JP3040528U - ベッド - Google Patents

ベッド

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JP3040528U
JP3040528U JP1997000662U JP66297U JP3040528U JP 3040528 U JP3040528 U JP 3040528U JP 1997000662 U JP1997000662 U JP 1997000662U JP 66297 U JP66297 U JP 66297U JP 3040528 U JP3040528 U JP 3040528U
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JP
Japan
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bed
surface portion
bending member
bending
shape
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JP1997000662U
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English (en)
Inventor
和雄 竹田
Original Assignee
株式会社丸八真綿
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用感の良いベッドを提供する。 【解決手段】 ベッド本体10の上面に、複数の湾曲部
材32および42を配置した。各湾曲部材32および4
2を、上側に突となるように湾曲された板状に形成し
た。各湾曲部材32および42を、実質的に水平方向に
沿って配置した。各湾曲部材32および42の両端を枠
体31および41によって支持した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、就寝に用いられるベッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のベッドとしては、ベッド本体の上面にマットレスを載置する構成のもの が知られている。このマットレスとしては、マットレス自体の弾発力を増すため に、鉛直方向に沿って配置された複数のコイルスプリングを備えたものが多く用 いられている。
【0003】 しかしながら、こうした従来のベッドにおいては、マットレスに備えられたコ イルスプリングが局所的に使用者の身体を押すために、使用感が悪くなりやすい という問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、前記の事情に鑑みてなされたもので、使用感の良いベッドを提供す ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のベッドは、ベッド本体と、ベッドの上面部分を構成して使用者 の身体を支持する上面部とを備えており、上面部は、上側に突となるように湾曲 された板状に形成され、かつ、実質的に水平方向に沿って配置された湾曲部材と 、湾曲部材の両端を支持する支持部材とを備えた構成とされている。
【0006】 請求項2記載のベッドは、請求項1記載のベッドにおいて、湾曲部材を、帯状 をなす板状に形成し、かつ、湾曲部材を、互いに平行となるように複数配置した 。
【0007】 請求項3記載のベッドは、請求項1記載のベッドにおいて、上面部は、湾曲部 材の上部に載置されたクッション体をさらに備えている構成とされている。
【0008】 請求項4記載のベッドは、請求項3記載のベッドにおいて、クッション体を、 毛部を上側に向けた毛皮とした。
【0009】 請求項5記載のベッドは、請求項1記載のベッドにおいて、上面部は、前記湾 曲部材の上側に配置され、かつ、ほぼ水平方向に沿って配置された支持板と、こ の支持板の上側に配置されたクッション体とをさらに備えている。
【0010】 請求項6記載のベッドは、請求項1記載のベッドにおいて、ベッド本体は、上 面が開口された箱体状に構成されており、かつ、内部に収納空間を有しており、 上面部は、ベッド本体に対して開閉可能な状態で取り付けられている構成とされ ている。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案に係るベッドの一実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。本実施形 態に係るベッドは、いわゆるシングルサイズのベッドに相当する大きさを有する ものである。本実施形態に係るベッドは、ベッド本体10と、ベッドの上面部分 を構成して使用者の身体を支持するための上面部20とを主体として構成されて いる。
【0012】 ベッド本体10は、箱体状に構成されており、上面が開口されている。上面部 20は、この開口を塞ぐようにして配置されている。ベッド本体10の内部には 、物品を収納できる収納空間11が形成されている(図3参照)。
