いとしても、該第3の音楽プログラムはメ
モリ90' に記憶することができる。この場合、符号Eで
示すメモリ90' の不使用(不占有)部分が僅かに小さく
なる。しかしながら、第3の音楽プログラムは、メモリ
90A'及び90B'において必要とされる記憶容量がA1+B及
びB1+Eよりも各々大きくなる程、大きくてはいけない
ことは明らかである。そのような場合には、部分A2及び
B2内の情報が上書きされてしまうことになるが、このこ
とは許されない。
【0108】複写されるべき音楽プログラムの順序は、
常に、複写過程において音楽プログラムが部分A1及びB1
から読み取られる際に残りの記憶容量A2+E及びB2+E
がそれに続く音楽プログラムをロードするに充分なもの
であり、又音楽プログラムが部分A2及びB2から読み取ら
れる際に残りの記憶容量A1+E及びB1+Eがそれに続く
音楽プログラムを記憶するに充分なものである、ような
ものでなくてはならない。
【0109】もし2つの音楽プログラムが直に次から次
と且つ可能なら互いに連続的にメモリ90' に記憶された
としたら、当該メモリ90' に次から次へと記録すること
ができる音楽プログラムの選択にはより大きな制限を課
すことになる。
【0110】2つの音楽プログラムをメモリ90' に直に
次から次へと記憶するということは、部分A2及びB2がメ
モリ90' 内で高めに記憶されるであろうことを意味す
る。もし部分A1及びB1の情報が第1の複写過程において
記録担体20' 上に繰り返し複写されるとすると、この後
第3の音楽プログラムを部分A1及びB1の情報に代えて記
憶することが可能となる。この場合、この第3の音楽プ
ログラムは第1の音楽プログラムより大きくてはいけな
い。かくして、第3音楽プログラムの選択に関する自由
度は、図11に示した記憶に比べて制限されたものとな
る。
【0111】図11を参照して説明した記憶方法の利点
は、第3の音楽プログラムの長さの選択に大きな自由度
が得られるという点のみならず、記憶媒体に記憶された
2つの音楽プログラムの各開始アドレス(initial addre
ss) が固定である、即ちそれらが最初及び最後のアドレ
スである、という点にもある。したがって、両音楽プロ
グラムの開始点は常に記憶媒体90' 内の固定の記憶位置
に記憶される。かくして第1の音楽プログラムの読み込
み又は読み出しは、常に、最初のメモリ行に対応するア
ドレスから開始される。次いで、上記アドレスはメモリ
行r1 に対応するアドレス語に到達する迄増加する。こ
れらアドレスは、例えば、一方向にカウントアップする
カウンタを用いて発生することができる。第2の音楽プ
ログラムの読み込み又は読み出しに関しては、番地指定
は行rA である最後のメモリ行に対応するアドレスから
開始する。この場合、上記カウンタは他の方向にカウン
トを行なうので、メモリ行rC がアドレスされる迄、先
行するメモリ行のアドレスが発生される。
【0112】図12は2つの音楽プログラムをメモリ90'
記憶する他の方法を示し、ここで、上記2つの音楽プロ
グラムはメモリ90' に直に次から次へと記憶され、それ
でいて該メモリ90' に記憶すべき第3の音楽プログラム
の長さの選択に関する自由度がかなりのものである場合
である。
【0113】図12の(a)は第1の音楽プログラムM
1の記憶を概念的に示している。この音楽プログラムは
メモリ90’に、最初のフレームFが最初のメモリ行
に記憶され、2番目のフレームは2番目のメモリ行
に記憶され、以下同様にして記憶される。この場合、最
後のフレームFはメモリ行rに記憶される。次に、
第2の音楽プログラムM2はメモリ90’の行rA+1
ないしr記憶される(図12の(a)参照)。かくし
て、メモリの最後には空の部分Eが残る。第1の音楽プ
ログラムM1の記憶は、発生器91が該メモリに対して
書込パルスを供給することにより実現される。この場
合、最初の行のアドレスrが書込アドレスカウンタ9
2Bに開始計数値としてロードされる。初期の状態で
は、この開始計数値は第1のアドレスメモリ101に記
憶される。中央処理装置(CPU)101からスイッチ
S3に供給されて該スイッチをc−dの位置にすると共
にアドレスカウンタ92Bにも供給される各制御信号に
より、この計数値はアドレスメモリ101からスイッチ
S3を介してカウンタ92Bに前記初期計数値としてロ
ードされる。
【0114】カウンタ92B に印加される図示せぬクロッ
クパルスにより、該カウンタ92B はカウントアップを行
うと共にこれらの連続した計数値をメモリ90' にアドレ
スとして供給するので、第1の音楽プログラムM1を記録
することができる。計数値rA においては、音楽プログ
ラムM1は完全に読み込まれ、カウンタ92B は停止する。
次いで、制御ユニット(中央処理装置)100 によりスイ
