JP2000035948A - 電子機器及び記憶媒体 - Google Patents

電子機器及び記憶媒体

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JP2000035948A
JP2000035948A JP20398698A JP20398698A JP2000035948A JP 2000035948 A JP2000035948 A JP 2000035948A JP 20398698 A JP20398698 A JP 20398698A JP 20398698 A JP20398698 A JP 20398698A JP 2000035948 A JP2000035948 A JP 2000035948A
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JP
Japan
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input
input operation
predetermined
unit
match
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JP20398698A
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English (en)
Inventor
Takashi Igarashi
敬 五十嵐
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、パスワード入力画面を表示
せずに予め設定されている入力操作と一致する入力操作
が行われた場合にのみセキュリティ機能を解除すること
によってセキュリティ機能の信頼性を向上させる電子機
器を提供することである。 【解決手段】 CPU2は、タッチパネル4に入力用の
ペンでタッチされシステムに電源が入ると伴に動作を開
始し、ペン入力によるセキュリティ確保処理用プログラ
ムを実行し、所定時間、タッチパネル4を筆記データ入
力可能な状態にさせ文字入力を監視し、タッチパネル4
から入力された座標信号を入力イメージデータとして入
力イメージセーブファイル10bに格納し、照合イメー
ジ設定ファイル10aに予め設定された照合イメージデ
ータと入力イメージデータとを比較し、一致しているか
否かを判別し、一致している場合は、システムを起動さ
せると伴に、表示装置3に初期表示画面を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に関わ
り、詳細には、予め設定されている入力操作が行われた
場合に所定の動作を実行するセキュリティ確保機能を備
えた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、技術の進歩に伴って電子機器の小
型化が急速に進み、PDA(PersonalDigital Assistan
t)等の携帯情報端末装置が急速に普及している。PD
Aの入力部としては、キーボード、タブレット等があ
り、液晶表示画面と一体になっているタブレット等の入
力部に対して手書きの文字を入力することによりデータ
入力を行うものが主流となっている。
【0003】このようなPDAには、セキュリティ機能
があり、電源ON時にパスワード入力画面が表示され、
キーボード、タブレット等の入力部からパスワードの入
力を促すことにより、ユーザ以外の他人の無断使用を防
止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のPDAにおいては、電源ON時にパスワード
入力画面が表示されるため、他人にパスワード入力が必
要であることが明らかになってしまい、他人が適当に入
力したパスワードが偶然一致してセキュリティ機能が解
除されてしまうという問題があった。
【0005】また、パスワード入力画面において、パス
ワード入力操作をガイドするためのガイド画面や複数回
間違ったパスワードを入力した時のロック解除機能等が
必要となり、セキュリティ機能を実現するためのプログ
ラミングが煩雑となる問題があった。
【0006】本発明の課題は、パスワード入力画面を表
示せずに予め設定されている入力操作と一致する入力操
作が行われた場合にのみセキュリティ機能を解除するこ
とによってセキュリティ機能の信頼性を向上させる電子
機器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子機器
は、表示手段と、入力手段とを備えた電子機器におい
て、前記入力手段における所定の入力操作を設定する入
力操作設定手段と、前記入力手段からの入力操作と、前
記入力操作設定手段に設定された入力操作との一致を判
別する判別手段と、この判別手段により入力操作が一致
したことが判別されると、前記表示手段における所定の
表示画面の表示を開始する制御手段と、を備えたことを
特徴としている。
【0008】請求項1記載の発明によれば、入力操作設
定手段により入力手段における所定の入力操作を設定
し、判別手段により入力手段からの入力操作と、前記入
力操作設定手段に設定された入力操作との一致を判別
し、前記判別手段により入力操作が一致したことが判別
されると、制御手段により表示手段における所定の表示
画面の表示を開始する。
【0009】したがって、表示画面を表示していない状
態で予めユーザによって入力操作設定手段に設定された
所定の入力操作と一致した入力操作が行われた場合にの
み、表示手段により表示画面を表示させることが可能で
あり、他人が使用しようとして電源を入れても表示手段
には何も表示されず、故障しているように思わすことが
でき、パスワード入力が必要であることも気づかれない
ため、他人が適当に入力したパスワードが偶然一致して
セキュリティ機能が解除されてしまうといった不具合を
回避できる。
【0010】請求項5記載の電子機器は、表示手段と、
入力手段とを備えた電子機器において、前記表示手段に
表示される選択画面から所望するオブジェクトを指定す
る指定手段と、前記入力手段における所定の入力操作を
設定する入力操作設定手段と、前記入力手段からの入力
操作と、前記入力操作設定手段に設定された入力操作と
の一致を判別する判別手段と、この判別手段により入力
操作が一致したことが判別されると、前記指定手段によ
り指定されたオブジェクトを実行する制御手段とを備え
たことを特徴としている。
【0011】請求項5記載の発明によれば、指定手段に
より表示手段に表示される選択画面から所望するオブジ
ェクトを指定し、入力操作設定手段により入力手段にお
ける所定の入力操作を設定し、判別手段により入力手段
からの入力操作と、前記入力操作設定手段に設定された
入力操作との一致を判別し、前記判別手段により入力操
作が一致したことが判別されると、制御手段により前記
指定手段により指定されたオブジェクトを実行する。
【0012】したがって、表示手段に表示される選択画
面からユーザが所望するオブジェクトを指定された状態
で、予めユーザによって入力操作設定手段に設定された
所定の入力操作と一致した入力操作が行われた場合にの
み指定されたオブジェクトを実行させることが可能であ
り、他人がオブジェクトを実行しようとしても実行でき
