JP3045211B2 - 射出成形用ジアリルフタレート樹脂成形材料 - Google Patents
射出成形用ジアリルフタレート樹脂成形材料Info
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Description
タレート樹脂成形材料に関するものであり、さらに、詳
しくは、耐熱性、特に優れた半田耐熱性を有する成形品
を与える射出成形用ジアリルフタレート樹脂に関するも
のである。
る成形材料に要求される特性は、優れた電気絶縁性、耐
湿性、耐熱性等であり、ジアリルフタレート樹脂成形材
料を含む熱硬化性樹脂成形材料やポリブチレンテレフタ
レート樹脂成形材料を含む熱可塑性樹脂成形材料等が使
用されてきた。
は高機能性が要求されるようになり、特に高耐熱性の要
求が多くなってきた。該高耐熱性の要求に対し、熱可塑
性樹脂成形材料では、液晶ポリマー等の超エンジニアリ
ングプラスチックが要求特性を満足するという理由で使
用されるようになってきた。
た液晶ポリマーを使用した成形品は360℃〜380℃
の半田耐熱性を有するといわれているが、薄肉成形品
(厚さ0.3mm〜1mm)やウェルド部が存在するような
成形品においては該耐熱性はかなり低下するという欠点
を有している。
に鑑みなされたもので、その目的は、通常の成形品はも
とより特に薄肉成形品やウェルド部が存在するような成
形品でも400℃以上の半田耐熱性を与える樹脂成形材
料を提供することである。
を達成する為に耐熱性の良好なジアリルイソフタレート
系樹脂成形材料に着目して鋭意検討を重ねた結果、補強
材であるガラス繊維と硬化触媒の配合量の選択により上
記目的が達成できることを見出し本発明をするに至っ
た。
ト系樹脂100重量部、ガラス繊維130〜200重量
部および硬化触媒0.2〜2.0重量部を基本組成とし
てなる原料(但しジアリルイソフタレート樹脂100重
量部に対してジアリルオルソフタレート樹脂(300/
100)×100重量部以上を含まない)を混合し、加
熱混練して得られるものである射出成形用ジアリルフタ
レート樹脂成形材料に関するものである。
フタレート系樹脂100重量部に対して、せいぜい10
0重量部、通常60〜70重量部程度使用されるのが通
常であるガラス繊維を、それよりもかなり多い130〜
200重量部使用したことと、ジアリルイソフタレート
系樹脂100重量部に対して通常3重量部程度使用され
るのが普通である硬化触媒をそれよりもかなり少ない
0.2〜2.0重量部使用したことにある。
ト系樹脂は、ジアリルイソフタレート樹脂、又はその変
性樹脂である。
脂成形材料補強用として所定の長さに切断された物であ
り、繊維径が3〜15μm、繊維長が0.3〜6mmのも
のが好ましい。
ート系樹脂100重量部に対して130〜200重量部
であり、好ましくは150〜180重量部の範囲であ
る。使用量が130重量部未満であると得られた成形品
の機械的強度は低下し、又400℃以上の半田耐熱性を
得ることが困難となる。逆に200重量部を越えると成
形材料の製造が難しくなり、あわせて成形性も悪くな
る。
rt−ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド
の如きジアルキルパーオキサイド類やジアリールパーオ
キサイド類、tert−ブチル−ペルオキシベンゾエー
トの如きペルオキシエステル類;tert−ブチル−ペ
ルオキシ−イソプロピルカーボネートの如きペルオキシ
ド類、1,1−ジ−tert−ブチル−ペルオキシ−シ
クロヘキサンの如きペルオキシケタール類;ベンゾイル
パーオキサイド、2,4−ジクロルベンゾインパーオキ
サイドの如きジアロイルパーオキサイド類やジアシルパ
ーオキサイド類、ヒドロペルオキシドの如きヒドロペル
オキシド類;アゾビスイソブチロニトリルの如きアゾ化
合物等が挙げられる。
ト系樹脂100重量部に対して0.2〜2.0重量部で
あり、好ましくは0.5〜1.2重量部の範囲である。
使用量が0.2重量部未満であると硬化速度が遅くなり
成形性が悪くなる。逆に2.0重量部を越えると400
℃以上の半田耐熱性を得ることが困難となる。
の他に充填材を使用してもよく、また必要に応じて難燃
材、カップリング剤、重合禁止剤、内部離型剤、顔料、
着色剤等の添加剤も該組成物の特性を損なわない範囲で
使用しても良い。
ルミナ粉、石英ガラス粉、炭酸カルシウム粉、クレー粉
等の無機質のものが好適なものとして挙げられ、これら
は一種又は二種以上混合して使用される。その使用量
は、ジアリルイソフタレート系樹脂100重量部に対し
て10〜20重量部が適当である。
の方法で製造できる。例えば使用原料と少量の有機溶剤
とをヘンシェルミキサー等で混合し、得られた混合物を
加熱ロールにて充分混練した後、シート状の成形材料を
得る。該シート状の成形材料を粉砕機で粉砕し、粒状あ
