JP2005273335A - 軒樋接続用継手 - Google Patents
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Abstract
【課題】 充分な補強効果を保持し得るとともに施工性の向上を図った軒樋接続用継手を提供する。
【解決手段】 本発明の軒樋接続用継手では、底壁部9と、底壁部9の後端10に立設される後壁部11と、底壁部9の前端12に立設される前壁部13とからなる断面略コ字形の内面形状を有する継手本体14を備える一方、後壁部11と、前壁部13とを、接続、補強し得る、着脱自在の補強バー15aを具備するので、充分な補強効果を保持できる一方、施工時には、補強バー15aを外した状態で施工することにより、補強バー15aが、瓦に当たって施工作業の障害となる等の不具合が回避でき、施工性の向上を達成し得ることとなる。
【選択図】図1
【解決手段】 本発明の軒樋接続用継手では、底壁部9と、底壁部9の後端10に立設される後壁部11と、底壁部9の前端12に立設される前壁部13とからなる断面略コ字形の内面形状を有する継手本体14を備える一方、後壁部11と、前壁部13とを、接続、補強し得る、着脱自在の補強バー15aを具備するので、充分な補強効果を保持できる一方、施工時には、補強バー15aを外した状態で施工することにより、補強バー15aが、瓦に当たって施工作業の障害となる等の不具合が回避でき、施工性の向上を達成し得ることとなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、軒先に設置される軒樋を、軒樋内面側から接続できる軒樋接続用継手に関するものである。
従来、軒樋接続用継手としては、軒樋6の接続端部20を接続せしめた後、下側(軒樋6の外側)から嵌着保持する外継手A−0が知られていた(図3参照)。しかしながら、この場合、施工完了後においても、外継手A−0が所々に見えることになり、美観上好ましいとは言えなかった。なお、ここで、図3は、従来例に係る外継手A−0の概略を模式的に示す斜視図である。また、図4は、従来例に係る内継手A−1について図示するもので、(a)は、内継手A−1の要部の概略を示す斜視図、(b)は、内継手A−1の軒樋6への嵌着状態の概略を模式的に示す断面図である。さらに、図5は、従来例に係る内継手A−2の施工時の様子を模式的に示す図である。
すなわち、軒樋6の持つ美しい水平線が、住宅を彩る重要な要素として重視されるようになっている昨今においては、かかるニーズに外継手A−0で対応するのは難しく、これに対応するために、例えば、特開2003−213860号公報に開示されるように、軒樋6を、軒樋内面側から接続できる内継手A−1が、注目されるに至った(図4参照)。さらに、かかる内継手A−1によれば、内継手A−1の後壁部11と、前壁部13とを、接続、補強し得る、補強バー15を設け得るというさらなる利点がある。すなわち、軒樋6の断面外形がコの字で開口を有する以上、開口の開閉に伴うたわみが発生するが、従来の外継手A−0では、軒樋6の外側に嵌着するように取付けられるので、外継手A−0の前辺内面21と後辺内面22との間に補強材を設けることは構造上不可能だからである。
その一方で、図5に示すように、内継手(図5では、内継手A−2)を採用した場合には、軒樋6の接続を内継手A−2で行なう際に、例えば、瓦5が、厚物である場合等においては、施工時に、内継手A−2でに既設した補強バー15が、瓦5に当たって、施工作業の障害となり得る等の新たな問題点に直面することとなった。
特開2003−213860号公報
本発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、充分な補強効果を保持し得るとともに施工性の向上を図った軒樋接続用継手を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明の軒樋接続用継手にあっては、上端部に耳部を備えていて断面外形が略コ字形で開口を上方に向けて軒先に設置される軒樋を、前記軒樋の接続端部内面側から前記軒樋の接続端面同士で接続できるとともに、前記軒樋に対して内嵌可能に形成された軒樋接続用継手において、底壁部と、該底壁部の後端に立設される後壁部と、前記底壁部の前端に立設される前壁部とからなる断面略コ字形の内面形状を有する継手本体を備える一方、前記後壁部と、前記前壁部とを、接続、補強し得る、着脱自在の補強バーを具備することを特徴とするものである。
請求項2に係る発明の軒樋接続用継手にあっては、請求項1記載の軒樋接続用継手において、前記後壁部が後壁補強バー係合部を、前記前壁部が前壁補強バー係合部を、それぞれ備え、前記補強バーが、前記後壁補強バー係合部と係合可能な後壁係合部と、前記前壁補強バー係合部と係合可能な前壁係合部と、をそれぞれ備えることを特徴とするものである。
本発明の軒樋接続用継手では、上端部に耳部を備えていて断面外形が略コ字形で開口を上方に向けて軒先に設置される軒樋を、前記軒樋の接続端部内面側から前記軒樋の接続端面同士で接続できるとともに、前記軒樋に対して内嵌可能に形成された軒樋接続用継手において、底壁部と、該底壁部の後端に立設される後壁部と、前記底壁部の前端に立設される前壁部とからなる断面略コ字形の内面形状を有する継手本体を備える一方、前記後壁部と、前記前壁部とを、接続、補強し得る、着脱自在の補強バーを具備するので、施工性の向上と併せて、補強バーによる充分な補強効果を保持し得ることとなる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。なお、本発明の軒樋接続用継手は、下記の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。ここで、図1は、本発明の一実施形態である軒樋接続用継手Aの構成の概略を模式的に示す断面図である。一方、図2は、本発明の一実施形態である軒樋接続用継手Aの軒樋6への嵌着状態の概略を模式的に示す斜視図である。
すなわち、本実施形態の軒樋接続用継手Aは、図1、図2に示すように、上端部1に耳部2を備えていて断面外形が略コ字形で開口3を上方に向けて軒先4(上記図5参照)に設置される軒樋6を、前記軒樋6の接続端部内面7の側から前記軒樋6の接続端面8同士で接続できるとともに、軒樋6に対して内嵌可能に形成された軒樋接続用継手である。
