JP3037150B2 - インタフェース診断システム - Google Patents
インタフェース診断システムInfo
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- JP3037150B2 JP3037150B2 JP8227225A JP22722596A JP3037150B2 JP 3037150 B2 JP3037150 B2 JP 3037150B2 JP 8227225 A JP8227225 A JP 8227225A JP 22722596 A JP22722596 A JP 22722596A JP 3037150 B2 JP3037150 B2 JP 3037150B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は診断システムに関
し、特に、情報処理装置間インタフェース部の診断シス
テムに関する。
し、特に、情報処理装置間インタフェース部の診断シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理システムにおいては、シ
ステムを構成する装置をそれぞれ診断し、システム組み
込み前に障害を検出することにより高い信頼性を確保す
る方法が採られている。
ステムを構成する装置をそれぞれ診断し、システム組み
込み前に障害を検出することにより高い信頼性を確保す
る方法が採られている。
【0003】装置間インタフェース部に対する診断の方
法としては、たとえば、「特開平2−32445号公
報」に記載されるような方法が一般的に用いられてい
る。この方法は以下のようである。診断を行う装置から
診断データをインタフェースを介して、被診断装置に送
信する。被診断装置は、受け取った診断データを転送元
の装置に送り返す。診断を行う装置は、送り返されたデ
ータと元のデータとを照合し、その結果、受信データが
合致しなければ、装置間インタフェース上に障害がある
と判断する。
法としては、たとえば、「特開平2−32445号公
報」に記載されるような方法が一般的に用いられてい
る。この方法は以下のようである。診断を行う装置から
診断データをインタフェースを介して、被診断装置に送
信する。被診断装置は、受け取った診断データを転送元
の装置に送り返す。診断を行う装置は、送り返されたデ
ータと元のデータとを照合し、その結果、受信データが
合致しなければ、装置間インタフェース上に障害がある
と判断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の情報処
理システムでは、その性能向上のために1回のデータ転
送量は大きいことが望まれ、それに伴い物理的なケーブ
ルの本数が増え、筐体内が複雑化している。このためハ
ードウェア故障障害のほかにケーブルの誤接続といった
人的障害も増大している。また、従来の方法による装置
間インタフェース診断では、ケーブルの断線などのハー
ドウェア故障の検出やケーブルの誤接続といった人的障
害の検出をしているが、誤接続があった場合、どのよう
な状態で接続されているかまでは判断できないという問
題点がある。
理システムでは、その性能向上のために1回のデータ転
送量は大きいことが望まれ、それに伴い物理的なケーブ
ルの本数が増え、筐体内が複雑化している。このためハ
ードウェア故障障害のほかにケーブルの誤接続といった
人的障害も増大している。また、従来の方法による装置
間インタフェース診断では、ケーブルの断線などのハー
ドウェア故障の検出やケーブルの誤接続といった人的障
害の検出をしているが、誤接続があった場合、どのよう
な状態で接続されているかまでは判断できないという問
題点がある。
【0005】本発明の目的は、インタフェース部の障害
を検出すると同時に、誤接続があった場合の接続状態も
検知し、障害に対して素早い対処ができるようにするこ
とによって、信頼性や保守性の高い情報処理システムを
提供することである。
を検出すると同時に、誤接続があった場合の接続状態も
検知し、障害に対して素早い対処ができるようにするこ
とによって、信頼性や保守性の高い情報処理システムを
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のインタフ
ェース診断システムは、メモリ装置と診断プロセッサと
インタフェース診断装置とを含む複数の情報処理装置
と、サービスプロセッサとを備えるインタフェース診断
システムにおいて、前記インタフェース診断装置が (a)他の情報処理装置から第1のインタフェースを介
して受信される受信データを受け取るレシーバと、 (b)前記受信データを受け取り保持する受信レジスタ
と、 (c)前記受信レジスタからの前記受信データを格納
し、前記メモリ装置および前記診断装置へ出力するバッ
ファと、 (d)診断プロセッサにより制御されるインタフェース
部テストモードフラグと、(e)前記診断プロセッサに
より制御されるデータモードフラグと、 (f)前記データモードフラグの内容にしたがってテス
トデータを生成する診断データ生成部と、 (g)前記インタフェース部テストモードフラグの内容
にしたがって、メモリ装置からの送信データと前記診断
データ生成部からの送信データとのうちどちらかを選択
する選択回路と、 (h)前記選択回路からの前記送信データを保持する送
信レジスタと、 (i)他の情報処理装置に第2のインタフェースを介し
て前記データを送り出すドライバと、を有する。
ェース診断システムは、メモリ装置と診断プロセッサと
インタフェース診断装置とを含む複数の情報処理装置
と、サービスプロセッサとを備えるインタフェース診断
システムにおいて、前記インタフェース診断装置が (a)他の情報処理装置から第1のインタフェースを介
して受信される受信データを受け取るレシーバと、 (b)前記受信データを受け取り保持する受信レジスタ
と、 (c)前記受信レジスタからの前記受信データを格納
し、前記メモリ装置および前記診断装置へ出力するバッ
ファと、 (d)診断プロセッサにより制御されるインタフェース
部テストモードフラグと、(e)前記診断プロセッサに
より制御されるデータモードフラグと、 (f)前記データモードフラグの内容にしたがってテス
トデータを生成する診断データ生成部と、 (g)前記インタフェース部テストモードフラグの内容
にしたがって、メモリ装置からの送信データと前記診断
データ生成部からの送信データとのうちどちらかを選択
する選択回路と、 (h)前記選択回路からの前記送信データを保持する送
信レジスタと、 (i)他の情報処理装置に第2のインタフェースを介し
て前記データを送り出すドライバと、を有する。
【0007】本発明の第2のインタフェース診断システ
ムは、前記第1のインタフェース診断システムであっ
て、前記データモードフラグが、前記診断プロセッサか
らの制御により、被診断情報処理装置と接続されている
ケーブルのポートごとに異なる前記転送データを転送す
る旨の内容を保持する。
ムは、前記第1のインタフェース診断システムであっ
て、前記データモードフラグが、前記診断プロセッサか
らの制御により、被診断情報処理装置と接続されている
ケーブルのポートごとに異なる前記転送データを転送す
る旨の内容を保持する。
【0008】本発明の第3のインタフェース診断システ
ムは、前記第1のインタフェース診断システムであっ
て、前記サービスプロセッサが前記複数の情報処理装置
の各々の診断プロセッサからの情報により前記第1およ
び第2のインタフェースの正常性を診断する。
ムは、前記第1のインタフェース診断システムであっ
て、前記サービスプロセッサが前記複数の情報処理装置
の各々の診断プロセッサからの情報により前記第1およ
び第2のインタフェースの正常性を診断する。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。図3は、本発明の
インタフェース診断装置システムのブロック図である。
図3を参照すると、このインタフェース診断システム
は、情報処理装置1aと、情報処理装置1bと、情報処
理装置1aおよび情報処理装置1bを接続するインタフ
ェース部100、200と、情報処理装置1a、1bに
接続されるサービスプロセッサ(SVP)5とから構成
される。
て、図面を参照して詳細に説明する。図3は、本発明の
インタフェース診断装置システムのブロック図である。
図3を参照すると、このインタフェース診断システム
は、情報処理装置1aと、情報処理装置1bと、情報処
理装置1aおよび情報処理装置1bを接続するインタフ
ェース部100、200と、情報処理装置1a、1bに
接続されるサービスプロセッサ(SVP)5とから構成
される。
【0011】また、情報処理装置1aは、情報処理装置
1bにデータを転送するインタフェース診断装置2a
と、メモリ装置4aと、情報処理装置1aの診断制御を
行う診断プロセッサ(DGP)3aとから構成される。
1bにデータを転送するインタフェース診断装置2a
と、メモリ装置4aと、情報処理装置1aの診断制御を
行う診断プロセッサ(DGP)3aとから構成される。
【0012】また、情報処理装置1bは、情報処理装置
1aにデータを転送するインタフェース診断装置2b
と、メモリ装置4bと、情報処理装置1bの診断制御を
行う診断プロセッサ(DGP)3bとから構成される。
1aにデータを転送するインタフェース診断装置2b
と、メモリ装置4bと、情報処理装置1bの診断制御を
行う診断プロセッサ(DGP)3bとから構成される。
