JP3043174B2 - 布帛の連続前処理方法 - Google Patents
布帛の連続前処理方法Info
- Publication number
- JP3043174B2 JP3043174B2 JP4052680A JP5268092A JP3043174B2 JP 3043174 B2 JP3043174 B2 JP 3043174B2 JP 4052680 A JP4052680 A JP 4052680A JP 5268092 A JP5268092 A JP 5268092A JP 3043174 B2 JP3043174 B2 JP 3043174B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- treatment
- scouring
- desizing
- bleaching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M11/00—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06L—DRY-CLEANING, WASHING OR BLEACHING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR MADE-UP FIBROUS GOODS; BLEACHING LEATHER OR FURS
- D06L1/00—Dry-cleaning or washing fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods
- D06L1/12—Dry-cleaning or washing fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods using aqueous solvents
- D06L1/14—De-sizing
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06L—DRY-CLEANING, WASHING OR BLEACHING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR MADE-UP FIBROUS GOODS; BLEACHING LEATHER OR FURS
- D06L4/00—Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs
- D06L4/20—Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs using agents which contain halogen
- D06L4/22—Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs using agents which contain halogen using inorganic agents
- D06L4/24—Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs using agents which contain halogen using inorganic agents using chlorites or chlorine dioxide
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺布帛の前処理を短
時間に遂行させると共に、積込み滞留なしで連続移送せ
しめることができる布帛の連続前処理方法に関するもの
である。
時間に遂行させると共に、積込み滞留なしで連続移送せ
しめることができる布帛の連続前処理方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】工業的に生産する長尺布帛の前処理は、
毛焼工程に次いで糊抜工程、精練工程、漂白工程を順次
経て完了するものであって、従来の一般的な連続的前処
理は、糊抜精練剤を付与した布帛を湿熱反応塔内で積込
み滞留させながら湿熱処理して、先ず糊抜精練を行な
い、次いでこの糊抜精練が終えた布帛に漂白剤を付与し
た後、これを湿熱反応塔内で積込み滞留させながら湿熱
反応させて漂白を行なっているものである。
毛焼工程に次いで糊抜工程、精練工程、漂白工程を順次
経て完了するものであって、従来の一般的な連続的前処
理は、糊抜精練剤を付与した布帛を湿熱反応塔内で積込
み滞留させながら湿熱処理して、先ず糊抜精練を行な
い、次いでこの糊抜精練が終えた布帛に漂白剤を付与し
た後、これを湿熱反応塔内で積込み滞留させながら湿熱
反応させて漂白を行なっているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の前処
理時において、その湿熱反応処理に必要な滞留時間は、
30〜40分と長時間を必要としていることから、例え
ばその湿熱反応のための反応塔内では、長尺布帛を一般
的には重畳状態で積重ね滞留させている。このような重
畳状態を30〜40分続けることで生産性が悪いことは
勿論のこと、布帛にたたみ皺やそのたたみ皺による反応
むらが生じて、布帛の全面に亘る均一な前処理が困難で
品質の良好な前処理布が得られ難いという問題点があっ
た。
理時において、その湿熱反応処理に必要な滞留時間は、
30〜40分と長時間を必要としていることから、例え
ばその湿熱反応のための反応塔内では、長尺布帛を一般
的には重畳状態で積重ね滞留させている。このような重
畳状態を30〜40分続けることで生産性が悪いことは
勿論のこと、布帛にたたみ皺やそのたたみ皺による反応
むらが生じて、布帛の全面に亘る均一な前処理が困難で
品質の良好な前処理布が得られ難いという問題点があっ
