JP3042426U - 二重トレイ式コピー用紙裏面再利用可能複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】同サイズのコピー用紙において、両面白紙のコ
ピー用紙を一方のトレイへ、片面のみ白紙のコピー用紙
を他方へ設置することにより、コピーの用途（提出用ま
たは保管用としては両面白紙を また、一時的なメモが
わり、または使用後に破棄する資料用としては片面白紙
のコピー用紙を使用）により、用紙が選択できる。 【解決手段】従来のコピー（複写）機のトレイＡ−１を
収めるスペースに、もう１つ同じサイズの紙を収めるた
めのトレイＡ−２をセットする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、コピー機に関するもので、特に、コピー用紙を設定するト レイに関するものであり、使用済み、もしくはコピーミスによるそれらの用紙の 裏面、あるいは両面白紙以外で度々使用する同サイズの用紙等（着色紙、ＯＨＰ シート等）なども利用可能なものである。

【０００２】 ［従来の技術］ 従来のこの種のコピー機のコピー用紙設置箇所は、図３に示す構成を 有していた。図３は、コピー用紙設置箇所の斜視図を示すものである。図中Ａ− １は、コピー用紙トレイであり、通常、この箇所に両面白紙のコピー用紙を設置 する。

【０００３】 ［考案が解決しようとする課題］ 従来のコピー機は単に指定した用紙を複写するためのものであり、操 作ミス等により複写したものは破棄し、再度操作し直し、複写すれば良いと考え られてきた。その結果、破棄されたコピー用紙が会社から出るゴミの半分以上も 占める用になってしまったところに問題点があった。

【０００４】 ［課題を解決するための手段］ 本考案は上記従来例の問題点を解決すべく、１サイズの用紙の設置箇 所（トレイ）を従来の１箇所（図３）から２箇所（図２）に増やすことにより、 コピーミスの用紙の裏面をもう一度利用することをその目的とするために、従来 のコピー用紙トレイＡ−１（図３）からもう１か所コピー用紙トレイＡ−２を具 備するものである（図２）。

【０００５】 ［作用］ サイズごとのコピー用紙のトレイを２ケ所ずつ設置し、そのトレイに 操作ミスにより使用不可のコピー用紙を設置し、コピー使用時に、両面白紙もし くは片面白紙を選択することにより、より有意義にコピー用紙が使用される。

【０００６】 ［実施例］ 図１はコピー機の傾斜図で、ａ，ｂ，ｃはサイズ別のコピー用紙を設 置する箇所である。図２、図３は共にａの設置箇所を抜き出したものであり、図 ３は従来の形式であり、両面白紙のコピー用紙をセットする。図２は考案による ２ケ所のトレイ（Ａ−１・Ａ−２）であり、１つのトレイには、従来通り両面白 紙のコピー用紙を設置し、他のトレイには、コピーミスにより、使用されなかっ た裏面のみ使用可能なコピー用紙もしくはＯＨＰシートなどを設置する。

【０００７】 ［考案の効果］ 本考案は、通常片面しか使用されなかったコピー用紙の裏面も使用す ることを特長とするものであるから、会社から出るゴミの半分以上を占めるコピ ー用紙の減量を通じ、環境問題等に貢献できる。

【０００８】

【図面の簡単な説明】

【図１】は、この従来のコピー機の斜視図。ａ，ｂ，ｃ
はサイズ別のコピー用紙の設置場所。

【図２】は、図１のａ部を抜き出したものの傾斜図であ
り、Ａ−２は考案された追加のトレイ。

【図３】は、図１のａ部を抜き出したものであり、従来
のコピー用紙のトレイ（Ａ−１）の傾斜図である。

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【手続補正書】

【提出日】平成９年５月１６日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】考案の名称

【補正方法】変更

【補正内容】

【考案の名称】 二重トレイ式コピー用紙裏面再利用可
能複写機

【手続補正３】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図 １】

【図 ２】

【図 ３】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】数種類のコピー用紙のサイズ（Ａ４、Ａ
   ３、Ｂ５等）を有するコピー（複写）機において、１つ
   のサイズにつき、２箇所以上のトレイを設けたコピー
   機。