JP3043515U - 波形状光反射部材 - Google Patents

波形状光反射部材

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JP3043515U
JP3043515U JP1997004039U JP403997U JP3043515U JP 3043515 U JP3043515 U JP 3043515U JP 1997004039 U JP1997004039 U JP 1997004039U JP 403997 U JP403997 U JP 403997U JP 3043515 U JP3043515 U JP 3043515U
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賢三 井田
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KOHYEI TRADING CO., LTD.
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KOHYEI TRADING CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は夜間にヘッドライトによる照射角度
が斜めになっても十分に識別できるようにした,道路標
識等に使用される光反射部材を提供することを目的とし
ている。 【解決手段】 シートの表面に微細な凸凹面を形成する
と共に,この微細な凸凹面に金属蒸着または微小ガラス
片の光反射層を施した光反射シート部材を用い,当該光
反射シート部材が波形状になるようにして用いられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は道路標識等に使用される光反射部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、一般の道路標識等に使用される光反射部材は、プラスチック製シー トの表面に微細な凹凸面を形成し、この微細な凹凸面に金属蒸着または微小ガラ ス片の光反射層を施して成る光反射シート部材を、用いたものが使用されている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかして、上記のような光反射シート部材を平板の表面に張りつけた例えば道 路標識等は、昼間の明るい時は問題なく自動車等の運転者が、該標識を鮮明に確 認することが出来る。
【0004】 ところが、夜間の暗いときには該標識に照射される自動車ヘッドライトの反射 光で運転者は該標識を確認することになるのであるが、そのヘッドライトの光線 が該標識面に直角に照射されるときの反射光が運転者に最も良く見えるけれども 、該ヘッドライトによる照射角度が直角から次第に斜めになるに従って運転者の 見ることの出来る反射光の量は著しく減少するので、該標識は運転者が斜めの方 向からの確認は困難になる欠点があった。本考案は、上記のような欠点を解消す ることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の本考案によれば、プラスチックまた は金属製の板材を横断面が正弦波に近似した波形状に形成した波形状補強部材と 、 シートの表面に微細な凹凸面を形成すると共に、この微細な凹凸面に金属蒸着 または微小ガラス片の光反射層を施して成る光反射シート部材とで構成され、 前記波形状補強部材の表面に前記光反射シート部材の裏面が接着される。
【0006】 また、請求項2記載の本考案によれば、シートの表面に微細な凹凸面を形成す ると共に、この微細な凹凸面に金属蒸着または微小ガラス片の光反射層を施して 成る光反射シート部材を用い、当該光反射シート部材を横断面が正弦波に近似し た波形状に形成して成る波形状光反射シート部材を備え、 この波形状光反射シート部材の裏面にゴムまたはプラスチック発泡体などの弾 性補強部材が充填される。
【0007】 また、請求項3記載の本考案によれば、シートの表面に微細な凹凸面を形成す ると共に、この微細な凹凸面に金属蒸着または微小ガラス片の光反射層を施して 成る光反射シート部材を用い、当該光反射シート部材を横断面が正弦波に近似し た波形状に形成して成る波形状光反射シート部材を備え、 波形状光反射シート部材の波形底部裏面にプラスチックまたは金属製の平板状 補強部材が接着される。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を添付図面に基づいて詳細に説明する。 図1及び図2は、本考案第一実施例の波形状光反射部材1を示すもので、図1 はその波形状光反射部材1の一部を示す平面図、図2は図1の下面図である。
【0009】 しかして、波形状光反射部材1はプラスチックまたは金属製の板材を図2に示 すように、横断面が正弦波に近似した波形状に形成した波形状補強部材1Bと、 プラスチック製シートの表面に微細な凹凸面を形成すると共にこの微細な凹凸面 に金属蒸着または微小ガラス片の光反射層(図示せず)を施した光反射シート部 材1Aとで構成され、図2に示すように前記波形状補強部材1Bの表面に対して 前記光反射シート部材1Aの裏面側が接着されている。
【0010】 以上のように構成された本考案第一実施例の波形状光反射部材1を、例えば道 路標識に用いた場合においては、自動車のヘッドライト光線が、図2に実線矢印 X1で示すように直角に照射される時の反射光は従来とほぼ同様に運転者より確 認出来ると共に、そのヘッドライト光線の照射角度が破線矢印X2に示すように 、斜めになっても、運転者の見る事の出来る反射光は、従来のように著しく減少 することがない。
【0011】 ただし、波形状光反射部材1を用いた道路標識は、前記自動車のヘッドライト 光線の反射光により、運転者が該標識を確認することになるものであるが、その 反射光は従来のように均一ではなく、強い反射光が見える輝部と、反射光が比較 的弱く見える暗部とが交互となる縞状となり、これにより自動車の運転者に対し て、従来のものより強力にその標識を確認させることが出来る。
【0012】 なお、前記波形状光反射部材1の波形状部の寸法は、図2に示すように波形状 部の山頂部と、隣接する他の波形状部の山頂部とのピッチ巾(P)は20〜60 mm、該波形状部の底部から波形状部の山頂部までの高さ(H)は5〜25mm位が 、道路標識に用いるには適当である。
【0013】 図3は、本考案第二実施例の波形状光反射部材2の一部を示す斜視図で、この 波形状光反射部材2の波形状光反射シート部材2Aは、前記第一実施例と同様に プラスチック製シートの表面に微細な凹凸面を形成すると共にこの微細な凹凸面 に金属蒸着または微小ガラス片の光反射層(図示せず)を施して成る光反射シー ト部材を図示のように横断面が正弦波に近似した波形状に形成したものであり、 この波形状光反射シート部材2Aの裏面にはゴムまたは発泡体等の弾性補強部材 2Bが充填されている。
【0014】 そこで、弾性補強部材2Bにより、前記波形状光反射シート部材2Aの波形が 加工、運搬時等に変形するのを防止出来ると共に、この弾性補強部材2Bの底面 は平面となっているので、この波形状光反射部材2を道路標識等に用いる場合に 便利である。
【0015】 そして、これを道路標識に用いた場合の反射光については、前述の第一実施例 と同様である。 図4は本考案第三実施例の波形状光反射部材3の一部を示す斜視図であり、こ の波形状光反射部材3の波形状光反射シート部材3Aは、第二実施例波形状光反 射シート部材2Aと同一に形成したものであり、この波形状光反射シート部材3 Aの波形底部裏面には、プラスチックまたは金属製の平板状補強部材3Bが図示 のように接着されている。
【0016】 そこで、この平板状補強部材3Bにより、波形状光反射シート部材3Aの波形 が加工、運搬時等に変形されるのを防止できると共に、この波形状光反射部材3 を道路標識等に用いる場合に便利である。
【0017】 そして、これを道路標識に用いた場合の反射光については、前述の第一実施例 と同様である。 次に、図5は本考案第四実施例の波形状光反射部材4の一部を示す斜視図であ り、前記図4に示す第三実施例と異なる所は、波形状光反射シート部材3Aの波 形底部裏面に接着した平板状補強部材3Bを若干大にして該波形状光反射部材4 をぶら下げるための釣り金具装着用の貫通孔3Cが複数個等間隔に穿設されてい る。
【0018】 そこで、この波形状光反射部材4を例えば道路標識等に用いる場合、この貫通 孔3Cに釣り金具(図示せず)を装着することにより、その標識を容易にぶら下 げることが出来る。
【0019】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、本考案の波形状光反射部材は これを道路標識に用いた場合には自動車等のヘッドライト光線の照射角度が斜め になってもその反射光は従来のように著しく減少することなく、しかもその反射 光が従来のように均一ではなく、強い反射光が見える輝部と、反射光が比較的弱 く見える暗部とが交互に縞状となるので、これにより、自動車の運転者に対して 従来のものより強力にその標識を確認させることが出来る。また波形状光反射シ ート部材の裏面に補強部材をもうけることができるので、該波形状光反射シート 部材の波形が加工、運搬時等に変形するのを防止出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案第一実施例の波形状光反射部材の一部を
示す平面図である。
【図2】図1に示す波形状光反射部材の下面図である。
【図3】本考案第二実施例の波形状光反射部材の一部を
示す斜視図である。
【図4】本考案第三実施例の波形状光反射部材の一部を
示す斜視図である。
【図5】本考案第四実施例の波形状光反射部材の一部を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・波形状光反射部材 1A・・・・光反射シート部材 1B・・・・波形状補強部材 2・・・・・波形状光反射部材 2A・・・・波形状光反射シート部材 2B・・・・弾性補強部材 3・・・・・波形状光反射部材 3A・・・・波形状光反射シート部材 3B・・・・平板状補強部材 3C・・・・貫通孔 4・・・・・波形状光反射部材

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチックまたは金属製の板材を横断面
    が波形状に形成された波形状補強部材と、 シートの表面に微細な凹凸面を形成すると共に、この微
    細な凹凸面に金属蒸着または微小ガラス片の光反射層を
    施して成る光反射シート部材とで構成され、 前記波形状補強部材の表面に前記光反射シート部材の裏
    面が接着されることを特徴とする波形状光反射部材。
  2. 【請求項2】シートの表面に微細な凹凸面を形成すると
    共に、この微細な凹凸面に金属蒸着または微小ガラス片
    の光反射層を施して成る光反射シート部材を用い、当該
    光反射シート部材を横断面が正弦波に近似した波形状に
    形成して成る波形状光反射シート部材を備え、 この波形状光反射シート部材の裏面にゴムまたはプラス
    チック発泡体などの弾性補強部材が充填されることを特
    徴とする波形状光反射部材。
  3. 【請求項3】シートの表面に微細な凹凸面を形成すると
    共に、この微細な凹凸面に金属蒸着または微小ガラス片
    の光反射層を施して成る光反射シート部材を用い、当該
    光反射シート部材を横断面が正弦波に近似した波形状に
    形成して成る波形状光反射シート部材を備え、 波形状光反射シート部材の波形底部裏面にプラスチック
    または金属製の平板状補強部材が接着されることを特徴
    とする波形状光反射部材。
  4. 【請求項4】前記波形状光反射シート部材の波形底部裏
    面に接着した平板状補強部材の一部に前記波形状光反射
    部材をぶら下げるための釣り金具装着用の貫通孔を複数
    個穿設したことを特徴とする前記請求項3記載の波形状
    光反射部材。
  5. 【請求項5】前記横断面が正弦波に近似した波形状に形
    成して成る波形状光反射部材の波形状部寸法は、該波形
    状部の山頂部と隣接する他の波形状部の山頂部とのピッ
    チ幅(P)が20〜60mmであり、波形状部の底部から
    波形状部の山頂部までの高さ(H)は5〜25mmである
    ことを特徴とする前記請求項1乃至4記載の波形状光反
    射部材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000282425A (ja) * 1999-03-31 2000-10-10 Nippon Techno Wings Kk 光反射材、マスク付き光反射材、および光反射材の製造法
WO2005068899A1 (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Toray Industries, Inc. 照明用反射板および情報表示用バックライト装置

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