JP3041103B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP3041103B2
JP3041103B2 JP3262887A JP26288791A JP3041103B2 JP 3041103 B2 JP3041103 B2 JP 3041103B2 JP 3262887 A JP3262887 A JP 3262887A JP 26288791 A JP26288791 A JP 26288791A JP 3041103 B2 JP3041103 B2 JP 3041103B2
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JP
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flaw
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signal
output
circuit
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上 明 井
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディスク装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク等の光ディスクは、
一面側が信号面になっており、この信号面にレーザ光を
当ててその反射光をピックアップで検出して所定の信号
を得る構造になっている。ディスクの信号面にはキズが
発生していることがあり、このようなキズがあった場合
にはピックアップのサーボ系に誤動作が生ずる危険があ
るため、サーボ系をオフするように構成されているのが
普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしディスクの信号
面と反対側のレーベル面にキズがあった場合にも、信号
面に影響を与え、誤動作を生じさせる危険性もあるが、
従来のディスクプレーヤはこのようなレーベル面のキズ
に対しては全く対処しておらず、無防備であった。その
ため、ピックアップ部のサーボ系に誤動作が生じて、最
悪の場合には音飛び等が生じる問題があった。本発明は
このような従来の問題点を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ピックアップをサーボ制御するサーボ制御
手段、及びディスクのキズを検出するキズ検出手段を備
え、該キズ検出手段のキズ検出出力により前記サーボ制
御手段の動作を解除するディスク装置において、前記キ
ズ検出手段は、ディスクの信号面からのキズを検出する
第1のキズ検出部と、ディスクのレーベル面からのキズ
を検出する第2のキズ検出部を備え、該第1及び第2の
キズ検出手段の少なくとも一方の出力でキズを検知す
る、ことを特徴とする。
【0005】
【作用】第1のキズ検出部はディスクの信号面のキズを
検出し、第2のキズ検出部はディスクのレーベル面のキ
ズを検出する。第1のキズ検出部と第2のキズ検出部の
少なくとも一方がキズを検出した場合、ピックアップの
サーボがオフとなる。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、ディスクXに近接してピックアップ
1が設けられている。制御装置11はマイクロコンピュ
ータを主体に構成されており、サーボコントロール部5
に各種制御信号を送るようになっている。サーボコント
ロール部5はドライバー部4を制御しており、ドライバ
ー部4はこれに基づいてトラッキングコイル2を駆動し
てピックアップ1を動かすように構成されている。また
ドライバー部4はフォーカスコイル3を駆動し、フォー
カスをかけるように構成されている。ピックアップ1か
らは、トラッキング方向のエラー信号、フォーカス方向
のエラー信号がRFアンプ部9に入力されており、ここ
で増幅されてサーボコントロール部5に各種エラー信号
として送られるように構成されている。再生時にはディ
スクXに記録された信号をピックアップ1により読み出
し、RFアンプ部9にて増幅した後信号処理部6にて信
号処理を行い、オーディオ部7において音信号を出力す
るように構成されている。制御装置11は操作部10か
らの指令により種々の動作を実行させるようになってい
る。
【0007】RFアンプ部9の出力はキズ検出部12に
入力し、ここでディスクの信号面とレーベル面のキズが
検出されるようになっている。キズ検出部12は図2に
示すように第1のキズ検出部12aと第2のキズ検出部
12bとから構成されている。キズ検出部12aは反転
アンプ20とボトムホールド回路21及びコンパレータ
回路22から構成されている。ボトムホールド回路21
は具体的には図3に示すように時定数の異なるA、B2
つの回路から構成されており、それぞれの出力の1つを
C結合し、レベルシフトして両方の信号をコンパレータ
回路22により比較してディフェクト信号を得るように
なっている。図4はその動作を説明するもので、RFア
ンプ部9からのRF信号を入力して、ボトムホールド回
路21A及びボトムホールド回路21Bの回路により点
線と実線で示す出力を得て、これをコンパレータ回路2
2に入力し、図示するような矩形のディフェクト信号を
得るように構成されている。反転アンプ20はRF信号
を反転増幅させるために設けられている。キズ検出部1
2bにおけるボトムホールド回路23とコンパレータ回
路24も図3に示す回路と同じ回路になっている。また
コンパレータ回路24の出力側にはスイッチ回路25が
設けられており、再生時以外はレーベル面のキズ検出を
行わないように構成している。これは、レーベル面から
のキズ通過時のRF波形はトラックを横切った時の波形
と近似しているためである。スイッチ回路25は制御装
置11からの出力により開閉して、ディスク再生時のみ
コンパレータ回路24からの出力をOR回路13に送る
ようになっている。コンパレータ回路22及びスイッチ
回路25の出力はOR回路13を介して出力され、信号
面及びレーベル面にキズが検出されたときにはサーボコ
ントロール部5にディフェクト信号を出力してサーボ動
作をオフするようになっている。
【0008】図5に各信号を示す。RFアンプ部9から
の信号は反転アンプ20により反転され、ボトムホール
ド回路21において信号面のキズが検出され、コンパレ
ータ回路22からディフェクト信号が出力される。同様
にレーベル面のキズはボトムホールド回路23により検
出され、コンパレータ回路24からディフェクト信号が
出力される。この出力はOR回路13で合成されてサー
ボコントロール部5に送られる。
【0009】以上説明した構成では、従来検出されなか
ったディスクのレーベル面のキズを検出し、該キズが検
出されている間はサーボコントロール部5をオフするよ
うになっているため、ディスクのレーベル面のキズによ
る誤動作を防止できる。また、スイッチ回路25を設け
ているため、レーベル面のキズの誤検出を防止できる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ィスクの信号面のキズのみならず、ディスクのレーベル
面のキズによってもピックアップのサーボ制御がオフと
なるので、サーボ系の誤動作を防止でき、再生性能が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】キズ検出部12のブロック図。
【図3】ボトムホールド回路21の一例を示す回路図。
【図4】ボトムホールド回路21の動作を説明する波形
図。
【図5】キズ検出の動作を説明する波形図。
【符号の説明】
1:ピックアップ、2:トラッキングコイル、3:フォ
ーカスコイル、4:ドライバー部、5:サーボコントロ
ール部、6:信号処理部、7:オーディオ部、8:スピ
ーカ、9:RFアンプ部、10:操作部、11:制御装
置、12:キズ検出部、13:OR回路、20:反転ア
ンプ、21:ボトムホールド回路、22:コンパレータ
回路、23:ボトムホールド回路、24:コンパレータ
回路、25:スイッチ回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピックアップをサーボ制御するサーボ制
    御手段、及びディスクのキズを検出するキズ検出手段を
    備え、該キズ検出手段のキズ検出出力により前記サーボ
    制御手段の動作を解除するディスク装置において、 前記キズ検出手段は、ディスクの信号面からのキズを検
    出する第1のキズ検出部と、ディスクのレーベル面から
    のキズを検出する第2のキズ検出部を備え、 該第1及び第2のキズ検出手段の少なくとも一方の出力
    でキズを検知する、 ことを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 第2のキズ検出部の出力を再生時にのみ
    出力するスイッチング手段を備えた請求項1に記載のデ
    ィスク装置。
JP3262887A 1991-09-13 1991-09-13 ディスク装置 Expired - Lifetime JP3041103B2 (ja)

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