JP3043404U - ベッド - Google Patents

ベッド

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JP3043404U
JP3043404U JP1997003900U JP390097U JP3043404U JP 3043404 U JP3043404 U JP 3043404U JP 1997003900 U JP1997003900 U JP 1997003900U JP 390097 U JP390097 U JP 390097U JP 3043404 U JP3043404 U JP 3043404U
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surface portion
bed
bed according
coil spring
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JP1997003900U
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English (en)
Inventor
和雄 竹田
Original Assignee
株式会社丸八真綿
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベッドの上面部を容易に回動させることがで
きるとともに、ベッドの重量増加を低く押さえることが
できるベッドを提供する。 【解決手段】 第1上面部30にヒンジ31を取り付け
た。第2上面部40を、第1上面部30からの押圧力に
応じて水平方向に沿って移動可能な構成とした。移動し
た第2上面部40は、コイルスプリング80の引張り力
によって初期の位置に復帰できる。第1上面部30を回
動させた後、第3上面部50の上面および第1上面部3
0の裏面を利用して、ソファとして使用することができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、就寝に用いられるベッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のベッドは、ベッド本体と、その上部に配置されてベッドの上面を構成す る上面体とから構成されている。しかしながら、ベッドの上面体を複数の上面部 に分割し、分割された上面部をベッド本体に対して回動させることにより、ソフ ァとして使用できるようにしたベッドは知られていない。
【0003】 ところで、ベッドの上面部を回動させる構成とした場合には、回動させる上面 部と回動しない上面部とが干渉し、上面部の回動が阻害されるという問題がある 。この問題を避けるために、回動させる上面部に特殊なリンク機構を取り付けて 、回動軌跡を制御する構成も考えることができるが、この場合には、リンク機構 のために、ベッド全体の重量が増加し、ベッドの移動をますます困難にしてしま うという問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本発明は、前記の事情に鑑みてなされたもので、ベッドの上面部を容易に回動 させることができるとともに、ベッドの重量増加を低く押さえることができるベ ッドを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係るベッドは、ベッド本体と、このベッド本体の上部に配置されて ベッドの上面部分を構成し、かつ、使用者の体を支持するための上面体とを備え ており、上面体は、第1上面部と第2上面部とを備えており、第1上面部と第2 上面部とを互いに隣接させ、第1上面部を、第2上面部に対して隣接している側 縁の近傍を回動軸とし、かつ、第2上面部に対して離間している側縁を自由端と して、正逆方向に回動可能な構成とし、第2上面部を、第1上面部からの押圧力 に応じてほぼ水平方向に沿って移動可能に構成した。
【0006】 請求項2に係るベッドは、請求項1記載のベッドにおいて、上面体は、さらに 、第3上面部を備えており、第3上面部を、第1上面部の下方に配置し、かつ、 第3上面部を、第1上面部を回動させて持ち上げた状態において、使用者が第3 上面部の上面に座ることができる位置に配設した。
【0007】 請求項3に係るベッドは、請求項1記載のベッドにおいて、第1上面部を上方 に回動させた状態における第1上面部と前記第3上面部との間の角度を100゜ 〜120゜の範囲に設定した。
【0008】 請求項4に係るベッドは、請求項2記載のベッドにおいて、第1上面部を上方 に回動させた状態における第1上面部と前記第3上面部との間の角度を110゜ に設定した。
【0009】 請求項5に係るベッドは、請求項1記載のベッドにおいて、第2上面部におけ る、第1上面部から離間した側の側縁に、第2上面部の移動に応じて弾力的に変 形する弾力部を備えた。
【0010】 請求項6に係るベッドは、請求項1記載のベッドにおいて、第2上面部に、第 1上面部からの押圧力によって移動させられた第2上面部を初期の位置に復帰さ せる復帰手段を取り付けた。
【0011】 請求項7に係るベッドは、請求項6記載のベッドにおいて、復帰手段をコイル スプリングとし、コイルスプリングの一端を第2上面部に取り付け、コイルスプ リングの他端をベッド本体に取り付けた。
【0012】
【考案の実施の形態】 本考案に係るベッドの一実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。本実施形 態に係るベッドは、ベッド本体10と、このベッド本体10の上部に配置されて ベッドの上面部分を構成し、かつ、使用者の体を支持するための上面体20とを 主体として構成されている。
