JP3043139B2 - 抗生物質試験用自動穿孔分注方法及びその装置 - Google Patents

抗生物質試験用自動穿孔分注方法及びその装置

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JP3043139B2
JP3043139B2 JP3293026A JP29302691A JP3043139B2 JP 3043139 B2 JP3043139 B2 JP 3043139B2 JP 3293026 A JP3293026 A JP 3293026A JP 29302691 A JP29302691 A JP 29302691A JP 3043139 B2 JP3043139 B2 JP 3043139B2
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一弘 稲葉
恭章 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャーレに分注して固
化した寒天培地に穿孔し、その孔の中に抗生物質を分注
する作業を自動的に行う抗生物質試験用自動穿孔分注方
法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、手動で寒天培地をパイプ状の金
具で切断し、その切断した培地を針状体でえぐり取り、
できた孔の中に、決められた複種(例えば4種又は6
種)の抗生物質を計量し分注していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、寒天
培地をシャーレの底まで切断し、うまくえぐり出すこと
が困難で、綺麗な孔にならなかった。穿孔作業がうまく
いかなった場合、試験結果が正確に出ないため、穿孔作
業のやり直しとなり、シャーレに寒天培地を分注し固化
する作業から行う必要があり、熟練と時間とを要し、注
意を必要とする。また、できた複数の孔に抗生物質を計
量分注するが、孔の位置、抗生物質の種類及び量を間違
えないように注意して作業する必要がある。
【0004】本発明は、熟練者でなくても容易に穿孔分
注作業ができ、穿孔した孔が正確で綺麗で、それらの孔
に所定の抗生物質を所定量分注することができる抗生物
質試験用自動穿孔分注方法及びその装置を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による方法は、寒
天培地を分注し固め終ったシャーレを供給位置にセット
して1個づつ穿孔分注位置に搬送し、穿孔金具を下降し
て前記寒天培地に穿孔し、他方、ピペットチップ及び抗
生物質を入れた試験管をセットしたラックを所定位置に
セットして1個づつ吸引位置に搬送し、ピペットヘッド
を下降して先端に前記ピペットチップを装着したのち、
前記抗生物質を吸引し、次いで、前記穿孔金具及びピペ
ットヘッドの位置を入れ換え、ピペットヘッドを下降し
て前記ピペットチップに吸引した前記抗生物質を前記シ
ャーレの寒天培地に穿孔した孔に分注し、以下前記の動
作を繰り返すことを特徴としている。
【0006】本発明による装置は、平行に配置されたシ
ャーレ搬送部及びピペットチップ・試験管搬送部と、両
部の中央部に回動及び上下動自在なアームに設けられた
穿孔装置及び分注装置を備えた穿孔分注部とを設け、前
記シャーレ搬送部にシャーレを積み重ねる供給部、シャ
ーレを穿孔分注位置に一時保持する一時保持部及び穿孔
分注の終ったシャーレを積み重ねる積層装置を備えた収
納部及びシャーレを前記供給部から前記穿孔分注位置を
経て前記収納部に1個づつ搬送する搬送装置を設け、前
記ピペットチップ・試験管搬送部に複数のピペットチッ
プ及び試験管を前半部及び後半部にセットしたラック
と、該ラックを吸引位置にラックの半分の長さのピッチ
で搬送する搬送装置とを設け、前記穿孔分注部に前記ア
ームの中心軸を回動及び上下動するモータ及び上下動シ
リンダを設け、前記穿孔装置に内筒と外筒とからなり該
内外筒の間を加圧し内筒内を真空引きする穿孔金具と、
該穿孔金具を上下動する穿孔シリンダとを設け、前記吸
引装置にマイクロピペットのプッシュボタンを作動する
吸引分注シリンダと、マイクロピペットのエジェクトボ
タンを作動するチップ排出シリンダとを設けたことを特
徴としている。
【0007】上記アームの両搬送部に平行な位置の穿孔
装置と分注装置の下方に、穿孔金具の滅菌液容器とピペ
ットチップの廃棄部とを設けるのが好ましい。
【0008】
