JP3036649B2 - ケーブル終端接続箱 - Google Patents

ケーブル終端接続箱

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JP3036649B2
JP3036649B2 JP3091324A JP9132491A JP3036649B2 JP 3036649 B2 JP3036649 B2 JP 3036649B2 JP 3091324 A JP3091324 A JP 3091324A JP 9132491 A JP9132491 A JP 9132491A JP 3036649 B2 JP3036649 B2 JP 3036649B2
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昭和電線電纜株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機器とケーブル終端間
の電気接続等に使用され、機器内部回路等とケーブル導
体との断路を可能としたケーブル終端接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】高圧受電設備における開閉器等は、一般
に変電所と電力ケーブルを介して接続される。図5に、
そのような機器とケーブルの接続部縦断面図を示す。図
において、機器1には給電のために碍子2からなる端子
が設けられている。そして、機器1を収容するケースの
外壁3には、貫通型端子4が取付けられ、機器1の碍子
2とリード線5を介して電気接続されている。貫通型端
子4の他端には、銅帯6を介してケーブルヘッド7が接
続されている。このケーブルヘッド7は、機器の外壁3
に固定された支持枠8上に取付けられている。このケー
ブルヘッド7において終端するケーブル9により、上記
機器1に給電が行われる。ここで、受電設備工事とケー
ブル布設工事が完工すると、受電開始直前に、一定の電
気設備基準で制定されている耐電圧試験を行う。この場
合、ケーブル9の側と機器1側とを電気的に分離して、
それぞれ所定の試験が行われる。従って、この際には図
5に示す銅帯6が取外され、試験後再びその取付けが行
われる。
【0003】ところで、近年、土地の有効利用や地下変
電所の縮小化等のため、機器のより一層の小型化が進
み、キュービクルタイプのGIS(ガス絶縁スイッチ)
が開発され、広く使用されるに至っている。このような
機器に対しては、ケーブルヘッドが機器に直接組み込ま
れる構成とされる。図6にその一例を示す。
【0004】図6には、従来のそのような機器とケーブ
ルの接続部縦断面図を示す。図において、機器1は絶縁
性ガス例えば6フッ化硫黄等のガス中に配置され、機器
1の外壁3の内側には、ブッシング11が取付けられて
ケーブル終端12を受け入れるよう構成されている。ブ
ッシング11の導体と機器1の碍子2との間は、リード
線5或は図示しない母線等により電気接続される。この
ような構成を採用した場合、受電開始直前の完工時試験
では、図5に示した例ほど容易にケーブル9と機器1と
を電気的に切離して課電する事ができない。即ち、この
ような構成の場合、一旦ケーブル終端12を解体してブ
ッシング11から切り離し、それぞれ別々に課電試験を
行った後再び両者を接続する必要があった。
【0005】しかしながら、これではケーブル終端12
とブッシング11の間の接続部自体に課電試験が行われ
ない部分が残るという問題があった。ここで、ケーブル
機器との電気接続に使用される従来一般の接続箱の構
成を説明する。図7に従来のケーブル終端接続箱縦断面
図を示す。図において、ブッシング20は全体としてエ
ポキシ樹脂等の絶縁材を用いてモールド成型されたもの
である。このブッシング20はいわゆるT型構成をして
おり、ブッシング内部に埋設された導体引出棒49の図
示しない下端は、高電圧機器に接続されている。
【0006】そして、このブッシング20は、2つの端
部に接続端子を設け、その両方に、ケーブル終端を装着
できる構成とされている。尚、ここで、2つの接続端子
の一方はケーブル終端部Aとされ、他方は空き終端部
とされている。ケーブル終端部Aにはケーブル30が接
される。このケーブル30は、遮蔽体31を露出さ
せ、その端部において絶縁体32を剥離し、導体33を
露出させている。そして、絶縁体32の外側には、電気
的ストレスを緩和するためにストレスコーン34が装着
されている。
【0007】このケーブル終端部Aは、保護カバー35
によって保護されるが、その内部に配置した座金40に
は、シャフト41が挿入されており、シャフト41の先
端に押し金具42を固定し、これをストレスコーン34
に押し当てるとともに、シャフト41にはめ込んだスプ
リング43の弾性力によってストレスコーン34をケー
ブル30の先端方向に押し、ブッシング20の内壁面と
の間に一定の圧力を加えるようにしている。
【0008】尚、ケーブル導体33は、導体引出棒49
に対し、プラグ44とクランパ45とによってはめ込み
固定されるよう構成されている。一方、空き終端部Bに
はケーブルが装着されないため、その電気的機械的保護
のために盲栓が装着される。この盲栓は、図のようにブ
ッシング20の内部に挿入されるコーン部21と、コー
ン部21の背面に設けられ、電界を整えるために設けら
れる遮蔽金具22を有している。
【0009】そして、盲栓は、保護カバー23をブッシ
ング1の外壁に固定ボルト24を用いて固定することに
より保護される。保護カバー23の内部には座金25が
配置され、ここにシャフト26が貫通している。このシ
ャフト26は複数本設けられ、いずれもその先端が遮蔽
金具22にねじ込まれている。そして、シャフト26に
はめ込まれ、座金25と遮蔽金具22の間に挟み込まれ
たスプリング27によって、遮蔽金具22が導体引出棒
2の方向に押圧力を加えられる。これによって、コーン
部21がブッシング1の内壁面に所定の圧力で押し付け
られ、所定の絶縁特性が確保される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上の構成で、機器側
にのみ課電を行おうとすれば、図7に示すボルト36を
ゆるめて保護カバー35を取外し、ケーブル30の終端
をストレスコーン34やプラグ44とともに抜き取、空
終端部Bに装着されていたような盲栓を装着すること
になる。従って、機器の課電試験結果が合格であって
も、その後再組立てしたケーブル30の終端に欠陥があ
れば、後に障害が発生するため、信頼性の点で問題があ
る。また、図7から明らかなように、ケーブル終端部
着脱作業は煩雑で、作業性向上の妨げともなっていた。
本発明は以上の点に着目して成されたもので、ケーブル
終端部を組み立てた状態で該終端部の課電試験を実行す
ることのできるケーブル終端接続箱を提供することを目
的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1発明は、電気機器に
固定される絶縁性のブッシングと、該ブッシングに埋設
され、前記電気機器側の機器端子に接続される導体引出
棒と、前記ブッシングに取付けられて前記導体引出棒に
接続される通電ケーブルの終端部と、前記ブッシングに
設けられ、前記終端部の課電試験時に課電用ケーブルが
前記導体引出棒と接続可能な空き終端部とを備えるケー
ブル終端接続箱において、前記導体引出棒の、前記機器
端子と接続されて分離されている分離導体部と、前記導
体引出棒に、前記空き終端部と前記分離導体部間を連通
して設けられる中空部と、該中空部に移動可能に配さ
れ、前記空き終端部を介する移動操作で前記分離導体部
に対し電気的に接続及び切離される補助導体とを含むこ
とを特徴とするものである。
【0012】また、第2発明は、電気機器に固定される
絶縁性のブッシングと、該ブッシングに埋設され、前記
電気機器側の機器端子に接続される導体引出棒と、前記
ブッシングに取付けられて前記導体引出棒に接続される
通電ケーブルの終端部と、前記ブッシングに設けられ、
前記終端部の課電試験時に課電用ケーブルが前記導体引
出棒と接続可能な空き終端部とを備えるケーブル終端接
続箱において、前記導体引出棒に、前記空き終端部に連
通して設けられる中空部と、該中空部に移動可能に配さ
れ、前記空き終端部を介する移動操作で前記機器端子に
対し電気的に接続及び切離される補助導体とを含むこと
を特徴とするものである。
【0013】更に、第3発明は、電気機器に固定される
絶縁性のブッシングと、該ブッシングに埋設され、前記
電気機器側の機器端子に接続される導体引出棒と、前記
ブッシングに取付けられて前記導体引出棒に接続される
通電ケーブルの終端部と、前記ブッシングに設けられ、
前記終端部の課電試験時に課電用ケーブルが前記導体引
出棒と接続可能な空き終端部とを備えるケーブル終端接
続箱において、前記導体引出棒の一端に回転操作可能に
設けられる回転部と、該回転部の回転操作で回動し、前
記機器端子に対し電気的に接触及び被接触可能な補助導
体と、前記導体引出棒に前記空き終端部と連通して設け
られ、前記回転部を回転操作するための中空部とを含む
ことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】ブッシングの内部に埋設された導体引出棒は、
補助導体の移動又は回動操作で電気機器の機器端子に電
気的に接続又は切離される。 従って、通電ケーブルの終
端部を分解及び再組み立てすることなく、該終端部の課
電試験を行うことが可能である。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1(a)は、本発明の第1発明の実施例を示
すケーブル終端接続箱縦断面図である。図の接続箱は、
先に図7を用いて説明した接続箱とほぼ同様の構成の接
続箱であって、通電用のケーブルの終端部Aの部分は大
部分図示を省略し、空き終端部Bと機器側接続Cとの
間の具体的構成を図示している。ここで、空き終端部B
コーン部21、遮蔽金具22、保護カバー23、固定
ボルト24、シャフト26及びスプリング27等の構成
は、図7において説明したものと変わるところはない。
また、ケーブル終端部Aは、ケーブル導体33とプラグ
44及びクランパ45のみを図示した。
【0016】このブッシング20は、従来のものと同
様、エポキシ樹脂等の絶縁材から成り、機器の外壁60
に固定される構成となっている。この例では、ブッシン
グ20に埋め込まれた埋め込みボルト61に対し、リン
グ状の固定用金具62がボルト63により締め付け固定
され、この固定用金具62を押え金具64で押え、ボル
ト65を用いて機器の外壁60に固定するように構成さ
れている。
【0017】さて、ここで、本発明の接続箱は、ブッシ
ング20の内部に埋設された導体引出棒50の構成に特
徴がある。この導体引出棒50には、その下端に機器側
接続Cが設けられているが、図の垂直部分の中間に、
上記空き終端部Bと機器側接続Cとの間の電気接続を
遮断する、不連続部51が設けられている。そして、こ
の不連続部51の近傍で、導体引出棒50は中空構造と
され、その中心に円柱状の補助導体52が挿入されてい
る。この補助導体52の上端には、雌ねじ部52Aが設
けられ、下端には、雄ねじ部52Bが設けられている。
図の状態では、補助導体52の雄ねじ部52Bが機器側
接続Cの側の導体引出棒50の分離導体部にねじ込ま
れ、一体に固定されている。その結果、図の例では、導
体引出棒50はその長手方向に、電気的連続性を保持し
ている。
【0018】本発明のケーブル終端接続箱は、上記のよ
うな構成にしたことにより、補助導体52をこの導体引
出棒50から取外すことが可能となる。図1(b)に、
上記補助導体52を取外す際に必要な工具53を図示し
た。この工具53は、棒状の形状をしており、その下端
に雄ねじ部53Aが設けられる。そして、作業者は空き
終端部B側のコーン部21を取除き、上記工具53を掴
んでその雄ねじ部53Aを補助導体52の雌ねじ部52
Aにねじ込む。その状態で、図の上方に工具53を引き
上げると、補助導体52が導体引出棒50から抜き取ら
れる。
【0019】尚、導体引出棒50と補助導体52との界
面に適当な摩擦力を付与するため、補助導体52の外表
面には、適当な凹凸加工が施される。尚、このようにし
て、補助導体52を抜き去った後の導体引出棒50の電
気的保護のために、図1(c)に示したような、絶縁栓
54が使用される。この絶縁栓54の先端には、ゴム等
の絶縁体からなる絶縁体部54Aが形成され、金属棒等
からなる軸部54Bの一方にこの絶縁体部54Aが、他
方にストッパー部54Cが設けられる。絶縁体部54A
は、ちょうど補助導体52の雌ねじ部52Aの付近に位
置し、導体引出棒50の長手方向の絶縁を補強する。ス
トッパー部54Cは、導体引出棒50の上端付近で固定
され、絶縁体部54Aの位置決め等を行う。
【0020】以上の構成の本発明のケーブル終端接続箱
は、図1に示した補助導体52を図1(c)に示した絶
縁栓54と置き換えることによって、導体引出棒50の
長手方向の電気接続を遮断できる。これにより、機器側
とケーブル側とでそれぞれ別々に課電試験を行うことが
できる。しかも、ケーブル終端部Aが、完成された状態
で課電試験を行うことができる。
【0021】図2に本発明の第2発明のケーブル終端接
続箱実施例を示す縦断面図を図示した。図のブッシング
20や機器の外壁60への固定構造等は図1に示したも
のと全く同様である。ここで、その導体引出棒50に設
けられた中空部には、先の実施例よりもやや短い補助導
体56が挿入されている。この補助導体56は、導体引
出棒50に設けられた中空部に挿入される点で、図1の
実施例と変わるところはない。
【0022】しかしながら、その長さは導体引出棒50
の中空部にそのまま収まる程度の長さとされる。そし
て、補助導体56の上端に設けられた雌ねじ部56A
に、先に図1(b)で示したような工具53を取付け、
補助導体56を上方に引き上げると、不連続部51にお
いて、導体引出棒50の長手方向の電気的接続が遮断さ
れる。その場合、補助導体56は、導体引出棒50の中
空部に収まったままとなり、特に取外す必要はない。
尚、この補助導体56の脱落を防止するため、Cリング
57が導体引出棒50の中空部に固定されている。この
第2発明のように、補助導体56を、導体引出棒50の
中空部において移動可能に配することによっても、第1
発明と同様の目的が達成できる。
【0023】図3に、本発明の第3発明の実施例である
ケーブル終端接続箱縦断面図を示す。図の例は、図1に
示したものとその相当部分が同一であり、重複する説明
を省略するが、導体引出棒70の構成が相違している。
この実施例では、導体引出棒70の中空部に、ちょうど
図2で説明したような形状の補助導体72が挿入されて
いる。しかしながら、この実施例の場合、導体引出棒
に不連続部は存在しない。そのかわりとして、導体引
出棒70の下方に位置する機器の端子73との間に、不
連続部71を設ける。機器の端子73は、図示しない母
線等を通じて、機器の内部回路に接続されているものと
する。補助導体72の上端には、やはり、雌ねじ部72
Aが設けられ、先に図1(b)で示したような工具53
を取付けることができる構成とされている。
【0024】従って、その工具53を用いることによっ
て補助導体72が図の上下方向にスライドできる。図3
に示す状態では、導体引出棒70と機器の端子73の間
は、その電気接続を遮断された状態とされているが、補
助導体72を下方にスライドさせることによって、その
下端を機器の端子73の凹部にはめ込み、両者の電気接
続を行うことができる。このような構成によっても、機
器側とケーブル側の電気接続を容易に断続できる。
【0025】図4に、本発明の第3発明の、他の実施例
を示すケーブル終端接続箱縦断面図を図示した。図4
(a)はその全体図で、(b)は補助導体82と機器の
端子83との接続状態を示す断面図、(c)は補助導体
82を操作するための工具86の作用説明図である。図
4(a)の構成自体、その大部分は図1(a)に示すも
のと同様であり、重複する説明を省略する。図の導体引
出棒80には、先に図3で説明した実施例と同様に不連
続部は存在しない。そのかわりとして、導体引出棒80
の下端に軸受け部80Aが、設けられている。この軸受
け部80Aは、円柱状の回転軸84を受け入れ、回転可
能に支持している。回転軸84には、ビス85によって
補助導体82が固定されている。この補助導体82は、
回転軸84の回転によってプロペラ状に回転し、機器の
端子83に対しちょうどその先端82Aがはまり込むよ
う、その長さが選定されている。
【0026】即ち、この実施例では、機器の端子83と
補助導体82の間に不連続部81が形成されている。そ
して、回転軸84の回転によってその電気的連続が断続
される構成となっている。尚、同図(b)に示すよう
に、補助導体82の先端82Aは、機器の端子83に対
し、ちょうどナイフスイッチのように挟み込まれて電気
接続が行われる。また、回転軸84を回転させるため
に、同図(c)に示すような工具86が使用される。こ
の工具86には、その下端にピン86Aが固定されてお
り、これが、回転軸84の上端に設けられた凹部84A
に挿入されて、回転軸84を回転させる構成とされてい
る。尚、この工具は、実際には、マイナスドライバやプ
ラスドライバ或は六角ボルト形式のものであっても差し
支えない。このような工具86は、既に図1〜図3で説
明した通り、空き終端部B及び導体引出棒80の中空部
を通じて、外部から挿入され操作される。本発明は上記
実施例に限定されるものではない。補助導体の形状やそ
の不連続部の形状、導体引出棒50の形状等は、同等の
効果を得るため、種々の構成に変更して差し支えない。
【0027】
【発明の効果】以上説明した本発明のケーブル終端接続
箱は、導体引出棒或は導体引出棒の端子と機器の端子と
の間に不連続部を設けて、電気接続を遮断できるように
し、そこに補助導体を着脱可能に挿入し、或は可動支持
して、その電気的連続性を断続するようにしたので、ケ
ーブル終端部が完成された状態で、このケーブル終端部
と電気機器を遮断できる。その結果、ケーブル終端接続
箱に組み立てたケーブル終端部と機器をそれぞれ電気的
に切り離し、課電試験を行うことができる。この場合補
助導体の操作が簡便でかつケーブル終端部が完成された
状態で課電試験が行えるので、該終端部の分解、再組み
立て作業が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の第1発明の実施例を示すケ
ーブル終端接続箱縦断面図、(b)は、その補助導体5
2を着脱する工具の実施例側面図、(c)は、補助導体
のかわりに挿入する絶縁栓の側面図である。
【図2】本発明の第2発明の実施例を示すケーブル終端
接続箱要部縦断面図である。
【図3】本発明の第3発明の実施例を示すケーブル終端
接続箱縦断面図である。
【図4】本発明の第3発明の他の実施例を示し、(a)
はそのケーブル終端接続箱縦断面図、(b)は機器の端
子と補助導体との接続状態断面図、(c)は補助導体操
作用工具の側面図である。
【図5】従来の機器とケーブルの接続部縦断面図であ
る。
【図6】従来の別の機器とケーブルの接続部縦断面図で
ある。
【図7】従来のケーブル終端接続箱縦断面図である。
【符号の説明】
50,70,80 導体引出棒 51,71,81 不連続部 52,56,72,82 補助導体 52A,56A,72A 雌ねじ部 52B 雄ねじ部 53 操作棒 54 絶縁栓 54A 絶縁体部 54B 軸部 54C ストッパー部 73,83 機器の端子 A ケーブル終端部 B 空き終端部 C 機器側接続
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−191916(JP,A) 特開 平5−184044(JP,A) 特開 平4−347821(JP,A) 特開 平4−347820(JP,A) 特開 昭55−144717(JP,A) 実開 平2−49320(JP,U) 実開 昭59−117119(JP,U) 特公 昭55−31684(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 15/00 - 15/196

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器に固定される絶縁性のブッシン
    グと、該ブッシングに埋設され、前記電気機器側の機器
    端子に接続される導体引出棒と、前記ブッシングに取付
    けられて前記導体引出棒に接続される通電ケーブルの終
    端部と、前記ブッシングに設けられ、前記終端部の課電
    試験時に課電用ケーブルが前記導体引出棒と接続可能な
    空き終端部とを備えるケーブル終端接続箱において、 前記導体引出棒の、前記機器端子と接続されて分離され
    ている分離導体部と、 前記導体引出棒に、前記空き終端部と前記分離導体部間
    を連通して設けられる中空部と、 該中空部に移動可能に配され、前記空き終端部を介する
    移動操作で前記分離導体部に対し電気的に接続及び切離
    される補助導体とを含むことを特徴とするケーブル終端
    接続箱。
  2. 【請求項2】 電気機器に固定される絶縁性のブッシン
    グと、該ブッシングに埋設され、前記電気機器側の機器
    端子に接続される導体引出棒と、前記ブッシングに取付
    けられて前記導体引出棒に接続される通電ケーブルの終
    端部と、前記ブッシングに設けられ、前記終端部の課電
    試験時に課電用ケーブルが前記導体引出棒と接続可能な
    空き終端部とを備えるケーブル終端接続箱において、 前記導体引出棒に、前記空き終端部に連通して設けられ
    る中空部と、 該中空部に移動可能に配され、前記空き終端部を介する
    移動操作で前記機器端子に対し電気的に接続及び切離さ
    れる補助導体とを含むことを特徴とするケーブル終端接
    続箱。
  3. 【請求項3】 電気機器に固定される絶縁性のブッシン
    グと、該ブッシングに埋設され、前記電気機器側の機器
    端子に接続される導体引出棒と、前記ブッシングに取付
    けられて前記導体引出棒に接続される通電ケーブルの終
    端部と、前記ブッシングに設けられ、前記終端部の課電
    試験時に課電用ケーブルが前記導体引出棒と接続可能な
    空き終端部とを備えるケーブル終端接続箱において、 前記導体引出棒の一端に回転操作可能に設けられる回転
    部と、 該回転部の回転操作で回動し、前記機器端子に対し電気
    的に接触及び被接触可能な補助導体と、 前記導体引出棒に前記空き終端部と連通して設けられ、
    前記回転部を回転操作するための中空部とを含むことを
    特徴とするケーブル終端接続箱。
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