JP3042812B2 - ロール状感光材料の包装体及びその製造方法 - Google Patents

ロール状感光材料の包装体及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷用感光材料ロール
の包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロール状感光材料の包装体として
は、図15に示すように、巻芯90に印刷用感光材料を巻き
付けてロール状感光材料91を形成し、このロール状感光
材料91の周面を遮光性リーダー92で覆って周面の遮光を
するとともに、巻芯90の側面に接着剤層93で貼りつけた
側板インナーリング94でロール状感光材料の両側面を覆
って側面の遮光をし、さらに側板インナーリング94の上
にアウターリング95を接着剤層96で貼りつけている包装
体があった(特開昭62−172344号公報、実開昭55−1135
43号公報)。
【0003】また、側板インナーリングの内周に多数の
折り込み片を設け、この折り込み片を巻芯の内面に貼り
つけた包装体もあった(実開平3−37447号公報、特開
平2−72347号公報、USP5133171号明細書等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した図15に示すよ
うな包装体では、側板インナーリング94と巻芯90の側面
とを透明の接着剤層93で接着しているので、接着剤層93
を介して光がロール状感光材料91へ入り込む場合があっ
た。巻芯がプラスチック成形品の場合は、コストが高
く、感光材料との相性が良くないときがあるが、巻芯の
側面の平面性がよいので接着剤層の厚さを薄くでき、ま
た、巻芯の半径方向の長さが比較的長いので(すなわ
ち、外部からロール状感光材料に至るまでの距離が長い
ので)、通常、遮光性を確保できていた。
【0005】しかし、巻芯が紙で形成されている場合
は、巻芯の端面の平面性が悪いため、巻芯と接着剤層と
の間に間隙が生じることがあり、かつ、接着強度を確保
するために接着剤層を厚くしなければならず、さらに、
巻芯の半径方向の長さが短いので、光が接着剤層を通っ
てロール状感光材料まで達するものであった。
【0006】また、折り込み片を設けた従来の包装体
は、巻芯が紙で形成されている場合であっても遮光性を
確保できるものであるが、折り込み部の折り込み作業が
複雑であり、また、各種機械に装填する際、軸棒で折り
込み部をつつき傷つける場合があった。
【0007】本発明は、以上の問題点を解決し、安価か
つ簡単に側板インナーリングにおける遮光性を完全に確
保でき、しかも接着強度も十分であるロール状感光材料
の包装体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、本発明のロール状感光材
料の包装体は、巻芯と、この巻芯に巻かれたロール状感
光材料と、このロール状感光材料の周面を遮光する遮光
リーダーと、上記ロール状感光材料の両側面を遮光する
側板インナーリングと、この側板インナーリングを巻芯
に接着する接着剤層と、この接着剤層に形成された巻芯
内に入り込んだカシメ部と、側板インナーリングに形成
されカシメ部に密着しその内側先端が巻芯表面より内側
に位置している遮光部とを有することを特徴として構成
されている。
【0009】接着剤層に巻芯内に入り込んだカシメ部が
形成され、このカシメ部に密着して側板インナーリング
の遮光部の内側先端が巻芯表面より内側に位置してい
る。遮光部はその内側先端が巻芯表面より内側に位置し
ていればよく、好ましくは0.05mm以上、より好ましくは
0.10mm以上、最も好ましくは0.15mm以上である。
【0010】カシメ部の断面形状は特に限定されず、三
角形状、円弧状、矩形状等、各種形状にすることができ
る。またカシメ部の全体形状は、光を遮るだけの連続性
があればよく、例えば、円形状、波状があり、さらに、
遮光性をより完全にするために二重にしてもよい。
【0011】以上のような接着剤層のカシメ部及び側板
インナーリングの遮光部を形成するには、巻芯が紙等で
形成されて柔軟でかつ側板インナーリングも柔軟な場合
は、側板インナーリングを接着剤層で接着するための熱
着ブロックに所定形状の突起を形成し、その突起を押し
込むことによりカシメ部及び遮光部を形成し、巻芯がプ
ラスチックで形成され硬くかつ側板インナーリングも硬
い場合は、巻芯に予めカシメ部が入り込む溝を形成し、
この溝に接着剤層及び側板インナーリングを嵌め込みカ
シメ部及び遮光部を形成する。
【0012】熱着ブロックは、カシメ部及び側板インナ
ーリングの遮光部を押圧する部位が固い別部材で形成さ
れることが好ましく、例えば、ステンレススチールで形
成される。
【0013】側板インナーリング及び巻芯が硬い材料で
形成されている場合は、側板インナーリングに予め遮光
部と形成するとともに、巻芯にも凹部を予め形成してお
くことが好ましい。
【0014】側板インナーリングは、遮光性を確保でき
る材料であればとくに限定されない例えば、各種ポリエ
チレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、各種ナ
イロン樹脂、各種ポリプロピレン樹脂等、又はこれらに
アルミニウム箔等の金属箔を積層したもの等を用いるこ
とができる。
【0015】遮光性を付与する遮光性物質の例を以下に
記載する。 (1) 酸化物…シリカ、ケイ藻土、アルミナ、酸化チタ
ン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化アンチ
モン、バリウムフェライト、ストロンチウムフェライ
ト、酸化ベリリウム、軽石、軽石バルーン、アルミナ繊
維等 (2) 水酸化物…水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム、塩基性炭酸マグネシウム (3) 炭酸塩…炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロ
マイト、ドーソナイト等 (4) (亜)硫酸塩…硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫
酸アンモニウム、亜硫酸カルシウム等 (5) ケイ酸塩…タルク、クレー、マイカ、アスベスト、
ガラス繊維、ガラスバルーン、ガラスビーズ、ケイ酸カ
ルシウム、モンモリロナイト、ベントナイト等 (6) 炭素…カーボンブラック、グラファイト、炭素繊
維、炭素中空球等 (7) その他…鉄粉、銅粉、鉛粉、アルミニウム粉、硫化
モリブデン、ポロン繊維、炭化ケイ素繊維、黄銅繊維、
チタン酸カリウム、チタン酸ジルコン酸鉛、ホウ酸亜
鉛、メタホウ酸バリウム、ホウ酸カルシウム、ホウ酸ナ
トリウム、アルミニウムペースト、タルク等
【0016】なお、特に写真用フィルムに悪影響を与え
ることが少なく、遮光能力が大きく、安価である点で各
種カーボンブラックが好ましい。カーボンブラックの原
料による分類例をあげるとガスブラック、ファーネスブ
ラック、チャンネルブラック、アントラセンブラック、
アセチレンブラック、ケッチェンカーボンブラック、サ
ーマルブラック、ランプブラック、油煙、松煙、アニマ
ルブラック、ベジタブルブラック等がある。市販品とし
ては、例えば三菱化成製のカーボンブラック#20(B),
#30(B), #33(B), #40(B), #41(B), #44(B), #45
(B), #50,#55,#100,#600,#2200(B), #2400
(B), MA8,MA11,MA100等が挙げられる。
【0017】海外の製品としては例えばキャボット社の
Black Pearls 2,46,70,71,74,80,81,607等、
Regal 300, 330, 400, 660, 991,SRF−S等、Vul
can3,6等、Sterling 10,SO,V,S,FT−F
F,MT−FF等が挙げられる。さらにアシュランドケ
ミカル社のUnited R,BB,15,102,3001,3004,30
06,3007,3008,3009,3011,3012,XC−3016,XC
−3017,3020等が挙げられるが、これらに限定されるも
のではない。
【0018】遮光性、コスト、物性向上の目的ではファ
ーネスカーボンブラックが好ましく、高価であるが帯電
防止効果を有する遮光性物質としてはアセチレンカーボ
ンブラック、変性副生カーボンブラックであるケッチェ
ンカーボンブラックが好ましい。必要により前者と後者
を必要特性に従ってミックスすることも好ましい。遮光
性物質をポリエチレン系ポリマーに配合する形態は上記
のように種々あるが、マスターバッチ法がコスト、作業
場の汚染防止等の点で好ましい。
【0019】遮光物質の中で遮光能力が大きく、安価な
各種カーボンブラックとしてはpHが4.0〜9.0、好まし
くは6.0〜8.0であり、平均粒子径が10〜120mμ、好ま
しくは15〜60mμ、揮発成分が3.0%以下、好ましくは
1.0%以下、特に好ましくは0.8%以下であり、吸油量が
50ml/100g以上、好ましくは60ml/100g以上、特に好
ましくは70ml/100g以上であるものが、写真感光材料
に“カブリ”や“感度異常”等の写真性を悪化させず、
フィルム成形時に発泡や銀条等の故障を発生させず、分
散性が良好でミクログリッド(凝集不純物)等の発生も
少ないので好ましい。
【0020】上記カーボンブラック中の遊離硫黄分は0.
6%以下、好ましくは0.3%以下、特に好ましくは0.1%
以下であり、シアン化合物含有量は0.01%以下、好まし
くは0.005%以下、特に好ましくは0.001%以下であり、
アルデヒド化合物含有量は0.1%以下、好ましくは0.05
%以下、特に好ましくは0.01%以下に抑えないと写真性
に悪影響を及ぼすので注意が必要である。しかし、本発
明においては、これらの悪影響を及ぼす物質を無害化す
るので、そのような厳選を行なう必要がなく、写真性に
ほとんど悪影響を及ぼすものではない。
【0021】しかし、上記のような厳選を行うことによ
り、写真性にまったく悪影響を及ぼさなくなる。
【0022】遮光性物質の添加量は、好ましくは1〜15
重量%、より好ましくは2〜10重量%、最も好ましくは
3〜7重量%である。遮光性物質は、分散性向上、樹脂
流動性向上、写真感光材料に写真カブリや圧力カブリ、
擦り傷等を発生させるブツ(異物状の固り)の発生防止
等のために、その表面を表面被覆物質で被覆することが
できる。
【0023】表面被覆物質の代表例を以下に示す。 (1) カップリング剤 アジドシラン類を含むカップリング剤被覆(特開昭62
−32125号公報等に開示) シラン系カップリング剤被覆(アミノシラン等) チタネート系カップリング剤被覆 (2) シリカを沈着させ、つづいてアルミナを沈着被覆 (3) ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ス
テアリン酸カルシウム等の高級脂肪酸金属塩被覆 (4) ステアリン酸ソーダ、ステアリン酸カリウム、オキ
シ・エチレンドデシル・アミン等の界面活性剤被覆 (5) バリウムイオンの過剰量の存在下に硫化バリウム水
溶液と硫酸水溶液とを反応させ、平均粒子径0.1〜2.5μ
mの硫酸バリウムを生成させ、この水スラリーにケイ酸
アルカリ水溶液を加えて硫酸バリウムの表面にケイ酸バ
リウムを生成させ、次いでスラリーに鉱酸を加え、上記
ケイ酸バリウムを含水シリカに分解して硫酸バリウム表
面に沈着させ被覆 (6) 金属水和酸化物(チタン、アルミニウム、セリウ
ム、亜鉛、鉄、コバルト又はケイ素の水和酸化物の1種
又は2種以上)及び/又は金属酸化物(チタン、アルミ
ニウム、セリウム、亜鉛、鉄、コバルト又はケイ素の酸
化物の1種及び2種以上)のみからなる組成物で表面被
覆 (7) 分子内にアジリジン基、オキサゾリン基及びN−ヒ
ドロキシアルキルアミド基よりなる群から選択される1
種又は2種以上の反応基を有する重合体を被覆 (8) ポリオキシアルキレンアミン化合物を表面被覆 (9) セリウムカチオン、選択された酸アニオン及びアル
ミナで表面被覆 (10)置換基にα−ヒドロキシカルボン酸残基を有するア
ルコキシチタン誘導体で表面被覆 (11)ポリテトラフルオロエチレンで表面被覆 (12)ポリジメチルシロキサン又はシリコン変性体で表面
被覆 (13)リン酸エステル化合物で表面被覆 (14)2〜4価アルコールで表面被覆 (15)オレフィンワックス(ポリエチレンワックス、ポリ
プロピレンワックス)で表面被覆 (16)含水酸化アルミニウムを表面被覆 (17)シリカ又は亜鉛化合物(塩化亜鉛、水酸化亜鉛、酸
化亜鉛、硫酸亜鉛、硝酸亜鉛、酢酸亜鉛、クエン酸亜鉛
等の1種又は2種以上組み合わせたもの)で表面被覆 (18)ポリヒドロキシ飽和炭化水素で表面被覆、等。
【0024】表面被覆量は、遮光性物質に対して好まし
くは0.001〜5重量%、より好ましくは0.01〜3重量
%、最も好ましくは0.05〜1.5重量%である。
【0025】また、側板インナーリングには、滑成形性
をよくするために滑剤を添加することができる。
【0026】市販の代表的滑剤名と製造メーカー名を以
下に記載する。 (1) シリコーン系滑剤;各種グレードのジメチルポリシ
ロキサン及びその変性物(信越シリコーン、東レシリコ
ーン)等 (2) オレイン酸アミド系滑剤;アーモスリップCP(ラ
イオン・アクゾ)、ニュートロン(日本精化)、ニュー
トロンE−18(日本精化)、アマイドO(日東化学)、
