JP3044245U - 安全クランプカバー - Google Patents

安全クランプカバー

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JP3044245U
JP3044245U JP1997005442U JP544297U JP3044245U JP 3044245 U JP3044245 U JP 3044245U JP 1997005442 U JP1997005442 U JP 1997005442U JP 544297 U JP544297 U JP 544297U JP 3044245 U JP3044245 U JP 3044245U
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JP
Japan
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cover
clamp
pipe
present
tip
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Application number
JP1997005442U
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English (en)
Inventor
泰夫 小倉
Original Assignee
倉英工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプ組立て式の足場において、その連結に
使用されているクランプによる突起の危険性を防止する
ためのクランプカバーが外れやすいという欠点を解決す
ること、及びパイプ先端近くのクランプ突起をカバーす
る場合には、その先端の安全キャップも兼用できるとい
うクランプカバーを開発すること。 【解決手段】 クランプ突起をカバーする本体の左右側
面に、パイプに抱着してフィットする突出カバー部を設
けてカバー全体をパイプに安定に固定できる様にする。
また、突出カバー部のいずれか一方の端部に端面カバー
部を設けてパイプ先端の安全キャップも兼用できるよう
にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、建設・建築などの現場に組立てられる足場において、パイプ連結に 際して使用されるクランプの安全カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パイプを縦横に連結して組立てられる足場には、その連結のために使用されて いるクランプの突起があり、作業者にとつて危険なものとなっている。
【0003】 上記のクランプによる突起の危険性を防止するために、従来から安全カバーが 取付けられているが、単にクランプによる突起部だけに被せられているカバーで あって、簡単に外れやすく、安全性確保が充分であるとは言えなかった。
【0004】 またパイプ組立てによる足場において、安全性を向上させるためにパイプ先端 にもキャップが取付けられているが、この先端近くに前記のクランプ突起がある 場合にも、従来では前記クランプカバーとは別途に安全キャップを取付けており 、合理的手段とは言えないものであった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上述したような問題点を解決することを目的としてなされたもので あり、外れにくく保全性に優れていて常時クランプ突起の危険性を防止すること ができ、しかもパイプの先端近くにクランプ突起が出ている場合には、パイプ先 端をカバーするキャップが、このクランプカバーに一体に備えられていると言う 新規な安全クランプカバーを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために種々検討した結果、クランプによる突起をカバー する本体に、左右のパイプに抱着してフィットする突出カバー部を設けると非常 に好適なカバー体になることを見い出したのである。 また、この突出カバー部のいずれか一方の端面にもカバー材が存在するものを 造ることによって、パイプの安全キャップとして利用できることを知ったのであ る。
【0007】 すなわち本考案は、足場などのパイプ組立てに使用されるクランプに被せるた めのクランプカバーであって、カバー本体の左右側面に、パイプに抱着される突 出カバー部を設けたことを特徴とする安全クランプカバー、を要旨とするもので あり、パイプ先端近くに取付けられる場合には、左右の突出カバー部のいずれか 一方に、端面カバー部を設けた安全クランプカバーとすることにより、パイプの 先端の安全キャップを兼用できるものとしたのである。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案を図面を参照し、実施例を挙げながら説明する。 図1は、本考案カバーの1実施例の斜視図である。 図2は、図1の実施例の使用状態を示した断面略図である。
【0009】 これらの図のように本考案は、カバー本体(1)の左右側面にそれぞれ突出カ バー部(2)が設けられたものとなっている。 この左右の突出カバー部(2)はカバー本体(1)と同時成形により一体的に 造れば良く、両者は連続した同一材質のものとなっている。
【0010】 本考案におけるカバー本体(1)と突出カバー部(2)は、共に可撓性の材質 からなり、例えばやや軟質な硬質塩化ビニル樹脂が好適である。 したがってこの可撓性により、図1に示した開放間隔(s)は拡縮できるので 、図2の様にこの開放間隔(s)よりも直径が太いパイプ(p)に装着してクラ ンプ突起(t)に被せることができるのである。
【0011】 図2のように、左右の突出カバー部(2)はそれぞれパイプ(p)に抱着して フィットするので、本考案カバーの全体が外れることはなく、保全性が常時確保 でき、安全性向上が得られるのである。 なお、図2に破線で示したクランプ突起(t)は、クランプをパイプ(p)に 取付けたとき、パイプ(p)の上面に突出する危険な部分だけを例示したもので あり、この図の形状に限定されるものではない。
【0012】 図3は、本考案カバーの他の実施態様の1実施例を示した斜視図である。 図4は、図3の実施例の使用状態を示した断面略図である。
【0013】 これらの図の場合は、図における右側の突出カバー部(2)の端部に、端面カ バー部(3)が存在するものとなっている。 つまり、突出カバー部(2)の一方が端面カバー部(3)によって閉塞された 状態になっているのである。
【0014】 この端面カバー部(3)を備えた本考案カバーは、図4のようにパイプ(p) の先端近くにクランプ突起(t)がある場合に、カバー本体(1)によってこの クランプ突起(t)をカバーすると共に、左右の突出カバー部(2)によって、 パイプ(p)に抱着フィットさせながら右側の突出カバー部(2)に設けた端面 カバー部(3)によってパイプ(p)の先端をカバーし安全キャップとして作用 させるのである。
【0015】 また逆に、パイプ(p)の左側の先端近くにクランプ突起がある場合は、本考 案カバーとして左側の突出カバー部(2)に端面カバー部が存在するものを造っ て使用すれば良い。
【0016】 つまり本考案カバーは、端面カバー部(3)がないパイプ(p)の中間部に取 付けられるもの、端面カバー部(3)が右側の突出カバー部(2)に有ってパイ プ(p)の右端部に取付けられるもの、そして端面カバー部(3)が左側の突出 カバー部(2)に有ってパイプ(p)の左端部に取付けられるもの、という3種 類の実施態様からなっている。
【0017】 この3種類の本考案カバーを樹脂成形によって製造する場合は、一つの金型で 量産でき、3種の金型を準備する必要はないのである。 すなわち、左右の突出カバー部(2)に共に端面カバー部(3)が存在するも のを製造して、両方の端面カバー部(3)を切り落したもの、左側の端面カバー 部(3)だけを切り落したもの、そして右側の端面カバー部(3)だけを切り落 したもの、を夫々造れば良いのである。
【0018】 本考案カバーは、前述した様にやや軟質の硬質塩化ビニル樹脂が好適な材質で あるが、そのカバー材の肉厚は1〜2mm位であり、とりわけ1.5mm前後が望ま しいものである。 なお、足場用のパイプ(p)の太さは、通常、外径48.6mmのものが使用さ れるが、本考案における突出カバー部(2)の内径をこのパイプ太さにフィット できる様に設計することは勿論であり、またパイプ(p)の太さの種類に応じて 各種サイズの本考案カバーを造れば良いことも勿論のことである。
【0019】
【考案の効果】
本考案は以上の様なものであり、その効果は、建設・建築現場にパイプによっ て組立てられた足場において、パイプ連結のために使用されたクランプによる突 起を本考案カバーによって被せると、その突起の近辺のパイプに突出カバー部が 抱着フィットされるためカバー全体が安定に固定された状態となり、外れにくい ということである。
【0020】 したがって、従来の様にカバーが外れて落下してパイプ上面に危険なクランプ 突起がむき出しになってしまうという事態は発生せず、常にクランプ突起の危険 性を防止するための保安と安全が確保できるようになるのである。
【0021】 またクランプ突起がパイプ先端近くにある場合は、突出カバー部の一方に端面 カバー部のある本考案カバーを使用することにより、パイプ先端の安全キャップ を兼用することができ、このキャップは外れる心配は全くないし、取付けに際し てクランプ突起のカバーとキャップ取付けとが同時にできるので、作業性も良く 足場設置の能率向上が得られるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案カバーの1実施例の斜視図である。
【図2】図1の実施例の使用状態を示した断面略図であ
る。
【図3】本考案カバーの他の実施態様の1実施例を示し
た斜視図である。
【図4】図3の実施例の使用状態を示した断面略図であ
る。
【符号の説明】
(1) カバー本体 (2) 突出カバー部 (3) 端面カバー部 (p) パイプ (t) クランプ突起

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足場などのパイプ組立てに使用されるク
    ランプに被せるためのクランプカバーであって、カバー
    本体の左右側面に、パイプに抱着される突出カバー部を
    設けたことを特徴とする安全クランプカバー。
  2. 【請求項2】 左右の突出カバー部のいずれか一方に、
    端面カバー部を設けた請求項1記載の安全クランプカバ
    ー。
JP1997005442U 1997-06-09 1997-06-09 安全クランプカバー Expired - Lifetime JP3044245U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3487506B2 (ja) 2001-03-22 2004-01-19 アラオ株式会社 仮設工事用クランプカバー
JP2011241588A (ja) * 2010-05-18 2011-12-01 Yukari Ishiguro クランプカバー、およびこれを用いた仮設手すり
KR20190125034A (ko) * 2018-04-27 2019-11-06 한국전력공사 강관비계용 절연 방호관 조립체

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