JP2010083724A - レンズの製造方法及びレンズ - Google Patents
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Abstract
【課題】溶融ガラス滴が滴下直後に横に大きく広がらず両型の近接時に先ず上型に接触する場合であっても、位置決め基準面等を精密に形成できるレンズの製造方法等を提供すること。
【解決手段】溶融ガラス滴は、早い段階で外形規制枠3に接触し、流動状態において少ない型崩れで加圧されガラスレンズ100となるべく成形されるので、位置決め基準面102b等を精密に形成できる。また、早い段階で外形規制枠3に接触する結果、ガラスレンズ100の側面103の形状を精密にでき、成形後の芯取り工程を省略することができる。
【選択図】図2
【解決手段】溶融ガラス滴は、早い段階で外形規制枠3に接触し、流動状態において少ない型崩れで加圧されガラスレンズ100となるべく成形されるので、位置決め基準面102b等を精密に形成できる。また、早い段階で外形規制枠3に接触する結果、ガラスレンズ100の側面103の形状を精密にでき、成形後の芯取り工程を省略することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、レンズの製造方法及びこれによって得られるレンズに関し、特に液滴状のガラスを硬化させつつ成形するレンズの製造方法等に関する。
ガラスレンズの製造方法として、レンズの外形規制面を有する外形規制部材が組み合わされた下型と、これに対向する上型とを用いるものがある(特許文献1)。この製造方法では、加熱した下型面上に溶融ガラス滴を滴下して衝突させ広がらせて外形規制面に接触させることでレンズ外周部の位置決め基準面を形成し、ガラスが未だ加圧変形可能な温度にある間にガラスを上下の型で加圧成形して2つの光学機能面及び位置決め基準面を有するレンズを得る。
特願2003−141005号公報
しかし、上記製造方法では、下型に外形規制部材を組み合わせているので、溶融ガラス滴が滴下直後に外形規制面に接触しない場合、溶融ガラス滴が先ず上型に接触した後に横に広がって、最終段階で外形規制部材に収まるので、下型の下型面のうち外形規制部材に近い外周側に対応する位置決め基準面の形状精度が低下する傾向が生じる。
そこで、本発明は、溶融ガラス滴が滴下直後に横に大きく広がらず両型の近接時に先ず上型に接触する場合であっても、位置決め基準面等を精密に形成できるレンズの製造方法等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るレンズの製造方法は、(a)製造の対象であるレンズの第1のレンズ面を成形するための下型面を有する下型と、レンズの第2のレンズ面を成形するための上型面を有する上型と、レンズの側面を含む外形を成形するための外形規制面を有する外形規制枠とを準備する工程と、(b)下型、上型、及び外形規制枠をそれぞれ加熱した状態で、下型面上に溶融ガラス滴を滴下する滴下工程と、(c)滴下工程後、下型面と上型面とを互いに対向させた状態で上型とともに外形規制枠を下型に近接させて、下型上の溶融ガラス滴を加圧成形する成形工程とを備えることを特徴とする。
上記レンズの製造方法では、滴下工程後の成形工程で、上型とともに外形規制枠を下型に近接させて、下型上の溶融ガラス滴を加圧成形するので、溶融ガラス滴が滴下直後に横に大きく広がらず両型の近接時に先ず上型に接触する場合であっても、上型に接触した溶融ガラス滴が型閉じの早い段階で外形規制枠に接触する。これにより、レンズが流動状態において少ない型崩れで加圧され、位置決め基準面等を精密に形成できる。また、早い段階で外形規制枠に接触する結果、レンズの側面形状を精密にでき、成形後の芯取り工程を省略することができる。
本発明の具体的な態様によれば、上記製造方法において、第1のレンズ面の曲率は、第2のレンズ面の曲率よりも大きいことを特徴とする。この場合、溶融ガラス滴が下型面の窪みに溜まって上型及び下型の近接時に先ず上型に接触する傾向が強まるが、上型とともに移動する外形規制枠の存在によって適切な加圧・成形が可能になり、位置決め基準面等を精密に形成できる。
本発明の別の具体的な態様によれば、外形規制枠の外形規制面の上端と、上型の外周面の下端とが、近接して配置されていることを特徴とする。この場合、外形規制枠と上型とによってレンズの一方の面と側面とを確実に成形することができる。
本発明の別の具体的な態様によれば、外形規制枠の外形規制面の上端と、上型の外周面の下端とは、所定の隙間を介して配置されていることを特徴とする。この場合、外形規制枠と上型との境界に空気が溜まって成形不良が発生することを確実に防止できる。
本発明の別の具体的な態様によれば、外形規制枠の外形規制面が、下方に向けて広がるテーパー面であることを特徴とする。この場合、外形規制枠等に保持された成形後のレンズを下型側に抜き出しやすくなる。
本発明の別の具体的な態様によれば、テーパー面の傾斜角度が、0°以上45°以下であることを特徴とする。
本発明の別の具体的な態様によれば、滴下工程から成形工程にかけて溶融ガラス滴の温度を漸次低下させることを特徴とする。この場合、レンズの迅速な成形が可能になる。
本発明の別の具体的な態様によれば、外形規制枠の線膨張係数が、溶融ガラス滴の硬化後の線膨張係数よりも小さいことを特徴とする。この場合、外形規制枠に周囲を保持された成形後のレンズを冷却後に抜き出しやすくなる。
本発明の別の具体的な態様によれば、外形規制枠が、超硬で形成されていることを特徴とする。超硬は、一般的なガラスよりも線膨張係数が小さく、さらに、高精度で高い剛性を有する成形金型を提供することができる。
本発明の別の具体的な態様によれば、外形規制枠が、上型の胴部分に固定されていることを特徴とする。この場合、外形規制枠の配置を上型に対して簡易に一定に保つことができる。
本発明の別の具体的な態様によれば、成形工程後、下型及び上型の加圧を解除して成形されたレンズを取り出す取出工程をさらに備えることを特徴とする。
本発明に係るレンズは、上述のレンズの製造方法よって得られる。つまり、このレンズは、早い段階で外形規制枠に接触し、流動状態において少ない型崩れで加圧され成形されるので、位置決め基準面等を精密に形成できる。また、早い段階で外形規制枠に接触する結果、レンズの側面形状を精密にでき、成形後の芯取り工程を省略することができる。
図1は、第1実施形態に係るガラスレンズの製造方法に用いる成形金型の断面構造等を説明する図である。図2は、成形金型の主要な部分についての拡大図であり、本実施形態に係る成形金型から成形されるガラスレンズについて示している。
本実施形態に係る成形金型10は、原材料であるガラスを溶融して直接プレスする加圧成形により図2に示すようなガラスレンズ100を製造するものであり、相対的に曲率の小さな光学機能面101a等を形成するための上型面である転写面11を有する上型1と、相対的に曲率の大きな光学機能面102aを形成するための下型面である転写面12を有する下型2と、図2のガラスレンズ100の側面103を形成する外形規制枠3とを備える。下型2の転写面12は、光学機能面102aだけでなく、ガラスレンズ100を光学部品として用いるために他の部材に組み込む場合等における位置決めのための基準となる位置決め基準面102bを形成する役割も有する。外形規制枠3は、ガラスレンズ100の原材料である溶融ガラスの加圧成形時におけるガラスの流れを側方から制御する役割も有する。なお、ガラスレンズ100の製造装置200は、主要な部材である成形金型10の他に、ガラスレンズ100の製造にあたり、上型1及び下型2の開閉を行うための制御駆動装置4等をさらに備える。
上型1は、ガラスレンズ100の一方の光学機能面101aとその周辺の平坦面である外周面101bとを形成するための転写面11を下端に有する凸部DP1を備える。つまり、上型面である転写面11は、ガラスレンズ100の第2のレンズ面101のうち各光学機能面101aに対応する光学面転写面11aと、外周面101bに対応する外周面転写面11bとにより構成されている。また、上型1は、制御駆動装置4により図中矢印の方向に昇降可能であり、これによりレンズ光軸CXの方向に沿って昇降できるものとなっている。
下型2は、ガラスレンズ100の他方の光学機能面102aとその周辺の位置決め基準面102bとを形成するための転写面12を上端に有する凸部DP2を備える。つまり、下型面である転写面12は、ガラスレンズ100の第1のレンズ面102のうち光学機能面102aに対応する光学面転写面12aと、位置決め基準面102bに対応する基準面転写面12bとにより構成されている。