【作用】本発明においては、穿孔に際し、外筒で寒天培
地を切断し、内外筒の間を加圧内筒内を真空引きするこ
とにより、切断された寒天培地は容易に取り出され、正
確で綺麗な孔が形成される。
【0009】また、穿孔した孔に、位置を入れ換えたピ
ペットヘッドにより分注するので、間違いなく所定の抗
生物質の所定量を分注することができる。したがって、
熟練者でなくても、穿孔分注作業を容易に行うことがで
きる。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0011】図1ないし図3において、自動穿孔分注装
置の奥側のテーブル1上には、シャーレ搬送部10が設
けられ、手前側の一段低いテーブル1a上には、ピペッ
トチップ・試験管搬送部40がシャーレ搬送部10と平
行に設けられ、シャーレ搬送部10およびピペットチッ
プ・試験管搬送部40の略中央部には、穿孔分注部60
の中心軸61が設けられている。そして、右奥側には、
操作部4が設けられている。
【0012】前記シャーレ搬送部10の右端には、供給
部11が設けられている。この供給部11の基板12
は、シャーレSの本体Saを蓋Sbで閉じた状態の高さ
より若干高い高さHに設けられ、蓋Sbの外径より若干
大径の透孔13が形成されている。そして、透孔13の
周囲には、3本のガイドロッド14が立設されている。
【0013】この供給部11に対向する側には、収納部
15が設けられている。その収納部15の前記基板12
と同じ高さに設けられた基板16には、前記透孔13と
同径の透孔17が形成され、4本のガイドロッド18が
立設されている。また、透孔17の一直径方向には、上
方に回動自在の一対のシャーレ抑え19、19が透孔1
7内に突出されている。そして透孔17の下方には、積
層装置すなわち図示の実施例では積層シリンダ20が垂
設されている。
【0014】他方、テーブル1には、シャーレ本体Sa
の外径より狭い巾のスリット2が形成され、そのスリッ
ト2の下方には搬送装置21が設けられている。この装
置21の基板22は、テーブル1から吊設された平行な
一対のガイドロッド23、23にガイドされ、搬送シリ
ンダ24により前後動(以後左側を前方とする)される
ようになっている。その基板22には、上下動シリンダ
25で上下動される搬送台26が設けられ、この搬送台
26の前後端には、前部搬送ピン27a及び後部搬送ピ
ン27bが、搬送台26の上動時にスリット2から突出
するように立設されている。そして、前進上動位置にあ
る搬送台26は、上下動シリンダ25の収縮伸長作動と
搬送シリンダ24の収縮作動とにより後退上動位置26
Aに移動する。次に前進時に後部搬送ピン27b1は、
供給部11にセットされた最下位の供給位置S1のシャ
ーレSをいわゆるダルマ落しのように後記一時保持部2
8の穿孔分注位置S2に搬送し、次の前進時に前部搬送
ピン27a1は位置S2のシャーレを収納部15の収納
位置S3に搬送するようになっている。
【0015】前記一時保持部28は、供給部11と収納
部15との中間位置に設けられている。その一時保持部
28には、搬送方向に直交して一対の保持片29、29
が設けられ、図示しないシリンダにより拡縮してシャー
レSを穿孔分注位置S2に一時的に保持するようになっ
ている。そして、この一時保持部28の付近には、位置
S2のシャーレSを検出するセンサ30が設けられてい
る。また、一時保持装置28の付近には、蓋脱着装置3
1が設けられている。この装置31には、蓋脱着シリン
ダ32が立設され、そのピストンロッド32aの上端か
ら伸びるブラケット33の先端には、旋回台34が設け
られている。この旋回台34には、水平アーム35が設
けられ、そのアーム35の先端には、真空圧による吸着
ヘッド36が吊設されている。そして、アーム35はシ
リンダ32の収縮伸長作動と旋回台34の90度旋回に
より吸着ヘッド36で蓋Sbを吸着して側方位置Sb1
(図1)に移動し、また、逆の動作で本体Saにかぶせ
るようになっている。
【0016】図1及び図4において、チップ・試験管搬
送部40のラック41は、前後部開口の箱体に形成さ
れ、4本のピペットチップ42及び抗生物質Bが入って
いる試験管43とが起立状態で、ラック41の中心線C
から等しい振り分け距離a、bでセットされている。こ
れらのラック41、41・・・は、テーブル1a上に敷
設された一対のガイドレール44、44間に列状に配置
されている。そして、テーブル1aには、ラック41の
巾より狭い巾のスリット3が形成されている。
