JP3044822U - ボイラ火炉ホッパー用軽量補助足場 - Google Patents

ボイラ火炉ホッパー用軽量補助足場

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JP3044822U
JP3044822U JP1997004490U JP449097U JP3044822U JP 3044822 U JP3044822 U JP 3044822U JP 1997004490 U JP1997004490 U JP 1997004490U JP 449097 U JP449097 U JP 449097U JP 3044822 U JP3044822 U JP 3044822U
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JP
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auxiliary scaffold
boiler furnace
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JP1997004490U
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Inventor
勇作 安藤
友之 富田
勝美 内山
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Taihei Dengyo Kaisha Ltd
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Taihei Dengyo Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボイラ火炉ホッパー内で架設構造体間に係合
させる補助足場が、長いスパンであっても2点支持で設
置できる、簡単な構造のものを考案する。 【解決手段】 軽量補助足場11は二枚の軽量足場部材
13a、13bを幅方向で接触させて、補助足場本体1
2を形成している。軽量足場部材13a、13bの幅方
向の同一線上にボルト孔15を設けて、ボルトナット1
6を介して補強アーム14a、14bで補助足場本体1
2を固定させる。ボルトナット16を用いたので、補強
アーム14a、14bによる補助足場本体12の固定を
着脱自在にできる。補強アーム14a、14bの一端に
は基部17を設けて、補強アーム14a、14bを固定
し、その上部に手摺り18の支柱18aを設置してい
る。補助足場本体12は両端を接続部材19により架設
構造体10に直角に係合させ、架設構造体10を利用し
て2点支持されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、火力発電所等で設置されるボイラ等のボイラ火炉ホッパー用軽量 補助足場に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のボイラではボイラの点検工事や改造工事のために、炉内点検足場を組 立て、解体することが行われている。 炉内点検足場は吊下げ型と自立型に区分されるが、何れの場合も、足場重量が数 十トンになるために、炉内に点検足場を支える支持構造体を設置することが必要 である。
【0003】 この支持構造体をボイラ火炉ホッパー内に組立てるために、更に支持構造体組 立て用の足場を仮設することが必要である。 一般に行われているボイラ火炉ホッパー内での支持構造体組立て用の仮設足場 の一例を図5により説明する。 ボイラ火炉1の炉底に支持構造体として受梁2を組立て、その上に作業床3を敷 設する。作業床3には図示しないリフティング装置を用いて点検足場が順次組立 てられる。この場合に火炉ホッパー部4に仮設用足場を組むことが必要である。
【0004】 作業床3には図示していないが、リフティング装置を用いて点検足場を築くた めに火炉ホッパー部4に挿入された材料を作業床3の上に挿入するための開口部 が設けられている。
【0005】 ホッパー部4は角錐状になっており、下端の開口部から足場丸太または足場パ イプ5と足場板6を火炉ホッパー部4の内に搬入して順次仮設足場を組立てる。 7は水管、8は水ドラムである。