アルフロE−10(日本油脂)、ダイヤミッドO−200(日
本化成)、ダイヤミッドG−200(日本化成)等 (3) エルカ酸アミド系滑剤;アルフロ−P−10(日本油
脂)等 (4) ステアリン酸アミド系滑剤;アルフロ−S−10(日
本油脂)、ニュートロン2(日本精化)、ダイヤミッド
200ビス(日本化成)等 (5) ビス脂肪酸アミド系滑剤;ビスアマイド(日本化
成)、ダイヤミッド200ビス(日本化成)、アーモワッ
クスEBS(ライオン・アクゾ)等 (6) アルキルアミン系滑剤;エレクトロストリッパ−T
S−2(花王石鹸)等 (7) 炭化水素系滑剤;流動パラフィン、天然パラフィ
ン、マイクロワックス、合成パラフィン、ポリエチレン
ワックス、ポリプロピレンワックス、塩素化炭化水素、
フルオロカルボン等 (8) 脂肪酸系滑剤;高級脂肪酸(C12以上が好まし
い)、オキシ脂肪酸等 (9) エステル系滑剤;脂肪酸の低級アルコールエステ
ル、脂肪酸の多価アルコールエステル、脂肪酸のポリグ
リコールエステル、脂肪酸の脂肪アルコールエステル等 (10)アルコール系滑剤;多価アルコール、ポリグリコー
ル、ポリグリセロール等 (11)金属石けん;ラウリン酸、ステアリン酸、リシノー
ル酸、ナフテン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸とLi、
Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Cd、Al、Sn、Pb等の金
属との化合物等
【0027】〔シリコン系滑剤〕脂肪酸アミド系滑剤の
次に好ましい滑剤としてシリコン系滑剤がある。このシ
リコン系滑剤は高価であるが、完全遮光性を必須とする
写真感光材料用包光袋のヒートシール層に添加する滑剤
としては下記の理由で最適である。特に、滑剤のように
ヒートシール性を悪化させる対策としてエチレン共重合
体樹脂を5重量%以上、好ましくは20重量%、特に好ま
しくは50重量%(エチレン共重合体樹脂の中でも安価で
夾雑物シール性、ホットタック性、ヒートシール強度、
物理強度の優れたエチレン・αオレフィン共重合体樹脂
が最も好ましい。)添加したヒートシール層や遮光袋の
内外表面に設ける熱可塑性樹脂フィルム層に下記のシリ
コン系滑剤を添加すると従来の写真感光材料用包装材料
にない優れた特性を発揮する。
【0028】シリコン系滑剤について以下に詳述する。
各種グレードのジメチルポリシロキサン及びその変性物
(信越シリコーン、東レシリコーン)及びポリメチルフ
ェニルシロキサン、αメチルスチレン変性シリコン、カ
ルボキシル変性シリコン、フッ素変性シリコン、アルキ
ル変性シリコン、アルキルアリール変性シリコン、オレ
フィン変性シリコン、ポリエチレングルコールやポリプ
ロピレングリコールで変性したポリエーテル変性シリコ
ン、オレフィン/ポリエーテル変性シリコン、エポキシ
変性シリコン、アミノ変性シリコン、アミド変性シリコ
ン、アルコール変性シリコン等変性されたシロキサン結
合を含有したシリコン系オイルである。該シリコン系オ
イル中、特にオレフィン変性シリコン、アミド変性シリ
コン、ポリエーテル変性シリコン、オレフィン/ポリエ
ーテル変性シリコン等が優れている。特に、写真感光材
料用包装材料が単層又は多層フィルムの場合、該シリコ
ン系オイルは加熱状態でのフィルムの摩擦係数を改良
し、自動包装機による熱板シール中に生じる摺動抵抗を
低下させ、皺の発生を防止することにより、美しい外観
と高度な密封性と被包装体にたるみない密着性とを有す
る性能を保持したフィルムを得る基礎をつくることが出
来る。又、摺動による光沢の低下を防止して、美しいシ
ール部を得ることが出来る。シリコン系オイルを併用し
た場合の本発明では摺動ヒートシールをする場合、高温
摩擦係数を1.4以下にすることが出来る。
【0029】常温における粘度は1000〜100,000センチ
ストークスの範囲が好ましく、更に好ましくは5,000〜3
0,000センチストークスの高粘度のものがよい。添加量
は種類、使用目的により異なるが、好ましくは0.01〜5.