ッチS4に供給されて該スイッチを位置a-c に設定すると
共にアドレスメモリ102 にも供給される制御信号によ
り、計数値rA+1 がアドレスメモリ102 に記憶される。
【0115】次いで、制御ユニット100 はスイッチS1に
対して制御信号を発生してこれをa-d 位置に設定し、ス
イッチS2に対して制御信号を発生してこれをb-d 位置に
設定し、スイッチS3に対して制御信号を発生してこれを
b-d 位置に設定し、且つカウンタ92A 及びカウンタ92B
に対して制御信号を発生する。カウンタ92A 及び92Bに
供給される制御信号により、計数値r1 が初期計数値と
して又計数値rA が最終計数値としてカウンタ92A にロ
ードされ、計数値rA+1 が初期値としてカウンタ92B に
ロードされる。かくして、カウンタ92A はr1 からrA
までを周期的にカウントして音楽プログラムM1を繰り返
して読み出す。
【0116】かくして、音楽プログラムM2はカウンタ92
B によりメモリ90' に供給されるアドレスrA+1 、r
A+2 、…rB により記憶される。一旦この音楽プログラ
ムがメモリ90' に完全にロードされると、制御ユニット
100 からスイッチS4に供給されて該スイッチをa-d 位置
に設定すると共にアドレスメモリに103 に供給される制
御信号により計数値rB+1 がアドレスメモリ103 に記憶
される。次いでメモリ90' から第2の音楽プログラムM2
を繰り返し読み出すため、制御ユニット100 は制御信号
を発生し、これら制御信号はスイッチS1に供給されて該
スイッチを位置b-d に設定すると共にスイッチS2に供給
されて該スイッチを位置c-d に設定する。次に、制御信
号により前記計数値rA+1 がカウンタ92A に供給され、
該カウンタに初期計数値としてロードされる。更に、計
数値rB が該カウンタに最終計数値としてロードされ
る。かくして、カウンタ92A はrA+1 からrB までを周
期的にカウントするので、音楽プログラムM2を繰り返し
て読み出すことができる。第3の音楽プログラムM3をメ
モリ90' にロードするためにスイッチS3がa-d 位置に設
定されるので、計数値rB+1 をカウンタ92B にロードす
ることができる。次いで、該カウンタ92B は連続した記
憶位置 (即ち行) rB+1 、rB+2 、…をアドレスする。
カウンタ92B が最後の記憶位置 (即ち行) rQ をアドレ
スするやいなや、該カウンタ92B はr1 から計数を継続
再開する。このように、音楽プログラムM3の情報内容の
残りはメモリ90' の最初から記憶され、第1の音楽プロ
グラムに上書きされる。このことが図12の(b) に図示さ
れている。音楽プログラムM3がメモリ90' に記憶された
後、スイッチS4はa-b 位置に設定され、アドレスrC+1
がr1 に代えてメモリ101 に記憶される。音楽プログラ
ムM3を繰り返して読み出すため、今度はスイッチS1がc-
d 位置に設定され、スイッチS2はa-d 位置に設定され
る。このようにして、カウンタ92A には計数値rB+1
初期計数値として、また計数値rC が最終計数値として
各々記憶される。次いで、カウンタ92A はrB+1からr
Q を経由してr1 、…rC のように計数し、その後その
都度rB+1 からrC までを周期的に計数する。
【0117】また、第4の音楽プログラムの記憶のた
め、スイッチS3はc-d 位置に設定されるので、計数値r
C+1 をカウンタ92B に初期計数値として記憶することが
できる。図11及び12を参照して説明した2つの音楽プロ
グラムを記憶する方法は、事実、前記信号処理ユニット
9によりなされるデジタル情報の信号処理方法とは独立
であることは明らかである。
【0118】上記説明においては、図12に示した装置が
単一のダウンローダ8、単一の信号処理ユニット11及び
単一の記憶装置12のみを有するものと仮定した。このこ
とは、2つの音楽プログラムを略同時にメモリ90' へロ
ードし、又は該メモリ90' から読み取ることができない
ことを意味している。
【0119】第1の音楽プログラムM1と第2の音楽プロ
グラムM2との同時ロードを行なうのは困難であろう。何
故なら、第1の音楽プログラムM1が完全に記憶されてし
まうまでは、アドレスrA 、従って第2の音楽プログラ
ムの記憶用の開始アドレスrA+1 、が判らないからであ
る。逆に、一旦それらがメモリに記憶されてしまえば、
2つの音楽プログラムは略同時に読み出すことが可能で
ある。しかしながら、そのような装置の構成は図12の構
成とは異なることになる。2つの音楽プログラムM1及び
M2の略同時の読み出しに関する上記情報に基づいて、図
12に示した構成に必要とされる変更を何の発明に値する
ような困難さを伴わずに考え付くことは当業者であれば
