JP3044552U - 手提袋 - Google Patents

手提袋

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JP3044552U
JP3044552U JP1997005227U JP522797U JP3044552U JP 3044552 U JP3044552 U JP 3044552U JP 1997005227 U JP1997005227 U JP 1997005227U JP 522797 U JP522797 U JP 522797U JP 3044552 U JP3044552 U JP 3044552U
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JP
Japan
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bag
clothes
handbag
hanger
hook
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JP1997005227U
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English (en)
Inventor
春雄 松廣
Original Assignee
株式会社ザ・エスピージー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洋服を手提袋に収納し携行する際に、洋服に
予期せぬ皺が発生することがなく、また、収納された洋
服が手提袋の隅に偏ってバランスが崩れることなく安定
して携帯することができるとともに、テーラーバッグに
比して低コストで製造され得る手提袋の提供を課題とす
る。 【解決手段】 紙製の薄材からなる袋本体10の袋口2
0内側に補強板30、31が貼着された手提袋におい
て、一方の補強板30の下縁中央部にハンガーフック掛
止用舌片32を一体に延設する。ハンガーフック掛止用
舌片32の基端部にはハンガーフック掛止用舌片32を
袋本体10内方に折り起しやすくするための折目を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ハンガーに掛けた状態の洋服を持ち帰る際に用いられる手提袋に 関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来、店頭で購入したスーツやワンピース等の洋服を持ち帰る際に、いわゆる テーラーバッグが用いられている。このテーラーバッグは、例えば、図4に示す ように、中央上部に持手(103)が突設されたテーラーバッグ用のハンガー( 101)と、該ハンガーに掛けられた状態の洋服全体を覆うことのできる前後壁 (105)(106)からなる樹脂シート製偏平状の袋体(102)とで構成さ れている。
【0003】 前記ハンガーの持手(103)は、その上部中間位置に当該ハンガーを吊り掛 けるためのフック(104)が倒立自在に取り付けられると共に、フック取付部 から持手の長さ方向一端部に至る領域にフック収納部(図示省略)が設けられて いる。そして、前記フック(104)を矢印の方向に回動させてフック収納部に 収納することで、フック(104)が邪魔にならずに持手(103)を把持して 洋服を携行することができる一方、フックを起立させた状態にすれば、洋服ダン スに横架状に設けられたポールなどにテーラーバッグごと洋服を吊り下げること もできるものである。
【0004】 このようなテーラーバッグは、具体的には以下のようにして洋服を持ち帰る際 に使用されている。
【0005】 即ち、まず、前記テーラーバッグの袋体(102)の前壁(105)に設けら れた縦割り状の開口部(107)から前記ハンガー(101)に掛けられた洋服 を袋体内部に収納し、袋体(102)上端部に設けられた切目(108)にハン ガー(101)の持手(103)を挿通させると共に、前記開口部(107)を ファスナーによって閉合する。そして、前壁(105)が内側になるように袋体 (102)ごと洋服を二つ折りにし、袋体(102)下端部の前壁側に幅方向全 体にわたって設けられたカバー片(110)の内部に袋体(102)上端部を挿 入すると共に、袋体(102)下端部に設けられた切目(109)にハンガーの 持手(103)を挿通させることで、洋服が袋体ごと二つ折りの状態で保持され 、切目(108)(109)から突出したハンガー(101)の持手(103) を持つことで洋服を二つ折りにして携行するものとなされている。
【0006】 前記テーラーバッグを使用すれば、丈の半分の状態で洋服を携行することがで きるため便利であるとともに、比較的洋服に皺がよりにくいものであった。
【0007】 しかし、前記のようなテーラーバッグを提持携行すると、誰の眼にも洋服を携 行していることが分かってしまうので、最近ではテーラーバッグに収納するより も紙や軟質の合成樹脂シートなどからなる手提袋に収納して持ち帰ることを好む 購買者も徐々にではあるが増える傾向にある。このような傾向は、洋服収納携行 用にテーラーバッグをサービス品として提供するよりも紙製等の手提袋を提供す る方がコスト低減になるので、販売者側にとっては好ましい傾向である。
【0008】 ところが、一般に普及している紙製等の手提袋に洋服を折畳んだ状態で収納し 、当該手提袋を携行した場合、手提袋の底に洋服が折り重なって集まるために、 洋服に予期せぬ皺がよることがある。また、洋服が手提袋の隅に偏ってさらに皺 がよるとともに、袋のバランスが崩れて非常に持ちづらくなったりすることもあ る。
【0009】 この考案は上記問題に鑑みてなされたもので、洋服を手提袋に収納し携行する 際に、洋服に予期せぬ皺が発生することがなく、また、収納された洋服が手提袋 の隅に偏ってバランスが崩れることなく安定良く携帯することができるとともに 、テーラーバッグに比して低コストで製造され得る手提袋の提供を課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、紙、軟質の合成樹脂シート等の薄材からなる袋本体の袋口内側に 帯状の補強板が設けられた手提袋において、前記補強板の長さ方向中間部下縁に ハンガーフック掛止用舌片が一体に延設されてなることを特徴とする手提袋によ って解決される。
【0011】 上記構成により、洋服が掛けられたハンガーのフックを、補強板の長さ方向中 間部下縁に設けられたハンガーフック掛止用舌片に掛け止め、洋服をハンガーに 掛けた状態で手提袋内に収納することができる。したがって、前記手提袋を携帯 しても、袋内に収納されている洋服が、手提袋の底に集まって予期せぬ皺がよる ことがなく、また、手提袋が不本意に傾いたとしてもハンガーフック掛止用舌片 に掛け止められたハンガーを介して洋服が所定位置に保持されるため、洋服が手 提袋の隅にずれて偏ることがなく、安定した状態で当該手提袋を携帯することが できる。
【0012】 また、前記ハンガーフック掛止用舌片の基端部に折目を設けて、ハンガーフッ ク掛止用舌片を袋本体内方に折り起し易くしておくことが望ましい。
【0013】 このような構成とすることにより、前記舌片を簡単に折り起し状態にすること ができるため、洋服が掛けられた状態のハンガーであっても、洋服が邪魔になる ことなくそのフックを容易に折り起こされたハンガーフック掛止用舌片に掛け止 めることができる。また、折り起し状態となされた舌片にフックを掛け止めれば 、当該フックが袋本体の壁部を押圧して袋の形状に悪影響を及ぼしたり、袋本体 から補強板を剥がして袋口の強度を低下させたりすることがなくなる。
【0014】
【考案の実施の形態】
次に、この考案の実施形態を図1〜3に基づいて説明する。
【0015】 図中の(1)は、この考案にかかる手提袋であり、この手提袋は、紙ないし合 成樹脂シート等の薄材からなる袋本体(10)と、該袋本体(10)の袋口(2 0)に対向状態で取り付けられた提紐(23)(23)とを備えている。
【0016】 前記袋本体(10)は、幅広の前後壁(11)(12)と、前後壁の両側縁に 連設された幅細の左右側壁(13)(14)と、前後左右壁の下部周縁に連設さ れた底壁(15)とからなり、左右側壁(13)(14)の横方向中央部が縦方 向に沿って内側に折曲げ可能となされることにより、手提袋(1)が平坦状に折 畳み可能に構成されている。また、袋本体(10)の上端部周縁は、内側に折込 まれて折込み部(21)が形成されている。
【0017】 前記折込み部(21)の内側には、前後壁(11)(12)の幅方向のほぼ全 体にわたって2枚の補強板(30)(31)がそれぞれ介在状態に配置されてい る。この補強板(30)(31)は、手提袋(1)の袋口(20)周辺の損傷を 防止するとともに、袋口(20)と提紐(23)(23)の連結部分の破損を防 止する役目を果たすものである。この実施形態の場合、前記補強板(30)(3 1)は、厚紙ないしはボール紙をもって構成されており、前後壁(11)(12 )の幅とほぼ同じ長さと、折込み部(21)の幅よりも若干狭い幅を有している 。そして、補強板(30)(31)と折込み部(21)は接着剤により相互に接 合連結されている。
【0018】 前記補強板のうち後壁(12)の折込み部(21)に配置される補強板(30 )の下縁中央部には、図3(a)に示すように、ハンガーフック掛止用舌片(3 2)が一体に延設されている。このハンガーフック掛止用舌片(32)は、舌状 片の略中央に孔(33)が穿設されたものであり、折込み部(21)に補強板( 30)を配置した状態で、折込み部(21)の下方から突出するものとなされて いる。また、ハンガーフック掛止用舌片(32)の基端部には、ハンガーフック 掛止用舌片(32)を袋本体(10)内方に折り起し易くするための折目(34 )が、折込み部(21)の遊端縁に沿って設けられている。
