JP3039042B2 - データ設定装置 - Google Patents

データ設定装置

Info

Publication number
JP3039042B2
JP3039042B2 JP3267643A JP26764391A JP3039042B2 JP 3039042 B2 JP3039042 B2 JP 3039042B2 JP 3267643 A JP3267643 A JP 3267643A JP 26764391 A JP26764391 A JP 26764391A JP 3039042 B2 JP3039042 B2 JP 3039042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
password
power
setting
display
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3267643A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05108188A (ja
Inventor
政夫 横森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP3267643A priority Critical patent/JP3039042B2/ja
Publication of JPH05108188A publication Critical patent/JPH05108188A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3039042B2 publication Critical patent/JP3039042B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロセスを制御する調
節計などに適用可能のデータ設定装置に関し、さらに詳
しくは、設定した各種のデータあるいはパラメータなど
を、誰でもが変更できないようにするためのパスワード
を用いるようにしたデータ設定装置であって、一度決定
したパスワードを解除するための機能を備えたデータ設
定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プロセスを制御するような調節計におい
ては、PID演算パラメータや、上下限の警報設定値等
各種のデータが設定されていて、これらの設定データあ
るいはパラメータに従って制御演算や警報表示を行うよ
うになっている。従って、設定したこれらのデータやパ
ラメータを誰でも勝手に変更できるようにすると、誤っ
た値が設定される場合があり、正常な制御運転ができな
くなる可能性が生ずる。そこで、データやパラメータを
特定な人だけが設定できるようにするために、その特定
の人のみが知るパスワードを用い、このパスワードが入
力された場合だけ、データやパラメータの設定ができる
ような構成としてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様なパスワードを
用いる装置において、いったん設定したパスワードを解
除する機能を備えていない場合、パスワードを忘れてし
まうと設定したデータやパラメータを永久に変更できな
くなる。パスワードを格納したメモリが、バッテリィー
でバックアップされているような構成であれば、そのバ
ッテリィーを取り外すことで、パスワードが解除するこ
とができるが、逆に簡単にパスワードが解除できるため
に、第三者の悪意を防止できないという不具合がある。
本発明は、この様な点に鑑みてなされたもので、パスワ
ードを万が一忘れたような場合でも、特定の者だけがそ
のパスワードを解除することを可能とする強制解除機能
を持つたデータ設定装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この様な目的を達成する
本発明は、複数の操作キーと、所定のパスワードを記憶
していて前記操作キーにより当該パスワードが入力され
た場合のみデータの設定,変更を許可するデータ設定許
可手段を備えたデータ設定装置であって、前記複数の操
作キーの一連の操作順番を記憶するメモリと、複数の操
作キーの一連の操作順番が前記メモリに記憶されている
操作順番に一致するか判断する操作順番比較手段と、装
置の電源をオフとする操作を検出する電源オフ検出手段
と、装置の電源がオンされた後、操作順番比較手段が操
作順番の一致を検出しており、かつ電源オフ検出手段が
装置の電源をオフの操作を検出している場合に前記パス
ワードを解除するパスワード解除手段とを設けたことを
特徴とするデータ設定装置である。
【0005】
【作用】パスワードを解除しようとする場合、複数の操
作キーを所定の順番でキー操作する。操作順番比較手段
は、このキー操作の順番があらかじめ決めてある操作順
番と一致するか比較する。パスワード解除手段は、操作
順番比較手段が一致を検出した場合であって、かつ電源
オフ検出手段が装置の電源オフの操作を検出した場合に
おいて、パスワードを解除する。これにより、限定した
条件のもとでのパスワード解除が可能となる。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。この実施例では、本発明をプロセス制御用
の調節計に適用した場合を示している。図において、1
はプロセス量PVと制御の目標となる設定値SVとの偏
差に対して例えばPID制御演算を行い、演算結果を制
御出力MVとしてプロセスに送出する制御演算手段であ
る。2はこの制御演算手段1で用いる例えばPID演算
定数(パラメータ)や、制御演算手段の各種動作環境な
どの設定を行うための設定手段である。3はプロセス量
PVや制御目標値SVを入力する表示制御手段、4はこ
の表示制御手段3の制御のもとにプロセス量PVや制御
目標値SVなどを表示する表示器で、文字や図形を混在
して表示することの可能な例えばフルドット液晶表示器
が用いられている。これらの表示制御手段3と表示器4
は、プロセス量PVや制御目標値SVを表示する以外
に、パスワードの設定や、パラメータ,環境などの設定
の時にも利用できるように構成されている。
【0007】5は複数の操作キーからなるキーボード
で、表示器4の周囲に設置されており、表示器4に表示
する画面の展開や、制御運転の指示、各種データやパラ
メータ,パスワードなどの入力の時に用いられる。6は
所定のパスワードを設定するためのパスワード設定手段
で、表示器4にパスワード設定のための画面を表示し、
操作キーからの信号に基づいて、所定のパスワードが設
定できるようになっている。7はこのパスワード設定手
段6により設定されたパスワードを記憶するメモリであ
る。8は操作キーからの信号を入力していて、所定のパ
スワードが入力された場合のみ、操作キーからの指示に
基づく設定手段2によるデータの設定,変更を許可する
設定許可手段である。9はあらかじめ決めてある複数の
操作キー5の一連の操作順番(手順)を記憶するメモ
リ、10は複数の操作キー5からの信号を入力し、その
一連の操作順番が、メモリ9に記憶されている操作順番
に一致するか判断する操作順番比較手段である。11は
電源回路で、電源スイッチ12を経て外部から電力が供
給され、それを安定化し各部分に供給している。13は
電源スイッチ10による電源をオフとする操作を検出す
る電源オフ検出手段で、電源スイッチ10のスイッチ・
ステータスを入力することにより、あるいは電源回路で
の電圧低下を検出することで、電源がいったんオフ状態
になったのを検出する。14は装置の電源がオフされそ
の後にオンされた後、操作順番比較手段10が操作順番
の一致を検出しており、かつ電源オフ検出手段13が電
源オフの操作を検出している場合、メモリ7に既に記憶
してあるパスワードを解除するパスワード解除手段であ
る。
【0008】図2は、パスワード設定手段6によってパ
スワードを設定したり、入力したりする場合に、表示器
4に表示されるパスワード設定画面とそのときに操作キ
ーに割り付けられた各機能を示す図である。61は制御
演算手段1が担当している制御ループに付されているタ
グナンバー、62はパスワードの設定可能状態/パスワ
ードの入力状態を示す表示部、63はパスワードの表示
部、64はロック,アンロック状態を示す表示部であ
る。パスワードの設定可能状態では、表示部62に「S
ET PASSWORD」が表示され、また、表示部6
4に、「UNLOCK」が表示されている。この状態
で、カーソル移動キーとして機能しているキーKY1を
操作して、桁の選択(パスワード表示部63において、
選択された桁が反転表示される)を行い、キーKY4,
KY5を押して希望の数値を順次各桁について決定す
る。このようにしてパスワードが決定したら、次にパス
ワード設定キーとして機能しているキーKY2を押す。
するとパスワード表示部63に表示されているパスワー
ドの全てが反転表示される。その状態を確認して、再び
キーKY2を押すと、パスワードの表示が消えて、表示
部62に「ENT PASSWORD」が、表示部64
に「LOCK」がそれぞれ表示され、パスワードが設定
される。このようにして設定されたパスワードは、バッ
テリーバックアップされたメモリ7に格納される。
【0009】パスワード設定手段6によってパスワード
を入力する場合も、表示器4にこの画面が表示される。
パスワードの入力可能状態では、表示部62に「ENT
PASSWORD」が表示され、また、表示部64
に、「LOCK」が表示されている。この状態で、パス
ワード入力キーとして機能しているキーKY3を押す。
すると表示部63には、「0000」が表示されると共
に、最左桁が反転表示されている。この反転表示は、そ
の桁が選択されていることを意味している。選択したい
桁は、キーKY1により選択できる。選択された各桁に
ついて、キーKY4,KY5を押してあらかじめ入力し
てあるパスワードを揃える。パスワードが揃ったら、次
にパスワード入力キーとして機能しているキーKY3を
押す。ここでパスワードが一致しているかどうか、設定
許可手段8が判定し、一致している場合、パスワード表
示部63に表示されていたパスワードは消え、表示部6
2に「SET PASSWORD」が表示され、また、
表示部64に、「UNLOCK」が表示され、以後、操
作キーを用いての各種のパラメータの設定が可能とな
る。これに対してパスワードが不一致の場合、表示部6
3には、再び「0000」が表示され、各種のパラメー
タの設定を行うことはできない。
【0010】このように構成した装置において、例え
ば、パスワードを忘れてしまった場合におけるパスワー
ド解除の動作を次に説明する。図3は、このときの動作
を示すフローチャートである。まず、図2に示すような
パスワード設定/入力画面を表示器4に表示した状態
(パスワードの入力可能状態で、表示部62に「ENT
PASSWORD」が表示され、また、表示部64
に、「LOCK」が表示されている状態)で、複数の操
作キーをあらかじめ決めておいた所定の順番で操作す
る。この操作順番としては、例えばKY1→KY2→K
Y3→KY4とKY5を同時に押す→K9とKY4とK
Y5を同時に押すのような複数のキーを同時に押す操作
を含んでいるような順番でもよい。比較手段10は、こ
の様なキー操作の順番が、あらかじめメモリ9に記憶し
てあるキー順番と比較しており、入力された順番が一致
する場合パスワード解除手段14内のフラグF1を立て
ておく。このフラグの状態は、電源がオフ状態になって
も保持されているものとする。次に、この状態から電源
スイッチ12をオフとする操作と、その後オンにする操
作を行なう。電源スイッチが用意されていない装置の場
合には、電源供給ラインに接続されているコネクタを取
り外した後、再びつなぐ等の操作を行なう。電源オフ状
態検出手段13は、この様な電源オフ/オンの操作によ
って、電源供給が一度オフ状態になったことを検出し、
パスワード解除手段14に伝達する。パスワード解除手
段14は、フラグF1が立てられていて、電源オフ検出
手段13から電源が一度オフ状態になったことを示す信
号が出力される場合、メモリ7に格納してあるパスワー
ドを解除し、新たなパスワードの設定を可能とする。
【0011】なお、所定の順番でキーの操作をしたとし
ても、その後電源をいったんオフにする操作をしないま
ま、他のキーを操作したような場合は、フラグF1はオ
フとされその後に電源をオフ/オンの状態としても、パ
スワードは解除されないようにしてある。この実施例で
は、パスワードの解除にキーK1〜KY5を用いる場合
を説明したが、前面パネルに設けられている他の操作キ
ーの操作を組み合わせて、キー操作の順番を決めるよう
にしてもよい。また、プロセスを制御する調節計以外の
他の装置に、同様に適用することができる。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
特定なキー操作順番と、電源をいったんオフにする操作
とを組み合わせて、はじめてパスワードを解除すること
が可能のように構成したもので、パスワードを用いる本
来の目的を阻害することなく、万一パスワードを忘れた
場合における、パスワードの解除を達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】パスワード設定手段によってパスワードを設定
したりする場合に表示器に表示されるパスワード設定画
面とキーに割り付けられた各機能を示す図である。
【図3】パスワード解除の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 制御演算手段 2 設定手段 3 表示制御手段 4 表示器 5 キーボード 6 パスワード設定手段 7 メモリ 8 設定許可手段 9 メモリ 10 操作順番比較手段 11 電源回路 12 電源スイッチ 13 電源オフ検出手段 14 パスワード解除手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の操作キーと、所定のパスワードを記
    憶していて前記操作キーにより当該パスワードが入力さ
    れた場合のみデータの設定,変更を許可するデータ設定
    許可手段を備えたデータ設定装置であって、 前記複数の操作キーの一連の操作順番を記憶するメモリ
    と、 複数の操作キーの一連の操作順番が前記メモリに記憶さ
    れている操作順番に一致するか判断する操作順番比較手
    段と、 装置の電源をオフとする操作を検出する電源オフ検出手
    段と、 装置の電源がオンされた後、操作順番比較手段が操作順
    番の一致を検出しており、かつ電源オフ検出手段が装置
    の電源をオフの操作を検出している場合に前記パスワー
    ドを解除するパスワード解除手段とを設けたことを特徴
    とするデータ設定装置。
JP3267643A 1991-10-16 1991-10-16 データ設定装置 Expired - Fee Related JP3039042B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3267643A JP3039042B2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 データ設定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3267643A JP3039042B2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 データ設定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05108188A JPH05108188A (ja) 1993-04-30
JP3039042B2 true JP3039042B2 (ja) 2000-05-08

Family

ID=17447528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3267643A Expired - Fee Related JP3039042B2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 データ設定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3039042B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4815143B2 (ja) * 2005-03-29 2011-11-16 大阪瓦斯株式会社 認証装置及び系統連系型の電源設備

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05108188A (ja) 1993-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09221950A (ja) セキュリティー装置
JP3039042B2 (ja) データ設定装置
JP2000194664A (ja) 電子機器及び記憶媒体
JP2000035948A (ja) 電子機器及び記憶媒体
JP3125900B2 (ja) 操作表示パネル
WO2004044714A1 (ja) コンピュータのセキュリティシステム
KR20010070785A (ko) 난수를 이용한 전자식 잠금 장치 및 그의 제어방법
KR100189925B1 (ko) 복합 제품에서의 모드 변환 선택 에러 표시 방법
JPS62100805A (ja) 制御装置
KR200181757Y1 (ko) 버튼기능을임의로설정할수있는카메라
JPH03290744A (ja) プログラマブルコントローラシステム
JP3067166B2 (ja) デジタル調節器
CN101373405A (zh) 计算机键盘锁的控制方法、键盘及计算机装置
JPH06119078A (ja) コンピュータアクセス制御システム
JPH02299945A (ja) 車載用音響機器の盗難防止装置
JP2720790B2 (ja) パスワード処理方法及び装置
KR950000565B1 (ko) 비디오 테이프 레코더의 동작모드 명령방법
JPS61202201A (ja) マンマシンインタフエイス装置
JPH05197439A (ja) 利用者別機能制限付装置
JPH0737121Y2 (ja) 制御装置
JPH02100104A (ja) 制御装置用操作盤
JPH0451309A (ja) 入力表示装置
JP3187612B2 (ja) コンピュータ装置
JP2009205582A (ja) 出入管理システム
JP3128582U (ja) コンピュータのセキュリティ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees