JP3041987B2 - インナーフォーカス式の望遠レンズ - Google Patents
インナーフォーカス式の望遠レンズInfo
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- JP3041987B2 JP3041987B2 JP3038069A JP3806991A JP3041987B2 JP 3041987 B2 JP3041987 B2 JP 3041987B2 JP 3038069 A JP3038069 A JP 3038069A JP 3806991 A JP3806991 A JP 3806991A JP 3041987 B2 JP3041987 B2 JP 3041987B2
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- lens
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は写真用カメラやビデオカ
メラ等に好適なインナーフォーカス式の望遠レンズに関
し、特にフォーカスの際の収差変動を良好に補正した３
５ｍｍフィルム用に換算して焦点距離１００ｍｍ、Ｆナ
ンバー２．０程度の良好なる光学性能を有したインナー
フォーカス式の望遠レンズに関するものである。
メラ等に好適なインナーフォーカス式の望遠レンズに関
し、特にフォーカスの際の収差変動を良好に補正した３
５ｍｍフィルム用に換算して焦点距離１００ｍｍ、Ｆナ
ンバー２．０程度の良好なる光学性能を有したインナー
フォーカス式の望遠レンズに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に撮影レンズにおけるフォーカスは
撮影レンズ全体を移動させたり若しくは撮影レンズの一
部を移動させたりして行っている。このうち撮影レンズ
が長焦点距離を有する望遠レンズの場合は撮影レンズが
大型となり、又高重量となる為、撮影レンズ全体を移動
させてフォーカスを行うのが機構的に困難である。
撮影レンズ全体を移動させたり若しくは撮影レンズの一
部を移動させたりして行っている。このうち撮影レンズ
が長焦点距離を有する望遠レンズの場合は撮影レンズが
大型となり、又高重量となる為、撮影レンズ全体を移動
させてフォーカスを行うのが機構的に困難である。
【０００３】この為、望遠レンズでは一部のレンズ群を
移動させてフォーカスを行っているものが多い。このう
ち撮影レンズの前方レンズ群以外の比較的小型でしかも
軽量のレンズ系中の中央部分の一部のレンズ群を移動さ
せてフォーカスを行ったインナーフォーカス式を用いて
いるものが種々と提案されている。例えば特開昭５５−
１４７６０６号公報では焦点距離３００ｍｍ、Ｆナンバ
ー２．８のインナーフォーカス式の望遠レンズを、特開
昭５９−６５８２０号公報や特開昭５９−６５８２１号
公報では焦点距離１３５ｍｍ、Ｆナンバー２．８程度の
インナーフォーカス式の望遠レンズを提案している。
移動させてフォーカスを行っているものが多い。このう
ち撮影レンズの前方レンズ群以外の比較的小型でしかも
軽量のレンズ系中の中央部分の一部のレンズ群を移動さ
せてフォーカスを行ったインナーフォーカス式を用いて
いるものが種々と提案されている。例えば特開昭５５−
１４７６０６号公報では焦点距離３００ｍｍ、Ｆナンバ
ー２．８のインナーフォーカス式の望遠レンズを、特開
昭５９−６５８２０号公報や特開昭５９−６５８２１号
公報では焦点距離１３５ｍｍ、Ｆナンバー２．８程度の
インナーフォーカス式の望遠レンズを提案している。
【０００４】これらで提案されているインナーフォーカ
ス式の望遠レンズではいずれも物体側より順に正の屈折
力の第１群、負の屈折力の第２群、そして正の屈折力の
第３群の３つのレンズ群を有し、第２群を光軸上移動さ
せてフォーカスを行っている。
ス式の望遠レンズではいずれも物体側より順に正の屈折
力の第１群、負の屈折力の第２群、そして正の屈折力の
第３群の３つのレンズ群を有し、第２群を光軸上移動さ
せてフォーカスを行っている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】インナーフォーカス式
はフォーカス用のレンズ群が小型軽量である為、操作性
が容易でしかも高速操作が可能となり、又無限遠物体と