【0017】他方、スリット3の下方には、搬送装置4
5が設けられている。この装置45の基板46は、テー
ブル1から吊設された平行な一対のガイドロッド47、
47にガイドされ、搬送シリンダ48により前後動され
るようになっている。その基板46には、上下動シリン
ダ49で上下動される搬送台50が設けられ、この搬送
台50には、ラック41、41・・・の配列ピッチLの
半分のピッチで複数対(図示の例では7対)の搬送ピン
51、51・・・が、搬送台50の上動時にスリット3
から突出するように立設されている。したがって、搬送
シリンダ48及び上下動シリンダの伸縮作動により搬送
ピン51、51・・・はラック41、41・・・の後端
部に当接し、ラック41、41・・・をラック41の長
さの半分だけ前方に搬送するようになっている。
【0018】図5において、穿孔分注部60の中心軸6
1は、テーブル1aに立設され、上下動シリンダ69よ
り上下動されるようになっている。その中心軸61の上
端には、上下のスラストベアリング62、62を介して
アーム63が回動自在に設けられ、アーム63に立設し
た減速機付きモータ64のピニオン65と中心軸61に
固設したリングギヤ66とにより回動されるようになっ
ている。そして、アーム63の一端には、穿孔装置70
が設けられ、他端には、分注装置80がそれぞれ設けら
れている。
【0019】その穿孔装置70のアーム63に固設され
た基板71には、穿孔シリンダ72が立設され、そのシ
リンダ72の下端には、穿孔金具取付板73が固設され
ている。その取付板73の一端には、ガイドロッド74
が立設され、このガイドロッド74は、基板71に立設
したガイドポスト75にガイドされている。また、取付
板73と基板71とを貫通して4本の穿孔金具77が設
けられている。その金具77と取付板73との間には、
下降時に金具77の下端をシャーレ本体Saの底より下
方になる位置に位置決めする圧縮スプリング76が介装
されている。
【0020】図6において、穿孔金具77には、内筒7
8と、内筒78の下端部を覆う外筒79とが設けられ、
両筒78、79の先端部は、同一円錐面を形成するよう
なシャープエッジ78a、79aに形成されている。そ
して、内筒78はホース78A(図5)により図示しな
い真空ポンプに接続され、内筒78と外筒79との間の
隙間は、ホース79A(図5)により図示しないエアコ
ンプレッサに接続されている。
【0021】図5に戻り分注装置80のアーム63に固
設された基板81の上方には、中板82と上板83とが
それぞれ間隔をおいて設けられており、基板81と中板
82とには、4個のピペットヘッド84が垂設されてい
る。前記上板83の上面中央には、吸引分注シリンダ8
5が立設され、そのシリンダ85の下端には、上下動板
86を介して4個のピペットヘッド84の図示しないプ
ッシュボタンが設置されている。また、上板83の上面
には、2個のチップ排出シリンダ87が立設され、それ
ぞれのシリンダ87の下端に連結されたアーム88は、
ピペットヘッド84のエジェクタボタン89を押すよう
になっている。また、図1において、アーム63を搬送
部40に平行に回動した際の穿孔装置70及び分注装置
80の下方のテーブル1a上には、それぞれ穿孔金具7
7の滅菌液容器5とピペットチップ42のチップ廃棄ケ
ース6とが設けられている。
【0022】次に、穿孔分注の態様を説明する。本体S
aに寒天培地A(図5)が分注固化され、蓋Sbが閉じ
られたシャーレSを複数個供給部11にセットし、ピペ
ットチップ42と抗生物質Bが入れてある試験管43と
をそれぞれ4本づつラック41にセットしてチップ・試
験管搬送部40にセットする。そこで、操作部4のスタ
ートスイッチを押すと、供給位置S1のシャーレSを後
部搬送ピン27b1が穿孔分注位置S2に搬送し、セン
サ30で確認すると保持片29、29により保持する。
すると、そのシャーレSの蓋Sbを蓋脱着装置31のシ
リンダ32の収縮伸長作動でアーム35及び吸着ヘッド
36により外し、旋回台34の90度旋回で側方位置S
b1に移動する。他方、ラック41が搬送ピン51、5
1により位置P1からピペットチップ42、42・・・
が吸引位置P2に位置するように搬送されると、蓋Sb
が開く前に、上下動シリンダ69が収縮伸長作動し、4
個のピペットヘッド84の先端にピペットチップ42を
装着し、続いてラック41をラック41の長さの半分だ
け移動し、試験管43、43・・・を吸引位置P2に搬
送する。