【0013】 前記上面部20は、第1上面部30と、第2上面部40とから構成されている (図1参照)。すなわち、第1上面部30は、上面部20の面積の約3/4を占 めており、第2上面部40は、上面部20の面積における残りの1/4を占めて いる。上面部20は、第1上面部30と第2上面部40とを隣接させることによ って構成されている。第1上面部30と第2上面部40とは、図1において二点 鎖線で示されているように、ベッド本体10に対して開閉可能な状態で取り付け られている(後述)。
【0014】 第1上面部30は、図2および図3に示されているように、ベッド本体10の 内側に配置され、かつ、全体として略コ字状に構成された枠体(本考案における 支持部材)31と、枠体31における対向する内面どうしの間にかけわたされた 複数の(この例では15本の)湾曲部材32と、湾曲部材32の上側に載置され 、かつ、ほぼ水平方向に沿って配置された支持板33(図3参照)と、この支持 板33の上側に載せられたクッション体34(図3参照)とを主として構成され ている。
【0015】 コ字状に構成された枠体31は、その開口端部が第2上面部40の側に向くよ うに配設されている。枠体31には、この枠体31を一旦上昇させた後、正逆方 向に回動させることができる案内機構(図示せず)が取り付けられている。この 構成により、前記したように、第1上面部30が図1中二点鎖線で示されるよう に開閉可能な構成となっている。前記案内機構の構成としては、特開昭62−2 42085号公報の第1図〜第9図に示された公知のものと同様の構成なので、 詳細についての説明は省略する。
【0016】 各湾曲部材32は、上側に突となるように湾曲された板状に形成され、かつ、 実質的に水平方向に沿って配置されている。さらに、各湾曲部材32は、帯状を なすように、細幅の形状とされている。各湾曲部材32の材質としては、木材が 用いられている。各湾曲部材32は、互いに平行となるように配置されている。 各湾曲部材32の両端部は、枠体31の内面に取り付けられている。
【0017】 支持板33は、平面視して長方形状に形成されており、かつ、支持板33の外 周縁が枠体31の内面に面するように形成されている。支持板33の外周縁と枠 体31との間には、支持板33の変形を許容するための僅かな隙間が形成されて いる。支持板33は、湾曲部材32の曲率に沿って湾曲させられており、これに よって、支持板33の下面と湾曲部材32の上面とがほぼ密着するようになって いる。
【0018】 第1のクッション体34は、本実施形態では、毛部を上に向けて配置された毛 皮が用いられている。この毛皮の側縁は、枠体31に、着脱可能な取付手段例え ば面ファスナーによって取り付けられている。
【0019】 第2上面部40は、第1上面部30と同様に、枠体41と、複数の湾曲部材4 2と、支持板(図示せず)と、第2のクッション体44とを主として構成されて いる。第2上面部40においては、図1に示されているように、枠体41(すな わち第2上面部40)の回動方向が、第1上面部30とは90゜位相がずれてい る。また、湾曲部材42の延長方向も、第1上面部30における湾曲部材32と は90゜位相がずれている。他の構成は、実質的に第1上面部30とほぼ同様な ので、詳細についての説明を省略する。
【0020】 次に、前記のように構成された本実施形態に係るベッドの使用方法について説 明する。就寝に使用する場合には、第1上面部30および第2上面部40を、水 平状態、すなわち、図1中実線で示す状態とする。この状態で、使用者は、上面 部20の上面、すなわち、第1のクッション体34と第2のクッション体44と の上面に横たわる。使用者の体重が加わると、板状とされた湾曲部材32・42 は弾性変形する。したがって、湾曲部材32・42によって使用者の身体を弾力 的に支持することができる。ここで、従来のベッドでは、コイルスプリングによ って局所的な弾発力を受け、このことが寝心地を悪化させることがあった。しか しながら、本実施形態のベッドでは、上側に突となるように湾曲された板状に構 成された湾曲部材32および42によって使用者の身体を支持することができる 。したがって、本実施形態のベッドによれば、ベッドの使用感を向上させること ができるという利点がある。
【0021】 また、本実施形態のベッドでは、湾曲部材32および42を、帯状をなす板状 に形成し、かつ、互いに平行となるように複数配置したので、使用者の身体に係 る荷重をさらに分散させることができ、ベッドの使用感をさらに向上させること ができる。
【0022】 また、本実施形態のベッドでは、湾曲部材32および42の上部に第1および 第2のクッション体34および44を有しているので、クッション体34および 44によって、使用者の身体をより弾力的に支持することができる。
【0023】 さらに、本実施形態のベッドでは、クッション体34および44として毛部を 上側に向けた毛皮を用いたので、使用者に豪華な使用感を与えることができ、さ らに、ベッドの意匠性を向上させることができるという利点がある。
