JPS6323731Y2 - - Google Patents

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JPS6323731Y2
JPS6323731Y2 JP1980106274U JP10627480U JPS6323731Y2 JP S6323731 Y2 JPS6323731 Y2 JP S6323731Y2 JP 1980106274 U JP1980106274 U JP 1980106274U JP 10627480 U JP10627480 U JP 10627480U JP S6323731 Y2 JPS6323731 Y2 JP S6323731Y2
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JP
Japan
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casing
housing
control unit
wiring
electronic display
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JP1980106274U
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JPS5730774U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <本考案の産業上の利用分野> 本考案は密閉筐体を用いる電光表示装置に関す
るものである。
<従来技術> 高速道路、野球場、その他種々の場所で用いら
れる電光表示装置は、格子状に多数の電光表示ラ
ンプを配列して設け、該当する位置の複数の電光
表示ランプを点灯することによつて文字、数字、
図形などを表示するものであり、この多数の電光
表示ランプの点滅制御は、ダイオード、トランジ
スタ、ICなどの電子部品をプリント基板などに
搭載した制御ユニツトによつて行なわれる。
一般に電光表示装置は、風雨にさらされ、腐食
性ガス、塵埃などの多い悪環境下に設置されるの
で、配線面や電子部品などを保護するため、筐体
を密閉構造にしなければならない。
しかるに、電光表示ランプは点灯によつて高熱
を発するので、密閉された電光表示装置の筐体内
は極めて高温度となる。このため熱的に弱い電子
部品を備えた制御ユニツトに対する熱的な配慮が
必要である。
この熱的な配慮のため、従来の一般的な電光表
示装置では、第1図に示すように、全体として長
方体状の金属性の密閉筐体1と前面側に実装した
電光表示ランプ2の配線面と、筐体内に収容され
る制御ユニツト3との間を遮断するために、断熱
材からなる仕切板4を筐体1の内部に取り付け
る。そして仕切板4には穴5を設けて、電光表示
ランプ2の配線面と制御ユニツト3とを接続する
コード6は、この穴から挿通させていた。なお同
図中7はランプマスク、8はランプ穴である。
しかしながら、このような従来の電光表示装置
では、電光表示ランプ2からの熱が筐体1自体を
伝導して仕切板4で区切られた制御ユニツト3側
の筐体1内部も高温となるため、断熱性の仕切板
4で筐体1内部を区切つても、ほとんどさしたる
効果がなかつた。
このように仕切板4で仕切つても、ほとんど効
果がないため、従来では、第1図における仕切板
4の左室に吸気口を、右室に排気口を筐体1に設
け、穴5に左室から右室へ空気を送るフアンを設
けて、強制的に筐体内に吸気口から外気を導入し
て内部の熱い空気を排出口から追い出す電光表示
装置が提案されている(実開昭53−11978)。
<本考案が解決しようとする問題点> しかしながら、このように外気を筐体内に導入
するのでは、水分、腐食性ガス、塵埃などが筐体
内に外気と共に導入されるため、配線面や電子部
品がすぐに劣下してしまうという問題があつた。
本考案はこの問題点を解決し、配線面や電子部
品が水分やガス、塵埃などで劣下しないように密
閉状態を保つたまま、電光表示素子の熱を効率よ
く放熱できるようにした電光表示装置を提供する
ことを目的としている。
<前記問題点を解決するための手段> 前記問題点を解決するために本考案の電光表示
装置では、 電光表示素子群の配線面を覆うごとく第1の密
閉空間を画成する第1の筐体と、 制御ユニツトを収容するための、前記第1の筐
体によつて画成される前記第1の密閉空間とは独
立した第2の密閉空間を画成した第2の筐体とか
ら成り、 前記第1の筐体と第2の筐体とを間隙をおいて
配設すると共に、第1の筐体及び第2の筐体の対
向する壁面に布線穴を設け、該第1、第2の筐体
の布線穴間に熱伝導率の低い接続筒を設けて前記
第1の筐体と第2の筐体とをほぼ密閉状態で連通
し、第1の筐体に実装した電光表示ランプと第2
の筐体に収容した制御ユニツトとを布線するコー
ドを、前記接続筒に挿通させたことを特徴として
いる。
<作用> このようにしたため、第1、第2の筐体は互い
に独立しているため、電光表示素子群の熱は、第
1の筐体から、制御ユニツトを収容した第2の筐
体へ伝達されない。また、第1、第2の筐体は互
いに独立した第1、第2の密閉空間を構成してい
るため、放熱面積が倍増する。
<本考案の実施例> 以下、本考案を図面に示す実施例によつて説明
する。
第2図は本考案の一実施例の電光表示装置の断
面図を示し、第3図は第2図における−線に
沿つた断面図を示している。
電光表示装置の筐体10は、互いに独立分離し
た二つの筐体、即ち第1の密閉空間を画成する第
1の筐体11と、第2の密閉空間を画成する第2
の筐体12を備えている。
第1の筐体11には多数の電光表示ランプ2が
実装され、第2の筐体12には電光表示ランプ2
を駆動する制御ユニツト3が収容されている。
第1の筐体11と第2の筐体12は、所定間隔
をおいて離間して設置され、第1の筐体11の背
面側の壁部11aとこれに向かい合つた第2の筐
体12の前面側の壁部12aとの間には、通風用
空間13が形成されている。
そして、前記の第1の筐体11の背面側の壁部
11a及び第2の筐体12の前面側の壁部12a
には、それぞれ向い合つた同じ位置に布線穴1
4,15が複数個(例えば第3図に示すように3
個)設けられ、この布線穴14,15の縁部に
は、第1および第2の筐体11,12をほぼ密閉
状態で連通するコード挿入用の接続筒16が固定
されている。
第1の筐体11に実装された電光表示ランプ2
と第2の筐体12に収容された制御ユニツト3と
を布線するコード6は、前記の布線穴14、接続
筒16、布線穴15内に挿通されている。
また第1の筐体11と第2の筐体12の側部
は、外枠体17,17によつて固定され、第1の
筐体11の前方に設けられたランプ穴8を有する
ランプマスク7の両側部が、この外枠体17,1
7に固定されている。
なお、接続筒16あるいは外枠体17は、第1
の筐体11から第2の筐体12へ熱をほとんど伝
導しないように、熱伝導率の低い部材で構成する
が、あるいは第4図に示すように、断熱部材18
を介して固定すると一層効果的である。
また接続筒16は筒状のもので、ケーブル等が
悪環境下でも保護されるよう覆われていればよ
く、その数も1本設けてもあるいは、ケーブルの
太さや配線の容易さを考慮して複数本設けてもよ
いが、複数本設ければ第1の筐体と第2の筐体と
を支持するための支持部材としての役割も果す。
第5図は本考案の他の実施例を示している。こ
の実施例は、前記実施例の構成に、向かい合つた
壁部11a,12aに突設した放熱用のフイン1
9を付加したものである。
<本考案の効果> 以上のように構成したので、本考案の電光表示
装置では、雨、有害ガス、塵埃などの悪影響を受
けないように密閉構造でありながら、電光表示素
子からの熱が直接第2の筐体へ伝導されず、この
ため制御ユニツトが高温になるのを未然に防止で
きる。また第1の筐体と第2の筐体の表面積が倍
増するので、放熱効果も倍増する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電光表示装置を示す断面図、第
2図は本考案の一実施例を示す断面図、第3図は
第2図における−線に沿つた断面図、第4図
は接続管と第1、第2の筐体との接続構造の一実
施例を示す断面図、第5図は本考案の他の実施列
を示す断面図である。 2……電光表示ランプ、3……制御ユニツト、
6……コード、7……ランプマスク、8……ラン
プ穴、10……筐体、11……第1の筐体、12
……第2の筐体、13……通風用空間、14,1
5……布線穴、16……接続筒、17……外枠
体、18……断熱部材、19……フイン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電光表示素子群を前面に実装し、この電光表示
    素子群を駆動する制御ユニツトと電光表示素子群
    と制御ユニツト間を布線するコードとを、密閉状
    態で筐体内に収容した電光表示装置において、 電光表示素子群の配線面を覆うごとく第1の密
    閉空間を画成する第1の筐体と、 制御ユニツトを収容するための、前記第1の筐
    体によつて画成される前記第1の密閉空間とは独
    立した第2の密閉空間を画成した第2の筐体とか
    ら成り、 前記第1の筐体と第2の筐体とを間隙をおいて
    配設すると共に、第1の筐体及び第2の筐体の対
    向する壁面に布線穴を設け、該第1、第2の筐体
    の布線穴間に熱伝導率の低い接続筒を設けて前記
    第1の筐体と第2の筐体とをほぼ密閉状態で連通
    し、第1の筐体に実装した電光表示ランプと第2
    の筐体に収容した制御ユニツトとを布線するコー
    ドを、前記接続筒に挿通させたことを特徴とする
    電光表示装置。
JP1980106274U 1980-07-26 1980-07-26 Expired JPS6323731Y2 (ja)

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JP1980106274U JPS6323731Y2 (ja) 1980-07-26 1980-07-26

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JP1980106274U JPS6323731Y2 (ja) 1980-07-26 1980-07-26

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JPS5730774U JPS5730774U (ja) 1982-02-18
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ID=29467615

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JP2007017509A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Fanuc Ltd 表示装置の取付構造

Citations (1)

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JPS5311978B2 (ja) * 1973-12-26 1978-04-26

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JPS5616634Y2 (ja) * 1976-07-12 1981-04-17

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JPS5311978B2 (ja) * 1973-12-26 1978-04-26

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