ず、故障しているように思わすことができ、パスワード
入力が必要であることも気づかれないため、他人が適当
に入力したパスワードが偶然一致してセキュリティ機能
が解除されてしまうといった不具合を回避できる。ま
た、パスワード入力操作をガイドするためのガイド画面
や複数回間違ったパスワードを入力した時のロック解除
機能等が不要となるため、セキュリティ機能を実現する
ためのプログラミングが容易になる。
【0013】請求項9記載の電子機器は、表示手段と、
入力手段とを備えた電子機器において、所定の処理状態
に対応して前記入力手段における所定の入力操作を設定
する入力操作設定手段と、前記所定の処理状態における
前記入力手段からの入力操作と、前記入力操作設定手段
に設定された入力操作との一致を判別する判別手段と、
この判別手段により入力操作が一致したことが判別され
ると、前記所定の処理状態から当該入力操作に基づく所
望の処理状態に移行する所定の動作を実行する制御手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0014】請求項9記載の発明によれば、入力操作設
定手段により所定の処理状態に対応して入力手段におけ
る所定の入力操作を設定し、判別手段により前記所定の
処理状態における入力手段からの入力操作と、前記入力
操作設定手段に設定された入力操作との一致を判別し、
前記判別手段により入力操作が一致したことが判別され
ると、制御手段により前記所定の処理状態から当該入力
操作に基づく所望の処理状態に移行する所定の動作を実
行する。
【0015】したがって、所定の処理状態からユーザの
所望する処理状態に移行する際に、入力操作を受け付
け、予めユーザによって入力操作設定手段に設定された
所定の入力操作と一致した入力操作が行われた場合にの
み所望の処理状態に移行する所定の動作を実行すること
が可能であり、他人が所定の処理状態から所望する処理
状態に移行する所定の動作を実行しようとしても実行で
きず、故障しているように思わすことができ、パスワー
ド入力が必要であることも気づかれないため、他人が適
当に入力したパスワードが偶然一致してセキュリティ機
能が解除されてしまうといった不具合を回避できる。ま
た、パスワード入力操作をガイドするためのガイド画面
や複数回間違ったパスワードを入力した時のロック解除
機能等が不要となるため、セキュリティ機能を実現する
ためのプログラミングが容易になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して本発
明に係る電子機器1の実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)まず、構成を説明する。
【0017】図1は、本発明の第1の実施の形態として
の電子機器1の概略構成を示すブロック図である。図1
において、電子機器1は、CPU2、表示装置3、タブ
レット4、タブレット制御部5、入力装置6、RAM
7、通信装置8、記憶装置9、及び記憶媒体10によっ
て構成されており、記憶媒体10を除く各部はバス11
によって接続されている。
【0018】CPU(Central Processing Unit)2
は、記憶装置9に記憶されている当該電子機器1に対応
する各種アプリケーションプログラムの中から指定され
たアプリケーションプログラム、入力装置6から入力さ
れる各種指示、あるいは、タブレット4から入力される
座標信号に応じた各種データをRAM7内のワークメモ
リエリアに格納し、この入力指示及び入力データに応じ
てRAM7内に格納したアプリケーションプログラムに
従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM7内の
ワークメモリエリアに格納すると伴に、表示装置3に表
示する。そして、ワークメモリエリアに格納した処理結
果を入力装置6から入力指示される記憶装置9内の保存
先に保存する。
【0019】また、CPU2は、後述するペン入力によ
るセキュリティ確保処理(図3参照)において、タブレ
ット4に専用の入力用のペンによってタッチされて電子
機器1のシステムに電源が入ると伴に動作を開始する。
CPU2は、まず、ペン入力によるセキュリティ確保処
理用プログラムを記憶装置9内の記憶媒体10から読み
出して実行し、予め設定された所定時間の間だけ、タブ
レット4を制御する制御信号をタブレット制御部5に出
力し、タブレット4を筆記データ入力可能な状態にさせ
て文字入力を監視をする。そして、CPU2は、タブレ
ット4からタブレット制御部5を介して入力された座標
信号を入力イメージデータとしてRAM7上に展開され
た入力イメージセーブファイル10bに格納する。そし
て、CPU2は、RAM7上に展開された照合イメージ
設定ファイル10aに予めユーザによって設定された照
合イメージデータと入力イメージセーブファイル10b
に格納した入力イメージデータとを比較し、一致してい
ない場合は、電源を切り、一致している場合は、電子機
器1のシステムを起動させると伴に、表示装置3に表示
データを出力して初期表示画面を表示させる。
【0020】表示装置3は、液晶表示パネル等により構
成され、CPU2から入力される表示データを表示す
る。なお、この表示装置3の表示部はタブレット4と一
体となっており、筆記データを入力する領域を表示して
いるが、ここでは図示しない。
【0021】タブレット4は、一定の面積を持った平面
状の入力盤を備えた電子機器1における入力部であり、
表示装置3と一体になっている。このタブレット4の入
力盤は、感圧式、磁気検出等の方法を採用しており、表
示装置3によって透明の入力盤を透して表示される筆記
データを入力する領域に専用の入力用のペンによってユ
ーザが入力した筆記データの座標を検出してCPU2に
座標信号を出力する。
【0022】タブレット制御部5は、セキュリティ機能
の解除操作のための時間として予め設定された所定時間
が経過するまでCPU2から入力されるタブレット4を
制御する制御信号に従って、タブレット4を制御し筆記
データ入力可能な状態にさせて文字入力を監視する。所
定時間経過後、タブレット4の制御を行わないため、タ
ブレット4は、筆記データ入力を受け付けない状態に戻
り、文字入力の監視を中止する。
【0023】入力装置6は、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えたキーボードを備え、キー
ボードで押下されたキーの押下信号をCPU2に出力す
る。
【0024】RAM(Random Access Memory)7は、指
定されたアプリケーションプログラム、入力指示、入力
データ及び処理結果等を一時的に格納するワークメモリ
エリアを有する。
【0025】通信装置8は、電子機器1と外部の機器と
をデータ回線を介して接続するためのターミナルであ
り、電子機器1内部の記憶装置9に蓄積されたデータを
通信回線を通して外部のパソコン等に送信する、あるい
は、外部のパソコン内部のハードディスク等に蓄積され
たデータを受信して電子機器1内部の記憶装置9に記憶
する。
【0026】記憶装置9は、プログラムやデータ等が予
め記憶されている記憶媒体10を有しており、この記憶
媒体10は記憶装置9に固定的に設けたもの、若しくは
