JP3037748U - 塗装前処理用洗浄装置 - Google Patents

塗装前処理用洗浄装置

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JP3037748U JP1996011648U JP1164896U JP3037748U JP 3037748 U JP3037748 U JP 3037748U JP 1996011648 U JP1996011648 U JP 1996011648U JP 1164896 U JP1164896 U JP 1164896U JP 3037748 U JP3037748 U JP 3037748U
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cleaning
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隆臣 中山
紳一 椿
伸一 國久
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Nihon Parkerizing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特開平6−93500号の塗装前処理用洗浄
装置に比べて自動車車体の床に残留した鉄粉や研磨屑の
除去率の高い塗装前処理用洗浄装置を提供する。 【構成】 自動車車体を洗浄するための浸漬槽及びスプ
レーブースと、自動車車体を吊り下げ浸漬槽とスプレー
ブースとを経由して自動車車体を搬送する搬送装置と、
浸漬槽の出口とスプレーブース内とに配設された第1洗
浄液噴射ノズルと、浸漬槽の出口、スプレーブース内の
少なくとも一方に配設された第2洗浄液噴射ノズルとを
備え、第1洗浄液噴射ノズルは自動車車体ヘ向けて洗浄
液を噴射し、第2洗浄液噴射ノズルは第1洗浄液噴射ノ
ズルよりも大きな吐出量で、且つ自動車車体が第2洗浄
液噴射ノズルの前を通過する間に間欠的に複数回、自動
車車体の内部へ直接洗浄液を噴射する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車車体の電着塗装のための塗装前処理用洗浄装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
一般に自動車車体の塗装は、脱脂から皮膜化成に至る化成処理、自動車車体の 表面に付着した化成処理液や自動車車体の床に残留した鉄粉や研磨屑の除去の為 の洗浄、下塗りとしての電着塗装、中塗り、上塗りの各工程を記述の順に実施す ることによって行われる。
【0003】 脱脂液、化成処理液、鉄粉、研磨屑等を除去する為の洗浄を行う塗装前処理用 洗浄装置として、特開平6−93500号は、自動車車体を洗浄するための浸漬 槽とスプレーブースと、自動車車体を吊り下げ浸漬槽とスプレーブースとを経由 して自動車車体を搬送する搬送装置と、浸漬槽の出口とスプレーブース内とに配 設された第1洗浄液噴射ノズルと、浸漬槽の出口に配設された第2洗浄液噴射ノ ズルとを備え、第1洗浄液噴射ノズルは自動車車体へ向けて洗浄液を噴射し、第 2洗浄液噴射ノズルは、自動車車体を傾斜させた状態で、第1洗浄液噴射ノズル よりも大きな流量で、且つ自動車車体が第2洗浄液噴射ノズルの前を通過する際 に連続的に、自動車車体の内部へ直接洗浄液を噴射する塗装前処理用洗浄装置を 開示している。
【0004】 特開平6−93500号の塗装前処理用洗浄装置においては、浸漬槽への車体 の浸漬と第1洗浄液噴射ノズルからの洗浄液の噴射とにより、自動車車体の内外 面に付着した脱脂液、化成処理液が除去される。自動車車体を傾斜させた状態で 、第2洗浄液噴射ノズルから、大きな流量で自動車車体内部ヘ直接洗浄液を噴射 することにより、自動車車体の床に残留した鉄粉や研磨屑の約90%が除去され る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
自動車車体の内部へ直接洗浄液を噴射すると、洗浄液が噴射されている間に、 自動車車体の床に残留した鉄粉や研磨屑の中の比較的微細粒径で軽い鉄粉や研磨 屑が、洗浄液に巻き込まれて洗浄液と共に傾斜した床上を流れ、車体床に形成さ れた穴を通って車体床から排出される。他方、自動車車体の床に残留した鉄粉や 研磨屑の中の比較的大粒径で重い鉄粉や研磨屑は、洗浄液に巻き込まれても速や かに車体床上に沈降するので、洗浄液が噴射されている間は、車体床から排出さ れ難い。 洗浄液の噴射が終了すると、車体床上の残留洗浄液が、傾斜した床上を流れ、 車体床に形成された穴から流出し、車体床上の洗浄液の水位が低下する。水位が 低下した車体床上の洗浄液が車体床から流出し終わる頃に、車体床上に残留した 比較的大粒径で重い鉄粉や研磨屑が、車体床の直上を流れる洗浄液に連行されて 車体床から排出される。しかし、一回の連行では比較的大粒径で重い鉄粉や研磨 屑の全ては排出されず、一部が車体床上に残留する。
【0006】 従って、自動車車体を傾斜させた状態で、第2洗浄液噴射ノズルから、大きな 流量で自動車車体内へ直接洗浄液を噴射しても、洗浄液を連続的に噴射したので は、自動車車体の床上に残留した鉄粉や研磨屑の中の比較的大粒径て重い鉄粉や 研磨屑は、車体床から完全には排出されない。この結果、特開平6−93500 号の塗装前処理用洗浄装置では、自動車車体の床に残留した鉄粉や研磨屑の除去 率は約90%に止まっている。上質の塗装面を得るには、前記除去率では不十分 であり、自動車車体の床に残留した鉄粉や研磨屑の除去率を更に高める必要があ る。
【0007】 本考案は上記問題に鑑みてなされたものであり、特開平6−93500号の塗 装前処理用洗浄装置に比べて自動車車体の床に残留した鉄粉や研磨屑の除去率の 高い塗装前処理用洗浄装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案においては、自動車車体を洗浄するための 浸漬槽及びスプレーブースと、自動車車体を吊り下げ浸漬槽とスプレーブースと を経由して自動車車体を搬送する搬送装置と、浸漬槽の出口とスプレーブース内 とに配設された第1洗浄液噴射ノズルと、浸漬槽の出口、スプレーブース内の少 なくとも一方に配設された第2洗浄液噴射ノズルとを備え、第1洗浄液噴射ノズ ルは自動車車体ヘ向けて洗浄液を噴射し、第2洗浄液噴射ノズルは第1洗浄液噴 射ノズルよりも大きな流量で、且つ自動車車体が第2洗浄液噴射ノズルの前を通 過する間に間欠的に複数回、自動車車体の内部へ直接洗浄液を噴射することを特 徴とする塗装前処理用洗浄装置を提供する。
【0009】 本考案に係る塗装前処理用洗浄装置においては、第2洗浄液噴射ノズルは第1 洗浄液噴射ノズルよりも大きな流量で、且つ自動車車体が第2洗浄液噴射ノズル の前を通過する間に間欠的に複数回、自動車車体の内部へ直接洗浄液を噴射する ので、車体床上の水位の低下した洗浄液の車体床からの流出が複数回繰り返され ることになり、その都度、車体床上に残留した比較的大粒径で重い鉄粉や研磨屑 が、水位の低下した車体床の直上を流れる洗浄液に連行されて車体床から排出さ れる。従って、本考案に係る塗装前処理用洗浄装置によれば、自動車車体の床に 残留した鉄粉や研磨屑の除去率を特開平6−93500号の塗装前処理用洗浄装 置に比べて高めることができる。
【0010】 自動車車体の内外面に付着した脱脂液、化成処理液を除去する第1洗浄液ノズ ルの流量は一般に(10〜20リットル)/(分、ノズル)程度である。自動車 車体の床に残留した比較的大粒径で重い鉄粉や研磨屑を車体外ヘ排出するために は、必要十分な量の洗浄液を自動車車体の床上に供給し、洗浄液の噴射終了後に 、十分な速度で自動車車体の床から流出させる必要がある。必要十分な量の洗浄 液を自動車車体の床上に供給するために、第2洗浄液噴射ノズルの流量を、自動 車車体の内外面に付着した脱脂液や化成処理液を除去する第1洗浄液吐出ノズル の流量に比べてかなり大にする必要がある。従って、第2洗浄液噴射ノズルの流 量を(100リットル)/(分、ノズル)以上とするのが妥当である。
【0011】 自動車車体の床に残留した比較的大粒径で重い鉄粉や研磨屑を車体外ヘ排出す る第2洗浄液噴射ノズルの流量は、自動車車体の内外面に付着した脱脂液や化成 処理液を除去する第1洗浄液吐出ノズルの流量に比べてかなり大にする必要があ るが、流量を必要以上に大きくしても洗浄液の無駄を招くだけである。従って、 第2洗浄液噴射ノズルの流量を(500リットル)/(分、ノズル)以下とする のが妥当である。