可能であろう。なお、図1の(b)を参照して説明した
複写装置は、事前に記録されたデジタル音楽カセットの
製造者側で設置されるような単一のユニットとして供給
することができる。
【0120】デジタルメモリ90が多くても一つの音楽プ
ログラムしか記憶することができないような場合には、
第1及び第2の信号処理過程は実際に次から次へと別個
になされる。第1の信号処理過程に関しては、符号8、
9及び10を付した部分のみを有する構成が必要となる。
また、第2の信号処理過程に関しては、符号10、11及び
12を付した部分のみを有する構成が必要となる。事前に
記録されたカセットの製造のレベルアップを可能にする
ためには、信号処理ユニット11の出力端子に図1の
(b)に示した記録装置12と並列に1以上の装置12を接
続してもよい。
【0121】なお、本発明は上述した実施例のみに限定
されるものでないことに注意されたい。上述した実施例
は、特許請求の範囲に記載した本発明の趣旨から逸脱す
ることなく種々変更することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は事前に記録されたカセットを製造する
全過程を示すもので、同図の(a)はマスタリング過
程、(b)は複写過程、(c)は事前に記録された記録
担体をカセットに装填する過程を各々示す説明図、
【図2】 図2はマスターテープ及びカセットに装填す
べき記録担体上に記録されたトラックの構造を示す概念
図、
【図3】 図3は記録担体上のトラックに記録されたフ
レーム形態の情報の構造を示す概念図で、同図の(a)
は情報の構造を、同図の(b)はフレームの構造を示
す、
【図4】 図4は、マスターテープから読み取られデジ
タル記憶媒体に記憶される前の信号を処理する信号処理
ユニットの一例を示すブロック図、
【図5】 図5は、デジタル記憶媒体から読み取られた
後事前に記録されたカセットを得るために記録担体上に
記録される前の信号を処理する信号処理ユニットの一例
を示すブロック図、
【図6】 図6は記録担体のサイドA上のトラック及び
サイドB上のトラック及びそれらトラックに記録された
フレームを示す概念図、
【図7】 図7は、図4に示した信号処理ユニットにお
いて記録担体からの情報になされる誤り訂正の過程を示
す概念図で、(a)は上記記録担体のサイドAからの情
報に関する誤り訂正過程を、(b)は上記記録担体のサ
イドBからの情報に関する誤り訂正過程を示す、
【図8】 図8は、図1の(b)の複写過程を更に詳細
に示すブロック図、
【図9】 図9はデジタル記憶媒体の構造を示す概念図
で、同図の(a)はデジタル記憶媒体の構造を、同図の
(b)はサイドAからのフレームの該媒体への記憶方法
を、同図の(c)はサイドBからのフレームの該媒体へ
の記憶方法を各々示す、
【図10】 図10は図8における後入先出レジスタの
一例を示すブロック図、
【図11】 図11は2つの異なる音楽カセットに関し
てデジタル記憶媒体に情報を記憶する方法を示す概念
図、
【図12】 図12は2以上の異なる音楽カセットに関
してデジタル記憶媒体に情報を記憶する他の方法を示す
概念図である。
【符号の説明】
1:信号源、 2:データ変換
器、6:記録器、 7:マスター
テープ、8:ダウンローダ、 9:信号
処理ユニット、10:デジタル記憶装置、 1
1:信号処理ユニット、12:記録装置、
20’:記録担体、21:カセットローダ、
14:事前に記録されたカセット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, T he Netherlands (72)発明者 ヨハネス・ヤコブス・ロエリング オランダ国 バールン トレンラーン 15 (72)発明者 ウィレム・レオナルドゥス・ファン・デ ア・クルーク オランダ国 アインドーフェン フルー ネヴァウツウェッハ 1 (56)参考文献 特開 平2−177060(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の過程において第1のビット速度で
    マスター媒体からデジタルオーディオ信号を読み取ると
    共に該信号をデジタル記憶媒体に記憶し、第2の過程に
    おいて第2のビット速度で前記デジタルオーディオ信号
    を前記デジタル記憶媒体から繰り返し読み取ると共に該
    信号を記録媒体上に記録することにより、各々に特定の
    音楽プログラムを表す前記デジタルオーディオ信号が記
    録された事前に記録された記録担体を得る装置であっ
    て、 前記デジタルオーディオ信号を前記マスター媒体から読
    み取る読取手段と、 デジタル記憶媒体と、 前記デジタルオーディオ信号を前記記録媒体に記録する
    記録手段と、 前記マスター媒体から読み取られた前記デジタルオーデ