た。
【0004】さらに、前処理時の反応処理時間が長いこ
とで前処理装置内における布帛の装置内滞留長が莫大な
ものとなって多品種小量生産の布帛処理には不向きであ
るという問題点もあった。
とで前処理装置内における布帛の装置内滞留長が莫大な
ものとなって多品種小量生産の布帛処理には不向きであ
るという問題点もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる従来の
問題点に着目してなされたもので、糊抜、精練、漂白の
処理工程に入る前の被処理布帛を、サワリング処理し、
そのサワリング処理後に糊抜き、精練クロライト(亜塩
素酸ソーダ)による漂白を順次行なうことにより、上記
糊抜、精練、漂白処理時の処理時間を大幅に短縮させ、
これによって前処理工程時において布帛の積込み滞留を
行なうことなく連続移送を可能ならしめて、生産性と品
質を高め、さらには前処理装置のコンパクト化、小ロッ
ト加工の容易性を高めることができる連続前処理方法を
提供することにある。この発明でのサワリング処理と
は、原糸(ファイバー)表面の不純物やその薄い皮膜に
細かなキズをつけ、綿織物の精練効果を高めるためと、
原綿に含まれる金属、金属イオンによるサビから保護す
るために行なわれれた、糊抜精練工程前に酸(有機酸、
無機酸)浴中で処理しサビとして洗い落として、次工程
での不良発生を防止することであるが、本件はこの酸の
代わりに、漂白工程で使用するクロライト(亜塩素酸ソ
ーダ)漂白で発生する塩素ガスを使用して、より酸化力
の強い酸処理を行なうことである。
問題点に着目してなされたもので、糊抜、精練、漂白の
処理工程に入る前の被処理布帛を、サワリング処理し、
そのサワリング処理後に糊抜き、精練クロライト(亜塩
素酸ソーダ)による漂白を順次行なうことにより、上記
糊抜、精練、漂白処理時の処理時間を大幅に短縮させ、
これによって前処理工程時において布帛の積込み滞留を
行なうことなく連続移送を可能ならしめて、生産性と品
質を高め、さらには前処理装置のコンパクト化、小ロッ
ト加工の容易性を高めることができる連続前処理方法を
提供することにある。この発明でのサワリング処理と
は、原糸(ファイバー)表面の不純物やその薄い皮膜に
細かなキズをつけ、綿織物の精練効果を高めるためと、
原綿に含まれる金属、金属イオンによるサビから保護す
るために行なわれれた、糊抜精練工程前に酸(有機酸、
無機酸)浴中で処理しサビとして洗い落として、次工程
での不良発生を防止することであるが、本件はこの酸の
代わりに、漂白工程で使用するクロライト(亜塩素酸ソ
ーダ)漂白で発生する塩素ガスを使用して、より酸化力
の強い酸処理を行なうことである。
【0006】さらに本発明を具体的に述べるならば、前
処理すべき布帛を毛焼処理に次いで湯洗し、次いでこの
布帛をサワリング処理して後工程で行なう精練処理の迅
速化を図り、このサワリング処理後、糊抜、精練と、ク
ロライトによる漂白を順次行なう布帛の連続前処理方法
である。
処理すべき布帛を毛焼処理に次いで湯洗し、次いでこの
布帛をサワリング処理して後工程で行なう精練処理の迅
速化を図り、このサワリング処理後、糊抜、精練と、ク
ロライトによる漂白を順次行なう布帛の連続前処理方法
である。
【0007】従ってこの前処理方法によれば、上記サワ
リング処理によりその後行なう糊抜精練処理特に精練処
理がきわめて短時間に完了させることができ、これによ
って従来法による連続前処理完了時間に比して1/6〜
1/8の処理時間で有効かつ品質の良好な前処理布帛が
得られるものである。
リング処理によりその後行なう糊抜精練処理特に精練処
理がきわめて短時間に完了させることができ、これによ
って従来法による連続前処理完了時間に比して1/6〜
1/8の処理時間で有効かつ品質の良好な前処理布帛が
得られるものである。
【0008】また本発明の前処理にあっては、上記サワ
リング処理を行なうサワリング剤は、そのサワリング処
理後工程で行なうクロライト漂白工程から排出される塩
素ガスを再利用していることから、サワリング処理に必
要とする薬剤の経済性が大幅に向上されるものである。
リング処理を行なうサワリング剤は、そのサワリング処
理後工程で行なうクロライト漂白工程から排出される塩
素ガスを再利用していることから、サワリング処理に必
要とする薬剤の経済性が大幅に向上されるものである。
【0009】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0010】1は前処理すべき長尺の布帛であって、こ
の布帛1は、先ずガス毛焼機2によって布帛1の表裏両
面の毛羽が焼かれた後、湯洗槽3によって約80〜90
℃の熱湯により約20〜30秒間の湯洗がなされるが、
この湯洗槽3の内部構造は、図2に示すように、布帛1
に付着されている湯槽4内を通過させる布帛1を上下方
向に蛇行移送せしめるためのガイドロール5を配置せし
めると共に、その上段に位置されている各ガイドロール
には、凹凸ロール6が当接されている。従ってその凹凸
ロール6の周速度と、ガイドロール5の周速度を変える
ことにより、ガイドロール5により案内される布帛1に
は、凹凸ロール6による摩擦力が生じて、湯洗槽2内の
洗い場と相まって布帛1に付着されているPVA、澱
粉、湯剤、ロー質等の不純物が効率よく溶脱されるもの
である。
の布帛1は、先ずガス毛焼機2によって布帛1の表裏両
面の毛羽が焼かれた後、湯洗槽3によって約80〜90
℃の熱湯により約20〜30秒間の湯洗がなされるが、
この湯洗槽3の内部構造は、図2に示すように、布帛1
に付着されている湯槽4内を通過させる布帛1を上下方
向に蛇行移送せしめるためのガイドロール5を配置せし
めると共に、その上段に位置されている各ガイドロール
には、凹凸ロール6が当接されている。従ってその凹凸
ロール6の周速度と、ガイドロール5の周速度を変える
ことにより、ガイドロール5により案内される布帛1に
は、凹凸ロール6による摩擦力が生じて、湯洗槽2内の
洗い場と相まって布帛1に付着されているPVA、澱
粉、湯剤、ロー質等の不純物が効率よく溶脱されるもの
である。
【0011】上記湯洗を終えた布帛はサワリング処理室
7に導入されるが、このサワリング処理室7の構成は図
3に示すように、例えば95℃前後の高湿熱が保持され
る処理室7の内部に、布帛1を蛇行移送せしめるための
ガイドロール群8を配置し、またその処理室内底部には
亜塩素酸ソーダ溶液であるサワリング処理剤9が入れら
れている。従ってこのサワリング処理室7内に導入され
た布帛は、その亜塩素酸ソーダ溶液の浸漬処理が約20
〜30秒間行なわれた後、その上部のスチームにより約
30〜60秒間のスチーミングがなされてサワリング処
理すなわち予備精練を受けて、次の洗浄槽10に導入さ
れる。
7に導入されるが、このサワリング処理室7の構成は図
3に示すように、例えば95℃前後の高湿熱が保持され
る処理室7の内部に、布帛1を蛇行移送せしめるための
ガイドロール群8を配置し、またその処理室内底部には
亜塩素酸ソーダ溶液であるサワリング処理剤9が入れら
れている。従ってこのサワリング処理室7内に導入され
た布帛は、その亜塩素酸ソーダ溶液の浸漬処理が約20
〜30秒間行なわれた後、その上部のスチームにより約
30〜60秒間のスチーミングがなされてサワリング処
理すなわち予備精練を受けて、次の洗浄槽10に導入さ
れる。
【0012】この洗浄槽10により洗浄された布帛は液
槽11内で苛性ソーダが付与された後、80〜100℃
の湿熱が保持されている糊抜精練処理室12内に供給さ
れて、この糊抜精練処理室12内ではスチーミング反応
により、布帛の糊抜、精練処理がなされる。この糊抜精
練処理室12内の構成は、図4に示すように布帛1を振
りたたむことなく蛇行移送せしめるための多数本のガイ
ドロール13と、これらのガイドロールにより移送され
る布帛に、適宜位置で苛性ソーダ溶液を付与せしめるた
めのブースター14が適宜数配置されているものであ
る。従ってこの糊抜精練処理室12内を約1〜2分間で
通過する布帛は、苛性ソーダとスチーミングによる湿熱
反応によって、糊抜精練がなされるものである。
槽11内で苛性ソーダが付与された後、80〜100℃
の湿熱が保持されている糊抜精練処理室12内に供給さ
れて、この糊抜精練処理室12内ではスチーミング反応
により、布帛の糊抜、精練処理がなされる。この糊抜精
練処理室12内の構成は、図4に示すように布帛1を振
りたたむことなく蛇行移送せしめるための多数本のガイ
ドロール13と、これらのガイドロールにより移送され
る布帛に、適宜位置で苛性ソーダ溶液を付与せしめるた
めのブースター14が適宜数配置されているものであ
る。従ってこの糊抜精練処理室12内を約1〜2分間で
通過する布帛は、苛性ソーダとスチーミングによる湿熱
反応によって、糊抜精練がなされるものである。
【0013】この糊抜精練処理室12から導出された布
帛は、湯洗槽15を経て、例えば80〜96℃の高温で
ある中性亜塩素酸ソーダ溶液を入れた熱液槽16内で含
液された後、漂白処理室17内に供給される。この漂白
処理室17内構成は、図5に示すように布帛1を振りた
たむことなく蛇行移送せしめるための多数本のガイドロ
ール18と、この漂白処理室17内に供給された布帛に
酸スチームを付与せしめるためのスチーム槽19が内装
されているものである。従って亜塩素酸ソーダが付与さ
れた布帛が漂白処理室17内で酸スチームを受けて約1
〜2分湿熱されることで漂白処理がなされるものであ
る。
帛は、湯洗槽15を経て、例えば80〜96℃の高温で
ある中性亜塩素酸ソーダ溶液を入れた熱液槽16内で含
液された後、漂白処理室17内に供給される。この漂白
処理室17内構成は、図5に示すように布帛1を振りた
たむことなく蛇行移送せしめるための多数本のガイドロ
ール18と、この漂白処理室17内に供給された布帛に
酸スチームを付与せしめるためのスチーム槽19が内装
されているものである。従って亜塩素酸ソーダが付与さ
れた布帛が漂白処理室17内で酸スチームを受けて約1
〜2分湿熱されることで漂白処理がなされるものであ
る。
【0014】この漂白処理室17からは、二酸化塩素ガ
スが排出されるが、この二酸化塩素ガスは、ガス処理塔
20により亜塩素酸ソーダ溶液を回収し、この回収され
た亜塩素酸ソーダ溶液を一定の濃度に調整して、前記の
サワリング処理室7のサワリング処理剤として再利用す
るものである。
スが排出されるが、この二酸化塩素ガスは、ガス処理塔
20により亜塩素酸ソーダ溶液を回収し、この回収され
た亜塩素酸ソーダ溶液を一定の濃度に調整して、前記の
サワリング処理室7のサワリング処理剤として再利用す
るものである。
【0015】上記漂白処理がなされた布帛は、脱酸素処
理槽21により、チオ硫酸ソーダ又は過酸化水素の80
〜90℃溶液で約10〜20秒間の脱塩処理された後、
湯洗槽22で洗浄し、次いでシリンダー乾燥機23によ
る乾燥処理で目的とする前処理がなされるものである。
理槽21により、チオ硫酸ソーダ又は過酸化水素の80
〜90℃溶液で約10〜20秒間の脱塩処理された後、
湯洗槽22で洗浄し、次いでシリンダー乾燥機23によ
る乾燥処理で目的とする前処理がなされるものである。
【0016】
【発明の効果】このように本発明にあっては、前処理す
べき布帛をその糊抜、精練、漂白する工程前で、サワリ
ング処理し、しかる後、糊抜、精練、クロライト漂白処
理を順次行なうことを特長とするものであるから、この
発明によれば、上記サワリング処理によって、後工程で
行なう精練処理の処理時間が大幅に短縮できるという効
果が得られる。さらに本発明では、そのサワリング処理
をすべき処理液は、後工程で行なうクロライト漂白工程
