JP2012036731A - 軒樋用内継手及びその内継手を用いた軒樋の接続方法 - Google Patents

軒樋用内継手及びその内継手を用いた軒樋の接続方法 Download PDF

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Abstract

【課題】接着剤のこそげ落ちをなくして、良好な止水性を有する軒樋用内継手とその内継手を用いた軒樋の接続方法を提供する。
【解決手段】軒樋4と軒樋4を接続する内継手1Aであって、軒樋4の内面に沿った形状の前板部1aと底板部1bと後板部1cを備え、各板部1a,1b,1cの外面は接着剤塗布領域を有しており、前板部1a及び/又は後板部1cが回動可能である内継手本体10と、内継手本体10の内面にスライド挿入することで前板部1aと後板部1cとの間の距離を拡げる拡張部材2からなり、内継手本体10の前板部1aの内面及び後板部1cの内面に拡張部材2がスライド挿入できる案内部10fが形成された構成とする。前板部1a及び/又は後板部1cを回動させて前板部1aと後板部1cの距離を狭めた状態で軒樋4内に挿入すれば、塗布した接着剤が掻きとられる心配はなく、良好な止水性を確保することができる。
【選択図】図8

Description

本発明は、美観を損なうことなく軒樋と軒樋を接続できる軒樋用内継手及びその内継手を用いた軒樋の接続方法に関するものである。
従来より軒樋同士を接続するのに用いられてきた外継手は、軒樋の接続部分の外面に継手が露出して建物の美観を損なうので、近年は軒樋設置後の外観を考慮し、軒樋の内側から軒樋同士を接続する内継手が主流となってきている。このような内継手として、内継手の外面に接着剤逃し用凹溝を設け、軒樋の突き合わせ部に内継手を挿入した際の余分な接着剤が、接着剤逃し用凹溝に収容されて、突き合わせた軒樋間から外部に漏れ出さないようにした軒樋内継手が提案されている(特許文献1)。
上記の軒樋内継手は、図16に示すように、軒樋400の耳部401と内継手100との干渉を回避するため、軒樋400の後板404の耳部402に内継手100の後板部上端101を当接させ、そこを支点に内継手100を回動させて軒樋内400に内継手100を挿入する。しかしながら、このように内継手100を軒樋内400に挿入すると、内継手外面100の接着剤塗布面と軒樋400の前板403の耳部401が接触し、一部の接着剤がこそげ落ちて接着不良が生じ、その部分から雨水が漏れる恐れがあった。
特開2003−64833号公報
本発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題は、美観を損なうことなく軒樋同士を接続することができ、接着剤のこそげ落ちをなくして、良好な止水性を有する軒樋用内継手と、その内継手を用いた軒樋の接続方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る軒樋用内継手は、軒樋と軒樋を接続する内継手であって、軒樋の内面に沿った形状の前板部と底板部と後板部を備え、各板部の外面は接着剤塗布領域を有しており、前板部及び/又は後板部が回動可能である内継手本体と、内継手本体の内面にスライド挿入することで前板部と後板部との間の距離を拡げる拡張部材からなり、内継手本体の前板部の内面及び後板部の内面に拡張部材がスライド挿入できる案内部が形成されていることを特徴とするものである。
次に上記のような構成の軒樋用内継手を用いた本発明の軒樋の接続方法は、軒樋と軒樋を接続する方法であって、上記軒樋用内継手の内継手本体の前板部と底板部と後板部の外面の接着剤塗布領域に接着剤を塗布し、前板部及び/又は後板部を回動させて前板部と後板部の距離を狭めた状態で接続すべき双方の軒樋端部の突き合わせ部内面に挿入し、軒樋用内継手の底板部外面を上記軒樋端部の突き合わせ部の底板内面に接着したのち、内継手本体の前板部及び/又は後板部を回動させると共に、前板部と後板部の案内部に拡張部材をスライド挿入して前板部と後板部の距離を拡げ、前板部と後板部を、軒樋の前板内面と後板内面にそれぞれ接着することを特徴とするものである。
本発明の軒樋の接続方法においては、軒樋の内面に沿った形状の前面板と底面板と後面板を備え、その長さ方向の中間に開口部が形成された仮止用部材を、接続すべき双方の軒樋端部の突き合わせ部内面に挿入して仮止めしたのち、上記の軒樋用内継手を接着することが好ましい。
本発明の軒樋用内継手は、軒樋の内側から軒樋同士を接続する内継手であるので、従来の外継手のように軒樋の接続部分の外面に露出して美観を損なうことがない。この軒樋用内継手の前板部及び/又は後板部は回動可能であるので、軒樋の接続の際に、前板部及び/又は後板部を回動させて前板部と後板部の距離を狭めた状態で軒樋内に挿入すれば、軒樋の耳部と前板部が干渉することがないので、塗布した接着剤が掻きとられる心配はなく、良好な止水性を確保することができる。しかも、拡張部材が、軒樋用内継手の前板部と後板部を軒樋内面に押圧するので、確実に接着することができる。そして、接着剤が完全に乾いた後は、拡張部材を取り外すこともできる。
次に、軒樋と軒樋を接続する方法であって、上記の軒樋用内継手の内継手本体の前板部と底板部と後板部の外面の接着剤塗布領域に接着剤を塗布し、前板部及び/又は後板部を回動させて前板部と後板部の距離を狭めた状態で接続すべき双方の軒樋端部の突き合わせ部内面に挿入し、軒樋用内継手の底板部外面を上記軒樋端部の突き合わせ部の底板内面に接着したのち、内継手本体の前板部及び/又は後板部を回動させると共に、前板部と後板部の案内部に拡張部材をスライド挿入して前板部と後板部の距離を拡げ、前板部と後板部を、軒樋の前板内面と後板内面にそれぞれ接着する軒樋の接続方法は、内側から軒樋を接続するので、従来の外継手のように、接続部分の外面に継手が露出して建物の美観を損なうことがない。また、軒樋用内継手の前板部及び/又は後板部を内側に回動させて前板部と後板部の距離を狭めることで、軒樋内面に軒樋用内継手を挿入する際、軒樋の耳部と軒樋用内継手の干渉がなくなり、接着剤がこそげ落ちる心配がないので、良好な止水性を確保することができる。更に、拡張部材を内継手本体の案内部にスライド挿入するだけで、内継手本体の前板部及び後板部が、軒樋の前板及び後板にそれぞれ押圧されるので、軒樋用内継手は確実に接着され、軒樋同士を強固に接続することができる。
特に、軒樋の内面に沿った形状の前面板と底面板と後面板を備え、その長さ方向の中間に開口部が形成された仮止用部材を、接続すべき双方の軒樋端部の突き合わせ部内面に挿入して仮止めしたのち、上記の軒樋用内継手を接着する軒樋の接続方法は、接続すべき双方の軒樋の突き合わせ部分の内側に仮止用部材を内嵌着して仮止めしたまま、軒樋全体のバランス調整や仮止用部材の位置調整を充分に行うことができる。このように充分な位置調整をしたのちに、軒樋用内継手の外面に接着剤を塗布して、該内継手を仮止用部材の開口部に嵌め込み、軒樋の突き合わせ部分の内面に軒樋用内継手を接着して軒樋の接続を行うことができるので、軒樋用内継手の外面に塗布された接着剤が乾いてしまったりする心配なく接続作業を行うことができる。
本発明の参考例に係る軒樋用内継手の斜視図である。 図1のA−A断面図である。 同内継手の仕様態様を示す斜視図である。 本発明の参考例に係る軒樋の接続方法であって、前板部及び後板部を回動させて前板部と後板部の距離を狭めた状態を示す断面図である。 同接続方法であって、軒樋用内継手の底板部外面を上記軒樋端部の突き合わせ部の底板内面に接着した状態を示す断面図である。 同接続方法であって、軒樋用内継手の前板部及び後板部を回動させて前板部と後板部の距離を拡げた状態を示す断面図である。 同接続方法であって、前板部と後板部を軒樋の前板内面と後板内面に接着した状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る軒樋用内継手を示す分解斜視図である。 同内継手の断面図である。 本発明の他の実施形態に係る軒樋用内継手の分解断面図である。 同内継手の構成部材である内継手本体の平面図である。 同内継手の断面図である。 同内継手の構成部材である拡張部材の他の実施形態に係る平面図である。 軒樋の他の接続方法を示す斜視図である。 同接続方法に用いる仮止用部材の斜視図である。 従来の軒樋内継手を用いた軒樋の接続方法を説明する正面図である。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
本発明の参考例に係る軒樋用内継手1は、図3に示すように、軒樋4と軒樋4を接続するための内継手であって、軒樋4の内面に沿った形状の前板部1aと底板部1bと後板部1cを備えたものである。
図1、図2等に示すように、上記軒樋用内継手1の前板部1aと底板部1bの連接部分、及び底板部1bと後板部1cの連接部分には、各板部1a,1b,1cよりも厚みが薄い薄肉部1d,1dが長さ方向全域に亘って形成されており、図2、図4に示すように、この薄肉部1d,1dを形成することで、前板部1a及び後板部1cは回動自在となっている。
尚、本参考例では前板部1aと底板部1bの連接部分、底板部1bと後板部1cの連接部分に薄肉部1d,1dを形成して前板部1a及び後板部1cを回動可能としているが、この連接部分を軟質系樹脂で形成することで回動するようにしてもよいし、前板部1aと底板部1b、及び底板部1bと後板部1cを、例えば蝶番のような連結具で連結して回動するようにしてもよい。
また、軒樋接続時の施工性を考慮すると、この薄肉部1d,1dは、本参考例のように、前板部1aと底板部1bの連接部分、及び底板部1bと後板部1cの連接部分の2箇所に形成するのが好ましいが、どちらか一方の連接部分のみに形成しても効果を奏するものである。
上記前板部内面1aには、図2に示すように、突張り用の突出片1eが形成されている。この突張り用の突出片1eは、前板部1aから後板部1cに向って突出した可倒式の板状体で、図4に示すように、上方へ立ち上げると、前板部1aと後板部1cの距離を狭めたときに、後板部1cと干渉しないようになっている。この突張り用の突出片1eは、軒樋4を接続した際、前板部1aと後板部1cが中心に向って倒れてくるのを防止する役割を果たすほか、軒樋用内継手1の強度を向上させる補強材としての役割も果たす。従って、突出片1eは、極端に低い位置(軒樋用内継手1の全高の半分以下)に形成したり、幅が極端に狭いとその効果を奏することができなくなるので、一定の寸法(10mm〜60mm程度)を確保して形成する必要がある。また、突出片1eの長さは、軒樋4の幅(突出片1eが係止部1fに挿入される部位での軒樋の幅)から前板部1aと後板部1cの肉厚を差し引いた長さよりも若干長く設定することが好ましい。そうすることで、前板部1aと後板部1cが軒樋4の前板内面と後板内面にそれぞれ密着させて接着させることができる。
また、後板部内面1cには、上記突張り用の突出片1eの先端と係止する係止部1fが形成されている。この係止部1fは、該突張り用の突出片1eの先端を嵌め込んで係止するための凹部空間が形成されたもので、図2に示すように、その上部は傾斜した斜面になっており、突張り用の突出片1eがスムーズに係止部1fの凹部空間に挿入できるようになっている。
一方、上記軒樋用内継手1の外面には、前板部1aから底板部1bを経て後板部1cに至る4条の溝1hが設けられており、その4条の溝1hには、合成ゴム等からなる防水パッキン1gが嵌着されている。そして、この防水パッキン1gと防水パッキン1gとの間に形成される空間を接着剤塗布領域としている。
このように、軒樋用内継手1の外面に防水パッキン1gを嵌着してあると、万が一、軒樋4の接続端部の内面に対する軒樋用内継手1の接着が不充分であっても、防水パッキン1gが軒樋4の接続端部の内面に密着して防水作用を発揮するため、軒樋4の接続部分から雨水が漏れ出すのを防ぐことができるし、また、接着剤を過剰に塗布したとしても、防水パッキン1gの外側に接着剤がはみ出すのを防ぐことができる。従って、軒樋4,4の突き合わせ部から接着剤が漏れることはなく、また、柔軟な防水パッキン1gによって軒樋同士4,4の多少のズレは修正することもできる。
上記軒樋用内継手1の材質は特に限定されないが、成形性、重量、接着性などを考慮すると、硬質塩化ビニル樹脂、AES樹脂、ABS樹脂、ポリエステル樹脂(特にPET樹脂)、アクリル樹脂などで成形された合成樹脂製の内継手が好適に用いられる。
次に上記の軒樋用内継手1を用いた軒樋4の接続方法を説明する。
まず、図3に示すように、接続すべき双方の軒樋4,4の端部同士を突き合わせる。そして、上記軒樋用内継手1の前板部1aと底板部1bと後板部1cの外面の接着剤塗布領域(4本の防水パッキン1g,1g,1g,1gの間に形成された空間)に接着剤を塗布したのち、図4に示すように、突張り用の突出片1eを立ち上げた状態で前板部1a及び後板部1cを内側に向って回動させて前板部1aと後板部1cの距離を狭める。図5に示すように、その状態のまま軒樋用内継手1を軒樋端部4,4の突き合わせ部内面(即ち、底板4b,4b)に挿入し、軒樋用内継手1の底板部外面1bを軒樋端部4,4の底板内面4b,4bに接着する。底板部外面1bを軒樋端部4,4の底板内面4b,4bに接着すると、前板部1a及び後板部1cを外側に向って回動させて前板部1aと後板部1cの距離を拡げ、図6に示すように、前板部1aを軒樋4の前板内面4aに、後板部1cを軒樋4の後板内面4cにそれぞれ密着させて接着したのち、図7に示すように、突張り用の突出片1eを係止部1fに係止することで軒樋4,4の接続作業が完了する。
尚、本参考例の軒樋4は、上部が幅広の台形状をしているので、軒樋用内継手1を軒樋4に接着すると、軒樋用内継手1に上方へ浮き上がろうとする力が作用する。これを防止するには、図7に示すように、軒樋用内継手1の前板部1a及び後板部1cの上端が、軒樋4の耳部4d,4eに接触するのが好ましく、もし、軒樋用内継手1の前板部1a及び後板部1cの上端と、軒樋4の耳部4d,4eとの間に距離が生じる場合は、楔材等で隙間を埋めることが好ましい。
以上のような構成の軒樋用内継手1及びその内継手1を用いた軒樋4,4の接続方法は、内側から軒樋4,4を接続するので、従来の外継手のように建物の美観を損なうことがなく、また、前板部1a及び後板部1cを内側に回動させて距離を狭めることで、軒樋内面4,4に軒樋用内継手1を挿入する際、軒樋4の耳部4d,4eと軒樋用内継手1の干渉がなくなるので、接着剤のこそげ落ちがなく、良好な止水性を確保することができる。
図8は本発明の一実施形態に係る軒樋用内継手の分解斜視図、図9は同内継手の断面図である。
本発明の軒樋用内継手1Aは、図8に示すように、内継手本体10と拡張部材2からなるもので、内継手本体10は、前述した参考例の軒樋用内継手1と同様の、前板部1a、底板部1b、後板部1cを備えており、前板部1aと底板部1bの連接部分、及び底板部1bと後板部1cの連接部分には、各板部1a,1b,1cよりも厚みが薄い薄肉部1d,1dが長さ方向全域に亘って形成されており、この薄肉部1d,1dを形成することで、前板部1a及び後板部1cは回動自在となっている。
上記拡張部材2は、図8、図9に示すように、長方形の板体であり、3本の脚部2b,2b,2bが下方に向って突出したものである。そして、拡張部材2の側面には、下側が斜めに傾斜した三角形の突起2aが設けられており、この突起2aを後述する内継手本体10の案内部10fの切欠部10iに嵌め込むことで、拡張部材2を案内部10fに確実に係止させることができるようになっている。この拡張部材2の長さLは、軒樋4の幅(拡張部材2が案内部10fに挿入される部位での軒樋の幅)から前板部1aと後板部1cの肉厚を差し引いた長さよりも若干長く設定することが好ましい。また、その幅Wは、前述した軒樋用内継手1の突張り用の突出片1eと同じく広めに形成されることが好ましい。
一方、内継手本体10の前板部1a及び後板部1cの内面には、図8に示すように、上記拡張部材2をスライド挿入するための案内部10fが形成されている。図9に示すように、この案内部10fは上部が開口した枠体であって、その下部は、上記拡張部材2の脚部2b,2b,2bが嵌まり込むよう凹凸形状に形成されている。そして、案内部10fの側部には、上記拡張部材2の突起2aと係止する下側が斜めに傾斜した三角形の切欠部10iが形成されている。
この軒樋用内継手1Aのその他の構造は、前述した図1〜図7に示す参考例の軒樋用内継手1と同様である。
即ち、この軒樋用内継手1Aの外面には、前板部1aから底板部1bを経て後板部1cに至る4条の溝1hが設けられており、その4条の溝1hには、合成ゴム等からなる防水パッキン1gが嵌着されている。そして、この防水パッキン1gと防水パッキン1gとの間に形成される空間を接着剤塗布領域としている。
また、この軒樋用内継手1Aは、成形性、重量、接着性などを考慮して、硬質塩化ビニル樹脂、AES樹脂、ABS樹脂、ポリエステル樹脂(特にPET樹脂)、アクリル樹脂などで成形された合成樹脂製の内継手が好適に用いられる。
上記の軒樋用内継手1Aを用いて軒樋同士4,4を接続するには、まず、前述した参考例の軒樋用内継手1を用いた接続方法と同様に、接続すべき双方の軒樋4,4の端部同士を突き合わせて、内継手本体10の前板部1aと底板部1bと後板部1cの外面の接着剤塗布領域に接着剤を塗布する。そして、前板部1a及び後板部1cを中心に向って回動させて前板部1aと後板部1cの距離を狭めて、その状態のまま内継手本体10を軒樋端部4,4の底板4b,4bに挿入して接着する。内継手本体10の底板部1bを軒樋4,4の底板4b,4bに接着したのち、前板部1a及び後板部1cを外側に向ってある程度回動させて、拡張部材2が案内部10fにスライド挿入できるだけ前板部1aと後板部1cの距離を拡げる。拡張部材2がスライド挿入できるだけ前板部1aと後板部1cの距離を拡げたら、前板部1aと後板部1bの案内部10f,10fに拡張部材2をスライド挿入して、下方へ押し込んでいく。拡張部材2の幅は、軒樋4の幅から前板部1aと後板部1cの肉厚を差し引いた長さよりも若干長く設定されているので、拡張部材2を下方へ押し込んでいくと、内継手本体10の前板部1aと後板部1cが外側に拡がり、軒樋4,4を押圧する力が作用する。このようにして、拡張部材2の突起2aと案内部10fの切欠部10iを係止するまで拡張部材2を押し込めば、内継手本体10の前板部1aと軒樋4の前板4aが、内継手本体10の後板部1cと後板4cが確実に密着して接着され、軒樋4,4の接続作業が完了する。
この軒樋用内継手1Aを用いた軒樋の接続方法のその他の方法は、前述した図1〜図7に示す参考例と同様であるから、説明を省略する。
以上のような構成の軒樋用内継手1A及びその軒樋用内継手1Aを用いた軒樋4,4の接続方法は、拡張部材2を内継手本体10の案内部10fにスライド挿入するだけで、内継手本体10の前板部1a、後板部1cを、軒樋4の前板内面4a、後板内面4cに押圧する力が作用するので、軒樋用内継手1は軒樋4に確実に接着され、良好な止水性を確保することができる。また、接着剤が完全に乾いた後(硬化型接着剤を用いて軒樋と内継手を接着した場合では、接着剤の硬化後)は、拡張部材2を取り外すことも可能である。
図10は本発明の他の実施形態に係る軒樋用内継手の分解断面図、図11は同内継手の構成部材である内継手本体の平面図、図12は同内継手の断面図である。
この実施形態の軒樋用内継手1Bは、図10に示すように、内継手本体11と拡張部材20からなるものである。
上記軒樋用内継手1Bの内継手本体11は、前述した軒樋用内継手1Aと同様の、前板部1a、底板部1b、後板部1c、薄肉部1d,1dを備えたもので、図10、図11に示すように、前板部内面1a、底板部内面1b、後板部内面1cには、それぞれ案内部11f,11f,11fが形成されている。この案内部11fは、後述する拡張部材20を2本の突片で挟持して係止するもので、内継手本体11を回動させて前板部1aと後板部1cの距離を狭めたとき、案内部11fと各板部1a,1b,1cが干渉しないように、各板部1a,1b,1cにそれぞれ独立して案内部11fが形成されている。そして、前板部内面1a及び後板部内面1cには、拡張部材20の突起20aと係止する、下側が斜めに傾斜した三角形の切欠部11iが設けられている。
一方、上記内継手本体11の案内部11fにスライド挿入される拡張部材20は、図10に示すように、軒樋4の断面形状と等しい上部が幅広の逆台形状の枠体で、その側面には、上記拡張部材20の切欠部11iと係止する突起20aが設けられている。この突起20aも、上記切欠部11iに挿入し易く、且つ、外れ難くするための、下側が斜めに傾斜した三角形をしている。
尚、このような拡張部材20の代わりに、図13に示すような拡張部材21を用いてもよい。即ち、上記拡張部材20が枠体であるのに対して、図13に示す拡張部材21は、雨水の流路となる開口21bが多数設けられたメッシュ状の板体で、このような拡張部材21を用いると、軒樋同士4,4を接続したのちは、ゴミ除けネットとしての効果を奏する。
この軒樋用内継手1Bのその他の構造は、前述した図8、図9に示す実施形態の軒樋用内継手1Aと同様であるから、説明を省略する。
上記の軒樋用内継手1Bを用いて軒樋同士4,4を接続するには、前述した軒樋用内継手1Aを用いた接続方法と同様に、内継手本体11の底板部1bを軒樋4,4の底板4b,4bに接着し、前板部1a及び後板部1cを外側に向ってある程度回動させて、拡張部材20が案内部11fにスライド挿入できるだけ前板部1aと後板部1cの距離を拡げる。そして、案内部11fの2本の突片間に拡張部材20をスライド挿入して下方へ押し込んでいき、拡張部材20の突起20aと案内部11fの切欠部11iが係止するまで拡張部材20を押し込めば、軒樋4,4の接続作業が完了する。
この軒樋用内継手1Bを用いた軒樋の接続方法のその他の方法は、前述した図8、図9に示す実施形態と同様であるから、説明を省略する。
以上のような構成の軒樋用内継手1Bも、前述した軒樋用内継手1Aを用いた軒樋4,4の接続方法と同様に、拡張部材20を内継手本体11の案内部11fにスライド挿入するだけで、軒樋用内継手1は軒樋4に確実に接着され、良好な止水性を確保することができる。
図14は軒樋の他の接続方法を示す斜視図、図15は同接続方法に用いる仮止用部材の斜視図である。
この実施形態では、次に説明する仮止用部材3を用いる。
即ち、図15に示す仮止用部材3は、図14に示すように、接続すべき軒樋40,40の内面形状に沿った前面板3aと底面板3bと後面板3cを備えたもので、前面板3aの上端には、軒樋40の前側耳部40dに内側から係合させる係合耳縁3dが形成されており、後面板3cの上端にも軒樋40の後側耳部40eに内側から係合させる係合耳縁3eが形成されている。この係合耳縁3d,3eを残して、前面板3aと底面板3bと後面板3cの長さ方向の中間部分には、前述した軒樋用内継手1を嵌め込む開口部3fが形成されて、この開口部3fを挟んで前面板3a、底面板3b、後面板3cは長さ方向に二分割されている。
二分割された前面板3aの長さ方向両端部と、二分割された後面板3cの長さ方向両端部は、補強材3g,3gで連結されている。この補強材3gは、前面板3a及び後面板3cと一体に形成された板状体で、二分割された前面板3a及び後面板3cのそれぞれの長さ方向両端部に前後から外力が加わっても、これらの長さ方向両端部が軒樋40の内側方向に傾くように変形することがないように形成されたものである。その一方で、前面板3a及び後面板3cはある程度内側にしなる弾力性がないと軒樋40に嵌め込むことが難しくなるので、補強材3gは、前面板3a及び後面板3cの高さの略1/2程度の高さ位置に設けるのが好ましい。
