JP2006296907A - マッサージ機 - Google Patents

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Hiroyuki Inoue
宏之 井上
Masato Takasugi
正人 高杉
Shigeki Fujiwara
茂喜 藤原
Tetsushi Ogawa
哲史 小川
Motoharu Muto
元治 武藤
Masaki Nagano
正樹 長野
Wataru Jitsumatsu
渉 実松
Takashi Yugawa
隆志 湯川
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Abstract

【課題】 人体に対する施療子の接触面積を増減させて、多様な接触感が得られるようにしたマッサージ機を提供する。
【解決手段】 人体を押圧して施療動作を行う施療子を備えているマッサージ機において、上下の主施療子6A,6Bと、この上下の主施療子6A,6Bの間を補填して、主施療子6A,6Bとほぼ同一の突出位置に突出可能な副施療子7A〜7Cとで施療子を構成して、主施療子6A,6Bに対する副施療子7A〜7Cの出没位置を変化させることで、人体に対する施療子6A,6B,7A〜7Cの接触面積を増減させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マッサージ機に関する。
従来、人体を押圧して施療動作を行う施療子を備えているマッサージ機において、上下の主施療子の間に、叩きユニットを設けたものがある(特許文献1参照)。
そして、主施療子による揉み動作とともに、叩きマッサージを施したり、叩きマッサージを単独で施したりすることができる。
特開2003−220108号公報
しかしながら、特許文献1では、上下の主施療子の間に叩きユニットの叩き球が存在するのみで、この叩き球は、上下の主施療子の間を補填するものではないから、人体に対する施療子の接触面積を増減、つまり、接触面積を変化させることができないので、多様な接触感が得られるものではなかった。
本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、人体に対する施療子の接触面積を増減させて、多様な接触感が得られるようにしたマッサージ機を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明は、人体を押圧して施療動作を行う施療子を備えているマッサージ機において、前記施療子は、上下の主施療子と、この上下の主施療子の間を補填して、前記主施療子とほぼ同一の突出位置に突出可能な副施療子とで構成していることを特徴とするマッサージ機を提供するものである。
リンクの釣り合いで人体に作用する力を大きくするために、前記上側の主施療子は第1アームで上下回動可能に支持し、下側の主施療子は第1アームに取付けた第2アームで上下回動可能に支持するとともに、第1および第2アーム側に第1リンクと第2リンクの一端部をそれぞれ連結して、第1リンクと第2リンクの他端部に第3リンクの両端部をそれぞれ連結して、第3リンクに前記副施療子を設ける一方、前記第1アームを駆動するアクチュエータを設けるとともに、第2アーム、第1リンクおよび第2リンクをそれぞれ駆動するアクチュエータを第1アームに取付けた構成とすることが好ましい。
安全性を向上させるために、前記第1リンクおよび第2リンクのいずれか一方のリンクの一端部は、対応するアームの主施療子の回転軸と同軸に連結するとともに、他方のリンクの一端部は、対応するアームに連結する構成とすることが好ましい。
安全性を向上させるために、前記第1リンクおよび第2リンクのいずれか一方のリンクの一端部は、対応するアームの主施療子の回転軸と同軸に連結するとともに、他方のリンクの一端部は、対応するアームの主施療子の回転軸と同軸に連結する構成とすることが好ましい。
リジットな接触感が得られるようにするために、前記第1リンクおよび第2リンクのいずれか一方のリンクの一端部は、対応するアームに連結するとともに、他方のリンクの一端部は、対応するアームに連結する構成とすることが好ましい。
副施療子を主施療子に対して大きく没入させて収納するために、前記上側の主施療子は第1アームで上下回動可能に支持し、下側の主施療子は第1アームに取付けた第2アームで上下回動可能に支持するとともに、第1アームに前記副施療子を配置する一方、前記第1アームを駆動するアクチュエータを設けるとともに、前記副施療子を駆動するアクチュエータを第1アームに取付けた構成とすることができる。