【0023】次いで、上下動シリンダ69が収縮作動
し、穿孔装置70及び分注装置80を下降する。そこ
で、穿孔シリンダ72が伸長作動し、4個の穿孔金具7
7、77・・・を下降して内筒79のシャープエッジ7
9aでシャーレ本体Saの寒天培地Aを切断する。そこ
で、内筒78と外筒79との間を加圧し、内筒78内を
真空引きする。これにより外筒79内の切断された寒天
培地A1が取り出され、ホース78Aに到達すると、ホ
ース78Aの方が大径なので真空圧が変化する。この圧
力変化を検知すると、加圧及び真空引きを停止し、穿孔
シリンダ72が収縮作動して穿孔金具77を上昇させ
る。前述の上下動シリンダ69の収縮作動により、分注
装置80の4個のピペットヘッド84、84・・・のそ
れぞれのピペッドチップ42を試験管43の抗生物質B
の液中に挿入する。そこで、吸引分注シリンダ85が伸
長収縮作動し、抗生物質Bを吸引する。
【0024】次いで、上下動シリンダ69が伸長作動
し、両装置70、80を上昇して原位置に戻す。
【0025】次いで、モータ64が正転(図1において
時計方向)してアーム63を90度回動し、ホース78
A中にある寒天培地A1を滅菌容器5の中に空気圧で排
出し、更に90度回動し、穿孔装置70と分注装置80
の位置を入れ換える。そして、上下動シリンダ69が収
縮作動して吸引分注シリンダ85が伸長収縮作動し、ピ
ペッドチップ42、42・・・内に吸引した抗生物質B
をシャーレ本体Sbの寒天培地Aに穿孔した孔(外筒7
9の外径に略等しい)中に分注する。そこで、上下動シ
リンダ69が伸長作動し、穿孔装置70及び分注装置8
0を上昇させる。 次いで、蓋開閉装置31の旋回台3
4が90度旋回し、蓋脱着シリンダ32が収縮伸長作動
してアーム35に保持した蓋Sbを本体Saにかぶせ
る。するとシャーレ保持片29、29が開き、位置26
Aの搬送台26が前進し、前部搬送ピン27aでシャー
レSを収納位置S3に搬送する。このとき同時に次のシ
ャーレSが供給位置S1から穿孔分注位置S2まで後部
搬送ピン27bにより搬送される。そこで、積層シリン
ダ20が伸長収縮作動し、位置S3のシャーレSを上動
すると、シャーレSは上方に回動自在のシャーレ抑え1
9、19を通過したのち、シャーレ抑え19、19によ
り係止され、先行シャーレの下に積み重ねられる。穿孔
分注作業は通常1つの抗生物質、即ち1ラック当り5枚
以上のシャーレに分注がくり返される。このため操作部
4に所定の枚数(例えば5枚、任意に設定できる)を設
定しておき、これまでに述べた穿孔分注作業(シャーレ
Sの蓋Saを開くところから、シャーレSを収納位置S
3まで搬送して積み重ねるまで)の動作が所定枚数だけ
くり返し実行される。ただし、同一抗生物質に対しては
ピペットチップ42がくり返し使用されるため、くり返
し動作時においてはピペットヘッド84にピペットチッ
プ42を装着する動作が省略される。従ってこの間はラ
ック41も移動しない。
【0026】設定枚数のシャーレSに穿孔分注作業が終
了すると、モータ64が逆転しアーム63を90度回動
して穿孔装置70と分注装置80とを、それぞれ滅菌液
容器5とチップ廃棄ケース6とに正対させる。そこで、
上下動シリンダ69が収縮して両装置70、80を下降
する。次いで、穿孔シリンダ72が伸長収縮作動し、穿
孔金具77、77・・・の先端を容器5の滅菌液中に下
して滅菌し、また、チップ排出シリンダ87、87・・
・が伸長収縮作動し、それぞれのピペットヘッド84の
エジェクタボタン89を押し下げ、ピペットチップ42
をチップ廃棄ケース6内に投下廃棄する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、熟
練者でなくても穿孔分注作業を容易に行うことができ
る。
【0028】また、穿孔した孔が正確で綺麗である。
【0029】また、穿孔した孔に所定の抗生物質の所定
量を間違いなく分注することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の自動穿孔分注装置を示す上
面図。
【図2】シャーレ搬送部を示す上面図。
【図3】図2の側面図。
【図4】ピペットチップ・試験管搬送部を示す側面図。
【図5】穿孔分注部を示す側面図。
【図6】穿孔金具で寒天培地を切断した状態を示す側断
面図。
【符号の説明】
