JPS61241144A - 多層構造物 - Google Patents

多層構造物

Info

Publication number
JPS61241144A
JPS61241144A JP8252585A JP8252585A JPS61241144A JP S61241144 A JPS61241144 A JP S61241144A JP 8252585 A JP8252585 A JP 8252585A JP 8252585 A JP8252585 A JP 8252585A JP S61241144 A JPS61241144 A JP S61241144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
ethylene
olefin
composition
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8252585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH069915B2 (ja
Inventor
幹夫 中川
幸一郎 佐藤
兼元 国昭
西村 明人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority to JP8252585A priority Critical patent/JPH069915B2/ja
Publication of JPS61241144A publication Critical patent/JPS61241144A/ja
Publication of JPH069915B2 publication Critical patent/JPH069915B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐ガス透過性、層間接着性、機械的強度に優れ
た多層構造物に関する。更に詳しくはスチレン系樹脂/
オレフィン・酢酸ビニル共重合体鹸化物系共押出多層構
造物に関する。
〔従来の技術〕
エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物に代表されるオレ
フィン・酢酸ビニル共重合体鹸化物(以下EVOHと略
すことがある)はガスバリヤ−性、耐油性、機械的強度
等に優れている反面水分透過性が大きいので、水分を含
む食品包装用フィルムや中空容器等には単一では使用出
来ない欠点を有している。この欠点を改良する方法とし
て、耐水性に優れたスチレン系樹脂(以下PSと略すこ
とがある)やポリオレフィン系樹脂を積層することが提
案されているが、該樹脂は極性基を有しない為、直接C
V OIIと積層しても層間接着力が非常に低く、実用
に耐えないのが現状であった。
そこで、かかる欠点を改良する方法として種々の方法、
例えばエチレン・酢酸ビニル共重合体(以下EVAと略
すことがある)と粘着付与剤との組成物を用いる方法(
特公昭59−44223号公報、特開昭53−1477
33号公報、特開昭54−10384号公報等)あるい
は変性ポリオレフィンにEVA及び脂肪族系石油樹脂を
配合してなるポリオレフィン組成物(特開昭53−12
7546号公報)が提案されている。
しかしながら特公昭59−44223号公報等に具体的
に開示されているロジン、エステルガム、シクロペンタ
ジェン樹脂、テルペン樹脂またはβ−ピネン樹脂等の粘
着付与剤あるいは特開昭53−127546号公報に開
示された脂肪族系石油樹脂とEVAとの組成物からなる
接着剤はいずれもPSとHVOHとの接着力の改良効果
、色相、耐候性が充分でない。
又、オレフィン系ポリマーに対して脂環族又は芳香族の
高分子低重合物を添加した組成物をpsやEVOHと共
押出することが提案されている(特公昭52−5005
2号公報)が、かかる方法においても接着力の改良効果
が不十分である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
かかる状況に鑑み、本発明者らは耐ガス透過性、眉間接
着性、機械的強度等に優れたスチレン系樹脂/オレフィ
ン・酢酸ビニル共重合体鹸化物系多層構造物を得るべく
検討した結果、既に本出願人によって提案している変性
エチレン・α−オレフィン共重合ゴムと粘着付与剤とか
らなるホットメルト型粘着剤組成物(特開昭56−10
9269号公報)を中間層に用いることにより、上記目
的が達成できることが分かり、本発明を完成するに至っ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明は、 (a)  スチレン系樹脂(A)層 (b)  中間層として、不飽和カルボン酸またはその
誘導体のグラフト量: 0.01ないし10重量%、メ
ルトフローレート=0.1ないし50g/IQL11i
n、密度: 0.850ないし0 、900g /cf
fl、エチレン含有量:30ないし95モル%及びX線
による結晶化度240%以下の一部もしくは全部がグラ
フト変性されたグラフト変性エチレン・α−オレフィン
ランダム共重合体(B)  =99ないし50重量%、
及び粘着付与剤(D):1ないし50重量%とからなる
