JPH1135749A - 接着性樹脂組成物 - Google Patents

接着性樹脂組成物

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JPH1135749A
JPH1135749A JP12775598A JP12775598A JPH1135749A JP H1135749 A JPH1135749 A JP H1135749A JP 12775598 A JP12775598 A JP 12775598A JP 12775598 A JP12775598 A JP 12775598A JP H1135749 A JPH1135749 A JP H1135749A
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JP
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ethylene
weight
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copolymer
vinyl acetate
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JP12775598A
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English (en)
Inventor
Yuji Sawada
有史 澤田
Koji Kitahara
幸二 北原
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スチレン系樹脂層とエチレン・酢酸ビニル共
重合体鹸化物層との接着性に優れ且つ後加工性にも優れ
た接着剤組成物を提供することを目的とする。 【解決手段】 (A)エチレン・酢酸ビニル共重合体3
0ないし70重量部、(B)エチレン含有量が30ない
し95モル%及びX線による結晶化度が40%以下のエ
チレン・α−オレフィン共重合体0ないし50重量部、
(C)エチレン含有量が30ないし95モル%及びX線
による結晶化度が40%以下の変性エチレン・α−オレ
フィン共重合体0ないし50重量部、(D)変性ポリエ
チレン0ないし30重量部、(E)粘着付与剤1ないし
20重量部、及び(F)スチレン系重合体1ないし20
重量部からなり、かつ(B)+(C)=15ないし60
重量部、(C)+(D)≧2重量部、及び(A)/
[(B)+(C)]=0.5ないし3の範囲にあること
を特徴とする接着性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層積層体の製造
に好適な接着性組成物、およびそれを用いた積層体に関
する。さらに詳しくは、スチレン系樹脂層とエチレン・
酢酸ビニル共重合体鹸化物層との接着性に優れた組成
物、及びスチレン系樹脂層、前記接着性組成物の層及び
エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物層とを備えた積層
体に関する。
【0002】
【従来の技術】エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物に
代表されるオレフィン・酢酸ビニル共重合体鹸化物(以
下EVOHと略すことがある)は、ガスバリヤー性、耐
油性、機械的強度等にすぐれている反面、水分透過性が
大きいので、水分を含む食品包装用フィルムや成形容器
等には単一では使用出来ない欠点を有している。
【0003】この欠点を改良する方法として、耐水性に
優れたスチレン系樹脂(以下PSと略すことがある)や
ポリオレフィン系樹脂を積層することが提案されている
が、これらの樹脂は極性基を有しないため、直接EVO
Hと積層しても層間接着力が非常に低く、実用に耐えな
いのが現状であった。
【0004】そこで、かかる欠点を改良する方法として
種々の方法、例えばエチレン・酢酸ビニル共重合体(以
下EVAと略すことがある)と粘着付与剤との組成物を
用いる方法(特開昭53−129271号公報、特開昭
53−147733号公報、特開昭54−10384号
公報等)が知られている。
【0005】また、特公昭63−67813号公報に
は、エチレン・酢酸ビニル共重合体、変性ポリオレフィ
ン共重合体及び粘着付与剤とからなる組成物が開示され
ている。
【0006】更に、特公平5−72931号公報には、
エチレン・α−オレフィン共重合体、変性ポリオレフィ
ン共重合体及び粘着付与剤とからなる組成物が開示され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記接
着剤の分野においては、スチレン系樹脂とエチレン・酢
酸ビニル共重合体鹸化物層との接着力の一層の増大が求
められていると共に、接着積層体の後加工性の向上も求
められている。ここでいう接着積層体の後加工性とは、
例えば、積層体をカップ、トレィ等に成形した場合にも
尚優れた接着力が維持され、また、カッテイングを行っ
た場合にも糸引きや剥がれを生じることなしに鋭利に切
断が行われることを意味する。従来の接着性組成物は、
ある点では優れた性能を発揮するけれども、このような
要求に対しては未だ十分満足のいくものではなかった。
【0008】本発明者等は、鋭意検討した結果、エチレ
ン・酢酸ビニル共重合体、結晶化度が40%以下の変性
エチレン・α−オレフィン共重合体、粘着付与剤、及び
スチレン系重合体とからなる特定の組成のものが上記要
求に応えるものであることを見い出し、本発明に到達し
た。
【0009】本発明は、スチレン系樹脂層とエチレン・
酢酸ビニル共重合体鹸化物層との接着性に優れ且つ後加
工性にも優れた接着剤組成物を提供することを目的とす
る。本発明の他の目的は、スチレン系樹脂層、接着性組
成物、及びエチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物とを備
えた積層体であって、層間接着性及び後加工性に優れた
積層体を提供することを目的とする
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)エチレ
ン・酢酸ビニル共重合体30ないし70重量部、(B)
エチレン含有量が30ないし95モル%及びX線による
結晶化度が40%以下のエチレン・α−オレフィン共重
合体0ないし50重量部、(C)エチレン含有量が30
ないし95モル%及びX線による結晶化度が40%以下
の変性エチレン・α−オレフィン共重合体0ないし50
重量部、(D)変性ポリエチレン0ないし30重量部、
(E)粘着付与剤1ないし20重量部、及び(F)スチ
レン系重合体1ないし20重量部からなり、かつ(B)
+(C)=15ないし60重量部、(C)+(D)≧2
重量部、及び(A)/[(B)+(C)]=0.5ない
し3の範囲にあることを特徴とする接着性樹脂組成物で
ある。本発明によればまた、上記接着性樹脂組成物から
成る層がスチレン系樹脂層とエチレン・酢酸ビニル共重
合体鹸化物層との間に形成されていることを特徴とする
積層体が提供される。
【0011】
【発明の実施形態】本発明の接着剤組成物は、上記
(A)乃至(F)の各成分から形成されるが、エチレン
・酢酸ビニル共重合体、変性乃至未変性の低結晶性エチ
レン・α−オレフィン共重合体、変性エチレン・α−オ
レフィン共重合体乃至ポリエチレン、粘着付与剤及びス
チレン系重合体をそれぞれ、特定の量比で組み合わせた
ことが特徴であり、これによりスチレン系樹脂層と、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物層との接着性を顕著
に向上させると共に、形成される積層体の後加工性をも
改善することができる。以下、本発明に係る接着性樹脂
組成物について具体的に説明する。
【0012】[配合成分] (A)エチレン・酢酸ビニル共重合体 本発明で用いられるエチレン−酢酸ビニル共重合体は、
公知のエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)であっ
て、通常、メルフローレート〔MFR(E):ASTM
D 1238.E〕が0.1〜50g/10分、好ま
しくは1〜30g/10分、酢酸ビニル含有量が5〜5
0重量%、好ましくは15〜40重量%、特に好ましく
は20〜30重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体が
用いられる。エチレン−酢酸ビニル共重合体を用いる
と、押出成形性および接着性に優れた接着性樹脂組成物
が得られる。
【0013】(B)エチレン・α−オレフィン共重合体 本発明で用いられるエチレン・α−オレフィン共重合体
(B)は、エチレンとα−オレフィンとがランダムに共
重合しており、下記のような特性を有している。 メルトフローレート〔MFR(E):ASTN D 1
238.E〕:0.1〜50g/10分好ましくは0.
3〜30g/10分、 密度:0.850〜0.900g/cm3 好ましくは
0.850〜0.890g/cm3 、 エチレン含有量:30〜95モル%、好ましくは75〜
95モル%、特に好ましくは75〜90モル%、 X線による結晶化度:40%以下、好ましくは30%未
満、特に好ましくは25%未満。 上記のような特性値の範囲にあるエチレン・α−オレフ
ィン共重合体を用いると、接着性に優れた接着用樹脂組
成物が得られる。
【0014】このエチレン・α−オレフィン共重合体
(B)を構成するα−オレフィンとしては、炭素数3〜
20のα−オレフィンが用いられ、具体的には、プロピ
レン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペ
ンテン、1−オクテン、1−デセン、1−テトラデセ
ン、1−オクタデセンなどが用いられ、これらのα−オ
レフィンは単独または2種以上の混合物として用いられ
る。
【0015】このようなエチレン・α−オレフィン共重
合体は(B)、その融点(ASTMD3418)が通常
100℃以下である。
【0016】(C)変性エチレン・α−オレフィン共重
合体 本発明で用いられる(C)変性エチレン、α−オレフィ
ン共重合体は、上記したエチレン・α−オレフィン共重
合体に不飽和カルボン酸またはその誘導体から選ばれる
モノマーをグラフト反応することによって得られ、本発
明では、不飽和カルボン酸またはその誘導体のグラフト
変性量が通常0.001〜10重量%、好ましくは0.
01〜10重量%、特に好ましくは0.1〜5重量%の
グラフト変性エチレン、α−オレフィン共重合体が用い
られる。
【0017】不飽和カルボン酸またはその誘導体として
は、アクリル酸、マレイン酸、フマール酸、テトラヒド
ロフタル酸、イタコン酸、シトラコン酸、クロトン酸、
イソクロトン酸、ナジック酸TM(エンドシス−ビシク
ロ〔2,2,1〕ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボ
ン酸)などの不飽和カルボン酸、またはその誘導体、例
えば酸ハライド、アミド、イミド、無水物、エステルな
どが挙げられ、具体的には、塩化マレニル、マレイミ
ド、無水マレイン酸、無水シトラコン酸、マレイン酸モ
ノメチル、マレイン酸ジメチル、グリシジルマレエート
などが例示される。これらの中では、不飽和ジカルボン
酸またはその酸無水物が好適であり、とくにマレイン
酸、ナジック酸TMまたはこれらの酸無水物が好適であ
る。
【0018】該不飽和カルボン酸またはその誘導体から
選ばれるグラフトモノマーを前記エチレン・α−オレフ
ィン共重合体にグラフト共重合体して変性物を製造する
には、従来公知の種々の方法を採用することができる。
たとえば、エチレン・α−オレフィン共重合体を溶融さ
せグラフトモノマーを添加してグラフト共重合させる方
法あるいは溶媒に溶解させグラフトモノマーを添加して
グラフト共重合させる方法がある。いずれの場合にも、
前記グラフトモノマーを効率よくグラフト共重合させる
ためには、ラジカル開始剤の存在下に反応を実施するこ
とが好ましい。グラフト反応は通常60ないし350℃
の温度で行われる。ラジカル開始剤の使用割合はエチレ
ン・α−オレフィン共重合体100重量部に対して通常
0.001ないし1重量部の範囲である。
【0019】ラジカル開始剤としては、有機ペルオキシ
ド、有機ペルエステル、例えばベンゾイルペルオキシ
ド、ジクロルベンゾイルペルオキシド、ジクミルペルオ
キシド、ジ−tert−ブチルペルオキシド、2,5−
ジメチル−2,5−ジ(ペルオキシドベンゾエート)ヘ
キシン−3,1,4−ビス(tert−ブチルペルオキ
シイソプロピル)ベンゼン、ラウロイルペルオキシド、
tert−ブチルペルアセテート、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ヘキシン−
3、2,5−ジメチル−2,5,−ジ(tert−ブチ
ルペルオキシ)ヘキサン、tert−ブチルペルベンゾ
エート、tert−ブチルペルフェニルアセテート、t
ert−ブチルペルイソブチレート、tert−ブチル
ペル−sec−オクトエート、tert−ブチルペルピ
バレート、クミルベルピバレートおよびtert−ブチ
ルペルジエチルアセテート、その他アゾ化合物、例えば
アゾビスイソブチロニトリル、ジメチルアゾイソブチレ
ートがある。これらのうちではジクミルペルオキシド、
ジ−tert−ブチルペルオキシド、2,5−ジメチル
−2,5,−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ヘキシ
ン−3、2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブ
チルペルオキシ)ヘキサン、1,4−ビス(tert−
ブチルペルオキシイソプロピル)ベンゼンなどのジアル
キルペルオキシドが好ましい。
【0020】(D)変性ポリエチレン 本発明の組成物に用いる変性ポリエチレン(D)とは、
不飽和カルボン酸またはその誘導体のグラフト量が0.
01ないし10重量%、好ましくは0.1ないし5重量
%、密度が0.905ないし0.980g/cm3 、好
ましくは0.920ないし0.970g/cm3 及びX
線による結晶化度が45%以上、好ましくは50ないし
80%のグラフト変性ポリエチレンである。
【0021】不飽和カルボン酸等のグラフト量が0.0
1重量%未満のものはEVOHとの接着性が改良され
ず、一方10重量%を越えるものは架橋のため、分散性
が低下し、やはりEVOHとの接着性が低下する。
【0022】本発明に用いる変性ポリエチレン(D)の
基体となるポリエチレンは、通常メルトフローレート
(MFR:ASTM D 1238、E)が0.01な
いし100g/10min、密度が0.905ないし
0.980g/cm3 、X線による結晶化度が45%以
上のエチレンの単独重合体あるいはエチレンと少量の他
の1種以上のα−オレフィン、具体的には例えばプロピ
レン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘ
キセン、1−オクテン、1−デセン等との共重合体であ
り、エチレン−不飽和カルボン酸エステル共重合体など
とは区別されるものである。
【0023】前記ポリエチレン(D)にグラフトする不
飽和カルボン酸またはその誘導体としては、(C)で述
べた各種の化合物を用いることもできる。これらの中で
は、不飽和ジカルボン酸またはその酸無水物が好適であ
り、とくにマレイン酸、ナシック酸TMまたはこれらの
酸無水物が好適である。
【0024】該不飽和カルボン酸またはその誘導体から
選ばれるグラフトモノマーを前記ポリエチレンにグラフ
ト共重合して変性物を製造するには、(C)で述べたよ
うに種々の方法を採用することができる。
【0025】(E)粘着付与剤 本発明で用いる粘着付与剤(E)とは、ホットメルト接
着剤や、ラップフィルムで粘着性を付与するために用い
られている材料で、例えば、クマロン・インデン樹脂、
フェノール・テルペン樹脂、石油系炭化水素樹脂、ロジ
ン、その誘導体、例えばロジン酸エステル、水添ロジン
等を挙げることができる。これらのうちでは石油系炭化
水素樹脂が好ましい。
【0026】炭化水素樹脂としては、芳香族炭化水素樹
脂、脂環族炭化水素樹脂、脂肪族炭化水素樹脂等を挙げ
ることができる。本発明の組成物における粘着付与剤
(E)としては、脂肪族系炭化水素樹脂、及び/又は芳
香族系炭化水素樹脂を水素添加した脂環族系炭化水素樹
脂が好ましく用いられる。
【0027】これらの炭化水素樹脂を製造する方法とし
ては、例えばビニルトルエン、ビニルキシレン、プロペ
ニルベンゼン、インデン、メチルインデン、エチルイン
デン等の重合性芳香族炭化水素の1種または2種以上の
混合物を重合し、得られる樹脂を水素添加するかあるい
は、石油の分解、改質の際に副生する沸点150〜300℃の
溜分を重合し得られる樹脂を水素添加する等の方法があ
る。また、芳香族炭化水素樹脂の水素化物は若干量の脂
肪族炭化水素を含んでいても良く、このことから前記の
重合性芳香族炭化水素を主体とし、これに少量のブテ
ン、ペンテン、ヘキセン、ヘプテン、オクテン、ブタジ
エン、ペンタジエン、シクロペンタジエン、ジシクロペ
ンタジエン等の脂肪族炭化水素を混合しこれを重合して
以下同様に水素化する方法も良い。沸点20〜300℃
の石油溜分は大半量の芳香族炭化水素と若干量の脂肪族
炭化水素とが混合されたものであるのでこの溜分も有利
な原料として使用出来る。重合は、よく知られた方法に
より行われ、通常フリーデルクラフト型触媒によるカチ
オン重合である。水素化の方法はニッケル、パラジウ
ム、コバルト、白金、ルテニウム、ロジウム等の金属触
媒またはこれら金属の酸化物触媒の存在下に50〜50
0kg/cm2 の水素圧で加熱反応させれば良い。
【0028】かくして得られる水素化物は、芳香核への
水素添加率が高く、特に水素化される炭化水素樹脂の芳
香族がシクロヘキシル基に変換される割合が80%以上
の高度水素化物であり、軟化点が好ましくは80ないし
150℃、特に好ましくは110ないし140℃、好ましくは
臭素価が10以下、更に好ましくは9以下の透明な樹脂
である。
【0029】(F)スチレン系重合体樹脂 本発明で用いられる(F)スチレン系重合体樹脂は、ス
チレン単独重合体のほか、クロルスチレン、ジクロルス
チレン、メチルスチレン、ジメチルスチレン、α−メチ
ルスチレン等、スチレンおよびスチレンの該置換体また
は不飽和結合のα位置換体を主構成成分とする重合体ま
たは共重合体であって、スチレンホモポリマー、ハイイ
ンパクトポリスチレン、EPTグラフトポリスチレン等
を挙げることが出来る。
【0030】本発明では、スチレン系重合体として、ス
チレンブロックAとオレフィンブロックBとからなるブ
ロック共重合体を用いることが出来る。オレフィンとし
ては、ブタジエン、イソプレン等の共役ジオレフィン、
エチレン、プロピレン、1−ブテン等のα−オレフィン
が挙げられる。また、共役ジオレフィンを重合した重合
体ブロックを水素添加してもよい。さらに、ブロックB
はオレフィン単位が優勢である限り、ブタジエン、イソ
プレン等とスチレン、α−メチルスチレンとの共重合体
であってもよい。本発明では、ブロック共重合体エラス
トマーは、スチレンブロックの量が通常8〜55重量
%、好ましくは10〜35重量%であり、スチレンブロ
ックであることが好ましい。これらのブロック共重合体
は、たとえばカリフレックスTR、クレイトンC(いず
れも商標名、シェル化学(株)製)として製造販売され
ている。
【0031】本発明では、通常、メルトフローレート
〔MFR(C):ASTM D 1238.C〕が0.
1〜50g/10分、好ましくは1〜40g/10分の
スチレン系重合体が用いられる。MFR(C)が上記の
ような範囲にあるスチレン系重合体樹脂を用いると、押
出成形性に優れた接着剤樹脂組成物が得られる。
【0032】[接着剤組成物]本発明では、(A)エチ
レン・酢酸ビニル共重合体の配合量は、30ないし70
重量部、好ましくは40ないし60重量部、(B)エチ
レン・α−オレフィン共重合体が0ないし50重量部、
好ましくは5ないし30重量部、特に10ないし20重
量部、(C)変性エチレン・α−オレフィン共重合体
が、0ないし50重量部、好ましくは10ないし40重
量部、特に15ないし35重量部、(D)変性ポリエチ
レン(D)は(C)成分を配合しない場合に(C)成分
の替わりに、あるいは(C)成分とともに用いられるも
のであり、0ないし30重量部、好ましくは1ないし2
0重量部、特に5ないし15重量部、(E)粘着付与剤
1ないし20重量部、好ましくは3ないし20重量部、
特に5ないし15重量部、(F)スチレン系重合体1な
いし20重量部、好ましくは2ないし15重量部、特に
3ないし10重量部の範囲にあることが必要である。
【0033】本発明の組成物では、(B)成分のエチレ
ン・α−オレフィン共重合体と(C)成分の変性エチレ
ン・α−オレフィン共重合体の合計量が15ないし60
重量部、好ましくは20ないし50重量部、特に25な
いし45重量部の範囲にあることが必要である。また、
(C)成分と(D)の合計量は2重量部以上、好ましく
は5ないし40重量部、特に10ないし30重量部の範
囲である。更に、(A)成分/[(B)成分と(C)成
分の合計量]は0.5ないし3.0、好ましくは、0.
5ないし2.0の範囲にあることが必要である。
【0034】(A)エチレン・酢酸ビニル共重合体の配
合量が上記範囲より多いと、EVOHとの接着力が不十
分となり、反対に少ないと、スチレン樹脂(PS)との
接着力が不十分である。 (B)エチレン・α−オレフィン共重合体の配合量が上
記範囲より多いとPSとの接着力が不十分となり、反対
に少ないと、EVOHとの接着力が不十分である。 (C)変性エチレン・α−オレフィン共重合体の配合量
が上記範囲より多いと、シート後の後加工(カップ成
形)時のカッティング性不良となり、反対に少ないと、
EVOHとPS、特にEVOHとの接着が不十分であ
る。本発明の組成物では、(B)成分のエチレン・α−
オレフィン共重合体と、(C)成分の変性エチレン・α
−オレフィン共重合体との合計量が15重量部より少な
いと、EVOHとの接着力が不十分であり、60重量部
より多いとPSとの接着力が不十分である。 (D)変性ポリエチレンと(C)成分の変性エチレン・
α−オレフィン共重合体との合計量が2重量部より少な
くなると、EVOHとの接着力が不十分であり、一方、
(D)変性ポリエチレンの量が30重量部を超えると、
PSとの接着力が不十分である。 (E)粘着付与剤の配合量が上記範囲より多いと、後加
工時のカッティング性が不良であり、反対に少ないと、
PSとの接着力が不十分である。 (F)スチレン系重合体の配合量が上記範囲より多い
と、EVOHとの接着力が不十分であり、反対に少ない
と、PSとの接着力、及び後加工時のカッテング性が不
十分である。更に、(A)成分/[(B)成分+(C)
成分の合計量]の量比が上記範囲より多いと、EVOH
との接着力が不十分であり、反対に少ないと、PSとの
接着力及びシート加工後のカッティング性であるが不十
分となる。
【0035】本発明の組成物を得るには、前述した
(A)乃至(F)の各成分を前記範囲で種々公知の方
法、例えばヘンシェルミキサー、V−ブレンダー、リボ
ンブレンダー、タンブラブレンダー等で混合する方法、
あるいは混合後、一軸押出機、二軸押出機、ニーダー、
バンバリーミキサー等で溶融混練後、造粒あるいは粉砕
する方法を採用すればよい。
【0036】本発明の組成物には前記成分に加えて、耐
熱安定剤、耐候安定剤、帯電防止剤、顔料、染料、発錆
防止剤等を本発明の目的を損わない範囲で配合しておい
てもよい。
【0037】[積層体]本発明の組成物を用いた積層構
造物において、これに用いるスチレン系樹脂(PS)と
しては、ポリスチレン、耐衝撃性ポリスチレン(ゴム配
合ポリスチレン)、AS樹脂(SAN)、ABS等が挙
げられる。用いるスチレン系樹脂層は、未発泡のもので
も、発泡体でもよく、また、発泡体外表面層と未発泡基
体との積層物であってもよい。発泡体の発泡倍率は、種
々変化させうるが、一般に1.05乃至70倍の範囲に
あるのがよい。スチレン系樹脂は、フィルムを形成する
に足る分子量を有するべきである。
【0038】本発明の組成物を用いた積層構造物におい
て、これに用いるオレフィン・酢酸ビニル共重合体鹸化
物(EVOH)としては、オレフィン含有量が15ない
し60モル%、好ましくは25ないし50モル%のオレ
フィン・酢酸ビニル共重合体をその鹸化度が50%以
上、好ましくは90%以上になるように鹸化したものが
挙げられる。
【0039】オレフィン含有量が15モル%未満のもの
は熱分解し易く、溶融成形が困難で、又延伸性にも劣
り、かつ吸水し膨張し易く耐水性が劣る。一方、オレフ
ィン含有量が60モル%を越えると耐ガス透過性に劣
る。又、鹸化度が50%未満のものも耐ガス透過性に劣
る。共重合されるオレフィンとしては具体的には、エチ
レン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メ
チルー1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1−
テトラデセン、1−オクタデセンが例示でき、中でも機
械的強度、成形性の点からエチレンとの共重合体が好ま
しい。
【0040】用いるエチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化
物もフィルムを形成するに足る分子量を有するべきであ
る。
【0041】本発明による積層体は、スチレン系樹脂
層、エチレン−酢酸ビニル共重合体鹸化物層、これら両
層間の接着剤組成物層を備えている限り、任意の層構成
をとることができる。例えば、この積層体は、前述した
3種の層のみから形成されていてもよいし、それ以外の
他の樹脂層を有していてもよい。
【0042】他の樹脂層としては、例えばオレフィン系
樹脂等を挙げることができる。オレフィン樹脂として
は、例えば低−、中−或いは高−密度のポリエチレン、
アイソタクティックポリプロピレン、シンジオタクティ
ックポリプロピレン、線状低密度ポリエチレン、エチレ
ン−プロピレン共重合体、ポリブテン−1、エチレン−
ブテン−1共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合
体、エチレン−プロピレン−ブテン−1共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、イオン架橋オレフィン共重
合体(アイオノマー)、エチレン−アクリル酸エステル
共重合体等が挙げられる。これらのオレフィン系樹脂
は、包装用積層体の内面材として特に適している。本発
明の接着剤組成物は、スチレン系樹脂や、エチレン−酢
酸ビニル共重合体鹸化物のみならず、オレフィン系樹脂
にも優れた接着性を示すので、上記の積層体の製造も容
易である。
【0043】積層体の層構成の例としては、接着剤組成
物をAD及びオレフィン系樹脂をPOとして表して、P
S/AD/EVOHの3種3層、PS/AD/EVOH
/AD/PSの3種5層、PS/AD/EVOH/AD
/POの4種5層等であるが、勿論この例に限定されな
い。
【0044】本発明の積層構造体の各層の厚さは、PS
が0.02〜5mm、EVOHが0.01〜1mm、接
着層が0.01〜1mmの範囲にあることが望ましい。
オレフィン系樹脂層を用いる場合には、その厚さは0.
01〜2mmの範囲にあることが望ましい。
【0045】本発明の組成物を用いて、PSとEVOH
からなる積層構造物を製造する方法としては、樹脂の種
類に応じた数の押出機を用いて、各樹脂を対応する押出
機中で溶融混練し、多層多重ダイを用いて、共押出し成
形する方法が採用される。また、予めPS層及びEVO
H層等を成形し、PS層及びEVOH層との間に組成物
を溶融押出する、所謂サンドイッチラミネート法等も用
いることができる。これらの中では、層間接着力の点
で、共押出し成形法を用いることが好ましい。共押出し
成形法としてフラット・ダイを用いるT−ダイ法とサー
キュラー・ダイを用いるインフレーション法とがある。
フラット・ダイはブラック・ボックスを使用したシング
ル・マニフォールド形式あるいはマルチ・マニフォール
ド形式のいずれも用いても良い。インフレーション法に
用いるダイについてもいずれも公知のダイを用いること
ができる。
【0046】本発明の積層体の内、シート状のものは、
これを真空成形、圧空成形、プラグアシスト成形等に付
することにより、カップ状、トレィ状の容器が得られ、
また、サーキュラー・ダイを通して押し出されたパリソ
ンを中空成形することにより、ボトル、タンク、チュー
ブ等の容器が得られる。
【0047】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明
するが、本発明は、その要旨を越えない限り、これらの
例によって何ら制約されるものではない。
【0048】以下の例で用いた樹脂は、次の通りであ
る。 エチレン・酢酸ビニル共重合体:EVA;酢酸ビニル
(VA)含有量26重量%、密度0.94g/cm3
MFR2.0g/10min。 エチレン・プロピレン共重合体:EPR;エチレン含有
量81モル%、密度0.88g/cm3 、MFR0.4
g/10min、結晶化度5%。 無水マレイン酸グラフトエチレン・プロピレン共重合
体:MAHEPR;エチレン含有量81モル%、密度
0.88g/cm3 、MFR0.4g/10min、結
晶化度5%、グラフト率1.0g/100gポリマー。 無水マレイン酸グラフト線状低密度ポリエチレン(エチ
レン−1−ブテン共重合体)MAHLL;密度0.92
g/cm3 、MFR0.3g/10min、グラフト率
0.8g/100gポリマー。 脂環族系水添石油樹脂:TACK;商品名 アルコンP
125、軟化点125℃、臭素価2、荒川化学(株)
製。 スチレン系樹脂:PS;商品名 OE733 PS/P
Eアロイ BPケミカル社製。
【0049】実施例1〜5 上記各樹脂を、表1の割合でヘンシェルミキサーで混合
し、200℃に設定した40mmφ−軸押出機(ダメー
ジスクリュー)で混練造粒し、接着性樹脂組成物を得
た。
【0050】続いて、ハイ・インパクト・ポリスチレン
(商品名 トーボレックスH1830−05三井東圧化
学(株)製)、エチレン−ビニルアルコール共重合体
(MFR21.3g/10min、密度1.19g/c
3 、エチレン含有量32mol%のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体鹸化物(商品名クラレエバール EP−F
(株)クラレ製)、上記接着性樹脂組成物及びポリエチ
レン(商品名 ミラソン、F30EE 三井日石ポリマ
ー製)を用いて、下記条件で4種5層の積層フィルムを
製造した。
【0051】 フィルム層構成:PS(外層)/接着性樹脂組成物/エチレン・ビニルアルコ ール共重合体(中間層)/接着性樹脂組成物/ポリエチレン(内層)=300/ 50/50/50/300μ 押出機:40mmφ押出機220℃(外層用) 30mmφ押出機220℃(中間層用) 40mmφ押出機220℃(内層用、接着層用) 成形速度:1m/min 得られた5層フィルムのPS層又はEVOH層と接着性
樹脂組成物層の界面接着力(FPEg/15mm幅)を求
めた。結果を表1に示す。
【0052】比較例1〜3 用いる樹脂の量を、表1のように変化させる以外は、実
施例1と同様にして、5層シートを製造した。得られた
結果を表1に示す。
【0053】
【表1】 実施例 比較例 EVA 50 40 33 43 38 78 − 50 EPR 20 20 17 30 30 − 85 10 MAHEPR 15 20 20 − − − − − TACK 10 10 10 10 10 10 10 10 MAHLL − − − 12 12 12 12 30 PS 5 10 20 5 10 − − − ────────────────────────────────── 接着強度(g/15mm) 対PS 800 920 1100 670 750 610 600 500 対EVOH 2700 2800 2000 2100 1600 290 2000 1500
【0054】
【発明の効果】本明細書に記載した接着性樹脂組成物
は、対ポリスチレン接着及び対EVOH接着に優れ、そ
れ故これを用いた積層体は成形加工性にも優れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 23/16 C08L 23/16 23/18 23/18 23/26 23/26 25/04 25/04 31/04 31/04 S 51/06 51/06 C09J 123/08 C09J 123/08 123/16 123/16 123/18 123/18 123/26 123/26 125/04 125/04 131/04 131/04 151/06 151/06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)エチレン・酢酸ビニル共重合体3
    0ないし70重量部、 (B)エチレン含有量が30ないし95モル%及びX線
    による結晶化度が40%以下のエチレン・α−オレフィ
    ン共重合体0ないし50重量部、 (C)エチレン含有量が30ないし95モル%及びX線
    による結晶化度が40%以下の変性エチレン・α−オレ
    フィン共重合体0ないし50重量部、 (D)変性ポリエチレン0ないし30重量部、 (E)粘着付与剤1ないし20重量部、及び (F)スチレン系重合体1ないし20重量部からなり、
    かつ(B)+(C)=15ないし60重量部、(C)+
    (D)≧2重量部、及び(A)/[(B)+(C)]=
    0.5ないし3の範囲にあることを特徴とする接着性樹
    脂組成物。
  2. 【請求項2】 (A)エチレン・酢酸ビニル共重合体
    が、エチレン含有量が20ないし30重量%で、AST
    M D1238(190℃)で測定したメルトフローレ
    ートが0.1ないし30g/10分の範囲にあるもので
    あることを特徴とする請求項1記載の接着性組成物。
  3. 【請求項3】 (B)エチレン・α−オレフィン共重合
    体が、ASTM D1238(190℃)で測定したメ
    ルトフローレートが0.01ないし50g/10分の範
    囲にあるものであることを特徴とする請求項1記載の接
    着性組成物。
  4. 【請求項4】 (C)変性エチレン・α−オレフィン共
    重合体が、ASTMD1238(190℃)で測定した
    メルトフローレートが0.01ないし50g/10分の
    範囲にあるものであることを特徴とする請求項1記載の
    接着性組成物。
  5. 【請求項5】 (C)変性エチレン・α−オレフィン共
    重合体が、不飽和カルボン酸もしくはその誘導体が0.
    001ないし10重量%グラフトされているものである
    ことを特徴とする請求項4記載の接着性組成物。
  6. 【請求項6】 (D)変性ポリエチレンが結晶化度50
    %以上のポリエチレンであることを特徴とする請求項1
    に記載の接着性組成物。
  7. 【請求項7】 (C)変性ポリエチレンが、ASTM
    D1238(190℃)で測定したメルトフローレート
    が0.01ないし50g/10分の範囲にあるものであ
    ることを特徴とする請求項6記載の接着性組成物。
  8. 【請求項8】 (C)変性ポリエチレンが、不飽和カル
    ボン酸もしくはその誘導体が0.01ないし10重量%
    グラフトされているものであることを特徴とする請求項
    6記載の接着性組成物。
  9. 【請求項9】 (A)エチレン・酢酸ビニル共重合体3
    0ないし70重量部、 (B)エチレン含有量が30ないし95モル%及びX線
    による結晶化度が40%以下のエチレン・α−オレフィ
    ン共重合体0ないし50重量部、 (C)エチレン含有量が30ないし95モル%及びX線
    による結晶化度が40%以下の変性エチレン・α−オレ
    フィン共重合体0ないし50重量部、 (D)変性ポリエチレン0ないし30重量部、 (E)粘着付与剤1ないし20重量部、 (F)スチレン系重合体1ないし20重量部からなり、
    かつ(B)+(C)=15ないし60重量部、(C)+
    (D)≧2重量部、及び(A)/[(B)+(C)]=
    0.5ないし3の範囲にある接着性樹脂組成物からなる
    層が、スチレン系樹脂層とエチレン・酢酸ビニル共重合
    体鹸化物層との間に形成されていることを特徴とする積
    層体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008254301A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Tosoh Corp 接着性フィルム及びそれからなるicカード
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WO2013003428A3 (en) * 2011-06-30 2013-04-25 3M Innovative Properties Company Structure integrated by vacuum pressure forming or vacuum forming, and manufacturing method thereof

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