JP3042541B2 - ヒートパイプ式筐体冷却器 - Google Patents

ヒートパイプ式筐体冷却器

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JP3042541B2
JP3042541B2 JP2299460A JP29946090A JP3042541B2 JP 3042541 B2 JP3042541 B2 JP 3042541B2 JP 2299460 A JP2299460 A JP 2299460A JP 29946090 A JP29946090 A JP 29946090A JP 3042541 B2 JP3042541 B2 JP 3042541B2
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喜久男 原
厚二 松本
俊郎 柳原
達夫 堀井
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D15/0275Arrangements for coupling heat-pipes together or with other structures, e.g. with base blocks; Heat pipe cores

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、制御盤、操作盤、配電盤等が収容される密
閉筐体内の温度上昇を防止するためのヒートパイプ式筐
体冷却器に関するものである。
〔従来技術とその課題〕
制御盤、操作盤、配電盤、計測盤等にはCNC装置や精
密機器、電子機器等が内蔵されており、これらの盤を工
場内の環境の悪い場所に設置すると、塵埃、オイルミス
ト、湿気、有毒ガス等により機能低下や、誤作動等の不
具合が発生することがある。
そこで、これらの盤を密閉筐体に収容して悪環境から
保護することが行われている。
この密閉筐体は、上記の制御盤等の発生する熱を冷却
する機能を備える必要があり、有効な冷却手段としてヒ
ートパイプ式筐体冷却器が用いられている。
ヒートパイプ式筐体冷却器には、例えば、第3図に示
すような筐体の天井部にヒートパイプエレメントとファ
ンを設けた天井設置型のヒートパイプ式筐体冷却器があ
る。
このヒートパイプ式筐体冷却器は、制御盤等の発熱源
(1)を収容し、密閉された筐体(2)の天井部にフィ
ン(8)を有するヒートパイプエレメント(3)を仕切
板(4)を介して天井部を貫通して垂直に設けると共
に、筐体内部ファン(5)とフィルター(6)を介して
外気導入ファン(7)を設けたもので、筐体を密閉状態
に保ちながら、ヒートパイプエレメントで熱を移動させ
ることにより、筐体外部の低温空気で内部の高温の空気
を冷却するものである(特開平2−217790号公報参
照)。
しかし、上記のようなヒートパイプエレメントを天井
に垂直に設けたものは、ヒートパイプとしての作動性が
良い反面、設置場所の狭い所には置けない難点があっ
た。特に天井の低い場所に設置しようとすると、天井に
設けたヒートパイプエレメントがつかえて設置できない
という問題があった。
このような問題を解決しようとして、ヒートパイプエ
レメントを筐体の天井部に水平または傾斜して設けたも
のも提案されている(実開昭62−81874号公報参照)。
しかし、上記のような構造のものでは、ヒートパイプ
エレメントの直角方向に該エレメントに並列して、筐体
内部ファンおよび外気導入ファンを設けてあるので、こ
れらファンを上方に収容する必要上、ヒートパイプ式筐
体冷却器の高さが高くなって、天井の低い場所に設置す
ることができない場合があり、設置場所が制限されると
いう問題は依然として解決されなかった。
一方、ヒートパイプエレメントの長手方向に筐体内部
ファンおよび外気導入ファンを必要により傾斜させて設
ける構造のものも提案されている(特開昭60−113498号
公報参照)。
しかし、上記のような構造のものでは、特に外気導入
ファンで外気を吸引してヒートパイプエレメントの放熱
を行うことになるが、ファンの特性上、吸引の指向性が
小さく、あらゆる方向から外気を吸引することになっ
て、吸引力が一般的に弱いほか、フィンを有するヒート
パイプエレメントのような空気の圧力損失が大きいとこ
ろに外気を通すと、圧力損失が大きくなって、外気を十
分吸引できず、該ファンが空回りする恐れがあり、ヒー
トパイプエレメントの放熱に必要な十分な量の外気をヒ
ートパイプエレメントに導入することができず、熱性能
が低下するという問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は、上記の問題について検討の結果なされたも
ので、天井設置型の高さ寸法を著しく小さくし、かつ作
動性をあまり低下することのないヒートパイプ式筐体冷
却器を開発したものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕 本発明は、筐体の天井部にフィンを有するヒートパイ
プエレメントを仕切板を貫通して設け、筐体の内部に筐
体内部ファンを設け、筐体の外部に外気導入ファンを設
けて筐体を密閉状態に保ちながら筐体内部の空気を冷却
するヒートパイプ式筐体冷却器において、該ヒートパイ
プエレメントを筐体の天井部に水平または傾斜して設
け、外気導入ファンをヒートパイプエレメントの長手方
向の一方側に設け、筐体内部ファンをヒートパイプエレ
メントの長手方向の他方側に設け、外気導入ファンを、
これより外気がヒートパイプエレメント側に斜め下向き
に吐出されるように傾斜して設けたことを特徴とするヒ
ートパイプ式筐体冷却器である。
本発明のヒートパイプ式筐体冷却器は、ヒートパイプ
エレメントを水平または傾斜して設けたため、天井部の
高さを従来のものよりも著しく小さくすることができ
る。
さらに、本発明においては、特に外気導入ファンを吸
引型ではなく、吐出型として用いたので、吐出された外
気に指向性を与え、かつ吐出圧力を任意に制御すること
が可能となり、かかるファンを、これより外気がヒート
パイプエレメント側に斜め下向きに吐出されるように傾
斜して設けたので、吐出された外気を筐体の天井部の外
面に斜めに衝突させ、方向転換させて、ヒートパイプエ
レメントの放熱部の下部に導入させることができ、従っ
て、外気を四方八方に放散させることなく、有効にヒー
トパイプエレメントの放熱に利用することができ、ヒー
トパイプエレメントの放熱効果を高め、ヒートパイプ式
筐体冷却器の冷却能力を向上させることができる。
なお、筐体内部ファンは、通常は、水平に取付けられ
るが、必要により傾斜させて設けることが可能であり、
同様な効果がある。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例について説明する。
本発明のヒートパイプ式筐体冷却器は、例えば、第1
図に示すように、発熱源が収容され密閉した筐体(2)
の天井部にフィン(8)を有するヒートパイプエレメン
ト(3)を仕切板(4)を貫通し、シーラント(10)を
介して設け、筐体(2)の内部に筐体内部ファン(5)
を設け、筐体(2)の外部に外気導入ファン(7)を設
けて筐体(2)を密閉状態に保ちながら筐体内部の空気
を冷却する構成になっている。
さらに、本発明では、ヒートパイプエレメント(3)
を筐体(2)の天井部に水平に設け、外気導入ファン
(7)をヒートパイプエレメント(3)の長手方向の一
方側に設け、筐体内部ファン(5)をヒートパイプエレ
メント(3)の長手方向の他方側に設け、外気導入ファ
ン(7)を、これより外気がヒートパイプエレメント
(3)側に斜め下向きに吐出されるように、傾斜して設
けられる。
そして筐体内部の高温の空気は筐体内部ファン(5)
により筐体内を循環し、ヒートパイプの熱移動で冷たい
外気により冷却された筐体内部側のヒートパイプエレメ
ント(3)に接触して冷却され、筐体内の温度上昇を防
止するようになっている。
本発明では、外気導入ファン(7)を上記のように傾
斜して設け、外気を斜め下向きに吐出させるようにした
ので、指向性があり、任意に吐出圧力が制御された外気
が斜め下向きに吐出されて、筐体(2)の天井部の上面
に衝突し、方向転換してヒートパイプエレメント(3)
の下部に斜めに導入される。なお、外気導入ファン
(7)により取り込まれる外気はフィルタ(6)により
浄化されるので、外気導入ファン(7)およびヒートパ
イプエレメント(3)を工場内の悪環境から保護するこ
とができる。
このため、外気導入ファン(7)より吐出された外気
を無駄なくヒートパイプエレメント(3)に接触させて
該エレメントの放熱部から高温の熱を放熱することが可
能となり、放熱効果を高め、ヒートパイプ式筐体冷却器
の冷却能力を向上させることができる。
なお、外気導入ファン(7)により取り入れられる外
気はフィルタ(6)により浄化されているので、外気導
入ファン(7)によりヒートパイプエレメント(3)を
工場内の悪環境から保護することができる。
また、ヒートパイプエレメント(3)を第2図に示す
ように傾斜させることにより、外気導入ファン(7)よ
り吐出された外気がヒートパイプエレメント(3)にほ
