JP3038112U - 寝具類 - Google Patents

寝具類

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JP3038112U
JP3038112U JP1996012517U JP1251796U JP3038112U JP 3038112 U JP3038112 U JP 3038112U JP 1996012517 U JP1996012517 U JP 1996012517U JP 1251796 U JP1251796 U JP 1251796U JP 3038112 U JP3038112 U JP 3038112U
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JP
Japan
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activated carbon
bedding
baking
bag
hygroscopicity
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Application number
JP1996012517U
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English (en)
Inventor
一弘 奈良
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HOKKAICAN CO.,LTD.
Original Assignee
HOKKAICAN CO.,LTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 産業廃棄物であるコーヒー滓を焼成処理して
得られた粒状の活性炭を有効利用し、吸湿,脱臭,通気
に優れ、寝心地の良い寝具類を提供することにある。 【解決手段】 コーヒー滓を焼成処理して得られた吸湿
性,脱臭性,通気性,さらつき性などに優れた活性炭粒
子(1)を、通気性をもつ布地(3)で構成された包被
手段(2)内に適量封入充填したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、寝具類に係る技術分野に属する。
【0002】
【従来技術とその課題】 従来この種寝具類、例えば枕として、気密又は水 密性を有するシート材料を気密袋状に形成した袋体の内部に、粒状のイオン交換 樹脂を充填封入したものが提案されている。(例えば、実開昭59−13447 3号公報参照) このように構成された枕には、イオン交換樹脂特有の保冷効果により熱交換作 用が活発に行われ、保冷効果を増大させ頭を適度に冷やすことができることは認 められるが、粒状のイオン交換樹脂を充填封入する袋体が気密又は水密性である ことから、吸湿性に欠け就寝中に袋体の表面に結露を生ずるおそれがあり、快眠 の保証性に乏しいという不都合がある。
【0003】 通気性素地により袋体を構成し、この中に焙じ茶を充填封入した枕が提案され ている。(例えば、特開平8−131307号公報参照) このような枕によれば、ダニやカビが発生し難く、除熱,吸湿性などに優れ、 焙じ茶の香気により快適な睡眠を促すことができることは認められるが、汗や臭 いを吸収、もしくは脱臭効果に乏しいことから、汗などの体臭と茶の香りが混じ り合い不快臭の発生があり、通気性が悪いことから熱がこもり易いという不都合 がある。
【0004】 袋体に、剥ぎ粟,黍(キビ)などの小球状の雑穀類やトウモロコシ,大豆等の 大粒の雑穀を加工した小球状の雑穀類を充填封入した枕が提案されている。(例 えば、特開平8−196578号公報参照) このように構成された枕には、使用時に加わった圧力を分散し、なじみ性が良 く、ある程度の吸湿性は認められるが、汗などの吸湿性及び通気性が充分でなく 、ムレの防止に乏しい欠点がある。
【0005】
【考案の技術背景】 現在我が国に輸入されているコーヒー生豆の量は年間 約30万トンである。このうち、一般家庭や飲食店などで消費されている生豆の 分を除いて、コーヒードリンク業者から排出されるコーヒー滓の量は平成7年実 績で推定5万トンにも及び、これらコーヒー滓の大半が産業廃棄物として処分( 有償)されているのが実情である。本考案者等は、このように廃棄処分されてい る大量のコーヒー滓の有効利用に着目したものである。