柔らかい接触感を得るために、前記副施療子の直径は、前記主施療子の直径よりも小さく設定した構成とすることが好ましい。
前記施療子は、椅子式マッサージ機の背もたれ部に設ける構成とすることができる。
本発明によれば、上下の主施療子の間を補填する副施療子を設けたから、主施療子に対する副施療子の出没位置を変化させれば、人体に対する施療子の接触面積を増減、つまり、接触面積を変化させることができるので、多様な接触感が得られるようになる。特に、主施療子と副施療子とをほぼ同一の突出位置とすれば、主施療子と副施療子との組み合わせで、接触面積が大幅に増加した接触感が得られるようになる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図17は、椅子式マッサージ機9の斜視図であり、肘置き1を兼ねたフレーム2に座席部3が取付けられ、この座席部3の後方に、前後方向にリクライニング可能な背もたれ部4が取付けられている。また、座席部3の前部には、オットマン5が上下動可能に取付けられている。
前記背もたれ部4内の左右位置には、後述する上下のローラ状主施療子6A,6Bと、この上下の主施療子6A,6Bの間を補填して、主施療子6A,6Bとほぼ同一の突出位置に突出可能なローラ状副施療子7A,7B,7Cとを備えた施療子ユニット8Aが設けられている。そして、この施療子ユニット8Aの主施療子6A,6Bと副施療子7A,7B,7Cとで(好みに応じて主施療子6A,6Bのみで)人体を押圧して施療動作を行うようになっている。なお、前記主施療子6A,6Bおよび副施療子7A,7B,7Cは、背もたれ部4の表皮から前方に露出させる構成とすることもできる。
図1は、第1実施形態の施療子ユニット8Aであり、左右位置の一方側の主施療子6A,6Bと副施療子7A,7B,7Cのみを図示している。
前記施療子ユニット8Aの第1アーム11は、上下方向の中間部が支持軸13で施療子ユニット8Aのフレーム(不図示)に軸支されて、上下方向Eに回動可能になっている。この第1アーム11の上部には、上側の主施療子6Aが回転軸15で回転可能に軸支されている。
前記第1アーム11の下部には、扇形状に歯車11aが形成されて、この歯車11aに、前記施療子ユニット8Aのフレームに固定された電動モータ(不図示)のピニオン17が噛み合わされて、電動モータからピニオン17,歯車11aを介して、第1アーム11が上下方向Eに揺動駆動されるようになる。
前記支持軸13には第2アーム12の下部が同軸に軸支されて、上下方向Eに回動可能になっている。この第2アーム12の上部には、下側の主施療子6Bが回転軸16で回転可能に軸支されている。
前記第2アーム12には、第3アクチュエータ(エアーシリンダ)21のピストンロッド21bがピン21cで連結されて、この第3アクチュエータ21のシリンダ本体21aは、軸部21dで第1アーム11に回動可能(矢印a参照)に軸支されている。
第1リンク23と第2リンク24と第3リンク25とが設けられて、第1リンク23は、一端部が前記上側の主施療子6Aの回転軸15に連結され、第2リンク24は、一端部が前記第2アーム12にピン12aで連結されていて、第1リンク23と第2リンク24の他端部には、第3リンク25がピン(回転軸)25a,25bで連結されている。第3リンク25は、図1のように、上側の主施療子6Aと下側の主施療子6Bとの間で、ほぼ真っ直ぐに上下方向に延在させることができる。
第3リンク25には、上下方向に複数個(本例では3個)の副施療子7A,7B,7Cを配置している。上副施療子7Aは、第3リンク25のピン25a(回転軸)に回転可能に軸支され、下副施療子7Cは、第3リンク25のピン25b(回転軸)に回転可能に軸支され、中副施療子7Bは、第3リンク25の略中央にピン25c(回転軸)で回転可能に軸支されている。
第1リンク23には、第1アクチュエータ(エアーシリンダ)19のピストンロッド19bがピン19cで連結されて、この第1アクチュエータ19のシリンダ本体19aは、軸部19dで第1アーム11に回動可能(矢印a参照)に軸支されている。
第2リンク24には、第2アクチュエータ(エアーシリンダ)20のピストンロッド20bがピン20cで連結されて、この第2アクチュエータ20のシリンダ本体20aは、軸部20dで第1アーム11に回動可能(矢印a参照)に軸支されている。
前記のように第1実施形態の施療子ユニット8Aを構成すれば、図2(a)のように(図1と同じ状態)、上側の主施療子6Aのほぼ真下に下側の主施療子6Bが位置するように、第3アクチュエータ21で第2アーム12を回動させた状態で、第3アクチュエータ21をロック(ピストンロッドが出没動できない状態。以下同様。)するとともに、第3リンク25が上側の主施療子6Aと下側の主施療子6Bとの間で、ほぼ真っ直ぐに上下方向に延在するように、第1アクチュエータ19と第2アクチュエータ20とを突出動させて(矢印b参照)ロックする。
このように、施療子を、上下の主施療子6A,6Bと、この主施療子6A,6Bの間を補填して、主施療子6A,6Bとほぼ同一の突出位置に突出可能な副施療子7A,7B,7Cとで構成しているから、後述するように、副施療子7A,7B,7Cが収納状態(没入位置)であれば〔図2(b)参照〕、従来と同様に、主施療子6A,6Bのみで人体の背中等をマッサージできるようになる。
これに対して、主施療子6A,6Bに対する副施療子7A,7B,7Cの出没位置を変化〔例えば、図2(a)のように、副施療子7A,7B,7Cが突出状態(突出位置)〕させれば、主施療子6A,6Bと副施療子7A,7B,7Cとで人体の背中等をマッサージできるようになる。
このように、副施療子7A,7B,7Cを前後方向F(図1参照)に出没動させることで、人体に対する施療子6A,6B,7A,7B,7Cの接触面積を増減、つまり、接触面積を変化させることができるので、多様な接触感が得られるようになる。特に、図2(a)のように、主施療子6A,6Bと副施療子7A,7B,7Cとをほぼ同一の突出位置とすれば、主施療子6A,6Bと副施療子7A,7B,7Cとの組み合わせで、接触面積が大幅に増加した接触感が得られるようになる。
次に、図2(a)の突出位置から図2(b)の没入位置となるように、副施療子7A,7B,7Cの位置を変化させるには、例えば、第3アクチュエータ21をフリー(ピストンロッドが自由に出没動できる状態。以下同様)にした後に、第1アクチュエータ19と第2アクチュエータ20とを没入動させれば(矢印c参照)、第1リンク23と第2リンク24とともに第3リンク25が後方に回動されるので、副施療子7A,7B,7Cが収納状態(没入位置)となる。その後、各アクチュエータ19〜21をロックする。
このように、副施療子7A,7B,7Cが収納状態(没入位置)であれば、前述したように、主施療子6A,6Bのみで人体の背中等をマッサージできるようになる。
また、図2(a)の突出位置から図3(a)の上側突出状態となるように、副施療子7A,7B,7Cの位置を変化させるには、例えば、第2アクチュエータ20をフリーにした後に、第1アクチュエータ19をさらに突出動させれば(矢印b参照)、第1リンク23ととともに第3リンク25が前方に回動されるとともに、第2リンク24が後方に回動されるので、上副施療子7Aが突出状態で、中副施療子7Bと下副施療子7Cとが没入状態となる。その後、各アクチュエータ19〜21をロックする。
このように、上副施療子7Aのみが突出状態であれば、上副施療子7Aのみ、あるいは上副施療子7Aが主施療子6A,6Bとほぼ同一の突出状態であれば、上副施療子7Aと主施療子6A,6Bとで人体の背中等をマッサージできるようになる。
また、図4に示すように、図3(a)の上側突出状態から第1アクチュエータ19と第2アクチュエータ20とをフリーにした後に、第3アクチュエータ21をさらに突出動させれば(矢印b参照)、第2リンク24ととともに第3リンク25が上方に押し上げられるように回動されるので、上副施療子7Aが大きく突出した状態となる。その後、各アクチュエータ19〜21をロックする。
このように、上副施療子7Aのみが大きな突出状態であれば、上副施療子7Aのみで人体の背中等をマッサージできるようになる。
さらに、図2(a)の突出位置から図3(b)の下側突出状態となるように、副施療子7A,7B,7Cの位置を変化させるには、例えば、第2アクチュエータ20をフリーにした後に、第1アクチュエータ19を没入動させれば(矢印c参照)、第1リンク23ととともに第3リンク25が後方に回動されるので、下副施療子7Cが突出状態で、中副施療子7Bと上副施療子7Aとが没入状態となる。その後、各アクチュエータ19〜21をロックする。
このように、下副施療子7Cのみが突出状態であれば、下副施療子7Cのみ、あるいは下副施療子7Cが主施療子6A,6Bとほぼ同一の突出状態であれば、下副施療子7Cと主施療子6A,6Bとで人体の背中等をマッサージできるようになる。