外形規制枠3は、上型1の胴部分である側面部1bに嵌めこんでアライメントされる部材であり、例えば超硬で形成され、上型1に固定される円筒状の支持部3bと、凸部DP1とともにガラスレンズ100の表面を形成するための円板状の本体部3aとを備える。ここで、超硬とは、タングステンとカーボンとを略1:1の原子数で含み、5〜10%の割合の原子数でコバルト(Co)を含有する合金である。本体部3aは、開口OPの内面としてガラスレンズ100の側面103を形成するための外形規制面13を備え、ガラスの加圧成形時において、ガラスレンズ100となるべき溶融ガラスの動きを規制して、当該溶融ガラスが所望の面形状を有するものとなるように制御する(詳細については後述する。)。また、外形規制枠3が支持部3bによって上型1の適切な位置に固定されていることにより、外形規制面13は、上型1の転写面11に近接した状態となっている。より具体的には、外形規制面13の上端UEと転写面11の外周面11bの下端DEとは、加圧成形時にガラスレンズ100の原材料である溶融ガラスが入り込めないほどのわずかな隙間を介して近接して配置されている。また、外形規制面13は、ガラスレンズ100の成形のために、加圧成形時において、上型1の転写面11と下型2の転写面12とに対して同軸に配置されるなど、適切な位置関係を保つものともなっている。
なお、上型1及び下型2には、転写面11、外形規制面13及び転写面12を加熱するための電気ヒータ20a、20bがそれぞれ内蔵されている。
制御駆動装置4は、成形金型10によるガラスレンズ100の成形のために、電気ヒータ20a、20bへの給電の制御や、上型1及び下型2の開閉動作等の成形金型10を組み込んだ製造装置200全体の制御を行う。
ここで、製造装置200によって形成されるガラスレンズ100は、例えばピックアップ等に用いられるレンズである。近年、ピックアップレンズ等については、より解像度を高めるため、開口数(NA)の高いものが求められるものとなっている。このため、ガラスレンズ100の光学面として機能する光学機能面101a、102aについては、一方のレンズ面の曲率が、他方のレンズ面の曲率よりも極端に大きくなる構成となっており、加圧成形時に空気が溜まって成形不良が発生しにくくするため、曲率の大きい光学機能面102a側を下方にしてレンズ作製を行うものとなっている。つまり、成形金型10では、下型2の光学面転写面12aの曲率が大きなものとなる一方、上型1の光学面転写面11aは、ほとんど曲率のないものとなっている。
図3は、金型10の要部とガラスレンズ100の形状とについて説明するために一部を拡大した図である。図示のように、成形金型10の上型1と外形規制枠3とにおいて、外形規制面13の上端UEと転写面11の外周面11bの下端DEとは、わずかな隙間を介して近接して配置されている。つまり、外形規制枠3の本体部3aとの間には、加圧成形によるガラスレンズ100の成形の際空気抜きを行うための空隙SD1が設けられている。なお、この空隙SD1は、およそ1〜20μm程度の幅を有するものであり、空気を抜くには十分であり、かつ、ガラスレンズ100の原材料となる溶融ガラス滴が流れ出すことのない程度のサイズになっている。これにより、成形時に外形規制枠3と上型1との境界に空気が溜まって成形不良が発生することを確実に防止でき、かつ、外形規制枠3と上型1とによってガラスレンズ100の第2のレンズ面101と側面103とを確実に成形することができる。
また、加圧成形によるガラスレンズ100の成形時において、外形規制面13は、下型2とも1〜20μm程度の隙間を有して近接した状態となっている。従って、この場合、外形規制面13と、成形されるガラスレンズ100の側面103とは、略同じ縦幅となる。これにより、成形中に両型1、2及び外形規制枠3によって囲まれた空間から溶融ガラス滴が流れ出すことを極力防止し、ガラスレンズ100の成形をより確実に行えるようにしている。
さらに、外形規制面13は、下型2側に向かって広がるテーパー状に形成されている。このため、外形規制面13を転写して形成されるガラスレンズ100の側面103も、光学機能面101a側から光学機能面102a側に向かって広がるテーパー状の面となっている。つまり、図3の断面図において、側面103の傾斜角度θは0°以上の値となっている。これにより、上型1を上昇させることで容易に取り出すことができる。また、この際、ガラスレンズ100の原材料である溶融ガラス滴の硬化後における外形規制枠3とガラスレンズ100との線膨張率等の膨張率差を利用して、ガラスレンズ100が冷却後に離型しやすくなっている。つまり、外形規制枠3を上述のように超硬で形成する。ここで、超硬の線膨張係数は、4.6×10−6〔1/K〕程度であり、リン酸塩系のガラスの線膨張係数7〜8×10−6〔1/K〕に比較して小さくなっている。この場合、外形規制枠3は、リン酸塩系ガラス等の一般的なガラスよりも線膨張係数の小さく、かつ、高精度で高い剛性を有するものとなる。これにより、成形後のガラスレンズ100と外形規制枠3等の成形金型10との間に隙間ができやすくなり、冷却後のガラスレンズ100を取り出しやすくすることができる。
以下、成形金型10を用いたガラスレンズ100の製造方法について説明する。図4、図5(A)及び5(B)は、当該成形金型を用いたガラスレンズ100の製造の各工程について説明するための断面図である。
先ず、図4に示すように、不図示の坩堝等で溶融させた溶融ガラスGを溜めている原材料供給部30の下部に形成されているノズルNZを下型2の転写面12の中央上方に配置し、溶融ガラスGをノズルNZから所定量転写面12上に自然滴下する(滴下工程)。このとき、溶融ガラスGの滴下に先立って、転写面12をヒータ20bにて、ガラスレンズ100の原材料である溶融ガラス滴GDをガラス転移点温度T程度、或いは(T−50℃)から(T+100℃)の範囲の温度に加熱しておく。なお、ガラス滴下後はノズルNZを上型2の昇降に邪魔にならない位置へ退避させておく。かかるノズルNZからの自然落下によるガラス供給方法により、ガラスレンズ100を得るために滴下させる溶融ガラス滴GDの重量のバラツキを抑えることができる。なお、溶融ガラスGに用いる原材料のガラスの一例としては、例えば、リン酸塩系ガラスであって、ガラス転移点温度Tが477℃のものが適用可能である。
所定量の溶融ガラス滴GDをノズルNZから転写面12上に滴下した後、溶融ガラス滴GDが未だ加圧変形可能な温度にある間に、図5(A)に示すように、予め下型2と同程度の温度に加熱しておいた上型1を下降させ、転写面11と転写面12とを互いに対向させた状態で上型1とこれに固定された外形規制枠3とを下型2に近接させて、下型2上の溶融ガラス滴GDを上下型1、2間で加圧成形する(成形工程)。
上記滴下工程から成形工程にかけて溶融ガラス滴GDの温度が漸次低下していくことにより、ガラスレンズ100の第2のレンズ面101である光学機能面101a及び外周面101bと、第1のレンズ面102である光学機能面102a及び位置決め基準面102bと、側面103とを有するガラスレンズ100が成形される。溶融ガラス滴GDを十分に冷却した後、下型2及び上型1の加圧を解除して、図5(B)に示すように、上型1を上昇させることにより、各面101、102、103を有するガラスレンズ100を型外へ取り出す(取出工程)。
以上に示した本実施形態におけるガラスレンズ100の製造方法では、金型10が外形規制枠3を備えることにより、ガラスレンズ100の光学機能面101a、102aのみならず、位置決め基準面102bも精密に形成されるものとなっている。
以下、上述した滴下された溶融ガラス滴GDを加圧成形してガラスレンズ100の成形を行う過程について詳しく説明する。図6(A)〜6(E)は、上記したガラスレンズ100の加圧成形時の様子を概念的に示す図であり、図6(F)〜6(J)は、比較のための図である。なお、本実施形態では、図2のように、本実施形態で得たガラスレンズ100において、光学面転写面12aに対応する第1のレンズ面102の曲率は、第2のレンズ面101の曲率よりも大きなものとなっている。従って、第1のレンズ面102に対応する光学面転写面12aの窪みが大きく、溶融ガラス滴GDが滴下直後に横に大きく広がらず両型1、2の近接時に先ず上型1に接触するものとなっている。
以下、図6(A)等に戻って、上記の状況を踏まえてガラスレンズ100の加圧成形時の様子について説明する。
先ず、図6(A)に示すように、下型2上において、滴下された溶融ガラス滴GDは、球状となっている。これは、溶融ガラス滴GDの粘性や表面張力等によるもののほか、上記したように、転写面12のうちの光学面転写面12aの形状(図2等参照)が大きく影響している。次に、図6(B)に示すように、成形金型10は、上方から上型1を下降させる。これにより、球状の溶融ガラス滴GDは、押しつぶされるように変形するとともに、ガラスレンズ100の表面形状のうち、下方側に位置する曲率の大きな光学機能面102a(図6(E)参照)が形成される。さらに、図6(C)に示すように、上型1を下降させると、溶融ガラス滴GDは、上型1の転写面11のうち、光学面転写面11a上に貼り付くようにして上型1の周辺側に拡がりながら延びる。つまり、溶融ガラス滴GDは、光学面転写面11a上に沿って上型1の周辺側に位置する外形規制面13に向かって延びる。これにより、上方側に位置する曲率の小さな光学機能面101aが形成される。さらに、図6(D)に示すように、溶融ガラス滴GDは、上型1の周辺側に延びると、外形規制面13に衝突し、進行方向が変わる。つまり、溶融ガラス滴GDの流れが、横方向から下方向即ち転写面12の基準面転写面12b側に延びるように変わる。これにより、外形規制面13に沿って側面103が形成され、さらに、溶融ガラス滴GDが基準面転写面12bに当たって、これに対応する位置決め基準面102bが形成される。
なお、以上によりガラスレンズ100が形成される過程において、例えば図3に示すように、光学機能面102aと位置決め基準面102bとの間に、自然に空間SP2を確保した状態でガラスレンズ100が製造される場合もある。つまり、溶融ガラス滴GDの体積が、両型1、2及び外形規制枠3によって囲まれる空間の大きさよりも少ないときは、その分が、空間SP2として形成される。しかし、溶融ガラス滴GDがある下限以上の体積を有する限り、空間SP2がガラスレンズ100機能上において問題を生ずるものとはならない。この場合、滴下した溶融ガラス滴GDの体積について、ある体積を下限とし、両型1、2及び外形規制枠3によって囲まれる空間の体積までを上限とする範囲で誤差を許容するために、空間SP2は、当該誤差分を補う空間として機能する。
以上のようにして、図6(E)に示す位置にガラスレンズ100が形成される。この場合、溶融ガラス滴GDは、早い段階で外形規制枠3に接触し、流動状態において少ない型崩れで加圧されガラスレンズ100となるべく成形されるので、位置決め基準面102b等を精密に形成できる。また、早い段階で外形規制枠3に接触する結果、ガラスレンズ100の側面103の形状を精密にでき、成形後の芯取り工程を省略することができる。
これに対して、例えば、図6(F)に示す比較例のように、外形規制枠3を下型2側に取り付けている場合、図6(F)〜6(H)に示すように、上型1により押しつぶされるように変形した溶融ガラス滴GDは、図6(A)〜6(C)の場合と同様に、転写面11a上に貼り付くようにして上型1の周辺側に拡がりながら延びる。しかしながら、この場合、図6(H)及び図6(I)に示すように、外形規制面13が下方側即ち下型2側に位置するため、上型1を下降させてもなお、転写面11aと外形規制面13との間に大きな空間SP1があいた状態となっている。このため、必ずしも溶融ガラス滴GDの流れを直ちに下方側即ち転写面12側に向かうように制御することができるとは限らず、外周側で垂れ下がるような流れが生じる。つまり、この場合、図6(J)に示す位置にガラスレンズ100が形成されても、溶融ガラス滴GDの粘度が大きくなり、転写面12bに溶融ガラス滴GDが十分に行き渡らず、ガラスレンズ100の位置決め基準面102bが正確に形成されない可能性がある。一方、図6(A)〜6(E)に例示する本実施形態に係るガラスレンズ100の製造方法では、このような事態を回避することができる。
なお、ガラスレンズ100の具体的な寸法については、例えば、図7において、レンズ光軸CXに水平な方向に関して、側面103の幅である側面幅aと、ガラスレンズ100全体の縦幅bとの寸法比a/bの範囲を、0.1〜0.4とし、レンズ光軸CXに垂直な方向に関して、第1のレンズ面102の光学機能面102aの直径である入射瞳径cと、ガラスレンズ100全体の横幅dとの寸法比c/dの範囲を、0.5〜0.9とする設計が考えられる。この場合より具体的な各値としては、側面幅aの値を0.4mm、縦幅bの値を1.4mm、入射瞳径cの値を2.0mm、横幅dの値を3.5mmとすることが考えられる。本実施形態に係るガラスレンズ100の製造方法を用いることにより、このような小型のレンズの作製においても、欠け等を生じることなく精密な形状のレンズを作製することが可能となる。
また、上記製造についての一実施例としては、例えば、溶融ガラスGとして、上述したリン酸塩系ガラスであって、ガラス転移点温度Tが477℃のものを用い、この場合に、当該ガラスを1100℃で溶融し、ノズルNZでの温度を900℃、上下型1、2での目標設定温度(即ち転写面11、12での目標設定温度)を450〜500℃程度に設定することにより、所望の状態でガラスレンズ100を得ることができる。
以上のように、本実施形態に係るガラスレンズ100の製造方法では、位置決めのための面出し、芯取り等が不要であり、比較的簡易な方法でありながらも、位置決め基準面102bを正確かつ確実に形成させることができる。つまり、製造されたガラスレンズ100は、芯取りの必要ないレンズとしての使用が可能である。
以上、本実施形態に係るガラスレンズ100の製造方法について説明したが、本発明に係るガラスレンズの製造方法は上記のものには限られない。