上記構成の仮止用部材3を用いて軒樋40,40を接続するには、まず、軒樋40,40の端部同士を突き合わせ、図14に示すように、仮止用部材3を軒樋40,40の突き合わせ端部の内側に内嵌着させる。そして、軒樋40,40の耳部40d,40eに係合耳縁3d,3eを内側下方から係合させて仮止めする。そして、この仮止め状態で、接続する軒樋40,40の全体のバランスを充分に調整する。
充分なバランス調整が完了すると、次に、軒樋用内継手1を仮止用部材3の開口部3fに挿入し、前述した接続方法で軒樋用内継手1を軒樋4に接着して軒樋4,4を接続する。
尚、この実施形態の軒樋40は、前板40aに段部が設けられたタイプの軒樋であるので、軒樋用内継手1の前板部1aもその内面に沿った形状になるように形成されたものを用いる。また、前述した軒樋用内継手1A,1Bであっても、開口部3fに挿入して、前述した方法、即ち、軒樋40,40の端部同士を突き合わせ、仮止用部材3を軒樋40,40の突き合わせ端部の内側に内嵌着させて、軒樋40,40の耳部40d,40eに係合耳縁3d,3eを内側下方から係合させて仮止めし、この仮止め状態で、接続する軒樋40,40の全体のバランスを充分に調整して、バランス調整が完了すると、軒樋用内継手1A又は軒樋用内継手1Bを仮止用部材3の開口部3fに挿入し、軒樋用内継手1A又は軒樋用内継手1Bを軒樋4に接着して軒樋4,4を接続する方法で接続することができる。
以上のように、軒樋40,40の接続に仮止用部材3を用いると、接続すべき双方の軒樋40,40の突き合わせ部分の内側に仮止用部材3を内嵌着して仮止めしたまま、軒樋全体40,40のバランス調整や仮止用部材3の位置調整を充分に行うことができるので、軒樋用内継手1の外面1a,1b,1cに塗布された接着剤が乾いてしまったりする心配なく接続作業を行うことができる。
1,1A,1B 軒樋用内継手
10,11 内継手本体
1a 前板部
1b 底板部
1c 後板部
1d 薄肉部
1e 突張り用の突出片
1f 係止部
10f,11f 案内部
1g 防水パッキン
2,20,21 拡張部材
20a 突起
3 仮止用部材
3a 前面板
3b 底面板
3c 後面板
3d 係合耳縁
3e 係合耳縁
3f 開口部
3g 補強材
4,40 軒樋
4a 前板
4b 底板
4c 後板
4d,40d 前側耳部
4e,40e 後側耳部

Claims (3)

  1. 軒樋と軒樋を接続する内継手であって、軒樋の内面に沿った形状の前板部と底板部と後板部を備え、各板部の外面は接着剤塗布領域を有しており、前板部及び/又は後板部が回動可能である内継手本体と、内継手本体の内面にスライド挿入することで前板部と後板部との間の距離を拡げる拡張部材からなり、内継手本体の前板部の内面及び後板部の内面に拡張部材がスライド挿入できる案内部が形成されていることを特徴とする軒樋用内継手。
  2. 軒樋と軒樋を接続する方法であって、請求項1に記載の軒樋用内継手の内継手本体の前板部と底板部と後板部の外面の接着剤塗布領域に接着剤を塗布し、前板部及び/又は後板部を回動させて前板部と後板部の距離を狭めた状態で接続すべき双方の軒樋端部の突き合わせ部内面に挿入し、軒樋用内継手の底板部外面を上記軒樋端部の突き合わせ部の底板内面に接着したのち、内継手本体の前板部及び/又は後板部を回動させると共に、前板部と後板部の案内部に拡張部材をスライド挿入して前板部と後板部の距離を拡げ、前板部と後板部を、軒樋の前板内面と後板内面にそれぞれ接着することを特徴とする軒樋の接続方法。
  3. 軒樋の内面に沿った形状の前面板と底面板と後面板を備え、その長さ方向の中間に開口部が形成された仮止用部材を、接続すべき双方の軒樋端部の突き合わせ部内面に挿入して仮止めしたのち、請求項1に記載の軒樋用内継手を接着することを特徴とする請求項2に記載の軒樋の接続方法。
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