から排出される二酸化塩素ガスを回収して再使用するも
のであるから使用薬品の経済性が高められるという効果
も得られる。
べき布帛をその糊抜、精練、漂白する工程前で、サワリ
ング処理し、しかる後、糊抜、精練、クロライト漂白処
理を順次行なうことを特長とするものであるから、この
発明によれば、上記サワリング処理によって、後工程で
行なう精練処理の処理時間が大幅に短縮できるという効
果が得られる。さらに本発明では、そのサワリング処理
をすべき処理液は、後工程で行なうクロライト漂白工程
から排出される二酸化塩素ガスを回収して再使用するも
のであるから使用薬品の経済性が高められるという効果
も得られる。
【図1】本発明を実施するに使用される装置の全体構成
説明図。
説明図。
【図2】湯洗槽の詳細説明図。
【図3】サワリング処理室の詳細説明図。
【図4】糊抜精練処理室の詳細説明図。
【図5】漂白処理室の詳細説明図。
1…布帛 2…ガス毛焼機 3…湯洗槽 4…湯槽 5…ガイドロール 6…凹凸ロール 7…サワリング処理室 8…ガイドロール群 9…サワリング処理剤 10…洗浄槽 11…液槽 12…糊抜き精練処
理室 13…ガイドロール 14…ブースター 15…湯洗槽 16…熱液槽 17…漂白処理室 18…ガイドロール 19…スチーム槽 20…ガス処理塔 21…脱塩素処理槽 22…湯洗槽 23…シリンダー乾燥機
理室 13…ガイドロール 14…ブースター 15…湯洗槽 16…熱液槽 17…漂白処理室 18…ガイドロール 19…スチーム槽 20…ガス処理塔 21…脱塩素処理槽 22…湯洗槽 23…シリンダー乾燥機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山東幸司 和歌山県和歌山市宇須4丁目4番5号 株式会社山東鉄工所内 (56)参考文献 特開 平5−71065(JP,A) 特開 平3−279465(JP,A) 特開 昭59−168174(JP,A) 特開 昭52−31176(JP,A) 特開 平3−279466(JP,A) 特開 平4−73261(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06B 3/12 D06L 3/06 D06L 3/14 Fタームテーマコード3B154
Claims (1)
- 【請求項1】 糊抜、精練、漂白の処理工程に入る前の
被処理布帛に、クロライト漂白処理工程から排出される
塩素ガスを利用してサワリング処理し、次いで糊抜、精
練、クロライト漂白を順次行なうことを特徴とする布帛
の連続前処理方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4052680A JP3043174B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 布帛の連続前処理方法 |
US08/025,841 US5334224A (en) | 1992-03-11 | 1993-03-03 | Method for continuous pretreatment of a cloth |
DE4307548A DE4307548A1 (en) | 1992-03-11 | 1993-03-10 | Cloth continuous pretreatment using recycled chlorine di:oxide - from bleaching in acidification stage, followed by desizing, washing and bleaching to reduce process time |
KR1019930003620A KR930019918A (ko) | 1992-03-11 | 1993-03-11 | 포백의 연속전처리방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4052680A JP3043174B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 布帛の連続前処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05263355A JPH05263355A (ja) | 1993-10-12 |
JP3043174B2 true JP3043174B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=12921602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4052680A Expired - Fee Related JP3043174B2 (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 布帛の連続前処理方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5334224A (ja) |
JP (1) | JP3043174B2 (ja) |
KR (1) | KR930019918A (ja) |
DE (1) | DE4307548A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101264605B (zh) * | 2007-03-13 | 2012-01-11 | 星精密机械有限公司 | 机器人手臂的联结装置 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1835016A1 (en) * | 2006-03-17 | 2007-09-19 | The Procter and Gamble Company | Process of bleaching fabric |
EP1835017A1 (en) * | 2006-03-17 | 2007-09-19 | The Procter and Gamble Company | Process of bleaching fabric |
EP1837395A3 (en) * | 2006-03-17 | 2007-10-03 | The Procter and Gamble Company | Process of bleaching fabric |
WO2007107898A2 (en) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | The Procter & Gamble Company | Process of bleaching fabric |
CN110130037A (zh) * | 2019-05-24 | 2019-08-16 | 龙钜超洁净科技(苏州)有限公司 | 一种低颗粒耐磨无尘卷轴布的制作方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT739960A (ja) * | 1966-03-15 | |||
JPS5645749A (en) * | 1979-09-20 | 1981-04-25 | Sando Iron Works Co Ltd | Recovery and treatment equipment for chlorine dioxide gas |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP4052680A patent/JP3043174B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-03-03 US US08/025,841 patent/US5334224A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-03-10 DE DE4307548A patent/DE4307548A1/de not_active Withdrawn
- 1993-03-11 KR KR1019930003620A patent/KR930019918A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101264605B (zh) * | 2007-03-13 | 2012-01-11 | 星精密机械有限公司 | 机器人手臂的联结装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5334224A (en) | 1994-08-02 |
DE4307548A1 (en) | 1993-09-16 |
KR930019918A (ko) | 1993-10-19 |
JPH05263355A (ja) | 1993-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06158532A (ja) | 布帛の前処理方法及び装置 | |
JP3043174B2 (ja) | 布帛の連続前処理方法 | |
JP4929180B2 (ja) | 連続的な繊維加工方法及びそのための装置 | |
US5234463A (en) | Method for desizing and scouring of a cloth | |
JPH1143862A (ja) | 編織物の連続漂白方法及び装置 | |
US4229173A (en) | Process and apparatus for the continuous dyeing of lengths of material consisting at least partly of cellulose fibers | |
US3481684A (en) | Process for refining and bleaching textile fabrics,threads and the like | |
JP3152967B2 (ja) | 布帛の前処理方法 | |
JP2001164458A (ja) | オゾンを使用する綿繊維品の漂白方法及び装置 | |
KR920006472B1 (ko) | 면직물포백의 정련방법과 장치 | |
JPH08311763A (ja) | 布帛の連続精練・漂白方法及び装置 | |
JPH05311573A (ja) | タオル地の精練漂白方法 | |
JPS5930962A (ja) | 繊維製品の糊抜精練漂白方法 | |
JPS5930953A (ja) | 布帛の連続湿熱処理装置 | |
JP2815347B1 (ja) | 長尺布帛の漂白方法 | |
KR900004236B1 (ko) | 전처리방법 | |
KR900005576B1 (ko) | 직물의 부분적인 발염법 | |
JPH0571066A (ja) | 布帛の前処理装置 | |
KR920006473B1 (ko) | 면직물포백의 정련방법 | |
JP2853887B2 (ja) | 布帛の漂白方法 | |
JPS5865060A (ja) | 繊維製品の低温プラズマ連続処理装置 | |
JPH07207571A (ja) | 布帛の前処理方法 | |
JPS6336389B2 (ja) | ||
JPS61670A (ja) | 布帛の連続処理加工方法 | |
JPH03279465A (ja) | 布帛の漂白方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080310 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |