JP3039344B2 - 振動ジャイロおよび振動ジャイロの特性の調整方法 - Google Patents

振動ジャイロおよび振動ジャイロの特性の調整方法

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JP3039344B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は振動ジャイロおよ
び振動ジャイロの特性の調整方法に関し、特に回転角速
度に応じた信号を得るための検出素子を有する振動ジャ
イロおよび振動ジャイロの特性の調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の振動ジャイロの一例を示す
図解図である。図6に示す振動ジャイロ1は振動子2を
含む。振動子2は正3角柱状の振動体3を含む。振動体
3はたとえばエリンバなどの恒弾性金属材料で形成され
る。振動体3の3つの側面のほぼ中央には、3つの圧電
素子4a,4bおよび4cがそれぞれ形成される。これ
らの圧電素子4a〜4cは、それぞれ、セラミックから
なる圧電体層を含み、圧電体層の両主面に電極がそれぞ
れ形成され、圧電体層の一方主面の電極が振動体3の側
面に接着され、圧電体層の他方主面の電極が信号の入出
力用として用いられる。
【0003】この振動子2では、2つの圧電素子4aお
よび4bが帰還用かつ検出用として用いられ、他の1つ
の圧電素子4cが駆動用として用いられる。そのため、
2つの圧電素子4aおよび4bは、それらの負荷となる
抵抗5aおよび5bを介して、発振回路6の入力端に接
続される。この場合、同期検波効率が最も良い所で使用
するために、抵抗5aおよび5bのインピーダンスは、
検出素子として働く圧電素子4aおよび4bのマッチン
グ状態のインピーダンスにそれぞれ合わされる。なお、
圧電素子のマッチング状態のインピーダンスZは、駆動
信号の周波数をfとし、その圧電素子の静電容量をCと
すると、Z=1/(2πfC)で表される。また、発振
回路6の出力端は、圧電素子4cに接続される。さら
に、2つの圧電素子4aおよび4bは、差動増幅回路7
の非反転入力端および反転入力端にそれぞれ接続され
る。差動増幅回路7の出力端は、同期検波回路8の入力
端に接続される。同期検波回路8の出力端は、平滑回路
9の入力端に接続される。
【0004】図6に示す振動ジャイロ1では、発振回路
6から出力される駆動信号が圧電素子4cに与えられる
と、振動体3は圧電素子4cの主面に直交する方向に振
動する。この状態で振動ジャイロ1が振動体3の軸を中
心として回転すると、コリオリ力によって、振動体3の
振動方向が変わる。そして、2つの圧電素子4aおよび
4b間には、回転角速度に応じた信号が生じる。この信
号は、差動増幅回路7で検出され、差動増幅回路7の出
力信号は、同期検波回路8で同期検波され、同期検波回
路8の出力信号は、平滑回路9で平滑にされる。したが
って、この振動ジャイロ1では、平滑回路9の出力信号
から回転角速度を検出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す振動ジャイ
ロ1では、補正をかけない場合の温度−感度変化率特性
が、検出素子として働く圧電素子4aおよび4bの圧電
体層のセラミックの温度特性によって決まる。そして、
図6に示す振動ジャイロ1において、所望の温度−感度
変化率特性を得ようとした場合、発振回路6などの駆動
信号処理系にサーミスタやダイオードなどを用いて駆動
信号のレベルを変化させたり、差動増幅回路7、同期検
波回路8および平滑回路9などの検出信号処理系にサー
ミスタやダイオードなどを用いて検出信号のゲインを変
化させたりする。ところが、サーミスタやダイオードな
どを用いると、サーミスタやダイオードが高価であるの
でコストが高くなり、また、部品点数も増えてしまう。
【0006】また、図6に示す振動ジャイロ1では、そ
の応答性を改善する場合、振動子の振動周波数を高くし
たり、振動子の材料を変更したりする。ところが、振動
子の振動周波数を高くするためには、振動子の大きさ、
形状の変更をともない、周辺回路の回路定数の変更が必
要になり、コストが高くなる。また、振動子の材料を変
更すれば、周辺回路の回路定数の変更および振動子の変
更をともない、コストが高くなる。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、安
価に、所望の温度−感度変化率特性を有する振動ジャイ
ロを提供することである。
【0008】この発明の他の目的は、安価に、応答性の
よい振動ジャイロを提供することである。
【0009】この発明のさらに他の目的は、安価に、振
動ジャイロの特性を調整することができる振動ジャイロ