【0013】次に、図1を参照して、図3のインタフェ
ース診断装置について説明する。図1は、図3のインタ
フェース診断装置を示すブロック図である。図1を参照
すると、インタフェース診断装置2aは、情報処理装置
1bからインタフェース部200を介して転送されたデ
ータを受け取るレシーバ10aと、受け取った転送デー
タを常時セットする受信レジスタ11aと、転送データ
を格納するバッファ12aと、DGP3aに制御される
インタフェース部テストモードフラグ16aと、DGP
3aに制御されるデータモードフラグ17aと、データ
モードフラグ17aに従ってテストデータを生成する診
断データ生成部18aと、インタフェース部テストモー
ドフラグ16aに従ってメモリ装置4aの出力データと
診断データ生成部18bの出力データとからデータを選
択するセレクタ13aと、情報処理装置1bに送信する
データを保持する送信レジスタ14aと、情報処理装置
1bにインタフェース部100を介してデータを送り出
すドライバ15aとから構成される。
ース診断装置について説明する。図1は、図3のインタ
フェース診断装置を示すブロック図である。図1を参照
すると、インタフェース診断装置2aは、情報処理装置
1bからインタフェース部200を介して転送されたデ
ータを受け取るレシーバ10aと、受け取った転送デー
タを常時セットする受信レジスタ11aと、転送データ
を格納するバッファ12aと、DGP3aに制御される
インタフェース部テストモードフラグ16aと、DGP
3aに制御されるデータモードフラグ17aと、データ
モードフラグ17aに従ってテストデータを生成する診
断データ生成部18aと、インタフェース部テストモー
ドフラグ16aに従ってメモリ装置4aの出力データと
診断データ生成部18bの出力データとからデータを選
択するセレクタ13aと、情報処理装置1bに送信する
データを保持する送信レジスタ14aと、情報処理装置
1bにインタフェース部100を介してデータを送り出
すドライバ15aとから構成される。
【0014】また、インタフェース診断装置2bは、情
報処理装置1aからインタフェース部100を介して転
送されたデータを受け取るレシーバ10bと、受け取っ
た転送データを常時セットする受信レジスタ11bと、
転送データを格納するバッファ12bと、DGP3bに
よりセットされるインタフェース部テストモードフラグ
16bと、DGP3bによりセットされるデータモード
フラグ17bと、データモードフラグ17bに従ってテ
ストデータを生成する診断データ生成部18bと、イン
タフェース部テストモードフラグ16bに従ってメモリ
装置4bの出力データと診断データ生成部18bの出力
データとからデータを選択するセレクタ13bと、情報
処理装置1aに送信するデータを保持する送信レジスタ
14bと、情報処理装置1aにインタフェース部100
を介してデータを送り出すドライバ15bとから構成さ
れる。
報処理装置1aからインタフェース部100を介して転
送されたデータを受け取るレシーバ10bと、受け取っ
た転送データを常時セットする受信レジスタ11bと、
転送データを格納するバッファ12bと、DGP3bに
よりセットされるインタフェース部テストモードフラグ
16bと、DGP3bによりセットされるデータモード
フラグ17bと、データモードフラグ17bに従ってテ
ストデータを生成する診断データ生成部18bと、イン
タフェース部テストモードフラグ16bに従ってメモリ
装置4bの出力データと診断データ生成部18bの出力
データとからデータを選択するセレクタ13bと、情報
処理装置1aに送信するデータを保持する送信レジスタ
14bと、情報処理装置1aにインタフェース部100
を介してデータを送り出すドライバ15bとから構成さ
れる。
【0015】情報処理装置1a内の各装置は、通常モー
ドと診断モードによる動作を行うことができるが、通常
モードと診断モードの切り換えはDGP3aが制御す
る。
ドと診断モードによる動作を行うことができるが、通常
モードと診断モードの切り換えはDGP3aが制御す
る。
【0016】通常診断を行っていない場合、すなわち、
インタフェース装置として動作している場合には、イン
タフェース診断装置2aは、インタフェース部200を
介して情報処理装置1bから送られたデータを受信レジ
スタ11aで受けたあと、バッファ12aで保持し、シ
ステム内のメモリ装置4aに転送する。またメモリ装置
4aからデータが送られると送信レジスタ14aで受
け、インタフェース部100を介して情報処理装置1b
に転送する。
インタフェース装置として動作している場合には、イン
タフェース診断装置2aは、インタフェース部200を
介して情報処理装置1bから送られたデータを受信レジ
スタ11aで受けたあと、バッファ12aで保持し、シ
ステム内のメモリ装置4aに転送する。またメモリ装置
4aからデータが送られると送信レジスタ14aで受
け、インタフェース部100を介して情報処理装置1b
に転送する。
【0017】情報処理装置1bは、DGP3bの制御で
通常モードと診断モードに切り換えられ、情報処理1a
と同様の動作を行う。
通常モードと診断モードに切り換えられ、情報処理1a
と同様の動作を行う。
【0018】次に、本発明の動作について図面を参照し
て説明する。図2は、本発明のインタフェース部10
0、200の詳細なブロック図である。図2を参照する
と、インタフェース部100はインタフェース診断装置
2aに設置されたコネクタ101a、102a、103
a、104aと、インタフェース診断装置2bに設置さ
れたコネクタ101b、102b、103b、104b
と、コネクタ101aとコネクタ101bに接続された
ケーブル100Aと、コネクタ102aとコネクタ10
2bに接続されたケーブル100Bと、コネクタ103
aとコネクタ103bに接続されたケーブル100C
と、コネクタ104aとコネクタ104bに接続された
ケーブル100Dとから構成される。
て説明する。図2は、本発明のインタフェース部10
0、200の詳細なブロック図である。図2を参照する
と、インタフェース部100はインタフェース診断装置
2aに設置されたコネクタ101a、102a、103
a、104aと、インタフェース診断装置2bに設置さ
れたコネクタ101b、102b、103b、104b
と、コネクタ101aとコネクタ101bに接続された
ケーブル100Aと、コネクタ102aとコネクタ10
2bに接続されたケーブル100Bと、コネクタ103
aとコネクタ103bに接続されたケーブル100C
と、コネクタ104aとコネクタ104bに接続された
ケーブル100Dとから構成される。
【0019】また、インタフェース部200はインタフ
ェース診断装置2aに設置されたコネクタ201a、2
02a、203a、204aと、インタフェース診断装
置2bに設置されたコネクタ201b、202b、20
3b、204bと、コネクタ201aとコネクタ201
bに接続されたケーブル200Aと、コネクタ202a
とコネクタ202bに接続されたケーブル200Bと、
コネクタ203aとコネクタ203bに接続されたケー
ブル200Cと、コネクタ204aとコネクタ204b
に接続されたケーブル200Dとから構成される。
ェース診断装置2aに設置されたコネクタ201a、2
02a、203a、204aと、インタフェース診断装
置2bに設置されたコネクタ201b、202b、20
3b、204bと、コネクタ201aとコネクタ201
bに接続されたケーブル200Aと、コネクタ202a
とコネクタ202bに接続されたケーブル200Bと、
コネクタ203aとコネクタ203bに接続されたケー
ブル200Cと、コネクタ204aとコネクタ204b
に接続されたケーブル200Dとから構成される。
【0020】次に、インタフェース部100の診断を行
う場合について説明する。まず、DGP3aおよびDG
P3bがそれぞれインタフェース診断装置2aとインタ
フェース診断装置2b内を診断モードにして通常パスに
おけるデータを無効にする。またDGP3aではインタ
フェース診断装置2aのインタフェース部テストモード
フラグ16aを有効にする。インタフェーステストモー
ドフラグ16aが有効になるとインタフェース診断装置
2aのセレクタ13aでは診断データ生成部18aから
のデータが選択され、選択されたデータは送信レジスタ
14aにセットされたのちドライバ15a、インタフェ
ース部100を介して情報処理装置1bに送られる。情
報処理装置1bはこのデータをレシーバ10bを介して
受信レジスタ11bで受け取る。このデータはバッファ
12bを介してDGP3bに読み出される。
う場合について説明する。まず、DGP3aおよびDG
P3bがそれぞれインタフェース診断装置2aとインタ
フェース診断装置2b内を診断モードにして通常パスに
おけるデータを無効にする。またDGP3aではインタ
フェース診断装置2aのインタフェース部テストモード
フラグ16aを有効にする。インタフェーステストモー
ドフラグ16aが有効になるとインタフェース診断装置
2aのセレクタ13aでは診断データ生成部18aから
のデータが選択され、選択されたデータは送信レジスタ
14aにセットされたのちドライバ15a、インタフェ
ース部100を介して情報処理装置1bに送られる。情
報処理装置1bはこのデータをレシーバ10bを介して
受信レジスタ11bで受け取る。このデータはバッファ
12bを介してDGP3bに読み出される。
【0021】この転送されたデータと情報処理装置1a
側の診断データ生成部18aで生成された元のデータと
を比較照合すれば、システム間インタフェースでの障害
が検出できる。
側の診断データ生成部18aで生成された元のデータと
を比較照合すれば、システム間インタフェースでの障害
が検出できる。
【0022】ここで、診断データ生成部18aについて
説明する。
説明する。
【0023】データモードフラグ17aは診断モード時
にDGP3aからセットされるフラグであり、診断デー
タ生成部18aではデータモードフラグ17aの値が
“1”のときに生成したデータと“0”のときに生成し
たデータが互いにビット反転した値となるようにデータ
を生成する。
にDGP3aからセットされるフラグであり、診断デー
タ生成部18aではデータモードフラグ17aの値が
“1”のときに生成したデータと“0”のときに生成し
たデータが互いにビット反転した値となるようにデータ
を生成する。
【0024】インタフェース部100は16バイトのデ
ータを転送するが、実際には図2で示すように4本のケ
ーブル100A、100B、100C、100Dに分か
れており、16バイトのデータは頭から4バイトずつケ
ーブル100A、100B、100C、100Dの順に
分割されて転送される。
ータを転送するが、実際には図2で示すように4本のケ
ーブル100A、100B、100C、100Dに分か
れており、16バイトのデータは頭から4バイトずつケ
ーブル100A、100B、100C、100Dの順に
分割されて転送される。
【0025】診断データ生成部18aでは、ケーブル1
00A、100B、100C、100Dごとに転送され
る値が変わるように診断データを生成する。
00A、100B、100C、100Dごとに転送され
る値が変わるように診断データを生成する。
【0026】診断データ生成部18aでは、データモー
ドフラグ17aが“1”であるとき16バイトのデータ
(データAとする) “0FFFFFFF3FFFFFFFCFFFFFFF
FFFFFFFF”(16進表記) を出力し、データモードフラグ17aが“0”であると
きは(データBとする)、 “F0000000C000000030000000
00000000”(16進表記) を出力する。したがって上述したインタフェース部10
0の診断を実行したとき、インタフェース診断装置2b
から読み出された値がデータAまたはデータBでなけれ
ば、インタフェース部100に何らかの障害があること
が検知できる。
ドフラグ17aが“1”であるとき16バイトのデータ
(データAとする) “0FFFFFFF3FFFFFFFCFFFFFFF
FFFFFFFF”(16進表記) を出力し、データモードフラグ17aが“0”であると
きは(データBとする)、 “F0000000C000000030000000
00000000”(16進表記) を出力する。したがって上述したインタフェース部10
0の診断を実行したとき、インタフェース診断装置2b
から読み出された値がデータAまたはデータBでなけれ
ば、インタフェース部100に何らかの障害があること
が検知できる。
【0027】たとえば、データモードフラグ17aを
“1”にセットして診断を行った結果が、データAでは
なく、 “07FFFFFF3FFFFFFFCFFFFFFF
FFFFFFFF”(16進表記) という値であったならばインタフェース部100、特に
ケーブル100A、コネクタ101a、101bを含む
パス上に障害があると判断できる。
“1”にセットして診断を行った結果が、データAでは
なく、 “07FFFFFF3FFFFFFFCFFFFFFF
FFFFFFFF”(16進表記) という値であったならばインタフェース部100、特に
ケーブル100A、コネクタ101a、101bを含む
パス上に障害があると判断できる。
【0028】さらに、ケーブルごとに転送データが違う
ことから、ケーブルの接続ミスも発見できる。たとえ
ば、データモードフラグ17aが“0”の値でケーブル
診断を実行した結果、データBではなく、 “30000000C0000000F0000000
00000000”(16進表記) を得たとすると、ケーブル100Aとケーブル100C
が入れ違いになって接続されていることが判明する。
ことから、ケーブルの接続ミスも発見できる。たとえ
ば、データモードフラグ17aが“0”の値でケーブル
診断を実行した結果、データBではなく、 “30000000C0000000F0000000
00000000”(16進表記) を得たとすると、ケーブル100Aとケーブル100C
が入れ違いになって接続されていることが判明する。
【0029】データAとデータBとは一例であり、互い
にビット反転した値となるデータで、そのデータ長はイ
