JP2011219844A - 電着塗装装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電着槽に沈降するごみや鉄粉などの異物を除去すると共に電着塗料成分の沈降を防止し、電着液を循環使用する電着塗装装置を提供する。
【解決手段】 搬送ハンガHに載置して搬送される車体Wを、電着槽2に満たして循環使用する電着液1に浸漬して車体Wに電着塗装を施す電着塗装装置において、入槽側傾斜部5aに接する水平部5bの開口部6に電着液1を回収するホッパ7を設け、ホッパ7を除く底面5に配設され、入槽側の底面5に向いて電着液1を噴出する複数の底部噴出ノズル10と、ホッパ7の下流近傍で電着槽2の両側面3,4の近傍に配設され、搬送されて来る車体Wに対し入槽側に斜めに向いて電着液1を噴出する第1側面噴出ノズル14と、第1側面噴出ノズル14の下流で電着槽2の両側面3,4の近傍に複数配設され、搬送されて往く車体Wに対し出槽側に斜めに向いて電着液1を噴出する第2側面噴出ノズル15を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、搬送ハンガに載置して搬送される車体を電着槽に満たした電着液に浸漬して車体に電着塗装を施す電着塗装装置に関する。
電着塗装は、防錆性を高めるための処理であり、通常オーバヘッドコンベアの搬送ハンガに車体(ホワイトボディ)を載置し、電着液が満たされた電着槽に車体を浸漬しつつ搬送することにより電気的に塗料を車体表面に付着させる。塗装工程では、電着塗装の前に脱脂処理、水洗処理を行い、前工程で車体に付着した鉄粉などの異物を除去する作業が行われる。しかし、このような処理を施しても車体には鉄粉などの異物がかなり付着している。この状態で電着塗装を施すと、電着槽に異物が持ち込まれる虞がある。
そこで、特許文献1には、電着槽内にエジェクタータイプの多数の吹き出しノズルを、車体のルーフなどの水平面部に向けて塗料を吹き出すように斜め下向きに上下2段設け、吹き出しノズルが、車体搬送方向に沿って車体を挟んで対向して配置され、車体搬送方向において互い違いに交互に設けられる電着塗装装置が記載されている。
特開2003−13286号公報
しかし、特許文献1においては、下向きに設けられた吹き出しノズルにより、電着槽に沈降したごみや鉄粉などの異物が巻き上げられて、車体に再度付着するという不具合がある。このような再度の付着は、車体のルーフ、ボンネットやトランクリッドなどの略水平面の部位に集中し、顔料を主とする電着塗料成分もその一部が前記略水平面に沈降、付着し、車体の外観品質を損なう虞がある。
本発明は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電着槽に沈降するごみや鉄粉などの異物を除去すると共に電着塗料成分の沈降を防止し、電着液を循環使用する電着塗装装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決すべく請求項1に係る発明は、搬送ハンガに載置して搬送される車体を、電着槽に満たして循環使用する電着液に浸漬して車体に電着塗装を施す電着塗装装置において、前記電着槽は略船形形状で入槽側傾斜部と水平部と出槽側傾斜部で底面を形成し、入槽側傾斜部に接する水平部の開口部に電着液を回収するホッパを設け、このホッパを除く底面に配設され、入槽側の底面に向いて電着液を噴出する複数の底部噴出ノズルと、前記ホッパの下流近傍で前記電着槽の両側面の近傍に配設され、搬送されて来る車体のルーフ面、トランクリッド面、ボンネット面、フェンダ上部面及びドア外板上部面に対し入槽側に斜めに向いて電着液を噴出する第1側面噴出ノズルと、この第1側面噴出ノズルの下流で前記電着槽の両側面の近傍に複数配設され、搬送されて往く車体のルーフ面、トランクリッド面、ボンネット面、フェンダ上部面及びドア外板上部面に対し出槽側に斜めに向いて電着液を噴出する第2側面噴出ノズルを備えたものである。
また、前記電着槽の出槽側両側面の近傍に複数配設され、搬送されてくる車体のルーフ面、トランクリッド面及びボンネット面に対し出槽側に斜めに向いて電着液を噴出する第3側面噴出ノズルを備えることができる。
また、前記水平部に複数配設され、搬送されてくる車体のフェンダ裏面及びフロア裏面の凹部に向いて電着液を噴出する裏面噴出ノズルを備えることもできる。
請求項1に係る発明によれば、車体に付着して電着槽に持ち込まれるごみや鉄粉などの異物を電着槽の入槽側で確実に車体から除去し、電着槽の外へ迅速に排出することができる。また、入槽側の下流で沈降し車体に再付着した前記異物も確実に除去することができ、塗装不良を確実に防止することができる。
また、電着液を噴出する第3側面噴出ノズルを備えれば、入槽側の下流で沈降し車体に再付着したごみや鉄粉などの異物を確実に除去することができ、塗装不良をより確実に防止することができる。
また、電着液を噴出する裏面噴出ノズルを備えれば、裏面噴出ノズルから噴出される電着液流により車体のホイールハウス内面及びフロア裏面の凹部に残留するエアをホイールハウス内面及びフロア裏面の凹部から追い出し、塗料の付着性を向上させることができる。
本発明に係る電着塗装装置の側面説明図 本発明に係る電着塗装装置の平面説明図 図2のA−A線断面矢視図 図2のB−B線断面矢視図 第1側面噴出ノズルと第2側面噴出ノズルの向きを示す説明図
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。本発明に係る電着塗装装置は、図1及び図2に示すように、電着液1を満たした電着槽2を備えており、電着槽2は、両側面3,4と、入槽側傾斜部5aと水平部5bと出槽側傾斜部5cからなる底面5で、略船形形状に形成されている。電着槽2の上方には、車体(ホワイトボディ)Wを載置するC型の搬送ハンガHを矢印A方向に搬送する搬送コンベアCが設置されている。
搬送コンベアCは、搬送ハンガHに載置された車体Wが、電着槽2に満たされた電着液1に浸漬されながら搬送されるように設置されている。また、入槽側傾斜部5aに接する水平部5bに設けた開口部6には、電着液1を回収するホッパ7が設置されている。電着槽2の出槽側には、オーバフロー槽8が設置されている。Vは搬送コンベアCの下方に配設され、搬送ハンガHを介して車体Wに通電するための通電バーである。
電着槽2のホッパ7を除く底面5には、底部分岐配管9が電着槽2の長手方向に対し直角に等間隔で複数配設されている。各底部分岐配管9には、車体Wの入槽側の底面5を向いて電着液1を噴出する底部噴出ノズル10が等間隔に複数設けられている。底部分岐配管9の一端は閉塞され、他端は底部基幹配管11に接続されている。
底部基幹配管11のうち、底面5の水平部5bに配設された底部基幹配管11に接続された複数の底部分岐配管9には、図3及び図4に示すように、車体Wのフェンダ裏面、ホイールハウス内面及びフロア裏面の凹部に向いて電着液を噴出する裏面噴出ノズル12が配設されている。
また、電着槽2のホッパ7を除く水平部5bから出槽側傾斜部5cにかけての両側面3,4の近傍には、夫々等間隔で第1側部配管13が垂直に複数配設されている。そして、ホッパ7に隣接する両側面3,4近傍の第1側部配管13には、第1側面噴出ノズル14と第2側面噴出ノズル15が設けられている。その他の第1側部配管13には、第2側面噴出ノズル15が設けられている。
第1側面噴出ノズル14は、図1と図3に示すように、上段の第1側面噴出ノズル14a、中段の第1側面噴出ノズル14b、下段の第1側面噴出ノズル14cからなる。また、第2側面噴出ノズル15は、図1と図4に示すように、上段の第2側面噴出ノズル15a、中段の第2側面噴出ノズル15b、下段の第2側面噴出ノズル15cからなる。
上段の第1側面噴出ノズル14aは、搬送されて来る車体Wのルーフ面W1に対向するように入槽側に斜めに向いて配置されている。例えば、図5に示すように、平面視で搬送コンベアCの進行方向(矢印A方向)と反対の方向(矢印B方向)から40度〜50度の角度θ1で入槽側に斜めに向いて配置される。また、垂直視で水平から若干下方に5度程度の伏角を持って配置される。
中段の第1側面噴出ノズル14bは、搬送されて来る車体Wのトランクリッド面W2、ボンネット面W3に対向するように入槽側に斜めに向いて配置されている。例えば、上段の第1側面噴出ノズル14aと同様に、平面視で搬送コンベアCの進行方向(矢印A方向)と反対の方向(矢印B方向)から40度〜50度の角度θ1で入槽側に斜めに向いて配置される。また、垂直視で水平から若干下方に5度程度の伏角を持って配置される。
下段の第1側面噴出ノズル14cは、搬送されて来る車体Wのドア外板上部面W4及びフェンダ上部面W5のハイライトゾーンに対向するように入槽側に斜めに向いて配置されている。例えば、上段の第1側面噴出ノズル14aと同様に、平面視で搬送コンベアCの進行方向(矢印A方向)と反対の方向(矢印B方向)から40度〜50度の角度θ1で入槽側に斜めに向いて配置される。また、垂直視では、80度〜60度程度の伏角を持って配置される。
上段の第2側面噴出ノズル15aは、搬送されて往く車体Wのルーフ面W1に向くように出槽側に斜めに向いて配置されている。例えば、図5に示すように、平面視で搬送コンベアCの進行方向(矢印A方向)から40度〜50度の角度θ2で出槽側に斜めに向いて配置される。また、垂直視で水平から若干下方に5度程度の伏角を持って配置される。
中段の第2側面噴出ノズル15bは、搬送されて往く車体Wのトランクリッド面W2、ボンネット面W3に向くように出槽側に斜めに向いて配置されている。例えば、上段の第2側面噴出ノズル15aと同様に、平面視で搬送コンベアCの進行方向(矢印A方向)から40度〜50度の角度θ2で出槽側に斜めに向いて配置される。また、垂直視で水平から若干下方に5度程度の伏角を持って配置される。
下段の第2側面噴出ノズル15cは、搬送されて往く車体Wのドア外板上部面W4及びフェンダ上部面W5のハイライトゾーンに向くように出槽側に斜めに向いて配置されている。例えば、上段の第2側面噴出ノズル15aと同様に、平面視で搬送コンベアCの進行方向(矢印A方向)から40度〜50度の角度θ2で出槽側に斜めに向いて配置される。また、垂直視では、80度〜60度程度の伏角を持って配置される。
また、電着槽2の出槽側水平部5bから出槽側傾斜部5cにかけての両側面3,4の近傍には、図1及び図2に示すように、夫々等間隔で第2側部配管16が垂直に複数配設されている。第2側部配管16には、第3側面噴出ノズル17が設けられている。
第3側面噴出ノズル17は、搬送されて往く車体Wのルーフ面W1に向くように出槽側に斜めに向いて配置されている。例えば、平面視で搬送コンベアCの進行方向から40度〜50度の角度で配置される。また、垂直視で水平から若干下方に5度程度の伏角を持って配置される。
配管系としては、ホッパ7の底部開口7aに接続された基幹配管20と、この基幹配管20に接続される分岐配管21により、循環配管22が構成される。基幹配管20は、開閉弁23、フィルタ24、吸引ポンプ25、ヒータ26を介して分岐配管21に接続されている。分岐配管21は、底部基幹配管11と第1側部配管13と第2側部配管16に接続されている。
また、オーバフロー槽8の底部開口8aは、開閉弁30、吸引ポンプ31を介して基幹配管20に設けた開閉弁23の下流に回収配管32によって接続されている。
以上のように構成された本発明に係る電着塗装装置の動作について説明する。車体Wに電着塗装を施す場合には、搬送ハンガHに載置した車体Wを、入槽側から電着槽2に満した電着液1に浸漬されながら搬送し、搬送ハンガHが通電バーVに接触することにより車体Wに通電する。すると、電着液1中の塗料が電気的に車体Wに塗着する。
そして、車体Wが電着槽2の入槽側で後傾状態にある時、上段の第1側面噴出ノズル14aから噴出される電着液1の圧送流が、搬送されて来る車体Wのルーフ面W1の後端から前端にかけて順次当たり、ルーフ面W1に付着していた異物を除去する。除去された異物はホッパ7に向けて流下する。
また、中段の第1側面噴出ノズル14bから噴出される電着液1の圧送流が、搬送されて来る車体Wのトランクリッド面W2とボンネット面W3に、夫々の後端から前端にかけて順次当たり、トランクリッド面W2とボンネット面W3に付着していた異物を除去する。除去された異物はホッパ7に向けて流下する。
更に、下段の第1側面噴出ノズル14cから噴出される電着液1の圧送流が、搬送されて来る車体Wのドア外板上部面W4とフェンダ上部面W5のハイライトゾーンに、夫々の後端から前端にかけて順次当たり、ドア外板上面W4とフェンダ上部面W5のハイライトゾーンに付着していた異物を除去する。除去された異物はホッパ7に向けて流下する。
第1側面噴出ノズル14によるホッパ7への異物の流下は、入槽側傾斜部5aに配設された底部分岐配管9に設けた底部噴出ノズル10から入槽側の底面5を向いて噴射される電着液流の反転流によって促進される。
次いで、車体Wが第1側面噴出ノズル14による異物除去作業を通過すると、第1側面噴出ノズル14と同じ第1側部配管13に設けた第2側面噴出ノズル15と、その他の第1側部配管13に設けた第2側面噴出ノズル15から噴出される電着液1の圧送流が、搬送されて往く車体Wに当てられる。
上段の第2側面噴出ノズル15aから噴出される電着液1の圧送流が、搬送されて往く車体Wのルーフ面W1の後端から前端にかけて順次当たり、ルーフ面W1に付着していた異物を除去する。除去された異物はホッパ7に向けて流下する。
また、中段の第2側面噴出ノズル15bから噴出される電着液1の圧送流が、搬送されて往く車体Wのトランクリッド面W2とボンネット面W3に、夫々の後端から前端にかけて順次当たり、トランクリッド面W2とボンネット面W3に付着していた異物を除去する。除去された異物はホッパ7に向けて流下する。
更に、下段の第2側面噴出ノズル15cから噴出される電着液1の圧送流が、搬送されて来る車体Wのドア外板上部面W4とフェンダ上部面W5のハイライトゾーンに、夫々の後端から前端にかけて順次当たり、ドア外板上部面W4とフェンダ上部面W5のハイライトゾーンに付着していた異物を除去する。除去された異物はホッパ7に向けて流下する。
次いで、電着槽2の出槽側水平部5bから出槽側傾斜部5cにかけての両側面3,4の近傍に配設された第2側部配管16に設けた第3側面噴出ノズル17から噴出される電着液1の圧送流が、電着槽2の出槽側で前傾状態の車体Wのルーフ面W1、ボンネット面W3、ドア外板上部面W4及びフェンダ上部面W5に沈降付着する異物を再度除去する。
除去された異物は電着槽2の底面5に沈降する。沈降した異物は、底面5の水平部5bと出槽側傾斜部5cに配設された底部分岐配管9に設けた底部噴出ノズル10から入槽側の底面5を向いて噴射される電着液流によって、ホッパ7の方へ運ばれる。ホッパ7に集められた異物は、ホッパ7から基幹配管20を通ってフィルタ24により異物の除去が行われる。
また、底面5の水平部5bに配設された底部分岐配管9に設けた裏面噴出ノズル12から噴出される電着液流により、車体Wのフェンダ裏面、ホイールハウス内面及びフロア裏面の凹部に残留するエアを追い出す。
このように本発明によれば、車体Wに付着して電着槽2に持ち込まれるごみや鉄粉などの異物を電着槽2の入槽側で確実に車体Wから除去し、電着槽2の外へ迅速に排出することができる。また、入槽側の下流で沈降し車体Wに再付着した前記異物も確実に除去することができ、塗装不良を確実に防止することができる。
本発明によれば、車体に付着して電着槽に持ち込まれるごみや鉄粉などの異物を電着槽の入槽側で確実に車体から除去して電着槽の外へ迅速に排出すると共に、入槽側の下流で沈降し車体に再付着した異物も確実に除去する電着塗装装置を提供することができる。
1…電着液、2…電着槽、3,4…側面、5…底面、5a…入槽側傾斜部、5b…水平部、5c…出槽側傾斜部、6…開口部、7…ホッパ、8…オーバフロー槽、10…底部噴出ノズル、12…裏面噴出ノズル、14…第1側面噴出ノズル、15…第2側面噴出ノズル、17…第3側面噴出ノズル、C…搬送コンベア、H…搬送ハンガ、W…車体、W1…ルーフ面、W2…トランクリッド面、W3…ボンネット面、W4…ドア外板上部面、W5…フェンダ上部面。

Claims (3)

  1. 搬送ハンガに載置して搬送される車体を、電着槽に満たして循環使用する電着液に浸漬して車体に電着塗装を施す電着塗装装置において、前記電着槽は略船形形状で入槽側傾斜部と水平部と出槽側傾斜部で底面を形成し、入槽側傾斜部に接する水平部の開口部に電着液を回収するホッパを設け、このホッパを除く底面に配設され、入槽側の底面に向いて電着液を噴出する複数の底部噴出ノズルと、前記ホッパの下流近傍で前記電着槽の両側面の近傍に配設され、搬送されて来る車体のルーフ面、トランクリッド面、ボンネット面、フェンダ上部面及びドア外板上部面に対し入槽側に斜めに向いて電着液を噴出する第1側面噴出ノズルと、この第1側面噴出ノズルの下流で前記電着槽の両側面の近傍に複数配設され、搬送されて往く車体のルーフ面、トランクリッド面、ボンネット面、フェンダ上部面及びドア外板上部面に対し出槽側に斜めに向いて電着液を噴出する第2側面噴出ノズルを備えたことを特徴とする電着塗装装置。
  2. 請求項1に記載の電着塗装装置において、前記電着槽の出槽側両側面の近傍に複数配設され、搬送されてくる車体のルーフ面、トランクリッド面及びボンネット面に対し出槽側に斜めに向いて電着液を噴出する第3側面噴出ノズルを備えたことを特徴とする電着塗装装置。
  3. 請求項1又は2に記載の電着塗装装置において、前記水平部に複数配設され、搬送されてくる車体のフェンダ裏面及びフロア裏面の凹部に向いて電着液を噴出する裏面噴出ノズルを備えたことを特徴とする電着塗装装置。
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