JP3045241U - マフラースペーサー - Google Patents

マフラースペーサー

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Publication number
JP3045241U
JP3045241U JP1997004840U JP484097U JP3045241U JP 3045241 U JP3045241 U JP 3045241U JP 1997004840 U JP1997004840 U JP 1997004840U JP 484097 U JP484097 U JP 484097U JP 3045241 U JP3045241 U JP 3045241U
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JP
Japan
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muffler
spacer
mufflers
present
flanges
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Application number
JP1997004840U
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English (en)
Inventor
武史 長尾
Original Assignee
ピットイン・プラス株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車後部のボディが変色又は傷つかないよう
に、またマフラーの設置が格好よくなるように、マフラ
ー後尾部が少し張り出すようにする。 【解決手段】2つの分割されたフランジ付きマフラー2
0、22において、各マフラーのそれぞれのフランジ2
0f、22f間に介挿され、固定具により締結されてマ
フラーの後尾部を伸長させるために用いられる、中央に
連通内孔10aを、両端部に連結孔10bをそれぞれ有
し、相当の厚みWを備えること。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車などのエンジンで生ずる排気音を消すためのマフラーに関し、 とくにマフラーを改良するために用いられるマフラースペーサーに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常では、マフラーは1つからなってその全長を構成している。しかしながら 、カーマニアなどはアフターパーツと言って純正部品と違った部品を好んで取付 け変えるなど、マイカーをいろいろと改良して楽しんでいる。
【0003】 そのようなアフターパーツの1つとして、2つの分割されたフランジ付きマフ ラーが市販されており、図4に例示されている。分割されたマフラー20、22 にはそれそれ連結用のフランジ20f、22fが付いており、それぞれの連結孔 20b、22bに図示しないボルト、ナットを用いて、2つの分割されたマフラ ー20、22を連結している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
1つのマフラーからなる純正品では、図5に示すように、マフラーの後尾部2 0tは自動車の後部におけるバンパー30より5〜10cmほど奥まった場所に ある。アフターパーツとして求めた2つの分割されたマフラーを単なる固定具を 用いて連結した場合でも同様であり、マフラーからの排気熱によって自動車後部 ボディが変色し気になる。またそのマフラーの納まり方(スタイリング)が貧弱 に見える。
【0005】 本考案の目的は、このような問題点にかんがみて、自動車後部のボディが変色 しないように、またマフラーの設置が格好よくなるように、マフラー後尾部が少 し張り出すようにした、マフラースペーサーを提供することである。
【0006】
【問題を解決するための手段】
前記した目的は、2つの分割されたフランジ付きマフラーにおいて、各マフラ ーのそれぞれのフランジ間に介挿され、固定具により締結されてマフラーの後尾 部を伸長させるために、中央に連通内孔を、両端部に連結孔をそれぞれ有し、相 当の厚みWを具備することにより、達成される。
【0007】
【作用】
マフラーの後尾部を張り出させるためには、マフラーの全長を大きくする必要 がある。純正部品による1つで全長を構成するマフラーでは溶接などの手段しか なく、これは大変面倒である。これに対して、アフターパーツの2つの分割され たフランジ付きマフラーでは、その連結用フランジ間を利用して、ここに相当の 厚みがあるスペーサーを挿し込めばよく、その厚みだけマフラーの後尾部が張り 出される。
【0008】
【実施態様】
本考案の好適な実施例は、図面の図1から図3について説明される。 図1は本考案によるスペーサー10とその固定具とを例示している。図2は本 考案によるスペーサを2つの分割されたマフラーの各フランジ間に取付けた態様 例示拡大図、図3は本考案によるマフラー後尾部を示した自動車後部の部分図で ある。
【0009】 本考案によるスペーサ10は、その中央部に排気ガスの連通内孔10aを有し 、両端には連結孔10bを有し、相当の厚みWを備えており、厚みWは10〜3 0mmほどである。その形状は、図示例によれば、マフラー20、22のフラン シ20f、22fの形状に相応しているが、これに限らず、意匠的に違った種々 の形状であってもよい。また材質は鉄、スチールなどが選ばれる。
【0010】 本考案によれば、スペーサ10は、図2に例示するように、マフラー20、2 2の各フランジ20f、22f間に挿し込み、固定具により締結される。その固 定具は図1にも例示されているが、必要によりそれらを選び、また図に示さない 他のものを選んでもよい。12はガスケット、14はボルト、16はナット、1 8はワッシャである。
【0011】 本考案によるスペーサーを用いれば、図3に例示するように、マフラーの後尾 部20tは自動車のバンパー30より張り出した状態で固定されるので、マフラ ーからの排気熱によりバンパー30など自動車のボディが変色したり傷ついたり することがない。また、その後尾部20tはバンパー30の下部にうまく納まっ て格好よくみえる。なお、32はテイルランプ、34はサイドランプ、36は後 輪のタイヤである。
【0012】
【考案の効果】
本考案によれば、マフラー後尾部が少し張り出した状態でオフセットされ、ま た格好よく固定されるので、自動車後部のボディが排気熱により変色したり、傷 つくことがない
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるスペーサーとその固定具との例示
見取り図。
【図2】本考案によるスペーサを2つの分割されたマフ
ラーの各フランジ間に取付けた態様例示拡大図。
【図3】本考案によるマフラー後尾部を示した自動車後
部の部分図。
【図4】従来例による2つの分割されたマフラーの部分
図。
【図5】従来例によるマフラーの後尾部を示した自動車
後部の部分図。
【0014】
【符号の説明】
10 スペーサー 10a 連通内孔 10b 連結孔 12〜18 固定具 20、22 分割されたマフラー 20f、22f フランジ 20t マフラーの後尾部 30 自動車のバンパー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの分割されたフランジ付きマフラー2
    0、22において、各マフラーのそれぞれのフランジ2
    0f、22f間に介挿され、固定具により締結されてマ
    フラーの後尾部を伸長させるために用いられる、中央に
    連通内孔10aを、両端部に連結孔10bをそれぞれ有
    し、相当の厚みWを備えていることを特徴とする、マフ
    ラースペーサー。
JP1997004840U 1997-05-23 1997-05-23 マフラースペーサー Expired - Lifetime JP3045241U (ja)

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