【0024】 また、本実施形態のベッドでは、湾曲部材32および42の上側に支持板を載 置したので、この支持板により、湾曲部材32および42による使用者への押圧 力をさらに緩和することができ、これによって、ベッドの使用感をさらに向上さ せることができる。
【0025】 さらに、本実施形態のベッドでは、上面部20をベッド本体10に対して開閉 可能となるように取り付けたので、上面部20を開けることにより、ベッド10 の内部に形成された収納空間の内部に物品を収納することができる。また、本実 施形態のベッドでは、上面部20を、枠体31・41や板状の湾曲部材32・4 2や毛皮からなる第1および第2のクッション体34および44を主体として構 成されているので、上面部20を軽量とすることが可能である。このため、本実 施形態のベッドでは、上面部20の開閉作業を容易とすることが可能であるとい う利点もある。
【0026】
【考案の効果】 請求項1記載のベッドは、ベッド本体と、ベッドの上面部分を構成して使用者 の身体を支持する上面部とを備えており、上面部は、上側に突となるように湾曲 された板状に形成され、かつ、実質的に水平方向に沿って配置された湾曲部材と 、湾曲部材の両端を支持する支持部材とを備えた構成とされているので、ベッド の使用感を向上させることができる。
【0027】 請求項2記載のベッドは、請求項1記載のベッドにおいて、湾曲部材を、帯状 をなす板状に形成し、かつ、湾曲部材を、互いに平行となるように複数配置した ので、ベッドの使用感をさらに向上させることができる。
【0028】 請求項3記載のベッドは、請求項1記載のベッドにおいて、上面部は、湾曲部 材の上部に載置されたクッション体をさらに備えている構成とされているので、 ベッドの使用感を一層向上させることができる。
【0029】 請求項4記載のベッドは、請求項3記載のベッドにおいて、クッション体を、 毛部を上側に向けた毛皮としたので、ベッドの使用感をさらに向上させるだけで なく、ベッドの意匠性を向上させることができる。
【0030】 請求項5記載のベッドは、請求項1記載のベッドにおいて、上面部は、前記湾 曲部材の上側に載置され、かつ、ほぼ水平方向に沿って配置された支持板と、こ の支持板の上側に載せられたクッション体とをさらに備えている構成とされてい るので、ベッドの使用感をさらに向上させることができる。
【0031】 請求項6記載のベッドは、請求項1記載のベッドにおいて、ベッド本体は、上 面が開口された箱体状に構成されており、かつ、内部に収納空間を有しており、 上面部は、ベッド本体に対して開閉可能な状態で取り付けられている構成とされ ているので、ベッド内部の収納空間に物品を収納することができ、また、上面部 の開閉作業を容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施形態に係るベッドの斜視図で
ある。
【図2】 本考案の一実施形態に係るベッドにおいて、
第1および第2クッション体を除去した状態の斜視図で
ある。
【図3】 図1のA−A線に沿う要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ベッド本体 11 収納空間 20 上面部 30 第1上面部 31 枠体(支持部材) 32 湾曲部材 33 支持板 34 第1のクッション体 40 第2上面部 41 枠体(支持部材) 42 湾曲部材 44 第2のクッション体

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド本体と、ベッドの上面部分を構成
    して使用者の身体を支持する上面部とを備えており、前
    記上面部は、上側に突となるように湾曲された板状に形
    成され、かつ、実質的に水平方向に沿って配置された湾
    曲部材と、前記湾曲部材の両端を支持する支持部材とを
    備えていることを特徴とするベッド。
  2. 【請求項2】 前記湾曲部材は、帯状をなす板状に形成
    されており、前記湾曲部材は、互いに平行となるように
    複数配置されていることを特徴とする請求項1記載のベ
    ッド。
  3. 【請求項3】 前記上面部は、前記湾曲部材の上部に載
    置されたクッション体をさらに備えていることを特徴と
    する請求項1記載のベッド。
  4. 【請求項4】 前記クッション体は、毛部を上側に向け
    た毛皮であることを特徴とする請求項3記載のベッド。
  5. 【請求項5】 前記上面部は、前記湾曲部材の上側に配
    置され、かつ、ほぼ水平方向に沿って配置された支持板
    と、この支持板の上側に配置されたクッション体とをさ
    らに備えていることを特徴とする請求項1記載のベッ
    ド。
  6. 【請求項6】 前記ベッド本体は、上面が開口された箱
    体状に構成されており、かつ、内部に収納空間を有して
    おり、前記上面部は、前記ベッド本体に対して開閉可能
    な状態で取り付けられていることを特徴とする請求項1
    記載のベッド。
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