JP3044590U - 粘着テープ - Google Patents

粘着テープ

Info

Publication number
JP3044590U
JP3044590U JP1997005847U JP584797U JP3044590U JP 3044590 U JP3044590 U JP 3044590U JP 1997005847 U JP1997005847 U JP 1997005847U JP 584797 U JP584797 U JP 584797U JP 3044590 U JP3044590 U JP 3044590U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
adhesive
adhesive tape
piece
tape piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997005847U
Other languages
English (en)
Inventor
関  博文
Original Assignee
関 博文
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 関 博文 filed Critical 関 博文
Priority to JP1997005847U priority Critical patent/JP3044590U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3044590U publication Critical patent/JP3044590U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 貼着したテープ片を貼着面から剥がし易くし
た粘着テープを提供することを目的とする。 【解決手段】 テープ片21の裏面21Aに粘着糊23
を塗布し、これをロール状に巻き上げた粘着テープ20
であって、上記粘着テープ20の裏面に塗布される粘着
糊23が部分的に塗布されない残部21Eを有したこと
を特徴とする粘着テープである。これにより、残部21
Eを摘み上げることで、貼着したテープ片を貼着面から
剥し易くなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、テープ片の裏面に粘着糊を塗布し、これをロール状に巻き上げた粘 着テープに関し、特に、テープ片に粘着糊を間欠的に塗布させることで塗布され ない部分を形成させたものである。
【0002】
【従来技術】
従来、粘着糊を裏面に塗布したセロファンテープや紙テープ、ガムテープが紙 片の貼付けや封筒、箱類の閉塞用テープとして適当な長さのテープ片に切断し、 これを貼着させる方法で使用されている。例えば、図10に示すように、広告用 紙1を切断したテープ片3をガラス4等に貼るのに使用される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の粘着テープ10においては、紙1の貼着時や封筒、箱類の 閉塞時には問題ないが、紙1を剥がしたり、封筒、箱類開口時には、テープ片3 の全面が粘着されているため、図11に示すように、テープ片3の縁3Aを指5 の爪6により、粘着面4から剥がして浮上させようとしても思うように剥がせず 、テープ片3の剥取作業に手間取っている。
【0004】 そして、テープ片3の縁取りに失敗すると、図12に示すように、紙1を破っ てしまったり、段ボール箱や封筒にあっては、その本体までも剥がし取り、奇麗 な開封作業が出来ないという問題がある。
【0005】 本考案は上記従来の粘着テープが持つ問題点に鑑みてなされたもので、貼着し たテープ片を貼着面から剥がし易くした粘着テープを提供することを目的とする 。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案の請求項1は、上記目的を達成するべく、テープ片の裏面に粘着糊を塗 布し、これをロール状に巻き上げた粘着テープであって、上記粘着テープの裏面 に塗布される粘着糊が部分的に塗布されない残部を有したことを特徴とする粘着 テープとしたものである。
【0007】 請求項2は、請求項1記載の粘着テープにおいて、上記粘着テープの裏面に塗 布される粘着糊を、テープ片の長手方向の片隅縁に塗布されない部分を残したこ とを特徴とする粘着テープとしたものである。
【0008】 請求項3は、請求項1記載の粘着テープにおいて、上記粘着テープの裏面に塗 布される粘着糊を、テープ片の長手方向の両隅縁に塗布されない部分を残したこ とを特徴とする粘着テープである。
【0009】 請求項4は、請求項1記載の粘着テープにおいて、上記粘着テープの裏面に塗 布される粘着糊を、テープ片の長手方向に間欠的に塗布させることで塗布されな い部分を残したことを特徴とする粘着テープである。
【0010】
【考案の作用】
本考案の請求項1は、テープ片の裏面に塗布されている粘着糊が部分的に塗布 されない残部を有しているから、紙辺をテープ片で壁面等に貼着するには、粘着 糊により貼着させる。そして、壁面等からテープ片を剥がす時は、粘着糊のない 残部を指の爪で持ち上げるとともに、指で摘み、そのままテープ片を壁面から容 易に剥離させられる。
【0011】 請求項2は、粘着テープの裏面に塗布される粘着糊を、テープ片の長手方向の 片隅縁に塗布されない部分を残しているから、紙辺をテープ片で壁面等に貼着す るには、粘着糊により貼着させる。そして、壁面等からテープ片を剥がす時は、 粘着糊のない片隅縁の残部を指の爪で持ち上げるとともに、指で摘み、そのまま テープ片を壁面から容易に剥離させられる。
【0012】 請求項3は、粘着テープの裏面に塗布される粘着糊を、テープ片の長手方向の 両隅縁に塗布されない部分を残しているから、紙辺をテープ片で壁面等に貼着す るには、粘着糊により貼着させる。そして、壁面等からテープ片を剥がす時は、 粘着糊のない両隅縁の残部を指の爪で持ち上げるとともに、指で摘み、そのまま テープ片を壁面から容易に剥離させられる。