【0013】 ベッド本体10は、上面が開口された箱体状に構成されたものである。
【0014】 上面体20は、第1、第2、第4、第5上面部30・40・60・70に分割 されている。すなわち、上面体20は、第1、第2、第4、第5上面部30・4 0・60・70どうしを隣接させることによって構成されている。第1、第2、 第4、第5上面部30・40・60・70は、いずれも、同じ大きさに構成され ている。
【0015】 第1上面部30は、第2上面部40に対して隣接している側縁の近傍に一端が 取り付けられたヒンジ31を備えている。ヒンジ31の他端は、第3上面部50 (後述)に取り付けられている。この構成により、第1上面部30は、第2上面 部40の近傍を回動軸とし、かつ、第2上面部40に対して離間している側縁を 自由端として、正逆方向に回動可能となる構成とされている。第1上面部30を 上方に回動させた状態における第1上面部30と第3上面部50との間の角度α (図3参照)は、110゜に設定されている。この角度αは、考案者の実験の結 果、100゜〜120゜の範囲としたときに最も使用感が良く、110゜のとき が最適である。
【0016】 第1上面部30の下方には、上面体20を構成する第3上面部50が配置され ている。第3上面部50は、第1上面部30とほぼ同一形状とされている。第3 上面部50は、第1上面部30の下方に、第1上面部30に近接して配置されて いる。第3上面部50は、第1上面部30を回動させて持ち上げた状態において 、使用者が第3上面部50の上面に座ることができるようになっている。第3上 面部50は、ベッド本体10に固定されている。
【0017】 第2上面部40は、ベッド本体10の内面から内側方向に突出して設けられた 枠体(図示せず)の上部に載置されている。この構成により、第2上面部40は 、第1上面部30からの押圧力に応じてほぼ水平方向に沿って移動可能な構成と なっている。第2上面部40には、コイルスプリング80(図2参照)の一端が 取り付けられている。コイルスプリング80の他端は、ベッド本体10の内面に 取り付けられている。第2上面部40における、第1上面部30から離間した側 の側縁(図2中左側の側縁)には、第2上面部40の移動に応じて弾力的に変形 する弾力部41が備えられている。弾力部41の材質としては、ゴムなどを用い ることができる。
【0018】 第4上面部60は、第1上面部30と同じ構成とされているので、その詳細に ついての説明を省略する。第4上面部60の下方には、第3上面部50と同様に 構成された上面部(図示せず)が配置されている。
【0019】 第5上面部70は、第2上面部40と同じ構成とされているので、その詳細に ついての説明を省略する。
【0020】 ついで、前記のように構成された本実施形態に係るベッドの使用方法について 説明する。
【0021】 まず、ベッドとして使用するには、図1に示されているように、第1上面部3 0および第4上面部60を水平にした状態とする。これにより、上面体20の上 面全体を用いて寝ることができる。
【0022】 次に、本実施形態のベッドを、ソファとして使用する場合には、第1上面部3 0の外側における一端(図2中右端)を持ち、上方に引き上げる。すると、第1 上面部30は、ヒンジ31を支点として回動する。ここで、第1上面部30は、 その回動に伴い、その端部が、隣接する第2上面部40に当接して第2上面部4 0を押す。すると、第2上面部40は、コイルスプリング80の引張り力に抗し て、図2中左方向に移動する。第2上面部40の外側の側縁には、弾力部41が 設けられているので、弾力部41が変形することにより、第2上面部40の移動 を許容することができる。したがって、本実施形態のベッドでは、第1上面部3 0の回動を滑らかに行うことができる。また、本実施形態では、複雑なリンク機 構を用いなくとも第1上面部30の回動を滑らかに行うことができる。よって、 ベッドの自重の増加を低く押さえることができ、ベッドの移動が困難になること を防止できる。第2上面部40への押圧力がなくなると、第2上面部40は、コ イルスプリング80の引張り力により、初期位置に自動的に復帰することができ る。
【0023】 また、本実施形態のベッドでは、弾力部41を備えたことにより、第2上面部 40とベッド本体10との間に間隔を設けることなく、弾力部41の変形によっ て第2上面部40の移動を許容することができるので、ベッド内部への物の落下 といった不都合を防止することができる。
【0024】 本実施形態では、第1上面部30の回動角度αを110゜に設定しているので 、第1上面部30の回動は、回動角度αが110゜となった時点で止る。この状 態で、図3に示されるように、第3上面部50の上面にクッション90を載置し て、第3上面部50の上面に座ることができる。これにより、ベッドをソファと して快適に使用することができる。
【0025】 なお、前記実施形態では、第1上面部30を回動させる場合の作用を説明した が、第4上面部60を回動させたときも同様な利点を得ることができる。
【0026】
【考案の効果】
請求項1に係るベッドは、ベッド本体と、このベッド本体の上部に配置されて ベッドの上面部分を構成し、かつ、使用者の体を支持するための上面体とを備え ており、上面体は、第1上面部と第2上面部とを備えており、第1上面部と第2 上面部とを互いに隣接させ、第1上面部を、第2上面部に対して隣接している側 縁の近傍を回動軸とし、かつ、第2上面部に対して離間している側縁を自由端と して、正逆方向に回動可能な構成とし、第2上面部を、第1上面部からの押圧力 に応じてほぼ水平方向に沿って移動可能に構成したので、ベッドの上面部を容易 に回動させることができるとともに、ベッドの重量増加を低く押さえることがで きる。
【0027】 請求項2に係るベッドは、請求項1記載のベッドにおいて、上面体は、さらに 、第3上面部を備えており、第3上面部を、第1上面部の下方に配置し、かつ、 第3上面部を、第1上面部を回動させて持ち上げた状態において、使用者が第3 上面部の上面に座ることができる位置に配設したので、ベッドをソファとして快 適に使用することができる。
【0028】 請求項3に係るベッドは、請求項1記載のベッドにおいて、第1上面部を上方 に回動させた状態における第1上面部と前記第3上面部との間の角度を100゜ 〜120゜の範囲に設定したので、ベッドをソファとしてますます快適に使用す ることができる。
【0029】 請求項4に係るベッドは、請求項2記載のベッドにおいて、第1上面部を上方 に回動させた状態における第1上面部と前記第3上面部との間の角度を110゜ に設定したので、ベッドをソファとしてさらに快適に使用することができる。
【0030】 請求項5に係るベッドは、請求項1記載のベッドにおいて、第2上面部におけ る、第1上面部から離間した側の側縁に、第2上面部の移動に応じて弾力的に変 形する弾力部を備えたので、第2上面部の移動を滑らかに行うことができる。さ らに、弾力部を備えたことにより、第2上面部とベッド本体との間に間隔を設け ることなく、弾力部の変形によって第2上面部の移動を許容することができるの で、ベッド内部への物の落下といった不都合を防止することができる。
【0031】 請求項6に係るベッドは、請求項1記載のベッドにおいて、第2上面部に、第 1上面部からの押圧力によって移動させられた第2上面部を初期の位置に復帰さ せる復帰手段を取り付けたので、第2上面部を初期位置に容易に復帰させること ができる。
【0032】 請求項7に係るベッドは、請求項6記載のベッドにおいて、復帰手段をコイル スプリングとし、コイルスプリングの一端を第2上面部に取り付け、コイルスプ り、第2上面部を初期位置に自動的に復帰させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施形態に係るベッドの斜視図で
ある。
【図2】 図1のA−A線に沿う概略的な断面図であ
る。
【図3】 図2に相当する部分を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ベッド本体 20 上面体 30 第1上面部 40 第2上面部 41 弾力部 80 コイルスプリング(復帰手段) α 第1上面部と第3上面部との角度

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド本体と、このベッド本体の上部に
    配置されてベッドの上面部分を構成し、かつ、使用者の
    体を支持するための上面体とを備えており、前記上面体
    は、第1上面部と第2上面部とを備えており、前記第1
    上面部と前記第2上面部とは、互いに隣接させられてお
    り、前記第1上面部は、前記第2上面部に対して隣接し
    ている側縁の近傍を回動軸とし、かつ、前記第2上面部
    に対して離間している側縁を自由端として、正逆方向に
    回動可能に構成されており、前記第2上面部は、前記第
    1上面部からの押圧力に応じてほぼ水平方向に沿って移
    動可能に構成されていることを特徴とするベッド。
  2. 【請求項2】 前記上面体は、さらに、第3上面部を備
    えており、前記第3上面部は、前記第1上面部の下方に
    配置されており、かつ、前記第3上面部は、前記第1上
    面部を回動させて持ち上げた状態において、使用者が前
    記第3上面部の上面に座ることができる位置に配設され
    ていることを特徴とする請求項1記載のベッド。
  3. 【請求項3】 前記第1上面部を上方に回動させた状態
    における前記第1上面部と前記第3上面部との間の角度
    は100゜〜120゜の範囲に設定されていることを特
    徴とする請求項2記載のベッド。
  4. 【請求項4】 前記第1上面部を上方に回動させた状態
    における前記第1上面部と前記第3上面部との間の角度
    は110゜に設定されていることを特徴とする請求項2
    記載のベッド。
  5. 【請求項5】 前記第2上面部における、前記第1上面
    部から離間した側の側縁には、前記第2上面部の移動に
    応じて弾力的に変形する弾力部が備えられていることを
    特徴とする請求項1記載のベッド。
  6. 【請求項6】 前記第2上面部には、前記第1上面部か
    らの押圧力によって移動させられた前記第2上面部を初
    期の位置に復帰させる復帰手段が取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載のベッド。
  7. 【請求項7】 前記復帰手段は、コイルスプリングであ
    り、前記コイルスプリングの一端は前記第2上面部に取
    り付けられており、前記コイルスプリングの他端は前記
    ベッド本体に取り付けられていることを特徴とする請求
    項6記載のベッド。
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