組成物(F)層、及び (C1オレフィン・酢酸ビニル共重合体鹸化物(C)N とから構成されていることを特徴とする耐ガス透過性、
眉間接着性、機械的強度に優れた多層構造物を提供する
ものである。
〔作 用〕
本発明の多層構造物を構成するスチレン系樹脂(A)は
スチレンの単独重合体、スチレンとアクリロニトリル、
メチルメタアクリレート等の共重合体あるいはそれらの
ゴム変性物のスチレンを主体とした樹脂であり、一般に
ポリスチレン、耐衝撃性ポリスチレン(ゴム配合ポリス
チレン)、AS樹脂(SAN>、ABS等と呼称されて
いる熱可塑性樹脂である。スチレン系樹脂(A)は、通
常メルトフローレート(MFR2: ASTM口123
B 、L )が0.1ないし50 g / 10m1n
 、好ましくは工ないし20g/IQminの範囲のも
のである。MPR2が上記範囲外のものはいずれにして
も成形性に劣る傾向にある。
本発明の多層構造物の中間層を構成する組成物(F)の
成分の−っであるグラフト変性エチレン・−一オレフイ
ンランダム共重合体(以下変性ランダム共重合体と略す
ことがある)(B)とは、不飽和カルボン酸またはその
誘導体のグラフト量が0.01ないし10重量%、好ま
しくは0.1ないし5重1%、メルF7o−レ−) (
MFR2:ASTM D 1238、L )が0.1な
いし50 g / 10m1n 、好ましくは0.2な
イL20 g / 10m1n 、密度が0.850な
いし0.900 g/aa、好ましく ハ0.855な
いし0.895 g/aa、エチレン含有量が30ない
し95モル%、好ましくは40ないし92モル%及びX
線による結晶化度が40%以下、好ましくは30%以下
の一部もしくは全部がグラフト変性されたグラフト変性
エチレン・α−オレフィンランダム共]i合体(B)で
ある。
不飽和カルボン酸またはその誘導体のグラフト量が03
01重量%未満では、EVOH(C)との接着性が改良
されず、一方10重量%を越えるものは一部架橋を起こ
し粘着付与剤(C)との分散性が低下し、やはりEVO
H(C)との接着性が低下する。
MFR2が上記範囲以外のものはいずれにしても溶融粘
度が高過ぎるか低過ぎるため成形性、接着強度に劣る。
密度が0.900g/ciを越えるものはPS(A)と
の接着強度が劣る。またX線による結晶化度が40%を
越えるものはPS(A)との接着強度が劣る。
本発明の変性ランダム共重合体(B)を構成するα−オ
レフィンとは、通常炭素数2〜20のα−オレフィン、
具体的には例えばプロピレン、1−ブテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デ
セン、1−テトラデセン、1−オクタデセン等であり、
それぞれ単独あるいは二種以上の混合物からなる。
本発明の変性ランダム共重合体(B)は前述の如く、低
結晶性もしくは非品性の変性ポリオレフィンであり、低
結晶性の共重合体はその融点(ASTM D 3418
 )が通常100℃以下である。
本発明に用いる変性ランダム共重合体(B)の基体とな
るエチレン・α−オレフィンランダム共重合体(E)は
、通常MFR2が0.1ないし50g/10n+in、
密度が0.850ないし0.900g/c1a、エチレ
ン含有量が30ないし95モル%及びX線による結晶化
度が40%以下、のエチレンとα−オレフィンとのラン
ダム共重合体である。
前記エチレン・α−オレフィンランダム共重合体(E)
にグラフトする不飽和カルボン酸またはその誘導体とし
ては、アクリル酸、マレイン酸、フマール酸、テトラヒ
ドロフタル酸、イタコン酸、シトラコン酸、クロトン酸
、イソクロトン酸、ナジック$)(エンドシス−ビシク
ロ(2,2,1)ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボ
ン酸)などの不飽和カルボン酸、またはその誘導体、例
えば酸ハライド、アミド、イミド、無水物、エステルな
どが挙げられ、具体的には、塩化マレニル、マレイミド
、無水マレイン酸、無水シトラコン酸、マレイン酸モノ
メチル、マレイン酸ジメチル、グリシジルマレエートな
どが例示される。これらの中では、不飽和ジカルボン酸
またはその酸無水物が好適であり、とくにマレイン酸、
ナジック−またはこれらの酸無水物が好適である。
該不飽和カルボン酸またはその誘導体から選ばれるグラ
フトモノマーを前記ランダム共重合体(E)にグラフト
共重合して変性物を製造するには、従来公知の種々の方
法を採用することができる。たとえば、ランダム共重合
体(E)を溶融させグラフトモノマーを添加してグラフ
ト共重合させる方法あるいは溶媒に溶解させグラフトモ
ノマーを添加してグラフト共重合させる方法がある。
いずれの場合にも、前記グラフトモノマーを効率よくグ
ラフト共重合させるためには、ラジカル開始剤の存在下
に反応を実施することが好ましい。
グラフト反応は通常60ないし350℃の温度で行われ
る。ラジカル開始剤の使用割合はランダム共重合体(E
)  100重量部に対して通常0.001ないし1重
量部の範囲である。ラジカル開始剤としては有機ペルオ
キシド、有機ペルエステル、例えばベンゾイルペルオキ
シド、ジクロルベンゾイルペルオキシド、ジクミルペル
オキシド、ジーter t−ブチルペルオキシド、2.
5−ジメチル−2,5−ジ(ペルオキシドベンゾエート
)ヘキシン−3,1,4−ビス(tert−ブチルペル
オキシイソプロビル)ベンゼン、ラウロイルペルオキシ
ド、tert−ブチルペルアセテート、2.5−ジメチ
ル−2,5−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ヘキシ
ン−3,2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブ
チルペルオキシ)ヘキサン、tert−ブチルペルベン
ゾエート、ter t−ブチルペルフェニルアセテート
、ter t−ブチルペルイソブチレート、tert−
ブチルペルー5ec−オクトエート、ter t−ブチ
ルペルピバレート、クミルペルピバレートおよびter
t−ブチルペルジエチルアセテート、その化アゾ化合物
、例えばアゾビスイソブチロニトリル、ジメチルアゾイ
ソブチレートがある。これらのうちではジクミルペルオ
キシド、ジーtert−ブチルペルオキシド、2,5−
ジメチル−2,5−ジ(tart−ブチルペルオキシ)
ヘキシン−3,2,5−少メチルー2.5−ジ(ter
t−ブチルペルオキシ)へ−t−tン、1.4−ビス(
tert−ブチルペルオキシイソプロビル)ベンゼンな
どのジアルキルペルオキシドが好ましい。
本発明に用いるグラフト変性エチレン・α−オレフィン
ランダム共重合体(B)は前記エチレンα−オレフィン
ランダム共重合体(E)により一部が希釈されていても
よいが、その場合は不飽和カルボン酸等のグラフト量は
全体で前記範囲内である必要がある。
本発明の多層構造物の中間層を構成する組成物(F)の
他の成分である粘着付与剤(D)とは、固体の非品性ポ
リマーであり、通常粘着付与樹脂として粘着テープ、塗
料、およびホットメルト接着剤用分野に用いられており
、重合されるモノマー源の違いにより次の様な樹脂を列
挙することができる。例えば、石油、ナフサ等の分解に
よって得られるC4留分、Ct留分、これらの混合物あ
るいはどれらの任意の留分、例えばC5留分中のイソプ
レンおよび1.3−ペンタジェンなどを主原料とする脂
肪族系炭化水素樹脂、石油、ナフサ等の分解によって得
られるC9留分中のスチレン誘導体およびインデン類を
主原料とする芳香族系炭化水素樹脂、C4・C5留分の
任意の留分とC9留分を共重合した脂肪族・芳香族共重
合炭化水素樹脂、芳香族系炭化水素樹脂を水素激化した
脂環族系炭化水素樹脂、脂肪族、脂環族及び芳香族を含
む構造をもつ合成テアL、Hペン系炭化水素樹脂、テレ
ピン油中のα、β−ピネンを原料とするテルペン系炭化
水素樹脂、コールクール系ナフサ中のインデンおよびス
チレン類を原料とするクマロンインデン系炭化水素樹脂
、低分子量スチレン系樹脂およびロジン系炭化水素樹脂
などである。
これら粘着付与剤(D)の中でも脂肪族系炭化水素樹脂
及び芳香族系炭化水素樹脂を水素添加した脂環族系炭化
水素樹脂がエチレン・α−オレフィンランダム共重合体
との分散性が良いので好ましく、更には軟化点(環球法
)が105ないし150℃、好ましくは110ないし1
40℃及び芳香族核への水素添加率が80%以上、好ま
しくは85%以上の脂環族系炭化水素が特に好ましい。
本発明の多層構造物の中間層を構成する組成物(F)は
前記グラフト変性エチレン・α−オレフィンランダム共
重合体(B):99ないし50重量%、好ましくは95
ないし70重量%及び前記粘着付与剤CD):1ないし
50重量%、好ましくは5ないし30重量%とから構成
される。変性ランダム共重合体(B)が50重量%未満
では、組成物の流動性が高過ぎ、成形性が困難であり、
接着性が低下する。
粘着付与剤(D)が1重量%未満ではpsに対する接着
性が低下する。
前記の組成物(F)を得るには、前記変性ランダム共重
合体CB)及び粘着付与剤CD)を前記範囲で種々公知
の方法、例えばヘンシェルミキサー、V−ブレングー、
リボンプレンダー、タンプラブレンダ−等で混合する方
法、あるいは混合後、−軸押出機、二軸押出機、ニーグ
ー、バンバリーミキサ−等で溶融混練後、造粒あるいは
粉砕する方法を採用すればよい。
又、前記組成物(F)には前記成分に加えて、耐熱安定
剤、耐候安定剤、帯電防止剤、顔料、染料、発錆防止剤
等を本発明の目的を損わない範囲で配合しておいてもよ
い。
本発明の多層構造物を構成するオレフィン・酢酸ビニル
共重合体鹸化物(IEVOII)  (C)としては、
オレフィン含有量が15ないし60モル%、好ましくは
25ないし50モル%のオレフィン・酢酸ビニル共重合
体をその鹸化度が50%以上、好ましくは90%以上に
なるように鹸化したものが挙げられる。オレフィン含有
量が15モル%未満のものは熱分解し易く、溶融成形が
困難で、又延伸性にも劣り、かつ吸水し膨潤し易く耐水
性が劣る。
一方、オレフィン含有量が60モル%を越えると耐ガス
透過性に劣る。又、鹸化度が50%未満のものも耐ガス
透過性に劣る。共重合されるオレフィンとしては具体的
には、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デ
セン、1−テトラデセン、1−オクタデセンが例示でき
、中でも機械的強度、成形性の点からエチレンとの共重
合体が好ましい。
本発明のスチレン系樹脂(A)層/グラフト変性エチレ
ン・α−オレフインランダ・ム共重合体(B)及び粘着
付与剤(D)との組成物(F)層/オレフィン・酢酸ビ
ニル共重合体鹸化物(C)層とからなる多層構造物は、
多層構造物がフィルム状もしくはシート状のものであれ
ば、PS(A)、組成物(F)及びEVOII (C)
をそれぞれ別個の押出機で溶融後玉層構造のダイに供給
し、組成物(F)を中間層として共押出し成形する方法
、予めPS(A)層及びEVOH(C)層を成形し、P
S(A)層及びEVOII (C)層との間に組成物(
F)を溶融押出する、所謂サンドイッチラミネート法等
が挙げられる。また多層構造物が瓶、樟、パイプ、チュ
ーブ状のものであれば共押出し成形する方法により得ら
れる。これらの中では層間接着力の点で、共押出し成形
法を用いることが好ましい。
本発明の多層構造物の各層の厚さは、用途に応じて適宜
決定され得るが、通常フィルム、シートの場合、PS(
A)層が0.02〜511111%組成物(F)層が0
.01〜1 armSEVOH(D )層が0.01〜
1 ohmの範囲にあることが好ましい。
本発明の多層構造物に、更に、ポリオレフィン層を追加
した多層構造物としてもよい。例えば、PS/組成物1
/BVOH/組成物層/LDPII!、 PS/組成物
Jt#/EVOII/組成物層/L−LDPR,PS/
組成物i!/EVOII/組成物層/PP、などが例示
される。
又、本発明の多層構造物はその用途、例えば食品用、医
薬用の包装材の場合はPS(A)層の特徴で耐水性を活
かして、PS/組成物層/EVOII/組成物層/PS
の3種5層の多層構造物等適宜構成を変えて用いてよい
〔発明の効果〕
本発明の多層構造物は、スチレン系樹脂の特徴である防
湿性、圧空成形性およびgvonの特徴であるガス透過
性を有しているので、耐ガス透過性、防湿性に優れた食
品用、医薬用等のフィルム包装材、圧空成形カップ、中
空層などに好適に用いることができる。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本
発明はその要旨を越えない限りこれらの例に何ら制約さ
れるものではない。
実施例1〜3、比較例1,2 無水マレイン酸グラフトエチレン・プロピレンランダム
共重合体(MAR−IEPR−1;  MFR20,5
g/10min、無水マレイン酸グラフト率0.5g 
/100gポリマー、エチレン含有量80モル%、密度
 0.865 g/cIa、結晶化度4%)と脂環族系
水添石油樹脂(商品名 アルコンP125、軟化点12
5℃、臭素価2、荒用化学側製)を表1の割合でタンブ
ラ−で混合し、200℃に設定した40mφ−軸押出機
(ダルメージスクリュー)で混練造粒し、接着性樹脂組
成物を得た。
続いて、ハイインパクトポリスチレン(商品名トーボレ
ツクスlll830−05三井東圧化学■製)、エチレ
ン−ビニルアルコール共重合体CMFR21−3g/1
0m1n 、密度1.19g/cj、エチレン含有量3
2mo1%、商品名 クラレエバールI!P−F■クラ
レ製)および上記接着性樹脂組成物を用いて、下記条件
で3層水冷インフレフィルムを成形した。
フィルム層構成:ポリスチレン(外)/接着性樹脂組成
物(中)/エチレン・ビニ ルアルコール共重合体(内) −100/20/20μ 押出機 :4011φ押出機210℃(外層用)40I
mφ押出機210℃(中間層用)40鶴φ押出機210
℃(内層用) 成形速度:15m/n+in 得られた3層フィルムのポリスチレン層と接着性樹脂組
成物層の界面接着力(Fpsg/15m幅)およびエチ
レン・ビニルアルコール共重合体層と接着性樹脂組成物
層の界面接着力(FtVoI−Ig/15mm幅)を剥
離速度300a+m / m i nでT型剥離し、求
めた。結果を表1に示す。
実施例4 実施例1で用いたMAR−IEPR−1の代りに、無水
マレイン酸グラフトエチレン・プロピレンランダム共重
合体(MAII−EPR−2;  MPR23,1g/
10m1n 。
無水マレイン酸グラフト率0.1g/100gポリマー
、エチレン含有量80モル%、密度 0.865 g/
cj。
結晶化度4%)を用い表1に示す割合で使用する他は実
施例1と同様に行った。結果を表1に示す。
実施例5 実施例1で用いたMAR4PR−1の代わりに無水マレ
イン酸グラフトエチレン・1−ブテン共重合体(MAR
−EBR−1、MFR22,1g/10m1n 、無水
マレイン酸グラフト率0.5g/100gポリマー、エ
チレン含有量90モル%、密度0.885 g / c
l=、結晶化度16%)を用い表1に示す割合で使用す
る他は実施例1と同様に行なった。結果を表1に示す。
実施例6 実施例2で用いたアルコンP125の代りに脂環族系水
添石油樹脂(商品名 アルコンP135、軟化点135
℃、臭素化2、荒用化学■製)を用いる他は実施例2と
同様に行った。結果を表2に示す。
実施例7 実施例2で用いたアルコンP125の代りに、脂環族系
水添石油樹脂(商品名 アルコンP90 、軟化点90
℃、臭素化2、荒用化学■製)を用いる他は実施例2と
同様に行った。結果を表2に示す。
比較例3 実施例1で用いたMAR−11!PR−1の代りに、エ
チレン・プロピレンランダム共重合体(EPR−1;M
FR21,1g/10+win 、エチレン含有量80
モル%密度0.865g/cj、結晶化度4%)を用い
表1に示す割合で使用する他は実施例1と同様に行なっ
た結果を表2に示す。
比較例4 無水マレイン酸グラフトL−LDPE (無水マレイン
酸グラフト率O03g /100gポリマー、1−ブテ
ン含有量3゜2モル%、MFR22゜Ig /10mt
n 、密度0.93  g/cl、結晶化度54%)と
実施例1で用いたアルコンP125を表1の割合で使用
する他は実施例1と同様に行った。結果を表2に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)スチレン系樹脂(A)層 (b)中間層として、不飽和カルボン酸またはその誘導
    体のグラフト量:0.01ないし10重量%、メルトフ
    ローレート:0.1ないし50g/10min、密度:
    0.850ないし0.900g/cm^3、エチレン含
    有量:30ないし95モル%及びX線による結晶化度:
    40%以下の一部もしくは全部がグラフト変性されたグ
    ラ フト変性エチレン・α−オレフィンランダ ム共重合体(B):99ないし50重量%及び粘着付与
    剤(D):1ないし50重量%とからなる組成物(F)
    層、及び (c)オレフィン・酢酸ビニル共重合体鹸化物(C)層 とから構成されることを特徴とする多層構造物。
JP8252585A 1985-04-19 1985-04-19 多層構造物 Expired - Lifetime JPH069915B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8252585A JPH069915B2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19 多層構造物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8252585A JPH069915B2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19 多層構造物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61241144A true JPS61241144A (ja) 1986-10-27
JPH069915B2 JPH069915B2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=13776934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8252585A Expired - Lifetime JPH069915B2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19 多層構造物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH069915B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997010297A1 (fr) * 1995-09-12 1997-03-20 Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. Composition adhesive de resine polymere ethylenique, et stratifie produit a partir de ladite composition
US6036194A (en) * 1996-09-16 2000-03-14 Cummins Engine Company, Inc. Combustion gas seal for an internal combustion engine

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997010297A1 (fr) * 1995-09-12 1997-03-20 Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. Composition adhesive de resine polymere ethylenique, et stratifie produit a partir de ladite composition
US6183863B1 (en) 1995-09-12 2001-02-06 Mitsui Chemical Inc Adhesive ethylene copolymer resin compositions and laminates using the same
US6656601B1 (en) 1995-09-12 2003-12-02 Mitsui Chemicals Inc. Adhesive ethylene copolymer resin compositions and laminates using the same
US6036194A (en) * 1996-09-16 2000-03-14 Cummins Engine Company, Inc. Combustion gas seal for an internal combustion engine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH069915B2 (ja) 1994-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4670349A (en) Adhesive resin composition
AU614912B2 (en) Improved coextrudable adhesive and products therefrom
JP2571271B2 (ja) 積層体
JPS61162539A (ja) 接着用変性ポリオレフイン組成物
EP0188901B1 (en) Adhesive resin composition
JP2001261905A (ja) 変性ポリプロピレン組成物およびその組成物を用いた積層体
US6228504B1 (en) Adhesive resin composition
JPH0229331A (ja) 積層体
EP1551918B1 (en) Heat sealable compositions and uses thereof
JP4173032B2 (ja) 変性ポリオレフィン組成物およびそれを用いた積層体
JPH07103283B2 (ja) 接着用変性ポリオレフィン組成物
JPH0465781B2 (ja)
JPS603097B2 (ja) 接着性のすぐれたポリオレフイン組成物
JPS61241144A (ja) 多層構造物
JPH0753812B2 (ja) 接着用変性ポリオレフィン組成物
JPH10286912A (ja) 積層体
JP2820242B2 (ja) 接着用樹脂組成物
JP2004238438A (ja) 接着用変性ポリオレフィン組成物
JPH1135749A (ja) 接着性樹脂組成物
JP4065318B2 (ja) 接着剤組成物
JPS6367813B2 (ja)
JP3719804B2 (ja) 接着性ポリエチレン組成物およびその組成物を用いた多層積層フィルム
JP2020114889A (ja) 接着性樹脂組成物および積層体
JPH0649814B2 (ja) 変性オレフイン重合体組成物
JP7107706B2 (ja) ポリオレフィン組成物および積層体

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term