【0013】 請求項4は、粘着テープの裏面に塗布される粘着糊を、テープ片の長手方向に 間欠的に塗布させることで塗布されない部分を残しているから、この部分をカッ ターで切断したテープ片により紙辺を壁面等に貼着するときには、粘着糊により 貼着させる。そして、壁面等からテープ片を剥がす時は、粘着糊のないテープ片 の先端部を指の爪で持ち上げるとともに、指で摘み、そのままテープ片を壁面か ら容易に剥離させられる。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を附図の実施形態について説明する。図1は本考案を示す粘着テ ープの斜視図である。図2は粘着テープの部分斜視図である。また、図3は紙片 の貼着正面図である。そして、図4はテープ片の剥ぎ取り説明図である。
【0015】 まず、図1は本考案の粘着テープ20の第1実施形態を示している。粘着テー プ20は、薄いセロハンテープのテープ片21の裏面21Aに、粘着糊23を塗 布し、このテープ片21をロール紙25にロール状に巻き上げたものである。上 記テープ片21の長手方向の両隅縁21B,21Cには、粘着糊23を塗布され ない部分21Eを残している。
【0016】 上記テープ片21の裏面21Aに塗布した粘着糊23により、壁面、ガラス面 等に紙辺Pを貼着するとき、粘着糊23で貼着し、両隅縁21B,21Cが壁面 から浮いている状態をなすようになる。
【0017】 次に、図2は、本考案の粘着テープ20´の第2実施形態を示している。この 第2実施形態においては、薄いセロハンテープのテープ片21の裏面21Aに、 粘着糊23を塗布し、このテープ片21をロール紙25にロール状に巻き上げた ものをなしている。上記テープ片21の長手方向の片隅縁21Bに、粘着糊23 を塗布されない部分21Eを残している。
【0018】 上記第1,2実施形態の粘着テープ20,20´によると、図3,5,6に示 すように、適宜な短冊状にカッターで切断したテープ片21により、紙辺の四隅 を壁面Hに貼着させたり、封筒Fを閉塞したり、箱Gや袋物Eの開閉口を閉塞す る。そして、テープ片21を剥ぎ取るには、図4に示すように、指30の爪31 にて粘着糊23のないテープ片21の両隅縁21B,21C又は片隅縁21Bの 適宜個所を浮き上がらせ、この縁を指で摘んで引上げることで、テープ片21が 被貼着物(紙辺、封筒、箱、袋物他)から剥離される。
【0019】 しかして、本考案の粘着テープ20,20´によると、被貼着物に対するテー プ片21の剥離作業が容易となり、且つ、剥離後の壁面も綺麗である。
【0020】 続いて、図7,8,9により本考案の粘着テープ20″の第3実施形態を説明 する。この粘着テープ20″は、粘着テープの裏面21に塗布される粘着糊23 を、テープ片の長手方向に間欠的に塗布させるとともに、塗布されない部分21 Eを残したことを特徴とするものである。
【0021】 上記第3実施形態の粘着テープ20″によると、まず、粘着テープの裏面21 Aに塗布される粘着糊23を、テープ片21の長手方向に間欠的に塗布させるこ とで塗布されない部分21Eを残しているから、この部分をカッターで切断した テープ片により紙辺Pを壁面H等に貼着するには、粘着糊により貼着させる。そ して、壁面H等からテープ片21を剥がす時は、粘着糊23のないテープ片21 の先端残部21Eを指30の爪31で持ち上げるとともに、指30,33で摘み 、そのままテープ片21を壁面Hから容易に剥離させられる。
【0022】 本考案は、上記各実施形態に限定されることなく考案の要旨内において、設計 変更を成し得ること勿論である。例えば、セロファンテープの他に紙テープやガ ムテープ等その材質に変更可能である。また、その使用例も図示のものに限定さ れない。
【0023】
【考案の効果】
以上のように本考案の請求項1によると、テープ片の裏面に塗布されている粘 着糊が部分的に塗布されない残部を有しているから、壁面等からテープ片を剥が す時は、粘着糊のない残部を指の爪で持ち上げるとともに、指で摘み、そのまま テープ片を壁面から容易に剥離させられる効果が発揮される。
【0024】 請求項2によると、粘着テープの裏面に塗布される粘着糊を、テープ片の長手 方向の片隅縁に塗布されない部分を残しているから、壁面等からテープ片を剥が す時は、粘着糊のない片隅縁の残部を指の爪で持ち上げるとともに、指で摘み、 そのままテープ片を壁面から容易に剥離させられる効果がある。
【0025】 請求項3によると、粘着テープの裏面に塗布される粘着糊を、テープ片の長手 方向の両隅縁に塗布されない部分を残しているから、壁面等からテープ片を剥が す時は、粘着糊のない両隅縁の残部を指の爪で持ち上げるとともに、指で摘み、 そのままテープ片を壁面から容易に剥離させられる効果がある。
【0026】 請求項4によると、粘着テープの裏面に塗布される粘着糊を、テープ片の長手 方向に間欠的に塗布させることで塗布されない部分を残しているから、この部分 をカッターで切断したテープ片により紙辺を壁面等に貼着するには、粘着糊によ り貼着される。そして、壁面等からテープ片を剥がす時は、粘着糊のないテープ 片の先端残部を指の爪で持ち上げるとともに、指で摘み、そのままテープ片を壁 面から容易に剥離させられる効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施形態を示す粘着テープの斜視
図である。
【図2】本考案の第2実施形態を示す粘着テープの斜視
図である。
【図3】本考案の粘着テープによる紙片の貼着を示す正
面図である。
【図4】本考案のテープ片の剥ぎ取り説明図である。
【図5】封筒の使用例を示す斜視図である。
【図6】段ボール箱と袋物の使用例を示す斜視図であ
る。
【図7】本考案の第3実施形態を示す粘着テープの斜視
図である。
【図8】第3実施形態の貼着状態の部分図である。
【図9】本考案のテープ片の剥ぎ取り説明図である。
【図10】従来例を示す紙辺の正面図である。
【図11】従来例の剥ぎ取り説明図である。
【図12】従来例の剥ぎ取り説明図である。
【符号の説明】
20,20´,20″ 粘着テープ 21 テープ片 21A 裏面 21B,21C 両隅縁 21E 塗布されない部分 23 粘着糊 25 ロール紙 30,33 指 31 爪 E 袋物 F 封筒 G 箱 H 壁面 P 紙辺

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ片の裏面に粘着糊を塗布し、これ
    をロール状に巻き上げた粘着テープであって、上記粘着
    テープの裏面に塗布される粘着糊が部分的に塗布されな
    い残部を有したことを特徴とする粘着テープ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の粘着テープにおいて、上
    記粘着テープの裏面に塗布される粘着糊を、テープ片の
    長手方向の片隅縁に塗布されない部分を残したことを特
    徴とする粘着テープ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の粘着テープにおいて、上
    記粘着テープの裏面に塗布される粘着糊を、テープ片の
    長手方向の両隅縁に塗布されない部分を残したことを特
    徴とする粘着テープ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の粘着テープにおいて、上
    記粘着テープの裏面に塗布される粘着糊を、テープ片の
    長手方向に間欠的に塗布させることで塗布されない部分
    を残したことを特徴とする粘着テープ。
JP1997005847U 1997-06-19 1997-06-19 粘着テープ Expired - Lifetime JP3044590U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997005847U JP3044590U (ja) 1997-06-19 1997-06-19 粘着テープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997005847U JP3044590U (ja) 1997-06-19 1997-06-19 粘着テープ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3044590U true JP3044590U (ja) 1997-12-22

Family

ID=43179005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997005847U Expired - Lifetime JP3044590U (ja) 1997-06-19 1997-06-19 粘着テープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3044590U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07242035A (ja) * 1994-03-04 1995-09-19 Nec Corp 感熱式ラインプリンタ装置
CN106944942A (zh) * 2017-04-28 2017-07-14 赵永兴 一种管子台虎钳
JP2017179297A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社寺岡製作所 粘着テープ及びその製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07242035A (ja) * 1994-03-04 1995-09-19 Nec Corp 感熱式ラインプリンタ装置
JP2017179297A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社寺岡製作所 粘着テープ及びその製造方法
CN106944942A (zh) * 2017-04-28 2017-07-14 赵永兴 一种管子台虎钳
CN106944942B (zh) * 2017-04-28 2019-04-05 赵永兴 一种管子台虎钳

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4738391A (en) Temporarily and permanently sealable envelope or the like
JPH03133765A (ja) ソフトパック
JPS5844051A (ja) 傷の包帯接着テ−プ用の封じられた包装
US7591371B2 (en) Adhesive bandage envelope
JP3044590U (ja) 粘着テープ
JPH0610151U (ja) 開閉可能な袋体
JP4039573B2 (ja) 封筒及びその製造方法
JPH0520682Y2 (ja)
JP3086287U (ja) 保安基準適合標章の貼り付け用袋体
JPH0415651Y2 (ja)
JP3222938U (ja) プラスチックフィルム製封筒
JPH031398Y2 (ja)
JP3060163U (ja) ティッシュペーパー収納容器
CN212451273U (zh) 一种胶带
JP3000675U (ja) 包装用袋
JP2012232795A (ja) 包装用紙箱
JP2540857Y2 (ja) 片面接着テープ
JPH0224791Y2 (ja)
JP3086803U (ja) ラップフィルムケース
JPS6233742Y2 (ja)
JP2000313449A (ja) 易開封性封筒
JP3093802U (ja) 貼付剤
JP3091091U (ja) 剥がし部分つき粘着テープ
KR200201641Y1 (ko) 실과 스티커를 이용하여 개봉하는 봉투
JPS603082Y2 (ja) 封筒の破截部の端辺に貼着する摘持片