0重量%、より好ましくは0.03〜3.0重量%、最も好まし
くは0.05〜1.5重量%である。
【0030】シリコン系滑剤は単独で用いても2種類以
上で用いても他の滑剤や可塑剤と併用してもよい。
【0031】シリコン系オイル添加の効果は、以下の通
りである。 樹脂の流動性を向上し、スクリューのモーター負荷
を小さくし、メルトフラクチャー発生を防止する。 ブリードアウトして白粉状になる脂肪酸アミドを添
加しなくても滑性を十分確保できる。 加熱状態でのフィルムの摩擦保数を小さくし、自動
製袋適性を向上し、ヒートシール時のシワ発生や摺動に
よる光沢の低下を防止し、美しいシール部を得ることが
できる。 遮光性物質と併用すると遮光能力を向上でき、物性
を低下させる遮光性物質の添加量を減量しても遮光性を
確保できる。
【0032】側板インナーリングの巻芯に密着する側に
は、凸状エンボスを形成することが好ましい。この凸状
エンボスにより、側板インナーリングを巻芯に接着した
後遮光リーダーの接合テープで側板インナーリングの周
縁部を覆う際、側板インナーリングが平面性を維持する
ことができる。
【0033】接着剤層は、側板インナーリングと巻芯と
を接着できれば特に限定されない。例えば、ヒロダイン
工業社製のヒロダイン4605、新田ゼラチン社製のニッタ
イトHB195R、HB193M、HC−130などがあげられ
るが、これに限定されるものではない。
【0034】接着剤層の厚さは、20〜70μmが好まし
く、35〜50μmがより好ましい。接着剤層には、遮光性
をより確実にするために遮光性物質を添加してもよい。
遮光性物質は側板インナーリングに用いた物を用いるこ
とができる。
【0035】巻芯は、全体として、遮光性を確保でき、
かつ、ロール状感光材料に悪影響を与えない構成であれ
ばとくに限定されず、一層でも2層以上の層構成でもよ
く、紙材で形成されてもプラスチックで形成されてもよ
い。例えば、異種の原紙を6〜12層積層したもの、また
はポリスチレン樹脂、ハイインパクトスチレン樹脂を用
いて射出成形した樹脂製巻芯でも良い。
【0036】また、巻芯は、その遮光性を確保できる部
分(全体が遮光性を確保できる部材で形成されている場
合は全体)の幅(半径方向の長さ)が長い方が遮光性は
よく、2.0mm以上が好ましく、3.0mm以上がより好まし
い。
【0037】遮光リーダーは遮光性を確保できる材料で
あれが特に限定されず、側板インナーリングに用いる材
料を用いることができる。
【0038】ロール状感光材料としては、印刷製版用感
光フィルム又はカラー印画紙、電算写植印画紙等が挙げ
られる。
【0039】
【作用】本発明のロール状感光材料の包装体では、側板
インナーリングの遮光部が接着剤層を通って来る光を遮
り、ロール状感光材料に届かないようにしている。
【0040】
【実施例】本発明のロール状感光材料の包装体の一実施
例を図面に基づいて説明する。図1はロール状感光材料
の包装体の一部拡大した断面図、図2は側板アウターリ
ングを取り去ったロール状感光材料の包装体の側面図、
図3はロール状感光材料の包装体の側板インナーリング
の正面図、図4はロール状感光材料の包装体の製造工程
を示す図、図5は側板インナーリングを接着する工程を
示す図、図6は熱着ブロックの拡大断面図、図7はロー
ル状感光材料の包装体の製造工程を示す図である。
【0041】図1及び図2において、符号10は巻芯で、
この巻芯10は内側の遮光性を有する遮光層11とその外側
の遮光性は有しないが表面が極めて平滑な感材接触層12
とで形成されている。この巻芯10に長尺の感光材料が巻
付けられてロール状感光材料20が形成されている。巻芯
10及びロール状感光材料20の側端面に、ドーナツ状の側
板インナーリング30が密着し、接着剤層40を介して巻芯
10の側端面に接着されている。ロール状感光材料20の周
面には遮光リーダー50が巻き付けられ、この遮光リーダ
ー50は両側にヒートシールで接着された接合テープ51が
設けられ、この接合テープ51が側板インナーリング30へ
折曲げられ接着されている。さらに、側板インナーリン
グ30及び接合テープ51の表面には、側板アウターリング
60が接着剤層70で貼付されている。
【0042】そして、遮光層11に略三角形状の凹部13が
形成され、この凹部13に接着剤層40のカシメ部41が入り
込むとともに、このカシメ部41に側板インナーリング30
の遮光部31が入り込んでいる。この遮光部31の内側先端
32は、接着剤層40の内側表面42より約0.3mm内側に位置