【0006】 本考案の目的は、産業廃棄物であるコーヒー滓を焼成処理して得られた1〜3 mm径の粒状の活性炭を有効利用し、吸湿,脱臭,通気,さらつきに優れ、寝心 地の良い寝具類を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記目的は、コーヒー滓を焼成処理して得 られた吸湿性,脱臭性,通気性,さらつき性などに優れた活性炭粒子を、通気性 をもつ布地で構成された包被手段内に適量封入充填したことにより達成される。 上記目的は、通気性をもつ布地で構成された包被手段が、枕構造であることに より達成される。 上記目的は、包被手段が、通気性をもつ2枚構造の布地を適当間隔をもって平 行に縫合し、多数条の細長袋状部を並設した敷布団構造であることにより達成さ れる。
【0008】
【考案の実施の形態】 図面について本考案実施の形態を説明する。 図1は本考案寝具類を枕とした形態の一部切欠斜視図、図2は本考案寝具類を 敷布団とした形態の一部切欠斜視図、図3はコーヒー滓由来の活性炭の製造ブロ ック図である。
【0009】 図3に示すように、コーヒー滓を焼成炉内に投入し、400〜450℃で30 〜60分間乾留焼成処理して炭化させ、粒の揃った活性炭を得る。得られた粒状 の活性炭は、通常の活性炭ほど高機能性は有していないが、多孔性に由来する吸 湿性,脱臭効果及び通気性に優れている。
【0010】 図1について本考案寝具類を枕とした形態の構成を説明すると、1はコーヒー 滓を焼成処理して炭化した粒状の活性炭で、この粒状活性炭1を通気性のよい布 地で構成した袋体2内に充填封入し、更にこの袋体2を通気性を有するカバー布 地3で包被して枕Aとしたものである。尚、カバー布地3は一枚の布でもよいし 、袋状に縫製したものでもよいので、図示実施のものに特定はされない。
【0011】 図2について本考案寝具類を敷布団とした形態の構成を説明すると、通気性を もつ2枚構造の布地4を適当間隔をもって平行に縫合し、多数条の細長袋状部5 を並設形成せしめ、この各細長袋状部5に前記同様の粒状活性炭1を充填封入し 、敷布団Bを構成する。
【0012】
【考案の効果】 上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が得 られる。 (a)粒の揃った粒状活性炭を充填封入することで、体形になじみ易い形に対応 し、寝心地がよい。 (b)活性炭の粒径が小さく、かつ揃っていることから、体重による圧力が分散 し易く、違和感が生じない。 (c)活性炭は、汗や体臭を吸湿及び脱臭し、不快臭の発生がなく、快適な睡眠 が得られる。 (d)活性炭は、吸湿性,脱臭性,通気性,さらつき性に優れているので、体熱 がこもり難く、快適な睡眠が得られる。 (e)寝返りをうった時、活性炭同志が擦れる快い音が、寝心地を良くし快適な 睡眠が得られる。 (f)コーヒー滓が産業廃棄物であるので、安価である。 (g)産業廃棄物を有効に利用することで、環境対策の向上が図れる。 (h)寝たきり患者の床ずれ防止効果が得られる。 (i)一般家庭は勿論のこと、特に病院などにおいて周期的な枕や敷布団の交換 に安易に使用することができ、而も使い捨て寝具類として好適である。 (j)使い捨ての活性炭は、コーヒー滓乾留焼成用の燃料として使用でき、経済 的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案寝具類を枕とした形態の一部切欠斜視
図である。
【図2】 本考案寝具類を敷布団とした形態の一部切欠
斜視図である。
【図3】 コーヒー滓由来の活性炭の製造ブロック図で
ある。
【符号の説明】
A 枕 B 敷布団 1 活性炭 2 袋体 3 カバー布地 4 布地 5 細長袋状部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーヒー滓を焼成処理して得られた吸湿
    性,脱臭性,通気性,さらつき性などに優れた活性炭粒
    子を、通気性をもつ布地で構成された包被手段内に適量
    封入充填したことを特徴とする寝具類。
  2. 【請求項2】 通気性をもつ布地で構成された包被手段
    が、枕構造であることを特徴とする請求項1記載の寝具
    類。
  3. 【請求項3】 包被手段が、通気性をもつ2枚構造の布
    地を適当間隔をもって平行に縫合し、多数条の細長袋状
    部を並設した敷布団構造であることを特徴とする請求項
    1記載の寝具類。
JP1996012517U 1996-11-22 1996-11-22 寝具類 Expired - Lifetime JP3038112U (ja)

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