【0012】 第2洗浄液噴射ノズルの1回の噴射継続時間が短いと十分な量の洗浄液を自動 車車体内へ供給できず、1回の噴射継続時間が長すぎると洗浄液の供給量が過多 となり、洗浄液の無駄を招く。従って、第2洗浄液噴射ノズルの1回の噴射継続 時間は、5乃至30秒とするのが妥当である。
【0013】 第2洗浄液噴射ノズルの各回の噴射間の間隔が短いと、連続噴射と同様の結果 となり、自動車車体の床に残留した鉄粉や研磨屑の除去率を高めることはできな い。第2洗浄液噴射ノズルの各回の噴射間の間隔が長すぎると、洗浄工程に要す る時間が大となり、洗浄工程の効率が低下する。従って、第2洗浄液噴射ノズル の各回の噴射間の間隔は、前回の噴射による洗浄液が自動車車体から略流出し終 わった時点で次回の噴射を行う程度であるのが妥当である。
【0014】 自動車車体が第2洗浄液噴射ノズルの前を通過する間に間欠的に複数回、第2 洗浄液噴射ノズルに自動車車体の内部へ洗浄液を噴射させるための手だてとして 、複数の第2洗浄液噴射ノズルを自動車車体の搬送方向ヘ間隔を隔てて配設して も良く、第2洗浄液噴射ノズルを自動車車体の搬送方向ヘ移動可能としても良い 。
【0015】 自動車車体を傾斜させた状態で、第2洗浄液噴射ノズルから自動車車体の内部 へ洗浄液を噴射させることにより、鉄粉や研磨屑の除去率を高めることができる 。
【0016】
【考案の実施の形態】
本考案の第1実施例を図1〜3に基づいて説明する。 図1に示すように、塗装前処理用洗浄装置100は、洗浄液で満たされた浸漬槽 1と、スプレーブース2と、浸漬槽1とスプレーブース2とを経由して延在する 天井コンベア3とを備えている。天井コンベア3は、浸漬槽1の上方で下方へ凸 に湾曲している。 浸漬槽1の出口に、第1洗浄液噴射ノズル4aが配設されている。第1洗浄液 噴射ノズル4aは、浸漬槽1の出口の両側部に配設されている。第1洗浄液噴射 ノズル4aは、ライザー管5を介して、浸漬槽1に隣接して配設されたサブタン ク6に接続されている。ライザー管5の途上にポンプ7が配設されている。 スプレーブース2内に、第1洗浄液噴射ノズル4bが配設されている。第1洗 浄液噴射ノズル4bは、スプレーブース2の両側部に配設されている。第1洗浄 液噴射ノズル4bは、ライザー管8を介して、洗浄液で満たされたタンク9に接 続されている。ライザー管8の途上にポンプ10が配設されている。
【0017】 浸漬槽1の出口に、一対の第2洗浄液噴射ノズル11が、天井コンベア3の延 在方向に互いに間隔を隔てて配設されている。浸漬槽1の出口の両側部に、それ ぞれ一対の第2洗浄液噴射ノズル11が配設されている。第2洗浄液噴射ノズル 11は、ライザー管12を介して、サブタンク6に接続されている。ライザー管 12の途上にポンプ13が配設されている。
【0018】 塗装前処理用洗浄装置100の作動を説明する。 図1に示すように、自動車車体Aが、天井コンベア3によって吊り下げられ、 浸漬槽1とスプレーブース2とを経由して搬送される。 自動車車体Aは、浸漬槽1の上方で天井コンベア3の下方へ凸の湾曲部に沿っ て搬送され、浸漬槽1に満たされた洗浄液に浸漬される。洗浄液中を自動車車体 Aが移動する間に、自動車車体Aの内外面に付着した脱脂液や化成処理液が除去 される。浸漬槽1の出口で、サブタンク6からポンプ7によりライザー管5を介 して圧送された洗浄液が、(10〜20リットル)/(分、ノズル)の流量で第 1浄液噴射ノズル4aから、自動車車体Aヘ向けて噴射され、浸漬槽1から出た 自動車車体Aの内外面に残存する脱脂液や化成処理液が除去される。
