JP3045211B2 - 射出成形用ジアリルフタレート樹脂成形材料 - Google Patents

射出成形用ジアリルフタレート樹脂成形材料

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JP3045211B2 JP5038722A JP3872293A JP3045211B2 JP 3045211 B2 JP3045211 B2 JP 3045211B2 JP 5038722 A JP5038722 A JP 5038722A JP 3872293 A JP3872293 A JP 3872293A JP 3045211 B2 JP3045211 B2 JP 3045211B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形用ジアリルフ
タレート樹脂成形材料に関するものであり、さらに、詳
しくは、耐熱性、特に優れた半田耐熱性を有する成形品
を与える射出成形用ジアリルフタレート樹脂に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気機器及び電子機器に使用され
る成形材料に要求される特性は、優れた電気絶縁性、耐
湿性、耐熱性等であり、ジアリルフタレート樹脂成形材
料を含む熱硬化性樹脂成形材料やポリブチレンテレフタ
レート樹脂成形材料を含む熱可塑性樹脂成形材料等が使
用されてきた。
【0003】近年、これ等各種電気機器及び電子機器に
は高機能性が要求されるようになり、特に高耐熱性の要
求が多くなってきた。該高耐熱性の要求に対し、熱可塑
性樹脂成形材料では、液晶ポリマー等の超エンジニアリ
ングプラスチックが要求特性を満足するという理由で使
用されるようになってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た液晶ポリマーを使用した成形品は360℃〜380℃
の半田耐熱性を有するといわれているが、薄肉成形品
(厚さ0.3mm〜1mm)やウェルド部が存在するような
成形品においては該耐熱性はかなり低下するという欠点
を有している。
【0005】本発明は、以上のような従来技術の問題点
に鑑みなされたもので、その目的は、通常の成形品はも
とより特に薄肉成形品やウェルド部が存在するような成
形品でも400℃以上の半田耐熱性を与える樹脂成形材
料を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成する為に耐熱性の良好なジアリルイソフタレート
系樹脂成形材料に着目して鋭意検討を重ねた結果、補強
材であるガラス繊維と硬化触媒の配合量の選択により上
記目的が達成できることを見出し本発明をするに至っ
た。
【0007】すなわち、本発明はジアリルイソフタレー
ト系樹脂100重量部、ガラス繊維130〜200重量
部および硬化触媒0.2〜2.0重量部を基本組成とし
てなる原料(但しジアリルイソフタレート樹脂100重
量部に対してジアリルオルソフタレート樹脂(300/
100)×100重量部以上を含まない)を混合し、加
熱混練して得られるものである射出成形用ジアリルフタ
レート樹脂成形材料に関するものである。
【0008】本発明のポイントは、従来、ジアリルイソ
フタレート系樹脂100重量部に対して、せいぜい10
0重量部通常60〜70重量部程度使用されるのが通
常であるガラス繊維を、それよりもかなり多い130〜
200重量部使用したことと、ジアリルイソフタレート
系樹脂100重量部に対して通常3重量部程度使用され
るのが普通である硬化触媒をそれよりもかなり少ない
0.2〜2.0重量部使用したことにある。
【0009】本発明に使用されるジアリルイソフタレー
ト系樹脂は、ジアリルイソフタレート樹脂、又はその変
性樹脂である。
【0010】本発明に使用されるガラス繊維は一般に樹
脂成形材料補強用として所定の長さに切断された物であ
り、繊維径が3〜15μm、繊維長が0.3〜6mmのも
のが好ましい。
【0011】ガラス繊維の使用量はジアリルイソフタレ
ート系樹脂100重量部に対して130〜200重量部
であり、好ましくは150〜180重量部の範囲であ
る。使用量が130重量部未満であると得られた成形品
の機械的強度は低下し、又400℃以上の半田耐熱性を
得ることが困難となる。逆に200重量部を越えると成
形材料の製造が難しくなり、あわせて成形性も悪くな
る。
【0012】本発明に使用される硬化触媒は、ジ−te
rt−ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド
の如きジアルキルパーオキサイド類やジアリールパーオ
キサイド類、tert−ブチル−ペルオキシベンゾエー
トの如きペルオキシエステル類;tert−ブチル−ペ
ルオキシ−イソプロピルカーボネートの如きペルオキシ
ド類、1,1−ジ−tert−ブチル−ペルオキシ−シ
クロヘキサンの如きペルオキシケタール類;ベンゾイル
パーオキサイド、2,4−ジクロルベンゾインパーオキ
サイドの如きジアロイルパーオキサイド類やジアシルパ
ーオキサイド類、ヒドロペルオキシドの如きヒドロペル
オキシド類;アゾビスイソブチロニトリルの如きアゾ化
合物等が挙げられる。
【0013】硬化触媒の使用量はジアリルイソフタレー
ト系樹脂100重量部に対して0.2〜2.0重量部で
あり、好ましくは0.5〜1.2重量部の範囲である。