【0019】 袋本体(10)の上端部周縁の折込み部(21)及びこれらの内側に配置され た補強板(30)(31)には、図1に示すように、紐通し孔(22)(22) (22)(22)が設けられている。これらの紐通し孔(22)……は、前後壁 (11)(12)の幅をほぼ3等分する位置に、前後壁(11)(12)上端、 折込み部(21)及び補強板(30)(31)を厚さ方向に貫通された貫通孔を もって構成されたものである。また、提紐(23)は、可撓性のある合成樹脂で 形成されており、前記紐通し孔(22)に係合し得る長さを有する抜止部(24 )(24)が、提紐(23)の両端部にT字状一体に延設されている。そして、 この抜止部(24)を、樹脂の可撓性を利用して提紐(23)に沿うように折り 曲げ、前記紐通し孔(22)に袋本体(10)の外側から内側に向けて挿通した 後、抜止部(24)を元の状態に戻すことによって抜止部(24)が紐通し孔( 22)周縁に係合し、もって提紐(23)(23)が袋本体(10)に抜落不能 に取り付けられている。
【0020】 上記手提袋(1)を使用するに際しては、図1に示すように、ハンガー(A) に掛けられた洋服(C)を予め手提袋(1)の長さに適合するように二つ折りに し、この状態で袋口(20)から袋本体(10)に挿入し、ハンガー(A)のフ ック(B)をハンガーフック掛止用舌片(32)に掛け止めて洋服(C)を手提 袋(1)内に収納する。この際、ハンガーフック掛止用舌片(32)を折り目( 34)に沿って袋本体(10)内方に折り起こしておけば、フック(B)を掛け とめるのが容易になるとともに、フック(B)が後壁(12)を押圧して手提袋 (1)に悪影響を与えることもない。そして、提紐(23)(23)を手に持つ か、あるいは、肩に掛けるなどして手提袋(1)を持てば、ハンガー(A)に掛 けられた状態で洋服(C)を携帯することができるため、当該洋服(C)に予期 せぬ皺がよりにくい。また、洋服(C)がハンガー(A)を介して手提袋(1) 内の所定位置に保持されるため、手提袋(1)が不本意に傾いても洋服が隅に偏 ることがなく手提袋(1)が持ちにくくなることもない。
【0021】 なお、洋服をテーラーバッグに収納し、さらに、当該テーラーバッグをこの考 案にかかる手提袋に収納し、テーラーバッグから突出しているフックをハンガー フック掛止用舌片に掛け止めて携帯しても勿論構わない。
【0022】
【考案の効果】
この考案は、上述の次第で、袋本体の袋口内側に設けられた補強板の下縁中央 部にハンガーフック掛止用舌片が一体に突設されてなる手提袋であるから、洋服 が掛けられたハンガーのフックを、前記舌片に掛け止め、洋服をハンガーに掛け た状態で手提袋内に収納することができる。したがって、前記手提袋を携帯して も、袋内に収納されている洋服が、手提袋の底に集まって予期せぬ皺がよること がなく、また、手提袋が不本意に傾いたとしても前記舌片に掛け止められたハン ガーを介して洋服が所定位置に保持されるため、洋服が手提袋の隅にずれて偏る ことがなく、安定した状態で洋服が収納された当該手提袋を携帯することができ る。もとより、この考案にかかる手提袋は、通常の手提袋の袋本体の改造を伴う ことなくわずかに補強シートの形状を変更するのみで提供可能であるため、テー ラーバッグに比して低コストで当該手提袋を提供することができる。
【0023】 さらに、前記ハンガーフック掛止用舌片の基端部に折目を設けることにより、 当該舌片を袋本体内方に折り起し易くなるため、事前に舌片を折り起し状態に容 易にすることができ、洋服が掛けられた状態のハンガーであっても、洋服が邪魔 になることなくそのフックを容易にハンガーフック掛止用舌片に掛け止めること ができる。また、折り起し状態となされた舌片にフックを掛け止めれば、当該フ ックが袋本体の壁部を押圧して袋の形状に悪影響を及ぼしたり、袋本体から補強 板を剥がして袋口の強度を低下させたりすることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の一実施形態を、洋服を収納した状
態で示す斜視図である。
【図2】 図1の補強板の介在状態を示す要部縦断面図
である。
【図3】 補強板を示す平面図である。
【図4】 従来例であるテーラーバッグを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…手提袋 10…袋本体 20…袋口 30、31…補強板 32…ハンガーフック掛止用舌片 34…折目

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙、軟質の合成樹脂シート等の薄材から
    なる袋本体の袋口内側に帯状の補強板が設けられた手提
    袋において、 前記補強板の長さ方向中間部下縁にハンガーフック掛止
    用舌片が一体に延設されてなることを特徴とする手提
    袋。
  2. 【請求項2】ハンガーフック掛止用舌片の基端部に、ハ
    ンガーフック掛止用舌片を袋本体内方に折り起し易くす
    るための折目が設けられてなることを特徴とする請求項
    1に記載の手提げ袋。
JP1997005227U 1997-06-18 1997-06-18 手提袋 Expired - Lifetime JP3044552U (ja)

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