JP3040333B2 - ガラスびん成形装置及びそのプランジャ装置 - Google Patents

ガラスびん成形装置及びそのプランジャ装置

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JP3040333B2
JP3040333B2 JP7233319A JP23331995A JP3040333B2 JP 3040333 B2 JP3040333 B2 JP 3040333B2 JP 7233319 A JP7233319 A JP 7233319A JP 23331995 A JP23331995 A JP 23331995A JP 3040333 B2 JP3040333 B2 JP 3040333B2
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gas
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブローアンドブロ
ー方式によりガラスびんを成形する場合に用いられる粗
型のプランジャ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7を参照して、従来のブローアンドブ
ロー方式によりガラスびんを成形する工程を概略説明す
ると、図7a〜cでは、粗型1を用いて溶融ガラスの塊
(以下、「ゴブ」という。)Gから半製品としてのパリ
ソン5を製造し、図7dでは、このパリソン5を反転装
置100を用いて仕上げ型6に移して、図7e〜fで
は、この仕上げ型6内で、最終製品としてのガラスびん
7を成形し、図7gでは、この仕上げ型6からガラスび
ん7を取り出すようにしている。図7bでは、粗型1内
にプランジャ2を突出させて、このプランジャ2のチッ
プ部2aと、口型(以下、「ネックリング」という。)
9との間でパリソン5の口部3を成形し、図7cでは、
プランジャ2を降下させて、このプランジャ2とガイド
リング8との隙間を通じて、粗型1のゴブG内にエアー
を吹き込み、これによりパリソン5を成形するようにし
ている。この種の従来のブローアンドブロー方式は、い
わゆる細口ガラスびんの成形に適する成形方法として知
られている。
【0003】図8は、上述した粗型1におけるネックリ
ング9を拡大して示している。図8を参照して、パリソ
ン5の口部3の成形手順について説明すると、まず、上
述するように粗型1内にゴブGが落下する(図7a)。
すると、プランジャ2が上昇して、そのチップ部2a
が、ネックリング9内のガイドリング8の中へ入る。そ
の後に、図7bに示すように、ファンネル103の上に
バッフル101が乗り、バッフル101の供給穴を通じ
てセッツルブローが行われ、上方からゴブGが圧縮され
て、パリソン5の口部3が成形される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の方式による
と、ネックリング9内のガイドリング8の中へゴブGが
入る寸前に、プランジャ2を上昇させて、それを受ける
必要がある。このプランジャ2昇降のタイミング制御は
きわめて困難であり、プランジャ2の上昇があまり遅す
ぎると、ネックリング9からのガラスのはみ出しが発生
するし、早すぎると粗型1内のガス抜けが悪くなり、パ
リソン5のいわゆる口出不足が発生する。特に、パリソ
ン5の大きな口部3を成形する時や、長いプランジャ2
を使う時などには、口出不足となり易い。このために、
従来では、ネックリング9に粗型1内のエアー逃がし用
のベント(図示せず)を形成したものが提案されてい
る。
【0005】しかし、ネックリング9にベントを加工し
たものでは、粗型1内の残存ガス量が多くなればなるほ
ど、ガスを十分外部に逃がすことができない。したがっ
て、現状ではプランジャ2の上昇のタイミング調整を行
ったり、セッツルブローの圧力を上昇させたり、ブロー
時間を長くしたりして、ガラスのはみ出しとガス抜けの
双方を満足させるような制御を行っているが、このよう
な制御は、きわめて困難な制御になるという問題があ
る。
【0006】そこで、本発明は上記課題を解消し、簡単
な構成により、ガラスのはみ出しが抑えられ、ガス抜け
が良く、しかも短時間で簡単にパリソンの口部を成形す
ることができるプランジャ装置を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ブロ
ーアンドブロー方式でガラスびんを成形するガラスびん
成形装置に用いられるプランジャ装置であって、粗型の
下部に口型とプランジャとを有し、このプランジャのチ
ップ部と前記口型との間でパリソンの口部を成形可能に
したガラスびん成形用プランジャ装置において、前記チ
ップ部にはセッツルブロー時に粗型内に残留するガスを
プランジャの空洞内に逃がすガス逃がし孔を設けたもの
である。
【0008】請求項1の発明によれば、プランジャのチ
ップ部に形成されるガス逃がし孔から、ガスを外部に容
易に逃がすことができるので、口部の出不足を防止し
て、口部を容易に成形することができる。また、そのた
めに、ガス抜けが良くなり、短時間で簡単にパリソンの
口部を成形できる。更に、プランジャのガス逃がし孔
は、カウンターブロー時に、圧縮気体の通り道ともなる
ので、プランジャ自体の冷却をして適温に制御すること
ができる。
【0009】請求項2の発明は、前記ガス逃がし孔は前
記チップ部の頂面に設けられていることを特徴とするも
のである。これによれば、ガス逃がし孔がチップ部の頂
面にあるので、粗型内のガスをより逃がしやすくすると
ともに、特に加熱されやすいプランジャの頂面の冷却を
して適温に制御することができる。
【0010】請求項3の発明は、前記ガス逃がし孔はナ
イフベント状のスリットであることを特徴とするもので
ある。これによると、ガスを粗型の外部に逃がし、かつ
スリットを通じてのゴブの侵入を防止することができ
る。
【0011】請求項4の発明は、ブローアンドブロー方
式でガラスびんを成形するガラスびん成形装置におい
て、ゴブを収容する粗型と、この粗型の上部に設けられ
るバッフルと、このバッフルを通じて圧縮気体を供給す
る圧縮気体供給手段と、粗型の下部に設けられパリソン
の口部を成形する口型と、前記粗型内に落下するゴブが
口型に入るとき、この口型内に挿入され、パリソンの口
部を成形するプランジャであって、セッツルブロー時に
粗型内に残留するガスをプランジャの空洞内に逃がす
ス逃がし孔を頂部に有するプランジャと、を備えるもの
である。
【0012】請求項4の発明では、粗型内にゴブを入れ
て圧縮気体でゴブに圧力を加え、このゴブに口部を成形
するとき、粗型内のガスを、プランジャのガス逃がし孔
から容易に逃がすことができるので、口部での出不足を
防止して、口部を容易に成形することができる。そのた
め、圧縮気体を供給する時間を短縮でき、その圧縮気体
の圧力を低減することができる。また、プランジャのガ
ス逃がし孔は、カウンターブローの時に圧縮気体の通り
道となるので、プランジャ自体の冷却をして適温に制御
することができる。
【0013】請求項5の発明は、前記ガス逃がし孔は、
ナイフベント状のスリットであるので、ガスを容易に逃
がすことができる。請求項6の発明は、前記ガス逃がし
孔の形成幅は0.1ないし0.7mmである。ガス逃が
し孔の形成幅が0.1mmよりも小さいと、ガスの抜け
る効率が低下するし、0.7mmよりも大きいと、ガス
逃がし孔を通じて、ゴブが侵入する恐れがあるので、上
記の範囲は好適である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に従って説明する。図1は、ガラスびん成形用プ
ランジャ装置の好ましい実施の形態とその周辺装置を示
しており、図2は、図1のガラスびん成形用プランジャ
装置の好ましい実施の形態を拡大して示している。
【0015】図1及び図2において、10はプランジャ
装置を示し、このプランジャ装置10は、口型(以下、
「ネックリング」という。)12とプランジャ14とを
有している。このプランジャ14のチップ部46とネッ
クリング12との間では、ガラスびん半製品としてのパ
リソンPの口部18が成形される。
【0016】この粗型20の上部にはバッフル22が設
置可能で、パリソンPの口部18を成形する時には、図
示を省略したファンネル(例えば図7b参照)を、バッ
フル22と粗型20との間に介装し、このバッフル22
及びファンネルを通して、粗型20内のゴブに対してセ
ッツルブロー(Settle・Blow;圧縮空気)S
Tを、セッツルブロー供給手段26から供給する。一
方、粗型20の下部には、上方向Z1あるいは下方向Z
2に沿って、プランジャ14を上下動可能にする操作部
24が設けられる。この操作部24はプランジャ14
と、ピストンロッド28と、これらプランジャ14とプ
ランジャアダプタ28とを一体に固定する固定用スプリ
ットリング30と、スプリング32などを収容してい
る。プランジャ14には溝部14aが設けられている。
【0017】固定用スプリットリング30の一方は、プ
ランジャ14の溝部14aにかみ合い、固定用スプリッ
トリング30の他方は、プランジャアダプタ28の溝部
28aにかみ合っている。プランジャアダプタ28の下
部は中空状の圧縮空気のピストンロッド34の上端側に
接続されており、ピストンロッド34のリング34a
と、プランジャアダプタ28の外周に位置している部材
28bのフランジ28c間にはスプリング32が配置さ
れている。ピストンロッド34は基部38に設置され、
カウンタブロー供給手段40はパリソンPの成形時に、
ピストンロッド34と中空部材42とを通って、図2に
示すように、プランジャ14の空洞部121に入り、カ
ウンターブロー孔50、中空孔14bを通じて、カウン
タブロー(Counter・Blow;圧縮空気)CT
を口部18側へ供給する。
【0018】粗型20の下部には、図2に示すように、
ネックリング12が取り付けられ、このネックリング1
2内にはガイドリング44が同心状に取り付けられる。
プランジャ14のチップ部46は、ガイドリング44の
孔44aにはめ込まれており、プランジャ14の肩部4
8にはカウンタブロー孔50が形成されている。スリー
ブ52がプランジャ14の肩部48以下の部分を囲むよ
うにしてプランジャ14に取り付けられている。
【0019】プランジャ14のチップ部46の外周面4
6aはガイドリング44の孔44aの内周面に密着して
いる。プランジャ14のチップ部46の頂面60には、
図3ないし図5に示すように、ガス逃がし孔70が、好
ましくはワイヤーカット放電加工により形成されてい
る。このガス逃がし孔70は、図5に示すように、「ア
スタリスク型」にあけられた孔であり、ナイフベント状
のスリットである。ガス逃がし孔70の孔幅は、好まし
くは0.1mm乃至0.7mmである。ガス逃がし孔7
0の孔幅が0.1mmよりも狭いと、粗型20内のガス
を大量にガス抜きするための効率が悪くなり、ガス逃が
し孔70の孔幅が0.7mmよりも大きいと、ゴブの一
部が侵入する恐れがあるからである。次に、作用を説明
する。図1を参照し、バッフル22を外して、その位置
にファンネル(図示せず)をあてがい、オリフィス(図
示せず)からゴブを落下させると、このゴブは粗型20
の内部に入る。それと同時に、プランジャ14を上昇さ
せると、プランジャ14のチップ部46が、ネックリン
グ12のガイドリング44の中に入る。その後に、粗型
20のファンネル(図示せず)の上にバッフル22を乗
せ、粗型20内にセッツルブロー供給手段26からのセ
ッツルブロー(圧縮空気)をかけて、粗型20内のゴブ
に圧力をかけると、プランジャ14のチップ部46とネ
ックリング12とガイドリング44との協働により口部
18が成形される。
【0020】以上の工程においては、粗型20内に残留
するガスの逃げ道がないので、この実施の形態によれ
ば、プランジャ14の頂面60にガス逃がし孔70が設
けられる。このガス逃がし孔70は、粗型20内のガス
の抜けを図るとともに、ゴブのはみ出しを防止してい
る。つまり、ガス逃がし孔70はワイヤーカット放電加
工により形成される非常に孔幅の狭いスリットであるの
で、このガス逃がし孔70を通じてのゴブのはみ出しは
抑制される。また、このガス逃がし孔70は「アスタリ
スク型」であるので、孔の全開口面積は大きくとること
ができる。したがって、粗型20内の十分なガスの抜け
を図ることができる。
【0021】要するに、この実施の形態によれば、プラ
ンジャ14が上昇位置にあっても、粗型20内のガスは
このガス逃がし孔70を経た後、中央孔14b、中空部
材42、そして案内部材34を経て外部に排出される。
そのために、たとえプランジャ14の上昇タイミングが
早くても、ガス抜きには問題はなく、口部18の出不足
を防止することができ、パリソンPの口部18の成形が
容易になる。また、セッツルブローSTの時間短縮化が
図れ、ブロー圧の低減が可能になり、セッツルウェイブ
の縮小とノド細の改善を図ることができる。
【0022】プランジャ14が所定距離下がると、プラ
ンジャ14のチップ部46とガイドリング44との間に
隙間が生じ、この隙間を通じて、下側から上向きに、カ
ウンターブロー供給手段40からカウンターブロー(圧
縮空気)CTを、案内部材34と中空部材42とカンウ
ンターブロー孔50などを通じて吹き込むと、パリソン
Pに破線で示すように中空部が成形される。
【0023】尚、図2を参照して、カウンターブロー
(圧縮空気)CTをゴブに対して供給してパリソンPの
中空部を成形する場合に、プランジャ14のガス逃がし
孔70は、カウンターブローの通り道となるので、プラ
ンジャ14の特に頂面60が冷却されるので、適温に制
御することができる。
【0024】以上の工程は、図7a〜cの工程に相当
し、その後は、図7dの工程に相当する工程を経て、更
に、図7e〜fの工程に相当する工程を経て、図7gの
工程に相当する工程で最終ガラス製品として取り出され
る。
【0025】以上、一実施の形態に基づいて本発明を説
明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるもの
ではない。例えば、図1及び図2の実施の形態に示すよ
うに、ガス逃がし孔70としては、図6(A)の「アス
タリスク型」の孔を採用したものを説明したが、図6
(B)乃至図6(I)の様な形状の孔を採用することも
可能である。図6(B)のガス逃がし孔70は「G
型」、図6(C)のガス逃がし孔70は「米型」、図6
(D)のガス逃がし孔70は「H型」、図6(E)のガ
ス逃がし孔70は「S型」、図6(F)のガス逃がし孔
70は「Z型」、図6(G)のガス逃がし孔70は「王
型」、図6(H)のガス逃がし孔70は「+型」、そし
て図6(I)のガス逃がし孔70は「オーム(Ω)型」
である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明では、プランジャのチップ部を用いてパリソンの口
部を成形する際に、粗型内に残るガスを、プランジャの
チップ部のガス逃がし孔から外部に容易に逃がすことが
できるので、口部の出不足を防止して口部を容易に成形
することができる。そのために、ガス抜けが良くなり、
短時間で簡単にパリソンの口部を成形できる。
【0027】請求項2に記載の発明では、ガス逃がし孔
がチップ部の頂面にあるので、粗型内のガスがより逃が
しやすくなるとともに、圧縮気体をゴブに対して供給し
てパリソンを成形する場合に圧縮気体の通り道となるの
で、ゴブで加熱されやすいプランジャの頂面の冷却をし
て適温に制御することができる。
【0028】請求項3に記載の発明では、ガスを粗型の
外部に逃がし、かつゴブの一部が侵入しないようにする
ことができる。
【0029】請求項4に記載の発明では、粗型内にゴブ
を入れて圧縮気体でゴブに圧力を加えて、プランジャを
用いてパリソンの口部を成形する際に、粗型内のガス
を、プランジャのガス逃がし孔から容易に逃がすことが
できるので、口部での出不足を防止して口部を容易に成
形することができる。そのために、圧縮気体を供給する
時間を短縮でき、その圧縮気体圧を低減できる。また、
プランジャのガス逃がし孔は、圧縮気体をゴブに対して
供給してパリソンを成形する場合に圧縮気体の通り道と
なるので、プランジャの特に頂面が冷却され、適温に制
御することができる。
【0030】請求項5ないし6の発明では、粗型内のガ
スを容易に逃がすことができるし、ガス逃がし孔の孔幅
が0.1mmよりも小さいと、ガスの抜ける効率が低下
し、0.7mmよりも大きいと、ゴブの一部がガス逃が
し孔に侵入する恐れがあるのに対し、これによれば、孔
幅はこの範囲内にあるので上記の欠点は解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラスびん成形用プランジャ装置の好ましい実
施の形態とその周辺装置を示す図である。
【図2】図1のガラスびん成形用プランジャ装置の好ま
しい実施の形態を拡大して示す図である。
【図3】プランジャを示す図である。
【図4】プランジャの軸方向断面図である。
【図5】プランジャの頂面とそのガス逃がし孔を示す図
である。
【図6】プランジャの頂面のガス逃がし孔の別の実施の
形態を示す図である。
【図7】従来行われているブローアンドブロー方式を示
す図である。
【図8】従来のガラスびん成形用プランジャ装置を示す
図である。
【符号の説明】
12 ネックリング(口型) 14 プランジャ 18 口部 20 粗型 26 セッツルブロー供給手段(圧縮気体供給手段) 46 チップ部 70 ガス逃がし孔 121 空洞 P パリソン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03B 9/36 C03B 9/325

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブローアンドブロー方式でガラスびんを
    成形するガラスびん成形装置に用いられるプランジャ装
    置であって、粗型の下部に口型とプランジャとを有し、
    このプランジャのチップ部と前記口型との間でパリソン
    の口部を成形可能にしたガラスびん成形用プランジャ装
    置において、 前記チップ部にはセッツルブロー時に前記粗型内に残留
    するガスを前記プランジャの空洞内に逃がすガス逃がし
    孔を設けたことを特徴とするガラスびん成形用プランジ
    ャ装置。
  2. 【請求項2】 前記ガス逃がし孔は前記チップ部の頂面
    に設けられているこを特徴とする請求項1に記載のガラ
    スびん成形用プランジャ装置。
  3. 【請求項3】 前記ガス逃がし孔はナイフベント状のス
    リットであることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    ガラスびん成形用プランジャ装置。
  4. 【請求項4】 ブローアンドブロー方式でガラスびんを
    成形するガラスびん成形装置において、 ゴブを収容する粗型と、 この粗型の上部に設けられるバッフルと、 このバッフルを通じて圧縮気体を供給する圧縮気体供給
    手段と、 粗型の下部に設けられパリソンの口部を成形する口型
    と、 前記粗型内に落下するゴブが口型に入るとき、この口型
    内に挿入され、パリソンの口部を成形するプランジャで
    あって、セッツルブロー時に前記粗型内に残留するガス
    を前記プランジャの空洞内に逃がすガス逃がし孔を頂部
    に有するプランジャと、 を備えることを特徴とするガラスびん成形装置。
  5. 【請求項5】 前記ガス逃がし孔はナイフベント状のス
    リットであることを特徴とする請求項4に記載のガラス
    びん成形装置。
  6. 【請求項6】 前記ガス逃がし孔の孔幅は0.1ないし
    0.7mmであることを特徴とする請求項4又は5に記
    載のガラスびん成形装置。
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