着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体10には
電子機器1に対応する各種アプリケーションプログラ
ム、メニュー表示プログラム、ペン入力によるセキュリ
ティ確保処理プログラム、及び各処理プログラムで処理
されたデータ等を記憶する。
【0027】図2は、この記憶装置9内部に格納される
各種ファイルを示す図である。図2(A)において、記
憶装置9内部の記憶媒体10は、照合イメージ設定ファ
イル10a及び入力イメージセーブファイル10bを格
納している。この照合イメージ設定ファイル10aには
セキュリティチェックの基準となる予めユーザによって
設定された照合イメージデータが格納されている。ま
た、入力イメージセーブファイル10bにはタブレット
4からタブレット制御部5を介してCPU2に入力され
た座標信号が入力イメージデータとして格納される。な
お、照合イメージデータの一例としては、文字、文章、
記号、図形及びこれらの組み合わせ等がある。
【0028】ここで、照合イメージデータと入力イメー
ジデータとの照合について、図2(B)に示す照合OK
の例と図2(C)に示す照合NGの例を参照して説明す
る。
【0029】図2(B)において、照合イメージ設定フ
ァイル10a及び入力イメージセーブファイル10bに
は、ともに「あいうえお」データが格納されている。こ
れは、照合イメージデータとして「あいうえお」データ
が予めユーザによって設定され、かつ、ユーザがタブレ
ット4に「あいうえお」データをペン入力した状態を示
しており、CPU2によって照合イメージデータと入力
イメージデータとが一致していると判別される。一方、
図2(C)において、照合イメージ設定ファイル10a
及び入力イメージセーブファイル10bには、それぞれ
「あいうえお」データ及び「かきくけこ」データが格納
されている。これは、照合イメージデータとして「あい
うえお」データが予めユーザによって設定され、かつ、
タブレット4にユーザが「かきくけこ」データをペン入
力した状態を示しており、CPU2によって照合イメー
ジデータと入力イメージデータとが一致していないと判
別される。
【0030】次に動作を説明する。図3は、本発明の第
1実施の形態における電子機器1のペン入力によるセキ
ュリティ確保処理について説明するフローチャートであ
る。この図3に示すフローチャートに基づく以下の説明
においては、記憶装置9内の記憶媒体10に記憶され
た、照合イメージ設定ファイル10a及び入力イメージ
セーブファイル10bが、RAM7上に展開されている
ものとする。
【0031】図3において、CPU2は、タブレット4
に専用の入力用のペンによってタッチされて電子機器1
のシステムに電源が入る(ステップS1)と伴に動作を
開始する(ステップS2)。CPU2は、まず、ペン入
力によるセキュリティ確保処理用プログラムを記憶装置
9内の記憶媒体10から読み出しセキュリティ確保処理
を開始し、セキュリティ機能の解除操作のための時間と
して予め設定された所定時間の間だけ、タブレット4を
制御する制御信号をタブレット制御部5に出力し、タブ
レット制御部5によりタブレット4を筆記データ入力可
能な状態にさせて文字入力を監視する。(ステップS
4)。
【0032】そして、CPU2は、タブレット4によ
り、ユーザが入力した筆記データの座標を検出させてタ
ブレット制御部5を介してCPU2に座標信号を出力さ
せる。次いで、CPU2は、タブレット4からタブレッ
ト制御部5を介して入力された座標信号を入力イメージ
データとして入力イメージセーブファイル10bに格納
する(ステップS5)。CPU2は、予め設定された所
定時間が経過するまで、いわゆるタイムアウトになるま
で上述の処理(ステップS4,S5)を繰り返す。
【0033】そして、CPU2は、タイムアウトとなっ
たか否かを判別し(ステップS3)、タイムアウトとな
った場合、入力イメージセーブファイル10bにおい
て、タブレット4からタブレット制御部5を介して入力
される入力イメージデータを検出し(ステップS6)、
タブレット4からタブレット制御部5を介して入力され
る入力イメージデータを検出しない場合は、電源を切り
一連のセキュリティ確保処理を終了する(ステップS
8)。
【0034】また、タブレット4からタブレット制御部
5を介して入力される入力イメージデータを検出した場
合は、CPU2は、照合イメージ設定ファイル10aに
予めユーザによって設定されたセキュリティチェックの
基準となる照合イメージデータとタブレット4からタブ
レット制御部5を介して入力される入力イメージデータ
とを比較し、一致しているか否かを判別し(ステップS
7)、一致していないと判別した場合は、電源を切り一
連のセキュリティ確保処理を終了する(ステップS
8)。
【0035】また、一致していると判別した場合は、電
子機器1のシステムを起動させると伴に、表示装置3に
表示データを出力して初期表示画面を表示させる(ステ
ップS9)。
【0036】上記セキュリティ確保処理において照合O
Kと照合NGの場合の動作について図4に示す第1の実
施の形態においての照合OKの例と図5に示す第1の実
施の形態においての照合NGの例とを参照して説明す
る。
【0037】図4及び図5において、(A)は、電源が
ON、かつ、表示がOFFの状態を示し、(B)は、タ
ブレット4においてのペン入力によるペン軌跡の様子を
示している。また、図4(C)は、電子機器1のシステ
ムが起動し、かつ、表示がONの状態を示し、図5
(C)は、電源がOFFの状態を示している。
【0038】まず、照合OKの場合の動作を説明する。
電子機器1のシステムに電源が入り(ステップS1)、
CPU2が動作を開始したときの表示装置3の表示部
は、図4(A)に示すように表示がOFFのままである
(ステップS2)。そして、セキュリティ機能の解除操
作のための時間として予め設定された所定時間内にユー
ザがタブレット4に図4(B)のように「あいうえお」
ペン入力をした場合(ステップS4)は、入力イメージ
セーブファイル10bに「あいうえお」データが格納さ
れる(ステップS5)。その後、CPU2によって、タ
イムアウトとなったと判別され(ステップS3)、入力
イメージデータとして「あいうえお」データが検出され
(ステップS6)、照合イメージデータと入力イメージ
データとが比較され、一致しているか否かを判別される
(ステップS7)。
【0039】ここで、照合イメージデータとして「あい
うえお」データが予めユーザによって設定されているた
め、照合イメージ設定ファイル10aと入力イメージセ
ーブファイル10bには、図2(B)に示すように、と
もに「あいうえお」データが格納されている状態とな
る。
【0040】したがって、CPU2によって、照合イメ
ージデータと入力イメージデータとが一致していると判
別されて(ステップS7)、電子機器1のシステムが起
動されると伴に、表示装置3に表示データが出力されて
図4(C)に示すように初期表示画面が表示される(ス
テップS9)。
【0041】次に、照合NGの場合の動作を説明する。
電子機器1のシステムに電源が入り(ステップS1)、
CPU2が動作を開始したときの表示装置3の表示部
は、図5(A)に示すように表示がOFFのままである
(ステップS2)。そして、セキュリティ機能の解除操
作のための時間として予め設定された所定時間内にユー
ザがタブレット4に図5(B)のように「かきくけこ」
ペン入力をした場合(ステップS4)は、入力イメージ
セーブファイル10bに「かきくけこ」データが格納さ
れる(ステップS5)。その後、CPU2によって、タ
イムアウトとなったと判別され(ステップS3)、入力
イメージデータとして「かきくけこ」データが検出され
(ステップS6)、照合イメージデータと入力イメージ
データとが比較され、一致しているか否かを判別される
(ステップS7)。
【0042】ここで、照合イメージデータとして「あい
うえお」データが予めユーザによって設定されているた
め、図2(C)に示すように、照合イメージ設定ファイ
ル10aには、「あいうえお」データ、入力イメージセ
ーブファイル10bには、「かきくけこ」データが格納
されている状態となる。
【0043】したがって、CPU2によって、照合イメ
ージデータと入力イメージデータとが一致していないと
判別されて(ステップS7)、図5(C)に示すように
電源が切られ一連のセキュリティ確保処理が終了する
(ステップS8)。
【0044】以上のようなことから、本実施の形態にお
ける電子機器1によれば、CPU2は、タブレット4に
専用の入力用のペンによってタッチされて電子機器1の
システムに電源が入ると伴に動作を開始し、まず、ペン
入力によるセキュリティ確保処理用プログラムを記憶装
置9内の記憶媒体10から読み出して実行し、予め設定
された所定時間の間だけ、タブレット4を制御する制御
信号をタブレット制御部5に出力し、タブレット4を筆
記データ入力可能な状態にさせて文字入力を監視し、タ
ブレット4からタブレット制御部5を介して入力された
座標信号を入力イメージデータとして入力イメージセー
ブファイル10bに格納し、予め設定された所定時間が
経過するまで、いわゆる、タイムアウトになるまで、上
述の処理を繰り返し、タイムアウトとなるか否かを判別
し、タイムアウトとなった場合、タブレット4からタブ
レット制御部5を介して入力された入力イメージデータ
を検出し、入力イメージデータを検出しない場合は、電
源を切り、また、入力イメージデータを検出した場合
は、照合イメージ設定ファイル10aに予めユーザによ
って設定された照合イメージデータと入力イメージデー
タとを比較し、一致していない場合は、電源を切り、ま
た、一致している場合は、電子機器1のシステムを起動
させると伴に、表示装置3に表示データを出力し初期表
示画面を表示させる。
【0045】したがって、本実施の形態の電子機器1で
は、予めユーザによって設定された照合イメージデータ
とタブレット4からタブレット制御部5を介して入力さ
れる入力イメージデータとが一致した場合にのみ電子機
器1のシステムを起動させ、かつ、表示装置3に初期表
示画面を表示させることが可能であり、他人が使用しよ
うとして電源を入れても表示装置3には何も表示され
ず、故障しているように思わすことができ、パスワード
入力が必要であることも気づかれないため、他人が適当
に入力したパスワードが偶然一致してセキュリティ機能
が解除されてしまうといった不具合を回避できる。ま
た、パスワード入力画面において、パスワード入力操作
をガイドするためのガイド画面や複数回間違ったパスワ
ードを入力した時のロック解除機能等が不要となるた
め、セキュリティ機能を実現するためのプログラミング
が容易になる。
【0046】なお、本発明は上記第1の実施の形態に限
定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
において細部については適宜変更可能であり、例えば、
上記第1の実施の形態においては、タブレットを使用し
てセキュリティ機能を解除する操作を行っているが、キ
ーボード、ポインティングデバイス等入力装置であれば
何を使用する形態としてもよい。
【0047】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態について図6〜図10を参照して説明する。まず、
構成を説明する。
【0048】図6は、本発明の第2の実施の形態として
の電子機器100の概略構成を示すブロック図である。
【0049】なお、この図6において、上記第1の実施
の形態における電子機器1と同様の構成によってなる部
分については、同一符号を付して説明を省略するものと
する。
【0050】同図において、電子機器100は、前記図
1に示した表示装置3、RAM7、通信装置8と、CP
U12、入力装置16、記憶装置19、及び記憶媒体2
0によって構成されており、記憶媒体20を除く各部は
バス11によって接続されている。
【0051】CPU(Central Processing Unit)12
は、記憶装置19に記憶されている当該電子機器100
に対応する各種アプリケーションプログラムの中から指
定されたアプリケーションプログラム、入力装置16か
ら入力される各種指示に応じた各種データをRAM7内
のワークメモリエリアに格納し、この入力指示及び入力
データに応じてRAM7内に格納したアプリケーション
プログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果を
RAM7内のワークメモリエリアに格納すると伴に、表
示装置3に表示する。そして、ワークメモリエリアに格
納した処理結果を入力装置16から入力指示される記憶
装置19内の保存先に保存する。
【0052】また、後述するキー入力によるセキュリテ
ィ確保処理(図8参照)において、記憶装置19内の記
憶媒体20に記憶されている当該電子機器100に対応
する各種アプリケーションプログラムのメニュー表示画
面の中から、ユーザが入力装置16によりいずれかのア
プリケーションを起動させる指示入力をすると、CPU
12は、まず、表示装置3に表示データを出力し指示入
力により選択されたアプリケーションの初期表示画面を
表示させ、同時に、キー入力によるセキュリティ確保処
理用プログラムを記憶装置19内の記憶媒体20から読
み出して実行し、予め設定された所定時間の間だけ、入
力装置16を制御する制御信号を入力装置16に出力
し、入力装置16のキーボードをデータ入力可能な状態
にさせてキー入力を監視する。そして、CPU12は、
入力装置16から入力されるキーボードで押下されたキ
ーの押下信号を入力データとしてRAM7上に展開され
た入力データセーブファイル20bに格納する。そし
て、CPU12は、RAM7上に展開された照合データ
設定ファイル20aに予めユーザによって設定された照
合データと入力データセーブファイル20bに格納した
入力データとを比較し、一致しているか否かを判別し、
一致していない場合は、再び各種アプリケーションプロ
グラムのメニュー表示画面を表示し、一致している場合
は、ユーザによって選択されたアプリケーションを起動
させる。
【0053】入力装置16は、カーソルキー、数字入力
キー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウス
等のポインティングデバイスを備え、キーボードで押下
されたキーの押下信号やマウスで指示された位置の位置
座標信号をCPU12に出力する。