使用量が0.2重量部未満であると硬化速度が遅くなり
成形性が悪くなる。逆に2.0重量部を越えると400
℃以上の半田耐熱性を得ることが困難となる。
【0014】本発明の成形材料は以上説明した基本組成
の他に充填材を使用してもよく、また必要に応じて難燃
材、カップリング剤、重合禁止剤、内部離型剤、顔料、
着色剤等の添加剤も該組成物の特性を損なわない範囲で
使用しても良い。
【0015】充填材としては、シリカ粉、マイカ粉、ア
ルミナ粉、石英ガラス粉、炭酸カルシウム粉、クレー粉
等の無機質のものが好適なものとして挙げられ、これら
は一種又は二種以上混合して使用される。その使用量
は、ジアリルイソフタレート系樹脂100重量部に対し
て10〜20重量部が適当である。
【0016】本発明の射出成形用成形材料は、従来公知
の方法で製造できる。例えば使用原料と少量の有機溶剤
とをヘンシェルミキサー等で混合し、得られた混合物を
加熱ロールにて充分混練した後、シート状の成形材料を
得る。該シート状の成形材料を粉砕機で粉砕し、粒状あ
るいは粉状にする方法で得られる。その他ニーダーや押
出機等を使用し整粒されたペレット状の成形材料を得る
こともできる。
【0017】
【実施例】以下に本発明を実施例によってさらに詳細に
説明する。本実施例における「部」とは特に断わらない
限り、重量部を意味している。
【0018】(実施例1〜3) 表1に示す配合割合(部)の原材料をヘンシェルミキサ
ーにて1〜2分均一混合した後得られた湿体混合物を6
0〜90℃のミキシングロールにて5分間混練しシート
状に取り出した。次に該シート状成形材料をパワーミル
にて粉砕することにより目的の射出成形用成形材料を得
た。得られた成形材料を射出成形機(成形条件;金型温
度170℃硬化時間2分)で、厚み0.8mm、幅12.
7mm、長さ127mmの成形品を得た。
【0019】得られた成形材料の成形性(注1)を観察
し、そして成形品を3秒間所定の温度の半田浴に浸漬
し、クラックの有無を調べた。その結果を表2に示す。
【0020】(注1)連続射出成形をする際に硬化温度
が長くならないか、または、シリンダー内でゲル化が起
きないか等を評価する。
【0021】(比較例1〜5)表1に示す配合割合
(部)の原材料を使用して実施例1〜3と同様にして成
形材料及び成形品を得た。実施例1〜3と同様にして成
形材料の成形性を観察し、そして成形品を3秒間、所定
の温度の半田浴に浸漬し、クラックの有無を調べた。そ
の結果を表2に示す。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】表2からわかるように実施例1〜3は40
0℃以上の半田浴に浸漬してもクラックが発生せず耐熱
性が極めて良好なものとなっている。
【0025】これに対し、比較例1はガラス繊維の量が
少ない為に機械的強度が低下しそれにともなって半田耐
熱性も悪くなった。
【0026】比較例2は硬化触媒が非常に少ないが為
に、硬化速度が遅くなり、連続成形性に難があり半田耐
熱性も悪かった。
【0027】比較例3は硬化触媒量が多い為に半田耐熱
性が低下した。
【0028】比較例4,5は、多種のジアリルフタレー
ト樹脂を使用した場合であるが、半田耐熱性は明らかに
悪かった。
【0029】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明の射出成形
ジアリルフタレート樹脂成形材料を使用することによ
り、以下の効果が得られる。
【0030】1)通常の成形品はもとより、特に薄肉成
形品やウェルド部が存在するような成形品でも400〜
420℃の半田耐熱性を有する。
【0031】2)市販の液晶ポリマーよりもコストが約
1/2程度であり、コストパフォーマンスに優れてい
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08L 31/08 C08L 31/08 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 5/00 - 5/24 C08F 2/44 C08F 263/08 C08F 290/00 - 290/14 C08F 299/00 - 299/08 C08L 1/00 - 101/14 C08K 3/00 - 13/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジアリルイソフタレート系樹脂100重
    量部、ガラス繊維130〜200重量部および硬化触媒
    0.2〜2.0重量部を基本組成としてなる原料(但し
    ジアリルイソフタレート樹脂100重量部に対してジア
    リルオルソフタレート樹脂(100/300)×100
    重量部以上を含まない)を混合し、加熱混練して得られ
    るものであることを特徴とする射出成形用ジアリルフタ
    レート樹脂成形材料。
  2. 【請求項2】 ガラス繊維が150〜180重量部であ
    る請求項1記載の射出成形用ジアリルフタレート樹脂成
    形材料。
  3. 【請求項3】 硬化触媒が0.5〜1.2重量部である
    請求項1又は2に記載の射出成形用ジアリルフタレート
    樹脂成形材料。
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