JP3041314B2 - 重合体組成物 - Google Patents
重合体組成物Info
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- JP3041314B2 JP3041314B2 JP3087414A JP8741491A JP3041314B2 JP 3041314 B2 JP3041314 B2 JP 3041314B2 JP 3087414 A JP3087414 A JP 3087414A JP 8741491 A JP8741491 A JP 8741491A JP 3041314 B2 JP3041314 B2 JP 3041314B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は重合体組成物に関する。
更に詳しくは金属、ポリアミド樹脂あるいはエチレン/
酢酸ビニル共重合体鹸化物等に比較的低温度で優れた接
着性を発現するα−オレフィン重合体組成物に関する。
更に詳しくは金属、ポリアミド樹脂あるいはエチレン/
酢酸ビニル共重合体鹸化物等に比較的低温度で優れた接
着性を発現するα−オレフィン重合体組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属、ポリアミド樹脂あるいはエ
チレン/酢酸ビニル共重合体の鹸化物等に対する接着剤
としては、不飽和カルボン酸またはその誘導体でグラフ
ト変性されたプロピレン単独重合体が使用されていた。
しかしながら、このようなグラフト変性プロピレン単独
重合体は160℃あるいは200℃と云った比較的高温
度においてしか十分に満足しうる接着力を発現できず、
それを用いる接着操作には高温度に伴う困難があった。
チレン/酢酸ビニル共重合体の鹸化物等に対する接着剤
としては、不飽和カルボン酸またはその誘導体でグラフ
ト変性されたプロピレン単独重合体が使用されていた。
しかしながら、このようなグラフト変性プロピレン単独
重合体は160℃あるいは200℃と云った比較的高温
度においてしか十分に満足しうる接着力を発現できず、
それを用いる接着操作には高温度に伴う困難があった。
【0003】
【発明が解決すべき課題】本発明の目的は、新規な重合
体組成物を提供することにある。
体組成物を提供することにある。
【0004】本発明の他の目的は、比較的低温度すなわ
ち従来の接着剤が十分な接着強度を発現する温度よりも
20〜40℃低い例えば140℃において、金属、ポリ
アミド樹脂あるいはエチレン/酢酸ビニル共重合体鹸化
物等に十分に満足しうる接着強度を発現しうる新規な重
合体組成物に関する。
ち従来の接着剤が十分な接着強度を発現する温度よりも
20〜40℃低い例えば140℃において、金属、ポリ
アミド樹脂あるいはエチレン/酢酸ビニル共重合体鹸化
物等に十分に満足しうる接着強度を発現しうる新規な重
合体組成物に関する。
【0005】本発明のさらに他の目的および利点は以下
の説明から明らかとなろう。
の説明から明らかとなろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、本発明
の上記目的および利点は、 (A)不飽和カルボン酸もしくはその誘導体で変性され
たα−オレフィンランダム共重合体、ここで該α−オレ
フィンランダム共重合体は、プロピレンとエチレンの合
計モル数に基づいてエチレンが2〜4モル%を占めるプ
ロピレンとエチレンとのランダム共重合体である、 (B)プロピレン単独重合体および/またはプロピレン
とそれ以外のα−オレフィンとの共重合体、および (D)エチレン系樹脂 を含有して成り、そして(A)成
分と(B)成分の合計重量に基づいて、(A)成分が
0.1〜20重量%そして(B)成分が80〜99.9重
量%を占め、そして(A)成分と(B)成分の合計重量
100重量部当たり(D)成分を100重量部以下で含
有する、ことを特徴とする重合体組成物によって達成さ
れる。
の上記目的および利点は、 (A)不飽和カルボン酸もしくはその誘導体で変性され
たα−オレフィンランダム共重合体、ここで該α−オレ
フィンランダム共重合体は、プロピレンとエチレンの合
計モル数に基づいてエチレンが2〜4モル%を占めるプ
ロピレンとエチレンとのランダム共重合体である、 (B)プロピレン単独重合体および/またはプロピレン
とそれ以外のα−オレフィンとの共重合体、および (D)エチレン系樹脂 を含有して成り、そして(A)成
分と(B)成分の合計重量に基づいて、(A)成分が
0.1〜20重量%そして(B)成分が80〜99.9重
量%を占め、そして(A)成分と(B)成分の合計重量
100重量部当たり(D)成分を100重量部以下で含
有する、ことを特徴とする重合体組成物によって達成さ
れる。
【0007】本発明の上記重合体組成物において、
(A)成分は不飽和カルボン酸もしくはその誘導体で変
性されたα−オレフィンランダム共重合体である。
(A)成分は不飽和カルボン酸もしくはその誘導体で変
性されたα−オレフィンランダム共重合体である。
【0008】不飽和カルボン酸もしくはその誘導体とし
ては、例えば、アクリル酸、マレイン酸、フマール酸、
テトラヒドロフタル酸、イタコン酸、シトラコン酸、ク
ロトン酸、イソクロトン酸、ナジック酸(エンドシス−
ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカ
ルボン酸)などの不飽和カルボン酸;またはその誘導体
たとえば酸ハライド、アミド、イミド、無水物、エステ
ルなどが挙げられる。
ては、例えば、アクリル酸、マレイン酸、フマール酸、
テトラヒドロフタル酸、イタコン酸、シトラコン酸、ク
ロトン酸、イソクロトン酸、ナジック酸(エンドシス−
ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカ
ルボン酸)などの不飽和カルボン酸;またはその誘導体
たとえば酸ハライド、アミド、イミド、無水物、エステ
ルなどが挙げられる。
【0009】かかる誘導体の具体例としては、例えば塩
化マレニル、マレイミド、無水マレイン酸、無水シトラ
コン酸、マレイン酸モノメチル、マレイン酸ジメチル、
グリシジルマレエートなどが挙げられる。これらの中で
は、不飽和ジカルボン酸またはその酸無水物が好適であ
り、とくにマレイン酸、ナジック酸(R)またはこれらの
酸無水物が好ましく用いられる。
化マレニル、マレイミド、無水マレイン酸、無水シトラ
コン酸、マレイン酸モノメチル、マレイン酸ジメチル、
グリシジルマレエートなどが挙げられる。これらの中で
は、不飽和ジカルボン酸またはその酸無水物が好適であ
り、とくにマレイン酸、ナジック酸(R)またはこれらの
酸無水物が好ましく用いられる。
【0010】変性前のα−オレフィンランダム共重合体
はプロピレンとエチレンの合計モル数に基づいてエチレ
ンが2〜4モル%を占める、プロピレンとエチレンのラ
ンダム共重合体である。
はプロピレンとエチレンの合計モル数に基づいてエチレ
ンが2〜4モル%を占める、プロピレンとエチレンのラ
ンダム共重合体である。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】エチレンのモル数が2モル%未満では低温
(例えば140℃)での接着性が発現せず、4モル%を
超えるとバラツキによるブロッキングが発生するため実
用に供し得ない。
(例えば140℃)での接着性が発現せず、4モル%を
超えるとバラツキによるブロッキングが発生するため実
用に供し得ない。
【0015】不飽和カルボン酸もしくはその誘導体で変
性されたα−オレフィンランダム共重合体(A)は、好
ましくは、変性前のα−オレフィンランダム共重合体に
基づいて0.01〜10重量%、より好ましくは0.1〜
5量%の不飽和カルボン酸もしくはその誘導体でグラフ
ト変性されている。
性されたα−オレフィンランダム共重合体(A)は、好
ましくは、変性前のα−オレフィンランダム共重合体に
基づいて0.01〜10重量%、より好ましくは0.1〜
5量%の不飽和カルボン酸もしくはその誘導体でグラフ
ト変性されている。
【0016】上記(B)成分はプロピレン単独重合体ま
たはプロピレンとそれ以外のα−オレフィンとの共重合
体である。プロピレン以外のα−オレフィンとしては、
上記(A)成分について記載した化合物と同じものが好
ましく用いられる。共重合体におけるプロピレン以外の
α−オレフィンは、プロピレンと該α−オレフィンとの
合計モル数に基づいて、該α−オレフィンが5モル%以
下を占めるのが好ましい。より好ましくは、該α−オレ
フィンが同じ基準に対し4.5モル%以下を占める。
たはプロピレンとそれ以外のα−オレフィンとの共重合
体である。プロピレン以外のα−オレフィンとしては、
上記(A)成分について記載した化合物と同じものが好
ましく用いられる。共重合体におけるプロピレン以外の
α−オレフィンは、プロピレンと該α−オレフィンとの
合計モル数に基づいて、該α−オレフィンが5モル%以
下を占めるのが好ましい。より好ましくは、該α−オレ
フィンが同じ基準に対し4.5モル%以下を占める。
【0017】かかる(B)成分の重合体は、好ましくは
MFR(230℃ -2160g)0.1〜100g/1
0分、より好ましくはMFR(同)0.3〜50g/1
0分を示す。
MFR(230℃ -2160g)0.1〜100g/1
0分、より好ましくはMFR(同)0.3〜50g/1
0分を示す。
【0018】本発明の上記重合体組成物において、
(A)成分と(B)成分は、これらの合計重量に基づい
て、(A)成分が0.1〜20重量%を占めそして
(B)成分がそれを補完するように、80〜99.9重
量%を占める。
(A)成分と(B)成分は、これらの合計重量に基づい
て、(A)成分が0.1〜20重量%を占めそして
(B)成分がそれを補完するように、80〜99.9重
量%を占める。
【0019】(A)成分が0.1重量%よりさらに小さ
い0.05重量%より少ないと接着性が発現せず、20
重量%よりさらに大きい30重量%を超えると組成物の
強度が低下して脆くなるため接着性が悪くなり実用に供
し得なくなる。
い0.05重量%より少ないと接着性が発現せず、20
重量%よりさらに大きい30重量%を超えると組成物の
強度が低下して脆くなるため接着性が悪くなり実用に供
し得なくなる。
【0020】本発明者の研究によれば、本発明の組成物
には、上記(A)成分および(B)成分の他にさらにエ
チレン樹脂を含有せしめることにより、特に優れた接着
強度が得られることが明らかとなった。
には、上記(A)成分および(B)成分の他にさらにエ
チレン樹脂を含有せしめることにより、特に優れた接着
強度が得られることが明らかとなった。
【0021】エチレン系樹脂(D)は(A)成分と
(B)成分の合計100重量部当たり100重量部以下
で含有される。
(B)成分の合計100重量部当たり100重量部以下
で含有される。
【0022】エチレン系樹脂(D)としては、エチレン
単独重合体またはエチレンとエチレン以外の他のα−オ
レフィンとのランダム共重合体が有利に用いられる。
単独重合体またはエチレンとエチレン以外の他のα−オ
レフィンとのランダム共重合体が有利に用いられる。
【0023】エチレン以外の他のα−オレフィンとして
は炭素数3〜20のα−オレフィンが好ましく用いられ
る。
は炭素数3〜20のα−オレフィンが好ましく用いられ
る。
【0024】かかるα−オレフィンとしては、例えばプ
ロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1
−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1−テトラデ
セン、1−オクタデセンなどが挙げられる。これらのα
−オレフィンは単独または2種以上併用される。
ロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1
−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1−テトラデ
セン、1−オクタデセンなどが挙げられる。これらのα
−オレフィンは単独または2種以上併用される。
【0025】エチレンとそれ以外のα−オレフィンとの
共重合体において、エチレンと該α−オレフィンとの合
計モル数に基づいて該α−オレフィンは、好ましくは5
〜55モル%、より好ましくは10〜55モル%を占め
る。
共重合体において、エチレンと該α−オレフィンとの合
計モル数に基づいて該α−オレフィンは、好ましくは5
〜55モル%、より好ましくは10〜55モル%を占め
る。
【0026】エチレン樹脂(D)は、好ましくは0.1
〜50g/10分、より好ましくは0.3〜30g/1
0分のMFR値(190℃ - 2160g)を示す。ま
た、エチレン樹脂の好ましい密度は0.850〜0.90
0g/cm3であり、より好ましい密度は0.850〜0.
890g/cm3である。さらに、X線による結晶化度は
好ましくは30%未満であり、より好ましくは25%未
満である。
〜50g/10分、より好ましくは0.3〜30g/1
0分のMFR値(190℃ - 2160g)を示す。ま
た、エチレン樹脂の好ましい密度は0.850〜0.90
0g/cm3であり、より好ましい密度は0.850〜0.
890g/cm3である。さらに、X線による結晶化度は
好ましくは30%未満であり、より好ましくは25%未
満である。
【0027】エチレン樹脂(D)が上記の如きの好まし
い性質を備えることにより、本発明の組成物は一層優れ
た接着力を示すようになる。
い性質を備えることにより、本発明の組成物は一層優れ
た接着力を示すようになる。
【0028】本発明の組成物には、その他必要に応じ、
各種添加剤、例えば酸化防止剤、紫外線吸収剤、顔料、
染料、充填剤、核剤、ブロッキング防止剤、スリップ
剤、塩酸吸収剤、帯電防止剤、難燃剤等を配合すること
ができる。
各種添加剤、例えば酸化防止剤、紫外線吸収剤、顔料、
染料、充填剤、核剤、ブロッキング防止剤、スリップ
剤、塩酸吸収剤、帯電防止剤、難燃剤等を配合すること
ができる。
【0029】以下実施例により、本発明をさらに詳述す
る。本発明はかかる実施例により何ら制限されるもので
はない。
る。本発明はかかる実施例により何ら制限されるもので
はない。
【0030】なお、MFRはASTM D1238に準
じて測定した。
じて測定した。
【0031】
【実施例】実施例1 無水マレイン酸2重量%でグラフト変性されたエチレン
/プロピレンランダム共重合体(エチレン4モル%、プ
ロピレン96モル%;以下変性ランダムPP−1とい
う)5重量部、ポリプロピレン単独重合体(MFR 2
5g/10分;230℃ - 2160g)80重量部お
よびエチレン/ブテン共重合体(ブテン11モル%、エ
チレン89モル%)15重量部からなる溶融混合物(組
成物)を準備し、キャストフィルム成形機を用いて厚さ
50μmのフィルムを形成した。
/プロピレンランダム共重合体(エチレン4モル%、プ
ロピレン96モル%;以下変性ランダムPP−1とい
う)5重量部、ポリプロピレン単独重合体(MFR 2
5g/10分;230℃ - 2160g)80重量部お
よびエチレン/ブテン共重合体(ブテン11モル%、エ
チレン89モル%)15重量部からなる溶融混合物(組
成物)を準備し、キャストフィルム成形機を用いて厚さ
50μmのフィルムを形成した。
【0032】このフィルムを厚さ15μmのアルミ箔と
重ね合わせ、ヒートシールテスターにより、下記条件: 温 度 : 140℃ 圧 力 : 1kg/cm2 時 間 : 1秒 の下で熱接着を行った。結果を表1に示した。
重ね合わせ、ヒートシールテスターにより、下記条件: 温 度 : 140℃ 圧 力 : 1kg/cm2 時 間 : 1秒 の下で熱接着を行った。結果を表1に示した。
【0033】
【0034】
【0035】実施例2 実施例1において、変性ランダムPP−1 5重量部に
代えて、無水マレイン酸3重量%でグラフト変性された
エチレン/プロピレンランダム共重合体(エチレン4モ
ル%、プロピレン96モル%:以下変性ランダムPP−
2という)5重量部を用い、その他は全く同じにした。
熱接着の結果を表1に示した。
代えて、無水マレイン酸3重量%でグラフト変性された
エチレン/プロピレンランダム共重合体(エチレン4モ
ル%、プロピレン96モル%:以下変性ランダムPP−
2という)5重量部を用い、その他は全く同じにした。
熱接着の結果を表1に示した。
【0036】比較例1 実施例1において、変性ランダムPP−1 5重量部に
代えて、無水マレイン酸2重量%でグラフト変性された
プロピレン単独重合体(以下変性ホモPP−1という)
5重量部を用い、その他は全く同じにした。熱接着の結
果を表1に示した。
代えて、無水マレイン酸2重量%でグラフト変性された
プロピレン単独重合体(以下変性ホモPP−1という)
5重量部を用い、その他は全く同じにした。熱接着の結
果を表1に示した。
【0037】比較例2 実施例2において、変性ランダムPP−1 20重量部
に代えて、変性ホモPP−1 20重量部を用い、その
他は全く同じにした。熱接着の結果を表1に示した。
に代えて、変性ホモPP−1 20重量部を用い、その
他は全く同じにした。熱接着の結果を表1に示した。
【0038】比較例3 実施例3において、変性ランダムPP−1 20重量部
に代えて、変性ホモPP−1 20重量部を用い、その
他は全く同じにした。熱接着の結果を表1に示した。
に代えて、変性ホモPP−1 20重量部を用い、その
他は全く同じにした。熱接着の結果を表1に示した。
【0039】実施例3 実施例2において、エチレン/ブテン共重合体15重量
部に代えて、エチレン/プロピレン共重合体(プロピレ
ン 20モル%、エチレン 80モル%)15重量部を
用い、その他は全く同じにした。熱接着の結果を表1に
示した。
部に代えて、エチレン/プロピレン共重合体(プロピレ
ン 20モル%、エチレン 80モル%)15重量部を
用い、その他は全く同じにした。熱接着の結果を表1に
示した。
【0040】比較例4 実施例3において、変性ランダムPP−2 5重量部に
代えて変性ホモPP−1 5重量部を用い、その他は全
く同じにした。熱接着の結果を表1に示した。
代えて変性ホモPP−1 5重量部を用い、その他は全
く同じにした。熱接着の結果を表1に示した。
【0041】
【表1】
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、金属、ポリアミド樹脂
あるいはエチレン/酢酸ビニル共重合体鹸化物等に優れ
た接着性を示す重合体組成物が得られる。
あるいはエチレン/酢酸ビニル共重合体鹸化物等に優れ
た接着性を示す重合体組成物が得られる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−245042(JP,A) 特開 平2−140281(JP,A) 特開 昭56−118825(JP,A) 特開 昭60−8347(JP,A) 特開 平2−3479(JP,A) 特開 平4−28742(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 23/10 - 23/14 C08L 23/26 C08L 23/04 - 23/08
Claims (1)
- 【請求項1】 (A)不飽和カルボン酸もしくはその誘
導体で変性されたα−オレフィンランダム共重合体、こ
こで該α−オレフィンランダム共重合体は、プロピレン
とエチレンの合計モル数に基づいてエチレンが2〜4モ
ル%を占めるプロピレンとエチレンとのランダム共重合
体である、 (B)プロピレン単独重合体および/またはプロピレン
とそれ以外のα−オレフィンとの共重合体、および (D)エチレン系樹脂 を含有して成り、そして(A)成
分と(B)成分の合計重量に基づいて、(A)成分が
0.1〜20重量%そして(B)成分が80〜99.9重
量%を占め、そして(A)成分と(B)成分の合計重量
100重量部当たり(D)成分を100重量部以下で含
有する、 ことを特徴とする重合体組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3087414A JP3041314B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 重合体組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3087414A JP3041314B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 重合体組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04300933A JPH04300933A (ja) | 1992-10-23 |
JP3041314B2 true JP3041314B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=13914220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3087414A Expired - Fee Related JP3041314B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 重合体組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3041314B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1978070B1 (en) | 2006-01-26 | 2011-03-30 | Mitsui Chemicals, Inc. | Adhesive and layered product made with the same |
WO2008093805A1 (ja) | 2007-02-02 | 2008-08-07 | Mitsui Chemicals, Inc. | 接着剤およびそれを用いた積層体 |
CN103210034B (zh) * | 2010-12-09 | 2015-09-30 | 三井化学株式会社 | 改性聚丙烯组合物及使用了该组合物的层叠体 |
WO2018016460A1 (ja) | 2016-07-21 | 2018-01-25 | 三井化学株式会社 | ポリプロピレン系樹脂組成物ならびに単層および多層フィルム |
CN110300783B (zh) | 2017-03-29 | 2021-01-12 | 三井化学株式会社 | 电池用叠层体 |
WO2018180862A1 (ja) | 2017-03-29 | 2018-10-04 | 三井化学株式会社 | 積層体の製造方法 |
EP3766932B8 (en) | 2018-03-15 | 2023-05-24 | Mitsui Chemicals, Inc. | Resin composition and monolayer and multilayer films |
KR20230138528A (ko) | 2021-03-15 | 2023-10-05 | 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 | 수지 조성물, 해당 수지 조성물을 포함하는 필름 및 그 용도 |
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---|---|---|---|---|
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JP3006122U (ja) * | 1994-07-04 | 1995-01-17 | 崇 二宮 | 把手付バリカン |
DE29922261U1 (de) * | 1999-12-18 | 2001-04-19 | Bosch Gmbh Robert | Elektrischer Steckverbinder mit mindestens einem Rastelement |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP3087414A patent/JP3041314B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04300933A (ja) | 1992-10-23 |
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