JPH0752229Y2 - 排水マス - Google Patents

排水マス

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JPH0752229Y2
JPH0752229Y2 JP1989092742U JP9274289U JPH0752229Y2 JP H0752229 Y2 JPH0752229 Y2 JP H0752229Y2 JP 1989092742 U JP1989092742 U JP 1989092742U JP 9274289 U JP9274289 U JP 9274289U JP H0752229 Y2 JPH0752229 Y2 JP H0752229Y2
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JP
Japan
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annular groove
diameter portion
fitting
drainage mass
adjuster cylinder
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JP1989092742U
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JPH0332677U (ja
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博敏 浅野
伊佐男 井上
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Meiji Rubber and Chemical Co Ltd
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Meiji Rubber and Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は下水道に使用される排水マス、特にアジャス
ター筒体を嵌合接続してなる排水マスのアジャスター筒
体の構造に関するものである。
(従来の技術) 従来一般に使用されている排水マスには排水マス本体の
上面開口部に蓋体を直接嵌着するか、排水マス本体にア
ジャスター筒体を嵌合接続し、このアジャスター筒体の
上面開口部に蓋体を嵌着する構造のものがある。
第5図はアジャスター筒体を嵌合接続してなる従来の排
水マスを示す。
1は排水マス本体、3はアジャスター筒体、5は蓋体、
7は排水用パイプである。
前記排水マス本体1は上面に開口部9を有し、前記開口
部9の周縁に嵌合用環状溝10を設け、下部側面11に接続
口13を形成し、前記接続口13にそれぞれ排水用パイプ7
を接続するためのソケット15を一体的に突設してなる。
また、前記アジャスター筒体3は地表面との高さを調節
するために用いられるもので、ストレート周壁16の上端
周縁に嵌合用環状溝10aを設け、周壁下部16aが前記排水
マス本体1の嵌合用環状溝10に嵌合接続してなる。
また、蓋体5は下面周縁に環状突部17を有し、その上面
を地表面に露出させるようにして前記環状突部17を前記
アジャスター筒体3の嵌合用環状溝10aに嵌着してな
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、アジャスター筒体3を有する従来の排水
マスは、単に、アジャスター筒体3の周壁下部16aを本
体1の嵌合用環状溝10に挿入するだけであり、しかも、
前記嵌合用環状溝10の側面は垂直に形成され、挿入用の
クリアランスが設けられている。
従って、アジャスター筒体3の周壁下部16aを嵌合用環
状溝10、10aに挿入しただけでは、両者の接続部分か
ら、雨水、土砂などが本体1及びアジャスター筒体3内
に流入する。そして、これらの雨水、土砂の流入量は膨
大であり、このために汚水の処理量を大幅に増加させ、
処理場における処理能力を圧迫している。
接続部分の止水は、嵌合接続に際し接着剤を塗布した
り、シール材を嵌着しているが、作業性が悪く、止水性
も満足できるものではなかった。
また、アジャスター筒体は高さ調整のためにに周壁下部
を切り落して使用されるが、切り落とす際に斜め切りに
なり易く、その結果、嵌合用環状溝10、10aへの密着嵌
合が不充分となり止水がさらに困難になるという問題が
あった。
この考案はかかる従来の技術の有する問題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、施工性に優
れ、常に水平な切り落としが可能で充分な止水性の得ら
れる排水マスを提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) そこで、この考案における排水マスは次のような構成と
した。
即ち、上端縁全周に嵌合用環状溝を形成した本体の前記
環状溝に、同じく上端縁全周に嵌合用環状溝を形成した
アジャスター筒体の周壁下部を嵌合接続してなる排水マ
スにおいて、 前記本体及びアジャスター筒体の嵌合用環状溝を内径部
と前記内径部よりも高さの高い外径部により形成し、外
径部の内面を上端に向かって外側に傾斜した傾斜面とな
し、一方、アジャスター筒体の周壁下部外面には複数の
突起部を設け、前記突起部は上方に向かって次第に厚肉
となる傾斜面に形成するとともに、前記傾斜面に複数の
小リブを環状に設けてなり、前記突起部が前記嵌合用環
状溝に嵌合したとき前記小リブが前記外径部の内面に密
着するようにしたものである。
(作用) 上記構成の排水マスは嵌合用環状溝を形成する外径部の
内面を傾斜面とし、アジャスター筒体の周壁下部外面の
突起部は上方が厚肉となっているので嵌合用環状溝への
挿入が容易であるとともに、密着嵌合により止水性が向
上する。
また、突起部と突起部の連設部分は溝状に凹んでいるの
で、この連設部分に沿って切り落とせば斜め切りになる
ことはない。
(実施例) 次に、この考案に係る排水マスを実施例に基づき詳細に
説明する。
第1図は右半分を断面した排水マス本体とアジャスター
筒体の説明用正面図で、20は排水マス本体、21はアジャ
スター筒体である。
前記排水マス本体20は、開口部23の周縁に嵌合用環状溝
25を設けてなり、前記嵌合用環状溝25は内径部27と、前
記内径部27よりも高さの高い外径部29によって形成さ
れ、外径部29の内面31は上端に向かって外側に傾斜した
傾斜面に形成されている。さらに、下部側面33には接続
口35を形成し、前記接続口35にそれぞれ排水用パイプを
接続するためのソケット37を一体的に突設してなる。
一方、前記アジャスター筒体21には上端周縁に嵌合用環
状溝25aを設け、周壁下部に突起部40を複数設けてな
る。
前記嵌合用環状溝25aは本体20の嵌合用環状溝25と同一
の構成であって、内径部27aと、前記内径部27aよりも高
く、内面31aを傾斜面とした外径部29aによって形成され
ている。また、前記突起部40は上面が水平な三角形突起
41をノコ刃状に複数形成し、前記三角形突起41の側面は
上方に向かって次第に厚肉となし、小リブ43を突設する
とともに、三角形突起41の連設部分にはノコ当溝45を形
成してなる。
前記リブ43は嵌合用環状溝25、25aに嵌合したときに外
径部29の内面31、外径部29aの内面31aに密着して止水性
を高めるとともに、接着剤やシール剤を保持し塗布作業
を容易にする。さらに、この考案に係る排水マスを塩化
ビニル樹脂で成形した場合には、塩ビ用接着剤を使用す
ることにより接着剤中の溶剤により前記リブ43が溶け、
接着強度を一層大きくすることができる。また、ノコ当
溝45を形成した場合には、切断が容易になる。
尚、前記ノコ当溝45は適宜省略することができる。
第3図はアジャスター筒体21の周壁下部に設ける突起部
40の他の実施例を示すものである。前記実施例の三角形
突起41は上面を水平になし、連設部分にノコ当溝45を形
成したのに対して、この実施例では上面をアール面とし
た突起42として連続させ、連設部分の凹部をノコ当溝47
とした点において異なっている。
尚、上記実施例において、本体20には二以上のアジャス
ター筒体21を嵌合接続することが可能であり、また、本
体20及びアジャスター筒体21の形状は上記実施例に限定
されるものではなく、種々の形状のものに応用適用する
ことが可能である。
上記実施例においては次のような効果を奏することがで
きる。
即ち、嵌合用環状溝25及び25aを形成する外径部29、29a
の内面は傾斜面とされ、突起部40も下方が薄肉となって
いるので、連結作業が容易である。
また、突起部の側面に小リブ43を突設した場合には、止
水状態は完全に保持され、さらに、接着剤やシース材の
保持に有効であり、塩化ビニル樹脂製の場合には接着剤
により溶けるので接着強度が一層大きくなる。
また、突起部の連設部分はノコ当溝となり、切断位置が
明確となるので斜め切りになることがない。
(考案の効果) この考案は嵌合用環状溝を形成する外径部の内面を傾斜
面となし、アジャスター筒体の周縁下部の嵌合部分の外
面に側面が傾斜面とした突起部を設けたから、本体とア
ジャスター筒体、またはアジャスター筒体どうしの嵌合
が容易で連結作業が簡単になり、連設部分の止水性が向
上する。
また、突起部と突起部の連設部分はノコ当溝となり、切
り落とし位置が明確になるので斜め切りになることはな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る排水マスの本体とアジャスター
筒体の右半分を断面した正面図、第2図はA部拡大図、
第3図は同じく他の実施例を示すA部拡大図、第4図は
組み立て状態を示す正面図、第5図は従来の排水マスの
縦断面図である。 20は排水マス本体、21はアジャスター筒体、25、25aは
嵌合用環状溝、27、27aは内径部、29、29aは外径部、3
1、31aは外径部の内面、40は突起部、43は小リブ、45、
47はノコ当溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端縁全周に嵌合用環状溝を形成した本体
    の前記環状溝に、同じく上端縁全周に嵌合用環状溝を形
    成したアジャスター筒体の周壁下部を嵌合接続してなる
    排水マスにおいて、前記本体及びアジャスター筒体の嵌
    合用環状溝を内径部と前記内径部よりも高さの高い外径
    部により形成し、外径部の内面を上端に向かって外側に
    傾斜した傾斜面となし、一方、アジャスター筒体の周壁
    下部外面には複数の突起部を設け、前記突起部は上方に
    向かって次第に厚肉となる傾斜面に形成するとともに、
    前記傾斜面に複数の小リブを環状に設けてなり、前記突
    起部が前記嵌合用環状溝に嵌合したとき前記小リブが前
    記外径部の内面に密着することを特徴とする排水マス。
JP1989092742U 1989-08-07 1989-08-07 排水マス Expired - Lifetime JPH0752229Y2 (ja)

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JPH0332677U JPH0332677U (ja) 1991-03-29
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