【0006】 また、特開昭63−265069号公報には石炭焚きボイラ等において、伸縮 容器を収縮して折り畳んだ状態で炉底開口部を通じて炉内の所定高さ位置まで吊 り上げ、この吊り上げた伸縮容器の中に流体を封入して、伸縮容器を膨張させて 伸長させ、その後この膨張伸長した伸縮容器の上に足場板を乗せ、作業床(ここ ではステージ)を作って炉内足場を組立てるようにした炉内点検足場組立方法が 開示されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した図5に示す火炉ホッパー部4の仮設足場ではその組立 にかなりの工期を要し、また、工事終了後の仮設足場の解体にもかなりの工期を 要する。そのために、ボイラ炉内点検足場の組立てまたは解体作業の全体の工期 に大きな影響を与える。更には、作業員が仮設足場上を移動する時に、足場丸太 緊結用番線に引っ掛かったりする危険性がある。
【0008】 一方、特開昭63−265069号公報に開示されている支持構造体の仮設足 場は流体を封入した伸縮容器が炉の上部より垂らされた複数のワイヤ等の吊り上 げ金具で吊持されている。この伸縮容器上で作業床を設置する際に、揺れて不安 定である。
【0009】 又、火力発電所等で設置されている吊下げ型ボイラ等は水管式のものが多く、 この場合は火炉ホッパー部の内部の点検等も合わせて行うことが必要とされてい る。上記のような伸縮容器を利用した仮設足場では不安定であり、また煩雑で点 検等を充分に行うことが困難である。
【0010】 本考案は上記のような問題点の解決を図ったものであり、ボイラ火炉ホッパー 内で架設構造体間に係合させる補助足場が、長いスパンであっても2点支持で設 置できる、取扱いの容易な簡単な構造のものとして提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】 本考案はボイラ火炉ホッパー内に支持枠を組み基幹足場を設置した複数の架設 構造体間に係合させる補助足場であって、前記補助足場は二枚以上の軽量足場部 材を幅方向で接触させた補助足場本体と、該補助足場本体の上下面を片側から挟 む複数の一対の補強アームとからなり、前記軽量足場部材の幅方向の同一線上に ボルト孔を設けて、ボルトナットを介して補強アームで補助足場本体を固定させ ることを特徴とするボイラ火炉ホッパー用軽量補助足場である。
【0012】 本考案では軽量足場部材にアルミ製の材料を用いることが好ましい。 本考案によれば、補助足場は補助足場本体の両端部を架設構造体に係合させて 2点支持で設置させる。
【0013】 即ち、二枚の軽量足場部材を幅方向で接触させ、その上下面を片側から一対の 補強アームで挟んで着脱自在に固定したので、二枚以上の軽量足場部材の強度が 一対の補強アームの固定により、相互に付加される。そのために、ボイラ火炉ホ ッパー内でも取扱いが容易であり、架設構造体間が長いスパンであっても2点支 持で設置できる。
【0014】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図によって詳述する。 図1は本考案のボイラ火炉ホッパー用軽量補助足場の一実施の形態を示す平面図 であり、図2は図1のA−A線矢視による側面断面図である。 図1、図2において、11は軽量補助足場であり、二枚の軽量足場部材13a、 13bを幅方向で接触させて、補助足場本体12を形成している。
【0015】 補助足場本体12は上下面を片側から挟む一対の補強アーム14a、14bに より固定されている。即ち、軽量足場部材13a、13bの幅方向の同一線上に ボルト孔15を設けて、ボルトナット16を介して補強アーム14a、14bで 補助足場本体12を固定させる。
【0016】 ボルトナット16を用いたので、補強アーム14a、14bによる補助足場本 体12の固定を着脱自在にできる。 補強アーム14a、14bの一端には基部17を設けて、補強アーム14a、 14bを固定し、その上部に手摺り18の支柱18aを設置している。
【0017】 補助足場本体12は両端を接続部材19により架設構造体10に直角に係合さ せ、架設構造体10を利用して2点支持されている。 軽量足場部材13a、13bには市販の幅300mm×厚さ60mm×長さ4 000mmの単体のアルミ製板状体を2枚用いた。一枚の許容荷重では195k gであるが、本考案によれば許容荷重を390kgとして使用できる。
【0018】 軽量足場部材13a、13bの材料としてはアルミ製板状体が加工が簡単で好 ましいが、これに限定されるものではなく、合成板等も使用することができる。 また、軽量足場部材13a、13bの形状についても、上記板状体に限定され ず、長方形の箱型にすることもできる。
【0019】 いずれの場合でも、二枚以上の軽量足場部材を幅方向で接触させ、その上下面 を片側から一対の補強アームで挟んで着脱自在に固定し、二枚以上の軽量足場部 材の強度が一対の補強アームの固定により、相互に付加して、所定の強度を保持 できるものであればよい。
【0020】 上記のようにして構成された補助足場本体12は単体の足場部材が軽量である ので、所定の荷重になるまで、スパン間に支持部材を用いることなく足場部材の 長さを長くできる。各足場部材の強度は二枚以上の側面接触により固定させ、相 互に付加して補完する。
【0021】 本考案では軽量足場部材を用い強度を相互に付加したので、2点支持で安定し て補助足場を設置できた。 図3は本考案に用いる軽量足場部材の他の実施の形態を示す図である。 図3において、軽量足場部材13c、13dは鋼製の箱型枠20に補強板21を 間隔をおいて設け、打抜き板22を上面側に取付け、底面にはなにも設けないで 、荷重を軽減させて構成したものである。この場合、荷重を調整して底面側にも 打抜き板22を取付けてもよい。ここでは補強板21の部分に図1、図2に示し た補強アーム14a、14bを取付けて、補助足場を形成する。
【0022】 図4は本考案の補助足場をボイラ火炉ホッパー内の架設構造体間に係合させた 場合の実施の形態を示す図である。 図5と共通する個所は同じ符号を設け、説明を省略する。 図4において、架設構造体10が4ブロックS1〜S4に独立して架設されてお り、1ブロックには4段の基幹足場23が架設されている。 ここでは隣接する最上段の基幹足場23が位置する架設構造体10のブロックS 1〜S4上部間に軽量補助足場11が図示されている。
【0023】 本考案によれば、上記実施の態様に示すように、軽量足場部材13a、13b 、13c、13dがコンパクトで軽量なので、軽量補助足場11を架設構造体1 0間の適宜の位置に設置することができ、火炉ホッパー部4内の基幹足場23で 点検のできない個所でも的確に点検することができる。また、支柱18aを用い て手摺り18を設けているので、安全に点検等ができる。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、ボイラ火炉ホッパー内で架設構造体間が長いスパンであっても、簡 単な構造で、強度と許容荷重を保持しながら2点支持で設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のボイラ火炉用軽量補助足場の一実施の
形態を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線矢視による断面図である。
【図3】本考案に用いる軽量足場部材の他の実施の形態
を示す斜視図である。
【図4】本考案の補助足場をボイラ火炉ホッパー内の架
設構造体間に係合させた場合の実施の形態を示す斜視図
である。
【図5】従来のボイラ火炉ホッパー部の仮設用足場の一
例を記す斜視図である。
【符号の説明】
1 ボイラ火炉 2 受梁 3 作業床 4 火炉ホッパー部 5 足場パイプ 6 水管 8 水ドラム 10 架設構造体 11 軽量補助足場 12 補助足場本体 13a、13b 軽量足場部材 14a、14b 補強アーム 15 ボルト孔 16 ボルトナット 17 基部 18 手摺り 18a 支柱 19 接続部材 20 箱型枠 21 補強板 22 打抜き板 23 基幹足場

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラ火炉ホッパー内に支持枠を組み基
    幹足場を設置した複数の架設構造体間に係合させる補助
    足場であって、前記補助足場は二枚以上の軽量足場部材
    を幅方向で接触させた補助足場本体と、該補助足場本体
    の上下面を片側から挟む複数の一対の補強アームとから
    なり、前記軽量足場部材の幅方向の同一線上にボルト孔
    を設けて、ボルトナットを介して補強アームで補助足場
    本体を固定させることを特徴とするボイラ火炉ホッパー
    用軽量補助足場。
  2. 【請求項2】 軽量足場部材がアルミ製の材料からなる
    ことを特徴とする請求項1記載のボイラ火炉ホッパー用
    軽量補助足場。
JP1997004490U 1997-05-29 1997-05-29 ボイラ火炉ホッパー用軽量補助足場 Expired - Lifetime JP3044822U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013119723A (ja) * 2011-12-07 2013-06-17 Japan Steels Group Kk 足場板連結具

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