JP3040249B2 - 電動バルブ - Google Patents

電動バルブ

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JP3040249B2
JP3040249B2 JP4080881A JP8088192A JP3040249B2 JP 3040249 B2 JP3040249 B2 JP 3040249B2 JP 4080881 A JP4080881 A JP 4080881A JP 8088192 A JP8088192 A JP 8088192A JP 3040249 B2 JP3040249 B2 JP 3040249B2
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JP
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abnormality
alarm
valve
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electric valve
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JP4080881A
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信 平野
治和 清水
康博 中原
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電動バルブ、特にその
異常発生時の対処手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の産業界において、流量制御
を行うための種々の形式の電動バルブが多く使用されて
いる。公知のように、この種の電動バルブは一般的に、
バルブの開度情報を与えるためのポテンショメータまた
はエンコーダ等を備え、この全開/全閉位置情報をそれ
ぞれのリミットスイッチから得て電動モータ電源をオン
/オフ制御するよう構成されていた。
【0003】この種の電動バルブに、例えばバルブ軸の
回転異常,電動モータの温度異常,リミットスイッチの
異常、あるいはバルブ開度指令信号の異常などの要因に
よる動作異常が発生した場合、その対処作業を助けるた
め、その異常を要因別に例えばLED(発光ダイオー
ド)等を用いて表示するものが従来提案されているが、
これら異常発生時に直ちに電源を遮断してしまうと、そ
の異常表示内容も消えてしまうことになるため、その前
に、異常の要因別アラーム表示をしたLED等を視るた
めの、例えばバルブカバー等に穿設した開口部から覗い
てその異常要因を確認してから電源を遮断するように構
成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来例にあっては、前記要因別アラーム表示を表
示したLED等を視るための開口部が、バブルカバーな
どに穿設されているため、防水性が低下したり、あるい
はその加工や防水対策のためのコスト増を伴うという難
点があった。
【0005】この発明は、以上のような従来例の問題点
にかんがみてなされたもので、この種の電動バルブに動
作異常が発生した場合、迅速かつ低コストで対処し得る
手段の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、電動バルブに動作異常が発生したとき、その異
常要因を表示するための表示手段とアラーム表示スイッ
チ手段とを備えた電動バルブであって、前記異常発生時
に電源を遮断しても前記異常要因が記憶手段に保持され
ると共に、前記アラーム表示手段の操作により、再度前
記異常要因を表示可能に構成することにより、前記目的
を達成しようとするものである。
【0007】
【作用】以上のような本発明構成により、異常発生時の
保守対処時間を短縮でき、かつバルブカバー等に開口部
を要しないため、防水上やコスト的に有利である。
【0008】
【実施例】以下に、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図1に本発明に係る電動バルブの一実施例の概要構
成ブロック図を示す。
【0009】(構成)1は、バルブの弁体駆動用の電動
モータ、2はそのドライバ回路である。3/4は弁体の
それぞれ全開/全閉位置でオフとなるよう、相当する機
械的位置に配設された開/閉リミットスイッチ、5は弁
体の開度位置情報を与えるためのポテンショメータ、6
はこのバルブの開閉動作制御を行うためのマイクロコン
ピュータ(以下、略してマイコンと称する)である。
【0010】7は、例えば7セグメントLED(発光ダ
イオード)等を用いた表示部で、ポテンショメータ5の
自動調整中におけるバルブの動作表示や、過負荷時また
は各リミットスイッチ3,4の異常時等、それぞれ所定
のコード番号または符号等で表示される。8は、ポテン
ショメータ5の電圧データ等を記憶するためのEEPR
OM(電気的消去形ROM)等のデータ記憶部で、電源
が切れてもデータは保持される。9は、外部からのバル
ブ開度指令信号に相当する例えばDIP(比例積分/微
分形)調節計等からの信号入力(例えば、4〜10mA
の電流信号、1〜5Vの電圧信号など)を示す。また、
10は、バルブ異常停止後の電源再投入時にこれを押す
ことにより、異常停止したときの異常要因を表示部7に
表示させるためのアラーム表示スイッチ(ボタン)、ま
た、11はアラーム端子台を示す。
【0011】電動バルブの異常発生要因としては、前記
のような諸要因が考えられるが、これらの要因は、弁開
度指令信号9,ポテンショメータ5からのフィードバッ
ク信号,開リミットスイッチ3/閉リミットスイッチ4
の信号等を基にマイコン6で判断することができる。こ
の実施例の特徴は、これらの異常要因を表示部7におけ
る7セグメントLED等に、要因別コード符号等で表示
させるが、その内容を記憶部9の前記EEPROM等で
保持しているため、電源がオフされてもその内容が消去
されることなく、再度電源の投入によりその要因別のア
ラーム内容を読出して確認することができることにあ
る。
【0012】(動作)図2に、このアラーム処理部の制
御動作シーケンスフローチャートを示す。異常が発生し
た場合には、サブルーチン1に示すように、ステップS
1でまずモータ1を停止し、ステップS2でアラーム信
号をアラーム端子台11に出力する。ついでステップS
3で異常要因別にアラーム表示を行い、ステップS4で
データ記憶部8のEEPROMにアラームデータを転送
する。
【0013】通常、現場において異常が発生した場合に
は電動バルブの電源を切り、手動操作により弁体を動か
して全閉または全開状態とすることにより一時的な対処
を行う。ここで、異常の発生要因を検討して何等かの処
理を行うことになるが、電源を投入すれば前記サブルー
チン1によりアラーム表示されるが、電源再投入時に発
生した二次的な異常によりアラーム表示されている可能
性があるため、かならずしも異常停止した直接的な原因
であるとは限らない可能性がある。
【0014】そこで、直接原因となった異常を知るため
には、前記サブルーチン1において保持されたデータを
知る必要がある。したがって、本実施例においては、電
源を再投入した後にサブルーチン2のステップS10で
図1に示すアラーム表示ボタン10を押すことにより、
図示の処理を行い、ステップS11において保持された
アラームデータがある場合は、ステップS12でこれを
読出してその異常要因別に表示部7に数秒間表示するこ
とにより、異常の直接的原因を判別し得ることになり、
数秒後このアラームデータを消去する。
【0015】一方、異常の発生がなくステップS10で
前記アラームデータがないときに、ステップS10でア
ラーム表示ボタン10が押されると、ステップS14で
表示部に“0”等を表示させる。
【0016】(他の実施例)なお、上記実施例において
は、表示手段として7セグメントLED7を用いて要因
別のアラームを使用者に報知する事例を示したが、本発
明はこれのみに限定されることなく、通信手段を用いて
外部にアラーム情報を出力する方法等であっても差支え
ないことはもちろんである。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、異常発生時に電源を遮断しても、その要因を再表示
し得るため、その対処時間が短縮され、またバルブカバ
ー等に開口部がないため、防水上やコスト的に有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の概要構成ブロック図
【図2】 そのアラーム処理部の制御動作シーケンスフ
ローチャート
【符号の説明】
1 電動モータ 3/4 開/閉リミットスイッチ 5 ポテンショメータ 6 マイクロコンピュータ 7 表示部(LED) 8 データ記憶部(EEPROM) 10 アラーム表示スイッチ 11 アラーム端子台

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動バルブに動作異常が発生したとき、
    その異常要因を表示するための表示手段とアラーム表示
    スイッチ手段とを備えた電動バルブであって、前記異常
    発生時に電源を遮断しても前記異常要因が記憶手段に保
    持されると共に、前記アラーム表示手段の操作により、
    再度前記異常要因を表示可能に構成したことを特徴とす
    る電動バルブ。
JP4080881A 1992-04-02 1992-04-02 電動バルブ Expired - Lifetime JP3040249B2 (ja)

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JPH102449A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Kawaden:Kk バルブ用アクチュエータの動作監視装置
US6614353B2 (en) * 2002-01-14 2003-09-02 Smc Kabushiki Kaisha Constant-temperature liquid circulating device having a proportional valve based predictive system for pre-estimating a need for maintenance

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