JP3042420U - 工事用及び区画案内連結標識棒 - Google Patents
工事用及び区画案内連結標識棒Info
- Publication number
- JP3042420U JP3042420U JP1997004059U JP405997U JP3042420U JP 3042420 U JP3042420 U JP 3042420U JP 1997004059 U JP1997004059 U JP 1997004059U JP 405997 U JP405997 U JP 405997U JP 3042420 U JP3042420 U JP 3042420U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- wall thickness
- cylindrical
- rod
- closed portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来技術による標識棒は、部品が多くコ
スト高となり組立てに時間を要し、施工性に難点も生
じ、しかも体裁並びに視覚性が劣る。この考案は、キャ
ップにパイプ棒を差し込む際は線接触による構成によ
り、コスト安となり、作業性並びに施工性が良好、か
つ、体裁のよい視覚性の強い標識棒を確保することを目
的としたものである。 【解決手段】 一端を開口部1とし他端に輪状体2を有
する閉塞部3とした筒体4において、閉塞部3から一定
間隔dの筒体肉厚Tを一定に厚くするとともに、該間隔
d端から開口部1までの筒体肉厚tを薄くし、かつ、前
記一定間隔d端から開口部1に至るに従ってその肉厚が
薄くなる複数本のテーパーリブ5を突設し、該テーパー
リブ5に対応する部分の筒体外面に複数本の溝6をそれ
ぞれ形成してなる連結キャップ7と、表面に蛍光螺旋帯
8を付してなる筒棒9とをそれぞれ合成樹脂材にて一体
成形し、前記連結キャップを筒体9の両端部に嵌合した
工事用区画案内連結標識棒である。
スト高となり組立てに時間を要し、施工性に難点も生
じ、しかも体裁並びに視覚性が劣る。この考案は、キャ
ップにパイプ棒を差し込む際は線接触による構成によ
り、コスト安となり、作業性並びに施工性が良好、か
つ、体裁のよい視覚性の強い標識棒を確保することを目
的としたものである。 【解決手段】 一端を開口部1とし他端に輪状体2を有
する閉塞部3とした筒体4において、閉塞部3から一定
間隔dの筒体肉厚Tを一定に厚くするとともに、該間隔
d端から開口部1までの筒体肉厚tを薄くし、かつ、前
記一定間隔d端から開口部1に至るに従ってその肉厚が
薄くなる複数本のテーパーリブ5を突設し、該テーパー
リブ5に対応する部分の筒体外面に複数本の溝6をそれ
ぞれ形成してなる連結キャップ7と、表面に蛍光螺旋帯
8を付してなる筒棒9とをそれぞれ合成樹脂材にて一体
成形し、前記連結キャップを筒体9の両端部に嵌合した
工事用区画案内連結標識棒である。
Description
【0001】
この考案は、工事用及び区画案内連結標識棒に関するものである。
【0002】
従来この種の案内標識棒は、図5に見られるように端部20に輪体21を有す るキャップ22とパイプ棒23をそれぞれ合成樹脂で一体成形し、キャップ22 の内径より少し小さい外径のパイプ棒23をキャップ22の閉塞端にまで嵌合し たのち、相互の肉厚部に止め具24で固定してなるものが一般的である。
【0003】
前記従来技術による標識棒によると、キャップ22の内径とパイプ棒23の外 径との大小はあるものの、それらの径は一定であり、キャップ22の内径に色彩 の異なる縦縞を施したパイプ棒12を単に挿し込むだけであるから、抜けやすく 脱落しやすい。このため、さらにネジやビス等の止め具24により両者の肉厚部 に貫通固定して安定させなければならない。この場合であっても、径の大小が大 きければ設定にガタ付きが生じ、また、径の大小が殆どない場合には互いに面接 触し、抵抗が大きく着脱の際に円滑性がなく作業性が劣る。
【0004】 つまり、従来技術における案内標識棒は部品が多くコスト高となり、組立てに 時間を要し施工性に難点も生じ、しかも体裁並びに視覚性が悪い。
【0005】
この考案は前記従来の問題点に鑑みて開発したもので、キャップにパイプ棒を 差し込む際は線接触による構成により、コスト安となり、作業性が良好、かつ、 体裁のよい視覚性の強い標識棒を確保することを目的とするものである。
【0006】 次ぎに、この考案の要旨とするところを添付図面に従って説明する。 すなわち、この考案は一端を開口部1とし他端に輪状体2を有する閉塞部3と した筒体4において、閉塞部3から一定間隔dの筒体肉厚Tを一定に厚くすると ともに、該間隔d端から開口部1までの筒体肉厚tを薄くし、かつ、前記一定間 隔d端から開口部1に至るに従ってその肉厚が薄くなる複数本のテーパーリブ5 を突設し、該テーパーリブ5に対応する部分の筒体外面に複数本の溝6をそれぞ れ形成してなる連結キャップ7と、表面に蛍光螺旋帯8を付してなる筒棒9とを それぞれ合成樹脂材にて一体成形し、前記連結キャップ7を筒体9の両端部に嵌 合した工事用区画案内連結標識棒である。なお、閉塞部3に穴を穿けて水抜きと することもでき、合成樹脂材としては塩化ビニルやポリプロピレン等が適用され る。
【0007】
この考案によると、筒棒と連結キャップの相互による弾性機能により、筒棒を 連結キャップの開口部から差し込むと、筒棒の外周面長手方向とテーパーリブと が謂わば線接触しながら押し進み、同時にテーパーリブとの線接触により、筒体 肉厚を少し押し広めながら筒棒の先部を閉塞部にまで円滑、かつ、確実に差し込 むことができる。
【0008】 そして、テーパーリブを有する筒体肉厚の弾性により、反発押力が筒棒を容易 に確実に着することができる。また、両者を単にひっぱることにより、ここでも 前記弾性機能と線接触の機能が発揮され容易に脱することができる。なお、溝は キャップの強度と弾力性を保全する。
【0009】
この考案は、連結キャッブと筒棒をそれぞれ合成樹脂で一体成形したものであ る。 連結キャップは、開口部と閉塞部を有し、該閉塞部端に輪状体を設けたもので ある。そして、閉塞部から開口部に向かう一定間隔の基礎的肉厚を一定に厚くし 該基礎的肉厚端から開口部端に向かう一定間隔の機能的肉厚を薄くしたものであ る。 この機能的肉厚の内面長手方向に複数本のテーパーリブを設けるとともに、該 テーパーリブを設けた対応する表面に溝をそれぞれ設けたものである。
【0010】
【実施例1】 一端を開口部1とし他端に輪状体2を有する閉塞部3とした筒体4において、 閉塞部3から一定間隔dの筒体肉厚Tを厚くするとともに、該間隔d端から開口 部1までの筒体肉厚tが一定間隔d端から開口部1に至るまで一定肉厚とし、か つ、前記一定間隔d端から開口部1に至るに従ってその肉厚が薄くなる複数本の テーパーリブ5を突設し、該テーパーリブ5に対応する部分の筒体外面に複数本 の溝6をそれぞれ形成してなる連結キャップ7(図1参照)と、表面に蛍光螺旋 帯8を付してなる筒棒9とをそれぞれ合成樹脂材にて一体成形し、前記連結キャ ップ7を筒体9の両端部に嵌合した工事用区画案内連結標識棒を形成し、これを 図4に見られる輪状体2をそれぞれの基台10に嵌めて連結して実施した。
【0011】
【実施例2】 一端を開口部1とし他端に輪状体2を有する閉塞部3とした筒体4において、 閉塞部3から一定間隔dの筒体肉厚Tを一定に厚くするとともに、該間隔d端か ら開口部1までの筒体肉厚tが一定間隔d端から開口部1に至るに従って薄くな るテーパー肉厚とし、かつ、前記一定間隔d端から開口部1に至るに従ってその 肉厚が薄くなる複数本のテーパーリブ5を突設し、該テーパーリブ5に対応する 部分の筒体外面に複数本の溝6をそれぞれ形成してなる連結キャップ7(図3参 照)と、表面に蛍光螺旋帯8を付してなる筒棒9とをそれぞれ合成樹脂材にて一 体成形し、前記連結キャップ7を筒体9の両端部に嵌合した工事用区画案内連結 標識棒を形成し、これを図4に見られる輪状体2をそれぞれの基台10に嵌めて 連結して実施した。
【0012】
この考案によると、キャップと筒棒の嵌合が極めて円滑であるとともに、嵌合 は基礎的肉厚と機能的肉厚とで行なうので確実強固である。また、格別なる止め 具も要しないので、施工が頗る簡便であり、安価で体裁の良い視覚性に富んだ工 事用案内連結標識棒を提供できる。
【図1】本考案の一実施例を示した正面断面図である。
【図2】本考案の一実施例を示した側断面図である。
【図3】本考案の一実施例を示した正面断面図である。
【図4】本考案の一実施例を示した説明的斜視図であ
る。
る。
【図5】従来技術の一実施例を示した正面断面図であ
る。
る。
1 開口部 2 輪状体 3 閉塞部 4 筒体 5 テーパーリブ 6 溝 7 連結キャップ 8 蛍光螺旋帯 9 筒体 10 基台
Claims (3)
- 【請求項1】 一端を開口部(1)とし他端に輪状体
(2)を有する閉塞部(3)とした筒体(4)におい
て、閉塞部(3)から一定間隔(d)の筒体肉厚(T)
を一定に厚くするとともに、該間隔(d)端から開口部
(1)までの筒体肉厚(t)を薄くし、かつ、前記一定
間隔(d)端から開口部(1)に至るに従ってその肉厚
が薄くなる複数本のテーパーリブ(5)を突設し、該テ
ーパーリブ(5)に対応する部分の筒体外面に複数本の
溝(6)をそれぞれ形成してなる連結キャップ(7)
と、表面に蛍光螺旋帯(8)を付してなる筒棒(9)と
をそれぞれ合成樹脂材にて一体成形し、前記連結キャッ
プ(7)を筒体(9)の両端部に嵌合した工事用及び区
画案内連結標識棒。 - 【請求項2】 筒体肉厚(t)が一定間隔(d)端から
開口部(1)に至るまで一定肉厚とした請求項1記載の
工事用案内連結標識棒。 - 【請求項3】 筒体肉厚(t)が一定間隔(d)端から
開口部(1)に至るに従って薄くなるテーパー肉厚とし
た請求項1記載の工事用及び区画案内連結標識棒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997004059U JP3042420U (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | 工事用及び区画案内連結標識棒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997004059U JP3042420U (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | 工事用及び区画案内連結標識棒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3042420U true JP3042420U (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=43176911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997004059U Expired - Lifetime JP3042420U (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | 工事用及び区画案内連結標識棒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3042420U (ja) |
-
1997
- 1997-04-11 JP JP1997004059U patent/JP3042420U/ja not_active Expired - Lifetime
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