図2〜図4に例示したように、各アクチュエータ19〜21で第2アーム12、第1リンク23および第2リンク24をそれぞれ所定の順番で回動させることで、主施療子6A,6Bに対する副施療子7A,7B,7Cの出没位置を自由に変化させることができる。そして、リンク23〜25を用いたことで、副施療子7A,7B,7Cが人体に作用する力と人体に接触する面積とを一定にできるとともに、各リンク23〜25を釣り合わせることで、第1および第2リンク23,24に作用させるアクチュエータ19,20の力に対して、人体に作用する力を大きくすることができ、しかも、副施療子7A,7B,7Cを主施療子6A,6Bに対して没入させて収納することができる。さらに、アクチュエータ19〜21としてエアーシリンダを用いた時は、エアーシリンダの出没量を制御することで、副施療子7A,7B,7Cの人体接触面積を変更できるとともに、空気の圧縮性によって、センサーによる制御を行わなくても、人体が動いた時には人体に追従することができるので、人体との接触面積を常に一定に維持できるようになる。なお、アクチュエータとして電動モータを用いることもでき、この場合には、モータの回転量を制御することで、副施療子7A,7B,7Cの人体接触面積を変更できるようになる。
第1実施形態の施療子ユニット8Aのように、第1リンク23の一端部を第1アーム11の主施療子6Aの回転軸15と同軸に連結するとともに、第2リンク24の一端部を第2アーム12に連結する支持構造であれば、リンク以外の支持構造で支持した場合と比べて、副施療子7A,7B,7Cに過負荷が作用すると、各リンク23〜25が没入(収納)方向に作動しやすいので、安全性が向上するようになる。なお、第1リンク23の一端部を第1アーム11に連結するとともに、第2リンク24の一端部を第2アーム12の主施療子6Bの回転軸16と同軸に連結する支持構造であっても良い。
図5(a)および図7は、第2実施形態の施療子ユニット8Bであり、第1実施形態の施療子ユニット8Aと相違するのは、第1リンク23の一端部を第1アーム11の主施療子6Aの回転軸15と同軸に連結するとともに、第2リンク24の一端部を第2アーム24の主施療子6Bの回転軸16と同軸に連結する支持構造である点である。
第2実施形態の施療子ユニット8Bであれば、副施療子7A,7B,7Cに過負荷が作用すると、各リンク23〜25が没入(収納)方向にさらに作動しやすいので、より安全性が向上するようになる。
図5(b)は、第3実施形態の施療子ユニット8Cであり、第1実施形態の施療子ユニット8Aと相違するのは、第1リンク23の一端部を第1アーム11に連結するとともに、第2リンク24の一端部を第2アーム24に連結する支持構造である点である。
第3実施形態の施療子ユニット8Cであれば、副施療子7A,7B,7Cに人体の負荷が作用しても、各リンク22〜25が没入(収納)方向に作動しにくいので、リジットな接触感が得られるようになる。
図6は、第4実施形態の施療子ユニット8Dであり、第1実施形態の施療子ユニット8Aと相違する点は、第1リンク23、第1アクチュエータ19,第2リンク24、第2アクチュエータ21を省略して、第3リンク25には、第4アクチュエータ(エアーシリンダ)22のピストンロッド22bを中副施療子7Bのピン25cに固定して、この第4アクチュエータ22のシリンダ本体22aは、第1アーム11に固定している支持構造である点である。
第4実施形態の施療子ユニット8Dであれば、第4アクチュエータ22により、副施療子7A,7B,7Cを主施療子6A,6Bに対して制約無く出没動させることができる。
前記各実施形態において、副施療子7A,7B,7Cの直径は、主施療子6A,6Bの直径よりも小さく設定している。
これにより、直径の大きい主施療子6A,6Bが人体に接触した後に、直径の小さい副施療子7A,7B,7Cが人体に接触するため、刺激が段階的に与えられ、柔らかい接触感を得ることができる。
図8に示すように、前記ローラ状副施療子7A〜7Cに代えて、マッサージ師の手掌30の長さLと幅Wに略等しい大きさの四角形状の板材に、手掌30の曲率Rに略等しい曲面に形成したものを、副施療子7Dとすることができる。
このようにすれば、手掌によるさすり感覚に近くなり、マッサージ時に広い面積感を与えることができ、気持ち良さが向上するようになる。
図9(a)に示すように、前記ローラ状副施療子7Aと7Cとに広幅のベルト31を掛け回して、ベルト31が回動するようにすれば、マッサージ師の手掌30(図8参照)と同等の面積となり、手掌によるさすり感覚に近くなり、マッサージ時に広い面積感を与えることができ、気持ち良さが向上するようになる。また、ベルト31によって、副施療子7A〜7Cの間の窪みが人体に落ち込むことを防止でき、ローラ特有のゴロゴロ感を緩和することができる。なお、図9(b)のように、真ん中の副施療子7Bに代えて、平板部材32を設けると、副施療子7Aと平板部材32との間、および副施療子7Cと平板部材32との間の窪みが人体に落ち込むことを、より有効に防止することができる。
図9(c)に示すように、前記ローラ状副施療子7A〜7Cに代えて、円形状の基板33に多数個のボール33aを回転自在に嵌め込んだものを、副施療子7Eとすることができる。
このようにすれば、あらゆる方向にボール33aがスムーズに動くので、手掌によるさすり感覚に近くなり、マッサージ時に広い面積感を与えることができ、気持ち良さが向上するようになる。また、ローラ特有のゴロゴロ感を緩和することができる。
図10(a)(b)に示すように、前記副施療子7A〜7Cをベース材34に取付け、このベース材34と前記第3リンク25とをユニバーサルジョイント35で連結すれば、副施療子7A〜7Cが首振り可能になるから、図10(c)のように、副施療子7A〜7Cの移動方向Jが変化しても、副施療子7A〜7Cは、移動方向に対して常に直交する方向に首振りするようになるので、前記背もたれ部4の表皮を無理に引っ張らなくなって、スムーズに動くようになる。
図11(a)に示すように、前記副施療子7A〜7Cの各ピン25a〜25cに、球状凸部36aをそれぞれ形成するとともに、各副施療子7A〜7Cの内部に、前記球状凸部36aに嵌合する球状凹部36bをそれぞれ形成している。
これにより、各副施療子7A〜7Cは、人体の傾斜に倣って傾くので、接触面積が高まるようになる。
また、図11(b)のように、前記副施療子7A〜7Cと各ピン25a〜25cとの間に、円周上等角度間隔(例えば120度間隔で)でばね部材(振動吸収部材)37を設けると、各ピン25a〜25c側からの振動が副施療子7A〜7C側に伝達されなくなって、副施療子7A〜7Cと各ピン25a〜25cとの接触音が無くなるようになる。また、ばね部材37によって、副施療子7A〜7Cに回転方向の負荷が加わるので、適度なマッサージ感を得ることができる。
図12(a)に示すように、前記副施療子7A〜7Cは、第3リンク25の左右方向に突出するように2分割すると、図12(b)のように、左右位置の主施療子6A,6Bと副施療子7A,7B,7Cとでマッサージを行っている時に、図12(c)のように、左右位置の主施療子6A,6Bと副施療子7A,7B,7Cとの幅Kが狭められて行くと、上側の主施療子6Aで首を挟まれるおそれがあるが、左右位置の第3リンク25のそれぞれ内側に位置する副施療子7A〜7C同士が突き当たるので(副施療子7A〜7Cは、通常、ゴム系の材質製)、挟み込みが無くなって、安全にマッサージを行えるようになる。
図13(a)に示すように、前記左右位置の副施療子7A〜7Cは、第3リンク25の内方向に突出するように設けると、図13(b)のように、左右位置の主施療子6A,6Bと副施療子7A,7B,7Cとでマッサージを行っている時に、図13(c)のように、左右位置の主施療子6A,6Bと副施療子7A,7B,7Cとの幅Kが狭められて行くと、上側の主施療子6Aで首を挟まれるおそれがあるが、第3リンク25のそれぞれ内方に位置する副施療子7A〜7C同士が突き当たるので(副施療子7A〜7Cは、通常、ゴム系の材質製)、挟み込みが無くなって、安全にマッサージを行えるようになる。
図14(a)に示すように、前記副施療子7A〜7Cをエアーシリンダのようなアクチュエータ39でそれぞれ支持するようにすると、図14(b)のように、人体の起伏のある背中Mのマッサージを行う時に、その起伏に倣って副施療子7A〜7Cが個々に出没動作するようになるので、背中Mに均一な力が作用して、アクティブにマッサージが行えるようになる。
図15(a)に示すように、前記副施療子7A〜7Cをばね部材40でそれぞれ支持するようにすると、図15(b)のように、人体の起伏のある背中Mのマッサージを行う時に、その起伏に倣って副施療子7A〜7Cが出没動作するようになるので、背中Mに均一な力が作用して、アクティブにマッサージが行えるようになる。
図16(a)に示すように、前記副施療子7A〜7Cの第3リンク25を左右方向に弾性変形可能な弾性部材(例えば硬質ゴム板)で構成すると、図16(b)のように、人体の起伏のある背中Mのマッサージを行う時に、その起伏に倣って副施療子7A〜7Cが倣い動作するようになるので、抵抗感の少ないマッサージが行えるようになる。