の特性の調整方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる振動ジ
ャイロは、回転角速度に応じた信号を得るための検出素
子と、検出素子に接続される負荷とを有し、所望の温度
−感度変化率特性を得るために、負荷のインピーダンス
を検出素子のマッチング状態のインピーダンスから異な
らせた、振動ジャイロである。
【0011】この発明にかかる他の振動ジャイロは、回
転角速度に応じた信号を得るための検出素子と、検出素
子に接続される負荷とを有し、応答性を改善するため
に、負荷のインピーダンスを検出素子のマッチング状態
のインピーダンスより小さくした、振動ジャイロであ
る。
【0012】この発明にかかるさらに他の振動ジャイロ
は、回転角速度に応じた信号を得るための検出素子と、
検出素子に接続される負荷とを有し、応答性を改善する
ために、負荷のインピーダンスを検出素子のマッチング
状態のインピーダンスより大きくした、振動ジャイロで
ある。
【0013】この発明にかかる振動ジャイロの特性の調
整方法は、回転角速度に応じた信号を得るための検出素
子を有する振動ジャイロの特性の調整方法であって、検
出素子に負荷を接続し、負荷のインピーダンスを検出素
子のマッチング状態のインピーダンスから異ならせる
とによって、振動ジャイロの特性を調整する、振動ジャ
イロの特性の調整方法である。
【0014】
【作用】この発明にかかる振動ジャイロでは、回転角速
度に応じた信号を得るための検出素子に接続される負荷
のインピーダンスを検出素子のマッチング状態のインピ
ーダンスから異ならせることによって、所望の温度−感
度変化率特性が得られる。そのため、所望の温度−感度
変化率特性を得るために、サーミスタやダイオードなど
が不要になり、安価になる。
【0015】この発明にかかる他の振動ジャイロでは、
回転角速度に応じた信号を得るための検出素子に接続さ
れる負荷のインピーダンスを検出素子のマッチング状態
のインピーダンスより小さくすることによって、応答性
が改善される。そのため、応答性を改善するために、振
動子の振動周波数を高くしたり、振動子の材料を変更し
たりする必要がなくなり、安価になる。
【0016】この発明にかかるさらに他の振動ジャイロ
では、回転角速度に応じた信号を得るための検出素子に
接続される負荷のインピーダンスを検出素子のマッチン
グ状態のインピーダンスより大きくすることによって、
応答性が改善される。そのため、応答性を改善するため
に、振動子の振動周波数を高くしたり、振動子の材料を
変更したりする必要がなくなり、安価になる。
【0017】この発明にかかる振動ジャイロの特性の調
整方法では、回転角速度に応じた信号を得るための検出
素子に負荷を接続し、負荷のインピーダンスを検出素子
のマッチング状態のインピーダンスから異ならせること
によって、振動ジャイロの特性が調整される。そのた
め、振動ジャイロの特性を調整するために、サーミスタ
やダイオードなどが不要になるとともに、振動子の振動
周波数を高くしたり、振動子の材料を変更したりする必
要がなくなり、安価になる。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、安価に、所望の温度
−感度変化率を有する振動ジャイロが得られる。
【0019】また、この発明によれば、安価に、応答性
のよい振動ジャイロが得られる。なお、この発明のよう
に、回転角速度に応じた信号を得るための検出素子に接
続される負荷のインピーダンスを検出素子のマッチング
状態のインピーダンスより大きくすれば、応答性が改善
されるとともに、振動子の検出感度もよくなる。
【0020】さらに、この発明によれば、安価に、振動
ジャイロの特性を調整することができる振動ジャイロの
特性の調整方法が得られる。
【0021】この発明の上述の目的、その他の目的、特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0022】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態の一
例を示す図解図である。図1に示す振動ジャイロ10は
振動子12を含む。
【0023】振動子12はたとえば正3角柱状の振動体
14を含む。振動体14は、たとえばエリンバ、鉄−ニ
ッケル合金などの恒弾性金属材料で形成される。
【0024】振動体14の3つの側面のほぼ中央には、
3つの圧電素子16a,16bおよび16cがそれぞれ
形成される。これらの圧電素子16a〜16cは、それ
ぞれ、セラミックからなる圧電体層を含み、圧電体層の
両主面に電極がそれぞれ形成され、圧電体層の一方主面
の電極が振動体14の側面に接着され、圧電体層の他方
主面の電極が信号の入出力用として用いられる。
【0025】この振動子12では、2つの圧電素子16
aおよび16bが帰還用かつ検出用として用いられ、他
の1つの圧電素子16cが駆動用として用いられる。そ
のため、2つの圧電素子16aおよび16bは、それら
の負荷となる抵抗18aおよび18bを介して、発振回
路20の入力端に接続される。また、発振回路20の出
力端は、圧電素子16cに接続される。
【0026】さらに、2つの圧電素子16aおよび16
bは、差動増幅回路22の非反転入力端および反転入力
端にそれぞれ接続される。差動増幅回路22の出力端
は、同期検波回路24の入力端に接続される。同期検波
回路24の出力端は、平滑回路26の入力端に接続され
る。
【0027】この振動ジャイロ10では、発振回路20
から出力される駆動信号が圧電素子16cに与えられる
と、振動体14は圧電素子16cの主面に直交する方向
に振動する。この状態で振動ジャイロ10が振動体14
の軸を中心として回転すると、コリオリ力によって、振
動体14の振動方向が変わる。そのため、検出素子とし
て働く2つの圧電素子16aおよび16b間には、回転
角速度に応じた信号が生じる。この信号は、差動増幅回
路22で検出され、差動増幅回路22の出力信号は、同
期検波回路24で同期検波され、同期検波回路24の出
力信号は、平滑回路26で平滑にされる。したがって、
この振動ジャイロ10では、平滑回路26の出力信号か
ら回転角速度を検出することができる。
【0028】また、この振動ジャイロ10では、抵抗1
8aおよび18bのそれぞれのインピーダンスを圧電素
子16aおよび16bのマッチング状態のそれぞれのイ
ンピーダンスから異ならせることによって、所望の温度
−感度変化率特性を得ることができる。
【0029】すなわち、この振動ジャイロ10におい
て、圧電素子16aおよび16bのマッチング状態のそ
れぞれのインピーダンスを15kΩにし、抵抗18aお
よび18bのそれぞれのインピーダンスを12kΩ、1
5kΩまたは18kΩにしたときの25℃における感度
を基準にした温度−感度変化率特性を図2に示す。図2
に示すグラフから明らかなように、この振動ジャイロ1
0では、抵抗18aおよび18bのそれぞれのインピー
ダンスを圧電素子16aおよび16bのマッチング状態
のそれぞれのインピーダンス(15kΩ)に合わせる
と、温度−感度変化率特性が負特性になるが、抵抗18
aおよび18bのそれぞれのインピーダンスを圧電素子
16aおよび16bのマッチング状態のそれぞれのイン
ピーダンスより小さいインピーダンス(12kΩ)にす
ると、ほぼフラットな温度−感度変化率特性が得られ、
逆に、抵抗18aおよび18bのそれぞれのインピーダ
ンスを圧電素子16aおよび16bのマッチング状態の
それぞれのインピーダンスより大きいインピーダンス
(18kΩ)にすると、傾斜の大きい負特性である温度
−感度変化率特性が得られる。
【0030】さらに、この振動ジャイロ10では、抵抗
18aおよび18bのそれぞれのインピーダンスを圧電
素子16aおよび16bのマッチング状態のそれぞれの
インピーダンスより小さくするか大きくすることによっ
て、応答性を改善することができる。
【0031】すなわち、この振動ジャイロ10におい
て、圧電素子16aおよび16bのマッチング状態のそ
れぞれのインピーダンスを15kΩにし、抵抗18aお
よび18bのそれぞれのインピーダンスを5.6kΩ〜
33kΩにし、30Hzの回転角速度を印加したときの
回転角速度に対する平滑回路26の出力信号の位相遅れ
特性を図3に示す。図3に示すグラフから明らかなよう
に、この振動ジャイロ10では、抵抗18aおよび18
bのそれぞれのインピーダンスを圧電素子16aおよび
16bのマッチング状態のそれぞれのインピーダンス
(15kΩ)に合わせると、出力信号の位相遅れが大き
いが、抵抗18aおよび18bのそれぞれのインピーダ
ンスを圧電素子16aおよび16bのマッチング状態の
それぞれのインピーダンス(15kΩ)より小さくする
か大きくすると、出力信号の位相遅れが小さくなる。
【0032】また、この振動ジャイロ10では、抵抗1
8aおよび18bのそれぞれのインピーダンスを圧電素
子16aおよび16bのマッチング状態のそれぞれのイ
ンピーダンスより大きくすることによって、振動子の検
出感度を上げてS/Nを改善することができる。
【0033】すなわち、この振動ジャイロ10におい
て、圧電素子16aおよび16bのマッチング状態のそ
れぞれのインピーダンスを15kΩにし、抵抗18aお
よび18bのそれぞれのインピーダンスを15kΩ〜3
3kΩにしたときの感度変化率特性を図4に示す。図4
に示すグラフから明らかなように、この振動ジャイロ1
0では、抵抗18aおよび18bのそれぞれのインピー
ダンスを圧電素子16aおよび16bのマッチング状態
のそれぞれのインピーダンス(15kΩ)より大きくす