至近物体にフォーカスしたときのレンズ系全体の重心位
置の変化が少なく、ホールディングしやすい等の利点が
ある。この反面、インナーフォーカス式を採用するとフ
ォーカスの際の収差変動が大きくなり、このときの収差
変動を良好に補正するのが難しく、光学性能を低下させ
る原因となっている。
はフォーカス用のレンズ群が小型軽量である為、操作性
が容易でしかも高速操作が可能となり、又無限遠物体と
至近物体にフォーカスしたときのレンズ系全体の重心位
置の変化が少なく、ホールディングしやすい等の利点が
ある。この反面、インナーフォーカス式を採用するとフ
ォーカスの際の収差変動が大きくなり、このときの収差
変動を良好に補正するのが難しく、光学性能を低下させ
る原因となっている。
【０００６】本発明はフォーカスの際の収差変動を良好
に補正し、物体距離全般にわたり良好なる光学性能を有
した焦点距離１００ｍｍ、Ｆナンバー２程度の写真用カ
メラやビデオカメラ等に好適なインナーフォーカス式の
望遠レンズの提供を目的とする。
に補正し、物体距離全般にわたり良好なる光学性能を有
した焦点距離１００ｍｍ、Ｆナンバー２程度の写真用カ
メラやビデオカメラ等に好適なインナーフォーカス式の
望遠レンズの提供を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のインナーフォー
カス式の望遠レンズは、物体側より順に正の屈折力の第
１群、負の屈折力の第２群、そして正の屈折力の第３群
の３つのレンズ群を有し、該第１群は物体側より順に３
つの正レンズと像面側に凹面を向けたメニスカス状の負
レンズの独立した４つのレンズから成り、該第３群は正
レンズと負レンズとを接合し、全体として両レンズ面が
凸状の接合レンズより成り、該第２群を光軸上移動させ
てフォーカスを行い、該第２群を無限遠物体にフォーカ
スしたときの該第１群と第２群の合成の焦点距離をｆ１
２、全系の焦点距離をｆとしたとき、 ２．２＜ｆ１２＜／ｆ＜４．５ なる条件を満足することを特徴としている。
カス式の望遠レンズは、物体側より順に正の屈折力の第
１群、負の屈折力の第２群、そして正の屈折力の第３群
の３つのレンズ群を有し、該第１群は物体側より順に３
つの正レンズと像面側に凹面を向けたメニスカス状の負
レンズの独立した４つのレンズから成り、該第３群は正
レンズと負レンズとを接合し、全体として両レンズ面が
凸状の接合レンズより成り、該第２群を光軸上移動させ
てフォーカスを行い、該第２群を無限遠物体にフォーカ
スしたときの該第１群と第２群の合成の焦点距離をｆ１
２、全系の焦点距離をｆとしたとき、 ２．２＜ｆ１２＜／ｆ＜４．５ なる条件を満足することを特徴としている。
【０００８】
【実施例】図１〜図３は各々本発明の数値実施例１、
２、３のレンズ断面図、図４〜図６は本発明の数値実施
例１、２、３の諸収差図である。収差図において（Ａ）
は無限遠物体、（Ｂ）は物体距離１ｍのときを示してい
る。図中１は正の屈折力の第１群、２は負の屈折力の第
２群、３は正の屈折力の第３群、ＳＰは絞りである。
２、３のレンズ断面図、図４〜図６は本発明の数値実施
例１、２、３の諸収差図である。収差図において（Ａ）
は無限遠物体、（Ｂ）は物体距離１ｍのときを示してい
る。図中１は正の屈折力の第１群、２は負の屈折力の第
２群、３は正の屈折力の第３群、ＳＰは絞りである。
【０００９】本実施例では第２群２を矢印の如く像面側
へ移動させることにより無限遠物体から至近物体へのフ
ォーカスを行っている。
へ移動させることにより無限遠物体から至近物体へのフ
ォーカスを行っている。
【００１０】本実施例では物体側より順に第１群を正の
第１レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス状の正の
第２レンズ、同じく物体側に凸面を向けたメニスカス状
の正の第３レンズ、像面側に凹面を向けたメニスカス状
の負の第４レンズの独立した４つのレンズより構成して
いる。
第１レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス状の正の
第２レンズ、同じく物体側に凸面を向けたメニスカス状
の正の第３レンズ、像面側に凹面を向けたメニスカス状
の負の第４レンズの独立した４つのレンズより構成して
いる。
【００１１】このうち物体側の３つの正レンズにより軸
上光束を徐々に収斂させて第１〜第３レンズより発生す
る球面収差がなるべく少なくなるようにしている。そし
て第１〜第３レンズより発生した正の球面収差は第４レ
ンズの像面側の凹レンズ面より発生する負の球面収差で
バランス良く補正している。
上光束を徐々に収斂させて第１〜第３レンズより発生す
る球面収差がなるべく少なくなるようにしている。そし
て第１〜第３レンズより発生した正の球面収差は第４レ
ンズの像面側の凹レンズ面より発生する負の球面収差で
バランス良く補正している。
【００１２】又、第３レンズの像面側のレンズ面と第４
レンズの物体側のレンズ面とで形成する負の空気レンズ
により主に高次の負の球面収差を発生させて、全系の球
面収差及びサジタルフレアーを良好に補正している。
レンズの物体側のレンズ面とで形成する負の空気レンズ
により主に高次の負の球面収差を発生させて、全系の球
面収差及びサジタルフレアーを良好に補正している。
【００１３】第３群を正レンズと負レンズとを接合し、
又は負レンズと正レンズとを接合し、全体として両レン
ズ面が凸状となるようにしている。このうち物体側の凸
レンズ面で第１群と第２群より発生する正の歪曲収差を
負の方向に補正している。
又は負レンズと正レンズとを接合し、全体として両レン
ズ面が凸状となるようにしている。このうち物体側の凸
レンズ面で第１群と第２群より発生する正の歪曲収差を
負の方向に補正している。
【００１４】又、接合レンズとすることで第３群自体で
色収差の補正を行い、第２群でフォーカスしたときの色
収差の変動を良好に補正している。
色収差の補正を行い、第２群でフォーカスしたときの色
収差の変動を良好に補正している。
【００１５】更に第２群を無限遠物体にフォーカスした
ときの第１群と第２群の合成の焦点距離ｆ１２と全系の
焦点距離ｆとの比を前述の条件式（１）の如く設定し
て、焦点距離１００ｍｍ、Ｆナンバー２程度の望遠レン
ズを達成するときのフォーカスに伴う収差変動を良好に
補正している。
ときの第１群と第２群の合成の焦点距離ｆ１２と全系の
焦点距離ｆとの比を前述の条件式（１）の如く設定し
て、焦点距離１００ｍｍ、Ｆナンバー２程度の望遠レン
ズを達成するときのフォーカスに伴う収差変動を良好に
補正している。
【００１６】条件式（１）の下限値を越えて第１群と第
２群の合成の焦点距離ｆ１２が短くなりすぎると、レン
ズ系全体のテレフォトタイプが強調され、レンズ全長は
短くなるがバックフォーカスが不十分となり、又第２群
でフォーカスするときの収差変動が大きくなってくる。
２群の合成の焦点距離ｆ１２が短くなりすぎると、レン
ズ系全体のテレフォトタイプが強調され、レンズ全長は
短くなるがバックフォーカスが不十分となり、又第２群
でフォーカスするときの収差変動が大きくなってくる。
【００１７】逆に条件式（１）の上限値を越えて第１群
と第２群の合成の焦点距離が長くなりすぎるとバックフ
ォーカスは十分長くなるがそれと共にレンズ全長が増大
し、レンズ系全体が大型化してくるので良くない。
と第２群の合成の焦点距離が長くなりすぎるとバックフ
ォーカスは十分長くなるがそれと共にレンズ全長が増大
し、レンズ系全体が大型化してくるので良くない。
【００１８】本発明の目的とするインナーフォーカス式
の望遠レンズは以上の諸条件を満足させることにより達
成されるが、更にレンズ全長を短縮しつつ画面全体にわ
たり高い光学性能を得るには次の諸条件を満足させるの
が良い。 （イ）第３群の負レンズと正レンズの材質のアッベ数を
各々ν３Ｎ，ν３Ｐとしたとき
の望遠レンズは以上の諸条件を満足させることにより達
成されるが、更にレンズ全長を短縮しつつ画面全体にわ
たり高い光学性能を得るには次の諸条件を満足させるの
が良い。 （イ）第３群の負レンズと正レンズの材質のアッベ数を
各々ν３Ｎ，ν３Ｐとしたとき
【００１９】
【数１】 なる条件を満足すること。
【００２０】条件式（２）は色収差を良好に補正する為
のものであり、条件式（２）を外れると第３群の色収差
の補正が不十分となり第２群でフォーカスするときの色
収差の変動が大きくなってくるので良くない。 （ロ）第２群と第３群の焦点距離を各々ｆ２，ｆ３とし
たとき ０．５５＜｜ｆ２｜／ｆ＜０．８５ ・・・・・（３） ０．７５＜ｆ３／｜ｆ２｜＜１．１５・・・・・（４） なる条件を満足すること。
のものであり、条件式（２）を外れると第３群の色収差
の補正が不十分となり第２群でフォーカスするときの色
収差の変動が大きくなってくるので良くない。 （ロ）第２群と第３群の焦点距離を各々ｆ２，ｆ３とし
たとき ０．５５＜｜ｆ２｜／ｆ＜０．８５ ・・・・・（３） ０．７５＜ｆ３／｜ｆ２｜＜１．１５・・・・・（４） なる条件を満足すること。
【００２１】条件式（３）は全系の焦点距離に対する第
２群の焦点距離の比を適切に設定し、主に第２群を移動
させてフォーカスを行う際の収差変動を少なくする為の
ものである。条件式（３）の下限値を越えて第２群の負
の屈折力が強くなりすぎると無限遠物体から至近物体へ
のフォーカスの際の繰り出し量は少なくなるがフォーカ
スに伴い第２群から発生する諸収差、特に球面収差が増
大し、又至近物体距離において歪曲収差も増大してくる
ので良くない。条件式（３）の上限値を越えて第２群の
負の屈折力が弱くなりすぎるとフォーカスの際の繰り出
し量が増大し、レンズ全長が長くなってくるので良くな
い。
２群の焦点距離の比を適切に設定し、主に第２群を移動
させてフォーカスを行う際の収差変動を少なくする為の
ものである。条件式（３）の下限値を越えて第２群の負
の屈折力が強くなりすぎると無限遠物体から至近物体へ
のフォーカスの際の繰り出し量は少なくなるがフォーカ
スに伴い第２群から発生する諸収差、特に球面収差が増
大し、又至近物体距離において歪曲収差も増大してくる
ので良くない。条件式（３）の上限値を越えて第２群の
負の屈折力が弱くなりすぎるとフォーカスの際の繰り出
し量が増大し、レンズ全長が長くなってくるので良くな
い。
【００２２】条件式（４）は条件式（３）の基で第２群
の焦点距離に対する第３群の焦点距離の比を適切に設定
し、レンズ全長を短縮しつつ、諸収差を良好に補正する
為のものである。条件式（４）の下限値を越えて第３群
の正の屈折力が第２群の屈折力に比べて強くなりすぎる
とテレフォトタイプが弱くなりすぎレンズ全長が長くな
ってくると共に第３群から発生する諸収差が増大してく
る。条件式（４）の上限値を越えて第３群の正の屈折力
が弱くなりすぎるとレンズ全長は短くなるがフォーカス
の際の第２群の移動空間が不十分となり、又至近物体距
離において歪曲収差が正の方向に増大してくるので良く
ない。 （ハ）絞りＳＰは第１群と第２群との間に固定しても良
いが、特に至近物体距離において倍率色収差を良好に補
正すると共に絞ったときの光学性能を良好に維持する為
には第２群と一体的に移動させるか、又は第２群と第３
群との間に配置して第２群と一体的に移動させるのが良
い。
の焦点距離に対する第３群の焦点距離の比を適切に設定
し、レンズ全長を短縮しつつ、諸収差を良好に補正する
為のものである。条件式（４）の下限値を越えて第３群
の正の屈折力が第２群の屈折力に比べて強くなりすぎる
とテレフォトタイプが弱くなりすぎレンズ全長が長くな
ってくると共に第３群から発生する諸収差が増大してく
る。条件式（４）の上限値を越えて第３群の正の屈折力
が弱くなりすぎるとレンズ全長は短くなるがフォーカス
の際の第２群の移動空間が不十分となり、又至近物体距
離において歪曲収差が正の方向に増大してくるので良く
ない。 （ハ）絞りＳＰは第１群と第２群との間に固定しても良
いが、特に至近物体距離において倍率色収差を良好に補
正すると共に絞ったときの光学性能を良好に維持する為
には第２群と一体的に移動させるか、又は第２群と第３
群との間に配置して第２群と一体的に移動させるのが良
い。
【００２３】次に本発明の数値実施例を示す。数値実施
例においてＲｉは物体側より順に第ｉ番目のレンズ面の
曲率半径、Ｄｉは物体側より第ｉ番目のレンズ厚及び空
気間隔、Ｎｉとνｉは各々物体側より順に第ｉ番目のレ
ンズのガラスの屈折率とアッベ数である。又表−１に前
述の条件式と数値実施例との関係を示す。 数値実施例 １ F =100 FNO =1:2 2 ω=24.4 ° R 1 = 180.64 D 1= 4.8 N 1=1.55962 ν 1= 61.2 R 2 = -686.60 D 2= 0.2 R 3 = 68.44 D 3= 6.4 N 2=1.65160 ν 2= 58.5 R 4 = 272.13 D 4= 0.5 R 5 = 33.79 D 5= 9.7 N 3=1.78590 ν 3= 44.2 R 6 = 108.27 D 6= 0.91 R 7 = 126.33 D 7= 2.4 N 4=1.75550 ν 4= 25.1 R 8 = 25.14 D 8= 9.0 R 9 = ( 絞り) D 9= 可変(2.66 〜 ) R 10 = -367.05 D 10= 3.0 N 5=1.80518 ν 5= 25.4 R 11 = -106.43 D 11= 1.7 N 6=1.55962 ν 6= 61.2 R 12 = 39.92 D 12= 可変(24.99〜 ) R 13 = 81.96 D 13= 2.3 N 7=1.80518 ν 7= 25.4 R 14 = 43.71 D 14= 7.5 N 8=1.78590 ν 8= 44.2 R 15 = -138.63 数値実施例 ２ F =100 FNO =1:2 2 ω=24.4 ° R 1 = 143.26 D 1= 5.0 N 1=1.55962 ν 1= 61.2 R 2 = -2019.55 D 2= 0.2 R 3 = 67.27 D 3= 6.5 N 2=1.65160 ν 2= 58.5 R 4 = 241.98 D 4= 0.5 R 5 = 35.47 D 5= 9.7 N 3=1.78590 ν 3= 44.2 R 6 = 113.61 D 6= 0.95 R 7 = 132.10 D 7= 2.4 N 4=1.75550 ν 4= 25.1 R 8 = 26.14 D 8= 9.0 R 9 = (絞り) D 9= 可変(2.81 〜) R 10 = -240.38 D 10= 3.0 N 5=1.80518 ν 5= 25.4 R 11 = -87.29 D 11= 1.7 N 6=1.55962 ν 6= 61.2 R 12 = 40.04 D 12= 可変(25.15〜 ) R 13 = 80.41 D 13= 7.5 N 7=1.78590 ν 7= 44.2 R 14 = -47.69 D 14= 2.3 N 8=1.80518 ν 8= 25.4 R 15 = -125.81 数値実施例 ３ F =100 FNO =1:2 2 ω=24.4 ° R 1 = 156.68 D 1= 4.8 N 1=1.48749 ν 1= 70.2 R 2 = -610.90 D 2= 0.2 R 3 = 60.44 D 3= 6.2 N 2=1.65160 ν 2= 58.5 R 4 = 239.89 D 4= 0.2 R 5 = 33.16 D 5= 10.2 N 3=1.69680 ν 3= 55.5 R 6 = 127.46 D 6= 0.6 R 7 = 147.23 D 7= 2.4 N 4=1.71736 ν 4= 29.5 R 8 = 24.35 D 8= 9.0 R 9 = ( 絞り) D 9= 可変(2.85 〜 ) R 10 = -231.46 D 10= 3.0 N 5=1.80518 ν 5= 25.4 R 11 = -77.76 D 11= 1.7 N 6=1.57250 ν 6= 57.8 R 12 = 40.14 D 12= 可変(24.7 〜 ) R 13 = 73.19 D 13= 2.5 N 7=1.80518 ν 7= 25.4 R 14 = 43.50 D 14= 9.0 N 8=1.77250 ν 8= 49.6 R 15 = -137.59
例においてＲｉは物体側より順に第ｉ番目のレンズ面の
曲率半径、Ｄｉは物体側より第ｉ番目のレンズ厚及び空
気間隔、Ｎｉとνｉは各々物体側より順に第ｉ番目のレ
ンズのガラスの屈折率とアッベ数である。又表−１に前
述の条件式と数値実施例との関係を示す。 数値実施例 １ F =100 FNO =1:2 2 ω=24.4 ° R 1 = 180.64 D 1= 4.8 N 1=1.55962 ν 1= 61.2 R 2 = -686.60 D 2= 0.2 R 3 = 68.44 D 3= 6.4 N 2=1.65160 ν 2= 58.5 R 4 = 272.13 D 4= 0.5 R 5 = 33.79 D 5= 9.7 N 3=1.78590 ν 3= 44.2 R 6 = 108.27 D 6= 0.91 R 7 = 126.33 D 7= 2.4 N 4=1.75550 ν 4= 25.1 R 8 = 25.14 D 8= 9.0 R 9 = ( 絞り) D 9= 可変(2.66 〜 ) R 10 = -367.05 D 10= 3.0 N 5=1.80518 ν 5= 25.4 R 11 = -106.43 D 11= 1.7 N 6=1.55962 ν 6= 61.2 R 12 = 39.92 D 12= 可変(24.99〜 ) R 13 = 81.96 D 13= 2.3 N 7=1.80518 ν 7= 25.4 R 14 = 43.71 D 14= 7.5 N 8=1.78590 ν 8= 44.2 R 15 = -138.63 数値実施例 ２ F =100 FNO =1:2 2 ω=24.4 ° R 1 = 143.26 D 1= 5.0 N 1=1.55962 ν 1= 61.2 R 2 = -2019.55 D 2= 0.2 R 3 = 67.27 D 3= 6.5 N 2=1.65160 ν 2= 58.5 R 4 = 241.98 D 4= 0.5 R 5 = 35.47 D 5= 9.7 N 3=1.78590 ν 3= 44.2 R 6 = 113.61 D 6= 0.95 R 7 = 132.10 D 7= 2.4 N 4=1.75550 ν 4= 25.1 R 8 = 26.14 D 8= 9.0 R 9 = (絞り) D 9= 可変(2.81 〜) R 10 = -240.38 D 10= 3.0 N 5=1.80518 ν 5= 25.4 R 11 = -87.29 D 11= 1.7 N 6=1.55962 ν 6= 61.2 R 12 = 40.04 D 12= 可変(25.15〜 ) R 13 = 80.41 D 13= 7.5 N 7=1.78590 ν 7= 44.2 R 14 = -47.69 D 14= 2.3 N 8=1.80518 ν 8= 25.4 R 15 = -125.81 数値実施例 ３ F =100 FNO =1:2 2 ω=24.4 ° R 1 = 156.68 D 1= 4.8 N 1=1.48749 ν 1= 70.2 R 2 = -610.90 D 2= 0.2 R 3 = 60.44 D 3= 6.2 N 2=1.65160 ν 2= 58.5 R 4 = 239.89 D 4= 0.2 R 5 = 33.16 D 5= 10.2 N 3=1.69680 ν 3= 55.5 R 6 = 127.46 D 6= 0.6 R 7 = 147.23 D 7= 2.4 N 4=1.71736 ν 4= 29.5 R 8 = 24.35 D 8= 9.0 R 9 = ( 絞り) D 9= 可変(2.85 〜 ) R 10 = -231.46 D 10= 3.0 N 5=1.80518 ν 5= 25.4 R 11 = -77.76 D 11= 1.7 N 6=1.57250 ν 6= 57.8 R 12 = 40.14 D 12= 可変(24.7 〜 ) R 13 = 73.19 D 13= 2.5 N 7=1.80518 ν 7= 25.4 R 14 = 43.50 D 14= 9.0 N 8=1.77250 ν 8= 49.6 R 15 = -137.59
【００２４】
【表１】
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば望遠レンズの各レンズ群
を前述の如く特定し、第２群を光軸上移動させてフォー
カスを行うことにより、レンズ全長を短縮しつつ、フォ
ーカスに伴う収差変動を良好に補正した高い光学性能を
有した写真用カメラやビデオカメラ等に好適なインナー
フォーカス式の望遠レンズを達成することができる。
を前述の如く特定し、第２群を光軸上移動させてフォー
カスを行うことにより、レンズ全長を短縮しつつ、フォ
ーカスに伴う収差変動を良好に補正した高い光学性能を
有した写真用カメラやビデオカメラ等に好適なインナー
フォーカス式の望遠レンズを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の数値実施例１のレンズ断面図。
【図２】本発明の数値実施例２のレンズ断面図。
【図３】本発明の数値実施例３のレンズ断面図。
【図４】本発明の数値実施例１の諸収差図。
【図５】本発明の数値実施例２の諸収差図。
【図６】本発明の数値実施例３の諸収差図。