【0054】記憶装置19は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体20を有しており、この記
憶媒体20は記憶装置19に固定的に設けたもの、若し
くは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体20
には電子機器100に対応する各種アプリケーションプ
ログラム、メニュー表示プログラム、キー入力によるセ
キュリティ確保処理プログラム、及び各処理プログラム
で処理されたデータ等を記憶する。
【0055】図7は、この記憶装置19内部に格納され
る各種ファイルを示す図である。図7(A)において、
記憶装置19内部の記憶媒体20は、照合データ設定フ
ァイル20a及び入力データセーブファイル20bを格
納している。この照合データ設定ファイル20aにはセ
キュリティチェックの基準となる予めユーザによって設
定された照合データが格納されている。また、入力デー
タセーブファイル20bには入力装置16からCPU1
2に入力された押下信号が入力データとして格納され
る。なお、照合データの一例としては、文字、文章、記
号及びこれらの組み合わせ等がある。
【0056】ここで、照合データと入力データとの照合
について、図7(B)に示す照合OKの例と図7(C)
に示す照合NGの例を参照して説明する。
【0057】図7(B)において、照合データ設定ファ
イル20a及び入力データセーブファイル20bには、
ともに「ABCDE」データが格納されている。これ
は、照合データとして「ABCDE」データが予めユー
ザによって設定され、かつ、入力装置16のキーボード
にユーザが「ABCDE」データをキー入力した状態を
示しており、CPU12によって照合データと入力デー
タとが一致していると判別される。一方、図7(C)に
おいて、照合データ設定ファイル20a及び入力データ
セーブファイル20bには、それぞれ「ABCDE」デ
ータ及び「12345」データが格納されている。これ
は、照合データとして「ABCDE」データが予めユー
ザによって設定され、かつ、入力装置16のキーボード
にユーザが「12345」データをキー入力した状態を
示しており、CPU12によって照合データと入力デー
タとが一致していないと判別される。
【0058】次に動作を説明する。図8は、本発明の第
2実施の形態における電子機器100のキー入力による
セキュリティ確保処理について説明するフローチャート
である。この図8に示すフローチャートに基づく以下の
説明においては、記憶装置19内の記憶媒体20に記憶
された、照合データ設定ファイル20a及び入力データ
セーブファイル20bが、RAM7上に展開されている
ものとする。
【0059】図8において、CPU12は、記憶装置1
9内の記憶媒体20に記憶されている当該電子機器10
0に対応する各種アプリケーションプログラムのメニュ
ー表示画面をセーブ画面として表示装置3に表示し、こ
のセーブ画面上でユーザが入力装置16のマウスにより
いずれかのアプリケーションを起動させる指示入力をす
る(ステップS11)と、まず、表示装置3に表示デー
タを出力し、その指示入力により選択されたアプリケー
ションの初期表示画面を表示させ(ステップS12)、
同時に、キー入力によるセキュリティ確保処理用プログ
ラムを記憶装置19内の記憶媒体20から読み出しセキ
ュリティ確保処理を開始し、セキュリティ機能の解除操
作のための時間として予め設定された所定時間の間だ
け、入力装置16を制御する制御信号を入力装置16に
出力し、入力装置16のキーボードをデータ入力可能な
状態にさせてキー入力を監視する。
【0060】そして、CPU12は、入力装置16によ
りユーザがキーボードで押下したキーの押下信号をCP
U12に出力させ(ステップS14)、この押下信号を
入力データとして入力データセーブファイル20bに格
納する(ステップS15)。CPU12は、予め設定さ
れた所定時間が経過するまで、いわゆる、タイムアウト
になるまで、上述の処理(ステップS14,S15)を
繰り返す。
【0061】そして、CPU12は、タイムアウトとな
るか否かを判別し(ステップS13)、タイムアウトと
なった場合、入力データセーブファイル20bにおい
て、入力装置16から入力された入力データを検出し
(ステップS16)、入力装置16から入力された入力
データを検出しない場合は、再び各種アプリケーション
プログラムのメニュー表示画面(セーブ画面)を表示し
て(ステップS19)、一連のセキュリティ確保処理を
終了する。
【0062】また、入力装置16から入力された入力デ
ータを検出した場合は、CPU12は、照合データ設定
ファイル20aに予めユーザによって設定されたセキュ
リティチェックの基準となる照合データと入力装置16
から入力された入力データとを比較し、一致しているか
否かを判別し(ステップS17)、一致していないと判
別した場合は、再び各種アプリケーションプログラムの
メニュー表示画面(セーブ画面)を表示して(ステップ
S19)、一連のセキュリティ確保処理を終了する。
【0063】また、一致していると判別した場合は、ユ
ーザによって選択されたアプリケーションを起動させる
(ステップ18)。
【0064】上記セキュリティ確保処理において照合O
Kと照合NGの場合の動作について図9に示す第2の実
施の形態においての照合OKの例と図10に示す第2の
実施の形態においての照合NGの例とを参照して説明す
る。
【0065】図9及び図10において、(A)は、各種
アプリケーションのメニュー表示画面を示し、(B)
は、ユーザがいずれかのアプリケーションを起動させる
ための指示入力をする様子を示し、(C)は、ユーザの
指示入力により選択されたアプリケーションの初期表示
画面を示している。また、図9(D)は、選択されたア
プリケーションが起動した際に表示されるこのアプリケ
ーションの操作メニュー表示画面を示している。図10
(D)は、各種アプリケーションのメニュー表示画面を
示している。
【0066】まず、照合OKの場合の動作を説明する。
記憶装置19内の記憶媒体20に記憶されている当該電
子機器100に対応する各種アプリケーションプログラ
ムのメニュー表示画面は、図9(A)に示すようにワー
プロ、表計算及びゲームのアプリケーションについてそ
れぞれ指示領域が設定されている。この各種アプリケー
ションプログラムのメニュー表示画面において、図9
(B)に示すようにユーザがワープロに対応する指示領
域を選択して指示入力する(ステップS11)と、表示
装置3に図9(C)に示すようなワープロの初期表示画
面が表示される(ステップS12)。
【0067】そして、セキュリティ機能の解除操作のた
めの時間として予め設定された所定時間内にユーザがキ
ーボードを押下して「ABCDE」キー入力をした場合
(ステップS14)は、入力データセーブファイル20
bに「ABCDE」データが格納される(ステップS1
5)。その後、CPU12によって、タイムアウトとな
ったと判別され(ステップS13)、入力データとして
「ABCDE」データが検出され(ステップS16)、
照合データと入力データとが比較され、一致しているか
否かを判別される(ステップS17)。
【0068】ここで、照合データとして「ABCDE」
データが予めユーザによって設定されているため、照合
データ設定ファイル20aと入力データセーブファイル
20bには、図7(B)に示すように、ともに「ABC
DE」データが格納されている状態となる。
【0069】したがって、CPU12によって、照合デ
ータと入力データとが一致していると判別されて(ステ
ップS17)、ユーザによって選択されたアプリケーシ
ョンが起動されて、図9(D)に示すようにこのアプリ
ケーションの操作メニュー表示画面が表示される。
【0070】次に、照合NGの場合の動作を説明する。
記憶装置19内の記憶媒体20に記憶されている当該電
子機器100に対応する各種アプリケーションプログラ
ムのメニュー表示画面は、図10(A)に示すようにワ
ープロ、表計算及びゲームのアプリケーションについて
それぞれ指示領域が設定されている。この各種アプリケ
ーションプログラムのメニュー表示画面において、図1
0(B)に示すようにユーザがワープロに対応する指示
領域を選択して指示入力する(ステップS11)と、表
示装置3に図10(C)に示すようなワープロの初期表
示画面が表示される(ステップS12)。
【0071】そして、セキュリティ機能の解除操作のた
めの時間として予め設定された所定時間内にユーザがキ
ーボードを押下して「12345」キー入力をした場合
(ステップS14)は、入力データセーブファイル20
bに「12345」データが格納される(ステップS1
5)。その後、CPU12によって、タイムアウトとな
ったと判別され(ステップS13)、入力データとして
「12345」データが検出され(ステップS16)、
照合データと入力データとが比較され、一致しているか
否かを判別される(ステップS17)。
【0072】ここで、照合データとして「ABCDE」
データが予めユーザによって設定されているため、図7
(C)に示すように、照合データ設定ファイル20aに
は、「ABCDE」データ、入力データセーブファイル
20bには、「12345」データが格納されている状
態となる。したがって、CPU12によって、照合デー
タと入力データとが一致していないと判別されて(ステ
ップS17)、図10(D)に示すように再び各種アプ
リケーションプログラムのメニュー表示画面が表示され
て(ステップS19)一連のセキュリティ確保処理が終
了する。
【0073】以上のようなことから、本実施の形態とし
ての電子機器100によれば、CPU12は、記憶装置
19内の記憶媒体20に記憶されている当該電子機器1
00に対応する各種アプリケーションプログラムのメニ
ュー表示画面において、ユーザが入力装置16によりい
ずれかのアプリケーションを起動させる指示入力をする
と、表示装置3に表示データを出力し指示入力により選
択されたアプリケーションの初期表示画面を表示させ、
キー入力によるセキュリティ確保処理用プログラムを記
憶装置19内の記憶媒体20から読み出して実行し、予
め設定された所定時間の間だけ、入力装置16を制御す
る制御信号を入力装置16に出力し、入力装置16のキ
ーボードをデータ入力可能な状態にさせてキー入力を監
視して、入力装置16から入力されるユーザがキーボー
ドで押下されたキーの押下信号を入力データとして入力
データセーブファイル20bに格納し、予め設定された
所定時間が経過するまで、いわゆる、タイムアウトにな
るまで、上述の処理を繰り返し、タイムアウトとなるか
否かを判別し、タイムアウトとなった場合、入力装置1
6から入力された入力データを検出し、入力データを検
出しない場合は、再び各種アプリケーションプログラム
のメニュー表示画面(セーブ画面)を表示し、また、入
力データを検出した場合は、照合データ設定ファイル2
0aに予めユーザによって設定された照合データと入力
データとを比較し、一致していない場合は、再び各種ア
プリケーションプログラムのメニュー表示画面(セーブ
画面)を表示し、また、一致している場合は、ユーザに
よって選択されたアプリケーションを起動させる。
【0074】したがって、本実施の形態の電子機器10
0において、アプリケーションを起動させる際に、予め
ユーザによって設定された照合データと入力装置16か
ら入力される入力データとが一致した場合にのみアプリ
ケーションを起動させることが可能であり、他人が使用
しようとしてアプリケーションを指示しても表示装置3
にはアプリケーションの初期表示画面が表示されるのみ
で、故障しているように思わすことができ、パスワード
入力が必要であることも気づかれないため、他人が適当
に入力したパスワードが偶然一致してセキュリティ機能
が解除されてしまうといった不具合を回避できる。ま
た、パスワード入力画面において、パスワード入力操作
をガイドするためのガイド画面や複数回間違ったパスワ
ードを入力した時のロック解除機能等が不要となるた
め、セキュリティ機能を実現するためのプログラミング
が容易になる。
【0075】なお、本発明は上記第2の実施の形態に限
定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
において細部については適宜変更可能であり、例えば、
上記第2の実施の形態においては、キーボードを使用し
てセキュリティ機能を解除する操作を行っているが、タ
ブレット、ポインティングデバイスでもよく、入力装置
であれば何を使用してもよい。
【0076】また、上記第2の実施の形態においては、
各種アプリケーションプログラムのメニュー表示画面に
おいて、ユーザが所望する所定のアプリケーションを選
択させて起動させるとしたが、所定の処理を実行させた
り、所定のファイルを開く形態としても良い。
【0077】また、上記第2の実施の形態においては、
各種アプリケーションプログラムのメニュー表示画面に
おいて、ユーザが所望する所定のアプリケーションを指
定された状態で、入力操作を受け付け、予めユーザによ
って設定された所定の入力操作と一致した入力操作が行
われた場合にのみ指定されたアプリケーションを起動さ
せる形態としたが、所定の処理状態からユーザの所望す
る処理状態に移行する際に、入力操作を受け付け、予め
ユーザによって設定された所定の入力操作と一致した入
力操作が行われた場合にのみ所望の処理状態に移行する
所定の動作を実行させる形態としても良い。
【0078】
【発明の効果】請求項1及び請求項13記載の発明によ
れば、表示画面を表示していない状態で予めユーザによ
って入力操作設定手段に設定された所定の入力操作と一
致した入力操作が行われた場合にのみ、表示手段により
表示画面を表示させることが可能であり、他人が使用し
ようとして電源を入れても表示手段には何も表示され
ず、故障しているように思わすことができ、パスワード
入力が必要であることも気づかれないため、他人が適当
に入力したパスワードが偶然一致してセキュリティ機能
が解除されてしまうといった不具合を回避できる。
【0079】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の効果に加えて、タブレットを使用した筆記ストロー
クの入力操作が可能となり、よりセキュリティ機能の信
頼性を向上できる。
【0080】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の効果に加えて、キーボードを使用したキー入力の入
力操作が可能となり、よりセキュリティ機能の信頼性を
向上できる。
【0081】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の効果に加えて、入力制御手段によって、最初の入力
操作に応じて電子機器の内蔵電源をオンさせることがで
きるため、実用性の高い電子機器が実現できる。
【0082】請求項5及び請求項14記載の発明によれ
ば、表示手段に表示される選択画面からユーザが所望す
るオブジェクトを指定された状態で、予めユーザによっ
て入力操作設定手段に設定された所定の入力操作と一致
した入力操作が行われた場合にのみ指定されたオブジェ
クトを実行させることが可能であり、他人がオブジェク
トを実行しようとしても実行できず、故障しているよう
に思わすことができ、パスワード入力が必要であること
も気づかれないため、他人が適当に入力したパスワード
が偶然一致してセキュリティ機能が解除されてしまうと
いった不具合を回避できる。
【0083】また、パスワード入力操作をガイドするた
めのガイド画面や複数回間違ったパスワードを入力した
時のロック解除機能等が不要となるため、セキュリティ
機能を実現するためのプログラミングが容易になる。
【0084】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の効果に加えて、タブレットを使用した筆記ストロー
クの入力操作が可能となるため、入力操作の操作性が高
く、かつ、よりセキュリティ機能の信頼性を向上でき
る。
【0085】請求項7記載の発明によれば、請求項5記
載の効果に加えて、キーボードを使用したキー入力の入
力操作が可能となるため、入力操作の実用性が高く、か
つ、よりセキュリティ機能の信頼性を向上できる。
【0086】請求項8記載の発明によれば、請求項5記
載の効果に加えて、判別手段によって入力操作が一致し
たことが判別されると、所定のアプリケーションを起動
させることができるため、実用性の高い電子機器が実現
できる。
【0087】請求項9及び請求項15記載の発明によれ
ば、所定の処理状態からユーザの所望する処理状態に移
行する際に、入力操作を受け付け、予めユーザによって
入力操作設定手段に設定された所定の入力操作と一致し
た入力操作が行われた場合にのみ所望の処理状態に移行
する所定の動作を実行させることが可能であり、他人が
所定の処理状態から所望する処理状態に移行する所定の
動作を実行しようとしても実行できず、故障しているよ
うに思わすことができ、パスワード入力が必要であるこ
とも気づかれないため、他人が適当に入力したパスワー
ドが偶然一致してセキュリティ機能が解除されてしまう
といった不具合を回避できる。
【0088】また、パスワード入力操作をガイドするた
めのガイド画面や複数回間違ったパスワードを入力した
時のロック解除機能等が不要となるため、セキュリティ
機能を実現するためのプログラミングが容易になる。
【0089】請求項10記載の発明によれば、請求項9
記載の効果に加えて、タブレットを使用した筆記ストロ
ークの入力操作が可能となるため、入力操作の操作性が
高く、かつ、よりセキュリティ機能の信頼性を向上でき
る。
【0090】請求項11記載の発明によれば、請求項9
記載の効果に加えて、キーボードを使用したキー入力の
入力操作が可能となるため、入力操作の実用性が高く、
かつ、よりセキュリティ機能の信頼性を向上できる。
【0091】請求項12記載の発明によれば、請求項9
記載の効果に加えて、判別手段によって入力操作が一致
したことが判別されると、所定のアプリケーションを起
動させることができるため、実用性の高い電子機器が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態としての電子機器の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の記憶装置内部に格納された各種ファイル
を示す図である。
【図3】図1の電子機器のペン入力によるセキュリティ
確保処理について説明するフローチャートである。
【図4】図1の電子機器のペン入力によるセキュリティ
確保処理において照合OKの例を示す図である。
【図5】図1の電子機器のペン入力によるセキュリティ
確保処理において照合NGの例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態としての電子機器の
概略構成を示すブロック図である。
【図7】図6の記憶装置内部に格納された各種ファイル
を示す図である。
【図8】図6の電子機器のキー入力によるセキュリティ
確保処理について説明するフローチャートである。
【図9】図6の電子機器のキー入力によるセキュリティ
確保処理において照合OKの例を示す図である。
【図10】図6の電子機器のキー入力によるセキュリテ
ィ確保処理において照合NGの例を示す図である。
【符号の説明】
1 電子機器 2,12 CPU 3 表示装置 4 タブレット 5 タブレット制御部 6,16 入力装置 7,17 RAM 8 通信装置 9,19 記憶装置 10,20 記憶媒体 10a 照合イメージ設定ファイル 10b 入力イメージセーブファイル 20a 照合データ設定ファイル 20b 入力データセーブファイル 100 電子機器

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示手段と、入力手段とを備えた電子機器
    において、 前記入力手段における所定の入力操作を設定する入力操
    作設定手段と、 前記入力手段からの入力操作と、前記入力操作設定手段
    に設定された入力操作との一致を判別する判別手段と、 この判別手段により入力操作が一致したことが判別され
    ると、前記表示手段における所定の表示画面の表示を開
    始する制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】前記入力手段は、筆記入力可能なタブレッ
    トを備え、 前記入力操作設定手段は、タブレットにおける所定の筆
    記操作を設定し、 前記判別手段は、前記タブレットからの筆記操作と、前
    記入力操作設定手段に設定された筆記操作との一致を判
    別し、 前記制御手段は、判別手段により筆記操作が一致したこ
    とが判別されると、前記表示手段における所定の表示画
    面の表示を開始することを特徴とする請求項1記載の電
    子機器。
  3. 【請求項3】前記入力手段は、キー入力可能なキーボー
    ドを備え、 前記入力操作設定手段は、キーボードにおける所定のキ
    ー入力操作を設定し、 前記判別手段は、前記キーボードからのキー入力操作
    と、前記入力操作設定手段に設定されたキー入力操作と
    の一致を判別し、 前記制御手段は、判別手段によりキー入力操作が一致し
    たことが判別されると、前記表示手段における所定の表
    示画面の表示を開始することを特徴とする請求項1記載
    の電子機器。
  4. 【請求項4】前記入力手段における最初の入力操作に応
    じて電子機器の内蔵電源をオンさせて該入力手段からの
    入力操作の受付を開始する入力制御手段を更に備え、 前記判別手段は、入力制御手段により電源がオンされた
    後に前記入力手段から入力された入力操作と、前記入力
    操作設定手段に設定された入力操作との一致を判別する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の電子
    機器。
  5. 【請求項5】表示手段と、入力手段とを備えた電子機器
    において、 前記表示手段に表示される選択画面から所望するオブジ
    ェクトを指定する指定手段と、 前記入力手段における所定の入力操作を設定する入力操
    作設定手段と、 前記入力手段からの入力操作と、前記入力操作設定手段
    に設定された入力操作との一致を判別する判別手段と、 この判別手段により入力操作が一致したことが判別され
    ると、前記指定手段により指定されたオブジェクトを実
    行する制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子機器。
  6. 【請求項6】前記入力手段は、筆記入力可能なタブレッ
    トを備え、 前記入力操作設定手段は、タブレットにおける所定の筆
    記操作を設定し、 前記判別手段は、前記タブレットからの筆記操作と、前
    記入力操作設定手段に設定された筆記操作との一致を判
    別し、 前記制御手段は、判別手段により筆記操作が一致したこ
    とが判別されると、前記指定手段により指定されたオブ
    ジェクトを実行することを特徴とする請求項5記載の電
    子機器。
  7. 【請求項7】前記入力手段は、キー入力可能なキーボー
    ドを備え、 前記入力操作設定手段は、キーボードにおける所定のキ
    ー入力操作を設定し、 前記判別手段は、前記キーボードからのキー入力操作
    と、前記入力操作設定手段に設定されたキー入力操作と
    の一致を判別し、 前記制御手段は、判別手段によりキー入力操作が一致し
    たことが判別されると、前記指定手段により指定された
    オブジェクトを実行することを特徴とする請求項5記載
    の電子機器。
  8. 【請求項8】前記指定手段は、前記表示手段に表示され
    る選択画面から所望するアプリケーションを指定し、 前記制御手段は、前記判別手段により入力操作が一致し
    たことが判別されると、前記指定手段により指定された
    所定のアプリケーションを起動することを特徴とする請
    求項5から7のいずれか記載の電子機器。
  9. 【請求項9】表示手段と、入力手段とを備えた電子機器
    において、 所定の処理状態に対応して前記入力手段における所定の
    入力操作を設定する入力操作設定手段と、 前記所定の処理状態における前記入力手段からの入力操
    作と、前記入力操作設定手段に設定された入力操作との
    一致を判別する判別手段と、 この判別手段により入力操作が一致したことが判別され
    ると、前記所定の処理状態から当該入力操作に基づく所
    望の処理状態に移行する所定の動作を実行する制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする電子機器。
  10. 【請求項10】前記入力手段は、筆記入力可能なタブレ
    ットを備え、 前記入力操作設定手段は、所定の処理状態に対応してタ
    ブレットにおける所定の筆記操作を設定し、 前記判別手段は、前記所定の処理状態における前記タブ
    レットからの筆記操作と、前記入力操作設定手段に設定
    された筆記操作との一致を判別し、 前記制御手段は、判別手段により筆記操作が一致したこ
    とが判別されると、前記所定の処理状態から当該筆記操
    作に基づく所望の処理状態に移行する所定の動作を実行
    することを特徴とする請求項9記載の電子機器。
  11. 【請求項11】前記入力手段は、キー入力可能なキーボ
    ードを備え、 前記入力操作設定手段は、所定の処理状態に対応してキ
    ーボードにおける所定のキー入力操作を設定し、 前記判別手段は、前記所定の処理状態における前記キー
    ボードからのキー入力操作と、前記入力操作設定手段に
    設定されたキー入力操作との一致を判別し、 前記制御手段は、判別手段によりキー入力操作が一致し
    たことが判別されると、前記所定の処理状態から当該キ
    ー入力操作に基づく所望の処理状態に移行する所定の動
    作を実行することを特徴とする請求項9記載の電子機
    器。
  12. 【請求項12】前記制御手段は、前記判別手段により入
    力操作が一致したことが判別されると、前記所定の動作
    として所定のアプリケーションを起動することを特徴と
    する請求項9から11のいずれか記載の電子機器。
  13. 【請求項13】セキュリティ確保処理にかかわるコンピ
    ュータが実行可能なプログラムを格納した記憶媒体であ
    って、 入力手段における所定の入力操作を設定するためのコン
    ピュータが実行可能なプログラムコードと、 入力手段からの入力操作と、前記設定された入力操作と
    の一致を判別するためのコンピュータが実行可能なプロ
    グラムコードと、 入力手段からの入力操作と、前記設定された入力操作と
    が一致したと判別された場合に、表示手段における所定
    の表示画面の表示を開始するためのコンピュータが実行
    可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  14. 【請求項14】セキュリティ確保処理にかかわるコンピ
    ュータが実行可能なプログラムを格納した記憶媒体であ
    って、 表示手段に表示される選択画面から所望するオブジェク
    トを指定するためのコンピュータが実行可能なプログラ
    ムコードと、 入力手段における所定の入力操作を設定するためのコン
    ピュータが実行可能なプログラムコードと、 入力手段からの入力操作と、前記設定された入力操作と
    の一致を判別するためのコンピュータが実行可能なプロ
    グラムコードと、 入力手段からの入力操作と、前記設定された入力操作と
    が一致したと判別された場合に、前記指定されたオブジ
    ェクトを実行するためのコンピュータが実行可能なプロ
    グラムコードとを含むプログラムを格納したことを特徴
    とする記憶媒体。
  15. 【請求項15】セキュリティ確保処理にかかわるコンピ
    ュータが実行可能なプログラムを格納した記憶媒体であ
    って、 所定の処理状態に対応して入力手段における所定の入力
    操作を設定するためのコンピュータが実行可能なプログ
    ラムコードと、 前記所定の処理状態における入力手段からの入力操作
    と、前記設定された入力操作との一致を判別するための
    コンピュータが実行可能なプログラムコードと、 前記所定の処理状態における入力手段からの入力操作
    と、前記設定された入力操作とが一致したと判別された
    場合に、前記所定の処理状態から当該入力操作に基づく
    所望の処理状態に移行する所定の動作を実行するための
    コンピュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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