【0019】 図2、3に示すように、浸漬槽1の出口において、自動車車体Aのウインドウ 部が上流側の第2洗浄液噴射ノズル11に接近した時点で、サブタンク6からポ ンプ13によりライザー管12を介して圧送された洗浄液が、上流側の第2洗浄 液噴射ノズル11から、(100乃至500リットル)/(分、ノズル)の流量 で、5乃至30秒間、自動車車体Aへ向けて噴射される。上流側の第2洗浄液噴 射ノズル11から噴射された洗浄液は、車体前部を斜め上へ向けて傾斜した自動 車車体Aのウインドウ部を通って、直接自動車車体Aの内部へ流入する。必要十 分な流量で、必要十分な時間に亘って、自動車車体Aの内部へ直接洗浄液を噴射 するので、必要十分な量の洗浄液が自動車車体Aの床上に供給される。 自動車車体Aの床上に残留する鉄粉や研磨屑の中の比較的微細粒径で軽い鉄粉 や研磨屑は、自動車車体Aの内部へ噴射された洗浄液に巻き込まれ、洗浄液と共 に傾斜した床に沿って車体後部へ向かって流れ、車体後部の床の穴を通って自動 車車体Aから排出される。他方、自動車車体Aの床上に残留する鉄粉や研磨屑の 中の比較的大粒径で重い鉄粉や研磨屑は、自動車車体Aの内部へ噴射された洗浄 液に巻き込まれても速やかに床上に沈降するので、上流側の第2洗浄液噴射ノズ ル11の噴射が続いている間は、自動車車体Aから排出され難い。
【0020】 上流側の第2洗浄液噴射ノズル11の噴射が終了し、自動車車体Aの床上の残 留洗浄液が、傾斜した床に沿って車体後部へ向かって流れ、車体後部の床の穴を 通って自動車車体Aから流出し、浸漬槽1へ流入する。洗浄液の流出が終了する 頃に、自動車車体Aの床上に残留する比較的大粒径で重い鉄粉や研磨屑が、水位 が低下して自動車車体Aの床の直上を流れる洗浄液に連行されて自動車車体Aか ら排出される。必要十分な量の洗浄液が自動車車体Aの床上に供給されているの で、水位が低下しても洗浄液は十分な速度で自動車車体Aの床上を流れる。十分 な速度で流れる洗浄液に連行されて、自動車車体Aの床上に残留する比較的大粒 径で重い鉄粉や研磨屑の大部分が、自動車車体Aから排出される。
【0021】 上流側の第2洗浄液噴射ノズル11の噴射が終了し、該噴射によって自動車車 体A内へ流入した洗浄液が自動車車体Aから略流出し終わった頃に、自動車車体 Aのウインドウ部が下流側の第2洗浄液噴射ノズル11ヘ接近する。サブタンク 6からポンプ13によりライザー管12を介して圧送された洗浄液が、下流側の 第2洗浄液噴射ノズル11から、(100乃至500リットル)/(分、ノズル )の流量で、5乃至30秒間、自動車車体Aへ向けて噴射される。下流側の第2 洗浄液噴射ノズル11から噴射された洗浄液は、車体前部を斜め上へ向けて傾斜 した自動車車体Aのウインドウ部を通って、直接自動車車体Aの内部へ流入する 。下流側の第2洗浄液噴射ノズル11の噴射が終了し、自動車車体Aの床上の残 留洗浄液が、傾斜した床に沿って車体後部へ向かって流れ、車体後部の床の穴を 通って自動車車体Aから流出し、浸漬槽1へ流入する。
【0022】 第1回目の上流側の第2洗浄液噴射ノズル11からの洗浄液の噴射では自動車 車体Aから排出されず、自動車車体Aの床上に残った少量の比較的大粒径で重い 鉄粉や研磨屑が、2回目の下流側の第2洗浄液噴射ノズル11からの洗浄液の噴 射終了後に、自動車車体Aから流出する水位の低下した残留洗浄液に連行されて 、自動車車体Aから略完全に排出される。この結果、塗装前処理用洗浄装置10 0においては、自動車車体Aの床に残留した鉄粉や研磨屑の除去率を特開平6− 93500号の塗装前処理用洗浄装置に比べて高めることができる。
【0023】 浸漬槽1を出た自動車車体Aは、スプレーブース2ヘ移動する。タンク9から ポンプ10によりライザー管8を介して第1洗浄液噴射ノズル4bへ圧送された 洗浄液が、(10〜20リットル)/(分、ノズル)の流量で、第1浄液噴射ノ ズル4bから、自動車車体Aヘ向けて噴射され、浸漬槽1から出た自動車車体A の内外面に残存する脱脂液や化成処理液が完全に除去される。
【0024】 本考案の第2実施例を図4に基づいて説明する。 塗装前処理用洗浄装置200は、洗浄液で満たされた浸漬槽21と、スプレー ブース22と、浸漬槽21とスプレーブース22とを経由して延在する天井コン ベア23とを備えている。天井コンベア23は、浸漬槽1の上方で下方へ凸に湾 曲し、スプレーブース22内で下方へ凸に湾曲している。 浸漬槽21の出口に、第1洗浄液噴射ノズル24aが配設されている。第1洗 浄液噴射ノズル24aは、浸漬槽21の出口の両側部に配設されている。第1洗 浄液噴射ノズル24aは、ライザー管25を介して、浸漬槽21に隣接して配設 されたサブタンク26に接続されている。ライザー管25の途上にポンプ27が 配設されている。 スプレーブース22内の中央に、第1洗浄液噴射ノズル24bが配設されてい る。第1洗浄液噴射ノズル24bは、スプレーブース22の両側部に配設されて いる。第1洗浄液噴射ノズル24bは、ライザー管28を介して、洗浄液で満た されたタンク29に接続されている。ライザー管28の途上にポンプ30が配設 されている。
【0025】 スプレーブース22の入口に、一対の第2洗浄液噴射ノズル31aが、天井コ ンベア23の延在方向に互いに間隔を隔てて配設されている。スプレーブース2 2の入口の両側部に、それぞれ一対の第2洗浄液噴射ノズル31aが配設されて いる。第2洗浄液噴射ノズル31aは、ライザー管32を介して、タンク29に 接続されている。ライザー管32の途上にポンプ33が配設されている。 スプレーブース22の出口に、一対の第2洗浄液噴射ノズル31bが、天井コ ンベア23の延在方向に互いに間隔を隔てて配設されている。スプレーブース2 2の出口の両側部に、それぞれ一対の第2洗浄液噴射ノズル31bが配設されて いる。第2洗浄液噴射ノズル31bは、ライザー管32を介して、タンク29に 接続されている。
【0026】 塗装前処理用洗浄装置200の作動を説明する。 図4に示すように、自動車車体Aが、天井コンベア23によって吊り下げられ 、浸漬槽21とスプレーブース22とを経由して搬送される。 自動車車体Aは、浸漬槽21の上方で天井コンベア23の下方へ凸の湾曲部に 沿って搬送され、浸漬槽21に満たされた洗浄液に浸漬される。洗浄液中を自動 車車体Aが移動する間に、自動車車体Aの内外面に付着した脱脂液や化成処理液 が除去される。浸漬槽1の出口で、サブタンク26からポンプ27によりライザ ー管25を介して圧送された洗浄液が、(10〜20リットル)/(分、ノズル )の流量で、第1浄液噴射ノズル24aから、自動車車体Aヘ向けて噴射され、 浸漬槽21から出た自動車車体Aの内外面に残存する脱脂液や化成処理液が除去 される。
【0027】 浸漬槽21を出た自動車車体Aは、スプレーブース22へ進む。スプレーブー ス22の入口において、自動車車体Aのウインドウ部が上流側の第2洗浄液噴射 ノズル31aに接近した時点で、タンク29からポンプ33によりライザー管3 2を介して圧送された洗浄液が、上流側の第2洗浄液噴射ノズル31aから、( 100乃至500リットル)/(分、ノズル)の流量で、5乃至30秒間、自動 車車体Aへ向けて噴射される。上流側の第2洗浄液噴射ノズル31aから噴射さ れた洗浄液は、車体前部を斜め下へ向けて傾斜した自動車車体Aのウインドウ部 を通って、直接自動車車体Aの内部へ流入する。必要十分な流量で、必要十分な 時間に亘って、自動車車体Aの内部へ直接洗浄液を噴射するので、必要十分な量 の洗浄液が自動車車体Aの床上に供給される。 自動車車体Aの床上に残留する鉄粉や研磨屑の中の比較的微細粒径で軽い鉄粉 や研磨屑は、自動車車体Aの内部へ噴射された洗浄液に巻き込まれ、洗浄液と共 に傾斜した床に沿って車体前部へ向かって流れ、車体前部の床の穴を通って自動 車車体Aから排出される。他方、自動車車体Aの床上に残留する鉄粉や研磨屑の 中の比較的大粒径で重い鉄粉や研磨屑は、自動車車体Aの内部へ噴射された洗浄 液に巻き込まれても速やかに床上に沈降するので、上流側の第2洗浄液噴射ノズ ル31aの噴射が続いている間は、自動車車体Aから排出され難い。
【0028】 上流側の第2洗浄液噴射ノズル31aの噴射が終了し、自動車車体Aの床上の 残留洗浄液が、傾斜した床に沿って車体前部へ向かって流れ、車体前部の床の穴 を通って自動車車体Aから流出し、タンク29へ還流する。洗浄液の流出が終了 する頃に、自動車車体Aの床上に残留する比較的大粒径で重い鉄粉や研磨屑が、 水位が低下して自動車車体Aの床の直上を流れる洗浄液に連行されて自動車車体 Aから排出される。必要十分な量の洗浄液が自動車車体Aの床上に供給されてい るので、水位が低下しても洗浄液は十分な速度で自動車車体Aの床上を流れる。 十分な速度で流れる洗浄液に連行されて、自動車車体Aの床上に残留する比較的 大粒径で重い鉄粉や研磨屑の大部分が、自動車車体Aから排出される。
【0029】 上流側の第2洗浄液噴射ノズル31aの噴射が終了し、該噴射によって自動車 車体A内へ流入した洗浄液が自動車車体Aから略流出し終わったた頃に、自動車 車体Aのウインドウ部が下流側の第2洗浄液噴射ノズル31aヘ接近する。タン ク29からポンプ33によりライザー管32を介して圧送された洗浄液が、下流 側の第2洗浄液噴射ノズル31aから、(100乃至500リットル)/(分、 ノズル)の流量で、5乃至30秒間、自動車車体Aへ向けて噴射される。下流側 の第2洗浄液噴射ノズル31aから噴射された洗浄液は、車体前部を斜め下へ向 けて傾斜した自動車車体Aのウインドウ部を通って、直接自動車車体Aの内部へ 流入する。下流側の第2洗浄液噴射ノズル31aの噴射が終了し、自動車車体A の床上の残留洗浄液が、傾斜した床に沿って車体前部へ向かって流れ、車体前部 の床の穴を通って自動車車体Aから流出し、タンク29へ還流する。
【0030】 第1回目の上流側の第2洗浄液噴射ノズル31aからの洗浄液の噴射では自動 車車体Aから排出されず、自動車車体Aの床上に残った少量の比較的大粒径の重 い鉄粉や研磨屑が、2回目の下流側の第2洗浄液噴射ノズル31aからの洗浄液 の噴射終了後に、自動車車体Aから流出する水位の低下した残留洗浄液に連行さ れて、自動車車体Aから略完全に排出される。この結果、塗装前処理用洗浄装置 200においては、自動車車体Aの床に残留した鉄粉や研磨屑の除去率を特開平 6−93500号の塗装前処理用洗浄装置に比べて高めることができる。
【0031】 自動車車体Aがスプレーブース22の中央に到達すると、タンク29からポン プ30によりライザー管28を介して第1洗浄液噴射ノズル24bへ圧送された 洗浄液が、(10〜20リットル)/(分、ノズル)の流量で、第1浄液噴射ノ ズル24bから、自動車車体Aヘ向けて噴射され、自動車車体Aの内外面に残存 する脱脂液や化成処理液が完全に除去される。
【0032】 スプレーブース22の出口においても、スプレーブース22の入口における洗 浄と同様の態様で、第2洗浄液噴出ノズル31bから洗浄液が自動車車体Aへ向 けて噴射され、自動車車体Aの床に残留した鉄粉や研磨屑の除去の更なる完全性 が図られる。
【0033】 本考案の第3実施例を図5に基づいて説明する。 本実施例に係る塗装前処理用洗浄装置300においては、天井コンベア43は スプレーブース42内で略水平に延在している。スプレーブース42の入口と出 口とに、第1洗浄液噴射ノズル44bが配設され、スプレーブース42の中央に 第2洗浄液噴射ノズル51が配設されている。上記を除き、本実施例に係る塗装 前処理用洗浄装置300の構成は、第2実施例に係る塗装前処理用洗浄装置20 0の構成と同様である。 塗装前処理用洗浄装置300においては、スプレーブース42の中央において 、水平状態にある自動車車体Aに対して、第2洗浄液噴射ノズル51から、第2 実施例に係る塗装前処理用洗浄装置200の場合と同様に、間欠的に洗浄液が噴 射され、自動車車体Aの床に残留した鉄粉や研磨屑が除去される。間欠的に洗浄 液を噴射することにより、自動車車体Aが水平状態にあっても、自動車車体Aの 床に残留した鉄粉や研磨屑は略完全に除去される。
【0034】 図1に示す塗装前処理用洗浄装置100を用い、洗浄試験を行った。 自動車車体Aを傾斜させた状態で、第2洗浄液噴射ノズル11から(10〜2 0リットル)/(分、ノズル)の流量で洗浄液を噴射した場合、自動車車体A内 部の鉄粉や研磨屑は殆ど除去できなかった。 間欠噴射を行わず、上流側の第2洗浄液噴射ノズル11のみから、(500リ ットル)/(分、ノズル)の流量で20秒間洗浄液を噴射した場合には、鉄粉や 研磨屑の90%は自動車車体Aの外部へ排出されたが、自動車車体Aの床の凹部 には除去しきれなかった鉄粉や研磨屑が堆積していた。 第1実施例と同様にして、上流側の第2洗浄液噴射ノズル11と、下流側の第 2洗浄液噴射ノズル11とを用いて、(500リットル)/(分、ノズル)の流 量で、10秒ずつ2回に分けて洗浄液を噴射した場合、鉄粉や研磨屑の除去率は 97%に達し、且つ自動車車体Aの床の凹部に残存する鉄粉や研磨屑は認められ なかった。
