JP3045492U - ボルトにおけるボルト頭 - Google Patents

ボルトにおけるボルト頭

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JP3045492U
JP3045492U JP1997006845U JP684597U JP3045492U JP 3045492 U JP3045492 U JP 3045492U JP 1997006845 U JP1997006845 U JP 1997006845U JP 684597 U JP684597 U JP 684597U JP 3045492 U JP3045492 U JP 3045492U
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bolt
gasket
annular wall
bolt head
shaped cover
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永能 ▲せん▼
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永能 ▲せん▼
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 建物の波板を固定するのに使用されるボルト
は、ガスケットにボルトを通しボルトを締めると、ガス
ケットが膨張により変形して、雨水がボルトの隙間から
滲み込むのを防止するように構成されている。しかし、
ボルトをきつく締めすぎると、ガスケットは均一に膨張
して変形することができないと共に、破損したりするな
どの問題がある。 【解決手段】 ボルト1におけるボルト頭11の下面
に、当該ボルト頭よりやや大きめの円盤状の覆い12が
設けられ、円盤状の覆い12の外周には下方に向け環状
壁13が設けられ円盤状の覆い12と環状壁13で囲ま
れた収容空間14が形成され、収容空間14にはボルト
を締めると均一に膨張するガスケットが嵌込まれてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、新規な構成を有するボルトにおけるボルト頭の構造に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のボルトにおけるボルト頭にあっては、下記のようなものになっ ている。 図3を参照して、建物の波板を固定するのに使用される従来のボルト9は、ガ スケット91にボルト9を通しボルト9を締めると、ガスケット91が膨張によ り変形して、雨水がボルト9の隙間92から内部に滲み込むのを防止するように 構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。 上述した従来の技術に掲示されたものは、ボルト9をきつく締めすぎると、ガ スケット91は均一に膨張して変形することができないのみならず、場合によっ ては、ガスケット91が破損したりする場合もあり、その結果、雨水が隙間から 内部に滲み込んでしまうなどの問題を惹起してしまう。
【0004】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、 その目的とするところは、次のようなことのできるものを提供しようとするもの である。 ボルトにおけるボルト頭を使用することにより、よりよい結合の効果を得るこ とができ、雨水の滲み漏れを防止することができるものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。 すなわち、本考案のものは、ボルト1におけるボルト頭11の下面に、当該ボ ルト頭よりやや大きめの円盤状の覆い12が設けられ、円盤状の覆い12の外周 には下方に向け環状壁13が設けられて円盤状の覆い12と環状壁13で囲まれ た収容空間14が形成され、収容空間14にはゴムなどの柔らかい性質の材料で 構成されたガスケット2が嵌込まれ、ガスケット2の直径は環状壁13の内径と 同じか、または環状壁13の内径より小さく形成され、さらに、ガスケット2の 厚さは環状壁13の内側の高さより高くなるように構成されているボルトにおけ るボルト頭である。
【0006】
【考案の実施の形態】
実施例について図面を参照して説明する。 図1を参照して、イは本考案のボルトにおけるボルト頭で、ボルト1、ガスケ ット2などの部品より構成されている。
【0007】 ボルト1は当該ボルトにおける軸部1Aを、接合を所望する波板3,3に貫通 したのち、軸部1Aにナット4またはその他の部品を螺合することにより、これ ら波板3を固定したり、または重なった状態で接合するように構成されている。 そこで、ボルト1におけるボルト頭11の下面に、当該ボルト頭よりやや大き めの円盤状の覆い12が設けられ、円盤状の覆い12の外周には下方に向け環状 壁13が設けられて円盤状の覆い12と環状壁13で囲まれた収容空間14が形 成され、収容空間14にはガスケット2が嵌込まれ、ガスケット2の直径は環状 壁13の内径と同じか、または環状壁13の内径より小さく形成され、さらに、 ガスケット2の厚さは環状壁13の内側の高さより高くなるように構成されてい る。
【0008】 ガスケット2は、ゴムなどの柔らかい性質の材料より製造され、ボルト1のボ ルト頭11を締めることにより、ガスケット2の厚さは縮むように圧迫されて直 径の変化が起きるよう構成されている。 しかし、ガスケット2の直径は環状壁13の内径と同じか、または環状壁13 の内径より小さく形成されているため、当該ガスケット2を収容空間14に装着 できる。 また、ガスケット2の厚さは環状壁13の内側の高さより大きく形成されてい るため、ガスケット2は環状壁13から下方に突出した状態となっている。
【0009】 図2が示す如く、本考案はガスケット2が円盤状の覆い12と環状壁13から なる収容空間に装着されているのを利用するものであるから、ボルト1をきつく 締めると、ガスケット2の厚さは縮んだ状態になると同時に、直径の方へ向かっ て膨張するようになる。 また、ガスケット2は環状壁13によって制限されているため、ガスケット2 は偏ったり破裂することなく、均一に膨張することになる。
【0010】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 ガスケットは環状壁により制限されているため、偏ったり破裂したりすること なく、均一に膨張することになるので、雨水が内部に滲み込んでしまうなどの問 題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の分解斜視図である。
【図2】本考案の組み合わせた状態の断面図である。
【図3】従来の構造の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 ボルト 2 ガスケット 3 波板 4 ナット 11 ボルト頭 12 覆い 13 環状壁 14 収容空間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルト(1)におけるボルト頭(11)
    の下面に、当該ボルト頭よりやや大きめの円盤状の覆い
    (12)が設けられ、円盤状の覆い(12)の外周には
    下方に向け環状壁(13)が設けられて円盤状の覆い
    (12)と環状壁(13)で囲まれた収容空間(14)
    が形成され、収容空間(14)にはゴムなどの柔らかい
    性質の材料で構成されたガスケット(2)が嵌込まれ、
    ガスケット(2)の直径は環状壁(13)の内径と同じ
    か、または環状壁(13)の内径より小さく形成され、
    さらに、ガスケット(2)の厚さは環状壁(13)の内
    側の高さより高くなるように構成されていることを特徴
    とするボルトにおけるボルト頭。
JP1997006845U 1997-07-18 1997-07-18 ボルトにおけるボルト頭 Expired - Lifetime JP3045492U (ja)

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