A・・・寒天培地 B・・・抗生物質 S・・・シャーレ S1・・・供給位置 S2・・・穿孔分注位置 S3・・・収納位置 P2・・・吸引位置 1、1a・・・テーブル 2、3・・・スリット 4・・・操作部 5・・・滅菌液容器 6・・・チップ廃棄ケース 10・・・シャーレ搬送部 11・・・供給部 12・・・基板 13・・・透孔 14・・・ガイドロッド 15・・・収納部 16・・・基板 17・・・透孔 18・・・ガイドロッド 19・・・シャーレ抑え 20・・・積層シリンダ 21・・・搬送装置 22・・・基板 23・・・ガイドロッド 24・・・搬送シリンダ 25・・・上下動シリンダ 26・・・搬送台 27a・・・前部搬送ピン 27b・・・後部搬送ピン 28・・・一時保持部 29・・・保持片 30・・・センサ 31・・・蓋脱着装置 32・・・蓋脱着シリンダ 33・・・ブラケット 34・・・旋回台 35・・・水平アーム 36・・・吸着ヘッド 40・・・ピペットチップ・試験管搬送部 41・・・ラック 42・・・ピペットチップ 43・・・試験管 44・・・ガイドレール 45・・・搬送装置 46・・・基板 47・・・ガイドロッド 48・・・搬送シリンダ 49・・・上下動シリンダ 50・・・搬送台 51・・・搬送ピン 60・・・穿孔分注部 61・・・中心軸 62・・・スラストベアリング 63・・・アーム 64・・・減速機付きモータ 65・・・ピニオン 66・・・リングギヤ 69・・・上下動シリンダ 70・・・穿孔装置 71・・・基板 72・・・穿孔シリンダ 73・・・穿孔金具取付板 74・・・ガイドロッド 75・・・ガイドポスト 76・・・圧縮スプリング 77・・・穿孔金具 78・・・内筒 78a、79a・・・シャープエッジ 78A、79A・・・ホース 79・・・外筒 80・・・分注装置 81・・・基板 82・・・中板 83・・・上板 84・・・ピペットヘッド 85・・・吸引分注シリンダ 86・・・上下動板 87・・・チップ排出シリンダ 88・・・アーム 89・・・エジェクタボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12M 1/00 - 1/34 C12N 1/00 C12Q 1/18 C12Q 1/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 寒天培地を分注し固め終ったシャーレを
    供給位置にセットして1個づつ穿孔分注位置に搬送し、
    穿孔金具を下降して前記寒天培地に穿孔し、他方、ピペ
    ットチップ及び抗生物質を入れた試験管をセットしたラ
    ックを所定位置にセットして1個づつ吸引位置に搬送
    し、ピペットヘッドを下降して先端に前記ピペットチッ
    プを装着したのち、前記抗生物質を吸引し、次いで、前
    記穿孔金具及びピペットヘッドの位置を入れ換え、ピペ
    ットヘッドを下降して前記ピペットチップに吸引した前
    記抗生物質を前記シャーレの寒天培地に穿孔した孔に分
    注し、以下前記の動作を繰り返すことを特徴とする抗生
    物質試験用自動穿孔分注方法。
  2. 【請求項2】 平行に配置されたシャーレ搬送部及びピ
    ペットチップ・試験管搬送部と、両部の中央部に回動及
    び上下動自在なアームに設けられた穿孔装置及び分注装
    置を備えた穿孔分注部とを設け、前記シャーレ搬送部に
    シャーレを積み重ねる供給部、シャーレを穿孔分注位置
    に一時保持する一時保持部及び穿孔分注の終ったシャー
    レを積み重ねる積層装置を備えた収納部及びシャーレを
    前記供給部から前記穿孔分注位置を経て前記収納部に1
    個づつ搬送する搬送装置を設け、前記ピペットチップ・
    試験管搬送部に複数のピペットチップ及び試験管を前半
    部及び後半部にセットしたラックと、該ラックを吸引位
    置にラックの半分の長さのピッチで搬送する搬送装置と
    を設け、前記穿孔分注部に前記アームの中心軸を回動及
    び上下動するモータ及び上下動シリンダを設け、前記穿
    孔装置に内筒と外筒とからなり該内外筒の間を加圧し内
    筒内を真空引きする穿孔金具と、該穿孔金具を上下動す
    る穿孔シリンダとを設け、前記吸引装置にマイクロピペ
    ットのプッシュボタンを作動する吸引分注シリンダと、
    マイクロピペットのエジェクトボタンを作動するチップ
    排出シリンダとを設けたことを特徴とする抗生物質試験
    用自動穿孔分注装置。
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