先ず、本実施形態では、外形規制枠3は、上型1に嵌り込むことで固定され、一体化したものとなっているが、外形規制枠3は、上型1とは別個に動かすことができるものとなっていてもよい。これにより、例えばガラスレンズ100の側面103の形状やガラスレンズ100の取出工程での取出し方法等について様々なものを用いることが可能となる。また、上型1に設けた外形規制枠3に加え、さらに、下型2側にも外形規制枠3と同径以上の内径を有する筒状の規制枠を設け、外形規制枠3の役割の一部を担う構成としてもよい。
また、下型2側に向かって広がるテーパー状の外形規制面13の傾斜角度θについても、0°以上45°以下の範囲で適宜定めることができる。
また、外形規制枠3の材料として、超硬のほか、炭化ケイ素、窒化ケイ素系セラミックスを用いることも可能である。炭化ケイ素系セラミックスの線膨張係数は、4.0×10−6〔1/K〕程度であり、窒化ケイ素系セラミックスの線膨張係数は、3.4×10−6〔1/K〕程度である。これらは、いずれもリン酸塩系のガラスの線膨張係数に比較して小さくなっている。
また、空気抜きを行うために、空隙SD1以外にもガラスレンズ100の成形に影響しない種々の箇所に空隙を設けることも可能である。
10…成形金型、 1…上型、 2…下型、 11、12…転写面、 3…外形規制枠、 4…制御駆動装置、 100…ガラスレンズ、 101a、102a…光学機能面、 102b…位置決め基準面、 200…製造装置
Claims (12)
- 製造の対象であるレンズの第1のレンズ面を成形するための下型面を有する下型と、前記レンズの第2のレンズ面を成形するための上型面を有する上型と、前記レンズの側面を含む外形を成形するための外形規制面を有する外形規制枠とを準備する工程と、
前記下型、前記上型、及び前記外形規制枠をそれぞれ加熱した状態で、前記下型面上に溶融ガラス滴を滴下する滴下工程と、
前記滴下工程後、前記下型面と前記上型面とを互いに対向させた状態で前記上型とともに外形規制枠を前記下型に近接させて、前記下型上の前記溶融ガラス滴を加圧成形する成形工程と、
を備えることを特徴とするレンズの製造方法。 - 前記第1のレンズ面の曲率は、前記第2のレンズ面の曲率よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のレンズの製造方法。
- 前記外形規制枠の前記外形規制面の上端と、前記上型の外周面の下端とは、近接して配置されていることを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか一項に記載のレンズの製造方法。
- 前記外形規制枠の前記外形規制面の上端と、前記上型の外周面の下端とは、所定の隙間を介して配置されていることを特徴とする請求項3に記載のレンズの製造方法。
- 前記外形規制枠の前記外形規制面は、下方に向けて広がるテーパー面であることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のレンズの製造方法。
- 前記テーパー面の傾斜角度は、0°以上45°以下であることを特徴とする請求項5に記載のレンズの製造方法。
- 前記滴下工程から前記成形工程にかけて前記溶融ガラス滴の温度を漸次低下させることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のレンズの製造方法。
- 前記外形規制枠の線膨張係数は、前記溶融ガラス滴の硬化後の線膨張係数よりも小さいことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のレンズの製造方法。
- 前記外形規制枠は、超硬で形成されていることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載のレンズの製造方法。
- 前記外形規制枠は、前記上型の胴部分に固定されていることを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載のレンズの製造方法。
- 前記成形工程後、前記下型及び前記上型の加圧を解除して成形されたレンズを取り出す取出工程をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか一項に記載のレンズの製造方法。
- 請求項1から請求項11までのいずれか一項に記載のレンズの製造方法よって得られるレンズ。
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