ンタフェース部100の転送量であり、ケーブルごとに
固有のデータであればこれに限らない。
にビット反転した値となるデータで、そのデータ長はイ
ンタフェース部100の転送量であり、ケーブルごとに
固有のデータであればこれに限らない。
【0030】上述したケーブル診断の処理において情報
処理装置1aと情報処理装置1bとを全て入れ換えて行
うことにより、インタフェース部200の診断が実現で
きる。インタフェース部200もインタフェース部10
0と同様に、16バイトのデータを4本のケーブル20
0A、200B、200C、200Dで4バイトずつ転
送する。
処理装置1aと情報処理装置1bとを全て入れ換えて行
うことにより、インタフェース部200の診断が実現で
きる。インタフェース部200もインタフェース部10
0と同様に、16バイトのデータを4本のケーブル20
0A、200B、200C、200Dで4バイトずつ転
送する。
【0031】また、診断モードへの切り替えや、インタ
フェース部テストモードフラグ、データモードフラグの
セットリセットはソフトウェアで指示可能であり、診断
はソフトウェアプログラムの指示で実行される。
フェース部テストモードフラグ、データモードフラグの
セットリセットはソフトウェアで指示可能であり、診断
はソフトウェアプログラムの指示で実行される。
【0032】上述したインタフェース部100、200
の診断手順をソフトウェアプログラムでコーディング
し、このプログラムをSVP5上で実行すると、SVP
5からDGP3a、3bに対して、プログラムに従って
指示が出され、DGP3a、3bはインタフェース診断
装置2a、2bに適当な指示を与えていく。DGP3
a、3bに読み出されたデータもソフトウェアで読みと
ることができる。診断データ生成部18a、18bがデ
ータモードフラグ17a、17bに従って生成するデー
タをあらかじめ調べておき、このデータと、DGP3
a、3bに読み出されたデータとをソフトウェアプログ
ラム上で比較照合し正常・異常を通知する。また、転送
前のデータと転送後のデータをSVP画面等に出力すれ
ば、故障したケーブルや入れ替わって接続されたケーブ
ルは明確に検出できる。
の診断手順をソフトウェアプログラムでコーディング
し、このプログラムをSVP5上で実行すると、SVP
5からDGP3a、3bに対して、プログラムに従って
指示が出され、DGP3a、3bはインタフェース診断
装置2a、2bに適当な指示を与えていく。DGP3
a、3bに読み出されたデータもソフトウェアで読みと
ることができる。診断データ生成部18a、18bがデ
ータモードフラグ17a、17bに従って生成するデー
タをあらかじめ調べておき、このデータと、DGP3
a、3bに読み出されたデータとをソフトウェアプログ
ラム上で比較照合し正常・異常を通知する。また、転送
前のデータと転送後のデータをSVP画面等に出力すれ
ば、故障したケーブルや入れ替わって接続されたケーブ
ルは明確に検出できる。
【0033】以上述べたように、本発明は、装置間のイ
ンタフェース部に対して診断を行い障害を検出すると同
時に、ケーブルの誤接続状態を検知できる機能を備える
ことによりシステムの保守性と信頼性を高めることを実
現できる。
ンタフェース部に対して診断を行い障害を検出すると同
時に、ケーブルの誤接続状態を検知できる機能を備える
ことによりシステムの保守性と信頼性を高めることを実
現できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、情
報処理システムの信頼性・保守性を向上させるという効
果が得られる。その理由は、装置間インタフェース部の
診断において従来の障害検出と同時に誤接続があった場
合はその接続状態を検出できるようになったことによ
り、誤実装があったときには素早く対処ができるように
なるからである。また、システム稼働前にこの診断を行
うことにより誤実装を未然に防ぐことができるからであ
る。
報処理システムの信頼性・保守性を向上させるという効
果が得られる。その理由は、装置間インタフェース部の
診断において従来の障害検出と同時に誤接続があった場
合はその接続状態を検出できるようになったことによ
り、誤実装があったときには素早く対処ができるように
なるからである。また、システム稼働前にこの診断を行
うことにより誤実装を未然に防ぐことができるからであ
る。
【図1】図3のインタフェース診断装置を示すブロック
図である。
図である。
【図2】図1のインタフェース部の詳細ブロック図であ
る。
る。
【図3】本発明のインタフェース診断システムのブロッ
ク図である。
ク図である。
1a,1b 情報処理装置 2a,2b インタフェース診断装置 3a,3b 診断プロセッサ(DGP) 4a,4b メモリ装置 5 サービスプロセッサ(SVP) 10a,10b レシーバ 11a,11b 受信レジスタ 12a,12b バッファ 13a,13b セレクタ 14a,14b 送信レジスタ 15a,15b ドライバ 16a,16b インタフェース部テストモードフラ
グ 17a,17b データモードフラグ 18a,18b 診断データ生成部 100,200 インタフェース部
グ 17a,17b データモードフラグ 18a,18b 診断データ生成部 100,200 インタフェース部
Claims (3)
- 【請求項1】 メモリ装置と診断プロセッサとインタフ
ェース診断装置とを含む複数の情報処理装置と、サービ
スプロセッサとを備えるインタフェース診断システムに
おいて、前記インタフェース診断装置が (a)他の情報処理装置から第1のインタフェースを介
して受信される受信データを受け取るレシーバと、 (b)前記受信データを受け取り保持する受信レジスタ
と、 (c)前記受信レジスタからの前記受信データを格納
し、前記メモリ装置および前記診断装置へ出力するバッ
ファと、 (d)診断プロセッサにより制御されるインタフェース
部テストモードフラグと、(e)前記診断プロセッサに
より制御されるデータモードフラグと、 (f)前記データモードフラグの内容にしたがってテス
トデータを生成する診断データ生成部と、 (g)前記インタフェース部テストモードフラグの内容
にしたがって、メモリ装置からの送信データと前記診断
データ生成部からの送信データとのうちどちらかを選択
する選択回路と、 (h)前記選択回路からの前記送信データを保持する送
信レジスタと、 (i)他の情報処理装置に第2のインタフェースを介し
て前記データを送り出すドライバと、 を有することを特徴とするインタフェース診断システ
ム。 - 【請求項2】 前記データモードフラグが、前記診断プ
ロセッサからの制御により、被診断情報処理装置と接続
されているケーブルのポートごとに異なる前記転送デー
タを転送する旨の内容を保持することを特徴とする請求
項1記載のインタフェース診断システム。 - 【請求項3】 前記サービスプロセッサが前記複数の情
報処理装置の各々の診断プロセッサからの情報により前
記第1および第2のインタフェースの正常性を診断する
ことを特徴とする請求項1記載のインタフェース診断シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8227225A JP3037150B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | インタフェース診断システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8227225A JP3037150B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | インタフェース診断システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1069440A JPH1069440A (ja) | 1998-03-10 |
JP3037150B2 true JP3037150B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=16857470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8227225A Expired - Lifetime JP3037150B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | インタフェース診断システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3037150B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6133622B2 (ja) * | 2013-02-27 | 2017-05-24 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 車両制御装置 |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP8227225A patent/JP3037150B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1069440A (ja) | 1998-03-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000201 |