本発明の第1実施形態に係る施療子ユニットの略画的側面図である。 (a)は副施療子の突出状態の略画的側面図、(b)は副施療子の収納状態の略画的側面図である。 (a)は副施療子の上側突出状態の略画的側面図、(b)は副施療子の下側突出状態の略画的側面図である。 副施療子の上側突出状態の略画的側面図である。 (a)は第2実施形態の施療子ユニットの略画的側面図、(b)は第3実施形態の施療子ユニットの略画的側面図である。 第4実施形態の施療子ユニットの略画的側面図である。 第2実施形態の施療子ユニットの要部斜視図である。 (a)は変形例の副施療子の斜視図、(b)〜(d)は手掌の説明図である。 (a)(b)は変形例の副施療子の側面図、(c)は変形例の副施療子の斜視図である。 変形例の副施療子であり、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は移動状態の平面図である。 (a)(b)は変形例の副施療子の正面断面図である。 変形例の副施療子であり、(a)は正面図、(b)は左右位置の主施療子と副施療子との正面図、(c)は幅が狭められた左右位置の主施療子と副施療子との正面図である。 変形例の副施療子であり、(a)は正面図、(b)は左右位置の主施療子と副施療子との正面図、(c)は幅が狭められた左右位置の主施療子と副施療子との正面図である。 変形例の副施療子であり、(a)は側面図、(b)は移動状態の側面図である。 変形例の副施療子であり、(a)は側面図、(b)は移動状態の側面図である。 変形例の副施療子であり、(a)は側面図、(b)は移動状態の正面図である。 本発明に係る椅子式マッサージ機の斜視図である。
符号の説明
4 背もたれ部
6A,6B 主施療子
7A,7B,7C 副施療子
8A〜8D 施療子ユニット
9 椅子式マッサージ機
11 第1アーム
12 第2アーム
13 支持軸
15,16 回転軸
19 第1アクチュエータ
20 第2アクチュエータ
21 第3アクチュエータ
23 第1リンク
24 第2リンク
25 第3リンク
25a〜25c ピン(回転軸)

Claims (8)

  1. 人体を押圧して施療動作を行う施療子を備えているマッサージ機において、
    前記施療子は、上下の主施療子と、この上下の主施療子の間を補填して、前記主施療子とほぼ同一の突出位置に突出可能な副施療子とで構成していることを特徴とするマッサージ機。
  2. 前記上側の主施療子は第1アームで上下回動可能に支持し、下側の主施療子は第1アームに取付けた第2アームで上下回動可能に支持するとともに、第1および第2アーム側に第1リンクと第2リンクの一端部をそれぞれ連結して、第1リンクと第2リンクの他端部に第3リンクの両端部をそれぞれ連結して、第3リンクに前記副施療子を設ける一方、前記第1アームを駆動するアクチュエータを設けるとともに、第2アーム、第1リンクおよび第2リンクをそれぞれ駆動するアクチュエータを第1アームに取付けたことを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
  3. 前記第1リンクおよび第2リンクのいずれか一方のリンクの一端部は、対応するアームの主施療子の回転軸と同軸に連結するとともに、他方のリンクの一端部は、対応するアームに連結することを特徴とする請求項2記載のマッサージ機。
  4. 前記第1リンクおよび第2リンクのいずれか一方のリンクの一端部は、対応するアームの主施療子の回転軸と同軸に連結するとともに、他方のリンクの一端部は、対応するアームの主施療子の回転軸と同軸に連結することを特徴とする請求項2記載のマッサージ機。
  5. 前記第1リンクおよび第2リンクのいずれか一方のリンクの一端部は、対応するアームに連結するとともに、他方のリンクの一端部は、対応するアームに連結することを特徴とする請求項2記載のマッサージ機。
  6. 前記上側の主施療子は第1アームで上下回動可能に支持し、下側の主施療子は第1アームに取付けた第2アームで上下回動可能に支持するとともに、第1アームに前記副施療子を配置する一方、前記第1アームを駆動するアクチュエータを設けるとともに、前記副施療子を駆動するアクチュエータを第1アームに取付けたことを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
  7. 前記副施療子の直径は、前記主施療子の直径よりも小さく設定したことを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
  8. 前記施療子は、椅子式マッサージ機の背もたれ部に設けていることを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
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