【0035】 図5に示す塗装前処理用洗浄装置300を用い、洗浄試験を行った。 間欠噴射を行わず、上流側の第2洗浄液噴射ノズル51のみから、(500リ ットル)/(分、ノズル)の流量で、20秒間洗浄液を噴射した場合、鉄粉や研 磨屑の85%は自動車車体A外部に排出されたが、自動車車体Aの床の凹部には 除去しきれなかった鉄粉や研磨屑が堆積していた。 上流側の第2洗浄液噴射ノズル51と、下流側の第2洗浄液噴射ノズル51と を用いて、(500リットル)/(分、ノズル)の流量で、10秒ずつ2回に分 けて洗浄液を噴射した場合、鉄粉や研磨屑の除去率は90%に達した。下流側の 第2洗浄液噴射ノズル51の下流に、第2洗浄液噴射ノズル51をもう一つ追加 すれば、鉄粉や研磨屑の除去率を更に高めることが可能であると考えられる。
【0036】 以上本考案の実施例を説明したが、本考案は上記実施例に限定されない。 第1乃至第3実施例において、一対の第2洗浄液噴射ノズルを天井コンベアの 延在方向ヘ互いに間隔を隔てて配設するのに代えて、単一の第2洗浄液噴射ノズ ルを、天井コンベアの延在方向ヘ移動可能に配設し、該単一の第2洗浄液噴射ノ ズルを、移動する自動車車体Aと同速で移動させつつ、第2洗浄液噴射ノズルか ら自動車車体Aヘ向けて間欠的に洗浄液を噴出させても良い。 第2実施例において、第2洗浄液噴射ノズル31a、31bの内の何れか一方 を省略しても良い。 第1実施例と第2実施例とを結合して、浸漬槽の出口と、スプレーブース内と に第2洗浄液噴射ノズルを配設しても良い。
【0037】
【考案の効果】
以上説明したごとく、本考案に係る塗装前処理用洗浄装置においては、第2洗 浄液噴射ノズルは第1洗浄液噴射ノズルよりも大きな流量で、且つ自動車車体が 第2洗浄液噴射ノズルの前を通過する間に間欠的に複数回、自動車車体の内部へ 直接洗浄液を噴射するので、車体床上の水位の低下した洗浄液の車体床からの流 出が複数回繰り返されることになり、その都度、車体床上に残留した比較的大粒 径で重い鉄粉や研磨屑が、水位の低下した車体床の直上を流れる洗浄液に連行さ れて車体床から排出される。従って、本考案に係る塗装前処理用洗浄装置によれ ば、自動車車体の床に残留した鉄粉や研磨屑の除去率を特開平6−93500号 の塗装前処理用洗浄装置に比べて高めることができる。
【0038】 第2洗浄液噴射ノズルの噴射量を(100リットル)/(分、ノズル)以上と することにより、自動車車体の床に残留した鉄粉や研磨屑を十分に除去すること ができる。
【0039】 第2洗浄液噴射ノズルの噴射量を(500リットル)/(分、ノズル)以下と することにより洗浄液の無駄を防止することができる。
【0040】 第2洗浄液噴射ノズルの1回の噴射継続時間を5乃至30秒とすることにより 、自動車車体の床に残留した鉄粉や研磨屑を十分に除去することができる。
【0041】 第2洗浄液噴射ノズルの前回の噴射による洗浄液が自動車車体から略流出し終 わった時点で第2洗浄液噴射ノズルの次回の噴射を行うことにより、自動車車体 の床に残留した鉄粉や研磨屑を効率的に除去することができる。
【0042】 複数の第2洗浄液噴射ノズルを自動車車体の搬送方向へ間隔を隔てて配設し、 或いは、第2洗浄液噴射ノズルを自動車車体の搬送方向に移動可能とすることに より、自動車車体が第2洗浄液噴射ノズルの前を通過する間に間欠的に複数回、 第2洗浄液噴射ノズルに自動車車体の内部へ洗浄液を噴射させることができる。
【0043】 自動車車体を傾斜させた状態で、第2洗浄液噴射ノズルから自動車車体の内部 へ直接洗浄液を噴射することにより、鉄粉や研磨屑の除去率を高めることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る塗装前処理用洗浄装
置の側面図である。
【図2】本考案の第1実施例に係る塗装前処理用洗浄装
置の作動状態を示す側面図である。
【図3】本考案の第1実施例に係る塗装前処理用洗浄装
置の作動状態を示す正面図である。
【図4】本考案の第2実施例に係る塗装前処理用洗浄装
置の側面図である。
【図5】本考案の第3実施例に係る塗装前処理用洗浄装
置の側面図である。
【符号の説明】
100、200、300 塗装前処理用洗浄装置 A 自動車車体 1、21 浸漬槽 2、22、42 スプレーブース 3、23、43 天井コンベア 4a、4b、24a、24b、44b 第1洗浄液噴射
ノズル 11、31a、31b、51 第2洗浄液噴射ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 國久 伸一 東京都中央区日本橋2丁目16番9号 パー カーエンジニアリング株式会社内

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車車体を洗浄するための浸漬槽及び
    スプレーブースと、自動車車体を吊り下げ浸漬槽とスプ
    レーブースとを経由して自動車車体を搬送する搬送装置
    と、浸漬槽の出口とスプレーブース内とに配設された第
    1洗浄液噴射ノズルと、浸漬槽の出口、スプレーブース
    内の少なくとも一方に配設された第2洗浄液噴射ノズル
    とを備え、第1洗浄液噴射ノズルは自動車車体へ向けて
    洗浄液を噴射し、第2洗浄液噴射ノズルは第1洗浄液噴
    射ノズルよりも大きな流量で、且つ自動車車体が第2洗
    浄液噴射ノズルの前を通過する間に間欠的に複数回、自
    動車車体の内部へ直接洗浄液を噴射することを特徴とす
    る塗装前処理用洗浄装置。
  2. 【請求項2】 第2洗浄液噴射ノズルは、(100リッ
    トル)/(分、ノズル)以上の流量で洗浄液を噴射する
    ことを特徴とする請求項1に記載の塗装前処理用洗浄装
    置。
  3. 【請求項3】 第2洗浄液噴射ノズルは、(500リッ
    トル)/(分、ノズル)以下の流量で洗浄液を噴射する
    ことを特徴とする請求項2に記載の塗装前処理用洗浄装
    置。
  4. 【請求項4】 第2洗浄液噴射ノズルの1回の噴射継続
    時間は5乃至30秒であることを特徴とする請求項1乃
    至3の何れか1項に記載の塗装前処理用洗浄装置。
  5. 【請求項5】 第2洗浄液噴射ノズルは、前回の噴射に
    よる洗浄液が自動車車体から略流出し終わった時点で次
    回の噴射を行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れ
    か1項に記載の塗装前処理用洗浄装置。
  6. 【請求項6】 複数の第2洗浄液噴射ノズルが、自動車
    車体の搬送方向へ間隔を隔てて配設されていることを特
    徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の塗装前処
    理用洗浄装置。
  7. 【請求項7】 第2洗浄液噴射ノズルは、自動車車体の
    搬送方向に移動可能であることを特徴とする請求項1乃
    至5の何れか1項に記載の塗装前処理用洗浄装置。
  8. 【請求項8】 自動車車体を傾斜させた状態で、第2洗
    浄液噴射ノズルから自動車車体の内部へ直接洗浄液を噴
    射することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に
    記載の塗装前処理用洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008111626A1 (ja) * 2007-03-08 2008-09-18 Honda Motor Co., Ltd. 車両の浸漬処理方法及び同装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008111626A1 (ja) * 2007-03-08 2008-09-18 Honda Motor Co., Ltd. 車両の浸漬処理方法及び同装置
GB2460361A (en) * 2007-03-08 2009-12-02 Honda Motor Co Ltd Method and device for immersion treatment of vehicle

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