１ 第１群 ２ 第２群 ３ 第３群 ＳＰ 絞り ΔＳ サジタル像面 ΔＭ メリディオナル像面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04
Claims (3)
- 【請求項１】 物体側より順に正の屈折力の第１群、負
の屈折力の第２群、そして正の屈折力の第３群の３つの
レンズ群を有し、該第１群は物体側より順に３つの正レ
ンズと像面側に凹面を向けたメニスカス状の負レンズの
独立した４つのレンズから成り、該第３群は正レンズと
負レンズとを接合し、全体として両レンズ面が凸状の接
合レンズより成り、該第２群を光軸上移動させてフォー
カスを行い、該第２群を無限遠物体にフォーカスしたと
きの該第１群と第２群の合成の焦点距離をｆ１２、全系
の焦点距離をｆとしたとき、 ２．２＜ｆ１２＜／ｆ＜４．５ なる条件を満足することを特徴とするインナーフォーカ
ス式の望遠レンズ。 - 【請求項２】 前記第３群の負レンズと正レンズの材質
のアッベ数を各々ν３Ｎ，ν３Ｐとしたとき 【数１】 なる条件を満足することを特徴とする請求項１のインナ
ーフォーカス式の望遠レンズ。 - 【請求項３】 前記第２群と第３群の焦点距離を各々ｆ
２，ｆ３としたとき ０．５５＜｜ｆ２｜／ｆ＜０．８５ ０．７５＜ｆ３／｜ｆ２｜＜１．１５ なる条件を満足することを特徴とする請求項２のインナ
ーフォーカス式の望遠レンズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3038069A JP3041987B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | インナーフォーカス式の望遠レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3038069A JP3041987B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | インナーフォーカス式の望遠レンズ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04255813A JPH04255813A (ja) | 1992-09-10 |
| JP3041987B2 true JP3041987B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=12515204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3038069A Expired - Fee Related JP3041987B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | インナーフォーカス式の望遠レンズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3041987B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3505099B2 (ja) * | 1999-02-04 | 2004-03-08 | ペンタックス株式会社 | 中望遠レンズ |
| JP3445554B2 (ja) * | 1999-04-02 | 2003-09-08 | ペンタックス株式会社 | インナーフォーカス式望遠レンズ |
| JP4666748B2 (ja) | 2000-11-10 | 2011-04-06 | Ｈｏｙａ株式会社 | 撮影レンズ |
| JP5379784B2 (ja) * | 2010-12-24 | 2013-12-25 | 株式会社タムロン | 固定焦点レンズ |
| KR20130069046A (ko) * | 2011-12-16 | 2013-06-26 | 삼성전자주식회사 | 망원렌즈 시스템 |
-
1991
- 1991-02-07 JP JP3038069A patent/JP3041987B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04255813A (ja) | 1992-09-10 |
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