ると、振動子の検出感度が上がりS/Nが改善される。
【0034】なお、上述の発明の実施の形態では、2つ
の圧電素子16aおよび16bが帰還用かつ検出用とし
て用いられ他の1つの圧電素子16cが駆動用として用
いられているが、2つの圧電素子16aおよび16bが
駆動用かつ検出用として用いられ他の1つの圧電素子1
6cが帰還用として用いられてもよい。この場合、図5
に示すように、圧電素子16cが発振回路20の入力端
に接続され、発振回路20の出力端が圧電素子16aお
よび16bにそれらの負荷となる抵抗18aおよび18
bを介して接続される。また、2つの圧電素子16aお
よび16bは、差動増幅回路22の非反転入力端および
反転入力端にそれぞれ接続され、差動増幅回路22の出
力端は、同期検波回路24の入力端に接続され、同期検
波回路24の出力端は、平滑回路26の入力端に接続さ
れる。
【0035】図5に示す振動ジャイロでも、図1に示す
振動ジャイロと同様に、検出素子として働く圧電素子1
6aおよび16bに接続される負荷となる抵抗18aお
よび18bのインピーダンスによって、所望の温度−感
度変化率特性を得ることができ、応答性を改善すること
ができ、振動子の検出感度を上げてS/Nを改善するこ
とができる。
【0036】なお、上述の発明の実施の形態の各例で
は、正3角柱状の振動体が用いられているが、この発明
では、円柱状の振動体、4角柱状の振動体、あるいは他
の柱状の振動体が用いられてもよい。
【0037】また、上述の発明の実施の形態の各例で
は、3つの圧電素子が用いられるが、この発明では、駆
動用かつ検出用の2つの圧電素子のみが用いられてもよ
く、使用する圧電素子の数を任意に変更してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の一例を示す図解図であ
る。
【図2】図1に示す振動ジャイロにおける温度−感度変
化率特性を示すグラフである。
【図3】図1に示す振動ジャイロにおける抵抗のインピ
ーダンス−位相遅れ特性を示すグラフである。
【図4】図1に示す振動ジャイロにおける抵抗のインピ
ーダンス−感度変化率特性を示すグラフである。
【図5】この発明の実施の形態の他の例を示す図解図で
ある。
【図6】従来の振動ジャイロの一例を示す図解図であ
る。
【符号の説明】
10 振動ジャイロ 12 振動子 14 振動体 16a,16b,16c 圧電素子 18a,18b 抵抗 20 発振回路 22 差動増幅回路 24 同期検波回路 26 平滑回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−113336(JP,A) 特開 平5−71967(JP,A) 特開 平2−293620(JP,A) 特開 平5−18754(JP,A) 特開 平8−43107(JP,A) 特開 平3−10112(JP,A) 特開 平7−83670(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 19/56 G01P 9/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転角速度に応じた信号を得るための検
    出素子、および前記検出素子に接続される負荷を有し、 所望の温度−感度変化率特性を得るために、前記負荷の
    インピーダンスを前記検出素子のマッチング状態のイン
    ピーダンスから異ならせた、振動ジャイロ。
  2. 【請求項2】 回転角速度に応じた信号を得るための検
    出素子、および前記検出素子に接続される負荷を有し、 応答性を改善するために、前記負荷のインピーダンスを
    前記検出素子のマッチング状態のインピーダンスより小
    さくした、振動ジャイロ。
  3. 【請求項3】 回転角速度に応じた信号を得るための検
    出素子、および前記検出素子に接続される負荷を有し、 応答性を改善するために、前記負荷のインピーダンスを
    前記検出素子のマッチング状態のインピーダンスより大
    きくした、振動ジャイロ。
  4. 【請求項4】 回転角速度に応じた信号を得るための検
    出素子を有する振動ジャイロの特性の調整方法であっ
    て、前記検出素子に負荷を接続し、前記負荷のインピー
    ダンスを前記検出素子のマッチング状態のインピーダン
    スから異ならせることによって、前記振動ジャイロの特
    性を調整する、振動ジャイロの特性の調整方法。
JP7328352A 1995-11-22 1995-11-22 振動ジャイロおよび振動ジャイロの特性の調整方法 Expired - Lifetime JP3039344B2 (ja)

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