ぼ直角に接触するようになるので、ヒートパイプエレメ
ント(3)を水平に設けたものよりも、ヒートパイプと
しての作動性が良くなる。
本発明は、ヒートパイプエレメント(3)を筐体
(2)の天井部に水平または傾斜して設けたので、従来
の垂直に設けたものに比べて、高さ寸法が著しく小さく
なり、天井の低い場所にも設置することができる。
なお、上記の例では、いずれも筐体内部ファン(5)
は水平に設けてあるが、必要により外気導入ファン
(7)のように傾斜させて設けることができ、同様な効
果がある。
〔効果〕
以上に説明したように、本発明によれば、ヒートパイ
プエレメントを筐体の天井部に水平または傾斜して設
け、外気導入ファンをヒートパイプエレメントの長手方
向の一方側に設け、筐体内部ファンをヒートパイプエレ
メントの長手方向の他方側に設け、外気導入ファンを、
これより外気がヒートパイプエレメント側に斜め下向き
に吐出されるように傾斜して設けたので、筐体の高さ寸
法を著しく減少できるとともに、外気を有効にヒートパ
イプエレメントの放熱に利用することができ、ヒートパ
イプエレメントの放熱効果を高め、ヒートパイプ式筐体
冷却器の冷却能力を向上させることができ、工業上顕著
な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るヒートパイプ式筐体冷
却器の概略図、第2図は該冷却器の他の実施例を示す概
略図、第3図は従来のヒートパイプ式筐体冷却器の概略
図である。 2……筐体 3……ヒートパイプエレメント 4……仕切板 5……筐体内部ファン 6……外気導入ファン 8……フィン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−217790(JP,A) 特開 昭60−113498(JP,A) 実開 昭62−81874(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28D 15/02 H05K 7/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体の天井部にフィンを有するヒートパイ
    プエレメントを仕切板を貫通して設け、筐体の内部に筐
    体内部ファンを設け、筐体の外部に外気導入ファンを設
    けて筐体を密閉状態に保ちながら筐体内部の空気を冷却
    するヒートパイプ式筐体冷却器において、該ヒートパイ
    プエレメントを筐体の天井部に水平または傾斜して設
    け、外気導入ファンをヒートパイプエレメントの長手方
    向の一方側に設け、筐体内部ファンをヒートパイプエレ
    メントの長手方向の他方側に設け、外気導入ファンを、
    これより外気がヒートパイプエレメント側に斜め下向き
    に吐出されるように傾斜して設けたことを特徴とするヒ
    ートパイプ式筐体冷却器。
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JPH0674006U (ja) * 1993-03-17 1994-10-18 日東工業株式会社 盤用熱交換器
US6357517B1 (en) 1994-07-04 2002-03-19 Denso Corporation Cooling apparatus boiling and condensing refrigerant
US6119767A (en) 1996-01-29 2000-09-19 Denso Corporation Cooling apparatus using boiling and condensing refrigerant
DE19709934B4 (de) 1996-03-14 2008-04-17 Denso Corp., Kariya Kühlgerät zum Sieden und Kondensieren eines Kältemittels
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FR2746177B1 (fr) * 1996-03-14 2000-04-07 Dispositif de refroidissement utilisant un refrigerant en ebullition et se condensant
TWI651875B (zh) * 2017-11-30 2019-02-21 恆怡能源科技股份有限公司 廢熱回收發電的熱電模組

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