JPH09299195A - 竹活性炭パッド及び該パッドを用いた寝具類並びに浴用剤 - Google Patents

竹活性炭パッド及び該パッドを用いた寝具類並びに浴用剤

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JPH09299195A
JPH09299195A JP12180796A JP12180796A JPH09299195A JP H09299195 A JPH09299195 A JP H09299195A JP 12180796 A JP12180796 A JP 12180796A JP 12180796 A JP12180796 A JP 12180796A JP H09299195 A JPH09299195 A JP H09299195A
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bamboo activated
bamboo
pad
bedding
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Masaya Rikino
正也 力野
Terunaga Minowa
暉永 蓑輪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】竹活性炭パッド並びにこの竹活性炭パッドを用
いた寝具、座布団、又は浴用剤の提供。 【解決手段】通気性不織布よりなる帯状の袋に竹活性炭
を充填して成る竹活性炭パッド。通気性不織布よりなる
帯状の袋が、複数の短尺の袋を連結した構造の長尺体で
あり、かつ各短尺の袋には竹活性炭が充填されて成る竹
活性炭パッド。この竹活性炭パッドを複数連結してマッ
ト状に構成してもよい。これらの竹活性炭パッドを、い
草ござ等と組み合わせて、寝具、座布団とし、又はその
まま風呂に入れて浴用剤としてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、竹活性炭を充填
したパッド、及びこのパッドを使用した寝具、座布団並
びに浴用剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】 寝具
や座布団を乾燥させ、異臭の付着を防ぐことは快適な生
活を営む上で必要であり、特に長期療養者にとって寝具
の脱湿、脱臭は重要な問題である。従来、この問題を解
決するために木炭の破砕炭や粉炭を用いた寝具用パッド
が知られているが、このパッドは長尺の和紙の袋に木炭
を充填したもので、敷き布団の内部に詰めて綿代わりに
使用されている。しかし、従来のものは、例えば100
cm×200cmの敷き布団に、寝具用パッドを96個
も入れており、長尺の袋を用いた寝具用パッドであるた
めに木炭が一か所に片寄ったり、また袋が和紙製である
ため袋が破れて木炭がこぼれ出ると言う問題が有った。
また、木炭は除湿、脱臭効果が十分ではないため、より
性能の優れた寝具用パッドを開発する必要があった。さ
らに、従来種々の浴用剤が知られているが、自然素材を
用いた安価でかつ体に優しい浴用剤と言う面で十分満足
できるものではなかった。本発明は、従来技術のこれら
の問題を解決し、天然素材を用いた新規で効果の優れた
活性炭パッド並びにこのパッドを用いた寝具、座布団、
浴用剤を提供しようとするものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明の特徴
は、通気性不織布よりなる帯状の袋に竹活性炭が充填さ
れて成る竹活性炭パッドである。このパッドは後述する
ように寝具、座布団、浴用剤に使用される。本明細書に
おいて、寝具とは敷き布団、掛け布団、マット、枕など
を意味するものであり、したがって、本発明は竹活性炭
パッドを使用した敷き布団、掛け布団、マット、枕、座
布団、更には浴用剤をも包含するものである。本発明に
用いる通気性不織布よりなる帯状の袋は、一重の袋を使
用できるが、袋の破損などを考慮して二重にすることも
できる。このような袋を使用すれば、袋が破損して内容
物がこぼれると言う従来の問題を解消できる。また、通
気性不織布よりなる帯状の袋は、パッドを寝具や座布団
に使用する場合には、水蒸気や空気は通すが、水等の液
体を通さないものが好適であり、例えば液不透過性、通
気性のポリプロピレン系、ポリエチレン系のシートやフ
ィルムからなる帯状の袋、特に二重の袋とすることが好