さらに、本実施形態の軒樋接続用継手Aでは、底壁部9と、底壁部9の後端10に立設される後壁部11と、底壁部9の前端12に立設される前壁部13とからなる断面略コ字形の内面形状を有する継手本体14を備えており、また、後壁部11と、前壁部13とを、接続、補強し得る、着脱自在の補強バー15aを具備するものである。
具体的には、後壁部11が後壁補強バー係合部16を、前壁部13が前壁補強バー係合部17を、それぞれ備え、補強バー15aが、後壁補強バー係合部16と係合可能な後壁係合部18と、前壁補強バー係合部17と係合可能な前壁係合部19とをそれぞれ備えている。
したがって、上記図5に示した従来例とは異なり、軒樋6の接続を、例えば、本実施形態の軒樋接続用継手Aで行なうとすれば、まず、施工時には、補強バー15aを外した状態で施工することにより、補強バー15aが、瓦5に当たって施工作業の障害となり得る等の不具合が回避でき、施工性の向上を達成し得ることとなる。その後、施工完了後に事後的に、前記後壁補強バー係合部16と後壁係合部18との係合、前壁補強バー係合部17と前壁係合部19との係合を介して、補強バー15aを装着することにより軒樋6の開口3の開閉に伴うたわみに対して効果的に対応し得るという補強バーの本来の役割をも確保し得ることとなる。このように、本実施形態の軒樋接続用継手Aによれば、施工性の向上と併せて、補強バーによる充分な補強効果を保持し得ることとなる。
1 上端部(軒樋6)
2 耳部
3 開口
4 軒先
5 瓦(軒先4)
6 軒樋
7 接続端部内面(軒樋6)
8 接続端面(軒樋6)
9 底壁部
10 後端(底壁部9)
11 後壁部
12 前端(底壁部9)
13 前壁部
14 継手本体
15 補強バー
15a 補強バー
16 後壁補強バー係合部(後壁部11)
17 前壁補強バー係合部(前壁部13)
18 後壁係合部(補強バー15a)
19 前壁係合部(補強バー15a)
20 接続端部(軒樋6)
21 前辺内面(外継手A−0)
22 後辺内面(外継手A−0)
A 軒樋接続用継手
A−0 外継手
A−1 内継手
A−2 内継手
2 耳部
3 開口
4 軒先
5 瓦(軒先4)
6 軒樋
7 接続端部内面(軒樋6)
8 接続端面(軒樋6)
9 底壁部
10 後端(底壁部9)
11 後壁部
12 前端(底壁部9)
13 前壁部
14 継手本体
15 補強バー
15a 補強バー
16 後壁補強バー係合部(後壁部11)
17 前壁補強バー係合部(前壁部13)
18 後壁係合部(補強バー15a)
19 前壁係合部(補強バー15a)
20 接続端部(軒樋6)
21 前辺内面(外継手A−0)
22 後辺内面(外継手A−0)
A 軒樋接続用継手
A−0 外継手
A−1 内継手
A−2 内継手
Claims (2)
- 上端部に耳部を備えていて断面外形が略コ字形で開口を上方に向けて軒先に設置される軒樋を、前記軒樋の接続端部内面側から前記軒樋の接続端面同士で接続できるとともに、前記軒樋に対して内嵌可能に形成された軒樋接続用継手において、底壁部と、該底壁部の後端に立設される後壁部と、前記底壁部の前端に立設される前壁部とからなる断面略コ字形の内面形状を有する継手本体を備える一方、前記後壁部と、前記前壁部とを、接続、補強し得る、着脱自在の補強バーを具備することを特徴とする軒樋接続用継手。
- 前記後壁部が後壁補強バー係合部を、前記前壁部が前壁補強バー係合部を、それぞれ備え、前記補強バーが、前記後壁補強バー係合部と係合可能な後壁係合部と、前記前壁補強バー係合部と係合可能な前壁係合部と、をそれぞれ備えることを特徴とする請求項1記載の軒樋接続用継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004090213A JP2005273335A (ja) | 2004-03-25 | 2004-03-25 | 軒樋接続用継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004090213A JP2005273335A (ja) | 2004-03-25 | 2004-03-25 | 軒樋接続用継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005273335A true JP2005273335A (ja) | 2005-10-06 |
Family
ID=35173297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004090213A Pending JP2005273335A (ja) | 2004-03-25 | 2004-03-25 | 軒樋接続用継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005273335A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008156989A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 内継手及びそれを有する軒樋の接続構造 |
JP2008156996A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 内継手及びそれを有する軒樋の接続構造 |
JP2009133124A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Takiron Co Ltd | 軒樋用内継手及びその内継手を用いた軒樋の接続方法 |
JP2012036731A (ja) * | 2011-11-25 | 2012-02-23 | Takiron Co Ltd | 軒樋用内継手及びその内継手を用いた軒樋の接続方法 |
CN111011222A (zh) * | 2018-10-10 | 2020-04-17 | 蒙特意大利公司 | 用于冷却系统的蒸发面板的檐槽 |
-
2004
- 2004-03-25 JP JP2004090213A patent/JP2005273335A/ja active Pending
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JP2009133124A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Takiron Co Ltd | 軒樋用内継手及びその内継手を用いた軒樋の接続方法 |
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