るいは粉状にする方法で得られる。その他ニーダーや押
出機等を使用し整粒されたペレット状の成形材料を得る
こともできる。
説明する。本実施例における「部」とは特に断わらない
限り、重量部を意味している。
ーにて1〜2分均一混合した後得られた湿体混合物を6
0〜90℃のミキシングロールにて5分間混練しシート
状に取り出した。次に該シート状成形材料をパワーミル
にて粉砕することにより目的の射出成形用成形材料を得
た。得られた成形材料を射出成形機(成形条件;金型温
度170℃硬化時間2分)で、厚み0.8mm、幅12.
7mm、長さ127mmの成形品を得た。
し、そして成形品を3秒間所定の温度の半田浴に浸漬
し、クラックの有無を調べた。その結果を表2に示す。
が長くならないか、または、シリンダー内でゲル化が起
きないか等を評価する。
(部)の原材料を使用して実施例1〜3と同様にして成
形材料及び成形品を得た。実施例1〜3と同様にして成
形材料の成形性を観察し、そして成形品を3秒間、所定
の温度の半田浴に浸漬し、クラックの有無を調べた。そ
の結果を表2に示す。
0℃以上の半田浴に浸漬してもクラックが発生せず耐熱
性が極めて良好なものとなっている。
少ない為に機械的強度が低下しそれにともなって半田耐
熱性も悪くなった。
に、硬化速度が遅くなり、連続成形性に難があり半田耐
熱性も悪かった。
性が低下した。
ト樹脂を使用した場合であるが、半田耐熱性は明らかに
悪かった。
用ジアリルフタレート樹脂成形材料を使用することによ
り、以下の効果が得られる。
形品やウェルド部が存在するような成形品でも400〜
420℃の半田耐熱性を有する。
1/2程度であり、コストパフォーマンスに優れてい
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 ジアリルイソフタレート系樹脂100重
量部、ガラス繊維130〜200重量部および硬化触媒
0.2〜2.0重量部を基本組成としてなる原料(但し
ジアリルイソフタレート樹脂100重量部に対してジア
リルオルソフタレート樹脂(100/300)×100
重量部以上を含まない)を混合し、加熱混練して得られ
るものであることを特徴とする射出成形用ジアリルフタ
レート樹脂成形材料。 - 【請求項2】 ガラス繊維が150〜180重量部であ
る請求項1記載の射出成形用ジアリルフタレート樹脂成
形材料。 - 【請求項3】 硬化触媒が0.5〜1.2重量部である
請求項1又は2に記載の射出成形用ジアリルフタレート
樹脂成形材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5038722A JP3045211B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 射出成形用ジアリルフタレート樹脂成形材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5038722A JP3045211B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 射出成形用ジアリルフタレート樹脂成形材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06248039A JPH06248039A (ja) | 1994-09-06 |
| JP3045211B2 true JP3045211B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=12533221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5038722A Expired - Fee Related JP3045211B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 射出成形用ジアリルフタレート樹脂成形材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3045211B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2758304B2 (ja) * | 1992-02-28 | 1998-05-28 | シャープ株式会社 | 異種カセットテープ対応カセットテープ装置 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP5038722A patent/JP3045211B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06248039A (ja) | 1994-09-06 |
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