ましい。一方、浴用剤として使用する場合には、液透過
の通気性不織布を使用することが好ましい。帯状の袋の
三端面は例えば熱シールして固定し、残りの一面はマジ
ックファスナー、チャックファスナーで開閉可能に構成
すれば、竹活性炭の交換、再生に便利である。竹活性炭
の再生は、活性炭を取り出して加熱乾燥、若しくは天日
乾燥して行うことが可能である。帯状の袋の寸法は、竹
活性炭パッドの用途により適宜調整されるが、寝具、座
布団などに使用するときは長尺とし、浴用剤として使用
するときは短尺とするとよい。本発明で使用する竹活性
炭は、竹材を1〜2cmに破砕した後、連続炭化炉等で
高温焼成して得られるものであり、mm単位の破砕物の
形で使用する。粉炭として使用することもできるが、m
m単位の破砕物の方が寝具や座布団などとして使用した
場合、人体に適度な刺激を与えマッサージ効果をもたら
すため好適である。
【0004】本願の第2発明の特徴は、竹活性炭として
孟宗青竹活性炭が充填されている竹活性炭パッドであ
る。本発明で使用する竹活性炭は竹から製造した活性炭
であればいかなる種類の竹活性炭も使用でき、特にその
種類を限定するものではないが、孟宗青竹から製造した
竹活性炭が特に好適である。木炭の比表面積は備長炭の
ように200m/g程度のものもあるが、一般的には
100m/g未満であるのに対し、竹活性炭は木炭よ
り比表面積が大きく、例えば鹿児島産の孟宗青竹活性炭
は備長炭の約4倍の800m/g程度の比表面積を有
しており、除湿作用、脱臭作用が顕著に優れるからであ
る。
【0005】本願の第3発明の特徴は、通気性不織布よ
りなる帯状の袋が複数の短尺の袋を連結した構造の長尺
体に構成され、各短尺の袋に竹活性炭が充填されている
竹活性炭パッドである(図1参照)。この特徴を有する
竹活性炭パッドは、敷き布団、掛け布団、マット、枕及
び座布団などに使用するときに好適である。この長尺体
の長さは、布団、マット、枕及び座布団の長辺、もしく
は短辺に相当する長さとすることができるが、それより
短くする、例えば、寝具類の長さの1/2、1/3の長
さにすることも可能である。長尺体の幅は、幅が大きく
なると、内部に充填した竹活性炭が使用時に片寄る恐れ
があり、逆に小さすぎると寝具類に装着する長尺体の数
が多くなり装着に手間がかかることになるので、3〜2
0cm、好ましくは5〜15cm、最も好ましくは7〜
12cmとするとよい。この竹活性炭パッドは通気性不
織布よりなる帯状の袋に竹活性炭を加え、竹活性炭を充
填した複数の短尺の袋が連結して長尺体を構成するよう
に所定間隔に熱シールすることにより製造される。熱シ
ールの間隔は3〜20cm、好ましくは5〜15cm、
最も好ましくは7〜12cmにするとよい。熱シールに
変えて縫合手段、接着手段を使用することも可能であ
る。竹活性炭の充填層の厚さは、0.5cm〜4cm、
好ましくは1cm〜3cm、最も好ましくは1.5cm
〜2.5cmとなるようにする。竹活性炭は長尺体を構
成する個々の短尺の袋に密封することもできるが、長尺
体の長尺端面の一方をマジックファスナー、チャックフ
ァスナーで開閉できるようにすれば、竹活性炭の交換に
便利であることは第1発明の特徴で述べたと同様であ
る。
【0006】本願の第4発明の特徴は、上記第1ないし
第3発明の特徴の少なくとも一つを有する竹活性炭パツ
ドが複数連結してマット状に構成されている竹活性炭パ
ッドである。このマット状竹活性炭パッドは、例えば2
枚の長方形の不織布を重ね合わせた後、三端面を熱シー
ルして形成される上部が開口した袋を更に長尺体の幅に
相当する間隔で縦方向に熱シールして複数の長尺の帯状
の袋の連結体を構成し、ついで各袋に上部開口部まで竹
活性炭を充填して、各長尺体の上部開口部を一体的にシ
ールするか、若しくは各長尺体の上部開口部を一体的に
閉じるファスナーを設けることにより製造される。ま
た、より好ましいマット状の竹活性炭パッドは、前記の
ように複数の長尺の帯状の袋の連結体を製造後、各長尺
体が竹活性炭で充填された複数の短尺の袋の連結体で構
成されるように、各長尺体に等量の分割した量の竹活性
炭を加え、次いで熱シールする工程を繰り返し、シール
部が全体として碁盤目をなす様に製造される(図4参
照)。このシール部が全体として碁盤目をなすマット状
の竹活性炭パッドは、それ自体敷き布団として使用する
ことができまた、この竹活性炭は限られた短尺の帯状の
袋に充填されているため片寄りがないと言う利点を有す
る。これらの方法において、熱シールに変えて縫合手段
や接着手段も使用可能であることは、第3発明の特徴の
場合と同様である。また、このようにして得られた碁盤
目をなすマット状の竹活性炭パッドのシール部分を切断
して上記第3発明の特徴をなす長尺体の竹活性炭パッド
を製造することも可能である。
【0007】本願の第5発明の特徴は、上記第1ないし
第4発明の特徴の少なくとも一つを有する竹活性炭パッ
ドが装着されている寝具である。寝具に長尺体の竹活性
炭パッドを装着するには、竹活性炭パッドを装着するた
めの部位、例えば寝具一方の辺に対して平行に設けられ
た竹活性炭パッドを受け入れるための10〜50個の複
数の袋状部を設け、各袋状部に竹活性炭パッドを装入す
ることにより行われる。また、長尺の竹活性炭パッドを
受け入れるための10〜50の複数の袋状部を設けたシ
ーツの各袋状部に長尺体の竹活性炭パットを挿入して使
用することもできる。他方、マット状の竹活性炭パッド
を使用する場合は、カバーを掛けて、もしくはカバーを
掛けることなくそのまま敷き布団とすることができる
し、マット状の竹活性炭パッドは、ボタン、結び紐、ホ
ック、マジックファスナー、チャックファスナーなどの
手段により既存の寝具の内部もしくは外部に装着して寝
具とすることもできる。また、枕に使用する場合は特に
装着部を設けることなく、長尺体の竹活性炭パッドをそ
のまま、もしくはマット状竹活性炭パッドを重ねて枕カ
バー内に挿入して使用してもよい。
【0008】本願の第6発明の特徴は、上記第1ないし
第4発明の特徴の少なくとも一つを有する竹活性炭パッ
ドが装着されている座布団である。座布団に竹活性炭パ
ッドを装着するには、竹活性炭パッドを装着するための
部位、例えば座布団の辺に対して平行に設けられた長尺
体の竹活性炭パッドを受け入れるための複数の袋状部を
設け、各袋状部に竹活性炭パッドを装入することにより
行われる。また、長尺体の竹活性炭パッドを受け入れる
ための複数の袋状部を設けた布部材の各袋状部に竹活性
炭パットを挿入して使用することもできる。更に、マッ
ト状の竹活性炭パッドを使用する場合はそのままカバー
をかけて座布団とすることができるし、もしくはマット
状竹活性炭パッド重ねて座布団カバー内に固定して使用
することもできる。
【0009】本願の第7、8発明の特徴は、上記第5又
は第6発明の特徴を有する寝具あるいは座布団の外装材
の一部にい草を使用した寝具あるいは座布団である。こ
の寝具あるいは座布団は寝具の片面又は両面もしくはそ
れらの一部を、例えばい草ござで外装したものである
(図5、図6参照)。い草を使用することにより、竹活
性炭の効果に加え、冬は暖かく夏は涼しく、通気性に優
れた寝具又は座布団とにすることができる。
【0010】本願の第9発明の特徴は、上記第1ないし
第4発明の特徴の少なくとも一つを有する竹活性炭パッ
ドからなる浴用剤である。この浴用剤を風呂に使用する
と、風呂水のカルキ臭などの異臭をとり、竹活性炭のマ
イナスイオン作用、竹活性炭のエキス作用でお湯が滑ら
かになり、森林浴的効果や、血液の循環を高め、湯冷め
せず、疲労回復、健康増進の効果が得られることが60
0名のモニターにより確認された。その原因は必ずしも
明らかではないが、竹はその成長過程で大地からカリウ
ム、鉄分、マンガン等のミネラル成分などを急激に吸収
し、竹には約300種もの有効物質が含まれていること
が関係しているのではないかと推測される。この効果は
特に孟宗青竹活性炭において顕著であり、また、竹活性
炭の製造過程で副生する青竹酢を併用するとこの効果を
高めることができる。その使用に当たっては、竹活性炭
パッドをそのまま風呂に浮かべるだけでよい。上記第3
又は第4発明の竹活性炭パッドを用いるときは、複数の
短尺の袋の連結部に予め切れ目を入れておき一つづつ切
り取って使用してもよい。この浴用剤は、使用量の多少
により異なるが、毎日使用して3ケ月程度使用できる。
【0011】
【実施例】
実施例1、図1は本発明の竹活性炭パッドの1実施例の
上面図であり、図2は正面図であり、図3はA−A矢視
断面図である。図において、通気性不織布よりなる帯状
の袋が複数の短尺の袋2を連結した構造の長尺体1で構
成され、各短尺の袋2(約8cm×12cm)に約5m
m程度の孟宗青竹活性炭20が約2cmの厚さに充填さ
れている。3及び4は熱シール部分であり、5’はチャ
ックファスナー部分でファスナーの開閉により内部の竹
活性炭を取出せるようになっている。この竹活性炭パッ
ドは、二枚の通気性不織布を合わせて三端面をシールし
て一端(5’側)が開口した袋を作り、さらに複数の短
尺の袋2に区分するためを熱シール3,4をした後、開
口端5にチャックファスナー5’を取り付け、各短尺の
袋2に孟宗青竹活性炭20を充填し、チャックファスナ
ー5’を閉じることにより製造される。
【0012】実施例2 図4は、本発明のマット状の竹活性炭パッドの1実施例
を示す切り欠き上面図である。このマット状の竹活性炭
パッド6を製造するには、まず二枚の86cm×190
cmの通気性不織布を重ね、その短辺に平行に約10c
m間隔に熱シール7,7・・をすると共にその底部の長
辺部分を熱シール8して、長尺の袋が横方向に連結した
形状体を製作する。次いで前記各長尺の袋の上方開口端
11を開いて、その開口部から、底部より約10cmの
高さまで活性炭を充填した後、長辺方向に第1の熱シー
ル9をし、続いてその上に更に約10cmの高さまで竹
活性炭を充填した後、長辺方向に第2の熱シール10を
行う。以下同様に第3、第4・・の熱シールと続け、全
体としてシール部が碁盤目をなすマット状の竹活性炭パ
ッド6を製造するものである。この実施例では、各長尺
の袋を上方向に10cm間隔に熱シールしたが、この処
理を省略することも可能であり、その場合には各長尺の
袋の上部開口端には図1の開口端4と同様に各長尺の袋
に共通のファスナーを設け竹活性炭の取り出しを容易に
することが好ましい。
【0013】実施例3 図5は外装材にい草が使用されている寝具の1実施例を
示す一部切り欠き上面図であり、図6はB−B矢視断面
図である。12、13はい草ござであり、上部端面15
にはチャックファスナーが設けられており、残りの三端
面は固定して袋状にしている。この袋の中に4図で示さ
れるマット状の竹活性炭パッド14を四隅をきちんと詰
めて配置した後、上部チャックファスナーを閉じて敷き
布団とした。また、同様にして一方のい草ござの代わり
に布を使用して、上面がい草ござ12、下面が布(図示
せず)の敷き布団を製造した。
【0014】実施例4 実施例1において、不織布として通気性でかつ液透過性
のものを使用し、短尺の袋2に活性炭を充填し、開口端
5の部分はチャックファスナーを設ける代わりに熱シー
ルして長尺体を得た。この長尺体を浴用剤とした。ま
た、この長尺体を、各熱シール線3の部分を切断して各
短尺のティーバッグ様の竹活性炭パッドに分割し、これ
を浴用剤とした。上記長尺体又は短尺の竹活性炭パッド
14からなる浴用剤を、風呂湯水に投入したところ、風
呂湯水のカルキ臭などの異臭を除去し、竹活性炭のマイ
ナスイオン作用、竹活性炭のエキス作用でお湯が滑らか
になり、森林浴的効果や、血液の循環を高め、湯冷めせ
ず、疲労回復、健康増進の効果が得られた。
【0015】実施例5 実施例2で製作したシール部が碁盤目をなすマット状の
竹活性炭パッドを、座布団カバーの大きさに合わせてそ
の熱シール部分で切断し2枚重ねて座布団カバーに装着
し座布団にした。
【0016】実施例6 実施例2で製作したシール部が碁盤目をなすマット状の
竹活性炭パッドを、熱シール部分3,4で枕の幅に合わ
せて切断し、5枚重ねて枕カバーに装着し、枕とした。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の竹活性炭
パッドは比表面積の極めて大きい竹活性炭を使用してい
るため、従来の和紙に木炭を充填したパッドに比べ、脱
臭性、除湿性が顕著に優れると言う特徴を有する。そし
て、この竹活性炭パッドの製造には通気性不織布を用
い、所望の場合には不織布を二重にすることもできるの
で、従来のものように和紙が破れて活性炭がこぼれる心
配もない。また、竹活性炭パッドは、シール部が碁盤目
をなすマット状の竹活性炭パッドとすることができるの
で、竹活性炭の片寄りの問題が生じない。帯状の袋が複
数の短尺の袋を連結した構造の長尺体で構成される竹活
性炭パッドを使用する場合でも、長尺体の竹活性炭パッ
ドが短尺の袋に細分化されているため、パッドの幅を広
くしても竹活性炭の片寄りが生じ難く、従来の木炭パッ
ドのように、96個もの多数のパットを使用する必要は
ない。さらに、竹活性炭にはマイナスイオン作用、竹活
性炭のエキス作用があり、血液の循環を高め、疲労回
復、健康増進を促進すると言う効果がある。本発明の竹
活性炭パッドの竹活性炭は取換え交換したり、中身の竹
活性炭を取り出して乾燥再生することも可能であり、使
用済み竹活性炭の有効利用を図ることが可能である。
【0018】他方、本発明の竹活性炭パッドは、寝具、
座布団、浴用剤として使用することができる。本発明の
竹活性炭パッドは短尺に分割された空間にmm単位の破
砕物が充填されていることにより、寝具や座布団に使用
した場合、人体を適度に刺激し、竹活性炭の効果ととも
に身体へのマッサージ効果を与える。寝具や座布団に使
用する場合、日本古来のい草ござと組み合わせて使用す
ることができ、冬暖かく夏は涼しく、通気性に優れ、吸
湿性に優れるからベトつかず、睡眠中頭部や身体からで
る寝汗の除湿や脱臭により、快適な睡眠で精神を安定さ
せ、床ずれ、あせも、疲労回復に優れた効果が得られ
る。また、竹活性炭の持つ脱湿、消臭作用により部屋が
ベタつかず寝具類のいやな臭いも除去できると言う効果
も有する。また、竹活性炭パッドからなる浴用剤は、天
然素材を原料とするから人体に優しく、風呂水のカルキ
臭などの異臭をとり、竹活性炭のマイナスイオン作用、
竹活性炭のエキス作用でお湯が滑らかになり、森林浴的
効果や、血液の循環を高め、湯冷めせず、疲労回復、健
康増進の効果が得られると言う顕著に優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の竹活性炭パッドの1実施例の上面図
である。
【図2】 図1で示される実施例の正面図である。
【図3】 図1で示される実施例のA−A矢視断面図で
ある。
【図4】 本発明のマット状の竹活性炭パッドの1実施
例を示す切り欠き上面図である。
【図5】 本発明の外装材にい草が使用されている寝具
の1実施例を示す切り欠き上面図である。
【図6】 図5のB−B矢視断面図である。
【符号の説明】
1:長尺体, 2:短尺の袋, 3,4:熱シール部 5:開口端, 5’:チャックファスナー, 6:竹活
性炭パッド 7,8,9,10:熱シール部,11:ファスナー 12,13:い草ござ, 14:マット状の竹活
性炭パッド,15:い草ござの上部端面, 20:孟
宗青竹活性炭

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性不織布よりなる帯状の袋に竹活性
    炭が充填されて成ることを特徴とする竹活性炭パッド。
  2. 【請求項2】 竹活性炭として孟宗青竹活性炭が充填さ
    れて成ることを特徴とする請求項1記載の竹活性炭パッ
    ド。
  3. 【請求項3】 通気性不織布よりなる帯状の袋が複数の
    短尺の袋を連結した構造の長尺体に構成され、各短尺の
    袋に竹活性炭が充填されて成ることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の竹活性炭パッド。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか一つ
    の請求項に記載の竹活性炭パッドが複数連結してマット
    状に構成されて成ることを特徴とする竹活性炭パッド。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか一つ
    の請求項に記載の竹活性炭パッドが寝具に装着されて成
    ることを特徴とする寝具。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項4のいずれか一つ
    の請求項に記載の竹活性炭パッドが座布団に装着されて
    成ることを特徴とする座布団。
  7. 【請求項7】 外装材の一部にい草が使用されて成るこ
    とを特徴とする請求項5記載の寝具。
  8. 【請求項8】 外装材の一部にい草が使用されて成るこ
    とを特徴とする請求項6記載の座布団。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項4のいずれか一つ
    の請求項に記載の竹活性炭パッドから成ることを特徴と
    する浴用剤。
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JP2021030110A (ja) * 2019-08-19 2021-03-01 薫 小園 凝固剤、及び当該凝固剤の製造方法

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