している。
【0043】上記側板インターリング30は、巻芯10に接
着される前は、図3に示すように、巻芯10に接着される
側の面に放射状に突出したエンボス部33が形成されてお
り、このエンボス部33により平面性を確保できるように
なっている。
【0044】上記巻芯10の遮光層11は、HONAP(本
州アルカリパルプ)90%、NuKP(Simpson Tacoma
Kraft Company製)10%からなり、短網1層、丸網6
層の層構成で、坪量380g/cm2で、厚さ500μmであ
る。
【0045】また、感材接触層12は、NBKP(ノース
ウッドパルプ社製)30%、LBKP(アラバマリバーパ
ルプ社製)70%で、丸網5層の層構成で、坪量360g/c
m2で、厚さ480μmである。
【0046】ロール状感光材料20は、印刷製版用感光フ
ィルム又はカラー印画紙、電算写真印画紙等である。
【0047】側板インナーリング30は、厚味が30μmの
アルミニウム箔と、その両側にカーボンブラックが10重
量%混練されたポリウレタン系からなる接着剤層で厚味
が12μmのポリエチレンテレフタレートフィルム層とで
形成されている。
【0048】接着剤層40はヒロダイン4605、ニッタイト
HB195R、HB193M、HC−130などである。
【0049】遮光性リーダー50は、厚味が100μのポリ
エチレンテレフタレートフィルムの両側にポリエチレン
接着剤層を押し出しラミネートし、カーボンブラックが
3重量%混練されたポリエチレンシートが積層されてい
る。
【0050】側板アウターリング60は、厚味が20μのア
ルミニウム箔とその両側にカーボンブラックを混練した
ドライラミネート用接着剤が位置し、さらに厚味12μの
ポリエチレンテレフタレートフィルム層とで形成されて
いる。
【0051】接着剤層70は、ホットメルト接着剤であ
る。
【0052】以上のようなロール状感光材料の包装体で
は、接着剤層40の端面から入射した光は、側板インナー
リング30の遮光部31で遮られ、巻芯10の感材接触層12に
まで達しない。したがって、ロール状感光材料20の遮光
性を確保できる。また、接着剤層40の巻芯10への接触面
積が大きく、かつ、巻芯10内に入り込んでいるので、側
板インナーリング30と巻芯10との接着性がよくなってい
る。
【0053】以上のようなロール状感光材料の包装体を
製造する方法について説明する。まず、図4に示すよう
に、巻芯10に長尺の感光材料を巻き付けてロール状感光
材料20を形成し、このロール状感光材料20に接合テープ
55で遮光リーダー50を接合する。このとき、遮光リーダ
ー50の両側には側面接合テープ51がヒートシールで接着
されており、また、側面接合テープ51には、切取り用の
ミシン目52、切取りのきっかけとなる切り欠け53及び巻
付け用の切り込み54が形成されている。
【0054】次に、側板インナーリング30の巻芯10に接
触する部位に接着剤43を塗布し、図5に示すように、熱
着ブロック装置80で180〜220℃,40〜100kgfの圧力で
3〜20秒間巻芯10に圧着させる。この熱着ブロック装置
80は、巻芯に挿入される略円柱状の案内部81が設けら
れ、その案内部81の周囲には鉄で熱着ブロック82が配置
されている。この熱着ブロック82は、図6に示すよう
に、先端の一部にステンレススチールで形成された環状
の突出片83が組み込まれて固定され、この突出片83が接
着剤層40のカシメ部41及び側板インナーリング30の遮光
部31を形成する。
【0055】そして、遮光リーダー50を巻付け、端止め
テープ56で固定するとともに、側面接合テープ51を側板
インナーリング30上に折り返し、さらに、側板アウター
リング60を接着剤層70で側板インナーリング30及び側面
接合テープ51に貼り付け包装体が完成する。
【0056】図8及び図9は、接着剤層のカシメ部の断
面形状を変更した他の実施例の部分断面図である。
【0057】図8に示す例は、凹部13、カシメ部41及び
遮光部31が断面形状が半円状に形成されている。
【0058】図9に示す例は、凹部13、カシメ部41及び
遮光部31が断面形状が矩形状に形成されている。
【0059】図10から図14までは、接着剤層のカシメ部
の平面形状を変更した他の実施例の部分断面図である。
【0060】図10に示す例は、凹部13、カシメ部41及び
遮光部31が波状をした環状に形成されている。
【0061】図11に示す例は、凹部13、カシメ部41及び