    ィオ信号を処理し且つこの処理されたデジタルオーディ
    オ信号を前記デジタル記憶媒体に供給する第1の回路手
    段と、 前記デジタル記憶媒体から読み取られるデジタル情報を
    処理して前記デジタルオーディオ信号に略対応するデジ
    タル信号を得る第2の回路手段と、 を有する装置において、 前記デジタル記憶媒体は第1の音楽プログラムを表すデ
    ジタル情報信号と第2の音楽プログラムを表すデジタル
    情報信号とを記憶するように構成され、 当該装置は第3の過程において前記第2の音楽プログラ
    ムを表すデジタル情報信号を前記デジタル記憶媒体に読
    み込むように構成され、この第3の過程は、時間的に見
    た場合に、前記第1の音楽プログラムを表す前記デジタ
    ル情報信号を繰り返し読み出す前記第2の過程の少なく
    とも一部と共に少なくとも部分的に発生する、 ことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、前記デ
    ジタル記憶媒体が、事前に記録される記録担体上に記録
    することができる最大の長さの音楽プログラムを表すデ
    ジタル情報信号の記憶のために必要とされる記憶容量の
    2倍よりも少ない記憶容量を有していることを特徴とす
    る装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の装置に
    おいて、当該装置が前記第3の過程に続く第4の過程に
    おいて前記第2の音楽プログラムを表す前記デジタル情
    報信号を繰り返し読み出すように構成されていることを
    特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の装置において、当該装
    置が前記第2又は第4の過程に続く第5の過程において
    第3の音楽プログラムを表すデジタル情報信号を前記デ
    ジタル記憶媒体に読み込むように構成されていることを
    特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4に記載の装置で
    あって、前記デジタル記憶媒体がアドレス手段を有する
    装置において、 前記デジタル記憶媒体における全ての記憶位置をアドレ
    スするために、前記アドレス手段は、前記デジタル記憶
    媒体における最初の記憶位置を指す最初のアドレスで始
    まり、次いで当該デジタル記憶媒体における連続した記
    憶位置を指す後続の連続アドレスとなり、そして当該デ
    ジタル記憶媒体における最後の記憶位置を指す最終アド
    レスで終わるような各アドレスを発生するように構成さ
    れ、 前記第1の音楽プログラムを表す前記デジタル情報信号
    を前記デジタル記憶媒体に記憶するために、前記アドレ
    ス手段は前記最初のアドレスから始まると共に前記最終
    アドレス方向に連続したアドレスが後続するような連続
    したアドレスを発生するように構成され、 前記第2の音楽プログラムを表すデジタル情報信号を前
    記デジタル記憶媒体に記憶するために、前記アドレス手
    段は前記最終アドレスで始まると共に前記最初のアドレ
    ス方向に連続する先行アドレスが後続するような一連の
    アドレスを発生するように構成されている、 ことを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置において、前記第
    3の音楽プログラムを表す前記デジタル情報信号を前記
    デジタル記憶媒体に記憶するために、前記アドレス手段
    は最初のアドレスから開始して前記最終アドレス方向に
    後続する連続したアドレスとなるような連続したアドレ
    スを発生するように構成されていることを特徴とする装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の装置において、前記第
    3の音楽プログラムを表す前記デジタル情報信号を前記
    デジタル記憶媒体に記憶するために、前記アドレス手段
    は前記最終アドレスから始まると共に前記最初のアドレ
    ス方向に連続する先行アドレスが後続するような連続し
    たアドレスを発生するように構成さていることを特徴と
    する装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし4のいずれか一項に記載
    の装置であって、前記デジタル記憶媒体がアドレス手段
    を有する装置において、 前記デジタル記憶媒体の全ての記憶位置をアドレスする
    ために、前記アドレス手段は前記デジタル記憶媒体にお
    ける最初の記憶位置を指す最初のアドレスで始まり、次
    いで連続した記憶位置を指す後続の連続したアドレスと
    なり、且つ当該デジタル記憶媒体の最後の記憶位置を指
    す第1の最終アドレスで終わるような各アドレスを発生
    するように構成され、 前記第1の音楽プログラムを表す前記デジタル情報信号
    を前記デジタル記憶媒体に記憶するために、前記アドレ
    ス手段は前記最初のアドレスで始まり、前記第1の最終
    アドレスの方向に第2の最終アドレスを含むアドレス迄
    の後続する連続アドレスとなるような連続したアドレス
    を発生するように構成され、 前記デジタル記憶媒体に前記第2の音楽プログラムを表
    す前記デジタル情報信号を記憶するために、前記アドレ
    ス手段は前記第2の最終アドレスに続くアドレスで始ま
    り、前記第1の最終アドレスの方向に第3の最終アドレ
    スを含むアドレス迄の後続する連続アドレスとなるよう
    な連続したアドレスを発生するように構成され、 前記デジタル記憶媒体に第3の音楽プログラムを表す前
    記デジタル情報信号を記憶するために、前記アドレス手
    段は前記第3の最終アドレスに続くアドレスで始まり、
    前記第1の最終アドレスの方向に後続する連続アドレス
    となるような連続したアドレスを発生するように構成さ
    れている、 ことを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の装置において、前記第
    3の音楽プログラムを表す前記デジタル情報信号を記憶
    するために、前記アドレス手段は前記第1の最終アドレ
    スを発生した後、前記最初のアドレスと、前記第1の最
    終アドレスの方向に第4の最終アドレスを含むアドレス
    迄の後続する連続アドレスを発生するように構成されて
    いることを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9に記載の装置
    において、前記アドレス手段は前記第2、第3及び第4
    の最終アドレスに関係する情報を記憶するためのメモリ
    を有することを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項5又は請求項6又は請求項7に
    記載の装置において、前記アドレス手段がアドレスカウ
    ンタを有し、該カウンタは前記最初のアドレスと該アド
    レスに前記最終アドレス方向に後続する連続したアドレ
    スとを発生するために第1の方向にカウントを行なうよ
    うに構成される一方、前記最終アドレスと該アドレスに
    前記最初のアドレス方向に後続する連続した先行アドレ
    スとを発生するために前記第1の方向とは反対方向にカ
    ウントを行なうように構成されていることを特徴とする
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれか一項に
    記載の装置において、前記第2のビット速度が前記第1
    のビット速度よりも高いことを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれか一項に
    記載の装置において、前記デジタル記憶媒体が揮発性メ
    モリを有していることを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の装置において、前
    記デジタル記憶媒体がランダムアクセスメモリを有して
    いることを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 第1のビット速度でマスター媒体から
    デジタルオーディオ信号を読み取ると共に該デジタルオ
    ーディオ信号をデジタル記憶媒体に記憶する装置であっ
    て、当該装置が、 前記デジタルオーディオ信号を前記マスター媒体から読
    み取ると共に該信号をその出力端子に供給する読取手段
    と、 前記マスター媒体から読み取られた前記デジタルオーデ
    ィオ信号を処理し、この処理されたデジタルオーディオ
    信号を前記デジタル記憶媒体に供給する第1の回路手段
    と、を有し、前記デジタル記憶媒体が、アドレス手段を有する、 装置において、 前記デジタル記憶媒体における全ての記憶位置をアドレ
    スするために、前記ア ドレス手段は、前記デジタル記憶
    媒体における最初の記憶位置を指す最初のアドレスで始
    まり、次に当該デジタル記憶媒体における連続した記憶
    位置を指す後続の連続アドレスとなり、そして当該デジ
    タル記憶媒体における最後の記憶位置を指す最終アドレ
    スで終わるような各アドレスを発生するように構成さ
    れ、 前記第1の音楽プログラムを表す前記デジタル情報信号
    を前記デジタル記憶媒体に記憶するために、前記アドレ
    ス手段は前記最初のアドレスから始まると共に前記最終
    アドレス方向に連続したアドレスが後続するような連続
    したアドレスを発生するように構成され、 前記第2の音楽プログラムを表すデジタル情報信号を前
    記デジタル記憶媒体に記憶するために、前記アドレス手
    段は前記最終アドレスで始まると共に前記最初のアドレ
    ス方向に連続する先行アドレスが後続するような一連の
    アドレスを発生するように構成されている、 ことを特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 第1のビット速度でマスター媒体から
    デジタルオーディオ信号を読み取ると共に該デジタルオ
    ーディオ信号をデジタル記憶媒体に記憶する装置であっ
    て、当該装置が、 前記デジタルオーディオ信号を前記マスター媒体から読
    み取ると共に該信号をその出力端子に供給する読取手段
    と、 前記マスター媒体から読み取られた前記デジタルオーデ
    ィオ信号を処理し、この処理されたデジタルオーディオ
    信号を前記デジタル記憶媒体に供給する第1の回路手段
    と、を有し、 前記デジタル記憶媒体が、アドレス手段を有する装置に
    おいて、 前記デジタル記憶媒体の全ての記憶位置をアドレスする
    ために、前記アドレス手段は前記デジタル記憶媒体にお
    ける最初の記憶位置を指す最初のアドレスで始まり、次
    いで連続した記憶位置を指す後続の連続したアドレスと
    なり、且つ当該デジタル記憶媒体の最後の記憶位置を指
    す第1の最終アドレスで終わるような各アドレスを発生
    するように構成され、 前記第1の音楽プログラムを表す前記デジタル情報信号
    を前記デジタル記憶媒体に記憶するために、前記アドレ
    ス手段は前記最初のアドレスで始まり、前記第 1の最終
    アドレスの方向に第2の最終アドレスを含むアドレス迄
    の後続する連続アドレスとなるような連続した各アドレ
    スを発生するように構成され、 前記デジタル記憶媒体に前記第2の音楽プログラムを表
    す前記デジタル情報信号を記憶するために、前記アドレ
    ス手段は前記第2の最終アドレスに続くアドレスで始ま
    り、前記第1の最終アドレスの方向に第3の最終アドレ
    スを含むアドレス迄の後続する連続アドレスとなるよう
    な連続した各アドレスを発生するように構成され、 前記デジタル記憶媒体に第3の音楽プログラムを表す前
    記デジタル情報信号を記憶するために、前記アドレス手
    段は前記第3の最終アドレスに続くアドレスで始まり、
    前記第1の最終アドレスの方向に後続する連続アドレス
    となるような連続した各アドレスを発生するように構成
    されている、 ことを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 事前に記録された記録担体を得る方法
    であって、 ・第1のビット速度でマスター媒体からディジタルオー
    ディオ信号を読み取るサブステップ、 ・前記マスター媒体から読み取られた前記ディジタルオ
    ーディオ信号を処理しディジタル記憶装置にその処理さ
    れたディジタルオーディオ信号を供給するサブステップ
    及び ・当該処理後のディジタルオーディオ信号を前記ディジ
    タル記憶装置に記憶するサブステップを有する第1のス
    テップと、 ・前記ディジタル記憶装置からディジタル情報を読み取
    るサブステップ、 ・前記ディジタル記憶装置から読み取られた前記ディジ
    タル情報を処理して前記ディジタルオーディオ信号に略
    対応するディジタル信号を得るサブステップ及び ・第2のビット速度で記録媒体に前記ディジタルオーデ
    ィオ信号を繰り返し記録するサブステップを有する第2
    のステップと、 を有する方法において、 前記ディジタル記憶装置は、第1の音楽プログラム及び
    第2の音楽プログラム を表すディジタル情報を記憶する
    ように構成され、 当該方法は、前記第2の音楽プログラムを表すディジタ
    ル情報信号を前記ディジタル記憶装置に読み込む第3の
    ステップをさらに有し、この第3のステップは、時間的
    に見た場合に、前記第2のステップの少なくとも一部と
    共に少なくとも部分的に発生する、 ことを特徴とする方法。
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