JPH10275407A - ディスク判別方法及びその装置 - Google Patents

ディスク判別方法及びその装置

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JPH10275407A
JPH10275407A JP9471797A JP9471797A JPH10275407A JP H10275407 A JPH10275407 A JP H10275407A JP 9471797 A JP9471797 A JP 9471797A JP 9471797 A JP9471797 A JP 9471797A JP H10275407 A JPH10275407 A JP H10275407A
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JP
Japan
Prior art keywords
disk
error signal
discriminating
focus error
disc
Prior art date
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Pending
Application number
JP9471797A
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English (en)
Inventor
Osamu Yanagisawa
修 柳沢
Yuichi Hasegawa
祐一 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Priority to JP9471797A priority Critical patent/JPH10275407A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク駆動手順にわずかな操作を加えるだ
けで実現可能であり、ディスクの傷などにも影響されな
い簡便なディスク判別手法を提供する。 【解決手段】 フォーカスサーボ動作中にピックアップ
12が上下動すると、復号器14からフォーカスエラー
信号のS字カーブが出力され、これが判別装置16に供
給される。判別装置16では、フォーカスエラー信号の
S字カーブから2つのピークが検出される。ピークの間
口は、ディスク10の厚みに対応して変化するので、デ
ィスク10がDVDかCDかを判別することができる。
判別結果は、コントローラ18に送られ、DVD/CD
を切り替えるための切替信号が生成されて復号器14に
供給される。復号器14では、入力された切替信号に基
づいてサーボ系や信号再生系がDVD/CDのうちの該
当するものに切り替えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスク判別方
法及びその装置にかかり、例えばCDとDVDを判別す
る場合に好適なディスク判別技術の改良に関する。
【0002】
【背景技術】ディスク媒体としてはCDがよく知られて
いるが、最近は記録の高密度化を図ったDVDが提供さ
れている。このDVD規格のディスクは、CD規格のデ
ィスクと比較して、半径が等しく厚さがCDの半分のデ
ィスクを2枚貼り合わせた構成となっている。このた
め、CDとDVDでは、ディスク形状がほぼ同じ大きさ
となるとともに、重量もほぼ同等となる。
【0003】一方、このような各種のディスク媒体に対
して1台の装置で共通に記録,再生などを行うことがで
きると、使い勝手がよく好都合である。しかし、単一の
装置で各種のディスク媒体を扱うためには、いずれの規
格に対応したディスクであるかを判別する必要がある。
ところが、上述したCDとDVDのように、外形的特徴
がほぼ共通するような場合には、外形的要因だけでそれ
らを判別することは意外に困難である。従って、ディス
ク判別には、ディスク外形以外の相違を利用することに
なる。
【0004】このようなディスク判別の一つとして、特
開平8−287588号公報に開示されたものがある。
これによれば、光ヘッドの出力光ビームの焦点を光ディ
スクに対して一定の速度で近づける。すると、光ビーム
は、まず光ディスク基材の表面で反射され、次に光ディ
スクの信号面から反射される。そこで、ディスク基材表
面からの反射光が検出された時点から、ディスク信号面
からの反射光が検出された時点までの時間差を計測す
る。この時間差はディスク保護膜の厚さに対応するの
で、これからディスクを判別することができる。
【0005】また、特開平7−6490号公報には、情
報の記録や再生などを行う前に、光学系(ピックアッ
プ)を移動してディスク上のトラック数,すなわち記録
密度を測定し、この測定結果を利用してディスクの種類
を識別する光ディスク装置が記載されている。記録密度
は、トラックピッチ,トラック密度,トラック数などと
して測定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような背景技術には、次のような不都合がある。 (1)ディスクの表面及び信号面による反射信号から判
別する方法では、ディスク表面による反射信号が非常に
微少であるため、ちょっとした傷やディフェクトによっ
て良好に検出できなかったり、あるいは誤検出の可能性
がある。
【0007】(2)次に、情報の記録密度で判別する方
法では、記録密度測定のために光学系を一定量移動させ
てトラック数をカウントするため、通常駆動時における
初期動作時間とは別個に測定時間を必要とする。
【0008】この発明は、以上の点に着目したもので、
時間的なロスが少なく、ディスク駆動手順にわずかな操
作を加えるだけで実現可能であり、ディスクの傷などに
も影響されない簡便なディスク判別方法及びその装置を
提供することを、目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明のディスク判別方法は、ピックアップから
出力された光ビームのフォーカスサーチ時にフォーカス
エラー信号を得るステップ;これによって得られたフォ
ーカスエラー信号からディスクを判別するステップ;を
含むことを特徴とする。
【0010】この発明のディスク判別装置は、ディスク
(10)に光ビームを照射するピックアップ(12);この
ピックアップから出力された光ビームのフォーカスサー
チ時におけるフォーカスエラー信号を得るフォーカスエ
ラー信号生成手段(14);これによって得られたフォー
カスエラー信号からディスクを判別する判別手段(1
6);を含むことを特徴とする。
【0011】主要な形態によれば、前記フォーカスエラ
ー信号からS字カーブのピークの間口が検出され、この
ピーク間口からディスクが判別される。更には、モード
切替手段により、この判別結果に基づいて、サーボ系や
信号処理系の切り替えが行われる。ピックアップの対物
レンズには球面収差があるため、ディスクの厚さが異な
ると、フォーカスエラー信号のS字カーブのピーク間
隔,すなわち間口が変化する。この発明の前記及び他の
目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面か
ら明瞭になろう。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
詳細に説明する。光ディスクに記録された情報を再生す
る場合は、ピックアップ(光ヘッド)から出力された光
ビーム(レーザ光)のフォーカス調整が行われる。すな
わち、対物レンズによって集光された光ビームのフォー
カスが、回転している光ディスクの信号面に合うように
調整を行う。具体的には、ピックアップの対物レンズ
(図示せず)を、ディスク面に対して垂直の方向に変位
させて、光ビームのフォーカスの合う位置(合焦位置)
を探す。このときの対物レンズを動かす操作をフォーカ
スサーチといい、このフォーカスサーチ時にフォーカス
エラー信号に現れる変化をS字カーブと呼んでいる。本
形態では、このS字カーブを利用してディスク判別が行
われる。
【0013】最初に、図2及び図3を参照して、本形態
による判別手法を説明する。DVD用に設計されている
再生装置のピックアップでは、対物レンズが0.6mm厚
のディスク用に設計されている。このため、0.6mm厚
のDVDディスクに対しては、対物レンズの設計通りに
光ビームが集光し合焦する。このDVDの場合に、対物
レンズを動かして得られるフォーカスエラー信号のS字
カーブは、例えば図2(A)に示すようになる。このS
字カーブのピーク間隔,すなわち間口は、t1である。
【0014】これに対し、DVD用の再生装置でCDを
再生する場合は、ディスク厚が1.2mmで設計と異なる
ため、球面収差を生じてしまう。よって、フォーカスエ
ラー信号は、図3(A)に示すようになり、S字カーブ
の間口はt2となる。このように、CDの場合には、D
VDと比較してS字カーブの間口が広がったものとな
る。従って、このS字カーブにおける間口の広狭によ
り、ディスク厚が1.2mmか0.6mmかを判断すること
ができる。
【0015】次に、図1を参照してディスク判別装置の
構成例を説明する。同図において、ディスク10に対し
て光ビームを照射するとともに、この光ビームのディス
ク10による反射光を光電変換して信号を出力するピッ
クアップ12は、復号器14に接続されている。復号器
14のフォーカスエラー信号出力側は判別装置16に接
続されており、この判別装置16の出力側はコントロー
ラ18に接続されている。そして、このコントローラ1
8のDVD/CD切替信号出力側は復号器14に接続さ
れている。
【0016】以上の各部のうち、復号器14には、サー
ボ制御系や信号処理系が含まれている。また、判別装置
16には、フォーカスエラー信号のS字カーブのピーク
を検出するピーク検出回路(図示せず)や、DVD及び
CDの各規格における間口の値が格納されたメモリ(図
示せず)が設けられている。コントローラ18は、判別
装置16による判別結果に基づいて、復号器14のサー
ボ系や信号再生系のDVDとCDとのモード切替を行う
ための切替信号を出力する機能を備えている。
【0017】次に、図1のディスク判別装置の動作を、
図2及び図3も参照して説明する。フォーカスサーボ動
作中にピックアップ12が上下動すると、復号器14か
ら図2及び図3の(A)に示すようなフォーカスエラー
信号のS字カーブが出力され、これが判別装置16に供
給される。判別装置16では、図2及び図3の(B),
(C)に示すように、フォーカスエラー信号のS字カー
ブから2つのピークが検出される。そして、これらピー
クの間口がメモリに格納されている値と比較され、セッ
トされたディスクの規格が判別される。すなわち、間口
がt1であればDVD,間口がt2であればCDという具
合である。判別結果は、コントローラ18に送られる。
コントローラ18では、判別結果に基づいて、DVD/
CDを切り替えるための切替信号が生成され、復号器1
4に供給される。復号器14では、入力された切替信号
に基づいてサーボ系や信号再生系がDVD/CDのうち
の該当するものに切り替えられる。
【0018】このように、本形態によれば、光ディスク
を再生する過程で必ず行われるフォーカスサーボ中に、
判別装置でディスクが判別され、その結果に応じてサー
ボ系や信号再生系が切り替えられる。このため、ディス
ク駆動手順にわずかな操作を加えるだけで簡便にディス
クを判別することができ、ディスクの傷などの影響も受
け難い。更に、ディスク判別とモード切替えの作業に要
する時間もごくわずかである。従って、ディスク再生の
初期動作は、その厚さにかかわらず従来とほぼ同様の時
間で行われ、時間のロスはほとんどない。
【0019】なお、この発明には数多くの実施の形態が
あり、以上の開示に基づいて多様に改変することが可能
である。例えば、前記実施例では、DVDとCDを判別
する場合を示したが、フォーカスエラー信号のS字カー
ブの間口が異なるようなディスクであれば、DVDやC
D以外のディスクに対しても適用可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ォーカスエラー信号の変化からディスクを判別すること
としたので、ディスク駆動手順にわずかな操作を加える
だけで短時間でディスクを判別することができ、ディス
クの傷などにも影響されず、簡便な構成で実現できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態のディスク判別装置を示すブ
ロック図である。
【図2】DVDをフォーカスサーチした場合の主要信号
を示す波形図である。
【図3】CDをフォーカスサーチした場合の主要信号を
示す波形図である。
【符号の説明】
10…光ディスク 14…復号器 16…判別装置 18…コントローラ 22…ピックアップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピックアップから出力された光ビームの
    フォーカスサーチ時にフォーカスエラー信号を得るステ
    ップ;これによって得られたフォーカスエラー信号から
    ディスクを判別するステップ;を含むことを特徴とする
    ディスク判別方法。
  2. 【請求項2】 ピックアップから出力された光ビームの
    フォーカスサーチ時にフォーカスエラー信号を得るステ
    ップ;これによって得られたフォーカスエラー信号か
    ら、S字カーブのピークの間口を検出するステップ;こ
    れによって得られたピークの間口からディスクを判別す
    るステップ;を含むことを特徴とするディスク判別方
    法。
  3. 【請求項3】 ディスクに光ビームを照射するピックア
    ップ;このピックアップから出力された光ビームのフォ
    ーカスサーチ時におけるフォーカスエラー信号を得るフ
    ォーカスエラー信号生成手段;これによって得られたフ
    ォーカスエラー信号からディスクを判別する判別手段;
    を含むことを特徴とするディスク判別装置。
  4. 【請求項4】 ディスクに光ビームを照射するピックア
    ップ;このピックアップから出力された光ビームのフォ
    ーカスサーチ時におけるフォーカスエラー信号を得るフ
    ォーカスエラー信号生成手段;これによって得られたフ
    ォーカスエラー信号から、S字カーブのピークの間口を
    検出するピーク検出手段;これによって得られたピーク
    の間口からディスクを判別する判別手段;を含むことを
    特徴とするディスク判別装置。
JP9471797A 1997-03-28 1997-03-28 ディスク判別方法及びその装置 Pending JPH10275407A (ja)

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JP9471797A JPH10275407A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 ディスク判別方法及びその装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6320827B1 (en) 1999-06-04 2001-11-20 Nippon Columbia Co., Ltd. Optical disc reproducing apparatus
US6791909B2 (en) 2001-03-23 2004-09-14 Denon, Ltd. Optical disc reproducing apparatus
JP2006120210A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Sharp Corp 光ディスクピックアップ制御装置及び光ディスクピックアップ制御方法
CN100372015C (zh) * 2003-11-13 2008-02-27 建兴电子科技股份有限公司 判定碟片的方法

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