遮光部31が歯車状をした環状に形成されている。
【0062】図12に示す例は、凹部13、カシメ部41及び
遮光部31が六角形状をした環状に形成されている。
【0063】図13に示す例は、凹部13、カシメ部41及び
遮光部31が二重の同心円状に形成されている。
【0064】図14に示す例は、凹部13、カシメ部41及び
遮光部31が二重の破線の同心円状に形成されている。
【0065】
【発明の効果】本発明は、安価かつ簡単に側板インナー
リングにおける遮光性を確保でき、かつ、側板インナー
リングと巻芯との接着強度も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のロール状感光材料の包装体の一実施
例の一部拡大した断面図。
【図2】 本発明のロール状感光材料の包装体の一実施
例の側板アウターリングを取り去った状態の側面図。
【図3】 本発明のロール状感光材料の包装体の一実施
例に用いる側板インナーリングの正面図。
【図4】 本発明のロール状感光材料の包装体を製造す
る工程を示す図。
【図5】 本発明のロール状感光材料の包装体の側板イ
ンナーリングを接着する工程を示す図。
【図6】 側板インナーリングを接着するための熱着ブ
ロックの部分拡大断面図。
【図7】 本発明のロール状感光材料の包装体を製造す
る工程を示す図。
【図8】 本発明のロール状感光材料の包装体のカシメ
部及び遮光部の他の例を示す部分拡大断面図。
【図9】 本発明のロール状感光材料の包装体のカシメ
部及び遮光部の他の例を示す部分拡大断面図。
【図10】 本発明のロール状感光材料の包装体のカシメ
部の他の例を示す側板インナーリング部分の正面図。
【図11】 本発明のロール状感光材料の包装体のカシメ
部の他の例を示す側板インナーリング部分の正面図。
【図12】 本発明のロール状感光材料の包装体のカシメ
部の他の例を示す側板インナーリング部分の正面図。
【図13】 本発明のロール状感光材料の包装体のカシメ
部の他の例を示す側板インナーリング部分の正面図。
【図14】 本発明のロール状感光材料の包装体のカシメ
部の他の例を示す側板インナーリング部分の正面図。
【図15】 従来のロール状感光材料の包装体の断面図。
【符号の説明】 10…巻芯 20…ロール状感光材料 30…側板インナーリング 31…遮光部 40…接着剤層 41…カシメ部 50…遮光リーダー 60…側板アウターリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石塚 義夫 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写 真フイルム株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−62342(JP,U) 実開 昭55−113543(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03C 3/00 - 3/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻芯と、この巻芯に巻かれたロール状感
    光材料と、このロール状感光材料の周面を遮光する遮光
    リーダーと、上記ロール状感光材料の両側面を遮光する
    側板インナーリングと、この側板インナーリングを巻芯
    に接着する接着剤層と、この接着剤層に形成された巻芯
    内に入り込んだカシメ部と、側板インナーリングに形成
    されカシメ部に密着しその内側先端が巻芯表面より内側
    に位置している遮光部とを有することを特徴とするロー
    ル状感光材料の包装体
  2. 【請求項2】 側板インナーリングの遮光部の内側先端
    が、巻芯の表面より少なくとも0.1mmの位置にある請求
    項1に記載のロール状感光材料の包装体
  3. 【請求項3】 巻芯は遮光性を有する内側の遮光層と表
    面が平滑な外側の感材接触層とからなり、遮光層の厚さ
    が少なくとも2.0mmである請求項1に記載のロール状感
    光材料の包装体
  4. 【請求項4】 先端に略環状の突出片が組み込まれた熱
    着ブロックで両側から挟持することにより、側板インナ
    ーリングを接着剤層を介して巻芯に固着することを特徴
    とする請求項1に記載のロール状感光材料の包装体の製
    造方法
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